JPH07307851A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07307851A
JPH07307851A JP6099967A JP9996794A JPH07307851A JP H07307851 A JPH07307851 A JP H07307851A JP 6099967 A JP6099967 A JP 6099967A JP 9996794 A JP9996794 A JP 9996794A JP H07307851 A JPH07307851 A JP H07307851A
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JP
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error
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JP6099967A
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Inventor
Shigetaka Tanaka
重隆 田中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過去のファクシミリ送信における相手先毎の
エラー状況を容易に把握できるようにする。 【構成】 CPU1は、NCU6によるファクシミリ送
信時にファクシミリ送信エラーが発生したときの相手先
毎のエラー種類及びエラー発生時刻等のエラー情報をR
AM3に記憶し、その記憶数が所定数に達した時やオペ
レータによる指示があった時などに、その記憶したエラ
ー情報に基づいてファクシミリ送信先毎のエラー種類と
発生回数とエラー発生時刻とからなる送信エラー履歴情
報(エラー状況)を編集して、表示装置10に表示又は
プロッタ8によってプリントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、公衆回線等の通信回
線を介して各種のデータをファクシミリ送受信するファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置における自動発呼で
は、当然のことながら操作者が指定した相手先のファク
シミリ番号へ指定された時刻に発呼し、引き続いて送信
動作を行なうが、リダイヤル失敗や回線エラーなどで送
信が不成功に終わった場合、操作者による操作を新ため
て必要としていた。
【0003】従来、短縮ダイヤルに登録されている相手
先毎に過去の送信スピードの履歴を記憶し、その送信ス
ピードの中から最適な送信スピードを選択するいわゆる
AIモデムレート選択を行なって最適な送信スピードを
設定し、シフトダウン動作を引き起こさないように送信
を開始するファクシミリ装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、相手先へフ
ァクシミリ送信したとき、その地域や時間帯に応じて送
信状況が異なることがある。例えば、朝の始業直後や夕
方の終業間際にはなかなかつながらないビジー状態が多
かったり、昼間でも相手先によっては通信のエラー率が
高いものであったり、ある地域の相手先への送信がエラ
ーで終了する割合が高いものであったりすることがあ
る。
【0005】このような場合、その相手先との過去のエ
ラー状況を把握して改善しなければならないが、上述し
たような従来のAIモデムレート選択機能を備えたファ
クシミリ装置では、相手先と接続した後の送信時間を短
縮することはできるが、ダイヤル開始から接続までの時
間については対象外であり、いったん送信を開始してか
ら発生した種々の障害(エラー)に対しては有効な手立
てにならなかった。
【0006】また、短縮ダイヤル毎の使用回数をジャー
ナル出力するファクシミリ装置(例えば、特公平5−2
8939号公報参照)が提案されているが、このような
ファクシミリ装置では、単に相手先へのファクシミリ送
信回数を知ることができるだけであり、相手先毎の過去
のエラー状況を把握することはできない。
【0007】したがって、従来のファクシミリ装置で
は、相手先の過去のエラー状況を容易に把握できないと
いう問題があった。そして、相手先へファクシミリ送信
する際、その相手先の過去のエラー状況を事前に把握し
て対応しなければ、いたずらにエラーを繰り返すことに
なり、貴重な時間や経費を浪費してしまう。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、過去のファクシミリ送信における相手先毎のエ
ラー状況(障害状況)を容易に把握できるようにするこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、通信回線を介してファクシミリ送受信す
る手段を備えたファクシミリ装置において、ファクシミ
リ送信エラーが発生したときのエラー種類及びエラー発
生時刻等のエラー情報を記憶するエラー情報記憶手段
と、その手段に記憶したエラー情報に基づいてファクシ
ミリ送信先毎の送信エラー履歴情報を編集する送信エラ
ー履歴情報編集手段と、その手段によって編集した送信
エラー履歴情報を出力する送信エラー履歴情報出力手段
を設けたものである。
【0010】また、上記送信エラー履歴情報編集手段
を、エラー種類とその発生回数と発生時刻とからなる送
信エラー履歴情報を編集する手段にするとよい。
【0011】さらに、上記送信エラー履歴情報編集手段
に、指定されたファクシミリ送信先のエラー情報のみに
基づいて上記送信エラー履歴情報を編集する手段を設け
てもよい。
【0012】また、上記送信エラー履歴情報編集手段
に、指定された時間内に発生したエラー情報のみに基づ
いて上記送信エラー履歴情報を編集する手段を設けると
よい。
【0013】さらに、ファクシミリ送信時に、指定され
たファクシミリ送信先に対応するファクシミリ送信エラ
ー履歴情報を参照して最も発生回数の多いエラー種類を
抽出する抽出手段と、その手段によって抽出したエラー
種類の発生回数が予め決められた閾値を越えたときに警
告メッセージを出力する手段を設けるとよい。
【0014】さらにまた、上記抽出手段を、指定された
時間内に発生したエラー種類のなかから最も発生回数の
多いエラー種類を抽出する手段にするとよい。
【0015】
【作用】この発明によるファクシミリ装置は、ファクシ
ミリ送信エラーが発生したときのエラー種類及びエラー
発生時刻等のエラー情報を記憶し、そのエラー情報に基
づいてファクシミリ送信先毎の送信エラー履歴情報を編
集して出力するので、ファクシミリ送信先毎の送信エラ
ー状況を一覧することができる。
【0016】また、エラー種類とその発生回数と発生時
刻とからなる送信エラー履歴情報を編集するようにすれ
ば、エラー種類とその発生回数と発生時刻の送信エラー
状況を参照することができる。
【0017】さらに、指定されたファクシミリ送信先の
エラー情報のみに基づいて送信エラー履歴情報を編集す
るようにすれば、特定のファクシミリ送信先の送信エラ
ー状況についてのみ参照することができる。
【0018】また、指定された時間内に発生したエラー
情報のみに基づいて送信エラー履歴情報を編集するよう
にすれば、特定の時間内に発生した送信エラー状況につ
いてのみ参照することができる。
【0019】さらに、ファクシミリ送信時に、指定され
たファクシミリ送信先に対応するファクシミリ送信エラ
ー履歴情報を参照して最も発生回数の多いエラー種類を
抽出し、その抽出したエラー種類の発生回数が予め決め
られた閾値を越えたときに警告メッセージを出力するよ
うにすれば、その送信先についてエラーが多発している
ことを知ることができる。
【0020】さらにまた、指定された時間内に発生した
エラー種類のなかから最も発生回数の多いエラー種類を
抽出するようにすれば、特定の時間内でエラーが多発し
ていることを知ることができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例であるフ
ァクシミリ装置の構成を示すブロック図である。このフ
ァクシミリ装置は、CPU1,ROM2,RAM3,圧
縮伸長部(DCR)4,モデム5,ネットワークコント
ロールユニット(NCU)6,スキャナ7,プロッタ
8,制御パネル9,表示装置10,及びそれらを接続す
るバス11からなる。
【0022】CPU1は、マイクロコンピュータであ
り、このファクシミリ装置全体の制御を司り、ファクシ
ミリ通信に係る各種の処理、ファクシミリ通信時の通信
データをRAM3に記憶する処理、その通信データに基
づいて通信管理レポートやサービスレポートを作成して
出力する処理などを行なう。
【0023】その通信管理レポートは、ファクシミリ通
信が行なわれた日時,相手先,通信にかかった所要時
間,通信結果等の記録データのレポートであり、ファク
シミリ装置毎に定められる一定の通信回数毎にまとめて
出力される。また、サービスレポートは、通信管理記録
のうちエラーとなったものだけをまとめたり、エラーコ
ードだけをまとめたりしたサービスマンなどが利用する
保守用レポートである。
【0024】さらにCPU1は、この発明にかかわるR
AM3に記憶したエラー情報に基づいてファクシミリ送
信先毎の送信エラー履歴情報を編集する送信エラー履歴
情報編集手段と、指定された時間内に発生したエラー情
報のみに基づいて送信エラー履歴情報を編集する手段
と、ファクシミリ送信時に、指定されたファクシミリ送
信先に対応するファクシミリ送信エラー履歴情報を参照
して最も発生回数の多いエラー種類を抽出する抽出手段
の各機能も果たす。
【0025】ROM2は、読み出し専用のメモリであ
り、CPU1がこのファクシミリ装置全体の制御を行な
い、各種の機能を実行するための各種プログラムを格納
する。RAM3は、書き込み及び読み出し可能なメモリ
であり、CPU1がこのファクシミリ装置の制御を行な
うための各種の処理を行なうときの作業エリアとして使
用され、ファクシミリ通信の通信データと、ファクシミ
リ送信エラーが発生したときのエラー種類及びエラー発
生時刻等のエラー情報を記憶するエラー情報と、エラー
の発生回数の閾値などを格納する。
【0026】DCR4は、ファクシミリ送信するデータ
を圧縮し、ファクシミリ受信したデータを伸長するデー
タ圧縮・伸長処理を行なう。モデム5は、ファクシミリ
送信するデータを変調し、ファクシミリ受信したデータ
を復調するデータ変調・復調処理を行なう。
【0027】NCU6は、ファクシミリ送受信の際のネ
ットワーク制御処理を行ない、CPU1からの指示に基
づいて、相手局に発呼し、その発呼時に発呼したことを
知らせる制御信号をCPU1へ送り、相手局からの応答
を検出し、その検出時に応答を検出したことを知らせる
制御信号をCPU1へ送る処理なども行なう。すなわ
ち、通信回線を介してファクシミリ送受信する手段に相
当する。
【0028】スキャナ7は、紙等の原稿に記載されたフ
ァクシミリ送信又はコピー対象の文字,数字,及び記号
等の各種情報を光学的に読み取って入力する画像読取装
置である。プロッタ8は、スキャナ7によって読み取っ
た画像やファクシミリ受信したデータや、通信管理レポ
ート,サービスレポート,及び送信エラー履歴情報のレ
ポートなどを紙に印刷するレーザプリンタ等の印刷装置
である。すなわち、CPU1によって編集した送信エラ
ー履歴情報を出力する送信エラー履歴情報出力手段に相
当する。
【0029】制御パネル9は、各種の操作ボタンを備え
た入力装置であり、オペレータがワンタッチダイヤル,
短縮ダイヤル,通常のダイヤル入力による相手局の選択
信号の入力や、ファクシミリ送信や自動発呼の作業指示
や、通信管理レポート,サービスレポート,送信エラー
履歴情報のレポートなどの出力指示などの各種の指示を
入力する。
【0030】ワンタッチダイヤルは、予め1つのキーに
対して相手局の選択信号を登録しておくと、そのキーの
入力によって複数桁からなるファクシミリ電話番号を一
度に入力することができる。また、短縮ダイヤルは、複
数のキー、例えば2個のキーを組み合わせに対して相手
局の選択信号を登録しておくと、その複数キーの入力に
よって複数桁のファクシミリ電話番号を一度に入力する
ことができる。
【0031】表示装置10は、ファクシミリ通信時やレ
ポート出力の際や各種の作業時のメッセージ等を出力
し、ファクシミリ送信時にその送信先に対してエラーが
頻発しているときの警告メッセージなどを表示するLC
D等のディスプレイである。すなわち、エラー種類の発
生回数が予め決められた閾値を越えたときに警告メッセ
ージを出力する手段に相当する。
【0032】図2は、RAM3に通信データを記録する
ときのフォーマットの一例を示す図である。通信データ
は、ファクシミリ通信時の各種のデータからなり、ここ
では、サービスレポートを出力する際の基になる、日
付,時刻,相手先,通信モード,所要時間,及びエラー
情報を格納している。
【0033】図3は、図2に示した通信データに基づい
て作成されたサービスレポートを出力するときのフォー
マットの一例を示す図である。例えば、3月2日の15
時に相手先「TV NIPPON」へG3モードでペー
ジ数「1ページ」のファクシミリ送信を行なったときの
所要時間は「30秒」であり、その時に発生したエラー
種類を示すエラーコードは「0−01」が出力される。
【0034】図4は、RAM3にエラー情報を記録する
ときのフォーマットの一例を示す図である。エラー情報
は、相手先ファクシミリ番号毎、ワンタッチダイヤルと
短縮ダイヤル毎に格納する。ここでは、図2に示したR
AM3の通信データの格納されているエリアから送信エ
ラーに関するデータを取り出して、RAM3の別のワー
クエリアを使用して編集展開する。そのため、通信に関
するエラー情報のみを記憶することになり、ファクシミ
リ通信中のエラーはもちろんリダイヤル失敗や相手先か
らの応答無し等の相手先に接続できなかったときのエラ
ーも記憶される。
【0035】したがって、ワンタッチダイヤルに登録さ
れたファクシミリ送信先でエラーが発生したときのエラ
ー種類及びエラー発生時刻をワンタッチダイヤル毎にま
とめて記録する。例えば、ワンタッチダイヤルAについ
て、チェック用ポインタ(アドレス):P0,P1,P
2,…にそれぞれエラーコード(エラー種類)と発生時
刻を格納する。
【0036】次に、エラー情報から送信エラー履歴情報
を編集する処理について説明する。図5は、その処理を
示すフローチャートである。この処理は、ステップ(図
中では「S」で示す)1でエラーコードの初期値をセッ
トし、ステップ2でエラーコードの発生回数をカウント
するカウンタを初期化するカウンタクリアを行ない、ス
テップ3でRAM3内のエラー情報を参照するチェック
用ポインタを最新データにセットする。このセットで
は、最初に記録されているエラーコードをセットしても
よいし、予め決められた順番でエラーコードをセットし
てもよい。
【0037】その後、ステップ4でエラーコードが一致
するか否かを判断して、一致しなければステップ7へ進
むが、一致すればステップ5へ進んでカウンタに「1」
を加算して、ステップ6でそのエラーコードに対応する
時刻を読み出してRAM3の送信エラー履歴情報編集用
のワークエリアにセーブ(格納)し、ステップ7でチェ
ック用ポインタを次に進める。
【0038】さらに、ステップ8で次に発生回数をカウ
ントすべきデータ(エラーコード)が有るか否かを判断
して、あればステップ4へ戻って、エラーコードのカウ
ントと時刻のセーブの処理を繰り返す。なければステッ
プ9へ進んで全エラーコードをチェック済みか否か、つ
まり、全エラー種類について発生回数をカウントしたか
否かを判断する。
【0039】そして、ステップ9で全エラーコードにつ
いてチェック済みでなければステップ10へ進んで次の
エラーコードをセットし、ステップ3へ戻ってそのエラ
ーコードについての発生回数のカウントと時刻のセーブ
を行ない、全エラーコードについてチェック済みならこ
の処理を終了する。
【0040】ここで、図4に示したエラー情報に基づい
て、この送信エラー履歴情報を編集するときの処理の具
体例を説明する。まず、最初のエラー種類であるエラー
コードの初期値をセットする。ここでは、ビジーを示す
エラーコード「0−01」をセットする。次に、エラー
コード「0−01」の発生回数をカウントするカウンタ
を初期化して「0」をセットし、RAM3の最初のチェ
ック個所であるワンタッチダイヤルAのチェック用ポイ
ンタ:P0に格納されているエラーコードをセットす
る。
【0041】そして、そのエラーコードと最初にセット
したエラーコード「0−01」が一致するか否かを判断
して、一致すればカウンタにカウントして「1」とし、
チェック用ポインタ:P0のエラーコードの発生時刻を
読み出してセーブする。その後、チェック用ポインタ:
P1へ進めて、そこに格納されているエラーコードをセ
ットし、そのエラーコードがエラーコード「0−01」
と一致するか否かを判断し、一致すればカウンタをカウ
ントするが、一致しなければチェック用ポインタを次へ
進めて同様の処理を繰り返す。
【0042】このようにして、ビジーを示す「0−0
1」,回線エラーを示す「1−23」,シフトダウンを
示す「6−11」などの全エラーコードについて、それ
ぞれの発生回数をカウントし、その発生時刻をセーブす
る。
【0043】図6は、送信エラー履歴情報を編集したと
きのデータフォーマットの一例を示す図である。このよ
うに、エラーコード(エラー種類)毎にそのカウンタ
(発生回数)と発生時刻がまとめられる。例えば、ワン
タッチダイヤルAのエラー種類「ビジー」(エラーコー
ド「0−01」)については、発生回数が「3回」であ
り、その各発生時間が「15:00」「16:45」
「13:10」である。この送信エラー履歴情報をこの
フォーマットのまま印刷又は表示するようにしてもよ
い。
【0044】図7は、図6の送信エラー履歴情報をレポ
ートとして出力するときのフォーマットの一例を示す図
である。このように、ワンタッチダイヤルの種類を明示
し、エラーコードをエラー種類の名称に変換してプリン
ト又は表示する。例えば、ワンタッチダイヤルAが出力
され、そのエラーコード「0−01」は「ビジー」に翻
訳されて出力される。このようにすれば、ユーザに対し
て見易いレポートを提供することができる。
【0045】次に、送信エラー履歴情報のその他の編集
例について説明する。オペレータによって送信先が指定
されたときは、その指定された送信先のエラー情報のみ
に基づいて送信エラー履歴情報を編集する。この場合、
CPU1は指定されたファクシミリ送信先のエラー情報
のみに基づいて送信エラー情報を編集する手段としての
機能を果たす。
【0046】この処理は、図5に示した処理において、
送信先が指定されると、その指定された送信先が登録さ
れているワンタッチダイヤルのエラー情報についてのみ
ステップ1〜10の処理を行なう。
【0047】図8は、送信先が指定された場合の送信エ
ラー履歴情報をレポートで出力するときのフォーマット
の一例を示す図である。オペレータによって送信先「ワ
ンタッチダイヤルA」が指定されると、ワンタッチダイ
ヤルAの送信エラー履歴情報のみが出力される。この送
信先については複数個同時に指定することもできる。こ
のようにして、特定の送信先に関するエラー状況が出力
されるので、その送信先に対するファクシミリ送信のエ
ラー対策を講じることができる。
【0048】さらに、オペレータによってある時間が指
定されたときは、さらにその時間内に発生したエラー情
報のみに基づいて送信エラー履歴情報を編集する。この
場合のCPU1は、指定されたファクシミリ送信先のエ
ラー情報のうち、指定された時間内に発生したエラー情
報のみに基づいて送信エラー履歴情報を編集する手段と
しての機能を果たす。
【0049】この場合の処理は、図5に示した処理にお
いて、送信先と時間が指定されると、その指定された送
信先が登録されているワンタッチダイヤルのエラー情報
のうち、その時刻から指定された時間内に発生したエラ
ー情報についてのみステップ1〜10の処理を行なう。
【0050】図9は、送信先及び時間が指定された場合
の送信エラー履歴情報をレポートで出力するときのフォ
ーマットの一例を示す図である。オペレータによって送
信先「ワンタッチダイヤルA」と時間「8:00〜1
4:00」が指定されると、ワンタッチダイヤルAの
8:00〜14:00までのエラー状況が出力されるの
で、その送信先の特定時間内におけるファクシミリ送信
に対してエラー対策を講じることができる。
【0051】また、エラー情報を記録した全送信先につ
いて、オペレータによって指定された時間内に発生した
エラーコードについてのみ、その送信エラー履歴情報を
編集することもできる。この場合のCPU1は、指定さ
れた時間内に発生したエラー情報のみに基づいて送信エ
ラー履歴情報を編集する手段の機能を果たす。
【0052】この場合の処理は、図5に示した処理にお
いて、特定の時間が指定されると、送信先が登録されて
いる全ワンタッチダイヤルのエラー情報のうち、その時
刻から指定された時間内に発生したエラー情報について
のみステップ1〜10の処理を行なう。したがって、各
送信先毎に特定の時間帯におけるエラー状況のレポート
を出力することができる。
【0053】図10は、時間が指定された場合の送信エ
ラー履歴情報をレポートで出力するときのフォーマット
の一例を示す図である。オペレータによって時間「8:
00〜14:00」が指定されると、ワンタッチダイヤ
ルのAとDのそれぞれの8:00〜14:00までのエ
ラー状況が出力されるので、各送信先の特定時間内にお
けるファクシミリ送信に対してエラー対策を講じること
ができる。
【0054】さらにまた、全送信先について指定された
時間内に発生したエラーコードの各発生回数のみを送信
エラー履歴情報として編集することもできる。この場
合、CPU1は、指定された時間内に発生したエラー情
報のみに基づいて送信エラー履歴情報を編集する手段と
しての機能を果たす。
【0055】図11は、エラー情報の中から指定された
時間内に発生したエラーコードの発生回数を集計する処
理を示すフローチャートである。ここでは、指定された
時刻の前後1時間の範囲内に発生したエラーコードにつ
いて集計する処理について説明する。
【0056】この処理では、ステップ(図中では「S」
で示す)11で指定された時刻を送信指定時刻:Dと
し、ステップ12でRAM3内のエラー情報を参照する
チェック用ポインタを最新データにセットする。このセ
ットでは、最初に記録されているエラーコードをセット
してもよいし、予め決められた順番でエラーコードをセ
ットしてもよい。
【0057】その後、ステップ13でそのチェック用ポ
インタの示すエリアから発生時刻(カウント値)を読み
出し、ステップ14でその発生時刻が「D−1時間」以
上「D+1時間」以内に該当するか否か、つまり、その
発生時刻が指定された時刻の前後1時間以内であるか否
かを判断する。
【0058】その判断で、YESならステップ15へ進
んでその発生時刻に対応するエラーコードを読み出して
ワークエリア−A(ワンタッチダイヤルAのエラーコー
ドを格納するエリアを示す)にセーブし、ステップ16
でチェック用ポインタを次に進める。また、NOならそ
のままステップ16へ進んでチェック用ポインタを次に
進める。
【0059】そして、ステップ17で次のチェック用ポ
インタのエリアに次のデータ、つまり発生時刻があるか
否かを判断して、なければこの処理を終了するが、あれ
ばステップ13へ戻ってエラーコードの抽出の処理を繰
り返し、この処理を終了する。このようにして、RAM
3内のエラー情報から指定された時刻の前後1時間内に
発生したエラーコードを全て抽出し、ワークエリアにセ
ーブする。
【0060】その後、ワークエリアにセーブされたエラ
ーコードを同じ種類毎に集計し、それをエラーコード毎
の発生回数としてセーブして、そのエラーコード毎の発
生回数を送信エラー履歴情報のリポートとして出力す
る。
【0061】ここで、図4に示したエラー情報に基づい
て、この送信エラー履歴情報を編集するときの処理の具
体例を説明する。まず、最初の発生時刻を読み出す。こ
こでは、チェック用ポインタ:P0の時刻を読み出す。
次に、その時刻が指定された時刻の前後1時間内に該当
するか否かを判断して、該当すればその時刻に発生した
エラー種類を示すエラーコードを読み出して、ワークエ
リアにセーブする。
【0062】このようにして、その他のチェック用ポイ
ンタ:P1,P2,…の時刻についても順次指定時刻の
前後1時間以内の時刻か否か、つまり指定時間内の時刻
か否かを判断して、YESならその時刻のエラーコード
を読み出してワークエリアにセーブする。
【0063】図12は、指定時間内のエラーコードをセ
ーブするときのフォーマットの一例を示す図である。こ
のように、エラー情報から指定時間内のエラーコードを
全て抽出してセーブすると、同じエラーコードの個数を
集計し、エラーコード毎の発生回数を求める。
【0064】図13は、図12のエラーコード毎の発生
回数をセーブするときのフォーマットの一例を示す図で
ある。このように、エラーコード「0−01」(ビジ
ー)のカウント値(発生回数)「3」と、エラーコード
「1−23」(回線エラー)の発生回数「1」と、エラ
ーコード「6−11」(シフトダウン)の発生回数
「2」とをそれぞれセーブする。
【0065】図14は、図13の送信エラー履歴情報を
レポートとして出力するときのフォーマットの一例を示
す図である。このように、エラーコードをエラー種類の
名称に変換してその発生回数と共にプリント又は表示す
る。例えば、エラーコード「0−01」は「ビジー」に
翻訳され、その発生回数「3」と共に出力される。この
ようにすれば、ユーザに対して見易いレポートを提供す
ることができる。
【0066】このようにして、オペレータはファクシミ
リ送信の宛先毎の送信エラーの種類と発生時刻をリスト
形式で見ることができるので、その宛先へのファクシミ
リ送信について潜在しているエラー状況を明らかにする
資料を提供することができ、その資料に基づいてエラー
原因の調査と検討を行ない、交信状況を容易に改善する
ことができる。
【0067】なお、送信エラー履歴情報の編集処理は予
め決めておいたファクシミリ送信回数が行なわれたと
き、それまでに記録されたエラー情報に基づいて自動的
に編集するようにしてもよいし、オペレータからの編集
指示があったときに行なうようにしてもよい。送信エラ
ー履歴情報のレポートは、それが編集され次第に自動的
に出力するようにしてもよいし、オペレータから指示が
あったときに出力するようにしても良い。
【0068】また、上述の実施例ではエラー種類とその
発生回数と発生時刻からなる送信エラー履歴情報を編集
する場合について説明したが、エラー状況を示すその他
のデータも含めて編集するようにしてもよい。
【0069】次に、ファクシミリ送信時に送信先が指定
されたとき、その送信先にエラーが多発している場合に
は警告を出力するときの処理について説明する。この場
合、CPU1は、ファクシミリ送信時に、指定されたフ
ァクシミリ送信先に対応するファクシミリ送信エラー履
歴情報を参照して最も発生回数の多いエラー種類を抽出
する抽出手段の機能を果たし、表示装置10と共に、そ
の抽出したエラー種類の発生回数が予め決められた閾値
を越えたときに警告メッセージを出力する手段の機能も
果たす。
【0070】図15は、その処理を示すフローチャート
である。この処理は、送信エラー履歴情報を基にして行
なわれる。まず、送信先が指定されたとき、ステップ
(図中「S」で示す)21でエラー送信履歴情報中のそ
の指定された送信先のチェック用ポインタを最初のデー
タにセットする。
【0071】そして、ステップ22でエラー送信履歴情
報のチェック用ポインタの格納エリアを参照し、そのエ
リアの指定された送信先のエラーコード(エラー種類)
のカウンタ値を読み出してワークエリアにセーブ(格
納)して、ステップ23でチェック用ポインタを次のポ
インタへ進め、ステップ24で次のデータが有るか否
か、つまりそのポインタの格納エリアにエラーコードの
カウンタ値が有るか否かを判断する。
【0072】ステップ24の判断で次のデータが有れ
ば、ステップ25へ進んでそのカウンタ値を読み出し、
ワークエリアにセーブされているカウンタ値と比較し、
ステップ26でセーブデータより大か否か、つまり新た
に読み出したカウンタ値がワークエリアにセーブされて
いるカウンタ値よりも大きいか否かを判断して、大きく
なければそのままステップ23へ戻り、次のカウンタ値
との比較を行なう。
【0073】また、ステップ26の判断でセーブデータ
よりも大きい、つまり新たに読み出したカウンタ値がワ
ークエリアにセーブされているカウンタ値よりも大きい
ならば、ステップ27へ進んでワークエリアにセーブ
し、ワークエリアのカウンタ値を新たなカウンタ値に更
新する。その後、ステップ23へ戻って次のカウンタ値
との比較を行なう。
【0074】すなわち、ステップ23〜27の処理によ
って、エラー送信履歴情報中の指定された送信先の各エ
ラーコードのうち、最もカウンタ値(発生回数)の多い
エラーコードのそのカウンタ値を求めてワークエリアに
セーブする。
【0075】そして、ステップ24の判断で次のデータ
がなければ、ステップ28へ進んでワークエリアにセー
ブされているカウンタ値が予め決められているスレッシ
ュ(閾値)よりも大きいか否かを判断して、大きくなけ
ればそのままこの処理を終了するが、大きければステッ
プ29で警告表示を行なってこの処理を終了する。
【0076】このようにして、ファクシミリ送信時に送
信先が指定されたとき、エラー送信履歴情報を検索し
て、発生回数が最も多いエラーコードを見つけだし、そ
の発生回数が予め定められている閾値よりも大きいとき
には、指定された送信先についてそのエラーコードのエ
ラー種類が多発していることを警告する。
【0077】ここで、図6に示したエラー送信履歴情報
に基づいて、上述したファクシミリ送信時に送信先が指
定されたとき、その送信先にエラーが多発している場合
には警告を出力する処理の具体例を説明する。
【0078】例えば、ワンタッチダイヤルAが指定され
た場合、エラー送信履歴情報の最初のエラーコード「0
−01」(ビジー)のカウンタ値「3」を読み出してワ
ークエリアにセーブする。次に、エラーコード「1−2
3」(回線エラー)のカウンタ値「1」を読み出して、
ワークエリアのカウンタ値「3」と比較し、大きい方を
ワークエリアにセーブする。この場合はカウンタ値
「3」がそのままセーブされる。
【0079】さらに、エラーコード「6−11」(シフ
トダウン)のカウンタ値「2」を読み出して、ワークエ
リアのカウンタ値「3」と比較し、大きい方をワークエ
リアにセーブする。この場合もカウンタ値「3」がその
ままセーブされ、全てのエラーコードの中から発生回数
の最も多いエラーコード「0−01」が求まる。
【0080】そして、そのエラーコード「0−01」の
カウンタ値「3」と、予め決められたスレッシュとを比
較し、スレッシュよりも大きければ、ワンタッチダイヤ
ルAによって指定された送信先へはビジーエラーが多発
していることを示す警告メッセージを表示し、待機す
る。この警告メッセージを表示する際には警告音も合わ
せて出力するようにすれば、より注意を喚起することが
できる。
【0081】なお、上述した閾値は、頻発しているエラ
ーがあるときにのみその旨を警告できるように、オペレ
ータが任意の値を自由に設定できるようにするとよい。
【0082】次に、ファクシミリ送信時に指定された送
信先と送信時刻でエラーが多発している場合には警告を
出力するときの処理について説明する。この場合、CP
U1は、ファクシミリ送信時に、指定された時間内に発
生したエラー種類のなかから最も発生回数の多いエラー
種類を抽出する抽出手段の機能を果たす。
【0083】さらに、表示装置10と共に、その抽出し
たエラー種類の発生回数が予め決められた閾値を越えた
ときに警告メッセージを出力する手段の機能も果たす。
この処理も、送信エラー履歴情報を基にして行なわれ
る。
【0084】この処理は、送信先と時間が指定されたと
き、エラー情報のその指定された送信先のチェック用ポ
インタを最初のデータにセットする。その時間は、時刻
指定送信の場合の送信指定時刻又は即時送信の場合の送
信時刻である。そして、エラー情報のチェック用ポイン
タの格納エリアを参照し、そのエリアの時刻が指定時間
内にあるか否かを判断して、なければ次のチェック用ポ
インタの格納エリアを参照し、同じ処理を繰り返す。
【0085】また、参照したエリアの時刻が指定時間内
にあればその時刻に対応するエラーコードを読み出して
セーブし、次のチェック用ポインタの格納エリアを参照
し、同じ処理を繰り返す。
【0086】こうして、指定された送信先の全エラー情
報を参照して指定時間内に発生したエラーコードを抽出
し、それらをセーブすると、同じ種類のエラーコードの
個数をカウントして、エラーコード毎の発生回数として
セーブする。その後、各エラーコードのうち最も発生回
数の多いエラーコードを抽出し、そのエラーコードの発
生回数が予め決められた閾値(スレッシュ)よりも大き
いか否かを判断する。
【0087】そして、スレッシュよりも大きくなければ
そのまま処理を終了するが、大きいならば指定された送
信先の指定された時間内においてエラーが多発している
ことを示す警告表示を行なってこの処理を終了する。そ
の表示の際、どのようなエラー種類であるかを示す内容
も表示するとよい。また、警告音も発すると良い。
【0088】例えば、指定された送信先の指定された時
間内に発生したエラーコードを抽出してセーブした結果
が図12に示した各エラーコードの場合、これらのエラ
ーコードから図13に示した各エラーコードの発生回数
が求められる。
【0089】そして、最も発生回数の多いエラーコード
「0−01」(ビジー)を抽出し、その発生回数「3」
がスレッシュよりも大きい場合は、ワンタッチダイヤル
Aの送信先の指定された時間内では、ビジーエラーが多
発していることを警告するメッセージを表示する。その
後、直ちに発呼を開始してもよいが、オペレータによる
エラー回避のための対応作業を行なわせるため、発呼を
待機するようにすればより効果的である。
【0090】このようにして、ファクシミリ送信時に送
信先と送信時間(メモリ送信等の時刻指定の場合の送信
時刻も含む)が指定されたとき、エラー情報を検索し
て、指定された送信時間内の発生回数が最も多いエラー
コードを見つけだし、その発生回数が予め定められてい
る閾値よりも大きいときには、指定された送信先の指定
された時間内についてそのエラーコードのエラー種類が
多発していることを警告する。
【0091】この実施例のファクシミリ装置は、宛先毎
の送信エラーの種類とその発生時刻をリスト形式で出力
するので、潜在している通信時の問題点が顕著になり、
オペレータはそのリストを一覧することによって、原因
を容易に調査検討することができ、早期に交信状況を改
善することができる。
【0092】また、送信操作時に指定した相手先に対し
て最も発生頻度の高いエラー種類が所定値を越えている
ときには警告されるので、操作者は容易にそのエラー種
類の発生を回避するための対応を取ることができる。さ
らに、エラー状況を時刻に関して絞り込むことによっ
て、より効果的に警告を通知することができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファクシミリ装置によれば、過去のファクシミリ送信
における相手先毎のエラー状況を容易に把握できるの
で、オペレータは、ファクシミリ送信先にエラー送信を
起さないようにするための対策を容易に取ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したRAM3に通信データを記録する
ときのフォーマットの一例を示す図である。
【図3】図2に示した通信データに基づいて作成された
サービスレポートを出力するときのフォーマットの一例
を示す図である。
【図4】図1に示したRAM3にエラー情報を記録する
ときのフォーマットの一例を示す図である。
【図5】この実施例のファクシミリ装置におけるエラー
情報から送信エラー履歴情報を編集する処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図5の処理によって送信エラー履歴情報を編集
したときのデータフォーマットの一例を示す図である。
【図7】図6に示す送信エラー履歴情報をレポートとし
て出力するときのフォーマットの一例を示す図である。
【図8】この実施例のファクシミリ装置における送信先
が指定された場合の送信エラー履歴情報をレポートで出
力するときのフォーマットの一例を示す図である。
【図9】この実施例のファクシミリ装置における送信先
及び時間が指定された場合の送信エラー履歴情報を出力
するときのフォーマットの一例を示す図である。
【図10】この実施例のファクシミリ装置における時間
が指定された場合の送信エラー履歴情報をレポートで出
力するときのフォーマットの一例を示す図である。
【図11】この実施例のファクシミリ装置におけるエラ
ー情報中から指定された時間内に発生したエラーコード
の発生回数を集計する処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】この実施例のファクシミリ装置における指定
時間内のエラーコードをセーブするときのフォーマット
の一例を示す図である。
【図13】図12に示したエラーコード毎の発生回数を
セーブするときのフォーマットの一例を示す図である。
【図14】図13に示した送信エラー履歴情報をレポー
トとして出力するときのフォーマットの一例を示す図で
ある。
【図15】この実施例のファクシミリ装置におけるファ
クシミリ送信時に指定された送信先に関するエラー警告
を出力するときの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:CPU 2:ROM 3:RAM 4:圧縮伸長部(DCR) 5:モデム 6:ネットワークコントロールユニット(NCU) 7:スキャナ 8:プロッタ 9:制御パネル 10:表示装置 11:バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介してファクシミリ送受信す
    る手段を備えたファクシミリ装置において、ファクシミ
    リ送信エラーが発生したときのエラー種類及びエラー発
    生時刻等のエラー情報を記憶するエラー情報記憶手段
    と、該手段に記憶したエラー情報に基づいてファクシミ
    リ送信先毎の送信エラー履歴情報を編集する送信エラー
    履歴情報編集手段と、該手段によって編集した送信エラ
    ー履歴情報を出力する送信エラー履歴情報出力手段とを
    設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、前記送信エラー履歴情報編集手段が、エラー種類と
    その発生回数と発生時刻とからなる送信エラー履歴情報
    を編集する手段であることを特徴とするファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のファクシミリ装置
    において、前記送信エラー履歴情報編集手段に、指定さ
    れたファクシミリ送信先のエラー情報のみに基づいて前
    記送信エラー履歴情報を編集する手段を設けたことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ファクシミリ装置において、前記送信エラー履歴情報編
    集手段に、指定された時間内に発生したエラー情報のみ
    に基づいて前記送信エラー履歴情報を編集する手段を設
    けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のファクシミリ装置におい
    て、ファクシミリ送信時に、指定されたファクシミリ送
    信先に対応するファクシミリ送信エラー履歴情報を参照
    して最も発生回数の多いエラー種類を抽出する抽出手段
    と、該手段によって抽出したエラー種類の発生回数が予
    め決められた閾値を越えたときに警告メッセージを出力
    する手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のファクシミリ装置におい
    て、前記抽出手段が、指定された時間内に発生したエラ
    ー種類のなかから最も発生回数の多いエラー種類を抽出
    する手段であることを特徴とするファクシミリ装置。
JP6099967A 1994-05-13 1994-05-13 ファクシミリ装置 Pending JPH07307851A (ja)

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JP6099967A JPH07307851A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 ファクシミリ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000001393A (ko) * 1998-06-11 2000-01-15 윤종용 프린터에서 에뮬레이션 에러 처리방법
JP2010081056A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 設定確認報知システム、及び設定自動修正システム
JP2010216868A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Fujitsu Ltd 検体検査支援装置及びその方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20000001393A (ko) * 1998-06-11 2000-01-15 윤종용 프린터에서 에뮬레이션 에러 처리방법
JP2010081056A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 設定確認報知システム、及び設定自動修正システム
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