JP2003286793A - ブラインド - Google Patents
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Abstract
ンドの煽りを防止することができ、意匠性も良好なブラ
インドとする。 【解決手段】 窓枠F等の取付面に取り付けられる巻取
パイプ16と、巻取パイプ16に昇降可能に支持される
スクリーン18と、スクリーン18の他端に設けられる
ウエイトバー20と、からなり、ウエイトバー20の両
端部には、幅方向外側に突出可能にサイドキャップ24
が設けられ、該サイドキャップ24が窓枠F等に当接す
ることにより、ブラインドが窓枠F等に保持可能とな
る。
Description
し、特に、風に煽られたときのバタツキを防止すること
ができるブラインドに関する。
ド、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ローマン
シェード等の多くの種類のものがあり、これらは、共通
して、窓枠等の取付面に固定される支持部材と、支持部
材に昇降可能に支持される遮蔽材と、該遮蔽材の他端に
設けられる可動部材と、を有している。
は、風に煽られて遮蔽材がバタツクという共通の問題が
あり、このバタツキを防止する対策として、ブラインド
の両端にワイヤを挿通させることが行われている。例え
ば、ブラインドが横型ブラインド(ベネシャンブライン
ド)の場合、ヘッドボックス下面にワイヤの一端を固定
し、ワイヤの他端をスラット群及びボトムレールの端部
を挿通させた後に、窓枠に固定する。また、ブラインド
がロールスクリーンの場合、セットフレームにワイヤの
一端を固定し、スクリーン下端のウエイトバーの端部を
挿通させた後、窓枠に固定するのである。
イヤが配置されるために、施行に手間がかかるととも
に、遮蔽材を上昇させると特にワイヤが窓枠内で露出さ
れて意匠性が悪いという問題がある。
蔽材を下降させて展開した状態で、可動部材を窓枠に固
定した振止具に連結するというものがある。実開昭57
-99096号公報に記載されたものがその一例であ
り、窓枠に固定された振止具の底板の前後にボトムバー
の幅に相当する間隔を以って前後の起伏板の各下部を軸
着し、起伏板の下部と底板との間に起伏板直立時の係止
機構を設けている。そして、ブラインドのスラットが最
大下降したときに、前記底板の起伏板がボトムバーを挟
みつけて、ボトムバーの移動を拘束することにより、ブ
ラインドのバタツキを防止することができるようになっ
ている。同様の振止具は、実開昭56-114297号
公報にも記載されている。
ブラインドでは、ブラインドの遮蔽材が最下降位置にお
いてブラインドを支持することはできるものの、ブライ
ンドの遮蔽材が途中位置にあるときには、ボトムバーに
振止具を連結することができず、ブラインドの煽りを防
止することができない。
で、遮蔽材がどのような位置にあっても、ブラインドの
煽りを防止することができ、意匠性も良好なブラインド
を提供することをその目的とする。
ために、本発明は、窓枠等の取付面に取り付けられる支
持部材と、支持部材に昇降可能に支持される遮蔽材と、
該遮蔽材の反支持部材側に設けられる可動部材と、から
なるブラインドであって、前記可動部材の両端部には、
幅方向外側に突出可能に停止部材が設けられ、該停止部
材が窓枠等に当接することにより、可動部材が窓枠等に
保持可能であることを特徴とする。
可動部材に対して幅方向に引き込んだ状態となってお
り、通常のブラインドと同様に操作することができる。
遮蔽材を所望の高さに設定した後、停止部材を幅方向外
側に突出させて窓枠等に当接させると、可動部材は窓枠
等に拘束されて、保持される。よって、風などを受けて
もバタツキを防止することができる。可動部材がどのよ
うな高さにある場合でも、可動部材の両側に窓枠等が存
在しさえすれば、停止部材が窓枠等に当接することがで
きるので、ブラインドのバタツキを防止することができ
る。風などによって煽られるおそれがない場合、または
遮蔽材を昇降させる場合には、停止部材を引き込んだ状
態にしておけば、通常のブラインドと同じように使用す
ることができ、見た目も通常のブラインドと同じとする
ことができる。窓枠等にワイヤや振止具を固定する必要
がないために、意匠性を悪化させることなく、また施工
性を良好にすることができる。
とによってスプリングの付勢力により、幅方向外側に突
出するものとすることができる。スプリングの付勢力に
よって窓枠等に停止部材が当接されるために、停止部材
に十分な保持力を持たせることができる。また、前記停
止部材は、可動部材内を配索されるコードに連結されて
おり、該コードがストッパーを通り可動部材の外部へ導
出されており、該導出されたコードを操作することによ
り該ストッパーが解除されて停止部材が幅方向外側に突
出することとできる。前記導出されたコードを垂直下方
以外の方向に操作すると停止部材が幅方向外側に突出す
るようにした場合には、導出されたコードを、通常時に
は遮蔽材の昇降のときの操作部として利用することもで
きる。さらに、前記ストッパーは、コードの移動と共に
移動可能となった可動コロと、該可動コロと共にコード
を締め付け可能となった固定コロと、可動コロの移動を
案内するガイド部とを備えることができる。ガイド部は
可動コロを斜めにガイドするものとすることができる。
この場合、コードを垂直下方に操作したときには、スト
ッパーが解除せずに、コードを斜め下方に操作したとき
には、ストッパーが解除するようにすることができる。
端に支持されたボルト軸と、該ボルト軸に螺合するナッ
ト部材とを備え、前記停止部材は、ボルト軸の端部に一
体的に設けられるものとすることができる。ボルト軸と
ナットとの間の螺合によるボルト軸の突っ張りにより、
停止部材が窓枠等に当接されるために、停止部材に十分
な保持力を持たせることができる。
れるサイドキャップとすることができる。停止部材が幅
方向に引き込んでいるときには、停止部材を可動部材の
端部を覆うものとして使用することができる。
トムレール等とすることができる。
の形態を説明する。
に係るブラインドを表したものであり、ブラインドとし
てロールスクリーンに適用した場合を示している。図に
おいて、ロールスクリーン10は、窓枠F等に、図示し
ないブラケット、セットフレーム12及びサイドプレー
ト14を介して取り付けられる支持部材としての巻取パ
イプ16を備えている。巻取パイプ16の両端は、サイ
ドプレート14に回転可能に軸支される。巻取パイプ1
6には、巻取り及び巻解き可能に遮蔽材としてのスクリ
ーン18の一端が連結されている。また、スクリーン1
8の他端には、可動部材としてのウエイトバー20が連
結される。また、巻取パイプ16は、手動または自動に
よって、スクリーン巻取りまたは巻解き方向に回転可能
となっており、例えば、巻取パイプ16内部には、巻取
パイプ16をスクリーン巻取り方向に付勢するスプリン
グ及びスクリーン18を任意の位置で停止するために巻
取パイプ16の回転を停止させるストッパーが収納され
る。
に、主に、ウエイトバー本体22と、ウエイトバー本体
22の両端部に幅方向に突出可能に装着される停止部材
であるサイドキャップ24、24と、サイドキャップ2
4、24を幅方向に案内するサイドキャップガイド2
6、26と、コードストッパー28と、を備えている。
画室に分離されている。その上部区画室22aには上部
開口から前記スクリーン18の下端が差し込まれてお
り、該スクリーン18の下端は上部区画室22a内に拘
束されている。また、ウエイトバー本体22の下部区画
室22b内には、その幅方向の両端部に前記サイドキャ
ップ24、24と前記サイドキャップガイド26、26
が収納され、幅方向の中央部に前記コードストッパー2
8が収納される。各サイドキャップ24には、コード3
0の一端が連結される。コード30は、下部区画室22
b内を通り中央部のコードストッパー28へと配索され
て、コードストッパー28を通過した後、ウエイトバー
本体22から外部へと導出されて、操作部31に連結さ
れている。
32が設けられている。ストッパー部32には、図3及
び図4に示したように、斜面に多数の歯が並設されたガ
イド部32aと、前記コード30の移動と共に移動可能
となった可動コロ32bと、可動コロ32bと共にコー
ド30を締め付け可能となった固定コロ32cとが設け
られている。可動コロ32bは、ガイド部32aの歯に
噛み合うことでガイド部32aに沿って移動可能となっ
ている。可動コロ32bが、ガイド部32aに沿って斜
めに上昇すると、固定コロ32cに接近して固定コロ3
2cとの間の距離が狭まり、逆にガイド部32aに沿っ
て斜めに下降すると、固定コロ32cから遠ざかって固
定コロ32cとの間の距離が広がるようになっている。
よって、可動コロ32bと固定コロ32cとの間を配索
される前記コード30、30は、可動コロ32bの上昇
時に締め付けられて、移動が禁止され、可動コロ32b
の下降時に自由となる。
22の両端の開口を塞ぐサイドキャップ24の鍔部24
aと、サイドキャップガイド26の上面に形成されたガ
イド溝26bに案内される案内部24bと、サイドキャ
ップガイド26に形成され幅方向に伸びる縦孔26a内
へと挿入されるロッド部24cと、を有している。鍔部
24aの表面は、好ましくは摩擦材24dで被覆されて
いるとよい。ロッド部24cは、該縦孔26a内に配設
されたスプリング34によって幅方向外側へと常時付勢
されている。
10において、その作用を説明する。常時は、ウエイト
バー20において、コード30は、ストッパー部32に
おける可動コロ32bと固定コロ32cとの間に締め付
けられており、コード30によってサイドキャップ24
はスプリング34の付勢力に抗してその幅方向内側へと
引っ張られており、よってウエイトバー本体22内にサ
イドキャップ24の鍔部24a以外が幅方向内側に引き
込まれている(図3)。即ち、ウエイトバー本体22の
両端の開口をサイドキャップ24の鍔部24aが塞ぐ、
通常のロールスクリーン10のウエイトバーと同じ状態
となっている。
は、この状態で、操作部31を垂直に下方に引くことに
より、スクリーン18を下降させることができ、または
操作部31を垂直に少し下方へと引いて巻取パイプ16
内に収納されるストッパーを解除することにより、巻取
パイプ16内に収納されるスプリングの蓄勢力によって
スクリーン18を上昇させることができる。操作部31
を再び垂直に下方に引くと巻取パイプ16内に収納され
るストッパーが作動し、巻取パイプ16の回転が停止す
る。
た後、操作部31を図3の左方へと引く。すると可動コ
ロ32bがコード30から解放されてガイド部32aを
下降し、可動コロ32bと固定コロ32cとの間が間隔
が広がって、コード30は自由な状態となる。この状態
で、図4に示すように操作部31へかける力を緩める
と、前記スプリング34の付勢力により、サイドキャッ
プ24は幅方向外側へと突出して、窓枠Fの側部に当接
する。
ャップ24は窓枠Fの側部に押圧されるために、ウエイ
トバー20は窓枠Fに対して拘束・保持され、よってブ
ラインドのバタツキを防止することができる。
は、操作部31を持って下方へと引くと、コード30が
スプリング34の付勢力に抗してサイドキャップ24を
幅方向内側へと引っ張り、サイドキャップ24は幅方向
内側へと引き込まれる。そして、操作部31をストッパ
ー部32の真下へと移動させて操作部31へかける力を
緩めると、スプリング32の付勢力によりコード30が
移動して、可動コロ32bが上昇して、コード30は再
び可動コロ32bと固定コロ32cとの間に締め付けら
れ、サイドキャップ24は突出していない状態で保持さ
れる。この状態で、スクリーン18を昇降させることが
できる。手動操作の場合には、操作部31をスクリーン
18の昇降操作及びサイドキャップの幅方向の出没操作
の両方のために使用することができる。
施形態に係るブラインドを表したものであり、ブライン
ドとして横型ブラインド(ベネシャンブラインド)に適
用した場合を示している。図において、横型ブラインド
40は、窓枠F等にブラケット41を介して取り付けら
れる支持部材としてのヘッドボックス42を備えてい
る。ヘッドボックス42からは、ラダーコード44が吊
下げられており、該ラダーコード44によって、遮蔽材
としての多数のスラット46が支持されている。また、
ヘッドボックス42から吊下げられる昇降コード48が
各スラット46に形成された昇降コード挿通孔46aを
挿通して、その下端に可動部材としてのボトムレール5
0が連結される。
したウエイトバー20と同様のスプリング34とコード
30による突出機構及びストッパー部32による停止機
構を備えることができるが、図6に示すようにこの実施
形態では、それとは異なる機構を備えている。図6に示
す実施形態の機構を第1実施形態のウエイトバー20に
適用することも勿論可能である。図6に示すように、ボ
トムレール50は、ボトムレール本体52と、その両端
に装着されたサイドキャップガイド54と、各サイドキ
ャップガイド54を貫通するボルト軸56と、ボルト軸
56に一体に連結された停止部材であるサイドキャップ
58と、ボルト軸56に螺合するナット部材60と、を
備えている。ボルト軸56は、その横断面が非円形とな
っており、例えば円形からその一部が切り欠かれた形状
となっており、サイドキャップガイド54には、ボルト
軸56の非円形に適合した非円形の挿通口54aが形成
されており、その挿通口54aをボルト軸56が挿通す
ることで、ボルト軸56は、サイドキャップガイド54
及びボトムレール本体52に対して相対回転不能となっ
ている。サイドキャップ58の表面は、好ましくは摩擦
材58aで被覆されているとよい。
0において、その作用を説明する。常時は、ボトムレー
ル50において、ボルト軸56はボトムレール本体52
内に引き込まれた状態となっており、その状態におい
て、ボルト軸56に螺合するナット部材60をサイドキ
ャップガイド54及びサイドキャップ58に対して当接
させておく(図7)。
たは自動で操作することにより、スラット46の昇降及
び回転を行うことができる。ボトムレール50を適当な
高さに保持した後、各ナット部材60を回すことによ
り、サイドキャップ58を幅方向に突出させて、サイド
キャップ58を窓枠Fの側部に突っ張らせる(図6及び
図8)。これにより、ボトムレール50は窓枠Fに対し
て拘束・保持され、よってブラインドのバタツキを防止
することができる。
ウエイトバー20やボトムレール50がどの高さにあっ
てもサイドキャップ24、58を幅方向外側へと突出さ
せて窓枠Fに当接させることができ、ブラインドのバタ
ツキを防ぐことができる。また、従来のように窓枠F等
にワイヤや振止具等を固定する必要はないので、ブライ
ンド及びその周辺の見栄えを悪化させることなく、また
施工性を良好にすることができる。
インドとしてローマンシェード、プリーツスクリーン等
の任意のブラインドに同様に適用することができること
は言うまでもない。
止部材を幅方向外側に突出させて窓枠等に当接させる
と、ブラインドは窓枠等に拘束されて、保持される。よ
って、風などを受けてもバタツキを防止することができ
る。可動部材がどのような高さにある場合でも、可動部
材の両側に窓枠等が存在しさえすれば、停止部材を窓枠
等に当接させることができるので、ブラインドのバタツ
キを防止することができる。風などによって煽られるお
それがない場合、または遮蔽材を昇降させる場合には、
停止部材を引き込んだ状態にしておけば、通常のブライ
ンドと同じように使用することができ、見た目も通常の
ブラインドと同じとすることができる。窓枠等にワイヤ
や振止具を固定する必要がないために、意匠性を悪化さ
せることなく、また施工性を良好にすることができる。
斜視図であり、ブラインドとしてロールスクリーンに適
用した場合を表す。
る。
り(スクリーンは省略している)、サイドキャップが突
出していない状態を表す。
り(スクリーンは省略している)、サイドキャップが突
出している状態を表す。
斜視図であり、ブラインドとして横型ブラインドに適用
した場合を表す。
あり、サイドキャップが突出している状態を表す。
あり、サイドキャップが突出していない状態を表す。
あり、サイドキャップが突出している状態を表す。
Claims (6)
- 【請求項1】 窓枠等の取付面に取り付けられる支持部
材(16、42)と、支持部材(16、42)に昇降可
能に支持される遮蔽材(18、46)と、該遮蔽材(1
8、46)の反支持部材側に設けられる可動部材(2
0、50)と、からなるブラインドであって、 前記可動部材(20、50)の両端部には、幅方向外側
に突出可能に停止部材(24、58)が設けられ、該停
止部材(24、58)が窓枠等に当接することにより、
該可動部材(20、50)が窓枠等に保持可能であるこ
とを特徴とするブラインド。 - 【請求項2】 前記停止部材(24)は、ストッパー
(32)を解除することによってスプリング(34)の
付勢力により、幅方向外側に突出することを特徴とする
請求項1記載のブラインド。 - 【請求項3】 前記停止部材(24)は、可動部材(2
0)内を配索されるコード(30)に連結されており、
該コード(30)がストッパー(32)を通り可動部材
(20)の外部へ導出されており、該導出されたコード
(30)を操作することにより該ストッパー(32)が
解除されて停止部材(24)が幅方向外側に突出するこ
とを特徴とする請求項2記載のブラインド。 - 【請求項4】 前記ストッパー(32)は、コード(3
0)の移動と共に移動可能となった可動コロ(32b)
と、該可動コロ(32b)と共にコード(30)を締め
付け可能となった固定コロ(32c)と、可動コロ(3
2b)の移動を案内するガイド部(32a)とを備える
ことを特徴とする請求項3記載のブラインド。 - 【請求項5】 可動部材(50)の両端に支持されたボ
ルト軸(56)と、該ボルト軸(56)に螺合するナッ
ト部材(60)とを備え、前記停止部材(58)は、ボ
ルト軸(56)の端部に一体的に設けられることを特徴
とする請求項1記載のブラインド。 - 【請求項6】 前記停止部材(24、58)は、可動部
材(20、50)の端部に装着されるサイドキャップで
あることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項
に記載のブラインド。
Priority Applications (1)
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JP2002091834A JP3989759B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | ブラインド |
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