JPH07296279A - 防災監視装置 - Google Patents

防災監視装置

Info

Publication number
JPH07296279A
JPH07296279A JP8281694A JP8281694A JPH07296279A JP H07296279 A JPH07296279 A JP H07296279A JP 8281694 A JP8281694 A JP 8281694A JP 8281694 A JP8281694 A JP 8281694A JP H07296279 A JPH07296279 A JP H07296279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
output
message
power supply
turned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8281694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3266410B2 (ja
Inventor
Kaoru Tanabe
薫 田辺
Makoto Ichikawa
誠 市川
Munemasa Suzuki
宗応 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP08281694A priority Critical patent/JP3266410B2/ja
Publication of JPH07296279A publication Critical patent/JPH07296279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3266410B2 publication Critical patent/JP3266410B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声で火災等の非常事態を警報するためのメ
ッセージが電源オン時に誤って送出されることを防止す
る。 【構成】 MPU112は音声読み出し用データとスト
ローブ信号を出力してそれぞれラッチIC115a、1
15bにラッチさせ、ラッチIC115a、115bに
よりラッチされたデータにより音声合成部120から音
声メッセージが出力される。ラッチIC115a、11
5b、音声合成部120は主電源106のオン時に電源
電圧V+が安定化するまでの間、リセット回路114か
らのリセット信号によりその出力が禁止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅などにおいて
音声で火災等の非常事態を警報する防災監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】火災等の非常事態を警報する場合、ベル
の鳴動で行うのが一般的である。しかしながら、マンシ
ョン等の集合住宅では廊下などにベルを設けてもドアや
壁の音に対する遮蔽性が優れ、ベルの鳴動が室内では十
分聞こえないことがあるので、近年では、室内に設けら
れたスピーカを介して音声メッセージで警報する防災監
視装置が提案されている。
【0003】なお、この種の音声警報装置としては、集
合住宅用に用いられるものとしては例えば特開平4−3
50800号公報に示すようにドアホン子機のスピーカ
を利用して音声メッセージで警報するものや、ビルや地
下街に用いられるものとしては特開平2−35597号
公報に示すように非常事態の発生場所と種類を音声メッ
セージで警報するものが知られている。また、音声メッ
セージで警報する場合、避難誘導を適切に行うためには
警戒エリア毎に異なる音声メッセージで同時に警報する
ことが望ましく、この従来例としては例えば特開平4−
3297号公報に示されている。
【0004】従来、この種の防災監視装置では、音声合
成ROMに対してマイクロプロセッサがメッセージ読み
出しデータを出力バッファを介して出力し、音声合成R
OMでは例えば火災が発生した住戸に対しては「あなた
の住戸が火事です」のような特別な音声メッセージを、
また、火災が発生した住戸を除くその階の他の住戸と直
上階の全ての住戸に対しては例えば「○○階で火事で
す」のような共通の音声メッセージをスピーカを介して
送出するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マイクロプ
ロセッサは一般に、電源オン時に電源電圧が上昇してい
る場合に不安定であり、場合によっては誤って音声合成
ROMを起動して音声メッセージがスピーカから出力さ
れるという問題点がある。特に、防災監視装置により送
出される音声メッセージは「火事です」のような緊急メ
ッセージであり、したがって、誤ってスピーカから送出
されると混乱が発生する。
【0006】また、例えば「あなたの住戸が火事です」
のようなメッセージを「あなたの」、「住戸が」、「火
事です」のようにフレーズ単位で音声合成する音声合成
ROMでは、電源の立ち上げ時に1フレーズの音声デー
タが誤って読み出されることがあり、この場合に例えば
「火事です」のような1フレーズ全ての音声が誤ってス
ピーカから送出されると混乱が発生する。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、電源オ
ン時に音声メッセージを誤って送出することを防止する
ことができる防災監視装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、音声で火災等の非常事態を警報するための
メッセージを音声合成する音声合成部と、電源オン時に
電源電圧が安定化するまでの間、前記音声合成部の出力
を禁止する音声出力禁止手段とを有することを特徴とす
る。
【0009】具体的には、前記音声合成部はメッセージ
を読み出しデータに基づいて音声合成して出力し、更
に、前記音声合成部に対するメッセージ読み出し用デー
タを出力するマイクロプロセッサと、前記マイクロプロ
セッサから出力されたメッセージ読み出し用データをラ
ッチして前記音声合成部に印加するラッチ手段とを備
え、前記音声出力禁止手段は電源オン時に電源電圧が安
定化するまでの間、前記ラッチ手段の出力を禁止するこ
とを特徴とする。
【0010】他の具体例としては、前記音声合成部はス
トローブ信号がレディの場合にメッセージを読み出しデ
ータに基づいて音声合成して出力し、更に、前記音声合
成部に対するメッセージ読み出し用データとストローブ
信号を出力するマイクロプロセッサと、前記マイクロプ
ロセッサから出力されたメッセージ読み出し用データと
ストローブ信号をそれぞれラッチして前記音声合成部に
印加する第1及び第2のラッチ手段とを備え、前記音声
出力禁止手段は電源オン時に電源電圧が安定化するまで
の間、前記第2のラッチ手段の出力を禁止することを特
徴とする。
【0011】さらに他の具体例としては、前記音声出力
禁止手段は更に、電源オン時に電源電圧が安定化するま
での間、前記音声合成部の出力を禁止することを特徴と
する。
【0012】
【作用】本発明では、電源オン時に電源電圧が安定化す
るまでの間、音声合成部の出力が禁止されるので、電源
オン時に音声メッセージを誤って送出することを防止す
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る防災監視装置の一実施例を示
すブロック図、図2は図1の各ブロックの設置状態を示
す説明図である。図1及び図2に示す例では、集合住宅
の各住戸内にはアナログ型或いはオン/オフ型の煙感知
器や熱感知器のような戸外点検機能付き感知器1aと住
戸内スピーカ2aが設置される。住戸外には各住戸毎に
自動戸外点検機能付き中継器10と戸外表示器3が設置
され、また、廊下や階段などの集合住宅の共用部には戸
外点検機能付きアナログ型感知器1bと共用部スピーカ
2bが設置される。戸外点検器4は中継器10を介して
住戸内の感知器1aの点検を戸外から行うことができ
る。
【0014】音声警報付きR型受信機100は回線L、
Cを介して、各住戸に設けられている中継器10と住戸
外に設けられている感知器1bに対してポーリング方式
で端末アドレスを指定して呼び出し、呼び出された中継
器10と感知器1bは回線L、Cを介して受信機100
に対し、自己のアドレスと煙濃度信号や温度信号或いは
火災検出時に発報信号を送信し、受信機100はこの信
号に基づいて音声メッセージ等により火災警報を行う。
【0015】また、この装置では、上記回線L、Cの他
に、住戸全ての中継器10に対して共通に接続される音
声ラインL1と、各階毎の中継器10に対して共通に接
続される音声ラインL2〜Lnが設けられている。な
お、この実施例では最大n=16であり、したがって、
15階の集合住宅まで適用することができる。中継器1
0には、煙濃度や温度に応じて変化する住戸内感知器1
aの出力信号を検出する検出部11と、中継器10全体
の制御を行う制御部12と、アドレスを設定するための
アドレス設定部13と、受信機100との間でポーリン
グ方式で通信を行い、受信機100からの呼び出しに対
して自己のアドレスと煙濃度信号や温度信号或いは火災
検出時に発報信号を返信する入出力部14と、住戸内ス
ピーカ2aに対して2種類の音声メッセージを選択的に
出力するためのリレー15が設けられている。
【0016】このリレー15の一方の入力側15aは全
ての住戸に共通の音声ラインL1に接続され、他方の入
力側15bは各階毎に共通の音声ラインL2、L3〜の
当該階の音声ラインに接続され、出力側15cが住戸内
スピーカ2aに接続されている。リレー15は住戸内ス
ピーカ2aを通常状態では階毎に共通の音声ラインL
2、L3〜の入力側15bに接続しており、火災が検出
されると制御部12の制御により全ての住戸に共通の音
声ラインL1の入力側15aに接続する。
【0017】受信機100には中継器10と住戸外感知
器2bとの間でポーリング方式で通信を行うための入出
力制御部101と、入出力制御部101を介して受信し
た信号内の煙濃度信号や温度信号を解析して火災発生と
判断した場合に表示部103と音声警報部104を駆動
することにより火災発生を表示灯や音声メッセージで警
報させる受信制御部102が設けられ、また、この受信
制御部102は火災発生場所を示すアドレス等を音声制
御回路部110内の入力部111に出力する。
【0018】なお、操作部105は表示部103と音声
警報部104による警報を復旧させたりするための各種
キーにより構成されている。また、主電源106は商用
電源(AC100V)又は停電時にはバッテリ107か
らの直流電源により受信機100内の必要な回路に対し
て電源電圧V+を供給する。音声制御回路部110内に
は、上記入力部111から例えば8×3ビットのデータ
を取り込んで一例として2種類の音声メッセージを複数
の住戸内スピーカ2aに対して選択的に送出する制御を
行うMPU112が設けられている。MPU112は音
声合成部120を制御して音声メッセージをフレーズ単
位で出力させるために、音声合成IC122に対してフ
レーズ毎に8ビットのデータをラッチIC115aを介
して、また、ストローブ信号をラッチIC115bを介
して出力する。
【0019】音声合成部120はMPU112により指
定された音声データを出力中にはビジー信号を、また、
出力中でない場合にはレディ信号を出力し、MPU11
2はこのビジー信号がレディ信号に切り換わるとこのレ
ディ信号を割り込み信号として次のフレーズの読み出し
用データとストローブ信号を出力してそれぞれラッチI
C115a、115bにラッチさせる。また、ラッチI
C115a、115bはリセット信号RSTがロウレベ
ルの場合にその出力が禁止され、他方、リセット信号R
STがハイレベルがロウレベルの場合にその出力禁止が
解除されるように構成されている。
【0020】MPU112はまた、後述するアンプ部1
30内のパワーアンプ137の出力信号を住戸全ての中
継器10に共通の音声ラインL1又は各階毎の中継器1
0に共通の音声ラインL2〜Lnに対して時分割で出力
するために4ビットのデータでラッチ付きデコーダ11
3を介してアンプ部130内の16個のリレー1301
〜1316を選択的にオン、オフする。なお、図1では
リレー1301〜1316のコイルは、図面の都合上1
つのみが示されている。
【0021】音声制御回路部110内にはまた、図4に
詳しく示すようなリセット回路114が設けられ、この
リセット回路114はリセットスイッチ(SW)114
aのオン時と主電源106のオン時にリセット信号RS
TをMPU112と、ラッチIC115a、115bと
音声合成IC122に出力する。また、ウォッチドッグ
タイマがMPU112に内蔵されている。
【0022】音声合成部120には、音声信号に応じた
データがフレーズ単位で予め記憶されたROM121
と、ROM121から読み出されたデータを音声信号に
変換する音声合成IC122と、ロウパスフィルタ12
3と、ロウパスフィルタ123の出力信号を増幅してモ
ニタ用スピーカ(SP)125に出力するパワーアンプ
124が設けられている。
【0023】ROM121には火災が発生した住戸に送
出するための例えば「あなたの住戸は火災です」の音声
メッセージ用データと、火災が発生した住戸を除くその
階の他の住戸と直上階の全ての住戸に送出するための例
えば「○○階で火災です」及びこの「○○」に挿入する
ための数字用の音声メッセージ用データがフレーズ単位
で予め記憶され、これらのデータはMPU112の制御
によりフレーズ単位で読み出される。音声合成IC12
2はリセット信号RSTがロウレベルの場合にその動作
を禁止され、他方、リセット信号RSTがハイレベルの
場合にROM121からのデータを音声合成して出力す
る。
【0024】アンプ部130には上記リレー1301〜
1316の他に、音声合成部120のロウパスフィルタ
123の出力信号を増幅する1つのパワーアンプ137
と、パワーアンプ137に対して電源を供給するための
電源部138が設けられ、パワーアンプ137の出力端
子がリレー接点1301〜1316の各一端に共通に接
続されている。これに対し、一例としてリレー接点13
01の他端が、住戸全てに共通の音声ラインL1を介し
て全ての中継器10内のリレー15の入力側15aに接
続され、リレー接点1302、1303〜の各他端がそ
れぞれ各階毎に共通の音声ラインL2〜Lnを介して階
毎に中継器10内のリレー15の入力側15bに接続さ
れている。なお、リレー1301〜1316は、適用さ
れる集合住宅の階数に応じて増設することができる。
【0025】データ設定ROM140には、図3(a)
に示すようにリレー1301〜1316と集合住宅共通
及び各階の対応関係が予め設定され、また、図3(b)
に示すように中継器10内のアドレス設定部13を介し
て設定される端末アドレスと階(音声合成部120のR
OM121の読み出しアドレス又はコード)の対応関係
などが予め設定される。
【0026】次に、図4及び図5を参照してリセット回
路114について説明する。主電源106からの電源電
圧V+はツェナダイオードZ、抵抗R1、R2の直列回
路を介して接地され、抵抗R1、R2の接続点がトラン
ジスタQ1のベースに接続されている。トランジスタQ
1のコレクタには電源電圧V+が抵抗R3を介して印加
されると共にエミッタは接地され、コレクタ側からリセ
ット信号RSTが取り出される。
【0027】このような構成において、主電源106の
オン時に電源電圧V+が図5(a)に示すように徐々に
立ち上がり、ツェナダイオードZのツェナ電圧Vzまで
上昇するとトランジスタQ1がオンになり、図5(b)
に示すようにリセット信号RSTがハイレベルになる。
したがって、主電源106のオン時に電源電圧V+が徐
々に且つ不安定に立ち上がってツェナダイオードZのツ
ェナ電圧Vzまで上昇するまでの区間T1では、ラッチ
IC115a、115bの出力が禁止されるので、たと
えこの区間T1においてMPU112が誤って音声メッ
セージの読み出しデータを出力しても音声メッセージが
誤って送出されることを防止することができる。また、
この区間T1では音声合成ICの出力も禁止されるの
で、更に音声メッセージが誤って送出されることを防止
することができる。
【0028】次に、図6及び図7を参照してリセット回
路114の他の例について説明する。図6に示す回路で
は図4に示すトランジスタQ1のコレクタがトランジス
タQ2のベースに接続され、また、トランジスタQ2の
コレクタには電源電圧V+が印加されると共にエミッタ
は接地されている。トランジスタQ2のコレクタと接地
間にはコンデンサCが接続され、また、トランジスタQ
2のコレクタ側からシュミットトリガ回路114bを介
してリセット信号RSTが取り出される。
【0029】このような構成では、トランジスタQ1の
コレクタ電圧(RST’)がコンデンサCにより充電さ
れて遅延され、次いで電源電圧V+の立ち上がりが不安
定であってもシュミットトリガ回路114bによりリセ
ット信号RSTが安定化される。したがって、図7
(c)に示すように主電源106のオン時に電源電圧V
+が徐々に且つ不安定に立ち上がってリセット信号RS
Tがハイレベルになるまでの区間T2が図5に示す区間
T1より長くなるので、音声メッセージの誤送出を確実
に防止することができる。
【0030】次に、図8及び図9を参照して上記実施例
の動作を説明する。図8に示す例では1階(F)〜n階
の集合住宅において各階の複数の住戸に対して図1に示
す中継器10と、感知器1aと住戸内スピーカ2aが設
置されている。また、住戸全てに共通の音声ラインL1
は集合住宅内の全ての中継器10内のリレー15の入力
側15aに接続され、階毎のラインL2、L3〜はそれ
ぞれ階毎にリレー15の入力側15bに接続されてい
る。
【0031】前述したように受信機100は各住戸に設
けられている中継器10等に対してポーリング方式で宛
て先アドレスを指定して呼び出し、呼び出された中継器
10は受信機100に対して自己のアドレスと煙濃度信
号や温度信号或いは発報信号を送信する。図8に示すよ
うに例えば1階のある住戸において火災と判断される
と、その中継器10から火災発生場所を示すアドレスが
MPU112に印加され、また、火災が発生した住戸の
中継器10内のリレー15は、階毎に共通の音声ライン
L2、L3〜の入力側15bから住戸全てに共通の音声
ラインL1の入力側15aに切り替わる。
【0032】MPU112は火災発生場所を示すアドレ
スとデータ設定ROM140に設定されているデータに
基づいて、図9に示すように「あなたの住戸は火災で
す」と「(火事発生の階数)階で火災です」の2種類の
音声メッセージ用データをこの順番で音声合成部120
のROM121から読み出すとともに、「あなたの住戸
は火災です」の区間T1では住戸全てに共通の音声ライ
ンL1用のリレー1301のみをオンにするとともに他
の全てのリレー1302〜1316をオフにし、次いで
「(火災発生の階数)階で火災です」の区間T2では住
戸全てに共通の音声ラインL1用のリレー1301をオ
フにするとともに火災発生の階に対応するリレー130
2とその直上階であるリレー1303をオンにし、復旧
されるまでこれを繰り返す。
【0033】すなわち、火災が発生した住戸の中継器1
0内のリレー15のみが音声ラインL1の入力側15a
に切り替わっているので、「あなたの住戸は火災です」
の音声メッセージが送出され、「(火災発生の階数)階
で火災です」の音声メッセージは送出されない。また、
火災が発生した住戸を除くその階の他の住戸と直上階の
住戸では「あなたの住戸は火災です」の音声メッセージ
は送出されず、「(火災発生の階数)階で火災です」の
音声メッセージが送出される。
【0034】したがって、このように音声合成部120
が音声メッセージをフレーズ単位で出力する構成の場
合、「火災」や「火災です」のような1フレーズ全体が
主電源106のオン時に誤ってスピーカ2a、125か
ら送出されて混乱が発生することを防止することができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、音声で火
災等の非常事態を警報するためのメッセージを音声合成
する音声合成部と、電源オン時に電源電圧が安定化する
までの間、前記音声合成部の出力を禁止する音声出力禁
止手段とを有するので、電源オン時に音声メッセージを
誤って送出することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災監視装置の一実施例を示すブ
ロック図
【図2】図1の各ブロックの設置状態を示す説明図
【図3】図1のデータ設定ROMに設定されるデータを
示す説明図
【図4】図1のリセット回路を示す回路図
【図5】図4のリセット回路における電源電圧とリセッ
ト信号を示すタイミングチャート
【図6】図1のリセット回路の他の例を示す回路図
【図7】図6のリセット回路における電源電圧とリセッ
ト信号を示すタイミングチャート
【図8】図1の防災監視装置の動作を示す説明図
【図9】図8の防災監視装置における音声メッセージの
送出タイミングを示す説明図
【符号の説明】
1a,1b:感知器 2a,2b:スピーカ 3:戸外表示器 4:戸外点検器 10:中継器 11:検出部 12:制御部 13:アドレス設定部 14:入出力部 15:リレー 100:受信機 101:入出力制御部 102:受信制御部 103:表示部 104:音声警報部 105:操作部 106:主電源 107:バッテリ 110:音声制御回路部 111:入力部 112:MPU 113:ラッチ付きデコーダ 114:リセット回路 114a:リセットスイッチ 114b:シュミットトリガ回路 115a,115b:ラッチIC 120:音声合成部 121:ROM 122:音声合成IC 123:LPF 124,137:パワーアンプ 125:モニタ用スピーカ 130:アンプ部 1301〜1316:リレー 138:電源部 140:データ設定ROM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声で火災等の非常事態を警報するための
    メッセージを音声合成する音声合成部と、 電源オン時に電源電圧が安定化するまでの間、前記音声
    合成部の出力を禁止する音声出力禁止手段とを有する防
    災監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の防災監視装置において、前
    記音声合成部はメッセージを読み出しデータに基づいて
    音声合成して出力し、 更に、前記音声合成部に対するメッセージ読み出し用デ
    ータを出力するマイクロプロセッサと、前記マイクロプ
    ロセッサから出力されたメッセージ読み出し用データを
    ラッチして前記音声合成部に印加するラッチ手段とを備
    え、 前記音声出力禁止手段は電源オン時に電源電圧が安定化
    するまでの間、前記ラッチ手段の出力を禁止することを
    特徴とする防災監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の防災監視装置におい
    て、前記音声合成部はストローブ信号がレディの場合に
    メッセージを読み出しデータに基づいて音声合成して出
    力し、 更に、前記音声合成部に対するメッセージ読み出し用デ
    ータとストローブ信号を出力するマイクロプロセッサ
    と、前記マイクロプロセッサから出力されたメッセージ
    読み出し用データとストローブ信号をそれぞれラッチし
    て前記音声合成部に印加する第1及び第2のラッチ手段
    とを備え、 前記音声出力禁止手段は電源オン時に電源電圧が安定化
    するまでの間、前記第2のラッチ手段の出力を禁止する
    ことを特徴とする防災監視装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の防災監
    視装置において、前記音声出力禁止手段は更に、電源オ
    ン時に電源電圧が安定化するまでの間、前記音声合成部
    の出力を禁止することを特徴とする防災監視装置。
JP08281694A 1994-04-21 1994-04-21 防災監視装置 Expired - Fee Related JP3266410B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08281694A JP3266410B2 (ja) 1994-04-21 1994-04-21 防災監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08281694A JP3266410B2 (ja) 1994-04-21 1994-04-21 防災監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07296279A true JPH07296279A (ja) 1995-11-10
JP3266410B2 JP3266410B2 (ja) 2002-03-18

Family

ID=13784938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08281694A Expired - Fee Related JP3266410B2 (ja) 1994-04-21 1994-04-21 防災監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3266410B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000070447A (ja) * 1999-09-20 2000-03-07 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2022116338A (ja) * 2018-06-26 2022-08-09 能美防災株式会社 防災システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000070447A (ja) * 1999-09-20 2000-03-07 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2022116338A (ja) * 2018-06-26 2022-08-09 能美防災株式会社 防災システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3266410B2 (ja) 2002-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002074535A (ja) 火災警報設備およびそれに利用する火災警報器
JP2931734B2 (ja) 防災監視装置
JPH07296279A (ja) 防災監視装置
JP2008041015A (ja) 火災警報システムおよび火災警報方法
US4887072A (en) Alarm apparatus
JP3272864B2 (ja) 防災監視装置
JP3236723B2 (ja) 防災監視装置
JP3229760B2 (ja) 防災監視システム
JP2007034368A (ja) 共同住宅用火災報知システム
JP3380666B2 (ja) 火災受信機
JPH07175989A (ja) 防災監視装置
JPS61282998A (ja) ホ−ムモニタシステム
JPH07230593A (ja) 火災警報装置の地区音響装置
JP3479821B2 (ja) 共同住宅共用部用火災受信機
JP2000020844A (ja) 音声警報装置、住棟用受信機及び共同住宅用火災報知システム
JPH01144195A (ja) 火災報知装置
JP3256359B2 (ja) 防災監視装置
JP2552272B2 (ja) 自動火災報知装置
JP3338630B2 (ja) 集合住宅火災監視システム
JP2000011273A (ja) 自動火災報知システム
JP4756798B2 (ja) 防災受信機
JPH0816959A (ja) 防災監視装置
JPH0816956A (ja) 音声警報装置
JP2002279566A (ja) 集合住宅セキュリティシステム
JP2818912B2 (ja) 集合住宅用監視通話システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100111

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees