JPH06296215A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06296215A
JPH06296215A JP5081682A JP8168293A JPH06296215A JP H06296215 A JPH06296215 A JP H06296215A JP 5081682 A JP5081682 A JP 5081682A JP 8168293 A JP8168293 A JP 8168293A JP H06296215 A JPH06296215 A JP H06296215A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者が修理を依頼するときに本装置の動作
上必要な各種データをファクシミリデータとして修理依
頼先に自動的に送信することにより、修理依頼先に利用
者の依頼内容や装置の故障内容を検討できる判断材料を
提供し、故障ではないケースでのサービスマンの訪問件
数を減らすことができるファクシミリ装置を提供するこ
とを目的としている。 【構成】 修理依頼先に発呼すると、システム制御部1
9は、本装置の動作に必要な各種情報をシステムメモリ
15から読み出し、これらの各データに基づいて所定の
レポート情報を作成する。そして、システム制御部19
は、前記レポート情報を画情報に変換し、回線制御部2
0をして修理依頼先に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願各発明は、G3またはG4モ
ードにより画情報を送受信するファクシミリ装置に関
し、特に修理依頼時に依頼内容を簡単かつ明確に依頼先
に伝えることができ、修理依頼を受けた側で依頼元装置
の現状を把握し易いファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置が多用されてい
るが、このファクシミリ装置は種々のメンテナンスを要
する。これらのメンテナンスとしては、例えば送信原稿
や記録紙の紙詰まりの除去、あるいは記録紙の交換等が
あるが、これらについてはユーザ自身で容易に行うこと
ができる。これに対して、例えば画情報蓄積のために設
けられたハードディスク装置などが故障した場合、これ
をユーザ自身で診断したり、修理したりすることは不可
能なため、いわゆるサービスセンタなどに電話してサー
ビスマンによる診断・修理を要請しなければならない。
【0003】このような修理依頼を自動化するために、
例えば特開平2−135858号公報に記載されたファ
クシミリ装置が提案されており、ハードディスク装置の
故障を検出する検出手段を設け、該ディスク装置が故障
した場合、予め設定されている電話番号に自動的に発呼
し、レポートを送信して故障を知らせる。このようなフ
ァクシミリ装置によれば、ユーザがディスク装置の故障
を判断しなくても、その故障発生時には、自動的にサー
ビスセンタに故障を通知することができ、故障の復旧処
置を迅速に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、あくまでハー
ドディスク装置の故障に限ったオートサービスコールで
あり、ハードディスク装置だけでなく全ての部位の故障
についてオートサービスコールを実施するのは現実的に
不可能である。また、仮にオートサービスコール機能を
備えたとしても、このオートサービスコールが機能する
のは故障を検知してからなので、装置が完全に動作しな
くなって初めてサービスコールが行われる。これに対し
て、現状では故障により完全に動作しなくなる前に従来
通り利用者から電話があり、サービスマンが訪問すると
いうサービス形態が大半を占める。このようなサービス
依頼の中には、例えば「送信時間が長い気がする」とい
う内容や、設定(操作)ミスに関する内容など、専門家
(サービスマン)から見れば実際には故障ではないと判
断できるような依頼内容も含まれる。ところが、利用者
は故障と思われる表面的な現象しか伝えることができな
いので、電話連絡だけではサービスマンですらその故障
とされる現象を正確に把握することができず、このた
め、実際には故障ではない現象であってもサービスマン
を派遣しなければならなかった。この結果、いたずらに
サービスマンの訪問件数が増え、本当にサービスを必要
とするユーザに迅速なサービスを提供することができな
いという弊害を生んでいた。
【0005】そこで、請求項1記載の発明は、利用者が
修理を依頼するときに本装置の動作上必要な各種データ
をファクシミリデータとして修理依頼先に自動的に送信
することにより、修理依頼先に利用者の依頼内容や装置
の故障内容を検討できる判断材料を提供し、故障ではな
いケースでのサービスマンの訪問件数を減らすことがで
きるファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】また、請求項2記載の発明は、修理依頼の
内容を所定のコメント中から選択することにより、この
コメントを組み込んで自動的に修理依頼書を作成し、こ
れを修理依頼先にファクシミリデータとして送信できる
ファクシミリ装置を提供することを目的としている。ま
た、請求項3記載の発明は、利用者によって修理依頼内
容を書き込んだ原稿をファクシミリ送信することによ
り、定型コメントだけでは伝え難い修理の依頼内容を詳
しくサービスマンに伝えることができるファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、本装置の動作に必要な各種
情報をレポート情報として記憶するレポート情報記憶手
段を備えたファクシミリ装置において、修理依頼先の電
話番号を記憶する番号記憶手段と、この電話番号の修理
依頼先に発呼する発呼手段と、発呼した修理依頼先に前
記レポート情報を画情報として送信するレポート送信制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項1記載のファクシミリ装置にお
いて、修理依頼書の基となる定型文書を予め記憶してお
く文書記憶手段と、修理依頼の内容を予め決められた複
数のコメントの中から修理依頼者に選択させる選択手段
と、選択されたコメントを前記定型文書に組み込んで修
理依頼書を作成する修理依頼書作成手段と、作成された
修理依頼書を画情報として修理依頼先に送信する修理依
頼書送信制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明は、上記目的を
達成するために、請求項1記載のファクシミリ装置にお
いて、修理依頼者によって作成された原稿画像を読み取
って画情報を取り出す画情報読取手段と、読み取った原
稿の画情報を修理依頼先に送信する画情報送信制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、修理依頼先の電話番号を予め番号記憶手段に記憶し
ておき、この電話番号の修理依頼先に発呼手段をして発
呼した場合は、本装置の動作に必要な各種レポート情報
をレポート送信制御手段により画情報として送信する。
従って、依頼を受けた側で修理依頼内容とレポート文書
とを照らし合わせて機械の現状を把握することができ、
本当に故障しているか否かを含めて修理に必要な対策を
事前に講ずることができ、故障ではないものについては
電話連絡等で解決できるため、不要なサービスマンの訪
問件数を減らすことができる。このため、故障機を抱え
るユーザに迅速かつ確実な修理サービスをサービスマン
は提供することができ、またユーザは受けることができ
る。
【0011】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、修理依頼書の基となる定型文書を予め文
書記憶手段に記憶しておき、修理依頼の内容を予め決め
られた複数のコメントの中から選択する選択手段にて修
理依頼者が所望のコメントを選択した場合、選択された
コメントを修理依頼書作成手段によって前記定型文書に
組み込んで修理依頼書を作成し、この作成された修理依
頼書を修理依頼書送信制御手段によって画情報として修
理依頼先に送信する。従って、故障修理を文書によって
サービスセンタに依頼でき、機種名や障害内容などを修
理依頼者が口頭でサービスセンタに伝える必要がなく、
またコメントにより修理依頼の内容を簡潔かつ手軽にサ
ービスマンに伝えることができる。このため、修理依頼
者の操作性および作業性を向上でき、迅速なサービスを
期待できる。
【0012】また、上記構成を有する請求項3記載の発
明においては、修理依頼者によって作成された原稿画像
を画情報読取手段によって読み取って画情報を取り出
し、この読み取った原稿の画情報を画情報送信制御手段
によって修理依頼先に送信する。従って、定型コメント
だけでは伝え難い修理の依頼内容を詳しくサービスマン
に伝えることができ、故障機を抱えるユーザに迅速かつ
確実な修理サービスをサービスマンは提供し、またユー
ザは受けることができる。
【0013】
【実施例】以下、本願各発明を実施例に基づいて説明す
る。図1は請求項1〜3いずれかに記載された発明の一
実施例に係るファクシミリ装置を示すブロック図であ
る。まず、構成を説明する。図において、操作部11
は、本装置に対して各種操作を行うオペポートである。
スキャナ12は、原稿画像を読み取って画像情報を取り
出す画情報読取手段である。プロッタ13は、画情報を
記録紙に記録する記録部である。ROM(Read Only Me
mory)14は、制御プログラムやエラー処理プログラム
などを格納する不揮発性メモリである。システムメモリ
15は、ユーザにより予め登録された各種情報(例えば
短縮ダイヤル番号やワンタッチダイヤル番号等)や、本
装置の動作に必要な各種情報(例えばシステムパラメー
タや通信管理データ等)を記憶するもので、電源断によ
りデータが消去しないように、その電源はバッテリでバ
ックアップされている。
【0014】RAM(Random Access Memory)16は、
本装置の動作上で一時的に作られたデータや、送受信さ
れる画情報などを蓄積するメモリである。なお、RAM
16内には、加工(圧縮・再生)時や読出/書き込みの
際に画情報を一時格納するラインバッファ17が設けら
れている。圧縮・再生部18は、送信する画情報を所定
の方式で符号化してその情報量を圧縮する一方で、受信
時に符号化されている画情報を復号化して元の画情報に
再生する。システム制御部19は、前記ROM14に記
憶されている各種プログラムに従って、本装置全体の動
作をシステム制御する。回線制御部20は、所定の通信
手順に従ってファクシミリ回線Lの捕捉/解放制御を実
行し、ファクシミリデータを伝送する。
【0015】ここで、請求項1記載の発明に係る実施例
の特徴的構成要素を説明する。本実施例においては、前
記システムメモリ15内に番号記憶手段を設け、予め修
理依頼先の電話番号を記憶しておく。そして、前記操作
部11に設けられたファンクションキーが操作される
と、前記回線制御部20を発呼手段として、この電話番
号の修理依頼先に発呼する。なお、ファンクションキー
としては、ワンタッチダイヤルキーの1つを割り当てた
り、専用の修理依頼キーを設けるものとする。修理依頼
先に発呼すると、システム制御部19は、本装置の動作
に必要な各種情報を前記システムメモリ15から読み出
し、これらの各データに基づいて所定のレポート情報を
作成する。そして、システム制御部19は本実施例のレ
ポート送信制御手段として、前記レポート情報を画情報
に変換し、修理依頼先に送信する。
【0016】図2はレポート情報を受信した修理依頼先
でのプロッタによる出力例を示す図であり、同図(a)
は通信管理レポート例、同図(b)はシステムパラメー
タリスト例、同図(c)はサービスモニタレポート例で
ある。修理を依頼された側では、同図(a)の通信管理
レポートより、修理依頼局で行った通信に関する情報を
確認でき、同図(b)のシステムパラメータリストよ
り、修理依頼局のシステム設定状況を確認でき、同図
(c)のサービスモニタレポートより、修理依頼局で発
生したエラー通信に関する情報を確認できる。なお、こ
れらレポートの定型文書(各データを組み込む前の文書
フォーマット)は修理依頼局のROM14に予め格納さ
れている。
【0017】続いて、請求項2記載の発明に係る実施例
の特徴的構成要素を説明する。本実施例においては、前
記ROM14内に文書記憶手段を設け、修理依頼書の基
となる定型文書(文書フォーマット)を予め記憶してお
く。また、前記操作部11には、修理依頼の内容を予め
決められた複数のコメントの中から修理依頼者に選択さ
せる選択手段が設けられており、例えばLCD(Liquid
Cristal Device:液晶表示部)などにコメントをスク
ロール表示して、選択させる。コメントが選択される
と、前記システム制御部19は本実施例の修理依頼書作
成手段として、ROM14から修理依頼書の元となる定
型文書を読み出してRAM16に展開し、選択されたコ
メントを前記定型文書に組み込んで修理依頼書を作成す
る。そして、システム制御部19は本実施例の修理依頼
書送信制御手段として、作成された修理依頼書を画情報
に変換し、修理依頼先に送信する。
【0018】図3は修理依頼書を受信した修理依頼先で
のプロッタによる出力例を示す図である。図示のよう
に、操作部11で選択されたコメントは、障害内容の欄
に例えば「送信エラー多」などとして組み込まれる。な
お、コメント組み込み前の定型文書における文字情報、
例えば1〜5の項目などは文字コードで記憶されてお
り、各項目に付随する実際の機種名や機番、TTI(Tr
ansmitter Terminal Identification:発信元情報)、
あるいは自局番と云った情報は、設置時にユーザやサー
ビスマンによってシステムメモリ15に登録されたデー
タを基に組み込まれ、本修理依頼書を送信する際にはそ
の送信日時が組み込まれる。また、修理依頼書の記録
(プロッタ出力)時の記録フォーマットなども定型文書
の情報としてROM14に記憶されている。
【0019】続いて、請求項3記載の発明に係る実施例
の特徴的構成要素を説明する。本実施例においては、前
記スキャナ12を画情報読取手段として用い、修理依頼
者によって作成された原稿画像を読み取って画情報を取
り出す。読み取った原稿の画情報は、画情報送信制御手
段としてのシステム制御部19によって修理依頼先に送
信される。この原稿には修理依頼者によって故障と思わ
れる症状を詳しく書き込むことができ、前記コメントの
みでは伝えられない部分を補うことができる。
【0020】次に、作用を説明する。図4は図1のファ
クシミリ装置における修理依頼時の動作例を示すフロー
チャートである。まず、操作部11に設けられたワンタ
ッチダイヤル等の修理依頼ファンクションキーが押され
ると(ステップS1)、システム制御部19はROM1
4から修理依頼プログラムを呼び出して、以下の機能を
実行する。すなわち、操作部11のLCDに修理依頼の
内容を示すコメントを選択可能に表示する(ステップS
2)。これらのコメントとしては、例えば「01:送信
エラーが多い」、「02:通信速度が遅い」、「03:
紙詰まりが多い」、「04:画像が汚れる」、……など
があり、これらのコメントを必要ならばLCD画面上で
スクロール表示して、そのコメント番号を修理依頼者に
選択させる。
【0021】修理依頼コメントが選択されると(ステッ
プS3)、システム制御部19は、ROM14から修理
依頼書の定型文書を読み出して、RAM16に展開し、
前記選択されたコメントを図3のように組み込んで修理
依頼書を作成する(ステップS4)。次いで、システム
制御部19は、システムメモリ15から本装置の動作に
必要な各種情報をレポート情報として読み出して、RA
M16に展開し、図2に示すような通信管理レポート、
システムパラメータリスト、サービスモニタレポートな
どの各レポートを作成する(ステップS5)。
【0022】続いて、システム制御部19は、修理依頼
内容や故障の症状などを書き込んだ原稿がスキャナ12
にセットされているかどうかを判断し(ステップS
6)、原稿があれば、スキャナ12によって原稿画像を
読み取って、RAM16に蓄積し(ステップS7)、シ
ステムメモリ15に設けられた内部スイッチをONセッ
トする(ステップS8)。ただし、ステップS6の判断
でスキャナ12に原稿がない場合は、内部スイッチをO
FFセットした後(ステップS9)、回線制御部20を
して修理依頼先いわゆるサービスセンタに自動発呼する
(ステップS10)。この発呼がサービスセンタに受け
付けられたどうかをチェックし(ステップS11)、ビ
ジー(話中)等により着信できなかった場合は所定間隔
で、いわゆる再発呼処理を繰り返す(ステップS1
2)。
【0023】着信が確認されると、システム制御部19
は、RAM16に展開してある修理依頼書の画情報を順
次ライン単位にラインバッファ17に格納し、圧縮再生
部18によりデータを圧縮してから、回線制御部20を
介してサービスセンタに送信する(ステップS13)。
この修理依頼書を受信したサービスセンタにあっては、
図3に示すような依頼文書がプリントアウトされる。サ
ービスセンタではこの依頼文書から依頼元のユーザを認
識すると共に、障害内容の欄に記されたコメント「送信
エラー多」によって修理依頼の内容を即座に判断でき
る。
【0024】このように、請求項2記載の発明に係る実
施例においては、予め決められているコメントを選択す
ることにより、故障修理を文書によってサービスセンタ
に依頼できるので、機種名や障害内容などを修理依頼者
が口頭(電話)でサービスセンタに伝える必要がなく、
また障害内容のコメントにより修理依頼の内容を簡潔か
つ手軽にサービスマンに伝えることができる。このた
め、修理依頼者の操作性および作業性を向上でき、迅速
なサービスを期待できる。
【0025】前記ステップS13にて修理依頼書をサー
ビスセンタに送信し終ると、続いてシステム制御部19
は、RAM16に展開してある通信管理レポート、シス
テムパラメータリスト、サービスモニタレポートの画情
報を順次ライン単位にラインバッファ17に格納し、圧
縮再生部18によりデータを圧縮してから、回線制御部
20を介してサービスセンタに送信する(ステップS1
4)。これらのレポートを受信したサービスセンタにあ
っては、図2に示すような各種レポートがプリントアウ
トされる。
【0026】ここで、例えば上記の修理依頼書によって
「送信エラー多」を通知された場合、サービスマンは、
図2(a)の通信管理レポートを参照し、実際に送信エ
ラーが多いのかどうかを確認でき、また図2(c)のサ
ービスモニタレポートから、エラーが発生した通信に関
して特定の相手との通信にエラーが集中していないかな
どを判断でき、客先に行く前に原因を特定して必要な部
品を揃える等の対策を講じることができる。また、例え
ば「通信時間が長い」というコメントを通知された場
合、サービスマンは、図2(a)の通信管理レポートを
参照し、実際の通信時間を確認することができ、またG
2などの低速な通信モードが誤って設定されていないか
ということも確認できる。さらに、「紙詰まりが多い」
というコメントを通知された場合、サービスマンは、図
2(b)のシステムパラメータリストを参照し、どの位
置での紙詰まりが多いかを判断したり、プリントアウト
のトータルカウンタ値から部品交換の要否を判定するこ
とができる。
【0027】このように、請求項1記載の発明に係る実
施例においては、修理を依頼する際に、図2に示すよう
なレポート情報を文書によって通知するので、依頼を受
けた側で修理依頼内容と照らし合わせて機械の現状を把
握することができ、依頼内容の正否(本当に故障してい
るか否か)を含めて修理に必要な対策を事前に講ずるこ
とができ、故障ではないものについては電話連絡等で解
決できるため、不要なサービスマンの訪問件数を減らす
ことができる。このため、故障機を抱えるユーザに迅速
かつ確実な修理サービスをサービスマンは提供すること
ができ、またユーザは受けることができる。
【0028】前記ステップS14にてレポート情報をサ
ービスセンタに送信し終ると、続いてシステム制御部1
9は、送信原稿の有無を示す内部スイッチをチェックし
(ステップS15)、ONすなわち送信原稿があれば、
RAM16に展開してある送信原稿の画情報を順次ライ
ン単位にラインバッファ17に格納し、圧縮再生部18
によりデータを圧縮してから、回線制御部20を介して
サービスセンタに送信し(ステップS16)、処理を終
了する。この送信原稿を受信したサービスセンタにあっ
ては、通常のファクシミリ受信時と同様に原稿画像をプ
リントアウトする。
【0029】この原稿には、修理依頼者によってコメン
トだけでは説明し切れない障害の症状や要望が記入され
ており、サービスマンはコメントの内容を詳しく把握で
きるため、故障復旧の対策をより正確に立て易い。ま
た、例えば上記の修理依頼書によって「画像が汚れる」
というコメントを通知された場合、サービスマンはプリ
ントアウトされた原稿画像をチェックすることにより、
汚れの有無や現象を確認できる。さらに、このとき図2
(b)のシステムパラメータリストを参照することによ
り、前回サービス実施時のプリントアウトのトータルカ
ウンタ値と今回のトータル値を比較して、使用枚数から
サービスの要否を判断することもできる。
【0030】このように、請求項3記載の発明に係る実
施例においては、修理を依頼する際に、利用者によって
修理依頼内容を書き込んだ原稿をファクシミリ送信する
ので、定型コメントだけでは伝え難い修理の依頼内容を
詳しくサービスマンに伝えることができ、故障機を抱え
るユーザに迅速かつ確実な修理サービスをサービスマン
は提供し、またユーザは受けることができる。
【0031】なお、以上の実施例では修理依頼者から依
頼先に送信するレポート情報として、通信管理レポー
ト、システムパラメータリスト、およびサービスモニタ
レポートを例示したが、他に例えばワンタッチダイヤル
登録リストや短縮ダイヤル登録リストなどのレポートも
送信することができる。また、本実施例では修理依頼者
の送信原稿をメモリ送信する構成を例示したが、直接送
信することも可能であり、この場合は図4のステップS
14による全てのレポートを送信した後で、ステップS
6として示した原稿セットを確認し、セットされていれ
ばレポートに続けて原稿を送信する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、修理依頼先の電話
番号を予め番号記憶手段に記憶しておき、この電話番号
の修理依頼先に発呼手段をして発呼した場合は、本装置
の動作に必要な各種レポート情報をレポート送信制御手
段により画情報として送信するので、依頼を受けた側で
修理依頼内容とレポート文書とを照らし合わせて機械の
現状を把握することができ、本当に故障しているか否か
を含めて修理に必要な対策を事前に講ずることができ、
故障ではないものについては電話連絡等で解決できるた
め、不要なサービスマンの訪問件数を減らすことができ
る。このため、故障機を抱えるユーザに迅速かつ確実な
修理サービスをサービスマンは提供することができ、ま
たユーザは受けることができる。
【0033】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、修理依頼書の基となる定型文書を予
め文書記憶手段に記憶しておき、修理依頼の内容を予め
決められた複数のコメントの中から選択する選択手段に
て修理依頼者が所望のコメントを選択した場合、選択さ
れたコメントを修理依頼書作成手段によって前記定型文
書に組み込んで修理依頼書を作成し、この作成された修
理依頼書を修理依頼書送信制御手段によって画情報とし
て修理依頼先に送信するので、故障修理を文書によって
サービスセンタに依頼でき、機種名や障害内容などを修
理依頼者が口頭でサービスセンタに伝える必要がなく、
またコメントにより修理依頼の内容を簡潔かつ手軽にサ
ービスマンに伝えることができる。このため、修理依頼
者の操作性および作業性を向上でき、迅速なサービスを
期待できる。
【0034】また、請求項3記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、修理依頼者によって作成された原稿
画像を画情報読取手段によって読み取って画情報を取り
出し、この読み取った原稿の画情報を画情報送信制御手
段によって修理依頼先に送信するので、定型コメントだ
けでは伝え難い修理の依頼内容を詳しくサービスマンに
伝えることができ、故障機を抱えるユーザに迅速かつ確
実な修理サービスをサービスマンは提供し、またユーザ
は受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3いずれかに記載された発明の一実
施例に係るファクシミリ装置を示すブロック図である。
【図2】レポート情報を受信した修理依頼先でのプロッ
タによる出力例を示す図であり、同図(a)は通信管理
レポート例、同図(b)はシステムパラメータリスト
例、同図(c)はサービスモニタレポート例である。
【図3】修理依頼書を受信した修理依頼先でのプロッタ
による出力例を示す図である。
【図4】図1のファクシミリ装置における修理依頼時の
動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 操作部(選択手段) 12 スキャナ(画情報読取手段) 14 ROM(文書記憶手段) 15 システムメモリ(番号記憶手段、レポート情報
記憶手段) 19 システム制御部(レポート送信制御手段、修理
依頼書作成手段、修理依頼書送信制御手段、画情報送信
制御手段) 20 回線制御部(発呼手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本装置の動作に必要な各種情報をレポート
    情報として記憶するレポート情報記憶手段を備えたファ
    クシミリ装置において、 修理依頼先の電話番号を記憶する番号記憶手段と、 この電話番号の修理依頼先に発呼する発呼手段と、 発呼した修理依頼先に前記レポート情報を画情報として
    送信するレポート送信制御手段と、を備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 修理依頼書の基となる定型文書を予め記憶しておく文書
    記憶手段と、 修理依頼の内容を予め決められた複数のコメントの中か
    ら修理依頼者に選択させる選択手段と、 選択されたコメントを前記定型文書に組み込んで修理依
    頼書を作成する修理依頼書作成手段と、 作成された修理依頼書を画情報として修理依頼先に送信
    する修理依頼書送信制御手段と、を備えたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 修理依頼者によって作成された原稿画像を読み取って画
    情報を取り出す画情報読取手段と、 読み取った原稿の画情報を修理依頼先に送信する画情報
    送信制御手段と、を備えたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
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