JPH07302125A - 電圧電流発生装置 - Google Patents

電圧電流発生装置

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JPH07302125A
JPH07302125A JP9640794A JP9640794A JPH07302125A JP H07302125 A JPH07302125 A JP H07302125A JP 9640794 A JP9640794 A JP 9640794A JP 9640794 A JP9640794 A JP 9640794A JP H07302125 A JPH07302125 A JP H07302125A
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setting signal
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Shinji Aizawa
信二 相澤
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価でかつ応答性の良い出力リミッタ付きの
電圧電流発生装置を実現することにある。 【構成】 設定信号発生器を備え、この設定信号発生器
で設定する設定信号をバッファ増幅器に加えて前記設定
信号の値に応じた電圧又は電流を発生する出力設定部
と、リミッタ設定信号発生器と、前記出力設定部より得
られる電圧又は電流に応じた電圧とリミッタ設定信号発
生器の出力とを比較する増幅器と、この増幅器の入力端
と前記バッファ増幅器の出力端との間に接続され前記出
力設定部より得られる電圧又は電流に応じた電圧がリミ
ッタ設定信号発生器の出力より大きくなると前記増幅器
の出力により導通するスイッチ素子と、前記増幅器の出
力端と前記バッファ増幅器の入力端との間に接続され前
記出力設定部より得られる電圧又は電流に応じた電圧が
リミッタ設定信号発生器の出力より大きくなると導通す
るダイオードよりなる出力制限部を具備した装置におい
て、前記スイッチ素子としてトランジスタを用いたこと
を特徴としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リミッタ機能を備えた
電圧電流発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の電圧発生装置の一例を示
す。図において、10は出力設定部、20は出力制限
部、30は出力端子30a,30bに接続された負荷、
Rcは抵抗素子である。出力設定部10において、11
は発生する電圧の大きさを設定する信号を出力する設定
信号発生器、12はこの設定信号発生器の出力が加えら
れるバッファ増幅器、13はバッファ増幅器12の出力
を積分する積分器、14は積分器13の出力を増幅する
増幅器である。増幅器14の出力端は出力端子30aに
接続されると共に、バッファ増幅器12に帰還され、こ
れにより設定値に応じ、かつ安定した出力が増幅器14
より得られるようになっている。積分器13の非反転入
力端子と前記した抵抗Rcの一端は電圧の基準となる電
位点COMに接続され、抵抗Rcの他端側は増幅器14
の共通電位点COMaに接続されている。
【0003】出力制限部20において、21はリミッタ
設定信号発生器、22,23は増幅器、22a,23a
は夫々スイッチ、24は増幅器、25はダイオード、2
6はコンパレータ、27は電界効果形トランジスタ(以
下、FETという)である。FET27は前記出力設定
部10を構成するバッファ増幅器12の出力端と、出力
制限部20を構成する増幅器24の入力端に接続されて
いる。増幅器22の入力端は抵抗素子Rcの他端側に接
続され、又増幅器23の入力端は出力端子30a,30
bに接続されている。増幅器22,23の出力端は夫々
スイッチ22a,23aを介してリミッタ設定信号発生
器21の出力端と共に増幅器24の入力端に接続されて
いる。増幅器24の出力端はダイオード25を介して出
力設定部10におけるバッファ増幅器12の入力端に接
続されると共に、コンパレータ26を介してFET27
のゲートに接続されている。
【0004】このような構成の装置の動作を説明すると
次の如くなる。この場合、スイッチ22aをオン,スイ
ッチ23aオフにする。出力設定部10における設定信
号発生器11により所望の出力電圧が得られるようにそ
の値を設定する。この設定信号はバッファ増幅器12,
積分器13,及び増幅器14に加えられる。増幅器14
の出力電圧とCOMa電位との差分は出力発生電圧とし
て端子30a,30bより取り出され、負荷30に供給
される。負荷30に供給された電圧により抵抗素子Rc
には負荷の値に応じた電流が流れ、この抵抗素子に生じ
る電圧降下は出力制限部20を構成する増幅器22,ス
イッチ22aを介して増幅器24に入力される。増幅器
24において、増幅器22の出力電圧はリミッタ設定信
号発生器21の出力と加算(比較)される。この場合、
増幅器22の出力(正)がリミッタ設定信号発生器21
で設定した値(負)より絶対値として小さい場合、増幅
器24の出力は負となってダイオード25はオフで、又
コンパレータ26の出力はLレベルとなるようになって
おり、その結果FET27はオフとなつている。
【0005】上記とは逆で、増幅器22の出力電圧がリ
ミッタ設定信号発生器21の出力より絶対値として大き
い場合、増幅器24の出力は正となってダイオード25
がオンとなると共に、コンパレータ26の出力はHレベ
ルとなり、その為FET27はオンとなる。その結果、
増幅器24にダイオード25,バッファー増幅器12及
びFET27よりなる帰還ループが形成される。
【0006】このように、負荷30に供給される電圧に
対応した電圧がリミッタ発生器21で設定したリミッタ
電圧より大きくなるとダイオード25及びFET27が
導通し、その結果形成される帰還ループにより増幅器2
4の出力,即ちバッファー増幅器12の出力がリミッタ
設定信号発生器21の出力に対応するように制御され
る。これにより、出力設定部10の増幅器14より得ら
れる電圧は、リミッタ設定信号発生器21で設定した値
に対応してリミッタがかけられることになる。このよう
にして、電圧出力の場合にリミッタがかかり、これによ
り出力電圧の大きさが制限される。
【0007】このような出力リミッタ付きの電圧発生装
置は従来より用いられているが、この装置にあってはF
ET27のオン・オフによってリミッタをかけるように
構成している為、FET27がオン・オフするレベルが
接合型のFETの場合−0.4V前後となり、その結果
このFETを駆動する為にコンパレータ26が必要にな
る。FETスイッチを動作させる為にコンパレータを必
要とすることは経済的にも損失が生じ、又リミッタ動作
に遅延が生じ、更にリミッタ機能が働いたときには制限
電流以上の電流,または電圧が負荷に供給されてしま
い、リミッタ機能がありながら負荷に対して悪影響を及
ぼすという問題が発生する。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような問題点を解決する為になされたもので、安価で
かつ応答性の良い出力リミッタ付きの電圧電流発生装置
を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、設定信号発生
器を備え、この設定信号発生器で設定する設定信号をバ
ッファ増幅器に加えて前記設定信号の値に応じた電圧又
は電流を発生する出力設定部と、リミッタ設定信号発生
器と、前記出力設定部より得られる電圧又は電流に応じ
た電圧とリミッタ設定信号発生器の出力とを比較する増
幅器と、この増幅器の入力端と前記バッファ増幅器の出
力端との間に接続され前記出力設定部より得られる電圧
又は電流に応じた電圧がリミッタ設定信号発生器の出力
より大きくなると前記増幅器の出力により導通するスイ
ッチ素子と、前記増幅器の出力端と前記バッファ増幅器
の入力端との間に接続され前記出力設定部より得られる
電圧又は電流に応じた電圧がリミッタ設定信号発生器の
出力より大きくなると導通するダイオードよりなる出力
制限部を具備した装置において、前記スイッチ素子とし
てトランジスタを用いたことを特徴としたものである。
【0009】
【作用】このような本発明では、リミッタが動作すべき
時に出力制限部を構成する増幅器の出力によりトランジ
スタは直ちにオンになる。
【0010】
【実施例】以下本発明を説明する。図1は本発明装置の
一実施例を示した構成図で、この図は電圧発生装置の場
合を例示してある。なお、図1において図3と同一部分
は図3と同一符号を付してそれらの再説明は省略する。
スイッチ22aはオン,22bはオフとなっている。図
1において、40はトランジスタである。トランジスタ
40のコレクタ電極は出力設定部10におけるバッファ
増幅器12の出力端に、エミッタ電極は出力制限部20
の増幅器24の入力端に、又ベース電極は増幅器24の
出力端に夫々接続されている。
【0011】このような構成の装置において、リミッタ
設定信号発生器21の出力が出力端子30a,30bよ
り得られる電圧の大きさを検出した結果得られる増幅器
24の出力電圧より大きい(増幅器24の入力が正)場
合、増幅器24の出力は負側に引っ張られている関係
で、トランジスタ40及びダイオード25はオフとなっ
ている。逆に、リミッタ設定信号発生器21の出力が増
幅器24の出力信号より小さい(増幅器24の入力が
負)場合、増幅器24の出力は正になろうとし、その結
果ダイオード25及びトランジスタ40はオンとなり、
増幅器24にダイオード25,バッファー増幅器12及
びトランジスタ40よりなる帰還回路が形成され、出力
設定部10と出力制限部20のが結合し、図3で説明し
た如く如くリミッタが動作する。
【0012】次に、電流発生について説明する。この場
合の回路図を図2に示す。電流発生の場合、スイッチ2
2aをオフ,23aをオンにする。電圧発生の場合、設
定器11の出力端は増幅器14の出力端に接続されてい
るが、電流発生の場合、設定器11の出力端は抵抗Rc
の一端に接続されている。電位点COMは増幅器13,
14及び抵抗Rcの他端側も同電位となるようになって
いる。出力設定部10における設定器11により所望の
出力電流が得られるように設定する。この設定信号はバ
ッファ増幅器12,積分器13,及び増幅器14に加え
られ、この増幅器14より設定信号に応じた電流が発生
し、この電流は負荷30に供給される。この場合、抵抗
素子Rcは定電流素子として機能するようになってい
る。負荷30に供給された電流によって端子30a,3
0bに発生した電圧は出力制限部20の増幅器23に加
えられる。以後、電圧発生と同様に増幅器23の出力は
リミッタ設定信号発生器21の出力と増幅器24で比較
され、その比較結果がマイナスであればトランジスタ4
0はオフとなり、プラスならばダイオード25と共に導
通する。導通時、増幅器24に帰還ループが形成され、
これにより出力電流にリミッタがかけられる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
出力設定部に出力制限部が付加された装置において、出
力制限部の最終段の増幅器の出力でこの増幅器の帰還回
路にスイッチ素子として設けたトランジスタをオン・オ
フするように構成したので、従来装置の如くFETを用
いたことによりこのFETを駆動するコンパレータが不
要になる。その結果、経済的かつ反応速度の向上が計ら
れた電圧電流発生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧発生装置の実施例を示した構成図
である。
【図2】本発明の電流発生装置の実施例を示した構成図
である。
【図3】従来装置の一例の構成図である。
【符号の説明】
10 出力設定部 11 出力設定器 12 バッファー増幅器 20 出力制限部 21 リミッタ設定信号発生器、 22〜24 増幅器 25 ダイオード 30 負荷 40 トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定信号発生器を備え、この設定信号発生
    器で設定する設定信号をバッファ増幅器に加えて前記設
    定信号の値に応じた電圧又は電流を発生する出力設定部
    と、 リミッタ設定信号発生器と、前記出力設定部より得られ
    る電圧又は電流に応じた電圧とリミッタ設定信号発生器
    の出力とを比較する増幅器と、この増幅器の入力端と前
    記バッファ増幅器の出力端との間に接続され前記出力設
    定部より得られる電圧又は電流に応じた電圧がリミッタ
    設定信号発生器の出力より大きくなると前記増幅器の出
    力により導通するスイッチ素子と、前記増幅器の出力端
    と前記バッファ増幅器の入力端との間に接続され前記出
    力設定部より得られる電圧又は電流に応じた電圧がリミ
    ッタ設定信号発生器の出力より大きくなると導通するダ
    イオードよりなる出力制限部を具備した装置において、 前記スイッチ素子としてトランジスタを用いたことを特
    徴とする電圧電流発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008250650A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Yokogawa Electric Corp 電圧発生装置
JP2011097147A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Yokogawa Electric Corp スイッチ回路

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JP2008250650A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Yokogawa Electric Corp 電圧発生装置
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