JP2006335899A - 付加反応硬化型シリコーンゴム用接着剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 (A)ケイ素原子結合アルケニル基を2個以上含有するオルガノポリシロキサン 100質量部、
(B)SiH基を分子鎖両末端にのみ含有する直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)SiH基を3個以上含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(D)比表面積が50m2/g以上の微粉末シリカ 1〜100質量部、並びに
(E)白金族金属系触媒 有効量、
を含有してなり、
(B)及び(C)成分中のSiH基の合計量が、全接着剤中のケイ素原子に結合したアルケニル基1モル当たり0.01〜20モルであり、かつ
(B)及び(C)成分中のSiH基の合計量に対する(C)成分中のSiH基の量の割合が5〜98モル%である
付加反応硬化型シリコーンゴム用接着剤。
【選択図】 なし
Description
(A)ケイ素原子に結合したアルケニル基を少なくとも2個含有し、23℃における粘度が0.05〜1,000Pa・sであるオルガノポリシロキサン 100質量部、
(B)ケイ素原子に結合した水素原子を分子鎖両末端にのみR3 2HSiO1/2単位[式中、R3は独立に、脂肪族不飽和結合を含有しない非置換または置換の一価炭化水素基を表す。]として含有し、かつ23℃における粘度が0.001〜100Pa・sである直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)ケイ素原子に結合した水素原子を少なくとも3個含有し、R3HSiO単位およびR3 2XSiO1/2単位[式中、R3は上記のとおりであり、Xは水素原子またはR3を表す。]のいずれか一方または両方を含有し、かつ23℃における粘度が0.001〜100Pa・sであるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(D)比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ 1〜100質量部、ならびに
(E)白金族金属系触媒 有効量、
を含有してなり、
前記(B)および(C)成分中のケイ素原子に結合した水素原子の合計量が、全接着剤中のケイ素原子に結合したアルケニル基1モル当たり0.01〜20モルであり、かつ
前記(B)および(C)成分中のケイ素原子に結合した水素原子の合計量に対する前記(C)成分中のケイ素原子に結合した水素原子の量の割合が5〜98モル%である
付加反応硬化型シリコーンゴム用接着剤を提供する。
(A)成分は、ケイ素原子に結合したアルケニル基を少なくとも2個含有し、23℃における粘度が0.05〜1,000Pa・sであるオルガノポリシロキサンである。(A)成分は、本発明接着剤のベースポリマーである。(A)成分は、一種単独で使用しても、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
R1 mR2 nSiO(4−m−n)/2 (1)
(式中、R1は独立に、脂肪族不飽和結合を含有しない非置換または置換の一価炭化水素基を表し、R2は独立にアルケニル基を表し、mは、通常、0.7〜2.2、好ましくは1.8〜2.1、より好ましくは1.95〜2.0の数であり、nは、通常、0.0001〜0.2、好ましくは0.0005〜0.1、より好ましくは0.01〜0.05の数であり、ただし、m+nは、通常、0.8〜2.3、好ましくは1.9〜2.2、より好ましくは1.98〜2.05の数である。)
で表され、ケイ素原子に結合したアルケニル基を少なくとも2個含有し、23℃における粘度が、通常、0.05〜1,000Pa・s、好ましくは0.1〜500Pa・sであるオルガノポリシロキサンが挙げられる。
(B)成分は、ケイ素原子に結合した水素原子を分子鎖両末端にのみR3 2HSiO1/2単位[式中、R3は独立に、脂肪族不飽和結合を含有しない非置換または置換の一価炭化水素基を表す。]として含有し、かつ23℃における粘度が0.001〜100Pa・sである直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサンである。すなわち、(B)成分は、SiH基を分子鎖両末端に1個ずつ(即ち、1分子中に2個)含有し、分子鎖非末端部分にはSiH基を含有しない。(B)成分は、一種単独で使用しても、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
R3 2HSiO(R3 2SiO)nSiR3 2H (2)
(式中、R3は上記のとおりであり、nは、該(B)成分の23℃における粘度が、通常、0.001〜100Pa・s、好ましくは0.001〜10Pa・sになるような数である。)
で表される直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサンが挙げられる。(B)成分の具体例としては、23℃における粘度が0.001〜100Pa・sである限り、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端ジフェニルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジフェニルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
(C)成分は、ケイ素原子に結合した水素原子を少なくとも3個含有し、R3HSiO単位およびR3 2XSiO1/2単位[式中、R3は上記のとおりであり、Xは水素原子またはR3を表す。]のいずれか一方または両方を含有し、かつ23℃における粘度が0.001〜100Pa・sであるオルガノハイドロジェンポリシロキサンである。(C)成分は、一種単独で使用しても、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
(D)成分は、比表面積が50m2/g以上(通常、50〜400m2/g)、好ましくは100〜350m2/gである微粉末シリカである。該比表面積は、例えば、窒素ガス吸着法、特にBET法により測定することができる。(D)成分は、得られる接着剤に強度を付与するために配合される。(D)成分は、一種単独で使用しても、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
(E)成分は白金族金属系触媒であり、ヒドロシリル化反応触媒として公知のものが全て使用できる。(E)成分は、一種単独で使用しても、二種以上を組み合わせて使用してもよい。(E)成分としては、例えば、白金(白金黒を含む。)、ロジウム、パラジウム等の白金族金属;H2PtCl4・nH2O、H2PtCl6・nH2O、NaHPtCl6・nH2O、KHPtCl6・nH2O、Na2PtCl6・nH2O、K2PtCl4・nH2O、PtCl4・nH2O、PtCl2、Na2HPtCl4・nH2O(式中、nは0〜6の整数であり、好ましくは0または6である。)等の塩化白金、塩化白金酸および塩化白金酸塩;アルコール変性塩化白金酸(米国特許第3,220,972号明細書参照);塩化白金酸とオレフィンとの錯体(米国特許第3,159,601号明細書、同第3,159,662号明細書、同第3,775,452号明細書参照);白金黒、パラジウム等の白金族金属をアルミナ、シリカ、カーボン等の担体に担持させたもの;白金とトリフェニルフォスフィンとの錯体;ロジウム−オレフィン錯体;クロロトリス(トリフェニルフォスフィン)ロジウム(ウィルキンソン触媒);塩化白金、塩化白金酸または塩化白金酸塩とビニル基含有シロキサン、特にビニル基含有環状シロキサンとの錯体などが挙げられる。これらの中では、白金黒;塩化白金酸;塩化白金酸とオレフィンとの錯体;塩化白金、塩化白金酸または塩化白金酸塩とビニル基含有シロキサン、特にビニル基含有環状シロキサンとの錯体;白金とトリフェニルフォスフィンとの錯体等の白金系触媒が望ましい。
(F)成分は、有機チタン化合物であり、本発明接着剤の任意成分である。(F)成分は、本発明接着剤の硬化を更に促進し、その接着性を更に向上させるための触媒として用いることができる。(F)成分は、一種単独で使用しても、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
(G)成分は、(D)成分以外の充填剤であり、本発明接着剤の任意成分である。(G)成分は、一種単独で使用しても、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
(H)成分は、三次元網状構造を有するオルガノポリシロキサンレジンであり、本発明接着剤の任意成分である。(H)成分は、一種単独で使用しても、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明接着剤には、上記(A)〜(H)成分に加えて、必要に応じ他の成分を配合することができる。
本発明接着剤を調製する方法は限定されず、(A)〜(E)成分ならびに必要に応じて(F)〜(H)成分およびその他の成分を同時に混合することにより調製することができる。また、予め(A)成分と(D)成分とを加熱混合してベースコンパウンドを調製し、このベースコンパウンドに、(B)成分、(C)成分および(E)成分、ならびに必要に応じて(F)〜(H)成分を添加してもよい。さらに、このベースコンパウンドを調製する際に、(A)および(D)成分に加え前記疎水化処理剤を配合して、該(D)成分の表面を疎水化処理してもよい。なお、本発明接着剤にその他の成分を配合する場合、該その他の成分は、ベースコンパウンドを調製する際に(A)および(D)成分とともに配合してもよいし、得られたベースコンパウンドに(B)成分、(C)成分、(E)成分および必要に応じて(F)〜(H)成分とともに添加してもよい。該その他の成分が加熱混合により変質する場合には、後者の方法で該その他の成分を本発明接着剤に配合することが好ましい。本発明接着剤を調製する際、2本ロールミル、3本ロールミル、ニーダーミキサー、プラネタリーミキサー等の公知の混練装置を用いることができる。
本発明接着剤は付加反応硬化型シリコーンゴムに塗布した後、硬化させることができる。本発明接着剤の硬化条件は、公知の付加反応硬化型シリコーンゴム組成物の硬化条件と同様でよい。本発明接着剤は、例えば、常温でも十分硬化し、付加反応硬化型シリコーンゴムに対する接着性を発現するが、必要に応じて60〜180℃程度に加熱して硬化させてもよい。本発明接着剤は、付加反応硬化型シリコーンゴムを被着体とする接着剤として用いることができる。
(a)粘度30Pa・sの分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン100質量部、(d)BET法により測定された比表面積が300m2/gであるヒュームドシリカ15質量部、シリカの表面に対する疎水化処理剤としてヘキサメチルジシラザン1.5質量部、および水1質量部を均一に混合した後、減圧下、160℃で4時間加熱混合してベースコンパウンドを調製した。次に、このベースコンパウンド115質量部を、(b)粘度0.01Pa・sの分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(上記ベースコンパウンドに含まれる(a)成分中のケイ素原子に結合したビニル基に対する本(b)成分中のケイ素原子結合水素原子(即ち、SiH基)のモル比が0.1となる量)、(c)(Me2HSiO)3SiMeで表され、3個のケイ素原子結合水素原子を有し、粘度が0.0012Pa・sであるオルガノハイドロジェンポリシロキサン(上記ベースコンパウンドに含まれる(a)成分中のビニル基に対する本(c)成分中のケイ素原子結合水素原子のモル比が1.4となる量)、硬化抑制剤として粘度40mPa・sの分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(ビニル基の含有量=8質量%)0.2質量部、(f)テトラブチルチタネート0.3質量部、および(e)白金の1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体(上記ベースコンパウンド中の(a)成分のジメチルポリシロキサン100万質量部に対して本(e)成分中の白金金属の量が25質量部となる量)と混合してシリコーンゴム用接着剤を調製した。
上記接着剤を23℃で1日間(24時間)放置することにより硬化させた。この接着剤硬化物の硬さをJIS K 6253に規定のタイプAデュロメータにより測定した。測定結果を表1に示す。
上記接着剤を23℃で1日間(24時間)放置することにより硬化させて、JIS K 6251に規定のダンベル状3号形試験片を作成した。この試験片について伸びおよび引張強さをJIS K 6251に規定の方法により測定した。測定結果を表1に示す。
上記接着剤の付加硬化型シリコーンゴムに対する接着力をJIS K 6854に規定の方法に準じて、次のようにして測定した。付加反応硬化型シリコーンゴム組成物の硬化物(シリコーンゴム)を被覆した幅25mmのシリコーンゴム被覆ナイロンテープ同士を上記接着剤の厚さが0.6mmとなるように貼り合わせ、23℃で1日間放置することにより該接着剤を硬化させた。次に、この貼り合わせたテープについて、300mm/分の引張速度においてT型剥離試験を行なって、接着力を測定した。測定結果を表1に示す。
保存安定性を評価するために、まず、上記接着剤のうち、硬化剤成分、即ち、(b)および(c)成分のみを除いた成分からなる組成物を調製した。この組成物を70℃で1週間放置した後、該硬化剤成分を混合して接着剤を調製した。この接着剤を硬化させて硬化物を得、この硬化物について上記と同様に物性(硬さ、伸び、引張強さ、接着力)を測定し、破壊モードを観察した。この際、放置前の接着剤と比較して、硬化遅延が起こるかどうかを確認した。また、放置前後で上記物性が低下するかどうかを確認した。更に、破壊モードが放置前後で変化するかどうかを確認した。具体的には、放置後の接着剤の硬化時間が放置前の接着剤の硬化時間の2倍以上であった場合に、放置後の接着剤について硬化遅延が起こったと評価した。また、各物性について、放置後の接着剤の硬化物の値が放置前の接着剤の硬化物の値の70%以下であった場合に、放置前後でその物性が低下したと評価した。硬化遅延が起こらず、上記各物性が低下せず、かつ破壊モードが変化しなかった場合に、保存安定性が良好であると評価し、表1では「○」と表示した。それ以外の場合は保存安定性が不良であると評価した。
実施例1において、(b)成分の量を、ベースコンパウンドに含まれる(a)成分中のケイ素原子に結合したビニル基に対する本(b)成分中のケイ素原子結合水素原子のモル比が0.7となる量に変更し、(c)成分の量を、ベースコンパウンドに含まれる(a)成分中のケイ素原子に結合したビニル基に対する本(c)成分中のケイ素原子水素原子のモル比が0.8となる量に変更した以外は、実施例1と同様にしてシリコーンゴム用接着剤を調製した。この接着剤について実施例1と同様にして測定を行った。測定結果を表1に示す。
実施例1において、(b)成分の量を、ベースコンパウンドに含まれる(a)成分中のケイ素原子に結合したビニル基に対する本(b)成分中のケイ素原子結合水素原子のモル比が1.2となる量に変更し、(c)成分の量を、ベースコンパウンドに含まれる(a)成分中のケイ素原子に結合したビニル基に対する本(c)成分中のケイ素原子水素原子のモル比が0.3となる量に変更した以外は、実施例1と同様にしてシリコーンゴム用接着剤を調製した。この接着剤について実施例1と同様にして測定を行った。測定結果を表1に示す。
実施例1において、(b)成分を用いず、(c)成分の量を、ベースコンパウンドに含まれる(a)成分中のケイ素原子に結合したビニル基に対する本(c)成分中のケイ素原子水素原子のモル比が1.5となる量に変更した以外は、実施例1と同様にしてシリコーンゴム用接着剤を調製した。この接着剤について実施例1と同様にして測定を行った。測定結果を表1に示す。
実施例1において、(b)成分の量を、ベースコンパウンドに含まれる(a)成分中のケイ素原子に結合したビニル基に対する本(b)成分中のケイ素原子結合水素原子のモル比が1.5となる量に変更し、(c)成分を用いなかった以外は、実施例1と同様にしてシリコーンゴム用接着剤を調製した。この接着剤は硬化せず、実施例1と同様の測定を行うことはできなかった。この結果を表1において「未硬化」と示す。
Claims (6)
- (A)ケイ素原子に結合したアルケニル基を少なくとも2個含有し、23℃における粘度が0.05〜1,000Pa・sであるオルガノポリシロキサン 100質量部、
(B)ケイ素原子に結合した水素原子を分子鎖両末端にのみR3 2HSiO1/2単位[式中、R3は独立に、脂肪族不飽和結合を含有しない非置換または置換の一価炭化水素基を表す。]として含有し、かつ23℃における粘度が0.001〜100Pa・sである直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)ケイ素原子に結合した水素原子を少なくとも3個含有し、R3HSiO単位およびR3 2XSiO1/2単位[式中、R3は上記のとおりであり、Xは水素原子またはR3を表す。]のいずれか一方または両方を含有し、かつ23℃における粘度が0.001〜100Pa・sであるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(D)比表面積が50m2/g以上である微粉末シリカ 1〜100質量部、ならびに
(E)白金族金属系触媒 有効量、
を含有してなり、
前記(B)および(C)成分中のケイ素原子に結合した水素原子の合計量が、全接着剤中のケイ素原子に結合したアルケニル基1モル当たり0.01〜20モルであり、かつ
前記(B)および(C)成分中のケイ素原子に結合した水素原子の合計量に対する前記(C)成分中のケイ素原子に結合した水素原子の量の割合が5〜98モル%である
付加反応硬化型シリコーンゴム用接着剤。 - (F)有機チタン化合物 0.01〜10質量部
を更に含む請求項1に係る接着剤。 - (G)(D)成分以外の充填剤 0質量部を超え100質量部以下
を更に含む請求項1または2に係る接着剤。 - (H)三次元網状構造を有するオルガノポリシロキサンレジン 0質量部を超え100質量部以下
を更に含む請求項1〜3のいずれか一項に係る接着剤。 - 前記(H)成分が、ケイ素原子に結合したアルケニル基を含有するシロキサン単位と、SiO4/2単位およびR4SiO3/2単位(R4は独立に、脂肪族不飽和結合を含有しない非置換または置換の一価炭化水素基を表す。)のいずれか一方または両方とを含有するオルガノポリシロキサンレジンである請求項4に係る接着剤。
- 前記(H)成分が、更にR4 3SiO1/2単位(R4は上記のとおりである。)を含有するオルガノポリシロキサンレジンである請求項5に係る接着剤。
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