JPH07299990A - 連結部材 - Google Patents

連結部材

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JPH07299990A
JPH07299990A JP11376894A JP11376894A JPH07299990A JP H07299990 A JPH07299990 A JP H07299990A JP 11376894 A JP11376894 A JP 11376894A JP 11376894 A JP11376894 A JP 11376894A JP H07299990 A JPH07299990 A JP H07299990A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 筒状の2部品を連結せしめる連結手段であっ
て、この連結手段を第1の連結部材と第2の連結部材と
から構成し、第1の連結部材の少なくとも1部分に断面
形状が非円形状の非円形部を形成し、この非円形部の後
方あるいは前方又は両側に係止突起と縦スリットとを形
成すると共に、この第1の連結部材の内面にも断面形状
が非円形状の非円形部を形成し、この第1の連結部材を
一方の被連結部品に回転不能に挿着する一方、前記第2
の連結部材の外面に第1の連結部材の非円形部と係合す
る非円形部を形成すると共に、第2の連結部材の前方に
固定部を形成し、この固定部に他方の被連結部品を固定
した連結部材。 【効果】 連結部材を簡単に挿着することができ、ま
た、種々の被連結部品の外径に対応する連結部材を提供
することができるため安価な製品を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒状の2部材を連結せ
しめる連結部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2つの部材を連結する1例として、実公
昭63−47508号を挙げ説明する。シャ−プペンシ
ルにおける軸筒と先部材(口金)しめた例である。この
公報の従来技術の第3図第、4図には、合成樹脂製の内
軸3を介して金属製の軸11と連結具12とを連結せし
め、さらにその連結具12に先部材などを螺着により固
定する連結手段が記載されている。
【0003】詳述すると、金属製の軸11の内部には、
合成樹脂製の内軸3が軸11の後方より圧入され、その
圧入力あるいは接着などにより固定されている。その内
軸3の内側には六角孔部3Aが形成されており、連結具
12の六角鍔12Aを嵌合させている。その六角孔部3
Aと六角鍔12Aとの嵌合により、軸11と連結具12
との回転を防止している。また、図示はされていないが
連結具12の前方には軸11に連設される先部材(口
金)が螺着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術に
あっては、軸11の後方より内筒3を圧入状態を保ちな
がら摺動させ圧入しているため、その圧入作業が困難な
ものであった。これは、軸11の長さが長くなるに従っ
て困難性が増すものであり、生産性を悪くする原因の1
つでもあった。また、近年においては、種々の軸径の筆
記具が求められるようになってきたが、従来技術のよう
な場合にあっては、軸11の外径を変えると内筒3も製
作し直すと云うものであった。ここで軸11の内径を変
えずに外径だけを変えることも試みられたが、軸自体の
厚みが増してし重くなってしまうばかりでなく、プレス
加工などにおいては作業工程が増しコスト高を招来して
しまうものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みなされたものであり、筒状の2部品を連結せしめる
連結手段であって、この連結手段を第1の連結部材と第
2の連結部材とから構成し、第1の連結部材の少なくと
も1部分に断面形状が非円形状の非円形部を形成し、こ
の非円形部の後方あるいは前方又は両側に係止突起と縦
スリットとを形成すると共に、この第1の連結部材の内
面にも断面形状が非円形状の非円形部を形成し、この第
1の連結部材を一方の被連結部品に回転不能に挿着する
一方、前記第2の連結部材の外面に第1の連結部材の非
円形部と係合する非円形部を形成すると共に、第2の連
結部材の前方に固定部を形成し、この固定部に他方の被
連結部品を固定したことを要旨とするものである。
【0006】
【実施例】1例として本発明の連結部材をシャ−プペン
シルに適用した例を図1、図2に示し説明する。シャ−
プペンシルの軸筒1の内部には、後端にノック部(図示
せず)が嵌着された鉛芯繰り出し機構である中軸セット
2が摺動自在に配置されている。その中軸セット2は、
鉛芯を貯蔵する芯タンク3とチャック体4並びに、この
チャック体4を開閉するチャックリング5などから構成
されているが、楔作用を利用したボ−ルチャック機構方
式の鉛芯繰り出し機構であっても良い。前記軸筒1の先
端には、後述する第1の連結部材6が配置されており、
この連結部材6には、前記中軸セット2を配置した第2
の連結部材7が固定されている。そして、この第2の連
結部材7の先端には先部材8が螺子機構9により螺着さ
れており、軸筒1の先端に位置している。
【0007】次に前記第1の連結部材6について図2乃
至図4を基に詳述する。筒状部材からなる第1の連結部
材6の前方には鍔部10が形成されている。その鍔部1
0の後方には縮径部11が形成されており、この縮径部
11には対向した外面に平坦部12、13(図3参照)
が形成されている。また、縮径部11(平坦部12、1
3)の後方には楔状の係止突起14、15が連設して形
成されている。さらに、前記第1の連結部材6の後方内
側は六角形状の内面多角形部16が形成されている(図
4参照)が、本例に限ったものではなく四角形でもよい
し、非円形状であってもよい。要は、この第1の連結部
材6に嵌合する第2の連結部材7が回転しない形状なら
よいものである。さらに、前記縮径部11の後方で係止
突起14、15と垂直方向には、縦スリット11a、1
1bが形成されている。尚、前記平坦部12、13は、
軸筒1の前端内面に形成されている平坦部1a、1b
(図5参照)と係合し回転防止をしているものであり、
また、組み立ての際その位置決めを容易となすために係
止突起14、15を平坦部11、12と連設させて形成
したのである。しかし、この係止突起14、15は軸筒
1と第1の連結部材6とが回転不能に係止し得るのであ
ればその位置は適宜であり本例に束縛されないものであ
る。
【0008】次に第2の連結部材7について図6、図7
を基に詳述する。筒状部材からなる第2の連結部材7の
中間部には、先部材8が螺着される雄螺子部9が形成さ
れている。そして、その雄螺子部9の後方には、前記第
1の連結部材6の内面多角形部16と嵌合する外面多角
形部17が形成されている。また第2の連結部材7の内
側には前述したように中軸セット2が連結された状態で
配置されている。尚、この中軸セット2を別に組み立て
てもよいが、生産性を考慮すると前述したように第2の
連結部材7と予め連結させて(組み立てて)おいた方が
よい。
【0009】次に図8、図9を基に組み立て方法につい
て説明する。まず、第1の連結部材6の平坦部12、1
3と軸筒1の平坦部1aとを位置決めした状態で、ま
た、第1の連結部材6を縦スリット11a、11bを中
心とし縮径させた状態で軸筒1の前方より挿着する。こ
れで、第1の連結部材6が鍔部10と係止突起12、1
3により軸筒1に挿着されると共に、回転不能に軸筒1
に連結される。次いで、予め中軸セット2が挿着された
第2の連結部材7を軸筒1の後方より、前記第1の連結
部材6へと挿入する。ここで、第1の連結具6の内面多
角形部16と第2の連結部材7の外面多角形部17とが
嵌合し、第1の連結部材6と第2の連結部材7とが回転
不能に連結される。最後に軸筒1(第1の連結部材6)
の前方より突出した第2の連結部材7の雄螺子部9に先
部材3を螺着させる。これで軸筒1と先部材8とが連結
される。尚、第1の連結部材6を軸筒1に挿着する際、
縦スリットを中心に縮径されるが、挿着終了後弾撥力で
拡開することは勿論、外面多角形部17の外形部でも拡
開されるため、第1の連結部材6の軸筒1に対するがた
つきを極力防止することができる。また、軸筒1の外径
を変えても前端面の挿着孔1bの形状を変えずに成形す
ることは容易なことであり、よって、第1の連結部材6
を製作し直す必要がなくなる。
【0010】次に本案における第2の例を図10乃至図
12に示し説明する。前記実施例と相違する点は、第1
の連結部材6の縦スリット11a、11bの形成位置で
ある。本例においては縦スリット11a、11bを鍔部
10に形成した。縦スリット11a、11bを鍔部10
に形成することにより、第1の連結部材6を軸筒1の後
方から挿着することができる(図11、図12)。
【0011】さらに本案における第3の例を図13、図
14に示す。平坦部12、13を境に左右に係止突起1
4、15と縦スリット11a、11bを形成した例であ
る。このような構成を採ることにより第1の連結部材6
を軸筒1の両方向から挿着することができ、多種の組み
立て方法に対応できるものである。また、前記平坦部1
2、13並びにその周状部分が軸筒1への挿着部となる
ものである。
【0012】本案における第4例を図15、16に示し
説明する。平坦部12、13を第1の連結部材6の縮径
部11側面より突設形成し、また、縦スリット11a、
11bを係止突起14、15に形成した例である。ま
た、この平坦部12、13の形状に対応して軸筒1にも
同様な形状の挿着孔1bが形成されている。
【0013】
【発明の効果】本発明は、筒状の2部品を連結せしめる
連結手段であって、この連結手段を第1の連結部材と第
2の連結部材とから構成し、第1の連結部材の少なくと
も1部分に断面形状が非円形状の非円形部を形成し、こ
の非円形部の後方あるいは前方又は両側に係止突起と縦
スリットとを形成すると共に、この第1の連結部材の内
面にも断面形状が非円形状の非円形部を形成し、この第
1の連結部材を一方の被連結部品に回転不能に挿着する
一方、前記第2の連結部材の外面に第1の連結部材の非
円形部と係合する非円形部を形成すると共に、第2の連
結部材の前方に固定部を形成し、この固定部に他方の被
連結部品を固定したので、連結部材を簡単に挿着するこ
とができ、また、種々の被連結部品の外径に対応する連
結部材を提供することができるため安価な製品を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1に相当する第1の連結部材を示す縦半断面
図である。
【図3】図2に相当するA−A線縦断面図である。
【図4】図2に相当するB−B線縦断面図である。
【図5】図1に相当する軸筒を示す正面図である。
【図6】図1に相当する第2の連結部材を示す縦断面図
である。
【図7】図6に相当するC−C線縦断面図である。
【図8】組み立て方法を示す外観斜視図である。
【図9】図8に相当する縦断面図である。
【図10】本発明における第1の連結部材の他の例を示
す縦半断面図である。
【図11】図10における組み立て方法を示す外観斜視
図である。
【図12】図11に相当する縦断面図である。
【図13】本発明における第1の連結部材のさらに他の
例を示す組み立て図である。
【図14】図14に相当する縦断面図である。
【図15】本発明における第1の連結部材のさらに他の
例を示す組み立て図である。
【図16】図15に相当し連結部材を示す横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 軸筒 1a 平坦部 1b 挿着孔 2 中軸セット 3 芯タンク 4 チャック体 5 チャックリング 6 第1の連結部材 7 第2の連結部材 8 先部材 9 雌螺子部 10 鍔部 11 縮径部 11a、11b 縦スリット 12、13 平坦部 14、15 係止突起 16 内面多角形部 17 外面多角形部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の2部品を連結せしめる連結手段で
    あって、この連結手段を第1の連結部材と第2の連結部
    材とから構成し、第1の連結部材の少なくとも1部分に
    断面形状が非円形状の非円形部を形成し、この非円形部
    の後方あるいは前方又は両側に係止突起と縦スリットと
    を形成すると共に、この第1の連結部材の内面にも断面
    形状が非円形状の非円形部を形成し、この第1の連結部
    材を一方の被連結部品に回転不能に挿着する一方、前記
    第2の連結部材の外面に第1の連結部材の非円形部と係
    合する非円形部を形成すると共に、第2の連結部材の前
    方に固定部を形成し、この固定部に他方の被連結部品を
    固定したことを特徴とする連結部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002103873A (ja) * 2000-09-28 2002-04-09 Shachihata Inc 軸筒の連結構造
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JP4838800B2 (ja) * 2004-06-14 2011-12-14 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー プロセス制御デバイスに用いられるコレット

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