JP3249785B2 - ブラインドの昇降装置 - Google Patents

ブラインドの昇降装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、横型ブライン
ド、プリーツカーテンあるいはたくし上げカーテン等の
昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、横型ブラインドの一種類として、
次に示すものがある。ヘッドボックス内の一側にはスラ
ット操作装置が配設され、そのスラット操作装置からヘ
ッドボックスの下方へ操作コードが垂下される。
【0003】ヘッドボックス内にはスラット昇降軸が回
転可能に支持され、そのスラット昇降軸には昇降コード
の巻取りパイプが取着される。そして、操作コードをス
ラット引上げ方向に操作すると、スラット昇降軸が昇降
コード巻取り方向に回転されて、昇降コードが巻取りパ
イプに螺旋状に巻き取られ、ボトムレール及びスラット
が引上げられる。
【0004】また、操作コードをスラット下降方向に操
作すると、スラットの自重降下防止装置の作動が解除さ
れて、スラット昇降軸が回転自在な状態となり、スラッ
ト及びボトムレールが自重により下降する。
【0005】スラットの角度調節操作は、操作コードの
操作によりスラットの昇降操作と並行して行われる。す
なわち、操作コードの操作に基づいてスラット角度調節
軸が回転されて、ラダーコードを介してスラットが回動
され、各スラットがほぼ垂直方向まで回動された後は、
同方向へのそれ以上の回動は阻止される。なお、スラッ
ト角度調節軸はスラット昇降軸と共通としたもの、ある
いは別体としたものがある。
【0006】前記昇降コードは、ヘッドボックスへの導
入部で障害物検知停止装置に挿通される。その障害物検
知停止装置は、スラットの下降操作時にボトムレールが
障害物に当接して下降不能となったとき、昇降コードの
弛みを検出してスラット駆動軸の同方向へのそれ以上の
回転を阻止する。従って、昇降コードの無用な巻戻しに
よる不具合が防止される。
【0007】このような昇降装置は、たくし上げカーテ
ンあるいはプリーツカーテンを昇降する昇降装置にも応
用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなスラット
昇降装置では、昇降コードを巻き取る巻取りパイプが一
端から他端に向かって径が徐々に小さくなるように形成
され、その他端に昇降コードの上端が取着される。
【0009】そして、スラットの引上げ動作時に巻取り
パイプの一端に巻着された昇降コードは、巻取り動作が
進むにつれて他端側へ順次移動して、巻取りパイプに螺
旋状に巻き取られる。
【0010】また、スラットの下降操作時には、スラッ
トが自重により下降するにつれて、昇降コードが巻取り
パイプから巻き戻される。このような下降操作時におい
て、スラットが最下限近傍まで下降すると、巻取りパイ
プに巻かれている昇降コードの巻き残しが少なくなっ
て、昇降コードが巻取りパイプの全長にわたって螺旋状
に粗く巻かれた状態となり、やがて昇降コードの巻き残
しが巻取りパイプに対し1回転以内となる。すると、巻
取りパイプに巻かれている昇降コードと鉛直線との挟角
が大きくなる。
【0011】スラット及びボトムレールの重量に基づい
て巻取りパイプに作用する回転力は、昇降コードに作用
するスラット及びボトムレールの重量の鉛直線方向の分
力である。
【0012】このため、巻取りパイプに巻かれている昇
降コードと鉛直線との挟角が大きくなると、巻取りパイ
プに作用する回転力が小さくなり、スラット昇降軸に作
用する回転摺動部の抵抗により、巻取りパイプが回転さ
れにくくなる。従って、スラット及びボトムレールが最
下限まで確実に下降し難いという問題点がある。
【0013】この発明の目的は、巻取りパイプに螺旋状
に巻き取られた昇降コードを遮蔽材の重量に基づいて巻
き戻して該遮蔽材を下降させるブラインドにおいて、遮
蔽材を最下限まで確実に下降させ得るブラインドの昇降
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1では、ヘッドボ
ックス内で回転可能に支持された断面テーパ状の巻取り
プーリーから昇降コードを吊下支持し、前記昇降コード
で遮蔽材を吊下支持し、前記ヘッドボックスに設けられ
た遮蔽材駆動装置を操作して前記巻取りプーリーを回転
駆動することにより前記昇降コードを前記巻取りプーリ
ーの大径側から小径側に向かって螺旋状に巻き取ること
により前記遮蔽材を引上げ、前記遮蔽材駆動装置を操作
して前記巻取りプーリーを回転自在とすることにより、
前記昇降コードを前記遮蔽材の自重により巻取りプーリ
ーから巻き戻して、前記遮蔽材を下降させるブラインド
において、前記昇降コードは、前記遮蔽材が最下限まで
下降したとき、前記巻取りプーリーに巻き残しが生ずる
長さとして、前記遮蔽材が最下限に下降するまで、前記
昇降コードに作用する遮蔽材の重量に基づいて巻取りプ
ーリーを昇降コード巻戻し方向に回転駆動可能とした。
【0015】請求項2では、前記昇降コードの巻き残し
は、前記ヘッドボックスの下方からヘッドボックス内に
案内されて前記巻取りプーリーに巻着される昇降コード
と鉛直線との挟角が45度以内となる長さとした。
【0016】請求項3では、前記昇降コードの巻き残し
は、前記ヘッドボックスの下方からヘッドボックス内に
案内されて前記巻取りプーリーに巻着される昇降コード
と鉛直線との挟角が30度以内となる長さとした。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1に示す横型ブラ
インドは、ヘッドボックス1から複数本のラダーコード
2を介して多数段のスラット3が遮蔽材として吊下支持
され、そのラダーコード2の下端にボトムレール4が接
続されている。
【0018】前記スラット3には、ヘッドボックス1か
ら垂下される複数本の昇降コード5が貫通され、その昇
降コード5の下端には前記ボトムレール4が接続されて
いる。前記昇降コード5の上端部は、前記ヘッドボック
ス1内において、昇降コード巻取り装置に巻着されてい
る。
【0019】前記ヘッドボックス1の右端部から、無端
状の操作コード6が垂下され、図2に示すように、その
操作コード6はヘッドボックス1内に配設されたスラッ
ト駆動装置7のプーリー8に掛装される。
【0020】前記ヘッドボックス1内において、前記昇
降コード5及びラダーコード2の吊下位置にはコードサ
ポート9が配設されている。従って、図2に示すよう
に、ヘッドボックス1の右端側では、コードサポート9
が前記スラット駆動装置7の近傍に配設される。
【0021】前記コードサポート9の一端側上部には、
コードドラム10が回転可能に支持され、そのコードド
ラム10に前記ラダーコード2の上端部が取着されてい
る。また、前記コードドラム10の中心部には六角棒状
の角度調節軸11が相対回転不能に嵌挿されている。
【0022】前記角度調節軸11の一端部は、前記スラ
ット駆動装置7の出力軸に嵌合されている。前記操作コ
ード6が操作されると、スラット駆動装置7により角度
調節軸11が回転駆動され、角度調節軸11の回転にと
もなってコードドラム10が回転される。そして、コー
ドドラム10が回転されると、ラダーコード2の一方が
引上げられるとともに他方が下降して、各スラット3が
同位相で角度調節される。
【0023】前記角度調節軸11の下方において、前記
コードサポート9には前記昇降コード5を巻き取るため
の巻取りプーリー12が回転可能に支持され、その巻取
プーリー12の中心部には、四角棒状のスラット昇降軸
13が相対回転不能に嵌挿されている。
【0024】前記スラット昇降軸13の一端は、前記ス
ラット駆動装置7の出力軸に嵌合され、スラット駆動装
置7により回転駆動される。前記巻取りプーリー12に
は、その一端近傍から他端に向かって断面テーパ状に径
が小さくなるパイプ状の巻取り部14が形成される。図
3に示すように、前記巻取り部14は、第一のテーパ部
15と第二のテーパ部16とから構成される。
【0025】前記第一のテーパ部15は、巻取り部14
の一端側において、同巻取り部14の全長の6%程度の
範囲で形成され、残りの部分に第二のテーパ部16が形
成される。そして、第一のテーパ部15の傾斜角は4°
〜5°に設定され、第二のテーパ部16の傾斜角は第一
のテーパ部の傾斜角の1/10程度に設定されている。
【0026】前記巻取りプーリー12の他端には、一対
の係止溝17が形成されている。そして、前記昇降コー
ド5は巻取り部14の一端位置下方からヘッドボックス
1内に案内され、その上端部が係止溝17のいずれかに
掛止されている。
【0027】従って、スラット駆動装置7によりスラッ
ト昇降軸13が回転されて巻取りプーリー12が回転さ
れると、昇降コード5が巻取り部14に螺旋状に巻き取
られ、あるいは巻き戻される。
【0028】また、スラット3及びボトムレール4を最
下限まで下降させたとき、図2に示すように、昇降コー
ド5は巻取りプーリー12に対し約2.5回転分の巻残
しが生ずる長さに設定されている。
【0029】前記巻取りプーリー12の一端位置には、
障害物検知停止装置18が設けられている。すなわち、
前記巻取りプーリー12の一端部には六角軸状の嵌合部
19が形成され、その嵌合部19にはラチェット歯車2
0が嵌合されている。従って、巻取りプーリー12が回
転されると、ラチェット歯車20が巻取りプーリー12
と一体に回転される。
【0030】図2に示すように、前記ラチェット歯車2
0の下方において、前記コードサポート9にはスライド
ストッパ21が巻取りプーリー12の軸芯に直交する方
向に、すなわちヘッドボックス1の前後方向にのみ移動
可能に支持され、そのスライドストッパ21はコイルス
プリングの付勢力により、ヘッドボックス1の前方に向
かって付勢されている。
【0031】そして、スライドストッパ21がコイルス
プリングの付勢力に抗してコードサポート9の後側の内
側面に当接する位置では、スライドストッパ21は前記
ラチェット歯車20には係合しない。また、スライドス
トッパ21がコイルスプリングの付勢力により前方へ移
動すると、スライドストッパ21がラチェット歯車20
に係合して、同ラチェット歯車20の昇降コード巻戻し
方向の回転を阻止するようになっている。
【0032】前記スライドストッパ21にはその前後方
向中間部において案内片22が形成され、その案内片2
2の先端部には案内孔23がそれぞれ形成されている。
前記コードサポート9には、前記昇降コード5をヘッド
ボックス1内からヘッドボックス1外へ案内するための
開口部が形成され、その開口部には案内ローラー24が
回転可能に支持され、その案内ローラー24の前部外周
面がコードサポート9の中心線を含む垂直面上に位置し
ている。
【0033】前記昇降コード5はヘッドボックス1の下
方から案内ローラー24の前部外周面を経ての案内孔2
3に挿通され、その案内孔23から巻取りプーリー12
の後方へ案内されて、巻取り部14に巻着される。
【0034】そして、前記昇降コード5にボトムレール
4の重量が作用していると、巻取り部14と案内ローラ
ー24との間で昇降コード5が緊張される。すると、ス
ライドストッパ21はその案内孔23の位置が昇降コー
ド5により位置決めされて、コイルスプリングの付勢力
に抗して後方へ移動され、ラチェット歯車20に係合し
ない位置に保持される。
【0035】また、ボトムレール4が何らかの障害物に
当接したとき、あるいはボトムレール4が最下限まで下
降したとき、昇降コード5にボトムレール4の重量が作
用しない状態となるため、巻取り部14と案内ローラー
24との間の昇降コード5は緊張されない。
【0036】すると、スライドストッパ21はコイルス
プリングの付勢力により前方へ移動して、ラチェット歯
車20に噛合うようになっている。前記スラット駆動装
置7は、操作コード6の一方を下方へ引き出すことによ
り、スラット昇降軸13をスラット引上げ方向に回転駆
動し、操作コード6の他方を所定距離下方へ引くことに
より、スラット昇降軸13をボトムレール4及びスラッ
ト3の重量に基づいて自在に回転可能とし、操作コード
6をさらに所定距離引くことにより、ボトムレール4及
びスラット3の重量によるスラット昇降軸13の回転を
阻止するようになっている。
【0037】また、操作コード6の操作により角度調節
軸11を回転させてスラット3を角度調節可能とし、各
スラット3がほぼ垂直方向まで回動されるまでは、スラ
ット昇降軸13の回転を阻止し、かつ各スラット3がほ
ぼ垂直方向まで回動された後は、角度調節軸11の回転
を阻止するように動作する。
【0038】次に、上記のような横型ブラインドの動作
を説明する。操作コード6をスラット引上げ方向に引き
出すと、まず角度調節軸11が回転されて各スラット3
がほぼ垂直方向まで回動される。そして、スラット昇降
軸13がスラット引上げ方向に回転され、昇降コード5
が巻取りプーリー12の巻取り部14に巻き取られ、ボ
トムレール4及びスラット3が引上げられる。
【0039】このとき、昇降コード5は第一のテーパ部
15に巻き取られ、図4に示すように、後続の昇降コー
ド5の第一のテーパ部15への巻取り動作により、順次
第二のテーパ部16に向かって移動する。この結果、昇
降コード5が巻取り部14に螺旋状に巻き取られる。
【0040】スラット3を所望位置まで引上げた状態で
操作コード6を手放すと、スラット駆動装置7に内蔵さ
れた自重降下防止装置が作動して、スラット昇降軸13
のスラット下降方向の回転が阻止され、各スラット3が
所望位置に吊下支持される。
【0041】次いで、操作コード6をスラット下降方向
に引いて角度調節軸11を回転させると、各スラット3
の角度調節が可能となる。一方、操作コード6をスラッ
ト下降方向に引いてスラット3が垂直方向まで回動され
ると、スラット駆動装置7によりスラット昇降軸13が
自在に回転可能な状態となり、ボトムレール4及びスラ
ット3はその自重により下降する。そして、スラット3
を所望位置まで下降させて操作コード6を手放せば、自
重降下防止装置が作動して、スラット3の自重降下が阻
止され、同スラット3が所望位置に吊下支持される。
【0042】スラット3及びボトムレール4が最下限ま
で下降された状態では、図2に示すように、巻取り部1
4に対し約2.5回転分の昇降コード5が巻き残され、
その昇降コード5が巻取り部14の全長にわたって均等
に巻かれた状態となる。
【0043】この状態では、第一のテーパ部15に最も
近い位置で巻取り部14に巻着される昇降コード5と鉛
直線との挟角が30°程度となり、スラット3が最下限
に下降するまで、ボトムレール4の重量に基づいて巻取
りプーリー12に十分な回転力が作用している。
【0044】従って、スラット3及びボトムレール4の
重量に基づいて、スラット3及びボトムレール4は最下
限まで確実に下降する。スラット3の下降操作時に、ボ
トムレール4が何らかの障害物に当接して下降不能とな
ると、昇降コード5に弛みが生じてスライドストッパ2
1がコイルスプリングの付勢力により移動し、スライド
ストッパ21がラチェット歯車20に係合する。
【0045】すると、巻取りプーリー12の回転が阻止
されて、スラット3の下降操作が強制的に停止される。
また、ボトムレール4が最下限まで下降したときにも、
スライドストッパ21がラチェット歯車20に係合して
巻取りプーリー12の回転が阻止される。
【0046】上記のような横型ブラインドでは、次に示
す作用効果を得ることができる。 (1)操作コード6の操作により、角度調節軸11を回
転させて、スラット3を角度調節することができる。 (2)操作コード6の操作により、昇降コード5を巻取
りプーリー12に巻き取ってスラット3を引上げること
ができるとともに、スラット3及びボトムレール4の重
量により昇降コード5を巻取りプーリー12から巻き戻
して、スラット3を下降させることができる。 (3)スラット3が最下限に下降するまで、スラット3
及びボトムレール4の重量により巻取りプーリー12に
十分な回転力を作用させることができるので、スラット
3及びボトムレール4をその自重により確実に最下限ま
で下降させることができる。
【0047】上記実施の形態は、次に示すように変更す
ることもできる。 ・スラット3及びボトムレール4を最下限まで下降させ
た状態での巻取りプーリー12に対する昇降コード5の
巻き残しは、ボトムレール4の重量により巻取りプーリ
ー12に十分な回転力を付与することができれば、2.
5回転に限定されるものではなく、それ以上あるいはそ
れ以下でもよい。
【0048】すなわち、巻取りプーリーの径に対し、巻
取りプーリーの長さが短い場合には、巻き残しを少なく
しても巻取りプーリーに十分な回転力を付与することが
できる。また、巻取りプーリーの径に対し、巻取りプー
リーの長さが長い場合には、巻き残しの長さを長くする
必要がある。 ・第一のテーパ部15に最も近い位置で巻取り部14に
巻着される昇降コード5と鉛直線との挟角が45度以内
となるように、昇降コード5の巻き残し長さを設定して
も、同スラット3が最下限に下降するまでスラット3の
自重により巻取りプーリー12にスラット下降方向の回
転力を付与することができる。 ・上記のようなスラット昇降装置は、たくし上げカーテ
ンあるいはプリーツカーテンの昇降装置に応用すること
もできる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は巻取り
パイプに螺旋状に巻き取られた昇降コードを遮蔽材の重
量に基づいて巻き戻して該遮蔽材を下降させるブライン
ドにおいて、遮蔽材を最下限まで確実に下降させ得るブ
ラインドの昇降装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の横型ブラインドを示す正面図
である。
【図2】 スラット駆動装置及びスラット昇降装置を示
す断面図である。
【図3】 巻取りプーリーを示す斜視図である。
【図4】 巻取りプーリーの動作を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドボックス 3 遮蔽材(スラット) 5 昇降コード 7 遮蔽材駆動装置(スラット駆動装置) 12 巻取りプーリー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックス内で回転可能に支持され
    た断面テーパ状の巻取りプーリーから昇降コードを吊下
    支持し、前記昇降コードで遮蔽材を吊下支持し、前記ヘ
    ッドボックスに設けられた遮蔽材駆動装置を操作して前
    記巻取りプーリーを回転駆動することにより前記昇降コ
    ードを前記巻取りプーリーの大径側から小径側に向かっ
    て螺旋状に巻き取ることにより前記遮蔽材を引上げ、前
    記遮蔽材駆動装置を操作して前記巻取りプーリーを回転
    自在とすることにより、前記昇降コードを前記遮蔽材の
    自重により巻取りプーリーから巻き戻して、前記遮蔽材
    を下降させるブラインドにおいて、 前記昇降コードは、前記遮蔽材が最下限まで下降したと
    き、前記巻取りプーリーに巻き残しが生ずる長さとし
    て、前記遮蔽材が最下限に下降するまで、前記昇降コー
    ドに作用する遮蔽材の重量に基づいて巻取りプーリーを
    昇降コード巻戻し方向に回転駆動可能としたことを特徴
    とするブラインドの昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降コードの巻き残しは、前記ヘッ
    ドボックスの下方からヘッドボックス内に案内されて前
    記巻取りプーリーに巻着される昇降コードと鉛直線との
    挟角が45度以内となる長さとしたことを特徴とする請
    求項1記載のブラインドの昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降コードの巻き残しは、前記ヘッ
    ドボックスの下方からヘッドボックス内に案内されて前
    記巻取りプーリーに巻着される昇降コードと鉛直線との
    挟角が30度以内となる長さとしたことを特徴とする請
    求項1記載のブラインドの昇降装置。
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JP4928783B2 (ja) * 2005-12-28 2012-05-09 立川ブラインド工業株式会社 電動ブラインドの障害物検知停止装置
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