JP2793933B2 - 自動折畳み塔式クレーン - Google Patents

自動折畳み塔式クレーン

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JP2793933B2
JP2793933B2 JP4262330A JP26233092A JP2793933B2 JP 2793933 B2 JP2793933 B2 JP 2793933B2 JP 4262330 A JP4262330 A JP 4262330A JP 26233092 A JP26233092 A JP 26233092A JP 2793933 B2 JP2793933 B2 JP 2793933B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/18Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes
    • B66C23/26Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes for use on building sites; constructed, e.g. with separable parts, to facilitate rapid assembly or dismantling, for operation at successively higher levels, for transport by road or rail
    • B66C23/34Self-erecting cranes, i.e. with hoisting gear adapted for crane erection purposes
    • B66C23/348Self-erecting cranes, i.e. with hoisting gear adapted for crane erection purposes the erection being operated by jacks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に使用場所へ、また
ある現場から他の現場へ道路輸送をするための自動折畳
み塔式クレーンに関する。さらに詳しくは本発明は、機
械の折畳み時に手作業の介入を全く避けることができる
クレーン全体の着想に関する。
【0002】
【従来の技術】折畳み塔式クレーンの分野では、入れ子
マスト式クレーン、折畳みマスト式クレーン及び一要素
のみで構成されたマスト式クレーンが区別される。本発
明は、折畳みマスト式すなわち互に連接によって接続さ
れ、したがってクレーンの輸送のために一方を他方上に
折畳むことができる少なくとも二つの要素から構成され
るマストをもった塔式クレーンに関し、そのようなクレ
ーンでは、輸送位置の折畳み時に現われるロープの“た
るみ”を除去することは困難である。
【0003】この種のクレーンは一般に、マストの頂部
に連接され、剛性束の頂部に接続されると同時にマスト
の頂部に連接され、剛性束の頂部を回転台枠の後部に接
続する後部固定装置を形成するロープによってその位置
を保持されるブームを有し、回転台枠はマストの基部に
位置し、釣合いバラストを支えている(例えばフランス
国特許第2,548,646号参照)。
【0004】マストが折畳まれるとき、ブーム及び剛性
束は、ブームの重さの作用でマストへの連接点周りに回
動し、ロープは、この段階中は緊張を保っている後部固
定装置及び筋かいを構成する。折畳みの次の段階では、
ブームはマストの上部と接するようになり、筋かい及び
後部固定装置のロープは段々と緩んで、ロープが急速に
劣化するのを避けようとするならば、例えばループをつ
くってそれを取除いたり相殺しようとする“たるみ”が
増す。
【0005】公知の第1の種類の実施態様によれば、ロ
ープはその端部の固定点から手でほどかれ、次いで荷上
げ機械とともに輸送するために、巻枠に巻きつけて貯え
られるか、同様に地上にとぐろ巻きにされる。この実施
態様は、クレーンの設置及び場所の変更の時間を明らか
に増大するいくつかの手作業の介入を必要とし、現場の
工業化を伴なう作業はこの種の機械にとってますます見
かけられる。
【0006】ますます普及した第2の種類の実施態様に
よれば、直接にせよ複滑車を介してにせよロープは機械
化され、クレーンの折畳み時に現われるロープの長さの
過剰はドラムに自動的に巻取られる(フランス国特許第
2,636,616号及びその第1追加特許第2,64
3,625号参照)。解決すべき課題の観点からは、こ
の実施態様は完全な満足を与えるが、その考え方は複雑
で高価である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自動折畳
み、すなわち手作業の介入を全く伴なわないで、簡単で
経済的な塔式クレーンを提供することによって、上に明
らかにされた欠点を改良するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明による自
動折畳み塔式クレーンは、互に水平軸周りに連接により
接続された、一方は下方部分で他方は上方部分の二つの
部分からなる折畳み可能なマスト、マストの頂部に連接
され、マストの頂部又はブームの後部に連接された剛性
束の頂部に接続されたブーム筋かいに支持されたブー
ム、及び剛性束頂部を、マスト基部に位置し、釣合いバ
ラストを支えている回転台枠の後部に接続する後部固定
装置を公知のように有し、マストの下方部分は回転台枠
の前部に水平軸周りに連接され、一方、ジャッキのよう
な機械化装置はマストの折畳み/拡開を操作する自動折
畳み塔式クレーンであって、ブーム筋かいが互に連接さ
れた少なくとも二つの剛性要素で形成されること、及び
後部固定装置が、その下部は回転台枠の後部の固定点に
連接により接続された剛性要素で形成され、その上部は
ブーム剛性束までロープによって延ばされており、連接
棒が後部固定装置の剛性要素を折畳み可能なマストの下
方部分に接続し、機械化装置がマストの二つの部分を互
に接続することを主として特徴としている。
【0009】本発明の好ましい一実施態様によれば、ブ
ーム筋かいは、互に水平軸周りに順次接続された四つの
剛性要素で形成され、要素の長さは剛性束がブーム上に
折返されるように定められ、四つの剛性要素全体もまた
ブーム上に折返され、前記要素は高さの最小の場所を占
めるように互に完全に折畳まれる。さらにこれは完全に
折畳まれるクレーンのようなものであり、したがって輸
送位置では、二重連接棒及び後部固定装置の剛性要素は
一直線にされ、一方この後部固定装置の上部を形成する
ロープはゆるまされる。
【0010】ブームの後部は第1の案内ローラを備え、
一方第2の案内ローラは、基部がマストの上方部分の頂
部の後部にしっかり固定されている後部引起し束の、引
込め可能な端部に配置されるのが有利であり、それ故ク
レーンの折畳み時には、後部固定装置のロープは支えら
れるようになり、永久ゆるみを残したまま二つのローラ
に案内される。
【0011】特殊な一実施態様によれば、ブーム脚部及
びブーム先端の少なくとも二つの要素からなるブームの
場合には、ブーム先端部の前方部分は、ブーム剛性束と
直角に、ブーム筋かいの折畳まれた部分及び後部固定装
置のロープの上部を収容する空間を、ブーム脚部上への
ブーム前端部の折畳み時に設けるように、ブームの通常
の高さに比べて高さを低くされている。
【0012】したがって構造の細部がどうであっても、
自動折畳み、すなわち特に道路輸送用に手作業の介入な
しに折畳み可能な塔式クレーンが、ロープの“たるみ”
によって提起された課題を、これらのロープを機械化す
るのに複雑で高価な解決策に頼ることなしに解決するこ
とによって実現された。いずれにせよ本発明及び他の特
徴は、限定しない例としてこの自動折畳み塔式クレーン
の一実施態様を示す添付の略図的図面を参照しながら以
下になされる説明によって一層理解され、明らかになる
であろう。
【0013】
【実施例】図1に略図的に示された塔式クレーンは、方
向転換装置2を介して回転台枠3を支える固定又は移動
式基礎台枠1を公知のように有し、回転台枠3は、後部
に釣合い錘4を支え、前部には水平軸9周りに後面に互
に連接によって接続される基部マスト7及び上部マスト
8からなる折畳み可能なマスト6が、水平軸5周りに連
接される。
【0014】このクレーンは、拡開及び折畳みが可能
で、ここではそれぞれブーム脚部11,ブーム折畳み中
間要素12及びブーム先端部13として示され、それら
の下側フレーム(“下側”フレームとは、拡げられた作
業位置にあるブームに関しての意味)の高さに配置され
た水平軸14,15周りに互に連接される三つの要素で
つくられる分配ブーム10を備える。
【0015】上部マスト8は、マスト6の両側に対称的
に配置され、上部マスト8の基部に位置する水平軸17
周り、及び回転台枠3の後部に位置する水平軸18周り
にそれぞれ連接される2本の組立て支線16を介して、
回転台枠3に接続される。
【0016】ブーム10は、マスト6の頂部に水平軸1
9周りに連接され、ブーム脚部11の上側フレーム22
の固定点21を、クレーン後部の方に傾斜し、ブーム脚
部11の基部に水平軸25周りに連接されるブーム剛性
束24の頂部23に接続するブーム筋かい20によっ
て、その位置を保持される。剛性束24自身は、剛性束
24の頂部23を回転台枠3の後部に配置された固定点
27に接続する後部固定装置26によって、その位置を
保持される。クレーンはその組立てのために、すなわち
マストの組立て、ブームの引起し及び拡開のために機械
化され、そのため油圧ジャッキ46が、基部マスト7を
上部マスト8に接続する。
【0017】図3,図4及び図5に示されたように、ブ
ーム筋かい20は四つの剛性要素28,29,30,3
1から構成される。上部要素28は、ブーム剛性束24
頂部23の連接点と次の要素29への水平軸32周りの
連接点の間のほぞを形成する二重連接棒である。次の要
素29は、その端部に孔をあけられスペーサによって互
に接続された同じ2枚の鉄板で構成され、2枚の鉄板の
セットは、前の要素28への連接点(水平軸)32用及
び次の要素30への水平軸33周りの連接点用のキャッ
プを形成する。次の要素30は、前の要素29への連接
点(水平軸)33用のほぞを形成し、次の要素31への
水平軸34周りの連接点用のキャップを形成する二重連
接棒である。
【0018】最後に、ブーム筋かい20のもっとも大き
な部分を構成する最後の要素31は、ブーム10の方に
開いたU字形鋼からなり、この形鋼の第1端部は、輪郭
の両側に対称的に溶接され、長手方向にずらされた二つ
の孔34,35をあけられた2枚の鉄板で構成され、第
1の孔34は前の要素30との連結を確実にし、第2の
孔35は、引起されたブームをもったクレーンを得るた
めに、二重連接棒30を除去することによってブーム筋
かい20が短くされるときに、要素29との直接連結を
確実にする(図5の鎖線図参照)。
【0019】ブーム筋かい20の最後の要素31の長さ
は、このブー筋かい20の下に位置するブーム脚部11
の上側フレーム22の長さと同じ程度である。ブーム筋
かい20の三つの要素28,29,30を組立てて一直
線にした全体の長さは、ブーム剛性束24の長さと同じ
程度である。
【0020】後部固定装置26は、一方ではクレーンの
外側の方に開き、回転台枠3の後部に配置された固定点
27に連接によって接続されるU字形鋼の下部剛性要素
36で構成され、他方ではブーム剛性要素24頂部23
を下部剛性要素36の自由端部38に接続する一定長の
柔軟なロープ37で構成される。さらに剛性連結二重連
接棒39は、後部固定装置26の下部剛性要素36の自
由端部38を、基部マスト7の上部の両側に位置し、基
部マスト7の上部マスト8への連接点からわずかな距離
にある二つの固定点40に、水平軸周りの連接によって
接続する。
【0021】クレーンはさらに、ブーム10の後部に配
置された第1ロープ案内装置41及び後部引起し束44
の引込め可能な端部43に配置された第2ロープ案内装
置42を備え、後部引起し束44の基部45は、上部マ
スト8頂部の後側にしっかり固定される。2台のロープ
案内装置41,42は、特に水平軸の案内ローラの形状
につくることができる。
【0022】最後に図6に明らかに示されるように、折
畳み可能なマスト6の二つの部分7及び8は、固定点2
7及び水平軸32,33,34のようないろいろな連接
軸と平行な前側面48及び後側面49を有する、八角形
断面のケーソンでどちらも構成される。この形状は、互
に対して平行な、また直角な面を提供することによっ
て、いろいろな組立てや必要な連接に適した、理想的な
円形断面に近づくことで有利である。
【0023】図1に示された作業位置から、これまでに
述べたクレーンの折畳みは次のように行われる。マスト
6の折畳みをジャッキ46で操作することによって、回
転台枠3への水平連接軸5周りに基部マスト7の前方へ
の回動がまず行われ、一方上部マスト8は、それを支え
る組立て支線16の作用で、基部マスト7への水平連接
軸9周りに後方へ回動する。
【0024】この運動の間に、後部固定装置26は、上
部マスト8に対して水平連接軸19周りに回動するブー
ム10の重さの作用で緊張状態を保ち、一方、ブーム筋
かい20もまた同時に緊張状態にあり、ブーム剛性束2
4は、上部マスト8に対して水平連接軸25周りに回動
する。
【0025】運動は続けられ、後部固定ロープ37は、
ロープ37が案内され、応力が認められるように、後部
引起し束44のロープ案内装置42で段々に身を支える
ようになる。ブーム10が上部マスト8に対して折返さ
れたとき、ブーム筋かい20はその自重の作用で自身の
上に折畳まれ、一方ブーム剛性束24は、後部固定装置
26を常に緊張状態に保ちながらブーム10上に折返さ
れる。作業の最後では、クレーンは、図2に示された輸
送の折畳み位置にある。
【0026】有利な配置によれば、ブーム筋かい20の
U字断面をもった要素31は、輸送の折畳み位置ではブ
ーム脚部11の四角な断面の上側フレーム22を覆うよ
うになり、したがって折畳まれたブーム10及びブーム
筋かい20で形成される全体の高さを減少する。他の有
利な配置によれば、後部固定装置26のU字断面をもっ
た要素36は、クレーンが折畳まれるときに基部マスト
7と上部マスト8との間を通るロープ37の部分の案内
に役立つ。さらに他の特徴によれば、後部引起し束44
の引込め可能な端部43は、クレーンが折畳まれるとき
に、運送中のクレーンの長さのかさばりを制限するよう
にそれ自身部分的に折畳むことができる。
【0027】輸送の折畳み位置からクレーンが拡げられ
るとき、運動はこれまでに述べた運動と逆であることは
当然であり、ジャッキ46は反対方向に操作される。ブ
ーム10が、その下側フレームの高さで互に連接される
複数の要素11,12,13を有する、ここで述べられ
た例では、装置47は、これまでに述べられたクレーン
の全体の折畳みとは別にこのブーム10の折畳みを可能
にする。
【0028】有利な配置によれば、ブーム先端部13が
ブーム脚部11の全長上に折畳まれる場合に、ブーム先
端部13の前方部分は、折畳まれたブーム剛性束24と
直角に、ブーム筋かい20の折畳まれた部分及び後部固
定ロープ37の上部を収容する空間を折畳み位置で設け
るように、ブーム10の通常の高さに比べて高さを低く
されている。
【0029】最後にクレーンが折畳まれると、二重連接
棒30を取除くこと及び一層短いブーム筋かい20を形
成するようにブーム筋かい20の要素29の軸33を直
接要素31の軸35に挿入することは容易であり、その
場合は軸34も取除かれる。したがって拡げられた状態
では引起されたブームをもったクレーンが得られる。
【0030】当然のことではあるが上に述べたことから
わかるように、本発明は例として上記した自動折畳み塔
式クレーンの実施態様に限られるものではなく、すべて
の変形及び同一原理に基く応用を含むものである。した
がって次のものは本発明の範囲から逸脱するものではな
い。− 互に連接されるいくつかの剛性要素でつくられたブ
ーム筋かいの利用によるもので、これらの要素の数は、
全部で少なくとも2である。
【0031】−構成の細部が上記と異なる後部固定装
置の利用によるもの。− ジャッキ46の代りに、あらゆる同等の機械化装置
によるもの。− 八角形とは異なる断面のケーソン又は格子製のマス
トの利用によるもの。− ブームの構造や折畳み装置に関連した異なる着想の
クレーンへの、折畳みの同一原理の利用によるもの。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動折畳み塔式クレーンの作業位
置にある側面図。
【図2】図1と同じクレーンの輸送折畳み位置にある側
面図。
【図3】引起された位置にある筋かいと束をもったブー
ムの細部を示す、同じクレーンの拡大部分側面図。
【図4】図1の位置の筋かいと束の配置を示す、折畳ま
れた位置にあるブームを示す図3と同様の図。
【図5】ブームの筋かいを部分的に示す、上からの細部
平面図。
【図6】折畳み可能なマストの断面図。
【符号の説明】
1 基礎台枠 2 方向転換装置 3 回転台枠 4 釣合い錘 5,9,14,15,17,18,19,25,32,
33,34 水平軸(連接軸) 6 折畳み可能なマスト 7 基部マスト 8 上部マスト 10 分配ブーム 11 ブーム脚部 12 ブーム折畳み中間要素 13 ブーム先端部 16 組立て支線 20 ブーム筋かい 21,27,40 固定点 22 上側フレーム 23 頂部 24 ブーム剛性束 26 後部固定装置 28,29,30,31 ブーム筋かいの要素 34,35 孔 36 剛性下部要素 37 柔軟なロープ 38 剛性下部要素36の自由端部 39 剛性連結二重連接棒 41,42 ロープ案内装置 43 後部引起し束44の引込め可能な端部 44 後部引起し束 45 後部引起し束44の基部 46 油圧ジャッキ 48 マスト6の前側面 49 同後側面

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に水平軸(9)周りに連接により接続
    された、一方は下方部分(7)で他方は上方部分(8)
    の二つの部分からなる折畳み可能なマスト(6)、マス
    ト(6)の頂部に連接され、マスト(6)の頂部又はブ
    ーム(10)の後部にそれ自身連接された剛性束(2
    4)の頂部に接続されたブーム筋かい(20)によって
    支持されたブーム(10)、及び剛性束(24)の頂部
    (23)を、マスト(6)の基部に位置し、釣合いバラ
    スト(4)を支えている回転台枠(3)の後部に接続す
    る後部固定装置(26)を有し、マスト(6)の下方部
    分(7)が回転台枠(3)の前部に水平軸(5)周りに
    連接され、一方、ジャッキのような機械化装置(46)
    がマスト(6)の折畳み/拡開を操作する種類の自動折
    畳み塔式クレーンにおいて、ブーム筋かい(20)が互
    に連接された少なくとも二つの剛性要素(28,29,
    30,31)で形成されること、及び後部固定装置(2
    6)が、下部は回転台枠(3)の後部の固定点(27)
    に連接により接続された剛性束(36)で形成され、上
    部はブーム剛性束(24)まで一定長のロープ(37)
    によって延ばされており、連接棒(39)が、後部固定
    装置(26)の剛性要素(36)を折畳み可能なマスト
    (6)の下方部分(7)に接続し、機械化装置(46)
    がマスト(6)の二つの部分(7,8)を互に接続する
    ことを特徴とする自動折畳み塔式クレーン。
  2. 【請求項2】 ブーム筋かい(20)が、互に水平軸
    (32,33,34)周りに順次連接された四つの剛性
    要素(28,29,30,31)で形成されることを特
    徴とする請求項1記載の自動折畳み塔式クレーン。
  3. 【請求項3】 ブーム筋かい(20)の最初の三つの要
    素(28,29,30)が二重連接棒によって構成され
    ることを特徴とする請求項2記載の自動折畳み塔式クレ
    ーン。
  4. 【請求項4】 ブーム筋かい(20)のもっとも大きな
    部分を構成する最後の要素(31)が、ブーム(10)
    の方へ開いたU字形鋼で構成されることを特徴とする請
    求項2又は3記載の自動折畳み塔式クレーン。
  5. 【請求項5】 ブーム脚部(11)及びブーム先端部
    (13)の少なくとも二つの要素からなるブーム(1
    0)をもった請求項2ないし4のいずれか1項に記載の
    自動折畳み塔式クレーンにおいて、ブーム筋かい(2
    0)の最後の要素(31)の長さが、前記ブーム筋かい
    (20)の下に位置するブーム脚部(11)の上側フレ
    ーム(22)の長さとほぼ同じであること、及びブーム
    筋かい(20)の三つの要素(28,29,30)が組
    立てられ、一直線にされた全体の長さが、ブーム剛性束
    (24)の長さとほぼ同じであることを特徴とする自動
    折畳み塔式クレーン。
  6. 【請求項6】 ブーム脚部(11)の全長上に折返され
    るブーム先端部(13)の前方部分が、折畳まれたブー
    ム剛性束(24)に直角に、ブーム筋かい(20)の折
    畳まれた部分及び後部固定装置(26)のロープ(3
    7)の上部を収容する空間を折畳み位置で設けるよう
    に、ブーム(10)の通常の高さに比べて低い高さであ
    ることを特徴とする請求項5記載の自動折畳み塔式クレ
    ーン。
  7. 【請求項7】 ブーム筋かい(20)が、引起されたブ
    ーム(10)をもったクレーンを得るために、ブーム筋
    かいの要素一つ(30)を取除くことによって短くでき
    るようになっていることを特徴とする請求項2ないし6
    のいずれか1項に記載の自動折畳み塔式クレーン。
  8. 【請求項8】 ブーム(10)の後部が、後部固定装置
    (26)のロープ(37)のための第1の案内ローラ
    (41)を備え、一方、ロープ(37)のための第2の
    案内ローラ(42)が、基部がマスト(6)の上方部分
    (7)の頂部の後部にしっかり固定されている、後部引
    起し束(44)の引込め可能な端部(43)に配置され
    ていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1
    項に記載の自動折畳み塔式クレーン。
  9. 【請求項9】 回転台枠(3)の固定点(27)に連接
    によって接続された後部固定装置(26)の下部剛性要
    素(36)が、クレーンの外側に開いたU字形鋼を有す
    ることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に
    記載の自動折畳み塔式クレーン。
  10. 【請求項10】 後部固定装置(26)の剛性要素(3
    6)を折畳み可能なマスト(6)の下方部分(7)に接
    続する連接棒が、折畳み可能なマスト(6)の上方部分
    (8)との連接点(9)からわずかの距離にある、マス
    ト(6)の下方部分(7)の両側に位置する二つの固定
    点(40)に連接によって接続された二重連接棒(3
    9)であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
    か1項に記載の自動折畳み塔式クレーン。
  11. 【請求項11】 折畳み可能なマスト(6)の二つの部
    分(7,8)がいずれも八角形断面のケーソンによって
    構成され、前記ケーソンが、ブーム筋かい(10)の剛
    性要素(28,29,30,31)の連接軸(32,3
    3,34)、及び後部固定装置(26)の下部剛性要素
    (36)の回転台枠(3)の後部への連接軸(27)と
    平行な前側面(48)及び後側面(49)を有すること
    を特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載
    の自動折畳み塔式クレーン。
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