JP2846208B2 - 横型ブラインドのスラット駆動装置 - Google Patents

横型ブラインドのスラット駆動装置

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JP2846208B2
JP2846208B2 JP7983893A JP7983893A JP2846208B2 JP 2846208 B2 JP2846208 B2 JP 2846208B2 JP 7983893 A JP7983893 A JP 7983893A JP 7983893 A JP7983893 A JP 7983893A JP 2846208 B2 JP2846208 B2 JP 2846208B2
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JP
Japan
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slat
cord
bottom rail
horizontal blind
ladder
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晴也 阿保
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TACHIKAWA BURAINDO KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は横型ブラインドのスラ
ットを昇降及び角度調節するためのスラット駆動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、横型ブラインドの一種類として、
次のようなものがある。すなわち、図5に示すようにヘ
ッドボックス1内に回転可能に支持された巻取軸2から
昇降コード3が吊下支持されている。
【0003】前記昇降コード3は多数段のスラット4を
貫通し、その下端にボトムレール5が吊下支持されてい
る。前記巻取軸2にはラダーコード支持装置6が取着さ
れ、そのラダーコード支持装置6からラダーコード7が
吊下支持されている。
【0004】前記ラダーコード7には多数段のスラット
4が支持され、同ラダーコード7の下端は前記ボトムレ
ール5に取着されている。上記のように構成された横型
ブラインドでは、ヘッドボックス1から垂下される操作
コード(図示しない)を操作して、図5に示す状態から
巻取軸2を回転駆動すると、ラダーコード支持装置6及
びラダーコード7を介して各スラット4及びボトムレー
ル5が傾動される。
【0005】各スラット4及びボトムレール5がほぼ垂
直方向まで傾動されると、巻取軸2はラダーコード支持
装置6に対し空回りする。これと同時に、前記昇降コー
ド3が巻取軸2に巻き取られてボトムレール5が引き上
げられ、各スラット4は垂直方向に傾動された状態で下
段のスラット4からボトムレール5により順次押し上げ
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような横型ブラ
インドの高さ寸法Hはラダーコード7の長さにより設定
され、そのラダーコード7の長さにより所定間隔で支持
されるスラット4の段数が設定される。
【0007】従って、上記のようなスラット駆動装置で
は、スラット4を最下限まで下降させた状態では、ボト
ムレール5はラダーコード7に吊下支持され、昇降コー
ド3は若干弛んだ状態となる。
【0008】この状態でラダーコード7を介してスラッ
ト4を傾動させると、各スラット4とともにボトムレー
ル5が傾動される。このため、スラット4の角度調節操
作時にはラダーコード7にはスラット4の重量ととも
に、ボトムレール5の重量が作用する。
【0009】従って、各スラット4を垂直方向まで傾動
させて全閉状態とするには、ボトムレール5を垂直方向
まで傾動させる必要があるが、同ボトムレール5を垂直
方向まで傾動することは容易ではないため、スラット4
を全閉状態まで確実に傾動することは容易ではない。
【0010】この発明の目的は、ボトムレールの影響を
受けることなく、スラットを確実に全閉状態まで傾動し
得る横型ブラインドのスラット駆動装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、スラットを最下限まで下降させたとき、
ボトムレールと最下段のスラットとの間のラダーコード
に弛みを持たせるように昇降コードの移動量を設定する
下限設定手段を備えた。
【0012】
【作用】スラットを最下限まで下降させた状態でスラッ
トを角度調節すると、ボトムレールが傾動されることな
く、各スラットが傾動される。
【0013】
【実施例】図1〜図3は本発明の第一の実施例を示す。
なお、前記従来例と同一構成部分は同一符号を付して説
明する。
【0014】ヘッドボックス1内に回転可能に支持され
た巻取軸2から昇降コード3が吊下支持され、同昇降コ
ード3は多数段のスラット4を貫通し、同昇降コード3
の下端にボトムレール5が吊下支持されている。前記巻
取軸2にはラダーコード支持装置6が取着され、そのラ
ダーコード支持装置6からラダーコード7が吊下支持さ
れている。
【0015】前記ラダーコード7には多数段のスラット
4が支持され、同ラダーコード7の下端は前記ボトムレ
ール5に取着されている。図1に示すように、前記スラ
ット4を最下限まで下降させた状態では、最下段のスラ
ット4とボトムレール5との間のラダーコード7に弛み
7aが生ずる用に設定されている。
【0016】すなわち、ヘッドボックス1内には昇降コ
ード3が最大限まで巻き戻されたことを検知して、巻取
軸2の同方向へのそれ以上の回転を阻止することによ
り、昇降コード3の巻取軸2への逆巻きを防止する逆巻
き防止装置8が内蔵されている。
【0017】前記逆巻き防止装置8は、実公昭64−2
945号公報に記載されたストッパ装置の構成を使用す
る。そして、図1に示すように昇降コード3が巻取軸2
からヘッドボックス1の底辺に垂直に垂下される状態
で、巻取軸2のそれ以上の回転を阻止し、図3に示すよ
うに昇降コード3が巻取軸2からヘッドボックス1の底
辺に斜めに案内される状態では巻取軸2の回転を許容す
るように構成する。
【0018】上記のように構成された横型ブラインドで
は、図1に示すように昇降コード3を最大限まで巻き戻
して、スラット4を最下限まで下降させると、ボトムレ
ール5は昇降コード3で吊下支持され、最下段のスラッ
ト4とボトムレール5との間のラダーコード7に弛み7
aが生じる。
【0019】この状態から、前記操作コードを操作して
巻取軸2を回転駆動すると、図2に示すようにラダーコ
ード支持装置6及びラダーコード7を介して、各スラッ
ト4が傾動される。
【0020】このとき、最下段のスラット4とボトムレ
ール5との間のラダーコード7に弛み7aが設けられて
いるので、ボトムレール5は傾動されることなく、各ス
ラット4だけが傾動される。
【0021】各スラット4がほぼ垂直方向まで傾動され
ると、巻取軸2はラダーコード支持装置6に対し空回り
する。これと同時に、前記昇降コード3が巻取軸2に巻
き取られてボトムレール5が引き上げられ、各スラット
4は下段のスラットからボトムレール5により順次押し
上げられる。
【0022】スラット4を所望位置まで引き上げた状態
で、巻取軸2を逆方向に回転させると、図3に示すよう
に各スラット4はラダーコード7を介して水平方向に支
持される状態に復帰する。
【0023】以上のようにこの横型ブラインドでは、ス
ラット4の傾動操作時にボトムレール5が傾動されるこ
とはない。従って、スラット4の傾動操作がボトムレー
ル5により阻害されることはなく、スラット4を垂直方
向まで確実に傾動可能となる。
【0024】また、前記実施例は昇降コード3をヘッド
ボックス1内の巻取軸2に巻き取り、あるいは巻き戻し
てスラット4を昇降する横型ブラインドにおいて、本発
明を具体化したものであるが、図4に示す横型ブライン
ドで本発明を具体化することもできる。
【0025】すなわち、図4に示す横型ブラインドは、
一端で前記ボトムレール5を吊下支持する昇降コード3
の他端は、ヘッドボックス1内から同ヘッドボックス1
の前方へ導出されて垂下されている。そして、ヘッドボ
ックス1前方に垂下された昇降コード3を同ヘッドボッ
クス1から引き出し、あるいはスラット4及びボトムレ
ール5の重量を利用して、昇降コード3をヘッドボック
ス1内に引き込ませることにより、スラット4を昇降可
能である。
【0026】また、スラット4の角度調節操作は、ヘッ
ドボックス1から垂下される操作棒(図示しない)を回
転操作することにより行われる。このような横型ブライ
ンドでは、昇降コード3のヘッドボックス1内への最大
引き込み量を規定する止め具9を同昇降コード3に取着
する。そして、図4に示すようにスラット4を最下限ま
で下降させた状態では、ボトムレール5が昇降コード3
に吊下支持され、かつラダーコード7の下端部に弛み7
aが生じるように、前記止め具9の取付け位置を設定す
る。
【0027】このような構成により、前記実施例と同様
にスラット4の傾動操作がボトムレール5により阻害さ
れることはなく、スラット4の傾動操作を軽微な操作力
で行うことができる。
【0028】また、スラット4の角度調節操作時にラダ
ーコード7にボトムレール5の重量が作用しないため、
角度調節操作のための操作力を軽減することができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はボトム
レールの影響を受けることなく、スラットを確実に全閉
状態まで傾動し得る横型ブラインドのスラット駆動装置
を提供することができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の横型ブラインドを示す側面図で
ある。
【図2】第一の実施例の横型ブラインドのスラットを傾
動した状態を示す側面図である。
【図3】第一の実施例の横型ブラインドのスラットを引
き上げた状態を示す側面図である。
【図4】第二の実施例の横型ブラインドを示す側面図で
ある。
【図5】従来例の横型ブラインドを示す側面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドボックス 3 昇降コード 4 スラット 5 ボトムレール 7 ラダーコード 8 下限設定手段(逆巻き防止装置) 9 下限設定手段(止め具)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックス(1)からラダーコード
    (7)を介して多数段のスラット(4)を吊下支持し、
    前記ヘッドボックス(1)から吊下支持される昇降コー
    ド(3)でボトムレール(5)を吊下支持し、前記ラダ
    ーコード(7)を介して各スラット(4)を角度調節す
    るとともに、前記昇降コード(3)を介してボトムレー
    ル(5)を昇降することにより前記スラット(4)を昇
    降する横型ブラインドにおいて、 前記スラット(4)を最下限まで下降させたとき、前記
    ボトムレール(5)と最下段のスラット(4)との間の
    ラダーコード(7)に弛み(7a)を持たせるように昇
    降コード(3)の移動量を設定する下限設定手段(8,
    9)を備えたことを特徴とする横型ブラインドのスラッ
    ト駆動装置。
JP7983893A 1993-04-06 1993-04-06 横型ブラインドのスラット駆動装置 Expired - Lifetime JP2846208B2 (ja)

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JPH06294267A JPH06294267A (ja) 1994-10-21
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JP4873841B2 (ja) * 2004-07-07 2012-02-08 立川ブラインド工業株式会社 日射遮蔽装置
JP2020176503A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 立川ブラインド工業株式会社 横型ブラインド

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