JP4856986B2 - 横型ブラインドのスラット駆動装置 - Google Patents
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Description
このように構成されたスラット昇降装置では、スラットが最下限に達していない状態では、図7及び図8に示すように、昇降コード1にスラット及びボトムレールの重量が作用しているため、昇降コード1は巻取軸3から案内ころ4を経て下方へ垂下される状態となる。
特許文献3には、ボトムレールを昇降することなく、スラットを角度調節可能とした横型ブラインドが開示されている。
特許文献1,2には、上記のような問題点を解決するための構成は開示されていない。
請求項6では、前記ガイド軸の外周面を断面円弧状に形成した。
前記スラット13の両側部における前記ラダーコード12の支持部近傍には、昇降コード16が挿通され、その昇降コード16の下端に前記ボトムレール14が取着されている。前記昇降コード16の上端部は前記ヘッドボックス11内の昇降コード巻取り装置17に支持されている。
因みに、図9に示す従来例の弛み部分の長さは、おおよそX2+Y2−Z2となる。従って、図から明らかなように、この実施の形態の弛み部分の長さは、従来例より十分長くなる。そして、この弛み部分の長さX1+Y1−Z1は、スラット13をほぼ180度回転させる場合の巻取軸21への昇降コード16の巻取り量に相当する長さが確保されている。
(1)スラット13を最下限まで下降させたとき、巻取軸21の昇降コード巻戻し方向の回転を阻止して、昇降コード16の無用な巻戻しを防止することができる。
(2)スラット13が最下限まで下降されて巻取軸21の回転が阻止された状態から、スラット13を全回転させて逆方向の全閉状態とするとき、ボトムレール14の上昇を防止することができる。
(3)昇降コード16が弛むとき、スライダー24とガイド軸29により昇降コード16の弛みを水平方向に折り重ねるようにして吸収することができる。従って、支持部材20にガイド軸29を設けるだけの簡易な構成により、支持部材20内の限られたスペースで十分な長さの弛みを吸収することができる。
(4)スライダー24の突部28を巻取軸21の真下でラチェット27と係合するように突部28の高さを低くして、突部28とラチェット27との係合を遅延させる遅延手段を構成した。従って、スラット13が最下限まで下降されてから、巻取軸21の回転が阻止されるまでの巻取軸21の回転角度を増大させて、昇降コード16の弛みを十分に確保することができる。
(5)昇降コード16の弛みを十分に確保することができるので、スラット13を逆方向の全閉状態とするとき、ボトムレール14の上昇を確実に防止することができる。
(6)ガイド軸29は支持部材20に一体成型されるので、部品点数を増大させることなく、簡易な構成で実現することができる。
(7)ガイド軸29の周面を断面円弧状としたので、昇降コード16との摩擦を軽減することができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・昇降コードあるいは昇降テープをプーリーに巻き取る横型ブラインドに応用することもできる。
・スライダー24は、昇降コード16の弛みに基づいて回動する回動レバーで構成してもよい。
Claims (6)
- 昇降コードを巻取軸に巻取り、あるいは巻戻してスラットを昇降する昇降コード巻取り装置と、ラダーコードを介してスラットを角度調節するとともに、前記スラットの昇降操作時にはスラットを全閉状態として昇降するラダーコード支持装置とを共通の操作手段で操作可能とし、前記昇降コード巻取り装置には前記昇降コードの弛みを検出して前記巻取軸の回転を阻止するストッパー装置を備えた横型ブラインドのスラット駆動装置において、
前記巻取軸には、前記スラットが最下限まで下降されて前記昇降コードに前記スラットの荷重が作用しなくなった後、少なくとも前記スラットの全回転角の回動に要する昇降コードの余巻を備え、
前記ストッパー装置は、
前記昇降コードに前記スラットの荷重が作用しないときに移動するスライダーと、
前記昇降コードに前記スラットの荷重が作用しなくなった後、前記余巻に基づいて少なくとも前記スラットの全回転角の回動に要する昇降コード長を巻戻すまで前記巻取軸の回転を阻止しない係合手段と、
前記スライダーの移動に基づいて、前記巻取軸から巻き戻された少なくとも前記スラットの全回転角の回動に要する昇降コードの弛みを吸収する吸収装置と
を備えたことを特徴とする横型ブラインドのスラット駆動装置。 - 前記吸収装置は、前記巻取軸を回転可能に支持する支持部材に、前記スライダーの移動に基づいて前記昇降コードを折り返して弛みを吸収する位置にガイド軸を設けて構成したことを特徴とする請求項1記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
- 前記係合手段は、
前記スライダーの移動に基づいて該スライダーに係合して前記巻取軸の回転を阻止するラチェットと、
前記スライダーに設けられ、前記ラチェットに係合する突部と、
前記ラチェットと突部との係合を遅延させる遅延手段と
を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。 - 前記ラチェットを前記巻取軸の外周に位置させ、前記スライダーを前記巻取軸の下方において前記支持部材の底辺上を移動可能に支持し、前記突部の突部の高さを低くして前記遅延手段を構成したことを特徴とする請求項3記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
- 前記ガイド軸を前記支持部材に一体に成型したことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
- 前記ガイド軸の外周面を断面円弧状に形成したことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
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