JP3276590B2 - ヘッドボックス昇降型ブラインド - Google Patents
ヘッドボックス昇降型ブラインドInfo
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- liner
- slat
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- slats
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヘッドボックス
を昇降することによりスラットを昇降するヘッドボック
ス昇降型ブラインドに関するものである。
を昇降することによりスラットを昇降するヘッドボック
ス昇降型ブラインドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】横形ブラインドの一種類として、ヘッド
ボックスからラダーコードを介して多数段のスラットが
吊下支持され、ヘッドボックスを昇降することによりス
ラットを昇降可能としたヘッドボックス昇降型ブライン
ドがある。
ボックスからラダーコードを介して多数段のスラットが
吊下支持され、ヘッドボックスを昇降することによりス
ラットを昇降可能としたヘッドボックス昇降型ブライン
ドがある。
【０００３】このようなヘッドボックス昇降型ブライン
ドでは、ブラインド設置部の上枠等にスラット駆動装置
が設けられ、そのスラット駆動装置の動作に基づいてヘ
ッドボックスが昇降される。ヘッドボックスから複数本
のラダーコードが吊下支持され、ヘッドボックスが昇降
されると、ラダーコードを介してスラットが昇降され
る。
ドでは、ブラインド設置部の上枠等にスラット駆動装置
が設けられ、そのスラット駆動装置の動作に基づいてヘ
ッドボックスが昇降される。ヘッドボックスから複数本
のラダーコードが吊下支持され、ヘッドボックスが昇降
されると、ラダーコードを介してスラットが昇降され
る。
【０００４】また、スラット駆動装置により、スラット
を最上限まで引き上げた状態で、ヘッドボックスを回動
させると、ラダーコードを介して各スラットが同位相で
角度調節される。ヘッドボックスから吊下支持されたス
ラットの間隔は、ラダーコードにより設定される。
を最上限まで引き上げた状態で、ヘッドボックスを回動
させると、ラダーコードを介して各スラットが同位相で
角度調節される。ヘッドボックスから吊下支持されたス
ラットの間隔は、ラダーコードにより設定される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなヘッドボ
ックス昇降型ブラインドは、ヘッドボックスからラダー
コードを介してスラットが等間隔に吊下支持される状態
では、ラダーコードがスラット前後に垂直方向に露出さ
れる。
ックス昇降型ブラインドは、ヘッドボックスからラダー
コードを介してスラットが等間隔に吊下支持される状態
では、ラダーコードがスラット前後に垂直方向に露出さ
れる。
【０００６】また、ヘッドボックスを下降させて、スラ
ットをブラインド設置部の下枠上に重ねて畳み込むと、
各スラット間のラダーコードが弛んだ状態でスラット前
後に露出される。従って、ラダーコードがこのブライン
ドの美観を損ねているという問題点がある。
ットをブラインド設置部の下枠上に重ねて畳み込むと、
各スラット間のラダーコードが弛んだ状態でスラット前
後に露出される。従って、ラダーコードがこのブライン
ドの美観を損ねているという問題点がある。
【０００７】そこで、ガイドレール内に収納したリンク
機構で各スラットの両端を連結し、そのリンク機構でス
ラットの昇降及び角度調節操作を行うヘッドボックス昇
降型ブラインドも提案されている。
機構で各スラットの両端を連結し、そのリンク機構でス
ラットの昇降及び角度調節操作を行うヘッドボックス昇
降型ブラインドも提案されている。
【０００８】しかし、リンク機構の構造が複雑でコスト
が上昇するとともに、故障も発生し易いという問題点が
ある。この発明の目的は、ラダーコードによる美観の低
下を防止しながら、簡便な構成で実現し得るヘッドボッ
クス昇降型ブラインドを提供することにある。
が上昇するとともに、故障も発生し易いという問題点が
ある。この発明の目的は、ラダーコードによる美観の低
下を防止しながら、簡便な構成で実現し得るヘッドボッ
クス昇降型ブラインドを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、請求項１ではヘッドボックス及びスラッ
トの両側部にガイドレールを配設し、ラダーコードは前
記ガイドレール内において前記ヘッドボックスから吊下
支持し、前記ラダーコードにはライナーを等間隔に支持
し、前記ライナーで前記スラットの両端部を支持し、前
記ライナーに対し、前記スラットの取付角度を調整可能
とした。
成するために、請求項１ではヘッドボックス及びスラッ
トの両側部にガイドレールを配設し、ラダーコードは前
記ガイドレール内において前記ヘッドボックスから吊下
支持し、前記ラダーコードにはライナーを等間隔に支持
し、前記ライナーで前記スラットの両端部を支持し、前
記ライナーに対し、前記スラットの取付角度を調整可能
とした。
【００１０】請求項２では、前記ライナーは、スラット
の畳み込み時に前記ガイドレール内で積層可能とし、該
ライナーの高さ寸法で前記スラットの畳み込み寸法を設
定可能とした。
の畳み込み時に前記ガイドレール内で積層可能とし、該
ライナーの高さ寸法で前記スラットの畳み込み寸法を設
定可能とした。
【００１１】
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図面に従って説明する。図１及び図２に示すよ
うに、ヘッドボックス昇降型ブラインドはブラインド設
置部の両側にガイドレール１が立設され、そのガイドレ
ール１の上端部間に上枠２が配設される。そして、ガイ
ドレール１間にヘッドボックス３及び多数段のスラット
４が支持されている。
の形態を図面に従って説明する。図１及び図２に示すよ
うに、ヘッドボックス昇降型ブラインドはブラインド設
置部の両側にガイドレール１が立設され、そのガイドレ
ール１の上端部間に上枠２が配設される。そして、ガイ
ドレール１間にヘッドボックス３及び多数段のスラット
４が支持されている。
【００１３】前記上枠２内にはモータ５が配設され、そ
のモータ５の出力軸６は上枠２の両端部に向かって延設
されている。前記モータ５の動作は操作装置（図示しな
い）及び後記マイクロスイッチにより制御される。
のモータ５の出力軸６は上枠２の両端部に向かって延設
されている。前記モータ５の動作は操作装置（図示しな
い）及び後記マイクロスイッチにより制御される。
【００１４】前記出力軸６の両端にはスプロケット７が
それぞれ取着され、そのスプロケット７にチェーン８が
それぞれ掛装されている。前記モータ５が作動すると、
出力軸６を介してスプロケット７が回転され、スプロケ
ット７の回転にともなってチェーン８がガイドレール１
内を昇降する。
それぞれ取着され、そのスプロケット７にチェーン８が
それぞれ掛装されている。前記モータ５が作動すると、
出力軸６を介してスプロケット７が回転され、スプロケ
ット７の回転にともなってチェーン８がガイドレール１
内を昇降する。
【００１５】前記チェーン８はガイドレール１内に垂下
され、その一端にはガイドレール１内に昇降可能に支持
された昇降部材９が取着されている。従って、チェーン
８が昇降されると、ガイドレール１内で昇降部材９が昇
降されるようになっている。なお、前記チェーン８の他
端はガイドレール１内に垂下されている。
され、その一端にはガイドレール１内に昇降可能に支持
された昇降部材９が取着されている。従って、チェーン
８が昇降されると、ガイドレール１内で昇降部材９が昇
降されるようになっている。なお、前記チェーン８の他
端はガイドレール１内に垂下されている。
【００１６】前記昇降部材９の上部には支軸が回転可能
に支持され、その支軸の一端には最上段ライナー１０が
嵌着され、他端には前記ヘッドボックス３の一端が取着
されている。従って、ヘッドボックス３の両端は各ガイ
ドレール１内を昇降する昇降部材９に回動可能に支持さ
れている。
に支持され、その支軸の一端には最上段ライナー１０が
嵌着され、他端には前記ヘッドボックス３の一端が取着
されている。従って、ヘッドボックス３の両端は各ガイ
ドレール１内を昇降する昇降部材９に回動可能に支持さ
れている。
【００１７】前記ヘッドボックス３と最上段ライナー１
０は、図３に示すようにほぼ４５度の挟み角を備えるよ
うに前記支軸に取着される。なお、ヘッドボックス３及
び最上段ライナー１０の回動中心は、ガイドレール１の
中心線上に位置している。
０は、図３に示すようにほぼ４５度の挟み角を備えるよ
うに前記支軸に取着される。なお、ヘッドボックス３及
び最上段ライナー１０の回動中心は、ガイドレール１の
中心線上に位置している。
【００１８】前記最上段ライナー１０の一端には振れ止
め１１の基端部が取着されている。前記振れ止め１１の
先端部１１ａは、最上段ライナー１０の長手方向中心線
に対しほぼ直交する方向に突出され、ガイドレール１内
に上下方向に設けられた案内溝１２内を移動可能となっ
ている。
め１１の基端部が取着されている。前記振れ止め１１の
先端部１１ａは、最上段ライナー１０の長手方向中心線
に対しほぼ直交する方向に突出され、ガイドレール１内
に上下方向に設けられた案内溝１２内を移動可能となっ
ている。
【００１９】そして、振れ止め１１の先端部１１ａが案
内溝１２に案内されている状態では、最上段ライナー１
０は４５度方向に傾き、このときヘッドボックス３は水
平方向に維持される。また、図６〜図８に示すように、
ガイドレール１の上端部では案内溝１２は省略され、ヘ
ッドボックス３が上限まで引き上げられたときは振れ止
め１１の先端部１１ａが案内溝１２から外れるようにな
っている。
内溝１２に案内されている状態では、最上段ライナー１
０は４５度方向に傾き、このときヘッドボックス３は水
平方向に維持される。また、図６〜図８に示すように、
ガイドレール１の上端部では案内溝１２は省略され、ヘ
ッドボックス３が上限まで引き上げられたときは振れ止
め１１の先端部１１ａが案内溝１２から外れるようにな
っている。
【００２０】前記最上段ライナー１０の両端部には、ラ
ダーコード１３の上端が取着されている。前記ラダーコ
ード１３には前記最上段ライナー１０と同形状の多数の
ライナー１４が等間隔に支持されている。
ダーコード１３の上端が取着されている。前記ラダーコ
ード１３には前記最上段ライナー１０と同形状の多数の
ライナー１４が等間隔に支持されている。
【００２１】すなわち、各ライナー１４は、図５に示す
ように、ラダーコード１３に設けられた２本ずつの横糸
１３ａ間にそれぞれ支持されている。前記ライナー１４
の上面及び下面には、挿通孔１５が形成され、その挿通
孔１５にラダーコード１３の横糸１３ａが挿通されてい
る。従って、各ライナー１４の上面及び下面には横糸１
３ａが露出されないようになっている。
ように、ラダーコード１３に設けられた２本ずつの横糸
１３ａ間にそれぞれ支持されている。前記ライナー１４
の上面及び下面には、挿通孔１５が形成され、その挿通
孔１５にラダーコード１３の横糸１３ａが挿通されてい
る。従って、各ライナー１４の上面及び下面には横糸１
３ａが露出されないようになっている。
【００２２】前記最上段ライナー１０とその下段のライ
ナー１４との間のラダーコード１３は、一方の長さが他
方より短く設定されて、図２に示すように、最上段ライ
ナー１０が４５度方向に傾いたとき、他のライナー１４
が水平方向に支持されるようになっている。
ナー１４との間のラダーコード１３は、一方の長さが他
方より短く設定されて、図２に示すように、最上段ライ
ナー１０が４５度方向に傾いたとき、他のライナー１４
が水平方向に支持されるようになっている。
【００２３】前記ライナー１４の中央部に形成された支
持孔１６には、前記各スラット４の両端に取着された取
付部材の軸部が嵌着固定されている。図２に示すよう
に、各ライナー１４と当該ライナー１４に支持されるス
ラット４とは、４５度の挟み角を備えるように設定され
る。従って、ヘッドボックス３が水平方向に維持されて
いる状態では、各ライナー１４は水平方向に維持され、
各スラット４は４５度方向に傾いた状態で支持される。
なお、ライナー１４に対するスラット４の取付角度は、
任意角度に設定可能である。
持孔１６には、前記各スラット４の両端に取着された取
付部材の軸部が嵌着固定されている。図２に示すよう
に、各ライナー１４と当該ライナー１４に支持されるス
ラット４とは、４５度の挟み角を備えるように設定され
る。従って、ヘッドボックス３が水平方向に維持されて
いる状態では、各ライナー１４は水平方向に維持され、
各スラット４は４５度方向に傾いた状態で支持される。
なお、ライナー１４に対するスラット４の取付角度は、
任意角度に設定可能である。
【００２４】図３に示すように、ヘッドボックス３が下
降されて、各スラット４が下枠１７上に畳み込まれる場
合には、各ライナー１４は上下に積層された状態とな
る。このとき、各ライナー１４に支持されたスラット４
は僅かな間隔を隔てて畳み込まれるように、各ライナー
１４の高さ寸法が設定されている。
降されて、各スラット４が下枠１７上に畳み込まれる場
合には、各ライナー１４は上下に積層された状態とな
る。このとき、各ライナー１４に支持されたスラット４
は僅かな間隔を隔てて畳み込まれるように、各ライナー
１４の高さ寸法が設定されている。
【００２５】前記ガイドレール１の上端部には、スラッ
ト回動装置１８が取着されている。図６〜図７に示すよ
うに、前記スラット回動装置１８はヘッドボックス３の
回動を案内する案内部材１９の下縁に３つのマイクロス
イッチ２０ａ〜２０ｃが取着されている。
ト回動装置１８が取着されている。図６〜図７に示すよ
うに、前記スラット回動装置１８はヘッドボックス３の
回動を案内する案内部材１９の下縁に３つのマイクロス
イッチ２０ａ〜２０ｃが取着されている。
【００２６】前記ヘッドボックス３の両端部上面には、
前記マイクロスイッチ２０ｂ，２０ｃを押圧する押圧片
２１が取着されている。次に、上記のように構成された
ヘッドボックス昇降型ブラインドの動作を説明する。
前記マイクロスイッチ２０ｂ，２０ｃを押圧する押圧片
２１が取着されている。次に、上記のように構成された
ヘッドボックス昇降型ブラインドの動作を説明する。
【００２７】モータ５の作動によりヘッドボックス３が
昇降されるとき、最上段ライナー１０の振れ止め１１は
案内溝１２に案内され、最上段ライナー１０は４５度方
向に傾き、ヘッドボックス３は水平方向に維持される。
昇降されるとき、最上段ライナー１０の振れ止め１１は
案内溝１２に案内され、最上段ライナー１０は４５度方
向に傾き、ヘッドボックス３は水平方向に維持される。
【００２８】また、最上段ライナー１０からラダーコー
ド１３を介して吊下支持されるライナー１４は水平方向
に維持され、各スラット４は４５度方向に傾いた状態で
維持される。
ド１３を介して吊下支持されるライナー１４は水平方向
に維持され、各スラット４は４５度方向に傾いた状態で
維持される。
【００２９】そして、ヘッドボックス３が下降されてラ
イナー１４が下枠１７上に積層されると、図３に示すよ
うに、各スラット４が４５度方向に傾いた状態で下枠１
７上に畳み込まれる。
イナー１４が下枠１７上に積層されると、図３に示すよ
うに、各スラット４が４５度方向に傾いた状態で下枠１
７上に畳み込まれる。
【００３０】図６に示すように、ヘッドボックス３が上
限まで引き上げられて、ヘッドボックス３の上面一側が
マイクロスイッチ２０ａを押圧すると、モータ５の作動
が一旦停止される。このとき、振れ止め１１は案内溝１
２からほぼ外れ、ヘッドボックス３は矢印方向に回動可
能となる。
限まで引き上げられて、ヘッドボックス３の上面一側が
マイクロスイッチ２０ａを押圧すると、モータ５の作動
が一旦停止される。このとき、振れ止め１１は案内溝１
２からほぼ外れ、ヘッドボックス３は矢印方向に回動可
能となる。
【００３１】この状態で、操作装置の操作によりモータ
５をヘッドボックス引き上げ方向に更に作動させると、
ヘッドボックス３は案内部材１９に案内されて回動さ
れ、これにともなって最上段ライナー１０及び各ライナ
ー１４が回動されて、各スラット４が回動される。そし
て、図７に示すように、押圧片２１がマイクロスイッチ
２０ｂを押圧すると、モータ５の作動が停止される。
５をヘッドボックス引き上げ方向に更に作動させると、
ヘッドボックス３は案内部材１９に案内されて回動さ
れ、これにともなって最上段ライナー１０及び各ライナ
ー１４が回動されて、各スラット４が回動される。そし
て、図７に示すように、押圧片２１がマイクロスイッチ
２０ｂを押圧すると、モータ５の作動が停止される。
【００３２】この状態から、操作装置の操作によりモー
タ５をヘッドボックス引き上げ方向に更に作動させる
と、ヘッドボックス３は案内部材１９に案内されて回動
され、これにともなって最上段ライナー１０及び各ライ
ナー１４が回動されて、各スラット４が回動される。そ
して、図８に示すように、押圧片２１がマイクロスイッ
チ２０ｃを押圧すると、モータ５の作動が停止される。
タ５をヘッドボックス引き上げ方向に更に作動させる
と、ヘッドボックス３は案内部材１９に案内されて回動
され、これにともなって最上段ライナー１０及び各ライ
ナー１４が回動されて、各スラット４が回動される。そ
して、図８に示すように、押圧片２１がマイクロスイッ
チ２０ｃを押圧すると、モータ５の作動が停止される。
【００３３】すると、ヘッドボックス３は４５度方向に
傾き、最上段ライナー１０は水平方向となる。これにと
もなって、各ライナー１４は４５度方向に傾き、各スラ
ット４は水平方向に回動される。
傾き、最上段ライナー１０は水平方向となる。これにと
もなって、各ライナー１４は４５度方向に傾き、各スラ
ット４は水平方向に回動される。
【００３４】また、図８に示す状態からヘッドボックス
下降方向にモータ５を作動させれば、ヘッドボックス３
は水平方向に復帰するとともに、各スラット４は４５度
方向に傾き、振れ止め１１は案内溝１２内に復帰し、こ
の状態でヘッドボックス３及びスラット４が下降する。
下降方向にモータ５を作動させれば、ヘッドボックス３
は水平方向に復帰するとともに、各スラット４は４５度
方向に傾き、振れ止め１１は案内溝１２内に復帰し、こ
の状態でヘッドボックス３及びスラット４が下降する。
【００３５】上記のように構成されたヘッドボックス昇
降型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることがで
きる。 （１）モータ５を作動させて、ヘッドボックス３を昇降
することによりスラット４を昇降することができる。 （２）ヘッドボックス３を上限まで引き上げた状態で操
作装置でモータ５の動作を制御することにより、スラッ
ト４の角度を４５度方向、水平方向及びその中間の角度
の３段階に制御することができる。 （３）各スラット４はその両端がライナー１４に支持さ
れ、各ライナー１４はガイドレール１内でラダーコード
１３により支持される。従って、ラダーコード１３はス
ラット４の前後に露出されることがないので、ブライン
ドの美観を向上させることができる。 （４）スラット４の畳み込み間隔は、ライナー１４の高
さ寸法により設定することができる。 （５）スラット４を畳み込むとき、ガイドレール１内で
ライナー１４が積層される。このとき、ラダーコード１
３の横糸１３ａはライナー１４の上下両面に設けられた
挿通孔１５内に収容されているので、その横糸１３ａが
ライナー１４の積層間隔に影響することはない。従っ
て、各スラットの畳み込み間隔を一定とすることができ
る。 （６）ライナー１４とスラット４との挟み角を適宜に設
定することにより、スラット昇降時及び畳み込み時のス
ラット角度を任意に設定することができる。 （７）案内部材１９の形状及びマイクロスイッチ２０ａ
〜２０ｂの取付位置を適宜に設定することにより、スラ
ット４を上限まで引き上げた状態でのスラット４の角度
調節範囲を任意に設定することができる。
降型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることがで
きる。 （１）モータ５を作動させて、ヘッドボックス３を昇降
することによりスラット４を昇降することができる。 （２）ヘッドボックス３を上限まで引き上げた状態で操
作装置でモータ５の動作を制御することにより、スラッ
ト４の角度を４５度方向、水平方向及びその中間の角度
の３段階に制御することができる。 （３）各スラット４はその両端がライナー１４に支持さ
れ、各ライナー１４はガイドレール１内でラダーコード
１３により支持される。従って、ラダーコード１３はス
ラット４の前後に露出されることがないので、ブライン
ドの美観を向上させることができる。 （４）スラット４の畳み込み間隔は、ライナー１４の高
さ寸法により設定することができる。 （５）スラット４を畳み込むとき、ガイドレール１内で
ライナー１４が積層される。このとき、ラダーコード１
３の横糸１３ａはライナー１４の上下両面に設けられた
挿通孔１５内に収容されているので、その横糸１３ａが
ライナー１４の積層間隔に影響することはない。従っ
て、各スラットの畳み込み間隔を一定とすることができ
る。 （６）ライナー１４とスラット４との挟み角を適宜に設
定することにより、スラット昇降時及び畳み込み時のス
ラット角度を任意に設定することができる。 （７）案内部材１９の形状及びマイクロスイッチ２０ａ
〜２０ｂの取付位置を適宜に設定することにより、スラ
ット４を上限まで引き上げた状態でのスラット４の角度
調節範囲を任意に設定することができる。
【００３６】なお、上記実施の形態は、次に示すように
変更することもできる。○マイクロスイッチの数を増加
して、スラットの回動角度をより多段階で調節可能とす
ること。
変更することもできる。○マイクロスイッチの数を増加
して、スラットの回動角度をより多段階で調節可能とす
ること。
【００３７】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はラダー
コードによる美観の低下を防止しながら、簡便な構成で
実現し得るヘッドボックス昇降型ブラインドを提供する
ことができる。
コードによる美観の低下を防止しながら、簡便な構成で
実現し得るヘッドボックス昇降型ブラインドを提供する
ことができる。
【図１】 ヘッドボックス昇降型ブラインドを示す正面
図である。
図である。
【図２】 ヘッドボックス昇降型ブラインドを示す縦断
面図である。
面図である。
【図３】 スラットを畳み込んだ状態を示す断面図であ
る。
る。
【図４】 ガイドレール内を示す断面図である。
【図５】 ライナーを示す斜視図である。
【図６】 スラットの回動動作を示す断面図である。
【図７】 スラットの回動動作を示す断面図である。
【図８】 スラットの回動動作を示す断面図である。
１ ガイドレール ３ ヘッドボックス ４ スラット １３ ラダーコード １４ ライナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E06B 9/32 E06B 9/386 E06B 9/384
Claims (2)
- 【請求項１】 ヘッドボックスからラダーコードを介し
て多数段のスラットを吊下支持し、前記ヘッドボックス
を昇降することによりスラットを昇降可能としたヘッド
ボックス昇降型ブラインドにおいて、 前記ヘッドボックス及びスラットの両側部にガイドレー
ルを配設し、前記ラダーコードは前記ガイドレール内に
おいて前記ヘッドボックスから吊下支持し、前記ラダー
コードにはライナーを等間隔に支持し、前記ライナーで
前記スラットの両端部を支持し、前記ライナーに対し、
前記スラットの取付角度を調整可能としたことを特徴と
するヘッドボックス昇降型ブラインド。 - 【請求項２】 前記ライナーは、スラットの畳み込み時
に前記ガイドレール内で積層可能とし、該ライナーの高
さ寸法で前記スラットの畳み込み寸法を設定可能とした
ことを特徴とする請求項１記載のヘッドボックス昇降型
ブラインド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21075997A JP3276590B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | ヘッドボックス昇降型ブラインド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21075997A JP3276590B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | ヘッドボックス昇降型ブラインド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1150766A JPH1150766A (ja) | 1999-02-23 |
| JP3276590B2 true JP3276590B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=16594666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21075997A Expired - Fee Related JP3276590B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | ヘッドボックス昇降型ブラインド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3276590B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3951891B2 (ja) | 2002-11-06 | 2007-08-01 | オイレスＥｃｏ株式会社 | ブラインド装置用のスラット支持部材、そのスラット支持部材を具備したスラット支持機構及びそのスラット支持機構を具備したブラインド装置 |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP21075997A patent/JP3276590B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1150766A (ja) | 1999-02-23 |
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