JPH07304957A - 優れた重ね剪断強さを有する付加硬化性シリコーンpsa - Google Patents

優れた重ね剪断強さを有する付加硬化性シリコーンpsa

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JPH07304957A
JPH07304957A JP3576795A JP3576795A JPH07304957A JP H07304957 A JPH07304957 A JP H07304957A JP 3576795 A JP3576795 A JP 3576795A JP 3576795 A JP3576795 A JP 3576795A JP H07304957 A JPH07304957 A JP H07304957A
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alkenyl
sio
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JP3576795A
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English (en)
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Shaow Burn Lin
シャオウ・バーン・リン
Robert C Rowland
ロバート・チャールズ・ロウランド
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General Electric Co
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General Electric Co
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    • C09J183/00Adhesives based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J183/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に高温での重ね剪断性の向上した付加硬化
性シリコーン感圧接着剤を提供する。 【構成】 (A) R3 SiO1/2 とSiO4/2 とを有す
る、芳香族物質に可溶のMQ樹脂或いは樹脂状共重合体
と、(B) 25℃での粘度が少なくとも約3,000cpsのアルケ
ニル含有ポリジオルガノシロキサンと、(C) 水素官能性
及びアルケニル官能性を各々有する一組の二成分架橋剤
と、(D) 成分(A) 60〜 100重量部と、成分(B) 約40〜0
重量部とを含む、樹脂分に富む反応混合物0〜約 100重
量部と、(E)ヒドロシリル化触媒と、選択により(F) 有
機溶剤0〜約40重量%と、を含有する、特に高温での重
ね剪断強さに優れた付加硬化性シリコーン感圧接着剤組
成物が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】関連出願クロスリファレンス:本
願と同時に出願された、米国特許出願第 号(出
願人処理番号:60SI−1629)及び第 号(出願人
処理番号:60SI−1631)を参照されたい。発明の背景 :本発明は、感圧接着剤組成物の形成に適し
たシリコーン組成物に関する。詳細には、硬化して、優
れた重ね剪断強さを有する感圧接着剤組成物を形成する
付加硬化性シリコーン組成物に関する。
【0002】「感圧接着剤」(PSA)なる用語は、本
明細書で使用する場合は、ある表面に接着し得るが、そ
の表面に痕跡量より多量の接着剤を移行させずに引き剥
がすことができると同時に、接着剤が粘着性及び接着強
さを幾分或いは全て保持しているので同一或いは別の表
面に再度接着し得る接着剤を指す。
【0003】
【従来の技術】シリコーン感圧接着剤は、感圧接着剤に
通常要求される諸特性、即ち接着強さ、粘着性、及び、
凝集強さに優れている。シリコーンPSAテープは、め
っき業者用マスキングテープ、高剪断スプラインシング
テープ、プラズマ溶射、火炎溶射など、高温で化学的に
厳しい工業操作に多用されている。この種の用途で有用
であるためには、シリコーンPSAは特に高温で優れた
重ね剪断強さを示さなければならない。
【0004】現行のシリコーンPSAの欠点は、特に高
温で、優れた引き剥がし接着性及び粘着性(peel and ta
ck) と優れた重ね剪断強度とを兼ね備えるものではない
点である。硬化して感圧接着剤組成物を形成し得る付加
硬化性シリコーン組成物は当業界で公知である。
【0005】米国特許第 5,169,727号(Boardman)は、固
形分の多い感圧接着剤組成物であって、(a) R’R”R
´´´ SiO1/2 単位とSiO4/2 単位とから成り、
ケイ素結合ヒドロキシル基を当該共重合体の1〜4重量
%の量で含む、ベンゼン可溶樹脂共重合体と、(b) ジオ
ルガノアルケニルシロキシ末端ポリジオルガノシロキサ
ンと、(c) ジオルガノハイドロジェンシロキシ末端ポリ
ジオルガノシロキサンと、(d) 架橋剤と、(e) ヒドロシ
リル化触媒と、を含んで成る感圧接着剤組成物を教示す
る。Boardmanの組成物は、ケイ素原子を1〜15原子含む
オルガノシロキサン架橋剤を必要とする。更に、Boardm
anの提示する実施例によると、調製された感圧接着剤の
粘着性は低〜適度である。また70℃での保持力により測
定された接着強度は不良〜合格に亙る。この報告には、
重ね剪断特性の向上したPSAについても、高温での重
ね剪断特性の向上についても教示はなく、SiH/Si
−ビニル比を1.25/1より大きくして有用な感圧接着性
を獲得する点についても教示はない。
【0006】米国特許第 3,883,298号(Hahnら)は、
(a) R3 SiO1/2 単位とSiO4/2単位とから本質的
に成る、ベンゼン可溶の固形樹脂共重合体50〜60重量部
と、(b) 25℃での粘度が20,000〜 100,000センチポアズ
(cps) の、環状体を本質的に含まないビニル末端ポリジ
オルガノシロキサン40〜50重量部と、(c) (a) と(b) と
の合計のオレフィン不飽和基の各々に対し 1.0〜20.0原
子のケイ素結合水素を提供する上で充分な量の水素含有
オルガノポリシロキサンと、(d) 白金触媒と、から本質
的に成る諸成分を混合して得られる、感圧接着剤として
有用な組成物を教示する。Hahnによると、低粘度ポリジ
オルガノシロキサンと混合されたMQ樹脂を含有する以
前の組成物はPSAを形成しない点が指摘されている。
【0007】米国特許第 4,774,297号(Murakamiら)
は、優れた粘着性及び接着強さを有する感圧接着剤の形
成に適した組成物であって、(A) 25℃での粘度が少なく
とも 500,000cps のビニル末端ポリジオルガノシロキサ
ン30〜70重量部と、(B) R3 SiO1/2 単位とSiO
4/2 単位とを含有するオルガノポリシロキサン70〜30重
量部と、(C) アルケニル基1個あたり1〜20原子のケイ
素結合水素を提供する上で充分な量のオルガノハイドロ
ジェンシロキサンと、(D) 白金含有触媒と、(E) 有機溶
剤25〜 400重量部と、を含んで成る組成物を教示する。
充分な製品を得るためには、Murakamiらの教示による
と、ビニルポリマーの25℃での粘度が少なくとも500,00
0cps、好適には少なくとも1,000,000cpsでなければなら
ない。
【0008】米国特許第 4,988,779号(Medford ら)
は、感圧接着剤の形成に適した、溶剤含有量が5〜10重
量%以下の組成物であって、25℃での粘度が 500〜10,0
00cpsのビニル含有ポリジオルガノシロキサン液体30〜5
0部と、R3 SiO1/2 単位とSiO4/2 単位とを含有
するベンゼン可溶樹脂共重合体50〜70部と、ケイ素結合
水素原子を含むオルガノポリシロキサンと、白金触媒
と、を含んで成る組成物を開示する。式R3 a b Si
(4-a-b)/2 を有する水素含有オルガノポリシロキサン
は、組成物中の各オレフィン不飽和基に対し 1.0〜30.0
原子のケイ素結合水素を提供する上で充分な量で存在す
る。この水素含有オルガノポリシロキサンは架橋剤とし
て作用し、式中、a=1.00以上2.00未満、b=0.05〜1.
00、a+b=1.10以上3.00未満と、小さな構造を有す
る。この開示には、更に良好な引き剥がし接着性及び粘
着性を提供する高分子量水素化物架橋剤の使用について
の教示はない。また、硬化接着剤の引き剥がし接着性
は、MQ樹脂量により制御されるのであって、架橋剤に
よるのではない。更に、優れた引き剥がし接着性及び粘
着性と優れた重ね剪断強さとを同時に獲得する方法につ
いても教示はない。
【0009】米国特許第 5,190,827号(Lin )は、ケイ
素結合水素を1鎖あたり2原子より多く含有する水素含
有ポリジオルガノシロキサンを含む、固形分の多い組成
物を教示する。この組成物の他の成分は、MQ樹脂、ア
ルケニル末端液体シリコーン、水素化物末端液体シリコ
ーン等である。架橋反応は、直鎖状或いは樹脂状シロキ
サンポリマーから選択された水素化物架橋剤のみにより
生起する。架橋剤として、ケイ素結合アルケニル基を2
個より多く含有するオルガノシロキサンは開示されてい
ない。
【0010】米国特許第 5,292,586号(Lin ら)は、シ
ラノール含有MQ樹脂と、アルケニル末端ポリジオルガ
ノシロキサンと、水素化物末端オルガノハイドロジェン
ポリシロキサンと、触媒量のヒドロシリル化触媒と、を
含んで成る組成物を開示する。この組成物は硬化して優
れた引き剥がし接着性及び粘着性を具えたPSAを形成
するが、この組成物は架橋剤を何ら含有せず、また多官
能性アルケニルシリコーンや多官能性水素化物シリコー
ンをも含有しない。末端の水素化物の接着性網状組織
は、MQ樹脂のシラノールと反応して、内部硬化した接
着性網状組織を形成する。
【0011】出願中の米国特許第08/150,570号(Lin
ら)は、固形分の多い付加硬化した接着剤組成物を開示
する。この組成物は、MQ樹脂と、アルケニル末端液体
シリコーンと、水素化物末端液体シリコーンと、ヒドロ
シリル化触媒と、に加え、架橋剤として多官能性ビニル
含有シリコーンを含めて調製される。架橋反応は外部の
ビニル架橋剤により生起して、硬化した感圧接着剤が形
成する。しかし、向上した重ね剪断強さと優れた引き剥
がし接着性及び粘着性とを兼ね備えたPSAの調製法に
ついての教示はない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】硬化により、固形分が
多く特に高温での重ね剪断特性の向上したシリコーン感
圧接着剤を形成するための、付加硬化性ポリジオルガノ
シロキサン組成物を提供できると依然として望ましい。
また、溶剤を全く含めずに上記の諸特性を提供し得る組
成物が得られるとよい。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、25℃に於て
少なくとも3,000cps或いはそれ以上の粘度を有するアル
ケニル含有ジオルガノポリシロキサンを含む付加硬化性
シリコーン組成物が、硬化により、優れた引き剥がし接
着性及びプローブ粘着性と、特に高温で優れた重ね剪断
強さとを兼ね備える感圧接着剤を形成し得ることが判明
した。
【0014】本発明は、硬化により、特に高温での重ね
剪断強さに優れた感圧接着剤を形成する付加硬化性シリ
コーン感圧接着剤組成物であって、 (A) R3 SiO1/2 単位とSiO4/2 単位とを含んで成
る、芳香族物質に可溶の樹脂或いは樹脂状共重合体約50
〜約75重量部であって、上式中、各Rは個別に炭素数1
〜約6の一価の炭化水素基であり、当該樹脂状共重合体
はその全重量を基準として約 0.2〜約 5.0重量%のヒド
ロキシル基を含み、全R基のうち少なくとも95%がアル
キル基であり、R3 SiO1/2 対SiO4/2 のモル比が
約 0.6〜約 0.9である、共重合体と、 (B) 25℃での粘度が少なくとも約3,000cpsのアルケニル
含有ポリジオルガノシロキサンと、 (C) (i) ケイ素結合水素を1鎖あたり2原子より多く有
する多官能性水素含有オルガノシロキサンと、(ii)ケイ
素結合アルケニル基を1鎖あたり2個より多く有する多
官能性アルケニル含有オルガノシロキサンとを含んで成
る混成架橋剤と、を含んで成り、但し、(B) 、(C)(i)、
(C)(ii) の総合量は約25〜約50重量部であり、(A) 、
(B)、(C)(i)、(C)(ii) の総合量は 100重量部であり、
更に、 (D) 成分(A) 60〜 100重量部と、成分(B) 約40〜0重量
部とを含んで成る反応混合物0〜約 100重量部と、 (E) ヒドロシリル化触媒と、選択により、(F) 有機溶剤
0〜約40重量%と、を含んで成る付加硬化性シリコーン
感圧接着剤を教示する。
【0015】
【実施例】本発明の組成物は、硬化により、70℃に於て
2.2ポンド毎平方インチ(lbs/in 2 )を超え、好適には
150℃に於ても 2.2ポンド毎平方インチを超える重ね剪
断強さを有する感圧接着剤を形成する。組成物中に溶剤
が存在し得るが、この組成物は、未硬化状態での加工性
を高めるための溶剤の存在を要求しないので、固形分 1
00%といえる。本発明の主な利点は、優れた重ね剪断強
さを有するPSAが製造される点であり、更に、高温で
もその重ね剪断強さが保持される点である。 発明の詳細な記載 :本発明の組成物の成分(A) は、当該
組成物から調製された硬化感圧接着剤に対し引き剥がし
接着性及び粘着性を付与する、芳香族物質に可溶の樹脂
或いは樹脂状オルガノポリシロキサン共重合体である。
この樹脂或いは樹脂状共重合体(A)は、R3 SiO1/2
単位(M単位ともいう)とSiO4/2 単位(Q単位とも
いう)とを含んで成り、上式中、各Rは個別に炭素数1
〜約6の一価の炭化水素基である。Rなる基の実例は、
メチル、エチル、イソプロピルなどアルキル基、シクロ
ペンチル、シクロヘキサニルなど脂環式基、ビニル、ア
リルなどオレフィン基、及び、フェニル基等である。全
R基のうち少なくとも95%がアルキル基で、好適にはメ
チル基である。R3 SiO1/2 単位対SiO4/2 単位の
モル比は約 0.6〜約 0.9である。この、樹脂或いは樹脂
状共重合体は、その全重量を基準として約 0.2〜約5重
量%、好適には約 1.0〜約 3.0重量%、最適には約 1.5
〜約 2.5重量%のヒドロキシル基を含む。ヒドロキシル
基はSiO4/2 単位かR3 SiO 1/2 単位かのケイ素原
子に直接結合しており、或いは、ヒドロキシル基の一部
がSiO4/2 単位のケイ素原子に直接結合し、一部がR
3 SiO1/2 単位のケイ素原子に直接結合することがで
きる。
【0016】成分(A) は、約50〜約75重量部、好適には
約50〜約70重量部、最適には約50〜約62重量部の範囲内
の量で本発明の組成物中に存在する。樹脂或いは樹脂状
共重合体(A) の製法は当業界で公知である。例として、
Daudt らの米国特許第 2,676,182号を参考文献とし、参
照によりこの特許を本願中に取り入れる。Daudt らの方
法では、酸性条件下で、ヘキサオルガノジシロキサン例
えばヘキサメチルジシロキサン、或いは加水分解し得る
トリオルガノシラン例えばトリメチルクロロシラン、或
いはこれらの混合物、のようなトリオルガノシロキシ単
位源を、シリカヒドロゾルと反応させて、M及びQ単位
を含有するベンゼン可溶樹脂共重合体を回収する。
【0017】樹脂或いは樹脂状共重合体(A) は好適には
固形の樹脂状物質であり、多くの場合、キシレンやトル
エン等の溶剤の、一般に40〜60重量%の溶液として入手
できる。本発明の組成物の成分(B) は、好適には、25℃
に於て少なくとも3,000cps或いはそれ以上の粘度を有
し、以下の一般式を有するアルケニル含有ポリジオルガ
ノシロキサンである。
【0018】
【化1】R1 2 2 SiO(R1 2 SiO) x (R1
3 SiO) y SiR2 1 2 式中、各R1 は個別に、メチル、エチル、プロピルなど
炭素数1〜10のアルキル基、シクロヘキサニルなど脂環
式基、或いは、フェニルなどアリール基であり、R2
ビニル、アリル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、
ヘキセニル等のα−アルケニル類を含め、炭素数1〜約
10のアルケニル基であり、R3 はR1 或いはR2 の何れ
かである。xとyの合計は、25℃での粘度を約3,000cps
とするため少なくとも約 520とする。本発明の成分(B)
として好適なのは、アルケニル含有ポリジメチルシロキ
サン、アルケニル含有ポリ(ジメチル−コジフェニル)
シロキサン、アルケニル含有ポリ(ジメチル−コ−メチ
ルフェニル)シロキサンである。好適にはアルケニル基
はビニル基である。
【0019】アルケニル含有ポリジオルガノシロキサン
(B) の粘度は、25℃に於て少なくとも3,000cps或いはそ
れ以上であり、好適には少なくとも10,000cps である。
アルケニル含有ポリジオルガノシロキサン(B) は、トリ
オルガノシロキサン末端ポリジオルガノシロキサンのあ
らゆる習用の調製法により調製できる。例えば、加水分
解し得る適当なシラン、例えばビニルジメチルクロロシ
ランとジメチルジクロロシランとを、適切比で共加水分
解及び縮合することができる。或いは、ポリジオルガノ
シロキサンの末端基を供給する適当な 1,3−ジビニルテ
トラオルガノジシロキサン、例えば対称ジビニルジメチ
ルジフェニルシロキサンやジビニルテトラメチルシロキ
サンを、酸性触媒或いは塩基性触媒の存在下で、適当な
ジオルガノポリシロキサン、例えばオクタメチルシクロ
テトラシロキサンと平衡化すればよい。ポリジオルガノ
シロキサン(B) の調製法の如何によらず、多様な量の揮
発性環状ポリジオルガノシロキサンが通例同時生成す
る。揮発性環状ポリジオルガノシロキサン、例えばメチ
ル四量体は、揮発性で感圧接着性に悪影響を及ぼすので
除去すべきである。
【0020】ポリジオルガノシロキサン(B) の使用量、
式(上記化1)、及び、粘度は、本発明の目的のために
は、ポリジオルガノシロキサンのうち、環状体を本質的
に含まない部分を参照している。この、環状体を本質的
に含まない部分は、ポリジオルガノシロキサンを 150℃
で3時間ストリッピングして残留物を得ることにより調
製できる。この残留物は、大気圧下 150℃で非揮発性で
ある痕跡量の大環状ポリジオルガノシロキサンを例外と
して、本質的に環状物質を含まない。このポリジオルガ
ノシロキサン(B) は多数市販されている。更に、成分
(B) は、これが化1のアルケニル含有ポリシロキサンで
ある限り、単一重合体、共重合体、それらの種々の混合
物の何れでもよい。
【0021】成分(B) の好適形態の末端単位は、その末
端単位のケイ素原子に直接結合した有機基のうちの1個
がビニル基である、トリオルガノシロキサン単位であ
る。(B) の鎖上の各単位の2個のR2 基は前記で定義し
たどのR1 基でもよいが、好適にはメチル及びフェニル
から成る群から選択される。シロキサン(B) の好適な末
端単位はビニルジメチルシロキシ単位である。
【0022】ポリジオルガノシロキサン(B) の好適形態
のポリマー鎖は、末端単位を除き、R1 基及びR3 基を
含有するジオルガノシロキサン単位で構成され、全単位
が同一でもよいし、R1 とR3 とが混在していてもよ
い。痕跡量のR1 3 SiO1/2単位、R1 SiO3/2
位及びSiO4/2 単位が(B) 中に存在し得る。好適に
は、R1 は、メチル、エチル、プロピル、フェニルから
成る群から選択される。好適には、R3 基は、上記のR
1 、或いは、R2 即ちビニル、アリル、プロペニル、ヘ
キセニル等のα−アルケニル類を含め、炭素数1〜10の
アルケニル基、の中から選択される。ポリマー鎖上にア
ルケニル基が存在すると、成分(B) は好適形態となる。
生起すると考えられる一つの可能機構は、本発明の成分
(C)(i)のケイ素結合水素化物基とのヒドロシリル化反応
を通じて分岐反応或いは架橋反応を行なう反応性部位
を、アルケニル基が提供するという機構である。yの値
は重要でない。本発明の成分(B) には、妥当な特性を具
えた硬化接着剤を形成させるために1鎖あたり少なくと
も2個のアルケニル基が要求される。
【0023】xとyの合計値は、成分(B) の25℃で測定
された場合の粘度を少なくとも3,000cpsとするような値
である。成分(B) のR1 基の種別にもよるが、xとyの
合計の許容平均値は少なくとも約 520である。ポリジオ
ルガノシロキサン(B) の使用量は、成分(B) 、(C)(i)、
(C)(ii) の総合量を、成分(A) 、(B) 、(C)(i)、(C)(i
i) の総合量の約25〜約50重量部とする上で充分な量と
する。
【0024】成分(C) は、(i) ケイ素結合水素を1鎖あ
たり2原子より多く有する多官能性水素含有オルガノシ
ロキサンと、(ii)ケイ素結合アルケニル基を1鎖あたり
2個より多く有する多官能性アルケニル含有オルガノシ
ロキサンとを含んで成る混成架橋剤である。
【0025】成分(A) 、(B) 、(C)(i)、(C)(ii) の総合
量を 100重量部とすると、成分(B)、(C)(i)、(C)(ii)
の総合量は、約25〜約50重量部である。また、当該組成
物中の全ヒドロシリル化反応性基の少なくとも15モル%
以上が、SiH基或いはアルケニル基の何れかとして、
(C)(i)及び(C)(ii) により提供される。また、ケイ素結
合水素化物の総合量対ケイ素結合アルケニル基の総合量
の比は約 1.1〜約15である。
【0026】成分(C)(i)は、ケイ素結合水素を1鎖あた
り2原子より多く有する水素含有オルガノシロキサンで
ある。成分(C)(i)の実例(1) は、25℃に於て約5〜約1
2,000cps 、好適には約5〜約5000cps 、最適には約5
〜約2500cps の粘度を有し、以下の一般式を有する直鎖
状水素含有ポリジオルガノシロキサン液体である。
【0027】
【化2】R5 4 2 SiO (R4 2 SiO) y ( HR4
SiO) z SiR4 2 5 式中、R4 は、炭素数約1〜約10のアルキル基、或い
は、アリール基であり、R 5 はH或いはR4 の何れかで
あり、yは約0〜約 800、好適には約20〜約 400、最適
には約20〜約 200であり、zは約3〜約 100、好適には
約3〜約30、最適には約3〜約20である。実例(2) は、
以下の(a)(b)から選択される樹脂状水素含有シロキサン
共重合体であって、(a) は、 ・R6 2 HSiO1/2 単位対SiO4/2 単位の比が約
0.6:1〜約2:1の、SiO4/2 単位とR6 2 HSi
1/2 単位、約60〜約 100重量%と、 ・R6 3 SiO1/2 単位とR6 2 SiO2/2 単位、0〜
約40重量%と、を含んで成る樹脂状水素含有シロキサン
共重合体、及び、(b) は、 ・R6 2 HSiO1/2 単位対R5 SiO3/2 単位の比が
約 0.6:1〜約2:1の、R5 SiO3/2 単位とR6 2
HSiO1/2 単位、約30〜約 100重量%と、 ・R6 3 SiO1/2 単位とR6 2 SiO2/2 単位、0〜
約70重量%と、を含んで成る樹脂状水素含有シロキサン
共重合体である。式中、各R6 は個別に炭素数1〜約6
の一価の炭化水素基であり、全R6 基のうち少なくとも
95%がアルキル基である。R6 なる基の実例は、メチ
ル、エチル、イソプロピルなどアルキル基、シクロペン
チル、シクロヘキサニルなど脂環式基、ビニル、アリル
などオレフィン基、及び、フェニル基である。全R6
のうち少なくとも95%がアルキル基で、好適にはメチル
である。R6 2 HSiO1/2 単位対SiO4/2 単位のモ
ル比は約 0.6:1〜約2:1である。(C)(i)(1) の25℃
での粘度は、約5〜約12,000cps 、好適には約5〜約50
00cps 、最適には約5〜約2500cps である。樹脂状シロ
キサン共重合体(C)(i)(2) の水素化物含有量は約 0.005
重量%〜約 3.0重量%である。(C)(i)(1) は好適には、
ポリ(ジメチル−コ−メチルハイドロジェン)シロキサ
ンなど水素含有共重合体である。(C)(i)(2) は好適には
ジメチルハイドロジェン含有樹脂状共重合体架橋剤或い
はメチルハイドロジェン含有樹脂状共重合体架橋剤であ
る。
【0028】成分(C)(ii) は、一般には、ケイ素結合ア
ルケニル基を1鎖あたり2個より多く有するアルケニル
含有オルガノポリシロキサンか、ケイ素結合アルケニル
基を1鎖あたり2個より多く有する樹脂状シロキサン共
重合体かであり、以下の(1)(2)から選択される。 (1) 以下の一般式を有する直鎖状アルケニル含有オルガ
ノポリシロキサン液体
【0029】
【化3】R2 3 2 SiO (R3 2 SiO) m ( R2
3 SiO) n SiR3 2 2 であって、式中、各R3 は個別に、炭素数約1〜約10の
アルキル基、或いは、アリール基であり、R2 は、
3 、或いは、ビニル、アリル、プロペニル、ヘキセニ
ルなど炭素数約1〜約10のアルケニル基であり、m+n
の合計は少なくとも約20、好適には少なくとも約 100、
最適には少なくとも約 250である。アルケニル基の重量
%は、当該オルガノポリシロキサンの全重量に対するア
ルケニル単位の重量%により規定される。この量は、当
該オルガノポリシロキサンの全重量に対し、約 0.005〜
約 5.0重量%、好適には約0.05〜約 3.5重量%、最適に
は約 0.1〜約3重量%である。及び/或いは (2) 樹脂状アルケニル含有シロキサン共重合体であっ
て、このケイ素結合アルケニル基を含む共重合体は、R
1 p 2 q SiO1/2 或いはR1 r 2 s SiO
2/2 と、R3 SiO3/2 及び/或いはSiO4/2 とを併
せ含む樹脂状共重合体である。式中、各R1 は個別に炭
素数約1〜約10のアルキル基、或いは、アリール基であ
り、各R2 は個別に、ビニル、アリル、プロペニル、ヘ
キセニルなど炭素数約1〜約10のアルケニル基であり、
pは0、1、2、3の何れか、qは0、1、2、3の何
れか、rは0、1、2の何れか、sは0、1、2の何れ
か、p+q=3、r+s=2である。アルケニル基の重
量%は、当該オルガノポリシロキサンの全重量に対する
アルケニル単位の重量%により規定される。この量は、
当該オルガノポリシロキサンの全重量に対し、約 0.005
〜約 5.0重量%、好適には約0.01〜約 3.5重量%、最適
には約 0.1〜約3重量%である。成分(C)(ii)(1)は、好
適には、ビニル含有共重合体架橋剤である。成分(C)(i
i)(2)は好適には、ジメチルビニル含有樹脂状共重合体
架橋剤或いはメチルビニル含有樹脂状共重合体架橋剤で
ある。
【0030】シリコーン架橋剤の組、(C)(i)と(C)(ii)
は、接着剤混合物に、別個に添加されても、配合物とし
て添加されてもよい。また、架橋剤成分(C) として作用
させるために、水素及びアルケニルの両官能性を有する
二官能性シリコーン化合物を調製することもできる。組
成物中に存在する(C) の量は、組成物中の全ヒドロシリ
ル化反応性基に対し、一般には約15モル%〜約60モル
%、好適には約20モル%〜約50モル%を、ケイ素結合水
素(C)(i)或いはケイ素結合アルケニル基(C)(ii) として
提供する量とし、(C)(i)のケイ素結合水素化物の総合量
の、(B) 及び(C)(ii) のケイ素結合アルケニル基の総合
量に対する比を約1.1 〜約30とする量とする。
【0031】本発明の組成物の成分(D) は、成分(A) 約
60〜約 100重量部と、成分(B) 即ち25℃にて少なくとも
3,000cps或いはそれ以上の粘度を有するアルケニル含有
ジオルガノポリシロキサン約40〜約0重量部と、選択に
よる量の有機溶剤と、を含んで成る混合物の反応生成物
である。成分(A) と成分(B) との混合物は高粘度流動性
材料乃至固形ペースト材料である。上記反応混合物の反
応を促し且つ加工性を高めるため、有機溶剤を添加して
扱いやすい粘度の混合物を形成してもよい。適切な有機
溶剤は、トルエン、キシレンなど芳香族炭化水素;ヘキ
サン、ヘプタン、ドデカンなど炭素数が18までの脂肪族
炭化水素;炭素数が6〜18のイソパラフィンなど、沸点
が通常 250℃以下であるノルマルパラフィン及びイソパ
ラフィン;シクロヘキサンなど脂環式化合物;炭素数4
以上のアルカノール及びエーテル等である。成分(A) 及
び(B) を有機溶剤中に含む混合物は、塩基性触媒により
更に触媒された。塩基性触媒は、当業界で公知のあらゆ
る塩基性触媒であり得る。その特定例は、NaOH、K
OH、シリル化水酸化物等である。上記の混合物は反応
して成分(D) を形成する。この反応は、上記混合物を 1
00℃より高温で、反応を起こす上で充分な時間、加熱還
流することにより実施され得る。この時間は好適には少
なくとも2時間である。混合物が反応を完了したら、混
合物を酸で中和する。また選択によりストリッピングす
ると、ハイソリッド混合物が形成し得る。上記酸は当業
界で公知のあらゆる適切な酸であり得る。その特定例
は、リン酸、塩酸、シリル化リン酸等である。
【0032】成分(D) は0〜約 100重量部の量で存在
し、成分(A) 、(B) 、(C)(i)、(C)(ii) 、(E) を含んで
成る混合物に更に追加するか、或いは、上記の要件が満
足される範囲で成分(A) 及び(B) の一部或いは殆どと置
き換えて使用され得る。本発明の組成物の成分(E) は、
ヒドロシリル化反応を促す触媒である。ヒドロシリル化
硬化反応を促す有用な触媒は、ルテニウム、ロジウム、
パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金、及び、こ
れらの金属の錯体を使用した貴金属触媒等である。本発
明での使用上適切なヒドロシリル化触媒の実例は、例え
ば、米国特許第 3,159,601号と第 3,159,662号(Ashby)
、第 3,220,970号(Lamoreaux) 、第 3,814,730号(Kars
tedt)、第 3,516,946号(Modic) 、第4,029,629 号(Jera
m)に開示されおり、これらの特許を全て参照により本願
中に取り入れる。
【0033】好適には、本発明に使用されるヒドロシリ
ル化触媒は白金含有触媒である。適切な白金含有ヒドロ
シリル化触媒は、ケイ素結合水素原子とケイ素結合ビニ
ル基との反応を触媒する上で効果的なあらゆる公知形態
の白金を包含し、これは、微粉状金属白金、アルミナ等
の微粉状担体上の白金、塩化白金酸など白金化合物、白
金化合物の錯体等である。
【0034】本発明での使用上適切なその他の白金含有
ヒドロシリル化触媒には、Ashby の米国特許第 3,159,6
01号や第 3,159,662号に記載された白金炭化水素錯体、
Lamoreaux の米国特許第 3,220,970号に記載された白金
アルコラート触媒、Drahnakの米国特許第 4,510,094号
の白金触媒などがある。この段落に記載した特許を全て
参照により本願中に取り入れる。
【0035】ヒドロシリル化触媒(E) は、本発明の組成
物中に、(A) 、(B) 、(C) 、(D) の総合重量の 100万部
に対し少なくとも 0.1重量部(ppm) の金属を提供する上
で充分な量で存在する。触媒がこのように少量である
と、組成物中の痕跡量の不純物により触媒効果が減じる
ことがしばしばある。そこで、少なくとも 1.0ppm の金
属を提供する量で触媒を使用する方が有利である。触媒
の量は、ヒドロシリル化硬化反応を促す上で充分な量で
ある限り、重要ではない。
【0036】また、組成物のポットライフを延長するた
め、組成物中にアセチレン系やマレイン酸エステルその
他の、公知のヒドロシリル化触媒阻害剤を加えてもよ
い。このような阻害剤は当業者には公知であり、特許文
献にも記載されている。本発明の組成物の成分(F) は有
機溶剤である。本発明の組成物は、(F) を、0〜約40重
量%、好適には約0〜約20重量%、最適には0重量%含
む。適切な有機溶剤は、習用的にオルガノシロキサンと
併用され沸点が約 250℃以下であるあらゆる溶剤を包含
する。これは、トルエン、キシレンなど芳香族炭化水
素;ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサンなど炭素数18
までの脂肪族炭化水素;石油蒸留物から得られる炭素数
18までのイソパラフィンなど、沸点が 250℃以下のノル
マルパラフィン及びイソパラフィン;トリクロロエタ
ン、クロロホルムなどハロゲン化炭化水素溶剤;石油エ
ーテル、VMPナフサ、ナフタリット(Naphthalite)66/
3 等の精製ナフサなどナフサ類、炭化水素エーテル例え
ばテトラヒドロフランやエチレングリコールのジメチル
エーテルなど酸素化溶剤;メチルイソブチルケトンなど
ケトン類、酢酸エチルなどエステル類等である。有機溶
剤の混合物も使用できる。
【0037】本発明の組成物の諸成分は、バルク状で或
いは有機溶剤中でなどあらゆる方法で混合できる。樹脂
或いは樹脂状共重合体(A) は通常固形であり、有機溶剤
中であれば簡便に調製及び操作できるので、本発明の組
成物の調製時は好適には有機溶剤を使用する。有機溶剤
は上記で成分(F) に関して列挙したあらゆる溶剤であり
得る。諸成分は、当業界で公知の、混練、ブレンディン
グ、かき混ぜ等のあらゆる手法により、バッチ式でも連
続式でも混合できる。また、組成物は溶剤の補助の有無
に関わらず、単に(A) 、(B) 、(C) 、(D) 、(E) を混合
することによっても調製できる。混合順序は重要でな
い。
【0038】必要ならば本発明の組成物に少量の追加成
分が添加できる。例えば、酸化防止剤、顔料、安定剤、
充填剤等が、当該組成物の感圧接着特性を実質的に損な
わない限り添加できる。揮発性の添加物は、好適には、
溶剤除去操作が全て完了した後で添加する。本発明の組
成物は、感圧接着剤として有用であり、可撓性或いは剛
性の固体の支持材に容易に付着する。本組成物は、ロー
ル塗り、散布、吹付けなどあらゆる適切な塗工手段によ
り支持材表面に簡単に塗工され、その後硬化せられる。
【0039】支持材表面、或いは、支持材が接着する被
着材の表面は、金属、多孔質材料、皮革、織物、有機ポ
リマー材料、フルオロカーボンポリマー、シリコーンエ
ラストマー、シリコーン樹脂、ポリスチレン、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリエステル、アクリル系ポリマー、
塗装表面、ケイ質材料、ガラスなど、あらゆる公知の固
体材料であり得る。
【0040】本発明のPSAを使用して調製され得る有
用な製品は、PSAテープ、ラベル、エンブレム、その
他の装飾用或いは案内用標識等である。特に有用な製品
は、可撓性或いは剛性で極高温及び/或いは極低温に耐
えることができ、その少なくとも片面に本発明のPSA
を塗工した支持材を含むものである。好適な製品は、ポ
リエステル、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレ
ン、含浸ガラス布など可塑性のフィルム支持材に塗工さ
れた感圧接着剤である。
【0041】当業者が本発明をより良く理解できるよう
以下に実施例を掲げるが、説明のためであって限定のた
めではない。本発明は冒頭の請求項に完全に記載されて
いる。実 施 例 1 ハイソリッド接着剤基剤混合物の調製 シリコーン接着剤組成物の調製は、MQ樹脂とアルケニ
ル含有ポリジオルガノシロキサンとのバッチ混合物を、
固形分を約90%として調製することにより簡易化され
た。場合によって、配合や後の塗工を容易にするため固
形分を少なくして(A) と(B) との混合物を調製する方が
好適であった。
【0042】1A:MQ樹脂58重量%と、ビニル末端ポ
リジメチルシロキサン42重量%とを含んで成る混合物。
この混合物は、MQ樹脂(M:Q〜 0.7:1、トルエン
中の固形分は60%)313.2gと、ビニル含有ポリジメチル
シロキサン(25℃での粘度は 82,000cps、ビニル量は約
0.064重量%)136.1gと、Karstedt白金触媒(キシレン
中、活性白金は5%)0.648gとを混合し、真空ストリッ
ピングして固形分を約90.5重量%とすることにより調製
された。得られた混合物の粘度は25℃にて 21,000cpsで
あった。
【0043】1B:MQ樹脂56重量%と、ビニル末端ポ
リジメチルシロキサン44重量%とを含んで成る混合物。
この混合物は、MQ樹脂(M:Q〜 0.7:1、トルエン
中の固形分は60%)280gと、ビニル含有ポリジメチルシ
ロキサン(25℃での粘度は82,000cps、ビニル量は約 0.
064重量%)132gと、Karstedt白金触媒(活性白金は5
%)0.60g とを混合し、真空ストリッピングして固形分
を約90.8重量%とすることにより調製された。得られた
混合物の粘度は25℃にて 17,000cpsであった。
【0044】1C:MQ樹脂70重量%と、ビニル末端ポ
リジメチルシロキサン30重量%とを含んで成る混合物。
この混合物は、MQ樹脂(M:Q〜 0.7:1、トルエン
中の固形分は60%)326.7gと、ビニル含有ポリジメチル
シロキサン(25℃での粘度は 82,000cps、ビニル量は約
0.064重量%)84g と、88257 Karstedt白金触媒(白金
量は5%)0.56g とを混合し、真空ストリッピングして
固形分を約90.8重量%とすることにより調製された。
【0045】1D:MQシロキサン樹脂58重量%と、25
℃での粘度が 3430cpsのビニル含有ポリジメチルシロキ
サン42重量%とを含んで成る混合物。この混合物は、ビ
ニル含有ポリジメチルシロキサン(25℃での粘度は 343
0cps、ビニル量は約0.16重量%)199.9gと、シラノール
含有脱蔵MQシロキサン樹脂溶液(Maq67Q、シラノー
ル量は約 2.1重量%、トルエン中の固形分は61.7重量
%)445.7gとを混合することにより調製された。更に真
空ストリッピングにより固形分を91.3重量%とした。
【0046】1E:MQシロキサン樹脂58重量%と、25
℃での粘度が 10,000cpsのビニル含有ポリジメチルシロ
キサン42重量%とを含んで成るハイソリッド混合物。こ
の混合物は、ビニル含有ポリジメチルシロキサン液体
(25℃での粘度は 10,000cps)199.1gと、シラノール含
有脱蔵MQシロキサン樹脂溶液(M 67Q、シラノール
量は約 2.1重量%、トルエン中の固形分は61.7重量%)
445.7gとを混合することにより調製された。更に真空ス
トリッピングにより固形分を90.9重量%とした。
【0047】実 施 例 2 シリコーン架橋剤 以降の実施例では、付加硬化性組成物の調製のための架
橋剤として3種の多官能性水素化物シリコーンを選択し
た。その架橋剤は、水素化物シリコーン液体a、即ち直
鎖状水素化物シリコーン液体(MD20H 3 M、H量は
0.16重量%)、水素化物シリコーン液体b、即ち別の直
鎖状水素化物シリコーン液体(MD582H 29.5M、H
量は 0.064重量%)、水素化物シリコーン液体c、即ち
H量が約1.6重量%でMDH x Mなる一般構造を有し、2
5℃での粘度が20cps のシリコーン液体であった。
【0048】また、架橋剤として2種の樹脂状ビニルシ
ロキサンが調製された。その一つは、ビニル含有量が約
2.7重量%で、MDviQ型構造を有する樹脂状ビニルシ
ロキサンであり、トルエン中での固形分を60重量%とし
て調製された。これをビニルシロキサンaとする。第二
のビニルシロキサン、ビニルシロキサンbは、ビニル含
有量が約 2.7重量%で、MMviQ構造を有し、キシレン
中での固形分を60重量%として調製された。
【0049】実 施 例 3 樹脂分に富むシリコーン強化剤 付加硬化性シリコーン組成物の樹脂含有量は、二つの方
法で調節できる。第一は、成分(A) の量を混合組成物の
全体量に対し調節することにより、第二は、成分(A) 、
(B) 、(C)(i)、(C)(ii) 、(E) を含有する配合混合物
に、樹脂分に富む添加物を更なる量添加することによ
る。成分(D) 即ち樹脂分に富む添加物は、以下の各成分
から選択できる。
【0050】3A:ビニル含有ポリジメチルシロキサン
ガム(近似構造はMDca.7000 vi 14M、ビニル量は約
0.083重量%)30重量部と、シラノール含有MQ樹脂70
重量部とを含有する塩基触媒反応混合物の生成物。トル
エン中での固形分が60%のMQ樹脂 700g と、ビニルガ
ム 180g と、トルエン 120g と、を含有する混合物が、
10%のNaOH 0.25gで触媒された。この混合物を還流
温度に加熱して3時間保持した。次に、リン酸で僅かに
酸性となるまで混合物を不活性化してから痕跡量の希土
類オクタン酸塩で安定化し、固形分を約73.3重量%に調
節した。
【0051】3B:ビニル含有ポリジメチルシロキサン
ガム(近似構造はMQca.7000 vi 14M、ビニル量は約
0.083重量%)20重量部と、シラノール含有MQ樹脂80
重量部とを含有する塩基触媒反応混合物の生成物。トル
エン中での固形分が60%のMQ樹脂 800g と、ビニルガ
ム 120g と、トルエン 80gと、を含有する混合物が、10
%のNaOH 0.24gで触媒された。この混合物を還流温
度に加熱して3時間保持した。次に、リン酸で僅かに酸
性となるまで混合物を不活性化してから痕跡量の希土類
オクタン酸塩で安定化した。最終混合物の固形分は約72
重量%、25℃での粘度は約 2900cpsであった。
【0052】実 施 例 4、5 粘度が各々 3430cps及び 10,000cpsのビニル含有ポリジ
メチルシロキサンと、架橋剤として水素含有オルガノシ
ロキサンとを使用し、米国特許第 4,988,779号(Medfor
d ら)の教示に従って2種のシリコーン接着剤組成物を
調製した。 実施例4:このシリコーン組成物は、MQシロキサン樹
脂56.1重量%と、粘度が 3430cpsのビニル含有シリコー
ン液体及び水素化物架橋剤併せて33.9重量%とを含有す
る。この混合物は、接着剤混合物1D(実施例1より)
29.57gと、水素化物シリコーン液体a架橋剤(実施例2
より) 0.90gとを混合してから、白金触媒溶液20μL
(活性白金量は5%)及び阻害剤としてマレイン酸ジメ
チル 0.066g で触媒することにより調製された。
【0053】実施例5:この混合組成物は、MQシロキ
サン樹脂56.1重量%と、粘度が 10,000cpsのビニル含有
シリコーン液体及び水素化物架橋剤併せて33.9重量%と
を含有する。この組成物は、接着剤混合物1E(実施例
1より)29.70gと、水素化物シリコーン液体a架橋剤
(実施例2より) 0.90gとを混合してから、白金溶液20
μL (活性白金量は5%)及び阻害剤としてマレイン酸
ジメチル 0.066g で触媒することにより調製された。
【0054】これらの触媒入り接着剤混合物を、厚み1
ミルのポリイミドフィルムに塗工して、 170℃で3分間
硬化させることにより、厚みが 1.5〜 2.0ミルの硬化し
た接着剤が調製された。得られた接着剤は、滑らかで均
一な仕上げとなった。鋼板に対する 180°の引き剥がし
接着性は、ASTM-D1000に従い、12インチ/分の速度に於
て測定した。またポリケンプローブタック(Polyken Pro
be Tack)試験機上で、0.5プローブを用い、滞留時間1
秒及び接触圧力 1000g/cm 2 に於けるプローブ粘着性を
測定した。硬化接着剤の重ね剪断強さは、清浄なステン
レス鋼板に対し1”×1”の重なりで接着剤を付着さ
せ、接着テープの端に1kgの死重を加えて、接着剤に対
し約 2.2 lbs/in 2 の鋼が固定されるようにして測定し
た。この装置を、 200°Fで1時間を手始めとして、続
いて 300°F、 400°Fで各々1時間、更に 500°Fま
での温度に一晩以上加熱して高温試験した。
【0055】結果は以下の通りである。
【0056】
【表1】 表 1 引き剥がし プローブ粘着性 重ね剪断 (oz/in) (g/cm2 ) (2.2 lbs/in 2 、鋼) 実施例4 22 1008 200°Fで1件不合格 400°Fで1件不合格 実施例5 22 812 200°Fで1件不合格 500°Fで1件不合格実 施 例 6、7 粘度が各々 3430cps及び 10,000cpsのビニル含有ポリジ
メチルシロキサンと、二成分架橋剤とを使用し、本発明
に従って2種のシリコーン組成物を調製した。
【0057】実施例6:このシリコーン組成物は、MQ
シロキサン樹脂55重量%と、粘度が 3430cpsのビニル含
有シリコーン液体及び一組の多官能性架橋剤併せて45重
量%とを含有する。この混合物は、接着剤混合物1D
(実施例1より)29.57gと、水素化物シリコーン液体b
2.50g及びビニルシロキサンb 1.50g(両者とも実施例
2より)と、混合物3B(実施例3より) 5.50gとを混
合することにより調製された。この混合物は、白金溶液
20μL (活性白金量は5%)及び阻害剤としてマレイン
酸ジメチル 0.066g で触媒された。
【0058】実施例7:このシリコーン組成物は、MQ
シロキサン樹脂55重量%と、粘度が 10,000cpsのビニル
含有シリコーン液体及び一組の多官能性架橋剤併せて45
重量%とを含有する。この混合物は、接着剤混合物1E
(実施例1より)29.70gと、水素化物シリコーン液体b
2.50g及びビニルシロキサンb 1.50g(両者とも実施例
2より)と、混合物3B(実施例3より) 5.50gとを混
合することにより調製された。この混合物は、白金溶液
20μL (活性白金量は5%)及び阻害剤としてマレイン
酸ジメチル 0.066g で触媒された。
【0059】1ミルのポリイミドフィルム上で硬化した
シリコーン感圧接着テープを実施例4及び5に記載した
手順に従って調製した。対応する接着性は以下の通りで
ある。
【0060】
【表2】 表 2 引き剥がし プローブ粘着性 重ね剪断 (oz/in) (g/cm2 ) (2.2 lbs/in 2 、鋼) 実施例6 17 808 500°Fに合格 24時間を超える 実施例7 17 902 500°Fに合格 24時間を超える実 施 例 8〜17 多官能性架橋剤の組と付加硬化したPSA この実施例は、種々成分を使用して本発明に従って調製
されたシリコーンの諸組成物を例示する。各実施例の個
々の組成は以下の通りである。マレイン酸ジメチル(D
MM)阻害剤約 0.10gも存在しているが記載していな
い。
【0061】
【表3】 表 3 実施例番号 成分 水素化物 ビニル 成分 成分 1A シリコーンb シロキサン b 3A 3B 8 30.27g 1.66g 1.01g 1.02g -- 9 30.14g 2.073g 1.59g 4.53g -- 10 30.27g 1.66g 1.01g -- 0.625g 11 30.14g 2.075g 1.59g -- 2.84g 12 30.14g 2.283g 1.384g -- 3.10g 13 29.52g 2.259g 1.743g -- 3.691g 14 29.52g 2.493g 1.507g -- 3.96g 15 29.52g 2.455g 1.884g -- 4.69g 16 30.27g 2.20g 1.33g -- 8.04g 17 29.52g 2.491g 1.513g -- 10.14g 1ミルのポリイミドフィルム上に塗工された厚み 1.5〜
2.0ミルの硬化接着剤を準備し、 170℃で3分間硬化さ
せて、次の接着性を測定した。即ち、清浄な鋼板に対す
る引き剥がし接着性(ASTM-D1000による)、ポリケンプ
ローブタック試験機を使用したプローブ粘着性、及び、
重ね剪断強さである。PSAの重ね剪断特性は、清浄な
ステンレス鋼に1”×1”の面積の接着剤を付着させ、
静荷重1kgの下で次の勾配温度構成により試験する。即
ち、各温度で保持時間を1時間として 300°Fから 400
°Fへ、その後、 500°Fに急上昇させて更に長時間そ
の温度に保持する。重ね剪断試験では、試験温度が高く
死重が重いほど、試験条件は厳しくなる。
【0062】
【表4】 表 4 実施例番号 全架橋剤量 SiH/Siヒ゛ニル 引き剥がし 粘着性 重ね剪断 (×10-3モル) 比 (oz/in) (g/cm2 ) (500 °F、 2.2 lbs/in 2 ) 8 1.60 1.65 20.5 723 合 格 9 2.20 1.30 20 678 合 格 10 1.60 1.65 22 720 合 格 11 2.20 1.30 20 677 合 格 12 2.20 1.65 21 661 合 格 13 2.40 1.30 22.3 637 合 格 14 2.40 1.65 18.8 547 合 格 15 2.60 1.30 20 494 合 格 16 2.13 1.66 27 765 合 格 17 2.40 1.65 28 580 合 格実 施 例 18〜23 種々の接着剤混合物から調製されたPSA 実施例1の種々の接着剤混合物と、直鎖状水素化物シリ
コーンb(MD582 H 29.5M、H量は 0.064重量%)
と、樹脂状ビニルシロキサンb(MMviQ、固形分60
%)とから調製された一連のシリコーン組成物を以下の
実施例に示す。各々の配合物に阻害剤としてDMM 0.1
0gを加えた。また実施例22及び23にはビニルポリマー
(25℃での粘度が 82,000cps、ビニル量は約 0.064重量
%)を各々4.0gずつ加えて組成を完成させた。得られた
配合物の全架橋剤濃度は約2.13×10-3モルであり、Si
H対Siビニル比は約1.66であった。
【0063】
【表5】 表 5 実施例番号 接着剤基剤種別 水素化物シリコ-ン ビニルシリコ-ン 強化剤種別 及び量 架橋剤b 架橋剤b 及び量 18 1A 30.34g 2.20g 1.33g 3B 4.93g 19 1A 30.34g 2.20g 1.30g 3B 5.63g 20 1B 28.98g 2.20g 1.30g 3B 8.08g 21 1B 28.98g 2.20g 1.30g 3B 8.81g 22 1C 25.33g 2.20g 1.30g 3A 4.43g 23 1C 23.52g 2.20g 1.30g 3A 5.67g 実施例4〜13に記載した手順に従って接着フィルムを準
備し試験した。
【0064】
【表6】 表 6 実施例番号 MQ樹脂 引き剥がし 粘着性 重ね剪断 (重量%) (oz/in) (g/cm2 ) (500°F、 2.2 lbs/in2 ) 18 55.2 24.0 685 合 格 19 55.6 24.3 670 合 格 20 55.2 24.8 654 合 格 21 55.6 24.3 658 合 格 22 55.2 26 404 合 格 23 55.6 25.5 375 合 格実 施 例 24〜25 その他の多官能性架橋剤を含むPSA 以下の2つの実施例のために架橋剤として実施例2から
の水素化物シリコーン液体c及びビニルシロキサンbが
使用された。
【0065】実施例24:実施例1から成分1A 30gと、
実施例2から上記の水素化物液体c 0.375g 及びビニル
シロキサンb 0.83gの架橋剤と、純MQ樹脂溶液(固形
分78%)4.0gと、DMM阻害剤 0.375g とを混合するこ
とにより、本例の組成物を調製した。 実施例25:実施例1から成分1A 30gと、実施例2から
上記の水素化物液体c 0.60g及びビニルシロキサンb
0.83gと、強化剤として純MQ樹脂溶液(固形分78%)
4.0gと、DMM阻害剤 0.065g とを混合することによ
り、本例の組成物を調製した。
【0066】
【表7】 表 7 実施例番号 SiH/Siヒ゛ニル SiH架橋剤/ MQ樹脂 引き剥がし 粘着性 全体比 Siヒ゛ニル 架橋剤 (重量%) (oz/in) (g/cm2 ) 24 11.73 11.99 60.6 29 312 25 19.35 19.41 60.1 27.5 24 両実施例の接着剤は、同一の試験条件下での一晩の温度
勾配付き重ね剪断強さ試験に合格した。
【0067】本発明を要約すれば、(A) R3 SiO1/2
とSiO4/2 とを有する、芳香族物質に可溶のMQ樹脂
或いは樹脂状共重合体と、(B) 25℃での粘度が少なくと
も約3,000cpsのアルケニル含有ポリジオルガノシロキサ
ンと、(C) 架橋剤として一組の多官能性シリコーンと、
(D) 成分(A) 60〜 100重量部と、成分(B) 約40〜0重量
部とを含む反応混合物0〜約 100重量部と、(E) ヒドロ
シリル化触媒と、選択により(F) 有機溶剤0〜約40重量
%と、を含有する、特に高温での重ね剪断強さに優れた
付加硬化性シリコーン感圧接着剤組成物が記載される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JKD JKE JKK 183/06 JGG 183/07 JGH

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) R3 SiO1/2 単位とSiO4/2
    位とを含んで成る、芳香族物質に可溶の樹脂或いは樹脂
    状共重合体約50〜約75重量部であって、上式中、Rは炭
    素数1〜約6の一価の炭化水素基であり、当該樹脂状共
    重合体はその全重量を基準として約 0.2〜約 5.0重量%
    のヒドロキシル基を含み、全R基のうち少なくとも95%
    がアルキル基であり、R3 SiO1/2 対SiO4/2 のモ
    ル比が約 0.6〜約 0.9である、共重合体と、 (B) 25℃での粘度が少なくとも約3,000cpsのアルケニル
    含有ポリジオルガノシロキサンと、 (C) 架橋剤として、(i) ケイ素結合水素を1鎖あたり2
    原子より多く有する多官能性水素化シリコーンと、(ii)
    ケイ素結合アルケニル基を1鎖あたり2個より多く有す
    る多官能性アルケニルシリコーンとを含んで成る一組の
    多官能性シリコーンと、 選択により、(D) 成分(A) 60〜 100重量部と、成分(B)
    約40〜0重量部とを含んで成る反応混合物0〜約 100重
    量部と、 (E) ヒドロシリル化触媒と、 選択により、(F) 有機溶剤0〜約40重量%と、を含んで
    成る付加硬化性シリコーン感圧接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 成分(B) が以下の一般式 R1 2 2 SiO(R1 2 SiO) x (R1 3 Si
    O) y SiR2 1 2 で表わされ、式中、各R1 は個別に、炭素数1〜約10の
    アルキル基、或いは、脂環式基、アリール基であり、R
    2 は、α−アルケニル類を含め、炭素数1〜約10のアル
    ケニル基であり、R3 はR1 或いはR2 の何れかであ
    り、x+yは少なくとも 520である、請求項1の組成
    物。
  3. 【請求項3】 成分(C)(i)が、25℃に於て約5〜約12,0
    00cps の粘度を有する直鎖状水素含有ポリジオルガノシ
    ロキサン液体である、請求項1の組成物。
  4. 【請求項4】 成分(C)(i)が樹脂状水素含有シロキサン
    共重合体である、請求項1の組成物。
  5. 【請求項5】 成分(C)(ii) が以下の一般式を有する直
    鎖状アルケニル含有オルガノポリシロキサン液体 R2 3 2 SiO (R3 2 SiO) m ( R2 3 Si
    O) n SiR3 2 2 であり、式中、各R3 は個別に、炭素数約1〜約10のア
    ルキル基、或いは、アリール基であり、R2 はR3 或い
    は炭素数約1〜約10のアルケニル基であり、m+nの合
    計は少なくとも約 150である、請求項1の組成物。
  6. 【請求項6】 成分(C)(ii) が樹脂状アルケニル含有シ
    ロキサン共重合体であり、その中で前記ケイ素含有アル
    ケニル基は、R1 p 2 q SiO1/2 或いはR1 r 2
    s SiO2/2 と、R3 SiO3/2 及び/或いはSiO
    4/2 と、を併せ含む樹脂状共重合体であって、式中、各
    1 は個別に、炭素数約1〜約10のアルキル基、或い
    は、アリール基であり、各R2 は個別に、炭素数約1〜
    約10のアルケニル基であり、pは0、1、2、3の何れ
    か、qは0、1、2、3の何れか、rは0、1、2の何
    れか、sは0、1、2の何れか、p+q=3、r+s=
    2である、請求項1の組成物。
  7. 【請求項7】 成分(C)(i)がビニル含有オルガノシロキ
    サンポリマーであり、成分(C)(ii) がジメチルビニル含
    有樹脂状共重合体或いはメチルビニル含有樹脂状共重合
    体から選択されるビニル含有樹脂状共重合体である、請
    求項1の組成物。
  8. 【請求項8】 成分(C)(i)が、成分(C)(i)のケイ素結合
    水素含有量を約 0.005〜約 3.0重量%とするような量で
    存在する、請求項1の組成物。
  9. 【請求項9】 成分(C)(ii) が、当該アルケニル含有オ
    ルガノシロキサンの全重量を基準として 0.005〜約 5.0
    重量%のアルケニル基を含有する、請求項5の組成物。
  10. 【請求項10】 成分(C) が、全ヒドロシリル化反応性
    基の約15〜約60モル%の量で存在する、請求項9の組成
    物。
  11. 【請求項11】 (B) 及び(C)(i)のケイ素結合水素原子
    の、(B) 及び(C)(ii) のアルケニル基に対する比が約
    1.1〜約15.0の範囲にある、請求項1の組成物。
  12. 【請求項12】 成分(A) のシラノール含有量が約 0.2
    〜約 5.0重量%である、請求項1の組成物。
  13. 【請求項13】 成分(B) がアルケニル含有ジメチルシ
    リコーンである、請求項1の組成物。
  14. 【請求項14】 成分(B) がアルケニル含有ポリジメチ
    ルジフェニルシロキサン或いはアルケニル含有ポリ(ジ
    メチル−コ−メチルフェニル)シロキサンである、請求
    項1の組成物。
  15. 【請求項15】 当該組成物が15重量%未満の有機溶剤
    (F) を含んで成る、請求項1の組成物。
  16. 【請求項16】 (A) R3 SiO1/2 単位とSiO4/2
    単位とを含んで成る、芳香族物質に可溶の樹脂或いは樹
    脂状共重合体約50〜約75重量部であって、上式中、Rは
    炭素数1〜約6の一価の炭化水素基であり、当該樹脂状
    共重合体はその全重量を基準として約 0.2〜約 5.0重量
    %のヒドロキシル基を含み、全R基のうち少なくとも95
    %がアルキル基であり、アルケニル基であるR基の総数
    は全R基の0〜 0.5%であり、R3 SiO1/2 対SiO
    4/2 のモル比が約 0.6〜約 0.9である、共重合体と、 (B) 25℃での粘度が少なくとも約3,000cpsのアルケニル
    含有ポリジオルガノシロキサンと、 (C) 架橋剤として、(i) ケイ素結合水素を1鎖あたり2
    原子より多く有する多官能性水素化シリコーンと、(ii)
    ケイ素結合アルケニル基を1鎖あたり2個より多く有す
    る多官能性アルケニルシリコーンとを含んで成る一組の
    多官能性シリコーンと、 選択により、(D) 成分(A) 60〜 100重量部と、成分(B)
    約40〜0重量部とを含んで成る反応混合物0〜約 100重
    量部と、 (E) ヒドロシリル化触媒と、 選択により、(F) 有機溶剤0〜約40重量%と、を含んで
    成る硬化したシリコーン感圧接着剤。
  17. 【請求項17】 ヒドロシリル化触媒に対する阻害剤を
    更に含んで成る請求項1の組成物。
  18. 【請求項18】 阻害剤がマレイン酸ジアルキルであ
    る、請求項17の組成物。
  19. 【請求項19】 マレイン酸ジアルキルがマレイン酸ジ
    メチルである、請求項18の組成物。
  20. 【請求項20】 請求項1の硬化性組成物を少なくとも
    片面上で硬化させた可撓性支持材を含んで成る感圧接着
    テープ。
  21. 【請求項21】 請求項16の硬化した組成物を少なく
    とも片面上で硬化させた可撓性支持材を含んで成る感圧
    接着テープ。
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