JPH1093752A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH1093752A
JPH1093752A JP8242897A JP24289796A JPH1093752A JP H1093752 A JPH1093752 A JP H1093752A JP 8242897 A JP8242897 A JP 8242897A JP 24289796 A JP24289796 A JP 24289796A JP H1093752 A JPH1093752 A JP H1093752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
destination
information
communication
terminal device
facsimile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8242897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Ozaki
達也 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8242897A priority Critical patent/JPH1093752A/ja
Publication of JPH1093752A publication Critical patent/JPH1093752A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置に登録された宛先毎のダイ
ヤル使用回数等のファクシミリ通信に関する各種の情報
を容易に参照できるようにする。 【解決手段】 ファクシミリ装置1のCPU13等は、
予め登録された宛先情報毎にダイヤル使用回数を計数し
てパラメータメモリ7に記録し、その宛先情報毎のダイ
ヤル使用回数をホストPC・I/F部15を介して接続
されたPC2へ定期的に又はPC2からの指令に基づい
て通知して、PC2はその通知された情報をディスプレ
イ装置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、公衆回線を介し
てファクシミリ通信を行なうと共に、パーソナルコンピ
ュータ等の端末装置と物理的なインタフェースを介して
データ通信も行なうファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆回線を介して他のファクシミ
リ装置とファクシミリ通信を行なうと共に、物理的なイ
ンタフェースを介してパーソナルコンピュータ等の端末
装置とデータ通信可能なファクシミリ装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、ファクシミリ通信の宛先毎の使
用頻度等の情報を容易に知ることができないという問題
があった。この発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ファクシミリ通信に関する各種の情報を容易に参
照できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、公衆回線を介してファクシミリ通信を行
なう手段と、端末装置と物理的なインタフェースによっ
て通信可能に接続する手段を備えたファクシミリ装置に
おいて、予め登録された宛先情報毎にダイヤル使用回数
を計数して記録する手段と、その手段に記録された宛先
情報毎のダイヤル使用回数を上記端末装置へ定期的に又
はその端末装置からの指令に基づいて通知する手段を設
けたものである。
【0005】また、公衆回線を介してファクシミリ通信
を行なう手段と、端末装置と物理的なインタフェースに
よって通信可能に接続する手段を備えたファクシミリ装
置において、予め登録された宛先情報毎に通信時の通信
エラー情報を記録する手段と、その手段に記録された宛
先情報毎の通信エラー情報を上記端末装置へ定期的に又
はその端末装置からの指令に基づいて通知する手段を設
けるとよい。
【0006】さらに、公衆回線を介してファクシミリ通
信を行なう手段と、端末装置と物理的なインタフェース
によって通信可能に接続する手段を備えたファクシミリ
装置において、予め登録された使用者コード毎に使用し
た宛先情報とその使用回数を記録する手段と、その手段
に記録された使用者コード毎に使用した宛先情報とその
使用回数を上記端末装置へ定期的に又はその端末装置か
らの指令に基づいて通知する手段を設けるとよい。
【0007】さらにまた、公衆回線を介してファクシミ
リ通信を行なう手段と、端末装置と物理的なインタフェ
ースによって通信可能に接続する手段を備えたファクシ
ミリ装置において、予め登録された宛先情報毎に通信時
の通信回線情報を記録する手段と、その手段に記録され
た宛先情報毎の通信時の通信回線情報を上記端末装置へ
定期的に又はその端末装置からの指令に基づいて通知す
る手段を設けるとよい。
【0008】あるいはまた、公衆回線を介してファクシ
ミリ通信を行なう手段と、端末装置と物理的なインタフ
ェースによって通信可能に接続する手段を備えたファク
シミリ装置において、予め登録された宛先情報毎にその
宛先情報毎のダイヤル使用料金を算出して記録する手段
と、その手段に記録された宛先情報毎のダイヤル使用料
金を上記端末装置へ定期的に又はその端末装置からの指
令に基づいて通知する手段を設けるとよい。
【0009】そしてまた、公衆回線を介してファクシミ
リ通信を行なう手段と、端末装置と物理的なインタフェ
ースによって通信可能に接続する手段を備えたファクシ
ミリ装置において、予め登録された宛先情報毎に通信時
の各種の情報を記録する手段と、その手段に記録された
各種の情報を通信完了時に上記端末装置へ通知する手段
を設けるとよい。
【0010】また、上記端末装置上でダイヤル使用回数
の多い順又は少ない順にソートされた宛先情報毎のダイ
ヤル使用回数を受信して記録する手段を設けるとよい。
さらに、上記端末装置上で通信エラー種別又は通信エラ
ーの多い順又は少ない順又は通信エラーの発生数が多い
順にソートされた宛先情報毎の通信エラー情報を受信し
て記録する手段を設けるとよい。
【0011】さらにまた、上記端末装置上で使用者コー
ドの使用数の多い宛先順又は少ない宛先順にソートされ
た使用者コード毎に使用した宛先情報とその使用回数を
受信して記録する手段を設けるとよい。そしてまた、上
記端末装置上でダイヤル使用料金が多い順又は少ない順
にソートされた宛先情報毎のダイヤル使用料金を受信し
て記録する手段を設けるとよい。
【0012】この発明の請求項1のファクシミリ装置
は、予め登録された宛先情報毎にダイヤル使用回数を計
数して記録し、その記録された宛先情報毎のダイヤル使
用回数を物理的なインタフェースによって通信可能に接
続した端末装置へ定期的に又はその端末装置からの指令
に基づいて通知するので、端末装置の画面上で宛先毎の
過去の通信の使用頻度を容易に知ることができる。
【0013】また、この発明の請求項2のファクシミリ
装置は、予め登録された宛先情報毎に通信時の通信エラ
ー情報を記録し、その記録された宛先情報毎の通信エラ
ー情報を物理的なインタフェースによって通信可能に接
続した端末装置へ定期的に又はその端末装置からの指令
に基づいて通知するので、端末装置の画面上で宛先毎の
過去の通信におけるエラー頻度やエラー回数を容易に知
ることができる。
【0014】さらに、この発明の請求項3のファクシミ
リ装置は、予め登録された使用者コード毎に使用した宛
先情報とその使用回数を記録し、その記録された使用者
コード毎に使用した宛先情報とその使用回数を物理的な
インタフェースによって通信可能に接続した端末装置へ
定期的に又はその端末装置からの指令に基づいて通知す
るので、端末装置の画面上で使用者毎に使用した宛先情
報を容易に知ることができる。
【0015】さらにまた、この発明の請求項4のファク
シミリ装置は、予め登録された宛先情報毎に通信時の通
信回線情報を記録し、その記録された宛先情報毎の通信
時の通信回線情報を物理的なインタフェースによって通
信可能に接続した端末装置へ定期的に又はその端末装置
からの指令に基づいて通知するので、端末装置の画面上
で宛先毎の過去の通信回線情報を容易に知ることができ
る。
【0016】あるいはまた、この発明の請求項5のファ
クシミリ装置は、予め登録された宛先情報毎にその宛先
情報毎のダイヤル使用料金を算出して記録し、その記録
された宛先情報毎のダイヤル使用料金を物理的なインタ
フェースによって通信可能に接続した端末装置へ定期的
に又はその端末装置からの指令に基づいて通知するの
で、端末装置の画面上で宛先毎の過去の通信回線使用料
金を容易に知ることができる。
【0017】そしてまた、この発明の請求項6のファク
シミリ装置は、予め登録された宛先情報毎に通信時の各
種の情報を記録し、その記録された各種の情報を通信完
了時に物理的なインタフェースによって通信可能に接続
した端末装置へ通知するので、端末装置の画面上で宛先
毎の過去の通信の使用頻度,エラー頻度,エラー回数,
通信回線情報,通信回線使用料金,使用者毎の宛先情報
等の情報を容易に知ることができる。また、それらの情
報を通信完了毎に送信してメモリ領域を空けることがで
きるので、ファクシミリ装置自身のメモリの記憶容量を
節約することができる。
【0018】また、この発明の請求項7のファクシミリ
装置は、上記端末装置上でダイヤル使用回数の多い順又
は少ない順にソートされた宛先情報毎のダイヤル使用回
数を受信して記録するので、宛先毎のダイヤル使用回数
をその回数の多い順又は少ない順で一覧できるように容
易にプリントアウト出力することができ、ダイヤル回数
の多い宛先や少ない宛先を容易に調べることができ、使
い勝手を向上させることができる。
【0019】さらに、この発明の請求項8のファクシミ
リ装置は、上記端末装置上で通信エラー種別又は通信エ
ラーの多い順又は少ない順又は通信エラーの発生数が多
い順にソートされた宛先情報毎の通信エラー情報を受信
して記録するので、宛先毎の通信エラー発生数をその発
生数の多い順又は少ない順で一覧できるように容易にプ
リントアウト出力することができ、通信エラー発生の多
い宛先や少ない宛先を容易に調べることができ、使い勝
手を向上させることができる。
【0020】さらにまた、この発明の請求項9のファク
シミリ装置は、上記端末装置上で使用者コードの使用数
の多い宛先順又は少ない宛先順にソートされた使用者コ
ード毎に使用した宛先情報とその使用回数を受信して記
録するので、宛先情報を使用頻度の多い順又は少ない順
で一覧できるように容易にプリントアウト出力すること
ができ、使用頻度の多い宛先や少ない宛先を容易に調べ
ることができ、使い勝手を向上させることができる。
【0021】そしてまた、この発明の請求項10のファ
クシミリ装置は、上記端末装置上でダイヤル使用料金が
多い順又は少ない順にソートされた宛先情報毎のダイヤ
ル使用料金を受信して記録するので、宛先情報のダイヤ
ル使用料金を多い順又は少ない順で一覧できるように容
易にプリントアウト出力することができ、ダイヤル使用
料金が多い宛先や少ない宛先を容易に調べることがで
き、使い勝手を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態のファクシミリ装置と端末装置とからなるシス
テム構成を示すブロック図である。
【0023】このシステムは、ファクシミリ装置(ファ
クシミリ通信機能を有する端末装置も含む)1と端末装
置(PC)2とがデータ通信可能に接続されている。そ
のファクシミリ装置1は、スキャナ3,プロッタ4,操
作表示部5,画像メモリ6,パラメータメモリ7,バッ
テリ8,モデム9,通信制御部10,網制御装置11,
符号化復号化部12,CPU13,ROM14,及びホ
ストPC・インタフェース(I/F)部15等の機能部
を備えている。
【0024】スキャナ3は、CCD,密着センサ等によ
ってファクシミリ送信やコピーする画像を原稿から読み
取る画像読取装置である。プロッタ4は、スキャナ3に
よって読み取った画情報,ファクシミリ受信した画情報
を記録紙に印刷して記録したり、PC2から送信された
ファクシミリ通信に関する各種の情報や種々のレポート
を記録して出力するレーザプリンタ,インクジェットプ
リンタ等の印刷装置である。
【0025】操作表示部5は、オペレータがファクシミ
リ送信先の宛先指定等の各種の情報を入力するキーボー
ド等の入力装置と、ファクシミリ通信時やPC2とのデ
ータ通信時の各種の情報やガイダンスメッセージ等を表
示するLCD等のディスプレイ装置やLEDを備えた表
示部とからなる。
【0026】画像メモリ6は、スキャナ3で読み取った
画情報やファクシミリ受信した画情報を圧縮した状態で
記憶するメモリである。パラメータメモリ7は、ファク
シミリ装置における各種の制御に必要なパラメータ等を
記憶すると共に、画像メモリ6に記憶された画情報を管
理するためのファイルも記憶するメモリである。
【0027】バッテリ8は、ファクシミリ装置の電源を
落してもパラメータメモリ7に記憶された内容を保持す
るためのバックアップ用の供給電源である。モデム9
は、ファクシミリ通信時の画情報や各種手順信号を変復
調して通信制御部10へ送る。通信制御部10はモデム
9による各種信号の伝送を制御する。
【0028】網制御装置11は、公衆回線を接続し、フ
ァクシミリ通信時の発着信の際に所定の回線制御を行な
う。符号化復号化部12は、既知の符号化方式によって
ファクシミリ送信する画情報を圧縮し、ファクシミリ受
信した画情報を復号化して元の画像に再生する。
【0029】CPU13は、このファクシミリ装置全体
の制御を司るマイクロコンピュータであり、この発明に
関わる宛先毎のダイヤル使用回数等のファクシミリ通信
に関する各種の情報をPC2へ送出して表示させる処理
や、PC2から所定の順にソートされた各種の情報をプ
リント出力する処理等も行なう。
【0030】ROM14は、このファクシミリ装置を制
御するための各種のソフトウェアプログラムを記憶し、
CPU13はそのソフトウェアを実行することによって
全ての制御処理や、この発明に関わる処理を行なう。ホ
ストPC・インタフェース(I/F)部15は、PC2
との各種のデータやコマンドレスポンスデータのやり取
りを実行する。このI/F部については一般に使用され
る各種のI/F使用によって実現することができる。
【0031】このファクシミリ装置1は、公衆回線を介
して他のファクシミリ装置とファクシミリ送受信を行な
うと共に、PC2と物理的なインタフェースによってデ
ータ送受信を行なう。そして、ファクシミリ装置1によ
るファクシミリ通信に関する各種の情報をPC2のディ
スプレイ上に表示させることや、その各種の情報を所定
の順にソートしてファクシミリ装置1でプリント出力す
ることができる。
【0032】一方、端末装置(PC)2は、CPU,R
OM,RAM等からなるマイクロコンピュータを内蔵
し、CRT,LCD等のディスプレイ装置,ハードディ
スク装置,光ディスク装置等の記憶装置等を備えてお
り、ファクシミリ装置1を介して他のファクシミリ装置
への画像データのファクシミリ送信や他のファクシミリ
装置からファクシミリ受信した画像データを受け取るこ
とができる。
【0033】また、この発明に関わるファクシミリ装置
1からファクシミリ通信時の宛先毎のダイヤル使用回数
等の各種の情報を受信して、その各種の情報をディスプ
レイ装置の表示画面に表示する処理、その各種の情報を
所定の順にソートしてファクシミリ装置1へ送信してプ
リント出力させる処理等も行なう。
【0034】すなわち、上記ファクシミリ装置1のCP
U13等が、公衆回線を介してファクシミリ通信を行な
う手段と、端末装置と物理的なインタフェースによって
通信可能に接続する手段の機能を果たす。
【0035】また、予め登録された宛先情報毎にダイヤ
ル使用回数を計数して記録する手段と、その記録された
宛先情報毎のダイヤル使用回数をPC2へ定期的に又は
PC2からの指令に基づいて通知する手段の機能も果た
す。さらに、予め登録された宛先情報毎に通信時の通信
エラー情報を記録する手段と、その記録された宛先情報
毎の通信エラー情報をPC2へ定期的に又はPC2から
の指令に基づいて通知する手段の機能も果たす。
【0036】また、予め登録された使用者コード毎に使
用した宛先情報とその使用回数を記録する手段と、その
記録された使用者コード毎に使用した宛先情報とその使
用回数をPC2へ定期的に又はPC2からの指令に基づ
いて通知する手段の機能も果たす。
【0037】さらに、予め登録された宛先情報毎に通信
時の通信回線情報を記録する手段と、その記録された宛
先情報毎の通信時の通信回線情報をPC2へ定期的に又
はPC2からの指令に基づいて通知する手段の機能も果
たす。
【0038】また、予め登録された宛先情報毎にその宛
先情報毎のダイヤル使用料金を算出して記録する手段
と、その記録された宛先情報毎のダイヤル使用料金をP
C2へ定期的に又はPC2からの指令に基づいて通知す
る手段の機能を果たす。さらに、予め登録された宛先情
報毎に通信時の各種の情報を記録する手段と、その記録
された各種の情報を通信完了時にPC2へ通知する手段
の機能も果たす。
【0039】また、PC2上でダイヤル使用回数の多い
順又は少ない順にソートされた宛先情報毎のダイヤル使
用回数を受信して記録する手段の機能も果たす。さら
に、PC2上で通信エラー種別又は通信エラーの多い順
又は少ない順又は通信エラーの発生数が多い順にソート
された宛先情報毎の通信エラー情報を受信して記録する
手段の機能も果たす。
【0040】また、PC2上で使用者コードの使用数の
多い宛先順又は少ない宛先順にソートされた使用者コー
ド毎に使用した宛先情報とその使用回数を受信して記録
する手段の機能も果たす。さらに、PC2上でダイヤル
使用料金が多い順又は少ない順にソートされた宛先情報
毎のダイヤル使用料金を受信して記録する手段の機能も
果たす。
【0041】次に、このシステムのファクシミリ装置1
からPC2への各種の情報の通知処理と、PC2でその
各種の情報が所定の順でソートされた結果をファクシミ
リ装置1で印刷するときの処理について説明する。
【0042】(1)ファクシミリ装置1からPC2へ宛
先情報毎のダイヤル使用回数を通知する処理 ファクシミリ装置1は、予め登録された宛先情報毎にダ
イヤル使用回数を計数して記録し、その記録された宛先
情報毎のダイヤル使用回数をPC2へ定期的に又はその
PC2からの指令に基づいて通知する。したがって、P
C2の画面上でファクシミリ装置1における宛先毎の過
去の通信の使用頻度に基づく利用状況を容易に知ること
ができる。
【0043】表1は、ファクシミリ装置1のパラメータ
メモリ7に予め記憶されたファクシミリ送信先の宛先情
報である宛先管理情報の内容を示す表であり、ダイヤル
使用回数に関わるエリアのみを示している。そのキーコ
ード(a)は宛先登録されたキーのコードであり、例え
ばワンタッチキーの「Aキー」に登録されている場合や
短縮キーの「22番キー」に登録されている場合を判別
するコードである。
【0044】FAX番号(b)は相手先のFAX番号で
ある。相手先名称(c)は相手先の会社名や個人名称で
ある。ダイヤル回数(d)は登録されたキーコードのF
AX番号を何回使用したかを示すダイヤル使用回数であ
る。したがって、この宛先管理情報に宛先毎のダイヤル
使用回数を登録する。
【0045】
【表1】
【0046】図2はファクシミリ装置1からPC2へ宛
先情報毎のダイヤル使用回数を通知する処理を示すフロ
ーチャートである。この処理は、ファクシミリ送信が開
始され、ステップ(図中「S」で示す)1で相手先FA
X番号が入力されると、ステップ2へ進んでワンタッチ
キーあるいは短縮キーによるアクセス(ダイヤル入力)
か否かを判断する。
【0047】ステップ2の判断で、ワンタッチキーある
いは短縮キーによるアクセスならばステップ3へ進んで
該当する宛先管理情報を読み出し、ワンタッチキーある
いは短縮キーによるアクセスでなくてテンキーによるダ
イヤル入力ならばステップ7へ進んで宛先管理情報を検
索し、その入力された番号と同じFAX番号が既に登録
されている宛先管理情報にあるか否かを判断する。
【0048】ステップ7の判断で、宛先管理情報に入力
された番号と同じFAX番号があればステップ3へ進ん
で該当する宛先管理情報を読み出し、宛先管理情報に入
力された番号と同じFAX番号がなければステップ8へ
進んでテンキー入力による宛先情報として宛先管理情報
に新規登録する。そのとき、キーコード(a)にはテン
キー入力であることを示すコードを登録し、相手先名称
(c)には何も登録しない。そして、上記新規登録の後
にステップ3へ進んでその宛先管理情報を読み出す。
【0049】ステップ3で宛先管理情報を読み出すと、
ステップ4へ進んで入力されたFAX番号への発呼を開
始し、通常のFAX送信動作を実行して、ステップ5で
読み出した宛先管理情報のダイヤル使用回数に「1」を
加える。その際、1回発呼する毎に宛先管理情報のダイ
ヤル(使用)回数(d)に「1」を加える。
【0050】そして、ステップ6へ進んで通常のFAX
送信が終了すると、予め設定された定期的な通知時刻、
あるいはPC2からのダイヤル回数要求があったとき
に、宛先管理情報(ダイヤル回数(d)を含む)をPC
2へ通知する。
【0051】一方、PC2では、ファクシミリ装置1か
ら定期的に又はPC2からの要求に基づいて宛先管理情
報を受信すると、ディスプレイ装置の表示画面にその内
容を表示する。
【0052】図3はPC2の表示画面上の宛先毎のダイ
ヤル使用回数の一覧表示を示す図である。このように、
ユーザはPC2のディスプレイ装置上でファクシミリ装
置1における宛先(FAX番号)毎のダイヤル使用回数
を一覧表形式で参照することができる。
【0053】このようにして、ファクシミリ装置1に登
録された宛先情報毎にその宛先へのダイヤル使用回数を
計数して記録し、その宛先毎のダイヤル使用回数を定期
的に又はPC2からのユーザの要求に応じてPC2の画
面上で参照することができるので、ファクシミリ送信に
おける過去の統計取りや通信管理などを簡単に行なえ
る。
【0054】(2)ファクシミリ装置1からPC2へ宛
先情報毎の通信エラー情報を通知する処理 ファクシミリ装置1は、予め登録された宛先情報毎に通
信時の通信エラー情報を記録し、その記録された宛先情
報毎の通信エラー情報をPC2へ定期的に又はそのPC
2からの指令に基づいて通知する。したがって、PC2
の画面上でファクシミリ装置1における宛先毎の過去の
通信におけるエラー頻度やエラー回数に基づく通信エラ
ー状況を容易に知ることができる。
【0055】表2は、表1に示した宛先管理情報に通信
エラー情報を格納するエリアも含めてその内容を示す表
である。そのキーコード(a),FAX番号(b),相
手先名称(c),ダイヤル回数(d)は上述と同じ内容
である。
【0056】そして、エラーコード&回数(e)は、宛
先情報毎の通信エラー情報の格納エリアであり、通信エ
ラー発生時にセットされる通信エラーの内容を示すコー
ドと発生回数を格納し、エラーコードは複数のエラーコ
ードと回数がセットできる分の記憶容量を確保してお
く。したがって、この宛先管理情報に宛先毎の通信エラ
ー情報を登録する。
【0057】
【表2】
【0058】図4はファクシミリ装置1からPC2へ宛
先情報毎の通信エラー情報を通知する処理を示すフロー
チャートである。この処理は、ファクシミリ送信が開始
されて、ステップ(図中「S」で示す)11で相手先F
AX番号が入力されると、ステップ12へ進んでワンタ
ッチキーあるいは短縮キーによるアクセス(ダイヤル入
力)か否かを判断する。
【0059】ステップ12の判断で、ワンタッチキーあ
るいは短縮キーによるアクセスならばステップ13へ進
んで該当する宛先管理情報を読み出し、ワンタッチキー
あるいは短縮キーによるアクセスでなくてテンキーによ
るダイヤル入力ならばステップ21へ進んで宛先管理情
報を検索し、その入力された番号と同じFAX番号が既
に登録されている宛先管理情報にあるか否かを判断す
る。
【0060】ステップ21の判断で、宛先管理情報に入
力された番号と同じFAX番号があればステップ13へ
進んで該当する宛先管理情報を読み出し、宛先管理情報
に入力された番号と同じFAX番号がなければステップ
22へ進んでテンキー入力による宛先情報として宛先管
理情報に新規登録する。そのとき、キーコード(a)に
はテンキー入力であることを示すコードを登録し、相手
先名称(c)には何も登録しない。そして、上記新規登
録の後にステップ13へ進んでその宛先管理情報を読み
出す。
【0061】ステップ13で宛先管理情報を読み出す
と、ステップ14へ進んで入力されたFAX番号への発
呼を開始し、通常のFAX送信動作を実行する。そのF
AX送信動作中にステップ16で通信中にエラーが発生
したか否かを判断し、通信エラーが発生しなければステ
ップ23へ進んでFAX通信が正常に終了したか否かを
判断して、正常に終了しなければ再びステップ16へ戻
り、正常に終了したらステップ20へ進む。
【0062】ステップ16の判断で通信中にエラーが発
生したら、ステップ17へ進んでエラー内容を示すエラ
ーコードをセットし、ステップ18へ進んで読み出した
宛先管理情報のエラーコード&回数(e)に既に同じエ
ラーコードが格納されているか否かを判断して、格納さ
れているときはステップ19へ進んでエラー回数のみに
「1」を加えてステップ20へ進む。
【0063】ステップ18の判断で読み出した宛先管理
情報のエラーコード&回数(e)に既に同じエラーコー
ドが格納されていなければ、ステップ24へ進んで新規
にエラーコードを登録してそのエラー回数欄を登録し、
ステップ19へ進んでそのエラー回数欄に「1」を登録
してステップ20へ進む。
【0064】そして、ステップ20で通常のFAX送信
が終了すると、予め設定された定期的な通知時刻、ある
いはPC2からのダイヤル回数要求があったときに、宛
先管理情報(エラーコード&回数(e)を含む)をPC
2へ通知する。なお、ステップ16の通信中は発呼後の
相手が着呼しない場合も含む。
【0065】また、ファクシミリ装置1はファクシミリ
受信時の通信エラー情報も記録し、PC2へ通知する処
理を行なう。その際、宛先管理情報と相手先から受信し
たRTIやCSI等と比較して、合致したらその宛先管
理情報のエラーコード&回数(e)に「1」を加えるよ
うにすると良い。
【0066】一方、PC2では、ファクシミリ装置1か
ら定期的に又はPC2からの要求に基づいて宛先情報を
受信すると、ディスプレイ装置の表示画面にその内容を
表示する。
【0067】図5はPC2の表示画面上の宛先毎の通信
エラー情報の一覧表示を示す図であり、図3の一覧表を
画面の左側にスクロールさせて表示させた内容である。
このように、ユーザはPC2のディスプレイ装置上でフ
ァクシミリ装置1における宛先(FAX番号)毎の通信
エラー情報を一覧表形式で参照することができる。
【0068】このようにして、ファクシミリ装置1に登
録された宛先情報毎に発生したエラー内容とエラー回数
等の通信エラー情報を記録し、その宛先毎の通信エラー
情報を定期的に又はPC2からのユーザの要求に応じて
PC2の画面上で参照することができるので、ファクシ
ミリ通信のエラー発生原因の解析や通信管理などを簡単
に行なえる。
【0069】(3)ファクシミリ装置1からPC2へ使
用者毎に使用した宛先情報とその使用回数を通知する処
理 ファクシミリ装置1は、予め登録された使用者コード毎
に使用した宛先情報とその使用回数を記録し、その記録
された使用者コード毎に使用した宛先情報とその使用回
数をPC2へ定期的に又はそのPC2からの指令に基づ
いて通知する。したがって、PC2の画面上でファクシ
ミリ装置1における使用者毎に使用した宛先情報を容易
に知ることができる。
【0070】表3は、ファクシミリ装置1のパラメータ
メモリ7に予め記憶された使用者コード管理情報の内容
を示す表である。その使用者コード(f)は、ファクシ
ミリ装置1の使用者がそれぞれ個別に設定して登録する
コードであり、そのコードによって使用者を判断する。
使用者氏名(g)は使用者の氏名であり、使用者所属
(h)は使用者の所属する部署等の所属名である。
【0071】そして、ダイヤル宛先&回数(i)は、そ
の使用者がダイヤルした宛先とその使用回数を登録する
エリアである。したがって、この使用者コード管理情報
に使用者毎に使用した宛先情報とその使用回数を登録す
る。
【0072】
【表3】
【0073】図6はファクシミリ装置1からPC2へ使
用者毎に使用した宛先情報とその使用回数を通知する処
理を示すフローチャートである。この処理は、FAX送
信動作が開始すると、ステップ(図中「S」で示す)3
1で相手先のFAX番号が入力されると、ステップ32
へ進んで使用者コードを入力するか否かを判断して、使
用者コードが入力されなければ通常のFAX送信動作を
実行する。
【0074】ステップ32の判断で使用者コードが入力
されたら、ステップ33へ進んで入力された使用者コー
ドが既に使用者コード管理情報に登録されているか否か
を判断して、登録されていなければステップ32へ戻
り、登録されていればステップ34へ進んで入力された
使用者コードに該当する使用者コード管理情報を読み出
し、ステップ35へ進んでその使用者コード管理情報に
FAX番号が既に登録されているか否かを判断する。
【0075】ステップ35の判断で、使用者コード管理
情報にFAX番号が既に登録されていなければ、ステッ
プ36へ進んでその使用者コード管理情報にダイヤル宛
先を新規に登録してその使用回数を「0」にセットし、
ステップ37へ進んで使用回数に「1」を加えて通常の
FAX送信動作を実行する。
【0076】また、ステップ35の判断で使用者コード
管理情報にFAX番号が既に登録されていれば、ステッ
プ37へ進んで使用回数に「1」を加える処理のみを行
なって、通常のFAX送信動作を実行して、その後の処
理は上述した処理と同じように行なう。
【0077】そして、通常のFAX送信が終了すると、
予め設定された定期的な通知時刻、あるいはPC2から
の要求があったときに、使用者コード管理情報(ダイヤ
ル宛先&回数(i)を含む)をPC2へ通知する。ま
た、宛先管理情報も同じくPC2へ通知する。
【0078】一方、PC2では、ファクシミリ装置1か
ら定期的に又はPC2からの要求に基づいて宛先管理情
報と使用者コード管理情報を受信すると、ディスプレイ
装置の表示画面にその内容を表示する。
【0079】図7はPC2の表示画面上の使用者毎に使
用したダイヤル宛先とその使用回数の一覧表示を示す図
であり、図5に示した一覧内容を更に画面の左側にスク
ロールした内容を示したものである。このように、ユー
ザはPC2のディスプレイ装置上でファクシミリ装置1
の使用者毎に使用されたFAX送信先の宛先とその使用
回数を一覧表形式で参照することができる。
【0080】このようにして、ファクシミリ装置1に登
録された使用者コード毎に使用された宛先とその使用回
数を計数して記録し、その使用者毎に使用した宛先と使
用回数を定期的に又はPC2からのユーザの要求に応じ
てPC2の画面上で参照することができるので、ファク
シミリ装置1の利用者毎の過去の送信先利用状況の通信
管理を簡単に行なえる。
【0081】(4)ファクシミリ装置1からPC2へ宛
先情報毎の通信時の通信回線情報を通知する処理 ファクシミリ装置1は、予め登録された宛先情報毎に通
信時の通信回線情報を記録し、その記録された宛先情報
毎の通信時の通信回線情報をPC2へ定期的に又はその
PC2からの指令に基づいて通知する。したがって、P
C2の画面上でファクシミリ装置1における宛先毎の過
去の通信回線情報を容易に知ることができる。
【0082】
【表4】
【0083】表4は、表1に示した宛先管理情報にさら
に通信回線情報を格納するエリアを含めて示した表であ
る。そのキーコード(a),FAX番号(b),相手先
名称(c),ダイヤル回数(d),エラーコード&回数
(e)は上述と同じ内容である。
【0084】そして、通信回線情報(j)は、使用回線
がG4かG3か又はその他の情報と、通信速度、ECM
かnonECMかの情報と、通信時のデータの圧縮方式
等の情報を登録して管理するエリアである。したがっ
て、この宛先管理情報に宛先毎の通信時の通信回線情報
を登録する。
【0085】次に、ファクシミリ装置1からPC2へ宛
先毎の通信時の通信回線情報を通知する処理について説
明する。この処理は、ファクシミリ送信が開始されて、
相手先FAX番号が入力されると、ワンタッチキーある
いは短縮キーによるアクセス(ダイヤル入力)か否かを
判断する。
【0086】その判断で、ワンタッチキーあるいは短縮
キーによるアクセスならば、該当する宛先管理情報を読
み出し、ワンタッチキーあるいは短縮キーによるアクセ
スでなくてテンキーによるダイヤル入力ならば宛先管理
情報を検索し、その入力された番号と同じFAX番号が
既に登録されている宛先管理情報にあるか否かを判断す
る。
【0087】その判断で、宛先管理情報に入力された番
号と同じFAX番号があれば該当する宛先管理情報を読
み出し、宛先管理情報に入力された番号と同じFAX番
号がなければテンキー入力による宛先情報として宛先管
理情報に新規登録する。そのとき、キーコード(a)に
はテンキー入力であることを示すコードを登録し、相手
先名称(c)には何も登録しない。そして、上記新規登
録の後にその宛先管理情報を読み出す。
【0088】宛先管理情報を読み出すと、入力されたF
AX番号への発呼を開始し、通常のFAX送信動作を実
行する。そして、通常のFAX送信の終了時、使用回線
がG4とG3とその他のいずれであったかを示す情報,
通信速度、ECMとnonECMのいずれであったかを
示す情報、送信時の画像データの圧縮方式等の通信回線
情報を宛先管理情報に登録して終了する。なお、通信回
線情報は通信毎に変わる可能性が大きいので宛先管理情
報の通信回線情報は逐次上書きされて最終通信情報とし
て残ることになる。
【0089】そして、通常のFAX送信が終了すると、
予め設定された定期的な通知時刻、あるいはPC2から
のダイヤル回数要求があったときに、宛先管理情報(通
信回線情報(j)を含む)と使用者コード管理情報をP
C2へ通知する。
【0090】一方、PC2では、ファクシミリ装置1か
ら定期的に又はPC2からの要求に基づいて宛先情報及
び使用者コード管理情報を受信すると、ディスプレイ装
置の表示画面にその内容を表示する。
【0091】図8はPC2の表示画面上の宛先毎の通信
回線情報の一覧表示を示す図であり、図7の一覧表を画
面のさらに左側にスクロールしたものである。このよう
に、ユーザはPC2のディスプレイ装置上でファクシミ
リ装置1における宛先(FAX番号)毎の通信回線情報
を一覧表形式で参照することができる。
【0092】このようにして、ファクシミリ装置1に登
録された宛先情報毎の通信時の通信回線情報を記録し、
その通信回線情報を定期的に又はPC2からのユーザの
要求に応じてPC2の画面上で参照することができるの
で、通信エラー原因の解析や通信管理などを簡単に行な
える。
【0093】(5)ファクシミリ装置1からPC2へ宛
先情報毎のダイヤル使用料金を通知する処理 ファクシミリ装置1は、予め登録された宛先情報毎にそ
の宛先情報毎のダイヤル使用料金を算出して記録し、そ
の記録された宛先情報毎のダイヤル使用料金をPC2へ
定期的に又はそのPC2からの指令に基づいて通知す
る。したがって、PC2の画面上でファクシミリ装置1
における宛先毎の過去の通信回線使用料金を容易に知る
ことができる。
【0094】表5は、表4に示した宛先管理情報にさら
にダイヤル使用料金を格納するエリアを含めて示した表
である。そのキーコード(a),FAX番号(b),相
手先名称(c),ダイヤル回数(d),エラーコード&
回数(e),通信回線情報(j)は上述と同じ内容であ
る。
【0095】そして、通話料金情報(k)は、宛先毎の
ダイヤル通話料金の合計金額を通信の度に累積して管理
するエリアである。したがって、この宛先管理情報に宛
先毎のダイヤル使用料金を登録する。
【0096】
【表5】
【0097】次に、ファクシミリ装置1からPC2へ宛
先毎のダイヤル使用料金を通知する処理について説明す
る。この処理は、ファクシミリ送信が開始されて、相手
先FAX番号が入力されると、ワンタッチキーあるいは
短縮キーによるアクセス(ダイヤル入力)か否かを判断
する。
【0098】その判断で、ワンタッチキーあるいは短縮
キーによるアクセスならば、該当する宛先管理情報を読
み出し、ワンタッチキーあるいは短縮キーによるアクセ
スでなくてテンキーによるダイヤル入力ならば宛先管理
情報を検索し、その入力された番号と同じFAX番号が
既に登録されている宛先管理情報にあるか否かを判断す
る。
【0099】その判断で、宛先管理情報に入力された番
号と同じFAX番号があれば該当する宛先管理情報を読
み出し、宛先管理情報に入力された番号と同じFAX番
号がなければテンキー入力による宛先情報として宛先管
理情報に新規登録する。そのとき、キーコード(a)に
はテンキー入力であることを示すコードを登録し、相手
先名称(c)には何も登録しない。そして、上記新規登
録の後にその宛先管理情報を読み出す。
【0100】宛先管理情報を読み出すと、入力されたF
AX番号への発呼を開始し、通常のFAX送信動作を実
行する。そして、通常のFAX送信の終了時、そのファ
クシミリ送信のダイヤル使用料金を算出し、その算出し
たダイヤル使用料金を通話料金情報(k)に加算する。
【0101】そして、通常のFAX送信が終了すると、
予め設定された定期的な通知時刻、あるいはPC2から
のダイヤル回数要求があったときに、宛先管理情報(通
話料金情報(k)を含む)をPC2へ通知する。
【0102】一方、PC2では、ファクシミリ装置1か
ら定期的に又はPC2からの要求に基づいて宛先情報及
び使用者コード管理情報を受信すると、ディスプレイ装
置の表示画面にその内容を表示する。
【0103】図9はPC2の表示画面上の宛先毎の通信
回線情報の一覧表示を示す図であり、図8の一覧表を画
面のさらに左側にスクロールしたものである。このよう
に、ユーザはPC2のディスプレイ装置上でファクシミ
リ装置1における宛先(FAX番号)毎のダイヤル使用
料金を一覧表形式で参照することができる。
【0104】このようにして、ファクシミリ装置1に登
録された宛先情報毎のダイヤル使用料金を算出して記録
し、そのダイヤル使用料金を定期的に又はPC2からの
ユーザの要求に応じてPC2の画面上で参照することが
できるので、ファクシミリ装置1の通信料金管理などを
簡単に行なえる。
【0105】(6)ファクシミリ装置1から通信終了毎
にPC2へ各種の情報を通知する処理 ファクシミリ装置1は、予め登録された宛先毎及び使用
者毎の上記の各種情報を通信完了時にその都度PC2へ
自動的に通知する。
【0106】したがって、PC2の画面上で宛先毎の過
去の通信の使用頻度,エラー頻度,エラー回数,通信回
線情報,通信回線使用料金,使用者毎の宛先情報等の情
報を容易に参照することができる。また、それらの情報
を通信完了毎に送信してパラメータメモリ7の宛先管理
情報と使用者コード管理情報のメモリ領域を空けること
ができるので、ファクシミリ装置1自身のメモリの記憶
容量を節約することができる。
【0107】このように、ユーザはPC2のディスプレ
イ装置上でファクシミリ装置1における宛先管理情報及
び使用者コード管理情報をファクシミリ装置1でファク
シミリ通信が完了する度に逐次一覧表形式で参照するこ
とができる。
【0108】(7)PC2でダイヤル回数に基づいてソ
ートされた宛先管理情報をファクシミリ装置1がプリン
ト出力する処理 PC2はファクシミリ装置1から受信した宛先管理情報
をそのダイヤル使用回数の多い順又は少ない順にソート
し、そのプリント要求と共にソート結果の宛先管理情報
をファクシミリ装置1へ送信する。
【0109】ファクシミリ装置1は、PC2から受信し
た宛先管理情報をプロッタ4によってプリント出力す
る。図10はダイヤル回数の多い順に並び換えた宛先管
理情報のプリント結果を示す図である。
【0110】したがって、ユーザはファクシミリ装置1
における宛先毎のダイヤル使用回数をその回数の多い順
又は少ない順で一覧できるようにした書面を容易に得る
ことができる。そして、ダイヤル回数の多い宛先や少な
い宛先を容易に調べることができ、使い勝手を向上させ
ることができる。
【0111】(8)PC2で通信エラー種別又は通信エ
ラーに基づいてソートされた宛先管理情報をファクシミ
リ装置1がプリント出力する処理 PC2はファクシミリ装置1から受信した宛先管理情報
をその通信エラー種別又は通信エラーの多い順又は少な
い順又は通信エラーの発生数が多い順にソートし、その
プリント要求と共にソート結果の宛先管理情報をファク
シミリ装置1へ送信する。
【0112】ファクシミリ装置1は、PC2から受信し
た宛先管理情報をプロッタ4によってプリント出力す
る。図11は通信エラー回数の多い順に並び換えた宛先
管理情報のプリント結果を示す図である。
【0113】したがって、ユーザはファクシミリ装置1
における宛先管理情報を通信エラー種別又は通信エラー
発生数の多い順又は少ない順で一覧できるようにした書
面を容易に得ることができる。そして、通信エラー発生
の多い宛先や少ない宛先を容易に調べることができ、使
い勝手を向上させることができる。
【0114】(9)PC2で使用数に基づいてソートさ
れた使用者コード管理情報をファクシミリ装置1がプリ
ント出力する処理 PC2はファクシミリ装置1から受信した使用者コード
管理情報をその使用者コードの使用数の多い順又は少な
い順にソートし、そのプリント要求と共にソート結果の
使用者コード管理情報をファクシミリ装置1へ送信す
る。
【0115】ファクシミリ装置1は、PC2から受信し
た使用者コード管理情報をプロッタ4によってプリント
出力する。図12は使用者コードの使用回数の多い順に
並び換えた使用者コード管理情報のプリント結果を示す
図である。
【0116】したがって、ユーザはファクシミリ装置1
における使用者についてその使用頻度の多い順又は少な
い順で一覧できるようにした書面を容易に得ることがで
きる。そして、使用頻度の多い宛先や少ない宛先を容易
に調べることができ、使い勝手を向上させることができ
る。
【0117】(10)PC2でダイヤル使用料金に基づ
いてソートされた宛先管理情報をファクシミリ装置1が
プリント出力する処理 PC2はファクシミリ装置1から受信した宛先管理情報
をそのダイヤル使用料金が多い順又は少ない順にソート
し、そのプリント要求と共にソート結果の宛先管理情報
をファクシミリ装置1へ送信する。
【0118】ファクシミリ装置1は、PC2から受信し
た宛先管理情報をプロッタ4によってプリント出力す
る。図13はダイヤル使用料金が多い順に並び換えた宛
先管理情報のプリント結果を示す図である。
【0119】したがって、ユーザはファクシミリ装置1
における宛先毎のダイヤル使用料金を多い順又は少ない
順で一覧できるようにした書面を容易に得ることができ
る。そして、ダイヤル使用料金が多い宛先や少ない宛先
を容易に調べることができ、使い勝手を向上させること
ができる。
【0120】このようにして、ユーザはファクシミリ装
置1による通信管理や利用者管理に必要な宛先管理情報
及び使用者コード管理情報を容易に参照することがで
き、それらの管理業務を能率良く行なえる。また、宛先
管理情報及び使用者コード管理情報を利用目的に応じて
その内容を並び換えて(例えば、通信エラーの発生が多
い順に並び換えた宛先情報)書面で参照することができ
るので、管理業務をより効率良く行なえる。
【0121】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファクシミリ装置によれば、ユーザがファクシミリ通
信に関する各種の情報を容易に参照することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のファクシミリ装置と端
末装置とからなるシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のファクシミリ装置1からPC2へ宛先情
報毎のダイヤル使用回数を通知する処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】図1のPC2の表示画面上の宛先毎のダイヤル
使用回数の一覧表示を示す図である。
【図4】図1のファクシミリ装置1からPC2へ宛先情
報毎の通信エラー情報を通知する処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】図1のPC2の表示画面上の宛先毎の通信エラ
ー情報の一覧表示を示す図である。
【図6】図1はファクシミリ装置1からPC2へ使用者
毎に使用した宛先情報とその使用回数を通知する処理を
示すフローチャートである。
【図7】図1のPC2の表示画面上の使用者毎に使用し
たダイヤル宛先とその使用回数の一覧表示を示す図であ
る。
【図8】図1のPC2の表示画面上の宛先毎の通信回線
情報のさらに他の一覧表示を示す図である。
【図9】図1のPC2の表示画面上の宛先毎の通信回線
情報のさらにまた他の一覧表示を示す図である。
【図10】ダイヤル回数の多い順に並び換えた宛先管理
情報のプリント結果を示す図である。
【図11】通信エラー回数の多い順に並び換えた宛先管
理情報のプリント結果を示す図である。
【図12】使用者コードの使用回数の多い順に並び換え
た使用者コード管理情報のプリント結果を示す図であ
る。
【図13】ダイヤル使用料金が多い順に並び換えた宛先
管理情報のプリント結果を示す図である。
【符号の説明】
1:ファクシミリ装置 2:端末装置(PC) 3:スキャナ 4:プロッタ 5:操作表示部 6:画像メモリ 7:パラメータメモリ 8:バッテリ 9:モデム 10:通信制御部 11:網制御装置 12:符号化復号化部 13:CPU 14:ROM 15:ホストPC・インタフェース(I/F)部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線を介してファクシミリ通信を行
    なう手段と、端末装置と物理的なインタフェースによっ
    て通信可能に接続する手段を備えたファクシミリ装置に
    おいて、 予め登録された宛先情報毎にダイヤル使用回数を計数し
    て記録する手段と、該手段に記録された宛先情報毎のダ
    イヤル使用回数を前記端末装置へ定期的に又は該端末装
    置からの指令に基づいて通知する手段とを設けたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 公衆回線を介してファクシミリ通信を行
    なう手段と、端末装置と物理的なインタフェースによっ
    て通信可能に接続する手段を備えたファクシミリ装置に
    おいて、 予め登録された宛先情報毎に通信時の通信エラー情報を
    記録する手段と、該手段に記録された宛先情報毎の通信
    エラー情報を前記端末装置へ定期的に又は該端末装置か
    らの指令に基づいて通知する手段とを設けたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 公衆回線を介してファクシミリ通信を行
    なう手段と、端末装置と物理的なインタフェースによっ
    て通信可能に接続する手段を備えたファクシミリ装置に
    おいて、 予め登録された使用者コード毎に使用した宛先情報とそ
    の使用回数を記録する手段と、該手段に記録された使用
    者コード毎に使用した宛先情報とその使用回数を前記端
    末装置へ定期的に又は該端末装置からの指令に基づいて
    通知する手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】 公衆回線を介してファクシミリ通信を行
    なう手段と、端末装置と物理的なインタフェースによっ
    て通信可能に接続する手段を備えたファクシミリ装置に
    おいて、 予め登録された宛先情報毎に通信時の通信回線情報を記
    録する手段と、該手段に記録された宛先情報毎の通信時
    の通信回線情報を前記端末装置へ定期的に又は該端末装
    置からの指令に基づいて通知する手段とを設けたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 公衆回線を介してファクシミリ通信を行
    なう手段と、端末装置と物理的なインタフェースによっ
    て通信可能に接続する手段を備えたファクシミリ装置に
    おいて、 予め登録された宛先情報毎にその宛先情報毎のダイヤル
    使用料金を算出して記録する手段と、該手段に記録され
    た宛先情報毎のダイヤル使用料金を前記端末装置へ定期
    的に又は該端末装置からの指令に基づいて通知する手段
    とを設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 公衆回線を介してファクシミリ通信を行
    なう手段と、端末装置と物理的なインタフェースによっ
    て通信可能に接続する手段を備えたファクシミリ装置に
    おいて、 予め登録された宛先情報毎に通信時の各種の情報を記録
    する手段と、該手段に記録された各種の情報を通信完了
    時に前記端末装置へ通知する手段とを設けたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記端末装置上でダイヤル使用回数の多い順又は少ない
    順にソートされた宛先情報毎のダイヤル使用回数を受信
    して記録する手段を設けたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記端末装置上で通信エラー種別又は通信エラーの多い
    順又は少ない順又は通信エラーの発生数が多い順にソー
    トされた宛先情報毎の通信エラー情報を受信して記録す
    る手段を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項3記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記端末装置上で使用者コードの使用数の多い宛先順又
    は少ない宛先順にソートされた使用者コード毎に使用し
    た宛先情報とその使用回数を受信して記録する手段を設
    けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 請求項5記載のファクシミリ装置にお
    いて、 前記端末装置上でダイヤル使用料金が多い順又は少ない
    順にソートされた宛先情報毎のダイヤル使用料金を受信
    して記録する手段を設けたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
JP8242897A 1996-09-13 1996-09-13 ファクシミリ装置 Pending JPH1093752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8242897A JPH1093752A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8242897A JPH1093752A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1093752A true JPH1093752A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17095852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8242897A Pending JPH1093752A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1093752A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167997A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010251901A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2014123922A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Canon Inc ファクス管理装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167997A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010251901A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2014123922A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Canon Inc ファクス管理装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2805377B2 (ja) データ通信装置
US20050174603A1 (en) Information processing apparatus, and information processing system
JPH1093752A (ja) ファクシミリ装置
JP2768979B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH10327230A (ja) データ送信装置
JPH0528169U (ja) 稼働状況集計機能を有したフアクシミリ装置
JP2749309B2 (ja) データ通信装置
EP1517535A1 (en) Communication terminal and control method
JP3416189B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3933008B2 (ja) 印字機能を有する通信端末装置、及び印字枚数集計装置
JP3305434B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3328368B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2001077992A (ja) ファクシミリ装置
JP2002135545A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP3471545B2 (ja) データ通信装置
JP2000353193A (ja) 災害情報収集装置
JP2002135400A (ja) 通信装置、記憶媒体、携帯型電話機、および通信システム
JP3818240B2 (ja) 印字枚数集計装置
KR100260909B1 (ko) 팩시밀리 작업정보의 관리방법
JPH07321997A (ja) ファクシミリ装置
JP3448979B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH08139890A (ja) 画像通信装置
JPH02143673A (ja) ファクシミリ装置
JPH07177340A (ja) ファクシミリ装置
JPH01190074A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20060524

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060607

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees