JP2009000819A - 振出式シャープペンシル - Google Patents

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Abstract

【課題】軸筒7から口金9を外した状態で、誤ってノブ18をノックしてしまっても軸筒7から機構部が外れてしまう恐れがない振出式シャープペンシルを提供する。
【解決手段】軸筒7の前方から機構部を挿入し、この機構部の連結具5の外鍔5Aと突部5Dにより軸筒7の内鍔7Aを係止する。更に、頭冠13と押部材16の離間距離S1から押部材16と芯タンク3の離間距離S2を引いた距離より、連結具5とコネクター2の離間距離S3の方が長く設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出すとともに、リターンスプリングにより押部材を長手方向後方に付勢する振出式シャープペンシルに関するものである。
従来、振ることにより生じる重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャープペンシルは、組立性が容易に行えるとの理由から、軸筒の前方から芯タンク及びコネクター等を挿入し、かつ、締具を受け止める連結具を軸筒と口金により挾持し固定していた。
しかも、軸筒の後部に頭冠を取り付け、この頭冠と押部材の間に張架されたリターンスプリングにより押部材を長手方向後方に付勢したものが知られている。(特許文献1参照)
また、軸筒の後部に鞘を着脱可能に取り付け、鞘の内鍔と押部材の間に張架されたリターンスプリングにより押部材を長手方向後方に付勢したものが知られている。(特許文献2参照)
特開2004−255756号公報 特開2005−125539号公報
上記した連結具を軸筒と口金により挾持し固定したものは、口金を外した時に、連結具、チャック、芯タンク等からなる機構部も軸筒から外れてしまい、芯タンクから軸筒内に芯が落下してしまう恐れがあった。しかも、この状態で押部材を組み上げると、芯タンクと軸筒の間で芯が折れてしまい作動不良となってしまう恐れがあった。
しかも、軸筒から鞘が着脱できるものは、使用者が機構部を外した後に機構部を誤って軸筒の後方から挿入してしまう恐れがあった。この状態で軸筒に鞘を取り付けると機構部が破損してしまう恐れがあった。
本発明は、上記課題を解消する振出式シャープペンシルを提供することを目的とするものである。
本発明は、チャックと、チャックを開閉する締具と、チャックを後方に付勢するスプリングと、締具を受け止める連結具とからなり、重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャープペンシルにおいて、チャックの後部にコネクターを取り付け、このコネクターに芯タンクを連結し、かつ、軸筒の前部に内鍔を形成するとともに、この内鍔内を前記芯タンク及びコネクターが挿通可能に構成し、この軸筒に頭冠を取り付け、この頭冠に長手方向に摺動可能に押部材を内蔵し、しかも、頭冠と押部材の間に張架されたリターンスプリングにより押部材を長手方向後方に付勢し、また、連結具の筒部に突部を形成し、軸筒の内鍔を連結具の外鍔と突部により係止し、更に、頭冠と押部材の離間距離S1から押部材と芯タンクの離間距離S2を引いた距離より、連結具とコネクターの離間距離S3の方が長く設定したことを第1の要旨とする。
また、チャックと、チャックを開閉する締具と、チャックを後方に付勢するスプリングと、締具を受け止める連結具とからなり、重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャープペンシルにおいて、チャックの後部にコネクターを取り付け、このコネクターに芯タンクを連結し、かつ、軸筒の前部に内鍔を形成するとともに、この内鍔内を前記芯タンク及びコネクターが挿通可能に構成し、この軸筒に着脱可能に連結された鞘の内面に内鍔を形成し、鞘の前方から挿入された中子と鞘の後方から挿入された押部材を連結し、鞘と押部材の間に張架されたリターンスプリングにより押部材を長手方向後方に付勢し、また、連結具の筒部に突部を形成し、軸筒の内鍔を連結具の外鍔と突部により係止し、更に、鞘と押部材の離間距離S4から押部材と芯タンクの離間距離S2を引いた距離より、連結具とコネクターの離間距離S3の方が長く設定したことを第2の要旨とする。
本発明は、軸筒の前部に形成した内鍔を連結具の外鍔と突部により係止することにより、軸筒より口金を外した場合でも機構部が軸筒から外れることがなく、芯タンクに収納された芯が芯タンクから落下したり排出されてしまう恐れがないという効果が奏せられるものである。
口金内の折損芯を排出するために口金を外した場合でも軸筒から機構部が外れることがなく、芯タンク内の芯が落下したり排出される恐れがない振出式シャープペンシルを実現した。
以下、図1、図2、図3、図4、図5、図6及び図7に基づいて本発明における実施例1の振出式シャープペンシルを説明する。尚、図1の左側を前方とし、右側を後方とする。先ず、黄銅等からなる金属製のチャック1の後部にポリアセタール製のコネクター2を圧入固着する。このコネクター2は図2及び図3に示したように、略中間部に両側に突出するとともに上下をカットして基部2Aを形成する。この基部2Aより円周方向に略45度伸ばして弾性片2Bを2個形成し、それぞれの弾性片2Bの先端部に長手方向後方に突出した突部2Cを形成する。更に、コネクター2の後部に前方面が垂直で後方面が傾斜した外鍔2Dを2個形成する。このコネクター2の後部をポリプロピレン製のパイプ材からなる芯タンク3の前部に圧入固着する。
更に、チャック1の頭部1Aには締具4が外嵌され、締具4を受け止める連結具5とコネクター2の間にスプリング6が張架される。連結具5は図1及び図4に示したように、前部に外鍔5Aと内鍔5Bを形成するとともに外鍔5Aより後方に伸びた筒部5Cの略中間部の上下に突部5Dを形成する。また、筒部5Cの両側に開口窓5Eを形成し、突部5Dを設けた筒部5Cが撓み可能に構成する。
軸筒7の前部には内鍔7Aが形成され、この内鍔7A内を前記芯タンク3及びコネクター2が挿通可能に構成する。更に、軸筒7の前部細径部7Bに滑り止め用のゴムグリップ8を外嵌する。この軸筒7の前方より芯タンク3を挿入するとともに、連結具5の筒部5Cを撓ませながら突部5Dを内鍔5B内に挿入し、連結具5の外鍔5Aと突部5Dにより軸筒7の内鍔7Aを係止する。また、連結具5の後端からコネクター2の弾性片2Bまでの距離はS3の寸法だけ離間される。更に、軸筒7の前部細径部7Bに滑り止め用のゴムグリップ8を外嵌する。この軸筒7に口金9を着脱可能に螺合し、軸筒7の前端と軸筒7の前部に螺合された口金9の内段9Aにより連結具5の外鍔5Aを挾持する。また、口金9の後端と軸筒7の外段7Cによりゴムグリップ8を挾持する。口金9には芯10を適度の力で保持するゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー11が内蔵される。
重量体12は金属製の筒体で構成され、この重量体12を軸筒7の後端より開口された内孔に摺動可能に内蔵する。この重量体12の貫通孔に前記芯タンク3が挿通される。
頭冠13は、上側にクリップ14を一体に形成するとともに、前部に細径部13Aを形成する。この細径部13Aの外周面には前記クリップ14の真下に位置して突起13Bを形成するとともに、細径部13Aの両側部に長手方向に伸びた開口窓13Cを対向して形成し、突起13Bが位置する細径部13Aが適宜弾性変形可能に構成する。この頭冠13には、前部内側に芯タンク3の横振れを防止するための内鍔13Dが形成されるとともに、後部内側にはリターンスプリング15を当接するための段部13Eが形成される。更に、頭冠13の後部孔の上下には、前記開口窓13Cと軸心に対して90度ずれた位置にキー溝13Fが対向して形成されている。
また、押部材16の前部筒16A外周面の両側にはそれぞれ突起16Bが形成されるとともに、前部筒16Aの上下に開口窓16Cが対向して形成され、突起16Bが位置する前部筒16Aが弾性変形可能に構成されている。この押部材16の後部には外鍔部16Dが形成され、該外鍔部16Dの上下には前記突起16Bに対して円周方向に90度ずれた位置に外方に突出したキー16Eがそれぞれ形成される。更に、押部材16の内面には芯挿通孔16Fを有する内鍔16Gが形成され、この内鍔16Gの前面が芯タンク3の後端を押圧する押圧面となっている。この押部材16の前部にリターンスプリング15を外嵌した後、頭冠13の後方より、頭冠13のキー溝13Fに押部材16のキー16Eを合わせて挿入し、押部材16の突起16Bを頭冠13の開口窓13Cに長手方向に摺動可能に遊嵌する。また、リターンスプリング15が頭冠13の段部13Eと押部材16の外鍔部16Dの間に張架されることにより、通常押部材16は長手方向後方に付勢されている。この状態では、頭冠13のキー溝13F前縁13Gから押部材16のキー16Eまでの距離はS1の寸法だけ離間される。
更に、押部材16の後部内孔16Hには消しゴム17が嵌合されて取り付けられ、かつ、消しゴム17を覆うノブ18が押部材16の後部外面16Iに嵌合されている。
このように組み立てられた頭冠13が前記軸筒7の後端より挿入され、軸筒7の後端より長手方向前方に伸びた凹溝7Dに頭冠13の隆起部13Hを合わせて前進させれば、頭冠13の突起13Bが軸筒7の後部上面に形成された係止窓7Eに嵌め込まれて、頭冠13が軸筒7に取り付けられる。しかも、軸筒7の係止窓7E及び頭冠13の突起13Bはクリップ14により隠されるために外観を損なうことはない。また、頭冠13の内鍔13Dには前記芯タンク3の後部が挿通されるとともに、前記重量体12はコネクター2の突部2Cと頭冠13の内鍔13Dにより長手方向の摺動が規制される。しかも、押部材16の前部内孔16Jには芯タンク3の後部が挿入され、芯タンク3の後端から押部材16の押圧面までの距離はS2の寸法だけ離間して構成されている。
尚、頭冠13のキー溝13F前縁13Gから押部材16のキー16Eまでの距離S1から、芯タンク3の後端から押部材16の押圧面までの距離S2を引いた距離より、連結具5の後端からコネクター2の弾性片2Bまでの距離S3を長く設定する。
以上説明した振出式シャープペンシルは、軸筒7を振ることにより重量体12に慣性力が働き、重量体12がコネクター2の弾性片2Bに形成された突部2Cに当接する。すると、コネクター2は重量体12が当接した時の衝撃力を弾性体が撓むことによって吸収しながら前進する。また、コネクター2とともにチャック1及び芯タンク3も前進し一定量芯10が繰り出される。
また、口金9内に折損芯が発生した場合には、口金9を外して折損芯を排除する。この時、機構部は連結具5の外鍔5Aと突部5Dにより軸筒7の内鍔7Aに係止されているので、機構部は軸筒7から外れる恐れはない。
しかも、口金9を外した状態で誤ってノブ18を押圧してしまっても、頭冠13のキー溝13F前縁13Gから押部材16のキー16Eまでの距離S1から、芯タンク3の後端から押部材16の押圧面までの距離S2を引いた距離より、連結具5の後端からコネクター2の弾性片2Bまでの距離S3を長く設定しているので、図8に示したように、押部材16のキー16Eが頭冠13のキー溝13F前縁13Gに当接するので、連結具5の後端にコネクター2の弾性片2Bが当接する恐れはない。つまり、連結具5がコネクター2に押されて軸筒7から外れてしまう恐れは全く生じない。
以下、図9、図10及び図11に基づいて本発明における実施例2の振出式シャープペンシルを説明する。尚、図1と同一の部材は同一の符号を付してその説明を省略する。軸筒107の前部には内鍔107Aが形成され、この内鍔107A内を芯タンク3及びコネクター102が挿通可能に構成する。更に、軸筒107の前部細径部107Bに滑り止め用のゴムグリップ8を外嵌する。
透明樹脂製の外鞘19はクリップ114が一体に構成され、この外鞘19の後部に内鍔19Aを形成する。また、鞘20の後部に外鍔20Aを形成するとともに外鍔20Aより長手方向前方に係合突部20Bを形成する。更に、鞘20の内面には、中間部よりやや後方に内鍔20Cを形成し、かつ、前端より長手方向後方に伸びた2つの前部キー20Dが上下から円周方向に45度傾斜した位置にしかも互いに相対して形成されるとともに、後端より長手方向前方に伸びた2つの後部キー溝20Eが互いに相対して形成される。
中子21は前部に内鍔21Aが形成され、中間部の相対する位置に開口窓21Bを形成する。更に、中子21の外面には2つのキー溝21Cが前記開口窓21Bから円周方向に45度傾斜した位置にしかも相対して形成される。
押部材116の前部外面の上下には2つの係止突起116Kが相対位置に形成され、この係止突起116Kの前端は傾斜して形成される。また、押部材116の両側には開口窓116Cが形成され、押部材116の前部が撓み可能に形成される。押部材116の後部には外鍔部116Dが形成され、この外鍔部116Dには外方に突出した2つのキー116Eが互いに相対して形成される。更に、押部材116の後部内孔116Hには消しゴム17が嵌合されて取り付けられ、かつ、消しゴム17を覆うノブ18が押部材116の後部外面116Iに嵌合される。
前記中子21は、中子21のキー溝21Cが鞘20の前部キー20Dに合わせて鞘20の前方より挿入される。尚、前部キー20Dの前部は前方に行くに従って細幅に形成され、キー溝21Cに入り易い形状となっている。また、鞘20の後方より押部材116が鞘20の後部キー溝20Eに押部材116のキー116Eが合わされて挿入され、鞘20の内鍔20Cと押部材116の外鍔部116Dとの間にリターンスプリング15が張架される。そして、押部材116を適宜挿入すると、押部材116の係止突起116Kが中子21の開口窓21Bに係合して取り付けられる。この時、鞘20の前部キー20Dに中子21のキー溝21Cが合わされるとともに鞘20の後部キー溝20Eに押部材116のキー116Eが合わされるので、押部材116の係止突起116Kは中子21の開口窓21Bに確実に嵌め込まれる。従って、通常は押部材116の係止突起116Kが中子21の開口窓21Bに係止されている。この状態では、鞘20の後部キー溝20E前縁20Fから押部材116のキー116Eまでの距離はS4の寸法だけ離間される。
この鞘20を前記外鞘19に後方より挿入し、外鞘19の内鍔19Aに鞘20の係合突部20Bを係合させる。
前記軸筒107の前方より芯タンク3を挿入するとともに、連結具5の筒部5Cを撓ませながら突部5Dを内鍔107A内に挿入し、連結具5の外鍔5Aと突部5Dにより軸筒107の内鍔107Aを係止する。また、連結具5の後端からコネクター102の外鍔102Dまでの距離はS3の寸法だけ離間される。この軸筒107に口金109を着脱可能に螺合し、軸筒107の前端と軸筒107の前部に螺合された口金109の内段109Aにより連結具5の外鍔5Aを挾持する。また、口金109の後端と軸筒107の外段107Cによりゴムグリップ108を挾持する。口金109には芯10を適宜の力で保持するゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー11が内蔵される。
前記軸筒107の後端より軸筒107内に重量体12を摺動可能に内蔵する。また、この重量体12の貫通孔内に前記芯タンク3が挿通される。
次に、軸筒107に前記鞘20を着脱可能に螺合し、軸筒107の外鍔107Fと鞘20の外鍔20Aにより外鞘19を挾持する。また、軸筒107内に内蔵された重量体12はコネクター102の外鍔102Dと中子21の内鍔21Aの間を長手方向に摺動可能に構成される。しかも、押部材116の前部内孔116Jには芯タンク3の後部が挿入され、芯タンク3の後端から押部材116の押圧面までの距離はS2の寸法だけ離間して構成されている。
尚、鞘20の後部キー溝20E前縁20Fから押部材116のキー116Eまでの距離S4から、芯タンク3の後端から押部材116の押圧面までの距離S2を引いた距離より、連結具5の後端からコネクター102の外鍔102Dまでの距離S3を長く設定する。
以上説明した振出式シャープペンシルにおいて、口金109内に折損芯が生じた場合には、口金109を外して折損芯を排除する。この時、機構部は連結具5の外鍔5Aと突部5Dにより軸筒107の内鍔107Aに係止されているので、機構部は軸筒107から外れる恐れはない。しかも、口金109を外した状態で誤ってノブ18を押圧してしまっても、鞘20の後部キー溝20E前縁20Fから押部材116のキー116Eまでの距離S4から、芯タンク3の後端から押部材116の押圧面までの距離S2を引いた距離より、連結具5の後端からコネクター102の外鍔102Dまでの距離S3を長く設定しているので、図12に示したように、押部材116のキー116Eが鞘20の後部キー溝20E前縁20Fに当接し、連結具5の後端にコネクター102の外鍔102Dが当接する恐れはない。つまり、連結具5がコネクター102に押されて軸筒107から外れてしまう恐れは全く生じない。
しかも、軸筒107から機構部が外れてしまう恐れがないので、外れた機構部を、鞘20を外して軸筒107の後方から挿入してしまうといった誤った操作をしてしまう心配もなくなるものである。
尚、上記実施例はいずれも連結具の筒部に開口窓が形成されて筒部が撓み可能に形成されているが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、図示していないが連結具の筒部の両側に後端から切欠溝を形成して撓み可能に構成しても良い。また、連結具の筒部自体が撓み可能であれば、開口窓や切欠溝を形成しなくても本発明の目的効果が達成できるものである。
軸筒の前方より芯タンク及びコネクターを挿入して取り付ける振出式シャープペンシルにおいて、口金を外した状態でも軸筒から連結具が外れない振出式シャープペンシルに適用できる。
本発明の実施例1の振出式シャープペンシルを示す断面図である。(実施例1) 図1のコネクターを示す拡大正面図である。(実施例1) 図2のA−A線を示す拡大断面図である。(実施例1) 図1の連結具を示す断面図である。(実施例1) 図1のA−A線を示す拡大断面図である。(実施例1) 図1のB−B線を示す拡大断面図である。(実施例1) 図1のC−C線を示す拡大断面図である。(実施例1) 実施例1の振出式シャープペンシルにおいて、口金を外してノックした状態を示す断面図である。(実施例1) 本発明の実施例2の振出式シャープペンシルを示す断面図である。(実施例2) 図10のA−A線を示す拡大断面図である。(実施例2) 図10のB−B線を示す拡大断面図である。(実施例2) 実施例2の振出式シャープペンシルにおいて、口金を外してノックした状態を示す断面図である。(実施例2)
符号の説明
1 チャック
2 コネクター
3 芯タンク
4 締具
5 連結具
5A 連結具5の外鍔
5C 連結具5の筒部
5D 連結具5の突部
6 スプリング
7 軸筒
7A 軸筒7の内鍔
10 芯
12 重量体
13 頭冠
15 リターンスプリング
16 押部材
20 鞘
20C 鞘20の内鍔
21 中子
107 軸筒
107A 軸筒107の内鍔
116 押部材

Claims (2)

  1. チャックと、チャックを開閉する締具と、チャックを後方に付勢するスプリングと、締具を受け止める連結具とからなり、重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャープペンシルにおいて、チャックの後部にコネクターを取り付け、このコネクターに芯タンクを連結し、かつ、軸筒の前部に内鍔を形成するとともに、この内鍔内を前記芯タンク及びコネクターが挿通可能に構成し、この軸筒に頭冠を取り付け、この頭冠に長手方向に摺動可能に押部材を内蔵し、しかも、頭冠と押部材の間に張架されたリターンスプリングにより押部材を長手方向後方に付勢し、また、連結具の筒部に突部を形成し、軸筒の内鍔を連結具の外鍔と突部により係止し、更に、頭冠と押部材の離間距離S1から押部材と芯タンクの離間距離S2を引いた距離より、連結具とコネクターの離間距離S3の方が長く設定したことを特徴とする振出式シャープペンシル。
  2. チャックと、チャックを開閉する締具と、チャックを後方に付勢するスプリングと、締具を受け止める連結具とからなり、重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャープペンシルにおいて、チャックの後部にコネクターを取り付け、このコネクターに芯タンクを連結し、かつ、軸筒の前部に内鍔を形成するとともに、この内鍔内を前記芯タンク及びコネクターが挿通可能に構成し、この軸筒に着脱可能に連結された鞘の内面に内鍔を形成し、鞘の前方から挿入された中子と鞘の後方から挿入された押部材を連結し、鞘と押部材の間に張架されたリターンスプリングにより押部材を長手方向後方に付勢し、また、連結具の筒部に突部を形成し、軸筒の内鍔を連結具の外鍔と突部により係止し、更に、鞘と押部材の離間距離S4から押部材と芯タンクの離間距離S2を引いた距離より、連結具とコネクターの離間距離S3の方が長く設定したことを特徴とする振出式シャープペンシル。
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