JP3818240B2 - 印字枚数集計装置 - Google Patents
印字枚数集計装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3818240B2 JP3818240B2 JP2002239668A JP2002239668A JP3818240B2 JP 3818240 B2 JP3818240 B2 JP 3818240B2 JP 2002239668 A JP2002239668 A JP 2002239668A JP 2002239668 A JP2002239668 A JP 2002239668A JP 3818240 B2 JP3818240 B2 JP 3818240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication terminal
- terminal device
- information
- communication
- customer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置やコピー・ファクシミリ複合機等の印字機能を有する通信端末装置から通信回線を介して印字枚数情報を集計管理する印字枚数集計装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファクシミリ装置やコピー・ファクシミリ複合機等、印字機能を有する通信端末装置をリースするサービス・システムが知られ、該通信端末装置を借り受けた顧客はリース会社に対して、月々、基本料金と印字枚数に応じた料金等を支払うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このサービス・システムでは、顧客の下にリースした通信端末装置の印字枚数を調べるために、リース会社からサービスマンが一軒一軒顧客の下を訪問して、顧客の下の通信端末装置に添設された印字枚数カウンターを調べるという方法が取られていた。
あるいは、リース会社からオペレータが電話で顧客に印字枚数を確認したり、若しくは、リース会社から顧客の下に印字枚数報告用紙がファクス送信されて、顧客が該印字枚数報告用紙に記入して返信するという方法が取られていた。
何れの場合も、非常に手間がかかり、そこで、本発明では、各顧客の下にある、印字機能を有する通信端末装置での印字枚数を自動で集計管理することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段は、以下に示すとおりである。
まず、請求項1に記載のように、通信回線を介して印字機能を有する通信端末装置から印字枚数情報を収集する印字枚数集計装置であって、集計対象となる通信端末装置の通信アクセス番号を記憶する顧客情報データベースと、前記通信端末装置の記憶手段において印字枚数情報が格納されているアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、前記顧客情報データベースを参照して通信端末装置に通信アクセスを行うとともに、前記アドレス記憶手段を参照して該通信端末装置に対してアドレスを指定する指令と、該通信端末装置に対して印字枚数情報を要求する指令とを乗せた信号を送信する制御手段と、を備える。
【0006】
そして、請求項2に記載のように、前記制御手段は、前記通信端末装置への通信アクセスにより印字枚数情報を受信できなかった場合に、その通信端末装置の識別情報に通信不成功情報を関連付けて記憶する。
【0007】
そして、請求項3に記載のように、前記通信端末装置に対してアドレスを指定する指令をファクシミリ伝送制御手順における非標準信号に記述して送信するとともに、前記通信端末装置からの印字枚数情報をファクシミリ伝送制御手順における非標準信号に記述して受信する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態を説明する。
図1は、顧客下に常置されているファクシミリ装置、又はコピー・ファクシミリ複合機等の印字機能を有する通信端末装置1・1・・・と、中央集計センターに設置された管理サーバーである集計装置5とを通信接続した印字枚数集計システムの構成図である。この集計装置5はパーソナル・コンピュータや、ワークステーションなどで構成され、通信回線(PSTN)9を介して、各通信端末装置1・1・・・毎の印字枚数を集計管理している。
【0009】
図2は前記通信端末装置1の制御構成を示すブロック図であり、通信端末装置1の制御部には、制御手段であるCPU10、ROM12、RAM13、画像メモリ(DRAM)14、コーデック(符号化・復号器)15、モデム18、NCU(網制御部)19、画像読取部3、画像記録部4、操作部2、表示部20等が備えられ、前記の各部がバス11を介して、通信可能に接続されている。
【0010】
ROM12には、通信端末装置1を制御する制御プログラム等が記憶されており、RAM13には、通信端末装置1の制御状態等の各種情報が一時的に記憶されて、CPU10は、操作部2への入力操作、及びROM12に書き込まれている制御プログラム等に従って、RAM13を作業領域として通信端末装置1の全体制御を実行する。
【0011】
画像読取部3と画像記録部4とは通信端末装置1の本体に上下に配置されて(図1参照)、画像読取部3は、写真、文書、図面等の原稿を光学的に走査(スキャン)して、その反射光や透過光の強度を計り、これをAD(アナログ−デジタル)変換して、イメージデータである画情報を出力する。画像記録部4は、電子写真方式のプリンタで構成され、画像読取部3で出力された画情報や、モデム18を介して受信した画情報を、記録紙上に記録(印刷)する。画像メモリ14は、画像読取部3で読み取った画情報をメモリ送信するために一時的に蓄積したり、受信した画情報を画像記録部4により記録するまで一時的に蓄積したりする。
【0012】
操作部2は通信端末装置1の本体上部に形成されており(図1参照)、通信端末装置1を操作するための入力手段として、スタートキーなどの各種操作キーが配列されている。表示部20は、LCD(液晶ディスプレイ)で構成されており、操作部2上に配置されて、通信端末装置1の動作状態等の各種情報が表示される。
【0013】
コーデック(符号化・復号器)15は、符号化器として機能し、画像読取部3で読み取られた原稿画情報を、MH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)する。また、コーデック15は復号器としても機能し、前記符号化したイメージデータを、復号(デコード)する。
【0014】
モデム18は、ITU(国際電気通信連合)勧告に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、送信データの変調及び受信データの復調を行う。NCU(網制御部)19は、通信回線(PSTN)9との接続を制御するとともに、相手先の電話番号(ファックス番号を含む)に対応したダイアル信号の送出及び着信を検出するための機能を備えている。
【0015】
さらに、本発明では、ROM12にコピー又はファクシミリ受信でプリントアウトされた用紙の印字枚数をカウントする制御プログラムが格納されている。この印字枚数は、▲1▼全てのプリントアウトに対して共通にカウントしたり、▲2▼用紙サイズ毎に印字枚数をカウントしたり、あるいは、▲3▼コピー機能の実行によるプリントアウトと、ファクシミリ受信によるプリントアウトと、ネットワークプリントアウトなどのその他の機能の実行によるプリントアウトとを区別して、プリントアウトの種類毎に印字枚数をカウントしたりすることが可能である。また、RAM13に該印字枚数情報を記憶する印字枚数記憶部13aと、該印字枚数情報を書き込むための所定のフォーマットを記憶する雛形記憶部13bとが設けられている。
【0016】
図3は前記集計装置5の制御構成を示すブロック図であり、集計装置5の制御部には、制御手段であるCPU50、ROM52、RAM53、表示部6、操作部7、モデム58、NCU(網制御部)59等が備えられ、前記の各部がバス51を介して、通信可能に接続されている。
【0017】
ROM52には、集計装置5を制御する制御プログラム等が記憶されており、RAM53には、集計装置5の制御状態等の各種情報が一時的に記憶されて、CPU50は、操作部7への入力操作や、ROM52に書き込まれている制御プログラム等に従って、RAM53を作業領域として集計装置5の全体制御を実行する。
【0018】
表示部6はLCD(液晶ディスプレイ)で構成されて、集計装置5の本体5Bと接続ケーブルを介して通信接続され、顧客の印字枚数情報等の各種情報が表示される。操作部7はキーボードで構成されて、各種操作キーが配列されており、表示部6の前方に配置されて、集計装置5の本体5Bと接続ケーブルを介して通信接続されている。
【0019】
モデム58は、ITU(国際電気通信連合)勧告に従った伝送制御手順に基づいて、送信データの変調及び受信データの復調を行う。NCU(網制御部)59は、通信回線(PSTN)9との接続を制御するとともに、相手先の電話番号(ファックス番号を含む)に対応したダイアル信号の送出及び着信を検出するための機能を備えている。
【0020】
また、印字枚数集計処理に係るアプリケーション・ソフトウェアのインストールによって、RAM53に集計対象となる通信端末装置1・1・・・の通信アクセス番号(ファックス番号)及び機種情報(機種名)等を記憶する顧客情報データベース53aと、各通信端末装置1・1・・・から受信した印字枚数情報を記憶する印字枚数記憶部53bと、通信端末装置1・1・・・の記憶手段たるRAM13・13・・・の印字枚数記憶部13b・13b・・・において印字枚数情報が格納されているアドレスを記憶するアドレス記憶部53cと、通信端末装置1・1・・・から受信した印字枚数情報を書き込むための所定のフォーマットを記憶する雛形記憶部53dとが確保され、また、ROM52には本発明の印字枚数集計処理に係る制御プログラムが形成されている。
【0021】
具体的に、前記制御プログラムには、▲1▼顧客情報データベース53a、又は顧客情報データベース53aから取り出された顧客管理テーブルを参照して通信端末装置1に通信アクセスを行うとともに、アドレス記憶部53cを参照して該通信端末装置1に対して印字枚数記憶部13bに相当するアドレスを指定して、該通信端末装置1から印字枚数情報を乗せた非標準信号を受信する印字枚数受信プログラム、▲2▼通信端末装置1から印字枚数情報を乗せた非標準信号を受信すると、その受信した印字枚数情報を雛形記憶部53dの所定フォーマットに書き込んで通知レポートデータを生成し、該印字枚数情報を乗せた非標準信号の受信後、回線を切断することなく、該通知レポートデータを該印字枚数情報を乗せた非標準信号の受信と連続して同一の通信手順内で、画情報として該通信端末装置1に送信する第1の印字枚数返信プログラムと、▲3▼通信端末装置1から印字枚数情報を乗せた非標準信号を受信すると、その受信した印字枚数情報を雛形記憶部53dの所定フォーマットに書き込んで通知レポートデータを生成し、該印字枚数情報を乗せた非標準信号の受信後、通信回線を一旦切断した後に、再度、該通信端末装置1に対して通信アクセスを行い、この通信手順で該通知レポートデータを画情報として、該通信端末装置1に送信する第2の印字枚数返信プログラム等が含まれている。
【0022】
この第1の印字枚数返信プログラムと、第2の印字枚数返信プログラムとは、通信端末装置1から交信能力を乗せた信号を受信することで、該交信能力に応じて何れか一方の印字枚数返信プログラムに切り替えられるように構成されている。
【0023】
次に、図4を参照しながら、集計装置5での印字枚数集計処理について説明する。
この集計装置5では、例えば、1ヶ月単位や半年単位など周期的に、管理下の通信端末装置1・1・・・から印字枚数が集計される。通信端末装置1・1・・・から印字枚数を集計する時期(周期)は、集計装置5の操作部7の操作によって設定されている。
【0024】
まず、集計装置5に内蔵されたタイマー機能によって、各通信端末装置1・1・・・からの印字枚数の集計時刻になったことが検出されると(ステップS1)、集計装置5のCPU50から印字枚数情報の取得指示が出力され(ステップS2)、顧客情報データベース53aより顧客管理テーブルが取得される(ステップS3)。
【0025】
この顧客管理テーブルは、例えば、図5の(a)に示すような、CSV形式のファイルで作成されて、該CSVファイルを参照しながら印字枚数集計処理が実行される。顧客テーブルには、顧客情報データベース53aに基づいて、顧客名と、対応するファックス番号とが書き込まれており、最上段の顧客から順番に、該顧客が使用する通信端末装置1の印字枚数が集計される。なお、顧客名の変わりに、顧客に対応する通信端末装置1の機種名などを用いてもよく、顧客管理テーブルの構成は特に限定はしないものとする。
【0026】
次に、この作成された顧客管理テーブルの中には、印字枚数の集計が不要な顧客も入っており、前記集計装置5のROM52内の印字枚数受信プログラムに従って、顧客管理テーブルの最上段の顧客から順番に、印字枚数情報の取得対象者か否かの検索が実行される(ステップS4)。例えば、印字枚数の集計が不要な顧客には、図5の(a)に示す顧客管理テーブルの印字枚数の欄に、「不要」と書き込まれており、該「不要」の文字データを検出することによって、印字枚数情報の取得対象者か否かが判定される(ステップS5)。
【0027】
ここで、印字枚数情報の取得対象者でないと判断されれば、ステップS12にジャンプして、次の顧客(その下の段の顧客)の処理に移行され、印字枚数情報の取得対象者であれば、集計装置5からその顧客の通信端末装置1へ通信アクセスが実行され、該通信端末装置1のファックス番号が自動発呼されて(ステップS6)、呼びが確立すると(ステップS7)、集計装置5から該顧客の通信端末装置1に対して印字枚数情報を要求する指令等を乗せた非標準信号が送信され(ステップS8)、該顧客の通信端末装置1から該通信端末装置1の前回の集計から今回の集計までの印字枚数情報を乗せた非標準信号が返信される(ステップS9)。この一連の交信を経て、集計装置5では、顧客の通信端末装置1からの印字枚数情報が取得される。
【0028】
一方、前記ステップS7で、該顧客の通信端末装置1が他の装置と通信中など、集計装置5からの所定回数の呼び出しに対しても応答がなく、呼びが確立しなければ、例えば、図5の(b)に示すように、該顧客の通信端末装置1に対応する処理結果の欄に、「不成功」などと通信確立の不成功情報が書き込まれて、次の顧客(その下の段の顧客)の処理に移行され(ステップS12)、該次の顧客が印字枚数情報の取得対象者か否かが判断されて(ステップS5)、以下、前記同様に処理が実行される。
【0029】
なお、前記ステップS7で、通信確立が成功しなかった顧客の通信端末装置1のファックス番号などの識別情報を、通信失敗相手先用に作成された所定のファイルに保存するようにしてもよく、通信確立が成功しなかった通信端末装置1の識別情報を通信不成功装置として記憶する方法については特に限定はしないものとする。
【0030】
そして、前記ステップS9で、受信した印字枚数情報は、集計装置5の顧客管理テーブルの所定の場所に格納され、例えば、図5の(b)に示すように、該顧客の通信端末装置1に対応する印字枚数の欄に、印字枚数情報が書き込まれる(ステップS10)。また、該顧客の通信端末装置1に対応する処理結果の欄には、「処理済」などと集計処理完了情報が書き込まれる。
【0031】
この印字枚数情報の格納を終えた顧客が、顧客管理テーブルにおける最下段の顧客(最後の顧客)でなければ(ステップS11)、次の顧客(その下の段の顧客)の処理に移行され(ステップS12)、該次の顧客が印字枚数情報の取得対象者か否かが判断されて(ステップS5)、以下、前記同様に処理が実行される。
【0032】
一方、前記ステップS11で、印字枚数情報の格納を終えた顧客が、最後の顧客であり、前記通信確立に係る不成功情報が書き込まれた、通信不成功の顧客がいなければ(ステップS13)、一連の処理が終了する。
【0033】
このステップS13で、通信不成功の顧客がいれば、この顧客に対して印字枚数集計処理が再試行される。ここで、この再試行の回数については予め初期設定されていて、今度の再試行までの再試行回数が設定回数以下ならば(ステップS14)、前記ステップS4にジャンプし、再び顧客管理テーブルの最上段の顧客から順番に、印字枚数情報の取得対象者か否かの検索が実行される。この再試行に係る検索では、図5の(b)に示す顧客管理テーブルの処理結果の欄に「不成功」と書き込まれた顧客が対象者となって、該「不成功」の文字データを検出することによって、印字枚数情報の取得対象者か否かが判定され(ステップS5)、以下、前記同様に処理が実行される。
【0034】
一方、前記ステップS14で、今度の再試行で設定回数を越えれば、この時点で通信確立に係る不成功情報が書き込まれた顧客の通信端末装置1に対応する処理結果の欄に、「NG」などと集計処理の不成功確定情報が上書きされて、一連の処理が終了する。
【0035】
なお、通信端末装置1・1・・・には、印字枚数のほか、通信エラー回数や、紙ジャム発生回数などの項目も機器状態情報として記憶されており、通信端末装置1は、集計装置5から指定されたアドレスのデータを送信するため、通信アクセス時、集計装置5から印字枚数情報のアドレスに加えて、上記の他の項目のアドレスをも指定することにより、集計装置5は、印字枚数情報のみを受信するだけでなく、印字枚数情報と同時に、同一の通信手順において、他の項目のデータを受信することもできる。
【0036】
以上、集計装置5による印字枚数集計処理の流れであり、次に、前記ステップS6からステップS9においての、集計装置5と通信端末装置1との間の交信処理(ファクシミリ伝送制御手順)について詳述する。
図6に示すように、まず、前記集計装置5のROM52内の印字枚数受信プログラムに従って、集計装置5から顧客に対応する通信端末装置1のファックス番号が自動発呼されるのであるが、このとき該集計装置5から該通信端末装置1に対してCNG(無鳴動信号)が発信され(ステップP1)、この呼び出しに対して、該通信端末装置1から集計装置5へCED(被呼局識別信号)が返信されて(ステップP2)、呼びが確立する。
【0037】
次に、通信端末装置1から集計装置5へ、当該通信端末装置1の交信能力が乗せられたDIS(デジタル識別信号)と、当該通信端末装置1の機種名やバージョン名などの機種情報が乗せられたNSF(非標準機能識別信号)と、当該通信端末装置1の登録名が乗せられたCSI(被呼端末識別信号)とが送信される(ステップP3)。
【0038】
そして、これらの信号を受信した集計装置5からは、該通信端末装置1に対して印字枚数情報の送信を要求する指令と、アドレス記憶部53cを参照して該通信端末装置1に対してアドレス、及びデータサイズを指定する指令とが乗せられたNSC(非標準機能命令信号)が送信される(ステップP4)。
【0039】
このNSCを受信した通信端末装置1では、集計装置5から受信したアドレス、及びデータサイズに基づいて印字枚数記憶部13aから印字枚数情報が読み出され、集計装置5に対して前回の集計から今回の集計までの印字枚数情報を乗せたNSS(非標準機能設定信号)が送信される(ステップP5)。この後は、必要に応じて集計装置5と通信端末装置1の間で信号の授受が行われる。例えば、セキュリティーの観点から、集計装置5から通信端末装置1へ、シリアル番号を要求する指令を乗せたNSCが送信され、該通信端末装置1から集計装置5へ当該通信端末装置1のシリアル番号情報を乗せたNSSが返信される。また、前記第1の印字枚数返信プログラムに従って、集計装置5で受信した印字枚数情報が雛形記憶部53dの所定フォーマットに書き込まれて通知レポートデータが生成され、ステップP5の後に通信回線を切断することなく、集計装置5から該通知レポートデータが画情報(PIX)として該通信端末装置1に送信される。そうして、発呼側である集計装置5から通信端末装置1に対してDCN(切断命令信号)が送信され(ステップP6)、通信回線が切断され、呼びが解放される。
【0040】
あるいは、被呼側の通信端末装置1の交信能力によっては、前記第2の印字枚数返信プログラムに従って、前記ステップP5の直後に、集計装置5から通信端末装置1に対してDCN(切断命令信号)が送信され(ステップP6)、通信回線が一旦切断される。そして、集計装置5で受信した印字枚数情報が雛形記憶部53dの所定フォーマットに書き込まれて通知レポートデータが生成され、再度、前記ステップP1からステップP3の手順に従って、該通信端末装置1に対して通信アクセスが行われ、この2回目の通信手順で、集計装置5から該通知レポートデータが画情報(PIX)として該通信端末装置1に送信される。
【0041】
以上のように、第1の印字枚数返信プログラム、又は第2の印字枚数返信プログラムのどちらかの印字枚数返信プログラムに従って、集計装置5から通知レポートデータが画情報(PIX)として送信され、該画情報(PIX)を受信した通信端末装置1では、画像記録部4で通知レポートデータとして記録紙に記録され、こうして、前回の集計から今回の集計までの印字枚数等が記載された通知レポートが印字出力される。
【0042】
また、顧客自身が、通信端末装置1の操作部2の表示部20の手前に配置される表示対応キーの操作などによって、表示部20に印字枚数出力モードを表示させて、印字枚数の出力を実行することで、前記印字枚数記憶部13aに記憶された印字枚数情報が前記雛形記憶部13bの所定フォーマット内に書き込まれて、画像記録部4で通知レポートとして記録紙に記録される。こうして該通信端末装置1の下で、前回の集計から今回の印字出力までの印字枚数等が記載された通知レポートが印字出力される。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、次に示すような効果を奏する。
まず、請求項1の発明に係る印字枚数集計装置では、管理下の通信端末装置から印字枚数情報を自動的に取得することができ、各通信端末装置から受信した印字枚数情報は指定されたアドレスに格納され、効率良く印字枚数集計処理を実行することができる。
【0045】
そして、請求項2の発明に係る印字枚数集計装置では、通信アクセスが不成功に終わった通信端末装置を、通信アクセスが成功して印字枚数情報を取得した通信端末装置と区別して管理することができ、該通信アクセスが不成功に終わった通信端末装置に対しては、通信アクセスを再試行するなどして、効率良く印字枚数集計処理を行うことができる。
【0046】
そうして、請求項3の発明に係る印字枚数集計装置では、前記通信端末装置に対してアドレスを指定する指令をファクシミリ伝送制御手順における非標準信号に記述して送信するとともに、前記通信端末装置からの印字枚数情報をファクシミリ伝送制御手順における非標準信号に記述して受信することで、印字枚数情報を画情報として授受する場合に比べて通信データ量が軽減され、印字枚数集計処理に係る通信効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】印字機能を有する通信端末装置1・1・・・と、集計装置5とから成る印字枚数集計システムの概略構成図。
【図2】通信端末装置1の制御構成を示すブロック図。
【図3】集計装置5の制御構成を示すブロック図。
【図4】集計装置5での印字枚数集計処理を説明するフローチャート。
【図5】顧客管理テーブルの一例を示す図。(a)は印字枚数集計処理を実行する前の顧客管理テーブル。(b)は印字枚数集計処理を実行中の顧客管理テーブル。
【図6】集計装置5と通信端末装置1との交信を説明するタイムチャート。
【符号の説明】
1 通信端末装置
4 画像記録部
5 集計装置
10 CPU
12 ROM
13 RAM
13a 印字枚数記憶部
13b 雛形記憶部
50 CPU
52 ROM
53 RAM
53a 顧客情報データベース
53b 印字枚数記憶部
53c アドレス記憶部
53d 雛形記憶部
Claims (3)
- 通信回線を介して印字機能を有する通信端末装置から印字枚数情報を収集する印字枚数集計装置であって、
集計対象となる通信端末装置の通信アクセス番号を記憶する顧客情報データベースと、
前記通信端末装置の記憶手段において印字枚数情報が格納されているアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、
前記顧客情報データベースを参照して通信端末装置に通信アクセスを行うとともに、前記アドレス記憶手段を参照して該通信端末装置に対してアドレスを指定する指令と、該通信端末装置に対して印字枚数情報を要求する指令とを乗せた信号を送信する制御手段と、
を備えたことを特徴とする印字枚数集計装置。 - 前記制御手段は、前記通信端末装置への通信アクセスにより印字枚数情報を受信できなかった場合に、その通信端末装置の識別情報に通信不成功情報を関連付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載の印字枚数集計装置。
- 前記通信端末装置に対してアドレスを指定する指令をファクシミリ伝送制御手順における非標準信号に記述して送信するとともに、前記通信端末装置からの印字枚数情報をファクシミリ伝送制御手順における非標準信号に記述して受信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印字枚数集計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002239668A JP3818240B2 (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 印字枚数集計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002239668A JP3818240B2 (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 印字枚数集計装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004080522A JP2004080522A (ja) | 2004-03-11 |
JP3818240B2 true JP3818240B2 (ja) | 2006-09-06 |
Family
ID=32022707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002239668A Expired - Fee Related JP3818240B2 (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 印字枚数集計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3818240B2 (ja) |
-
2002
- 2002-08-20 JP JP2002239668A patent/JP3818240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004080522A (ja) | 2004-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0646190A (ja) | 複写機管理システムおよびファクシミリ装置 | |
US5822084A (en) | Technique for displaying a transmission error page of a facsimile machine | |
US7656549B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP3818240B2 (ja) | 印字枚数集計装置 | |
JP3933008B2 (ja) | 印字機能を有する通信端末装置、及び印字枚数集計装置 | |
JP2007052603A (ja) | 通信システム及び端末装置 | |
US20020054341A1 (en) | Communication terminal | |
JP3666968B2 (ja) | 画像処理装置 | |
EP2364012B1 (en) | Receiver image processing apparatus, and control method and storage medium therefor | |
JP3888830B2 (ja) | 通信端末装置 | |
JP3744001B2 (ja) | 通信端末装置からのデータ収集装置と通信端末装置の診断システム | |
JP3661867B2 (ja) | データ収集装置 | |
KR100222694B1 (ko) | 팩시밀리에서 수신정보 기록방법 | |
JP3754769B2 (ja) | データ通信装置及びその制御方法 | |
JP3448979B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3275781B2 (ja) | 掲示板機能付通信端末装置及びこの装置によって読み取り可能な記録媒体 | |
JP2604942B2 (ja) | 公衆サービス用ファクシミリシステム | |
JP3921283B2 (ja) | 公衆サービス用ファクシミリシステム | |
CN101465933B (zh) | 传真装置 | |
JPH10285410A (ja) | ファクシミリ装置、画像情報通信システム、画像情報通信方法および画像情報通信制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JPH1093752A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3931762B2 (ja) | 通信端末装置 | |
JPH10341310A (ja) | ファクシミリ送信画像解析方法 | |
JP2004015591A (ja) | 通信端末装置とその診断システム | |
JPH08130600A (ja) | ファクシミリ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060523 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060605 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140623 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |