JP4856986B2 - 横型ブラインドのスラット駆動装置 - Google Patents

横型ブラインドのスラット駆動装置 Download PDF

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Description

この発明は、横型ブラインドのスラットを駆動するスラット駆動装置に関するものである。
横型ブラインドの一種類として、ヘッドボックスの一側から垂下される無端状の操作コードの操作により、スラットの昇降操作及び角度調節操作を可能としたものがある。このような横型ブラインドでは、操作コードの操作によりスラットが回動されるとともに昇降され、スラットがほぼ垂直方向まで回動された後に、操作コードをさらに同方向に操作すると、スラットが垂直方向に維持された状態で上昇あるいは下降する。
また、スラットが最下限まで下降されたとき、昇降コードの弛みを検出して昇降コード巻取軸の同方向へのそれ以上の回転を阻止して、昇降コードの無用な巻戻しを防止するストッパー装置を備えている。
図7〜図10は、スラットを昇降する昇降装置の従来例を示す。昇降コード1はヘッドボックス内の支持部材2に回転可能に支持された巻取軸3から案内ころ4を介して垂下され、巻取軸3の回転に基づいて同巻取軸3に螺旋状に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
支持部材2にはスライダー5がヘッドボックスの前後方向すなわち前記巻取軸3の径方向に移動可能に支持され、コイルスプリング6により常に後方へ付勢されている。スライダー5には側方に延びるアーム7が形成され、そのアーム7に挿通孔8が形成されている。そして、その挿通孔8に昇降コード1が挿通されている。
スライダー5の上方において、前記巻取軸3にはラチェット9が形成され、スライダー5にはラチェット9に係合する突部10が形成されている。
このように構成されたスラット昇降装置では、スラットが最下限に達していない状態では、図7及び図8に示すように、昇降コード1にスラット及びボトムレールの重量が作用しているため、昇降コード1は巻取軸3から案内ころ4を経て下方へ垂下される状態となる。
一方、スラットが最下限まで下降されて昇降コード1に弛みが生じると、図9及び図10に示すように、コイルスプリング6の付勢力によりスライダー5が移動して、突部10がラチェット9に係合し、巻取軸3の回転が阻止される状態となる。従って、スラットが最下限まで下降された後は、巻取軸3の回転を阻止して、昇降コード1の無用な巻戻しが阻止される。
特許文献1,2には、昇降コードの弛みを検出して昇降コードあるいは昇降テープの巻き戻しを阻止する機能を備えた昇降装置が開示されている。
特許文献3には、ボトムレールを昇降することなく、スラットを角度調節可能とした横型ブラインドが開示されている。
特許文献4には、ボトムレールの下限位置で、ボトムレールを昇降することなくスラットを角度調節可能とした横型ブラインドが開示されている。
特許第3288641号公報 実開昭60−94598号公報 実公平5−16396号公報 特許第2753733号公報
上記のような昇降装置において、スラットを最下限まで下降させるとき、図11(a)に示すように、スラットSはほぼ垂直方向となる全閉状態で下降する。そして、同図(b)に示すようにスラットSが最下限まで下降し、同図(c)に示すようにストッパー装置が作動して巻取軸3の回転が阻止された状態から、スラットSを全回転角すなわちほぼ180度回動させてスラットSを表裏方向に逆転させた全閉状態としたいときがある。
このような場合には、図9に示す状態から昇降コード1が巻取軸3に巻き取られ、図7に示す状態を経て、さらに昇降コード1が巻取軸3に巻き取られる。すなわち、図11(c)に示す状態から同図(d)に示す状態を経て、同図(e)に示す状態となる。
すると、スラットが逆方向に全閉となるまでに、ボトムレールBが下限位置Lから上昇して離間距離Xが生じるため、窓面の下部をスラットSで覆うことができなくなるという問題点がある。
特に、スラット幅の大きい横型ブラインドにおいては、スラットを全回転させるときに巻取軸に巻き取られる昇降コードの長さが長くなるため、このような問題が発生する。
特許文献1,2には、上記のような問題点を解決するための構成は開示されていない。
特許文献3に記載された構成では、昇降ドラムを回転させてスラットを昇降するとき、円筒部の内周面に沿って捩りコイルスプリングを摺動させながら昇降ドラムを回転させる必要があるため、大きな操作力を必要とする。また、障害物を検知して昇降ドラムの回転を阻止する機能は備えていない。
特許文献4に記載された構成では、ボトムレールを昇降することなくスラットを角度調節するために、操作軸を空転させる構成を採用しているが、部品点数が増大するという問題点がある。また、ラチェットと爪の噛み合いに不具合が発生すると、巻取りドラムに巻かれている昇降コードが緩んで巻ずれの原因となる。
この発明の目的は、共通の操作コードでスラットの昇降操作及び角度調節操作を行う横型ブラインドにおいて、下限位置まで下降させたスラットの角度調節操作によるスラットの上昇を簡易な構成で防止しながら、昇降操作に要する操作力を増大させることのない横型ブラインドを提供することにある。
請求項1では、昇降コードを巻取軸に巻取り、あるいは巻戻してスラットを昇降する昇降コード巻取り装置と、ラダーコードを介してスラットを角度調節するとともに、前記スラットの昇降操作時にはスラットを全閉状態として昇降するラダーコード支持装置とを共通の操作手段で操作可能とし、前記昇降コード巻取り装置には前記昇降コードの弛みを検出して前記巻取軸の回転を阻止するストッパー装置を備えた横型ブラインドのスラット駆動装置において、前記巻取軸には、前記スラットが最下限まで下降されて前記昇降コードに前記スラットの荷重が作用しなくなった後、少なくとも前記スラットの全回転角の回動に要する昇降コードの余巻を備え、前記ストッパー装置は、前記昇降コードに前記スラットの荷重が作用しないときに移動するスライダーと、前記昇降コードに前記スラットの荷重が作用しなくなった後、前記余巻に基づいて少なくとも前記スラットの全回転角の回動に要する昇降コード長を巻戻すまで前記巻取軸の回転を阻止しない係合手段と、前記スライダーの移動に基づいて、前記巻取軸から巻き戻された少なくとも前記スラットの全回転角の回動に要する昇降コードの弛みを吸収する吸収装置とを備えた
請求項2では、前記吸収装置は、前記巻取軸を回転可能に支持する支持部材に、前記スライダーの移動に基づいて前記昇降コードを折り返して弛みを吸収する位置にガイド軸を設けて構成した。
請求項3では、前記係合手段は、前記スライダーの移動に基づいて該スライダーに係合して前記巻取軸の回転を阻止するラチェットを備え、前記スライダーには前記ラチェットに係合する突部を設け、前記ラチェットと突部との係合を遅延させる遅延手段を備えた。
請求項4では、前記ラチェットを前記巻取軸の外周に位置させ、前記スライダーを前記巻取軸の下方において前記支持部材の底辺上を移動可能に支持し、前記突部の突部の高さを低くして前記遅延手段を構成した。
請求項5では、前記ガイド軸を前記支持部材に一体に成型した。
請求項6では、前記ガイド軸の外周面を断面円弧状に形成した。
本発明によれば、共通の操作コードでスラットの昇降操作及び角度調節操作を行う横型ブラインドにおいて、下限位置まで下降させたスラットの角度調節操作によるスラットの上昇を簡易な構成で防止しながら、昇降操作に要する操作力を増大させることのない横型ブラインドを提供することができる。
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図1に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス11から垂下される複数本のラダーコード12に多数段のスラット13が支持され、そのラダーコード12の下端にボトムレール14が吊下支持されている。
前記ラダーコード12の上端部は、ヘッドボックス11内に配設されるラダーコード支持装置15に取着されている。
前記スラット13の両側部における前記ラダーコード12の支持部近傍には、昇降コード16が挿通され、その昇降コード16の下端に前記ボトムレール14が取着されている。前記昇降コード16の上端部は前記ヘッドボックス11内の昇降コード巻取り装置17に支持されている。
前記ヘッドボックス11の一端から無端状の操作コード(操作コード)18が垂下され、その操作コード18の操作により、ヘッドボックス11内のギヤボックス及び駆動軸19を介してラダーコード支持装置15及び昇降コード巻取り装置17が駆動され、スラット13の昇降及び角度調節操作が行われる。
次に、前記昇降コード巻取り装置17の具体的構成を説明する。図2に示すように、ヘッドボックス11内に配設された支持部材20には、巻取軸21が回転可能に支持され、その巻取軸21に前記駆動軸19が嵌挿されている。そして、駆動軸19の昇降コード巻取り方向の回転にともなって巻取軸21が回転しながら矢印A方向に移動し、駆動軸19の昇降コード巻戻し方向の回転にともなって巻取軸21が回転しながら矢印B方向に移動するようになっている。
前記昇降コード16の上端は、前記巻取軸21の一端に取着されている。そして、巻取軸21が昇降コード巻取り方向に回転されると、昇降コード16が巻取軸21に螺旋状に巻き取られ、巻取軸21が昇降コード巻戻し方向に回転されると、昇降コード16が巻戻される。
前記巻取軸21の外周には前記ラダーコード12を吊下支持する吊下部材22が取着されている。この吊下部材22は、スラット13が垂直方向に回動されるまでは、巻取軸21と一体に回転し、スラット13が垂直方向となるまで回動された後は、スラット13の重量により回転が阻止され、巻取軸21が吊下部材22に対し空回りする公知の構成である。
図3及び図4に示すように、前記支持部材20の底辺には前記昇降コード16をヘッドボックス11下方に向かって案内する案内ころ23が回転可能に支持されている。その案内ころ23は、昇降コード16を巻取軸21の中心線に沿って垂下させる位置に設けられている。そして、昇降コード16は巻取軸21の外周面から案内ころ23を経て、ヘッドボックス11の下方へ垂下される。
前記支持部材20の底面上において、前記案内ころ23の側方には、スライダー24が移動可能に支持されている。そのスライダー24はヘッドボックスの11の前後方向に移動可能に支持されている。
前記スライダー24には側方すなわち前記案内ころ23側に延びるアーム25が形成され、そのアーム25の先端部には前記昇降コード16を挿通するための挿通孔26が形成されている。そして、前記昇降コード16は前記巻取軸21から挿通孔26及び案内ころ23を経て、下方へ垂下される。
前記スライダー24は、前記支持部材20の内側面を支点とするコイルスプリング30の付勢力により、常にヘッドボックス11の後方に向かって付勢されている。従って、スラット13が最下限まで下降されて昇降コード16に弛みが生じると、図5及び図6に示すように、スライダー24が後方に移動するようになっている。
前記スライダー24の上方において、前記支持部材20には前記巻取軸21と一体に回転するラチェット(係合手段)27が回転可能に支持されている。また、前記スライダー24の後端部上面には、前記ラチェット27に係合する突部(係合手段)28が形成されている。そして、図5に示すように、スライダー24が後方へ移動して、突部28が巻取軸21の真下まで移動したとき、ラチェット27が突部28に係合して、巻取軸21の昇降コード巻き戻し方向の回転が阻止されるようになっている。
前記支持部材20は合成樹脂で成型され、その支持部材20の底辺には前記案内ころ23に対向する斜め上方位置にガイド軸(吸収装置)29が同案内ころ23と並行するように一体形成されている。そして、昇降コード16は案内ころ23とガイド軸29との間に挿通され、前記スライダー24が後方へ移動するとき、昇降コード16はガイド軸29を介して後方へ案内されるようになっている。
なお、ガイド軸29は通常時に昇降コード16が案内ころ23を経て巻取られ、あるいは巻戻されるとき、昇降コード16が擦れない位置に形成される。また、ガイド軸29の案内ころ23側の側面は、断面円弧状に形成されて、昇降コード16との摩擦を軽減するようになっている。
次に、上記のように構成された横型ブラインドの動作を説明する。操作コード18を昇降コード16の巻取り方向に操作すると、昇降コード16が巻取軸21に螺旋状に巻き取られ、下段のスラット13から順次引き上げられる。
また、操作コード18を昇降コード16の巻戻し方向に操作すると、昇降コード16が巻取軸21から巻戻され、図12(a)に示すように、スラット13は全閉状態のままボトムレール14の下降にともなって上段のスラット13から順次ラダーコード12に支持される状態に復帰する。
このよう昇降操作中において、スラット13が最下限まで下降されていない状態では、昇降コード16にスラット13の重量が作用するため、昇降コード16は巻取軸21から案内ころ23を経てヘッドボックス11の下方へ垂下され、スライダー24はコイルスプリング30の付勢力に抗して図3に示す位置に保持される。
スラット13の下降操作中に、ボトムレール14が何らかの障害物に当接して下降不能となった状態で、巻取軸21がさらに同方向へ回転されると、昇降コード16に弛みが生じ、図5に示すように、コイルスプリング30の付勢力によりスライダー24が後方へ移動する。そして、スライダー24の突部28が巻取軸21の真下まで移動すると、スライダー24は支持部材20に当接してそれ以上移動不能となるとともに、その突部28にラチェット27が係合する。この結果、巻取軸21の昇降コード巻戻し方向へのそれ以上の回転が阻止されるため、障害物検知停止装置として動作する。
ラチェット27が突部28に係合した後は、巻取軸21を昇降コード16の巻取り方向に回転させてラチェット27と突部28との係合を解除する。そして、障害物を取り除いてから巻取軸21を昇降コード16の巻戻し方向に回転させれば、スラット13をさらに下降させることができる。
図12(b)に示すように、スラット13が最下限まで下降され、巻取軸21がさらに同方向に回転されると、スラット13及びボトムレール14はラダーコード12に支持される状態となって、昇降コード16にスラット13及びボトムレール14の荷重がかからなくなり、昇降コード16に弛みが生じる。すると、図5に示すように、コイルスプリング30の付勢力によりスライダー24が後方へ移動する。そして、スライダー24の突部28が巻取軸21の真下まで移動すると、スライダー24は支持部材20に当接してそれ以上移動不能となるとともに、その突部28にラチェット27が係合する。この結果、巻取軸21の昇降コード巻戻し方向へのそれ以上の回転が阻止され、図12(c)に示す状態となる。
このとき、昇降コード16はガイド軸29からアーム25の挿通孔26を経て巻取軸21に至る状態となり、その弛み部分の長さは、X1+Y1−Z1となる。
因みに、図9に示す従来例の弛み部分の長さは、おおよそX2+Y2−Z2となる。従って、図から明らかなように、この実施の形態の弛み部分の長さは、従来例より十分長くなる。そして、この弛み部分の長さX1+Y1−Z1は、スラット13をほぼ180度回転させる場合の巻取軸21への昇降コード16の巻取り量に相当する長さが確保されている。
スラット13が最下限まで下降された状態では、各スラット13はほぼ垂直方向に回動された全閉状態である。この状態から、スラット13を前回転すなわち全回転させて逆方向の全閉状態を選択する場合には、操作コード18を昇降コード巻取り方向に操作する。すると、巻取軸21が昇降コード巻取り方向に回転されて、図12(d)に示す状態を経て、同図(e)に示すように吊下部材22及びラダーコード12を介して各スラット13が逆方向に全閉状態となる。
このとき、昇降コード16は弛み部分が巻取軸21に巻き取られて、スライダー24がコイルスプリング30の付勢力に抗して移動するため、ヘッドボックス11から垂下されている昇降コード16が引き上げられることはなく、ボトムレール14は下限位置Lから上昇しない。
この状態から、スラット13を引き上げる場合には、操作コード18を昇降コード巻取り方向に操作すれば、昇降コード16が巻取軸21に巻き取られて、スラット13が引き上げられる。
上記のように構成された横型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)スラット13を最下限まで下降させたとき、巻取軸21の昇降コード巻戻し方向の回転を阻止して、昇降コード16の無用な巻戻しを防止することができる。
(2)スラット13が最下限まで下降されて巻取軸21の回転が阻止された状態から、スラット13を全回転させて逆方向の全閉状態とするとき、ボトムレール14の上昇を防止することができる。
(3)昇降コード16が弛むとき、スライダー24とガイド軸29により昇降コード16の弛みを水平方向に折り重ねるようにして吸収することができる。従って、支持部材20にガイド軸29を設けるだけの簡易な構成により、支持部材20内の限られたスペースで十分な長さの弛みを吸収することができる。
(4)スライダー24の突部28を巻取軸21の真下でラチェット27と係合するように突部28の高さを低くして、突部28とラチェット27との係合を遅延させる遅延手段を構成した。従って、スラット13が最下限まで下降されてから、巻取軸21の回転が阻止されるまでの巻取軸21の回転角度を増大させて、昇降コード16の弛みを十分に確保することができる。
(5)昇降コード16の弛みを十分に確保することができるので、スラット13を逆方向の全閉状態とするとき、ボトムレール14の上昇を確実に防止することができる。
(6)ガイド軸29は支持部材20に一体成型されるので、部品点数を増大させることなく、簡易な構成で実現することができる。
(7)ガイド軸29の周面を断面円弧状としたので、昇降コード16との摩擦を軽減することができる。
図13は、ガイド軸の別例を示す。このガイド軸31は、支持部材2の底辺に対し前後方向に移動可能に支持され、支持部材2を支点とするコイルスプリング32の付勢力により、前方すなわちスライダー24と逆方向に付勢されている。
このように構成されたガイド軸31は、昇降コード16にスラット13の荷重が作用しているときには、案内ころ23の後方すなわち図13において右方に位置する。そして、昇降コード16に弛みが生じると、コイルスプリング32の付勢力により前方へ移動して、昇降コード16の弛みを吸収する。また、スライダー24は第一の実施の形態と同様に後方にスライドして、昇降コード16の弛みを吸収する。
従って、上記実施の形態に比して、昇降コード16の弛みをさらに長く吸収することができるので、ボトムレール14の上昇を確実に防止することができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・昇降コードあるいは昇降テープをプーリーに巻き取る横型ブラインドに応用することもできる。
・スライダー24は、昇降コード16の弛みに基づいて回動する回動レバーで構成してもよい。
一実施の形態の横型ブラインドを示す正面図である。 昇降コード巻取り装置を示す正面図である。 昇降コード巻取り装置を示す側面図である。 昇降コード巻取り装置を示す平面図である。 昇降コード巻取り装置を示す側面図である。 昇降コード巻取り装置を示す平面図である。 従来例の動作を示す側面図である。 従来例の動作を示す平面図である。 従来例の動作を示す側面図である。 従来例の動作を示す平面図である。 (a)〜(e)は従来例の横型ブラインドの動作を示す概要図である。 (a)〜(e)は一実施の形態の横型ブラインドの動作を示す概要図である。 ガイド軸の別例を示す側面図である。
符号の説明
11…ヘッドボックス、12…ラダーコード、13…スラット、14…ボトムレール、15…ラダーコード支持装置、16…昇降コード、17…昇降コード巻取り装置、18…操作手段(操作コード)、20…支持部材、21…巻取軸、24…スライダー、27…係合手段(ラチェット)、28…係合手段(突部)29,31…吸収装置(ガイド軸)。

Claims (6)

  1. 昇降コードを巻取軸に巻取り、あるいは巻戻してスラットを昇降する昇降コード巻取り装置と、ラダーコードを介してスラットを角度調節するとともに、前記スラットの昇降操作時にはスラットを全閉状態として昇降するラダーコード支持装置とを共通の操作手段で操作可能とし、前記昇降コード巻取り装置には前記昇降コードの弛みを検出して前記巻取軸の回転を阻止するストッパー装置を備えた横型ブラインドのスラット駆動装置において、
    前記巻取軸には、前記スラットが最下限まで下降されて前記昇降コードに前記スラットの荷重が作用しなくなった後、少なくとも前記スラットの全回転角の回動に要する昇降コードの余巻を備え、
    前記ストッパー装置は、
    前記昇降コードに前記スラットの荷重が作用しないときに移動するスライダーと、
    前記昇降コードに前記スラットの荷重が作用しなくなった後、前記余巻に基づいて少なくとも前記スラットの全回転角の回動に要する昇降コード長を巻戻すまで前記巻取軸の回転を阻止しない係合手段と、
    前記スライダーの移動に基づいて、前記巻取軸から巻き戻された少なくとも前記スラットの全回転角の回動に要する昇降コードの弛みを吸収する吸収装置と
    を備えことを特徴とする横型ブラインドのスラット駆動装置。
  2. 前記吸収装置は、前記巻取軸を回転可能に支持する支持部材に、前記スライダーの移動に基づいて前記昇降コードを折り返して弛みを吸収する位置にガイド軸を設けて構成したことを特徴とする請求項1記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
  3. 前記係合手段は、
    前記スライダーの移動に基づいて該スライダーに係合して前記巻取軸の回転を阻止するラチェットと、
    前記スライダーに設けられ、前記ラチェットに係合する突部と、
    前記ラチェットと突部との係合を遅延させる遅延手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
  4. 前記ラチェットを前記巻取軸の外周に位置させ、前記スライダーを前記巻取軸の下方において前記支持部材の底辺上を移動可能に支持し、前記突部の突部の高さを低くして前記遅延手段を構成したことを特徴とする請求項3記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
  5. 前記ガイド軸を前記支持部材に一体に成型したことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
  6. 前記ガイド軸の外周面を断面円弧状に形成したことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の横型ブラインドのスラット駆動装置。
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