JP3611218B2 - 杭打装置及び地盤改良装置 - Google Patents

杭打装置及び地盤改良装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3611218B2
JP3611218B2 JP05677195A JP5677195A JP3611218B2 JP 3611218 B2 JP3611218 B2 JP 3611218B2 JP 05677195 A JP05677195 A JP 05677195A JP 5677195 A JP5677195 A JP 5677195A JP 3611218 B2 JP3611218 B2 JP 3611218B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leader
catwalk
winch
base
crane boom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP05677195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08230771A (ja
Inventor
正博 田中
バーバー ジェリー
Original Assignee
株式会社トリオマリンテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トリオマリンテック filed Critical 株式会社トリオマリンテック
Priority to JP05677195A priority Critical patent/JP3611218B2/ja
Publication of JPH08230771A publication Critical patent/JPH08230771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3611218B2 publication Critical patent/JP3611218B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は杭打装置及び地盤改良装置に係り、特に湖,海上等の作業船に搭載される杭打装置及び地盤改良装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
海上等の作業船から杭を打つ杭打装置については、従来から作業船にクレーンブームと、このクレーンブームに連結されたリーダーと、このリーダーに案内されるハンマーと、を備えており、所定角度で杭を打つことが出来るように、油圧シリンダ装置からなるキャットウオークがクレーンとリーダーとの間に設けられ、キャットウオークを伸縮させてリーダーの角度に傾斜を付け、斜めに杭を打つ技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし大斜杭角度、大口径長杭を打つときには、大斜杭角度、大口径長杭に対応したクレーンの大型化と共にリーダー装置の大型化や大能力化が求められる。その際キャットウォークを大型油圧シリンダによる伸縮機構とすると、大型油圧シリンダ自体の重量が大きくなり、価格も高くなる。またキャットウォークやリーダーが重くなればクレーン能力もより大とせざるを得なくなってしまい、悪循環となる。
【0004】
また海上における杭打装置にあっては、作業船の傾斜により、リーダーを所定の角度に精度良く配置することができず、杭打作業が出来ないことがあり、さらに傾斜角度によっては、ブームとリーダーとの接続部に、設計以上の力が加わるおそれがある。
【0005】
さらに地盤改良装置においては、作業船にタワーを垂直に立てたまま洋上移動しており、タワーが高く構成されているために、作業船が不安定となり、環境の影響を受け、事故率が高く問題になっている。
【0006】
本発明の目的は、キャットウオークを軽量及び安価にすることにより、キャットウオーク自身のコストダウンと共にクレーン自体をコストダウンして安価で高性能な杭打装置を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、斜抗を打つときに、精度良くリーダーを配置でき、ブームとリーダーとの接続部に設計以上の力がかからない杭打装置を提供することにある。
【0008】
本発明の更に他の目的は、環境の影響を少なくして、安定して移動が可能な地盤改良装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1に係る杭打装置は、作業船上に配設された基台と、該基台に連結されたクレーンブームと、該クレーンブームに接続部を介して取り付けられたリーダーと、該リーダーに摺動可能に配設された杭打ちハンマーと、前記基台とリーダーとの間を連結するキャットウオークと、を備え、前記キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられてなり、前記最終段のキャットウオーク部材の先端側には、連結基部が配設され、該連結基部には、前記リーダーに連結された連結部を回動可能に支持する水平軸と、前記連結部に当接したロッドを進退動させて前記連結部を前記水平軸に沿って平行に移動させる調整用油圧シリンダ装置と、が配設されることを特徴とする。
【0010】
また、本願請求項2に係る杭打装置は、作業船上に配設された基台と、該基台に連結されたクレーンブームと、該クレーンブームに接続部を介して取り付けられたリーダーと、該リーダーに摺動可能に配設された杭打ちハンマーと、前記基台とリーダーとの間を連結するキャットウオークと、を備え、前記キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられてなり、前記クレーンブームとリーダーとの接続部は、前記クレーンブームの先端部に設けられた水平軸に回動可能に取付けられた連結部材と、該連結部材に連結され前記リーダーと摺動可能に係合するスライド部材と、を備え、前記連結部材と前記スライド部材は、前記水平軸に対して直角に交わる連結ピンによって、該連結ピンを回動軸として回動可能に連結されることを特徴とする。
0011
そして、前記キャットウオークは、本願請求項のように、引き込み用ウインチと、引き出し用ウインチと、ワイヤーロープと、を備え、前記引き込み用ウインチに巻回されたワイヤロープの先端は前記キャットウオーク部材の最終段に連結され、前記引き出し用ウインチに巻回されたワイヤロープの先端は前記複数段のキャットウオーク部材に配設された各シーブを介して最終段のキャットウオーク部材と連結固定され、上記ワイヤーロープを常時張力を懸架して構成する。
0012
また請求項のように、リーダーの長さ及び高さを調整可能にすると好適である。
0013
本願請求項に係る地盤改良装置は、作業船上に配設された基台と、該基台に連結されたクレーンブームと、クレーンまたは作業船上に設けられたリニアウインチと、伸縮可能なリーダーと、該リーダーに案内される地盤改良装置と、前記基台とリーダーとの間を連結するキャットウオークと、を備え、前記キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられ、前記リーダーは複数段のリーダー部材がリニアウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられ、前記リニアウインチと連結されたワイヤロープを調整することにより前記リーダーの長さ及び高さを調整可能にし、前記最終段のキャットウオーク部材の先端側には、連結基部が配設され、該連結基部には、前記リーダーに連結された連結部を回動可能に支持する水平軸と、前記連結部に当接したロッドを進退動させて前記連結部を前記水平軸に沿って平行に移動させる調整用油圧シリンダ装置と、が配設されることを特徴とする。
【0014】
本願請求項6に係る地盤改良装置は、作業船上に配設された基台と、該基台に連結されたクレーンブームと、クレーンまたは作業船上に設けられたリニアウインチと、伸縮可能なリーダーと、該リーダーに案内される地盤改良装置と、前記基台とリーダーとの間を連結するキャットウオークと、を備え、前記キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられ、前記リニアウインチと連結されたワイヤロープを調整することにより前記リーダーの長さ及び高さを調整可能にし、前記クレーンブームとリーダーとの接続部は、前記クレーンブームの先端部に設けられた水平軸に回動可能に取付けられた連結部材と、該連結部材に連結され前記リーダーと摺動可能に係合するスライド部材と、を備え、前記連結部材と前記スライド部材は、前記水平軸に対して直角に交わる連結ピンによって、該連結ピンを回動軸として回動可能に連結されることを特徴とする。
【0015】
【作用】
本願請求項1,2に係る杭打装置は、キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられているので、従来からキャットウオークを構成している油圧シリンダ装置に比して軽量であり、クレーンに重量負担をかけることなく構成することができ、杭打装置を軽量で安価に構成することができる。
【0016】
また請求項1で示すように、最終段のキャットウオーク部材の先端側には、連結基部が配設され、該連結基部には、前記リーダーに連結された連結部を回動可能に支持する水平軸と、前記連結部に当接したロッドを進退動させて前記連結部を前記水平軸に沿って平行に移動させる調整用油圧シリンダ装置と、が配設される構成とすると、作業船の傾斜等があっても、水平軸回り及び調整用油圧シリンダ装置による移動で対応することが可能となる。
【0017】
また請求項2で示すように、前記クレーンブームとリーダーとの接続部は、前記クレーンブームの先端部に設けられた水平軸に回動可能に取付けられた連結部材と、該連結部材に連結され前記リーダーと摺動可能に係合するスライド部材と、を備え、前記連結部材と前記スライド部材は、前記水平軸に対して直角に交わる連結ピンによって、該連結ピンを回動軸として回動可能に連結されると、より複雑な斜抗に対応することが出来る。
0018
そして、キャットウオークは、本願請求項のように、引き込み用ウインチと、引き出し用ウインチと、ワイヤロープと、を備え、前記引き込み用ウインチに巻回されたワイヤロープの先端は前記キャットウオーク部材の最終段に連結され、前記引き出し用ウインチに巻回されたワイヤロープの先端は前記複数段のキャットウオーク部材に配設された各シーブを介して最終段のキャットウオーク部材と連結固定され、上記ワイヤロープを常時張力を懸架して構成すると、常時には引き込み用ウインチと引き出し用ウインチによって、ワイヤロープは緊張されているため、キャットウオーク部材は所定に固定されている。
0019
そして、引き込み用ウインチと引き出し用ウインチのバランスを崩して、引き出し用のウインチに連結されたワイヤロープを強く巻回すると、ワイヤロープの先端は各段のシーブを介して最終段のキャットウオーク部材と連結されているために、各段のキャットウオーク部材が伸張される。
0020
なお引き込み用ウインチと引き出し用ウインチのバランスを崩して、引き込み用のウインチに連結されたワイヤロープを強く巻回することにより、上記各キャットウオーク部材は上記動作と逆作用をして縮小することができる。
【0021】
また請求項のようにすると、リーダーの長さを調整可能にすることにより、リーダー長さを作業の内容に合わせて自在に伸縮させ、対応することができる。
【0022】
本願請求項5,6に係る地盤改良装置は、作業船上に配設された基台と、該基台に連結されたクレーンブームと、クレーンまたは作業船上に設けられたリニアウインチと、伸縮可能なリーダーと、該リーダーに案内される地盤改良装置と、前記基台とリーダーとの間を連結するキャットウオークと、を備え、前記キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられ、前記リニアウインチと連結されたワイヤロープを調整することにより前記リーダーの長さ及び高さを調整可能にしているので、従来のように作業船にタワーを配設し、このタワーを垂直に立てたまま洋上移動しているために生じている高い事故率が、リニアウインチを使って伸縮タイプにすることにより最も低コストにてタワーの損傷を最小限にすることができ、極めて実用的である。また伸縮できるので、例えば橋をくぐって川の上流の地盤改良工事をすることも可能になり、従来の常識をくつがえす工法、コストダウンが可能となる。
【0023】
また請求項5で示すように、前記最終段のキャットウオーク部材の先端側には、連結基部が配設され、該連結基部には、前記リーダーに連結された連結部を回動可能に支持する水平軸と、前記連結部に当接したロッドを進退動させて前記連結部を前記水平軸に沿って平行に移動させる調整用油圧シリンダ装置と、が配設される構成とすると好適である。
【0024】
また請求項6で示すように、前記クレーンブームとリーダーとの接続部は、前記クレーンブームの先端部に設けられた水平軸に回動可能に取付けられた連結部材と、該連結部材に連結され前記リーダーと摺動可能に係合するスライド部材と、を備え、前記連結部材と前記スライド部材は、前記水平軸に対して直角に交わる連結ピンによって、該連結ピンを回動軸として回動可能に連結される構成とすると好適である。
0025
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
0026
図1乃至図3は請求項1に係る実施例を示すものであり、図1は杭打装置を示す説明図、図2はキャットウオークを伸張しないでリーダーを傾斜させた状態を示す説明図、図3はキャットウオークを伸張してリーダーを傾斜させた状態を示す説明図、図4及び図5は共に杭打装置を示す説明図、図6乃至図9はキャットウオークの実施例を示すもので、図6はキャットウオークの平面図、図7は図6のA−A矢視図、図8はキャットウオークの側面図、図9はキャットウオークの伸縮を示す説明図である。さらに図10及び図11はブームとリーダーとの接続部を示す実施例であり、図10は接続部を上方から見た説明図、図11は図10のB−Bからみたブームとリーダーとの接続部を示す説明図である。
0027
本例の杭打装置は、作業船1と、作業船1上に配設された基台2と、この基台2に連結されたクレーンブーム3と、このクレーンブーム3に接続部7を介して取り付けられたリーダー4と、このリーダー4に摺動可能に配設された杭打ちハンマー5と、基台2とリーダー4との間を連結するキャットウオーク6と、を主要構成要素とする。なお図1中、記号Kは杭,記号Wは水面である。
0028
そして本例のキャットウオーク6は、複数段の枠体からなるキャットウオーク部材111,112,113がウインチ11,12とワイヤロープ13によって伸縮可能に組み付けられている。より具体的には、引き込み用ウインチ11と、引き出し用ウインチ12と、ワイヤロープ13と、連結基部14と、連結部15と、リーダー左右調整バー16と、調整用油圧シリンダ装置17と、を主要構成要素としている。
0029
本例のキャットウオーク6は、図6乃至図9で示すように、ベース部材110と、1段目キャットウオーク部材111と、2段目キャットウオーク部材112と、最終段としての3段目キャットウオーク部材113とから構成されている。ベース部材110の両側後端部には、引き出し用ウインチ12と、引き込み用ウインチ11がそれぞれ2基づつ、合計で4台配設されている。そしてこれらのウインチ11,12には、それぞれワイヤーロープ13が巻回されている。
0030
図9で示すように、ベース部材110と最終段である3段目キャットウオーク部材113の先端側には、第1シーブ121及び第2シーブ122が配設されており、それぞれの引き込み用ウインチ11に巻回されたワイヤロープ13は、3段目キャットウオーク部材113の先端側の第2シーブ122を介して、ベース部材110側へ戻り、さらにベース部材110の第1シーブ121を介して、ワイヤロープ13の先端を、最終段である3段目キャットウオーク部材113に固定している。この最終段である3段目キャットウオーク部材113の先端側には、後述する連結基部14が配設されている。
0031
また本例のキャットウオーク6の1段目キャットウオーク部材111の先端側(即ちリーダー4側)には、シーブが左右に配設されているが、本例では1段目キャットウオーク部材111には第3シーブ123と第4シーブ124が左右に設けられている。また2段目キャットウオーク部材112には、後端側(即ちリーダー4と反対側)にそれぞれ第5シーブ125と第6シーブ126が設けられ、先端側には第7シーブ127と第8シーブ128が設けられている。さらに3段目キャットウオーク部材113の後端側にそれぞれ第9シーブ129と第10シーブ130が設けられている。
0032
そして3段目キャットウオーク部材113は2段目キャットウオーク部材112の内側に位置して、2段目キャットウオーク部材112をガイドとして伸縮し、2段目キャットウオーク部材112は1段目キャットウオーク部材111の内側に位置して、1段目キャットウオーク部材111をガイドとして伸縮する。
0033
引き出し用ウインチ12に巻回されたワイヤロープ13は、1段目キャットウオーク部材111の第3シーブ123、2段目キャットウオーク部材112の第5シーブ125、1段目キャットウオーク部材111の第4シーブ124、2段目キャットウオーク部材112の第6シーブ126、2段目キャットウオーク部材112の第7シーブ127、3段目キャットウオーク部材113の第9シーブ129、2段目キャットウオーク部材112の第8シーブ128、3段目キャットウオーク部材113の第10シーブ130、というようにそれぞれのキャットウオーク部材111,112,113の各シーブ123〜130を介して、ワイヤロープ13の先端が3段目キャットウオーク113に固定されている。本例では3段のキャットウオーク部材で構成しているが、4段以上の場合にも同様に形成されている。
0034
そして引き込み用ウインチ11に巻回されたワイヤロープ13と、引き出し用ウインチ12に巻回されたワイヤーロープ13は常時張力を懸架している。この張力は、キャットウオーク6の伸縮時の長さ、曲がり、歪みの精度を上げるため、4台の各ウインチ11,12は、ワンマンコントロールで連動して作動し、油圧カウンターバランスシステムにより常時全ワイヤーロープ13に充分な張力(テンション)が与えられる。
0035
図6及び図8で示すように、本例の3段目キャットウオーク部材113(最終段)には、連結基部14が配設され、この連結基部14には、リーダー左右調整バー16が配設され、この調整バー16には連結部15が回動可能に配設されており、この連結部15はリーダー主桁41と連結されている。
0036
そして連結基部14には調整用油圧シリンダ装置17が配設されており、本例の調整用油圧シリンダ装置17は連結部15の左右側に設けられ、左右の調整用油圧シリンダ装置17のロッド17aの先端が連結部15に当接している。なおこのロッド17aは連結部15と一体に構成することもできる。これにより左右の調整用油圧シリンダ装置17を駆動して、連結部15を調整バー16に対して平行に移動することができる。従って、リーダー4の傾斜及び左右ずれに追従可能となる
0037
またクレーンブーム3とリーダー4との接続部7は、図10及び図11で示すように、スライディング式(上下可動式)リーダ用軸方向スイベル機構を用いており、連結部材71と、スライド部材72と、リーダー4の摺動ガイド73と、連結ピン74と、を主要構成要素とする。
0038
上記連結部材71は、側面視概略三角形状をしており、三角形の頂点部分でクレーンブーム3の先端と水平軸3aによって回動可能に構成される。また連結部材71の中央にはスライド部材72と連結するための連結孔71aが形成されている。
0039
本例のスライド部材72は、両側にリーダー4の摺動ガイド73が設けられ、中央部分に上記連結部材71と連結するための連結孔72aが形成されている。本例の摺動ガイド73は、クレーンブーム3と反対側に凹状となった溝73aが形成されており、この溝73aにリーダー4の主桁41が係合して、リーダー主桁41に沿って摺動出来るように構成されている。
0040
そして上記連結部材71とスライド部材72は、それぞれの連結孔71a,72aに連結ピン74を用いて水平軸3aに対して直角に交わるように連結される。
0041
また基台2には、複数のドラム9が設けら、この複数のドラム9にはワイヤロープ13が巻回され、所定のドラムのワイヤーロープ13の先端部はクレーンブーム3先端を介してリーダー4に連結されている。このワイヤーロープ13を調整することにより前記スライド部材72をリーダー4に対して摺動し、スライド部材72の位置と、キャットウオーク6の伸縮と、で接続部7の傾斜角度を調整することにより、クレーンブーム3とリーダー4との角度を調整することができる。以上の構成によりクレーンブーム3に対してリーダー4を三次元可動にしている。
0042
また杭打装置のリーダー4の長さ及び高さを調整可能にすることができる。この装置としては、リーダー4の上部の部分を前記したキャットウオーク6と同様なリーダー部材(図示せず)を使用して構成にすることができる。図4はリーダー4を伸張した作業状態を示し、図5はリーダー4を縮小した作業状態を示すものである。
0043
そしてこの伸縮するリーダー4のウインチとしては、リニアウインチ31を用いることが出来る。本例ではリニアウインチ31を作業船1のクレーンに配設しているが、作業船上に配設しても良い。
0044
図12はリニアウインチの動作を示す説明図である。本例のリニアウインチ31は、図12で示すような構成からなり、作業船1に配設されている。本例ではリニアウインチ31と、ワイヤロープ32と、図示しないリールとから構成されている。そしてリニアウインチ31は、綱車33,制御部(図示せず)をそれぞれ配設して構成されている。
0045
リニアウインチ31は、図12(A)乃至(D)で示すように、矩形の枠体21の短辺側一端の内側に、長手方向に可動するシリンダ装置22(22a,22b)及びグリップ装置23が固設されている。そしてシリンダ装置22のロッド24(24a,24b)の先端には、摺動杆25が固着されている。この摺動杆25はシリンダ装置22a,22bのロッド24a,24bと共に長手方向に枠体21内を摺動するように形成されている。摺動杆25のシリンダ装置22と反対側には、グリップ装置26が固着されている。なおグリップ装置26にガイド27(図12(D)の鎖線で示す)によって揺動しないように形成することもできる。
0046
不図示のリールはリニアウインチ31によって引き込まれたワイヤロープ32を巻取るものであり、ドラムと,このドラムを軸支するリールスタンド、その他の部材から構成されており、ワイヤロープ32を収容するための種々の態様のものを用いることができる。
0047
以上のように構成することにより、リーダー4を伸縮させることができる。なお上記実施例では、リーダー4を伸縮可能に構成した例を示しているが、リーダー4を分割可能に形成し、クレーンブーム3との接続部7より上方位置或いはキャットウオーク6の連結部15より下方位置を取り外すように構成して、リーダー4を短くしたり、長くしたりすることもできる。
0048
図13及び図14はキャットウオーク6の他の例を示すもので、図13は平面説明図、図14は図13の側面を示す説明図である。本例において前記実施例と同様部材には、同一符号を付してその説明を省略する。
0049
本例では、引き込み用ウインチ11と、引き出し用ウインチ12をベース部材110のそれぞれ片側に配設した例を示すものである。本例のキャットウオーク6は、ベース部材110に配置された引き込み用ウインチ11に巻回されたワイヤロープ13の先端を、最終段のキャットウオーク部材113のシーブ141を介して再びベース部材110で固定する。
0050
また引き出し用ウインチ12に巻回されたワイヤーロープ13は、ベース部材110に配設された第1シーブ151を介して、1段目キャットウオーク部材111の前後方向位置に配設された複数の第2シーブ152を介して、さらに2段目キャットウオーク部材112の前後方向位置に配設された複数の第3シーブ153を介して、3段目キャットウオーク部材113の後(クレーン寄り)側に固定される。本例では、最終段のキャットウオーク部材113先端側に連結部材114を設け、この連結部材114に油圧駆動するスクロールピニオン115が配設されている。そして、このスクロールピニオン115と歯合するスパイラル状のスクロールバー116がリーダー4の主桁に設けられている。これによってキャットウオーク先端側がリーダー4に対して移動することができるように構成されている。なおこのスクロールピニオン115及びスクロールバー116は、前記各実施例に設けることができるのはもちろんである。なお他の構成については、前記実施例と同様である。
0051
上記図4及び図5で示す杭打装置は、地盤改良装置に応用することができる。即ち、本願請求項5,6に示したように、本例の地盤改良装置としては、作業船1上に配設された基台2と、この基台2に連結されたクレーンブーム3と、クレーンまたは作業船上に設けられたリニアウインチ31と、伸縮可能なリーダー4と、このリーダー4に案内される地盤改良(図示せず)と、リーダー4と摺動可能なスライド部材72と、基台2とリーダー4との間を連結するキャットウオーク6と、を主要構成要素とする。これらの各構成は前記実施例で説明したものと同様である。
0052
キャットウオーク6は、前記実施例と同様に、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられている。またリーダー4は複数段のリーダー部材がリニアウインチ31とワイヤロープ13によって伸縮可能に組み付けられ、前記リニアウインチ31と連結されたワイヤーロープ13を調整することにより前記リーダー4の長さを調整可能にすることができる。リニアウインチ31の構成及びその作用は前記図12で示すものと同様である。
0053
このように構成すると、従来のように作業船にタワーを配設し、このタワーを垂直に立てたまま洋上移動しているために生じている高い事故率が、リニアウインチを使って伸縮タイプにすることにより最も低コストにてタワーの損傷を最小限にすることができ、極めて実用的である。また伸縮できるので、例えば橋をくぐって川の上流の地盤改良工事をすることも可能になり、従来の常識をくつがえす工法、コストダウンが可能となる。
0054
【発明の効果】
以上のように、本願請求項1,2に係る杭打装置は、従来からキャットウオークを構成している油圧シリンダ装置に比して軽量であり、クレーンに重量負担をかけることなく構成することができ、杭打装置を軽量で安価に構成することができる。
【0055】
また請求項1のように構成すると、キャットウオークの伸縮とリーダーの傾斜とに追従可能となり、作業船の傾斜等があっても、水平軸回り及び調整用油圧シリンダ装置による移動で対応することが可能となる。
【0056】
さらに請求項2で示すように、クレーンブームに対してリーダーを三次元可動にすると、より複雑な斜抗に対応することが出来る。
0057
そして、具体的なキャットウオークとしては、本願請求項のように、常時には引き込み用ウインチと引き出し用ウインチによって、ワイヤロープは緊張されているため、キャットウオーク部材は所定に固定されており、引き込み用ウインチと引き出し用ウインチのバランスを崩して、引き出し用のウインチに連結されたワイヤーロープを強く巻回して各キャットウオーク部材を伸張する構成であるので、軽量で安価なものとなり、リーダー及びキャットウオークを支えるクレーンも、従来の油圧シリンダのキャットウオークを支えるような設計をする必要がないので、大能力のクレーンとして構成して、効率の良いものとなる。
0058
そして、リーダーの長さを調整可能にすることにより、リーダー長さを作業の内容に合わせて自在に伸縮させ、対応することができる。
0059
そして本願請求項5,6に係る地盤改良装置は、従来のように作業船にタワーを配設し、このタワーを垂直に立てたまま洋上移動しているために生じている高い事故率が、リニアウインチを使って伸縮タイプにすることにより最も低コストにてタワーの損傷を最小限にすることができ、極めて実用的である。
0060
また伸縮できるので、例えば橋をくぐって川の上流の地盤改良工事をすることも可能になり、環境の影響を少なくして、安定して移動が可能になり、従来の常識をくつがえす工法、コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の杭打装置を示す説明図である。
【図2】キャットウオークを伸張しないでリーダーを傾斜させた状態を示す説明図である。
【図3】キャットウオークを伸張してリーダーを傾斜させた状態を示す説明図である。
【図4】請求項に係る杭打装置を示す説明図である。
【図5】請求項に係る杭打装置を示す説明図である。
【図6】キャットウオークの平面図である。
【図7】図6のA−A矢視図である。
【図8】キャットウオークの側面図である。
【図9】キャットウオークの伸縮を示す説明図である。
【図10】ブームとリーダーとの接続部を上方から見た説明図である。
【図11】図10のB−Bからみたブームとリーダーとの接続部を示す説明図である。
【図12】リニアウインチの動作を示す説明図である。
【図13】キャットウオークの他の例を示す平面説明図である。
【図14】図13の側面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 作業船
2 基台
3 クレーンブーム
4 リーダー
5 杭打ちハンマー
6 キャットウオーク
7 接続部
9 ドラム
11 引き込み用ウインチ
12 引き出し用ウインチ
13 ワイヤロープ
14 連結基部
15 連結部
16 リーダー左右調整バー
17 調整用油圧シリンダ装置
17a ロッド
31 リニアウインチ
41 リーダー主桁
71 連結部材
71a,72a 連結孔
72 スライド部材
73 摺動ガイド
74 連結ピン
110 ベース部材
111 1段目キャットウオーク部材
112 2段目キャットウオーク部材
113 3段目キャットウオーク部材
121 第1シーブ
122 第2シーブ
123 第3シーブ
124 第4シーブ
125 第5シーブ
126 第6シーブ
127 第7シーブ
128 第8シーブ
129 第9シーブ
130 第10シーブ
K 杭
W 水面

Claims (6)

  1. 作業船上に配設された基台と、該基台に連結されたクレーンブームと、該クレーンブームに接続部を介して取り付けられたリーダーと、該リーダーに摺動可能に配設された杭打ちハンマーと、前記基台とリーダーとの間を連結するキャットウオークと、を備え、前記キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられてなり、
    前記最終段のキャットウオーク部材の先端側には、連結基部が配設され、
    該連結基部には、前記リーダーに連結された連結部を回動可能に支持する水平軸と、前記連結部に当接したロッドを進退動させて前記連結部を前記水平軸に沿って平行に移動させる調整用油圧シリンダ装置と、が配設されたことを特徴とする杭打装置。
  2. 作業船上に配設された基台と、該基台に連結されたクレーンブームと、該クレーンブームに接続部を介して取り付けられたリーダーと、該リーダーに摺動可能に配設された杭打ちハンマーと、前記基台とリーダーとの間を連結するキャットウオークと、を備え、前記キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられてなり、
    前記クレーンブームとリーダーとの接続部は、前記クレーンブームの先端部に設けられた水平軸に回動可能に取付けられた連結部材と、該連結部材に連結され前記リーダーと摺動可能に係合するスライド部材と、を備え、
    前記連結部材と前記スライド部材は、前記水平軸に対して直角に交わる連結ピンによって、該連結ピンを回動軸として回動可能に連結されたことを特徴とする杭打装置。
  3. 前記キャットウオークは、引き込み用ウインチと、引き出し用ウインチと、ワイヤーロープと、を備え、前記引き込み用ウインチに巻回されたワイヤロープの先端は前記キャットウオーク部材の最終段に連結され、前記引き出し用ウインチに巻回されたワイヤロープの先端は前記複数段のキャットウオーク部材に配設された各シーブを介して最終段のキャットウオーク部材と連結固定され、上記ワイヤーロープを常時張力を懸架してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の杭打装置。
  4. 前記リーダーの長さを調整可能にしたことを特徴とする請求項1,2,3いずれか記載の杭打装置。
  5. 作業船上に配設された基台と、該基台に連結されたクレーンブームと、クレーンまたは作業船上に設けられたリニアウインチと、伸縮可能なリーダーと、該リーダーに案内される地盤改良装置と、前記基台とリーダーとの間を連結するキャットウオークと、を備え、前記キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられ、前記リニアウインチと連結されたワイヤロープを調整することにより前記リーダーの長さ及び高さを調整可能にし、
    前記最終段のキャットウオーク部材の先端側には、連結基部が配設され、
    該連結基部には、前記リーダーに連結された連結部を回動可能に支持する水平軸と、前記連結部に当接したロッドを進退動させて前記連結部を前記水平軸に沿って平行に移動させる調整用油圧シリンダ装置と、が配設されたことを特徴とする地盤改良装置。
  6. 作業船上に配設された基台と、該基台に連結されたクレーンブームと、クレーンまたは作業船上に設けられたリニアウインチと、伸縮可能なリーダーと、該リーダーに案内される地盤改良装置と、前記基台とリーダーとの間を連結するキャットウオークと、を備え、前記キャットウオークは、複数段のキャットウオーク部材がウインチとワイヤによって伸縮可能に組み付けられ、前記リニアウインチと連結されたワイヤロープを調整することにより前記リーダーの長さ及び高さを調整可能にし、
    前記クレーンブームとリーダーとの接続部は、前記クレーンブームの先端部に設けられた水平軸に回動可能に取付けられた連結部材と、該連結部材に連結され前記リーダーと摺動可能に係合するスライド部材と、を備え、
    前記連結部材と前記スライド部材は、前記水平軸に対して直角に交わる連結ピンによっ て、該連結ピンを回動軸として回動可能に連結されたことを特徴とする地盤改良装置。
JP05677195A 1995-02-22 1995-02-22 杭打装置及び地盤改良装置 Expired - Lifetime JP3611218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05677195A JP3611218B2 (ja) 1995-02-22 1995-02-22 杭打装置及び地盤改良装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05677195A JP3611218B2 (ja) 1995-02-22 1995-02-22 杭打装置及び地盤改良装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08230771A JPH08230771A (ja) 1996-09-10
JP3611218B2 true JP3611218B2 (ja) 2005-01-19

Family

ID=13036746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05677195A Expired - Lifetime JP3611218B2 (ja) 1995-02-22 1995-02-22 杭打装置及び地盤改良装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3611218B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113979327B (zh) * 2021-11-05 2023-08-11 南京中船绿洲机器有限公司 一种船用全回转起重打桩机桩架安装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08230771A (ja) 1996-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4982853A (en) Reinforcement mechanism for multi-stage telescopic boom
US8839966B2 (en) Folding jib main strut and transportable reeved strut caps
US5586667A (en) Mobile crane with main and auxiliary counterweight assemblies
EP2308792A1 (de) Kran mit einer Abspannauslegeranordnung
WO2020026842A1 (ja) クレーン
JP6235854B2 (ja) クレーンの組立方法
JP2006206233A5 (ja)
JP4880246B2 (ja) 移動式クレーン
WO2013075454A1 (zh) 一种起重机及其超起装置
JP3611218B2 (ja) 杭打装置及び地盤改良装置
JP4810291B2 (ja) クレーン
JP4683938B2 (ja) 移動式クレーンの伸縮ブーム縦撓み抑制装置
JP4402923B2 (ja) タワークレーン
WO2005054109A1 (ja) 移動式クレーン
JP2006206232A5 (ja)
CN105084231B (zh) 伸缩臂装置和工程机械
JP2017137171A (ja) クレーン、およびクレーンのブーム取付方法
JP5936194B2 (ja) 傾斜地用作業機械
JP2000177991A (ja) 伸縮ブーム装置
JP5297683B2 (ja) 網処理装置
JP3477521B2 (ja) ジブトロリー式水平引込クレーン
JP3949766B2 (ja) ラフィングジブ付きブームクレーンにおけるラフィングジブ支持装置
JP4420487B2 (ja) 補助ジブ付移動式クレーン装置
JP4516910B2 (ja) 懸垂式杭打機
JP3679202B2 (ja) 杭打装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term