JPH0730394Y2 - シャープペンシル - Google Patents
シャープペンシルInfo
- Publication number
- JPH0730394Y2 JPH0730394Y2 JP1988066194U JP6619488U JPH0730394Y2 JP H0730394 Y2 JPH0730394 Y2 JP H0730394Y2 JP 1988066194 U JP1988066194 U JP 1988066194U JP 6619488 U JP6619488 U JP 6619488U JP H0730394 Y2 JPH0730394 Y2 JP H0730394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- shaped object
- spiral groove
- tubular body
- eraser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K21/00—Propelling pencils
- B43K21/02—Writing-core feeding mechanisms
- B43K21/08—Writing-core feeding mechanisms with the writing-cores fed by screws
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K21/00—Propelling pencils
- B43K21/006—Pencil-barrels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K24/00—Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units
- B43K24/02—Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions
- B43K24/06—Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions operated by turning means
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は筒状キャップを回転することにより消ゴム，鉛
筆芯，クレヨン，クレパス，チョーク，口紅，アイブロ
ー芯等の棒状物が筒状体の後面より繰り出され、筒状体
をノックすることにより芯が先具より繰り出されるシャ
ープペンシルに関する。
筆芯，クレヨン，クレパス，チョーク，口紅，アイブロ
ー芯等の棒状物が筒状体の後面より繰り出され、筒状体
をノックすることにより芯が先具より繰り出されるシャ
ープペンシルに関する。
従来のシャープペンシルは、筆記軸体の芯タンクに嵌め
込まれた消ゴム受台によりノックキャップを取り外して
消ゴムを使用し、消ゴム不使用時に消ゴム受台に取り付
けたノックキャップをノックすることにより芯を先具よ
り繰り出すことができるように構成されている。
込まれた消ゴム受台によりノックキャップを取り外して
消ゴムを使用し、消ゴム不使用時に消ゴム受台に取り付
けたノックキャップをノックすることにより芯を先具よ
り繰り出すことができるように構成されている。
しかしながら上記従来例にあっては、消ゴムを繰り出す
ことができないため、消ゴムが減った場合、その都度、
消ゴム受台より消ゴム保持具を取り外し、この保持具を
開いて消ゴムを減少分だけ引き出し、保持具を閉じて消
ゴム受台に嵌め込むという厄介な作業を繰り返し行う必
要があった。
ことができないため、消ゴムが減った場合、その都度、
消ゴム受台より消ゴム保持具を取り外し、この保持具を
開いて消ゴムを減少分だけ引き出し、保持具を閉じて消
ゴム受台に嵌め込むという厄介な作業を繰り返し行う必
要があった。
本考案シャープペンシルは上記の課題を解決するため、
図示のように先具を有する外筒内に筆記軸体を収設し、
筒状キャップの後方部内面に螺旋溝を設け、この螺旋溝
の後部内径を大きくし、筒状体の前方部分内に、筆記軸
体の芯タンクに当接する受部を設け、筒状体の後方部分
にスリットを設け、このスリットに、棒状物受台の棒状
物の挟持部を摺動自在に嵌め込み、該挟持部に設けた突
起を螺旋溝に嵌合し、筒状体の前方部分を外筒の後方部
内面にまで伸ばし、外筒に対し軸方向移動自在で回転方
向にロックし、前記内径が大きい螺旋溝の部分で前記挟
持部が外方へ変位するべく該挟持部を外方に開くように
形成する構成としたものである。
図示のように先具を有する外筒内に筆記軸体を収設し、
筒状キャップの後方部内面に螺旋溝を設け、この螺旋溝
の後部内径を大きくし、筒状体の前方部分内に、筆記軸
体の芯タンクに当接する受部を設け、筒状体の後方部分
にスリットを設け、このスリットに、棒状物受台の棒状
物の挟持部を摺動自在に嵌め込み、該挟持部に設けた突
起を螺旋溝に嵌合し、筒状体の前方部分を外筒の後方部
内面にまで伸ばし、外筒に対し軸方向移動自在で回転方
向にロックし、前記内径が大きい螺旋溝の部分で前記挟
持部が外方へ変位するべく該挟持部を外方に開くように
形成する構成としたものである。
このような構成とすることにより、筒状キャップを回転
すると、外筒に対し筒状体の前方部分が軸方向移動自在
で回転方向にロックされており、また、筒状体の後方部
分のスリットに、棒状物受台の挟持部を摺動自在に嵌め
込み、この挟持部の突起を筒状キャップの螺旋溝に嵌合
せしめているので、棒状物受台が筒状体のスリットに沿
って案内されながら軸方向に移動し、棒状物受台の挟持
部に挟持された棒状物を回転方向に応じて筒状体より出
没することができる。
すると、外筒に対し筒状体の前方部分が軸方向移動自在
で回転方向にロックされており、また、筒状体の後方部
分のスリットに、棒状物受台の挟持部を摺動自在に嵌め
込み、この挟持部の突起を筒状キャップの螺旋溝に嵌合
せしめているので、棒状物受台が筒状体のスリットに沿
って案内されながら軸方向に移動し、棒状物受台の挟持
部に挟持された棒状物を回転方向に応じて筒状体より出
没することができる。
棒状物が消ゴム等のように消費するものである場合に
は、棒状物の消費につれて棒状物受台が後方に移動し、
筒状キャップに設けられた螺旋溝の後部の内径を大きく
した部分に達すると、棒状物受台の挟持部が外方へ変位
し、棒状物の挟持が解放されるので、ロス部分を挟持部
より簡単に取り出すことができる。新品の消ゴム等の棒
状物を挟持部に挿入して筒状キャップを棒状物受台が前
方へ移動するように回転させると、螺旋溝に嵌合した突
起が螺旋溝の後部の内径を大きくした部分より脱したと
ころで、棒状物が挟持部によって確実に挟持される。
は、棒状物の消費につれて棒状物受台が後方に移動し、
筒状キャップに設けられた螺旋溝の後部の内径を大きく
した部分に達すると、棒状物受台の挟持部が外方へ変位
し、棒状物の挟持が解放されるので、ロス部分を挟持部
より簡単に取り出すことができる。新品の消ゴム等の棒
状物を挟持部に挿入して筒状キャップを棒状物受台が前
方へ移動するように回転させると、螺旋溝に嵌合した突
起が螺旋溝の後部の内径を大きくした部分より脱したと
ころで、棒状物が挟持部によって確実に挟持される。
また、筒状体の後端をノックすると、筒状体の受部が筆
記軸体の芯タンクに当接しているので、筆記軸体を前進
させることができ、公知のノック式のシャープペンシル
と同様に使用することができる。
記軸体の芯タンクに当接しているので、筆記軸体を前進
させることができ、公知のノック式のシャープペンシル
と同様に使用することができる。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第１図は本考案シャープペンシルの一実施例を示す縦断
面図、第２図はその要部の部分分解斜視図、第３図は本
考案における筒状体のスリットに、消ゴムを挟持した棒
状物受台を嵌め込んだ状態を示す斜視図である。
面図、第２図はその要部の部分分解斜視図、第３図は本
考案における筒状体のスリットに、消ゴムを挟持した棒
状物受台を嵌め込んだ状態を示す斜視図である。
図中２は先具１を有する筆記軸体である。この筆記軸体
２は、チャック21,バネ20,チャックリング23,クッショ
ン部24aを有するスリーブ24及びチャック21に連結され
た芯タンク８によりなる。先具１を外筒３の先端部に螺
着することにより筆記軸体２は先具１が突出する状態で
外筒３内に収設されている。
２は、チャック21,バネ20,チャックリング23,クッショ
ン部24aを有するスリーブ24及びチャック21に連結され
た芯タンク８によりなる。先具１を外筒３の先端部に螺
着することにより筆記軸体２は先具１が突出する状態で
外筒３内に収設されている。
19は筒状キャップで、この筒状キャップ19の前部内面に
は段部４が設けられ、同じく筒状キャップ19の後方部内
面には螺旋溝５が設けられている。この螺旋溝５の後部
内径5aを大きくしてある（第４図参照）。
は段部４が設けられ、同じく筒状キャップ19の後方部内
面には螺旋溝５が設けられている。この螺旋溝５の後部
内径5aを大きくしてある（第４図参照）。
６は筒状キャップ19の後端から挿入される筒状体で、こ
の筒状体６のほぼ中央部の外面に切り込みにより設けら
れた突出片15が筒状キャップ19の段部４に係止されてい
る。同じく筒状体６の前方部分6a内には筆記軸体２の芯
タンク８に当接する受部，例えば受板９が設けられてい
る。
の筒状体６のほぼ中央部の外面に切り込みにより設けら
れた突出片15が筒状キャップ19の段部４に係止されてい
る。同じく筒状体６の前方部分6a内には筆記軸体２の芯
タンク８に当接する受部，例えば受板９が設けられてい
る。
外筒３の後方部内面には多角形部17が形成され、筒状体
６の前方部分6aの外周には、多角形部17に嵌挿された多
角形部18が形成されている。従って外筒３の後方部に対
し筒状体６の前方部分6aが軸方向移動自在で、かつ回転
方向にロックされることになる。外筒３の後方部に対し
筒状体６の前方部分6aが軸方向移動自在で、かつ回転方
向にロックされる手段としては、本実施例の多角形部1
7,18による手段だけに限られるものではなく、例えばキ
ー溝とキーによる手段であってもよい。
６の前方部分6aの外周には、多角形部17に嵌挿された多
角形部18が形成されている。従って外筒３の後方部に対
し筒状体６の前方部分6aが軸方向移動自在で、かつ回転
方向にロックされることになる。外筒３の後方部に対し
筒状体６の前方部分6aが軸方向移動自在で、かつ回転方
向にロックされる手段としては、本実施例の多角形部1
7,18による手段だけに限られるものではなく、例えばキ
ー溝とキーによる手段であってもよい。
筒状体６の後方部分6bの対向する部分にはスリット10が
設けられ、この両スリット10にはスリット10より挿入さ
れた棒状物受台11の２つの挟持片12が後方に向くように
摺動自在に嵌め込まれている。この両挟持片12には棒状
物，例えば消ゴム13が挟持されており、筒状キャップ19
の螺旋溝５には各挟持片12に設けられた突起14が嵌合せ
しめられている。25,26はスリット10の前，後部に形成
された棒状物受台11の環状ストッパー部である。従って
棒状物受台11はスリット10の前，後部の環状ストッパー
部25,26に当接するまで、軸方向に移動することにな
る。
設けられ、この両スリット10にはスリット10より挿入さ
れた棒状物受台11の２つの挟持片12が後方に向くように
摺動自在に嵌め込まれている。この両挟持片12には棒状
物，例えば消ゴム13が挟持されており、筒状キャップ19
の螺旋溝５には各挟持片12に設けられた突起14が嵌合せ
しめられている。25,26はスリット10の前，後部に形成
された棒状物受台11の環状ストッパー部である。従って
棒状物受台11はスリット10の前，後部の環状ストッパー
部25,26に当接するまで、軸方向に移動することにな
る。
筒状体６の両スリット10に摺動自在に嵌め込まれた棒状
物受台11の各挟持片12は、第５図（ａ）示のように少し
外方に開いており、両挟持片12が筒状キャップ19の螺旋
溝５後部の大内径部分5aで外方に変位して両挟持片12に
よる消ゴム13の挟持が解放され、この状態より筒状キャ
ップ19の回転により棒状物受台11が前方へ移動して行く
と、両挟持片12が内方へ変位して消ゴム13を挟持する構
成になっている。
物受台11の各挟持片12は、第５図（ａ）示のように少し
外方に開いており、両挟持片12が筒状キャップ19の螺旋
溝５後部の大内径部分5aで外方に変位して両挟持片12に
よる消ゴム13の挟持が解放され、この状態より筒状キャ
ップ19の回転により棒状物受台11が前方へ移動して行く
と、両挟持片12が内方へ変位して消ゴム13を挟持する構
成になっている。
上記の構成において本実施例によるシャープペンシルの
組み立て方法を説明する。
組み立て方法を説明する。
まず、筒状体６のスリット10の両側を外方に撓ませて当
該スリット10より棒状物受台11をその両挟持片12が後方
に向くように筒状体６内に嵌装し、当該両挟持片12を両
スリット10に摺動自在に嵌め込む。次いで消ゴム13を筒
状体６の後端より挿入して両挟持片12に挟持し、この筒
状体６を筒状キャップ19の後端より挿入して押し込む
と、突出片15が内方へ撓んで筒状キャップ19の段部４を
越えたところでこの段部４に係止する。
該スリット10より棒状物受台11をその両挟持片12が後方
に向くように筒状体６内に嵌装し、当該両挟持片12を両
スリット10に摺動自在に嵌め込む。次いで消ゴム13を筒
状体６の後端より挿入して両挟持片12に挟持し、この筒
状体６を筒状キャップ19の後端より挿入して押し込む
と、突出片15が内方へ撓んで筒状キャップ19の段部４を
越えたところでこの段部４に係止する。
消ゴム13の両挟持片12への挟持は、筒状体６の筒状キャ
ップ19への組付け後に行ってもよい。棒状物受台11が螺
旋溝５後部に大内径部分5aに位置し、両挟持片12が開い
ている状態で消ゴム13を挿入し、前方への移動で両挟持
片12に消ゴム13を挟持させることになる。筒状体６の筒
状キャップ19への組付け終了時は、筒状体６の環状スト
ッパー部26が筒状キャップ19の後端に当接した状態にな
る。このような状態になるように部品寸法が決定されて
いることは記すまでもない。
ップ19への組付け後に行ってもよい。棒状物受台11が螺
旋溝５後部に大内径部分5aに位置し、両挟持片12が開い
ている状態で消ゴム13を挿入し、前方への移動で両挟持
片12に消ゴム13を挟持させることになる。筒状体６の筒
状キャップ19への組付け終了時は、筒状体６の環状スト
ッパー部26が筒状キャップ19の後端に当接した状態にな
る。このような状態になるように部品寸法が決定されて
いることは記すまでもない。
次にこの筒状キャップ19をもって筒状体６の前方部分6a
の外面に設けられた多角形部18を外筒３の後方部内面に
設けられた多角形部17に嵌挿し、シャープペンシルの組
み立てが終了する。この場合、外筒３の後方より筒状体
６が抜け出ないように強めに嵌挿することは勿論であ
る。
の外面に設けられた多角形部18を外筒３の後方部内面に
設けられた多角形部17に嵌挿し、シャープペンシルの組
み立てが終了する。この場合、外筒３の後方より筒状体
６が抜け出ないように強めに嵌挿することは勿論であ
る。
次にその作用を説明する。
消ゴム13の未使用時は第１図示のように棒状物受台11が
筒状体６の前部の環状ストッパー部25に当接しており、
消ゴム13の先端は筒状体６の後部の環状ストッパー部26
の端面に、丁度一致した状態になっている。
筒状体６の前部の環状ストッパー部25に当接しており、
消ゴム13の先端は筒状体６の後部の環状ストッパー部26
の端面に、丁度一致した状態になっている。
この状態で、筒状キャップ19を回転すると、外筒３の後
方部に対し筒状体６の前方部分6aが軸方向移動自在で、
かつ回転方向にロックされており、また、筒状キャップ
19の螺旋溝５に、棒状物受台11の挟持片12に設けられた
突起14が嵌合されているので、棒状物受台11がその２つ
の挟持片12を嵌め込んだ筒状体６の両スリット10に沿っ
て案内されながら軸方向に移動し、棒状物受台11の２つ
の挟持片12に挟持された消ゴム13を回転方向に応じて，
筒状体６より出没することができる。
方部に対し筒状体６の前方部分6aが軸方向移動自在で、
かつ回転方向にロックされており、また、筒状キャップ
19の螺旋溝５に、棒状物受台11の挟持片12に設けられた
突起14が嵌合されているので、棒状物受台11がその２つ
の挟持片12を嵌め込んだ筒状体６の両スリット10に沿っ
て案内されながら軸方向に移動し、棒状物受台11の２つ
の挟持片12に挟持された消ゴム13を回転方向に応じて，
筒状体６より出没することができる。
また、筒状体６の後端をノックすると、筒状キャップ19
と共に筒状体６の受板９に当接された芯タンク８がバネ
20に抗してまたはそのバネ力により前方または後方へ移
動し、公知のシャープペンシルと同様にチャック21の開
閉により芯22を先具１より繰り出すことができる。勿
論、受板９は芯タンク８に当接し受板９を押してノック
する作用があればよく、受板９の中心またはその周辺に
部分的に孔があいていても何ら差支えない。
と共に筒状体６の受板９に当接された芯タンク８がバネ
20に抗してまたはそのバネ力により前方または後方へ移
動し、公知のシャープペンシルと同様にチャック21の開
閉により芯22を先具１より繰り出すことができる。勿
論、受板９は芯タンク８に当接し受板９を押してノック
する作用があればよく、受板９の中心またはその周辺に
部分的に孔があいていても何ら差支えない。
消ゴム13の繰り出しは、減少分だけ筒状キャップ19を回
転させて棒状物受台11を軸方向、図例では右方向に移動
させることにより行うことができ、使用後は、筒状キャ
ップ19を逆回転させて棒状物受台11を左方向に移動させ
ることにより消ゴム13を引っ込めることができる。
転させて棒状物受台11を軸方向、図例では右方向に移動
させることにより行うことができ、使用後は、筒状キャ
ップ19を逆回転させて棒状物受台11を左方向に移動させ
ることにより消ゴム13を引っ込めることができる。
消ゴム13の消費につれて棒状物受台11を後方に移動させ
て筒状キャップ19に設けられた螺旋溝５後部の内径部分
5aに達すると、当該内径部分5aを大きくしてあるので、
万一使用者が誤って更に回転した場合、棒状物受台11の
両挟持片12が螺旋溝５より容易に脱して空回りし、部品
が破損するおそれがなく、しかも棒状物受台11の両挟持
片12が外方へ変位し消ゴム13の挟持が解放されるので、
消ゴムを両挟持片12間より簡単に取り出し、新品の消ゴ
ム13を両挟持片12間に挿入して筒状キャップ19を棒状物
受台11が前方へ移動するように回転させると、螺旋溝５
に嵌合した突起14が螺旋溝５後部の大内径部分5aより脱
してところで両挟持片12間が挟まれ、当該消ゴム13を挟
持することができる。また、各挟持片12の内面に第１図
及び第５図（ａ）示のように消ゴム13に食い込む突子27
を設けてもよい。
て筒状キャップ19に設けられた螺旋溝５後部の内径部分
5aに達すると、当該内径部分5aを大きくしてあるので、
万一使用者が誤って更に回転した場合、棒状物受台11の
両挟持片12が螺旋溝５より容易に脱して空回りし、部品
が破損するおそれがなく、しかも棒状物受台11の両挟持
片12が外方へ変位し消ゴム13の挟持が解放されるので、
消ゴムを両挟持片12間より簡単に取り出し、新品の消ゴ
ム13を両挟持片12間に挿入して筒状キャップ19を棒状物
受台11が前方へ移動するように回転させると、螺旋溝５
に嵌合した突起14が螺旋溝５後部の大内径部分5aより脱
してところで両挟持片12間が挟まれ、当該消ゴム13を挟
持することができる。また、各挟持片12の内面に第１図
及び第５図（ａ）示のように消ゴム13に食い込む突子27
を設けてもよい。
本考案によいては、棒状物13として消ゴム以外に鉛筆
芯，クレヨン，クレパス，チョーク，口紅，アイブロー
芯等にも適用できることは明らかである。
芯，クレヨン，クレパス，チョーク，口紅，アイブロー
芯等にも適用できることは明らかである。
上述のように本考案によれば、外筒に対して筒状キャッ
プを回転することにより棒状物受台を軸方向に移動させ
ることができ、棒状物を回転方向に応じて筒状体より出
没することができるので、使用時に棒状物を必要量繰り
出して使用することができ、また不使用時は棒状物を引
っ込めておくことができ、筒状キャップの回転操作だけ
で棒状物の出没を簡便に行うことができる。そのため従
来のような厄介な作業を繰り返し行う必要はなく、また
便利な割に部品点数も少なく、安価に作ることが出来
る。
プを回転することにより棒状物受台を軸方向に移動させ
ることができ、棒状物を回転方向に応じて筒状体より出
没することができるので、使用時に棒状物を必要量繰り
出して使用することができ、また不使用時は棒状物を引
っ込めておくことができ、筒状キャップの回転操作だけ
で棒状物の出没を簡便に行うことができる。そのため従
来のような厄介な作業を繰り返し行う必要はなく、また
便利な割に部品点数も少なく、安価に作ることが出来
る。
さらに、筒状キャップに設けられた内径が大きい螺旋溝
の部分で棒状物受台の棒状物の挟持部が外方へ変位する
ので、棒状物の取り外しと新品の棒状物の装着を極めて
容易にでき、しかも使用中に棒状物が脱落しない等の効
果を奏する。
の部分で棒状物受台の棒状物の挟持部が外方へ変位する
ので、棒状物の取り外しと新品の棒状物の装着を極めて
容易にでき、しかも使用中に棒状物が脱落しない等の効
果を奏する。
第１図は本考案シャープペンシルの一実施例を示す縦断
面図、第２図はその要部の部分分解斜視図、第３図は本
考案における筒状体のスリットに、棒状物受台を嵌め込
んだ状態を示す斜視図、第４図は本考案における筒状キ
ャップの縦断面図、第５図（ａ），（ｂ）はそれぞれ本
考案における棒状物受台の断面図及びその右側面図であ
る。 １……先具、２……筆記軸体、３……外筒、４……段
部、５……螺旋溝、5a……後部内径（大内径部分）、６
……筒状体、6a……前方部分、6b……後方部分、８……
芯タンク、９……受部（受板）、10……スリット、11…
…棒状物受台、12……挟持片、13……棒状物（消ゴ
ム）、14……突起、15……突出片、17,18……多角形
部、19……筒状キャップ。
面図、第２図はその要部の部分分解斜視図、第３図は本
考案における筒状体のスリットに、棒状物受台を嵌め込
んだ状態を示す斜視図、第４図は本考案における筒状キ
ャップの縦断面図、第５図（ａ），（ｂ）はそれぞれ本
考案における棒状物受台の断面図及びその右側面図であ
る。 １……先具、２……筆記軸体、３……外筒、４……段
部、５……螺旋溝、5a……後部内径（大内径部分）、６
……筒状体、6a……前方部分、6b……後方部分、８……
芯タンク、９……受部（受板）、10……スリット、11…
…棒状物受台、12……挟持片、13……棒状物（消ゴ
ム）、14……突起、15……突出片、17,18……多角形
部、19……筒状キャップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−81987（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−35887（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−86116（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−20392（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】先具を有する外筒内に筆記軸体を収設し、
筒状キャップの後方部内面に螺旋溝を設け、この螺旋溝
の後部内径を大きくし、筒状体の前方部分内に、筆記軸
体の芯タンクに当接する受部を設け、筒状体の後方部分
にスリットを設け、このスリットに、棒状物受台の棒状
物の挟持部を摺動自在に嵌め込み、該挟持部に設けた突
起を螺旋溝に嵌合し、筒状体の前方部分を外筒の後方部
内面にまで伸ばし、外筒に対し軸方向移動自在で回転方
向にロックし、前記内径が大きい螺旋溝の部分で前記挟
持部が外方へ変位するべく該挟持部を外方に開くように
形成することを特徴とするシャープペンシル。
Priority Applications (16)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988066194U JPH0730394Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | シャープペンシル |
| KR2019880013645U KR910001046Y1 (ko) | 1988-05-18 | 1988-08-22 | 샤아프펜슬 |
| ES92113960T ES2089312T3 (es) | 1987-10-09 | 1988-10-07 | Util de escribir. |
| US07/255,101 US5022774A (en) | 1987-10-09 | 1988-10-07 | Writing tool with eraser dispenser |
| ES88116690T ES2045054T3 (es) | 1987-10-09 | 1988-10-07 | Util escritor. |
| EP92113960A EP0513874B1 (en) | 1987-10-09 | 1988-10-07 | Writing tool |
| EP88116690A EP0311121B1 (en) | 1987-10-09 | 1988-10-07 | Writing tool |
| DE88116690T DE3885227T2 (de) | 1987-10-09 | 1988-10-07 | Schreibgerät. |
| MX013327A MX173857B (es) | 1987-10-09 | 1988-10-07 | Instrumento de escritura |
| DE3855420T DE3855420T2 (de) | 1987-10-09 | 1988-10-07 | Schreibgerät |
| US07/274,297 US5062727A (en) | 1987-10-09 | 1988-11-21 | Writing tool |
| US07/696,197 US5207522A (en) | 1987-10-09 | 1991-05-06 | Knock type mechanical pencil with retractable eraser |
| US07/875,366 US5370471A (en) | 1978-10-07 | 1992-04-29 | Writing tool, with eraser dispenser |
| US07/924,854 US5236270A (en) | 1987-10-09 | 1992-08-04 | Writing tool for advancing lead with eraser dispenser |
| US08/198,150 US5700101A (en) | 1987-10-09 | 1994-02-17 | Writing tool |
| US08/264,424 US5683191A (en) | 1987-10-09 | 1994-06-23 | Writing tool |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988066194U JPH0730394Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | シャープペンシル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01169392U JPH01169392U (ja) | 1989-11-29 |
| JPH0730394Y2 true JPH0730394Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=13308797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988066194U Expired - Lifetime JPH0730394Y2 (ja) | 1978-10-07 | 1988-05-18 | シャープペンシル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730394Y2 (ja) |
| KR (1) | KR910001046Y1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2578079Y2 (ja) * | 1992-05-08 | 1998-08-06 | 三菱鉛筆株式会社 | 繰り出し式の消しゴム装置 |
| JPH08150798A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-06-11 | Pentel Kk | シャ−プペンシル |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03397Y2 (ja) * | 1984-11-02 | 1991-01-09 | ||
| JPH0520553Y2 (ja) * | 1985-08-20 | 1993-05-27 | ||
| JPH0240899Y2 (ja) * | 1985-11-20 | 1990-10-31 | ||
| JPH0624234Y2 (ja) * | 1987-07-25 | 1994-06-29 | ぺんてる株式会社 | 筆記具 |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP1988066194U patent/JPH0730394Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-08-22 KR KR2019880013645U patent/KR910001046Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01169392U (ja) | 1989-11-29 |
| KR890022752U (ko) | 1989-12-01 |
| KR910001046Y1 (ko) | 1991-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5062727A (en) | Writing tool | |
| JPH10166783A (ja) | ダブルチャック式シャープペンシル | |
| JPH0545513Y2 (ja) | ||
| JPH0730394Y2 (ja) | シャープペンシル | |
| JPH081910Y2 (ja) | 筆記具 | |
| JPH0761758B2 (ja) | 筆記用具の回転出没装置 | |
| JPH0730391Y2 (ja) | 棒状体繰り出し装置の固定装置 | |
| JPH0356398Y2 (ja) | ||
| JPH0636952Y2 (ja) | シヤ−プペンシル | |
| JPH077198Y2 (ja) | 芯出可変機構付きシャープペンシル | |
| JP2574343Y2 (ja) | 棒状物繰り出し装置 | |
| JP2574257Y2 (ja) | 棒状芯体押出具 | |
| JP3761504B2 (ja) | サイドノック式シャープペンシル | |
| JP2527969Y2 (ja) | 棒状物繰り出し装置 | |
| JPH061831Y2 (ja) | シャープペンシル | |
| JP3493638B2 (ja) | 自動繰出式シャ−プペンシル | |
| JPH0545514Y2 (ja) | ||
| JPH0310899Y2 (ja) | ||
| JP2505437Y2 (ja) | 棒状物繰り出し用具 | |
| JPH0346955Y2 (ja) | ||
| KR900007188B1 (ko) | 샤아프펜슬 | |
| KR910002693Y1 (ko) | 봉상물 송출용구 | |
| JPH0346666Y2 (ja) | ||
| JPH034090U (ja) | ||
| JPS6027599B2 (ja) | シヤ−プペンシル |