JPH07293081A - ドアロック電動操作装置及びそのハウジングの製造方法 - Google Patents

ドアロック電動操作装置及びそのハウジングの製造方法

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JPH07293081A
JPH07293081A JP15580793A JP15580793A JPH07293081A JP H07293081 A JPH07293081 A JP H07293081A JP 15580793 A JP15580793 A JP 15580793A JP 15580793 A JP15580793 A JP 15580793A JP H07293081 A JPH07293081 A JP H07293081A
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徳浩 位田
Nozomi Torii
望 鳥居
Shigeru Hayakawa
早川  茂
Masao Ohashi
正夫 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組立性を向上させ、薄型に形成することを可能
とする。 【構成】正逆回転可能なモータの回転をギア部を介して
アームに伝達し、アームの回動によりドアロック装置で
ドアのロック及びロック解除を行わせる。アームの回動
と共に連動する導電性を有する可動部と、この可動部で
短絡,開放される少なくとも一対の導電板31 ,32
で、アームの回動状態を示す状態信号を発生するスイッ
チ部を構成する。上記スイッチ部の導電板31 ,3
2 と、モータに電源供給を行う一対の導電板21 ,22
とを合成樹脂製のボディ1aにインサートして一体形成
する。導電板21 ,22 ,31 ,32 をボディ1a内に
埋設し、導電板21 ,22 ,31 ,32 の取付作業を不
要とし、組立性を良くする。また絶縁などの処理を不要
とし、ドアロック電動操作装置を薄く形成することを可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアロック装置でドア
のロック及びロック解除を行わせるドアロック電動操作
装置と、そのドアロック電動操作装置のハウジングの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車では、ドアにドアロック装置の操
作ノブを設置し、操作ノブの押し込み操作及び引出し操
作により、ドアロック装置でドアのロック及びロック解
除を行わせると共に、運転席の近傍に設けたスイッチ操
作あるいは車の車速に応じて、電動でドアロック装置の
ロック及びロック解除を行わせるものがある。ここで、
電動でドアロック装置のロック及びロック解除を行わせ
るためにドアロック電動操作装置を備え、スイッチ操作
状態あるいは車速を検知する制御装置によりドアロック
電動操作装置の動作制御が行われる。
【0003】上記ドアロック電動操作装置としては、実
開平3−20670号公報及び実開平3−22957号
公報で提案されたものがある。実開平3−20670号
公報で示されたドアロック電動操作装置を図6に示す。
このドアロック電動操作装置では、正逆回転可能なモー
タ10の回転を、減速機構を構成するギア部11を介し
てセクタギア12に伝達し、セクタギア12の軸部12
aに一体に取り付けられたスイングアーム13を図中
(a)の想像線(2線鎖線)の状態に回動させる。上記
スイングアーム13はロッドを介してドアロック装置に
連結され、スイングアーム13の回動をロッドを介して
ドアロック装置に伝達し、ドアロック装置でドアのロッ
ク及びロック解除を行わせる。
【0004】ドアロック電動操作装置のハウジング1は
合成樹脂製であり、図6(b)に示すように、ボディ1
aと、このボディ1aに被着されるカバー1bとで構成
され、スイングアーム13を除く構成はハウジング1内
に収納され、スイングアーム13のみはハウジング1の
外部に取り付けられる。上記ギア部11は、モータ10
の出力軸に取り付けられたウォーム14と、このウォー
ム14と噛合するウォームホィール15と、ウォームホ
ィール15と連動するピニオン16とで構成してある。
上記ウォームホィール15とピニオン16とには、ウォ
ームホィール15が所定回転すると、互いに係合する係
合部15a,16aを形成してあり、係合部15a,1
6aが係合した際に、ピニオン16がウォームホィール
15と共に回転する。このギア部11には、モータ10
の停止時に、モータ10の回転開始時点の位置までウォ
ームホィール15を回動復帰させる復帰手段を設けてあ
る。
【0005】セクタギア12は、図6(b)に示すよう
に、軸部12aをボディ1aに形成された軸支孔17に
回動自在に挿入して取り付けられ、ギア部12bがピニ
オン16に噛合してある。上記軸部12aにスイングア
ーム13が取り付けられ、ギア部12bには径方向に沿
う長孔12cを形成してある。上記ウォームホィール1
5の下方には環状の接点ホルダ18を設けてある。この
接点ホルダ18は、周縁部から上方に突出する係合突起
18aを突設してあり、下面に複数の可動接点19を取
り付けてある。上記係合突起18aはセクタギア12の
長孔12cに嵌合され、接点ホルダ18はセクタギア1
2の回動に応じて回動する。
【0006】ボディ1aの底面には6枚の導電板20a
〜20fを敷設し、これら導電板20a〜20fは部分
的に可動接点19の回動軌跡上に配置し、接点ホルダ1
8の回動に応じて、所望の導電板20間を可動接点19
により短絡,開放する構造としてある。つまりは、接点
ホルダ18、可動接点19、導電板20a〜20fでス
イッチ部が構成してある。
【0007】上記ドアロック電動操作装置の場合には、
導電板20d,20fの夫々と導電板20eとの間に
は、夫々ダイオード22を接続してあり、スイッチ部の
切換によりいずれかのダイオード22がモータ10に逆
極性で直列接続される回路を構成し、この回路に制御装
置から電源を供給するようにしてある。いま、セクタギ
ア12が所定角度まで回動するまで(スイングアーム1
3が図6(a)中に想像線で示すいずれかの状態まで回
動するまで)は、一方のダイオード22を介して電源が
モータ10に供給される。そして、セクタギア12が所
定角度まで回動すると、スイッチ部が切り換えられ、他
方のダイオード22がモータ10に直列に接続される。
このとき、ダイオード22は電源の極性に対して逆極性
で接続されるため、モータ10への電源の供給が停止さ
れる。
【0008】ドアロック電動操作装置の動作制御を行う
制御装置では、ドアロック電動操作装置の動作状態に応
じてそれまでとは逆極性の電源をモータ10に供給し
て、モータ10を正逆回転させる必要があるので、上記
スイッチの切換状態を示す状態信号を制御装置に出力す
るようにしてある。なお、この状態信号は制御装置に出
力する回路は、接点ホルダ18、可動接点19、導電板
20a〜20fでスイッチ部に組み込まれている。この
スイッチ部及びダイオード22で構成される回路への電
源の供給及び出力は、4本のコネクタ端子21を介して
行うようにし、制御装置との間における電源線及び出力
線の接続をコネクタ方式で行えるようにしてある。
【0009】上記ドアロック電動操作装置の動作を説明
する。ドアロック装置がドアのロックを解除した状態
(図6(a)におけるスイングアーム13が上方に回動
した状態、以下この状態をロックオフ状態と呼ぶ)にお
いて、制御装置からドアロック電動操作装置に電源が供
給されると、モータMが正回転し、その回転はウォーム
14を介してウォームホィール15に伝達される。この
とき、ウォームホィール15は反時計方向に回転する。
【0010】上記ウォームホィール15の回転により、
係合部15aがピニオン16の係合部16aに係合する
と、ピニオン16がウォームホィール15と共に、反時
計方向に回転する。このピニオン16の回転に伴って、
セクタギア12が時計方向に回動し、スイングアーム1
3が時計方向に回動する。スイングアーム13が図6
(a)における2線鎖線で示す位置まで回動すると、上
記接点ホルダ18、可動接点19、導電板20a〜20
fからなるスイッチ部及びダイオード22の働きによ
り、モータ10への電源の供給が遮断され、モータ10
が停止する。そのとき、ウォームホィール15は回動開
始位置まで回動復帰する。このように、スイングアーム
13が図6(a)における下方位置位置まで回動するこ
とにより、ロッドを介してドアロック装置がドアをロッ
クする状態(以下、ロックオン状態と呼ぶ)となる。
【0011】次に、電源が供給されたときには、モータ
10は逆回転する。このようにモータ10を逆回転させ
ると、上述の場合とは逆方向にウォームホィール15及
びピニオン16が回転すると共に、セクタギア12及び
スイングアーム13が逆方向に回動する。このとき、ス
イングアーム13が図6の一点鎖線で示す状態になり、
ドアロック装置はロックオフ状態となる。
【0012】上述のドアロック電動操作装置の場合に
は、スイングアーム13が所定状態まで回動したとき
に、ドアロック電動操作装置自体でモータ4への電源の
供給を停止する構成になっていたため、接点ホルダ1
8、可動接点19、導電板20a〜20fからなるスイ
ッチ部、及びダイオード22を必要とし、構成が複雑に
なっていた。
【0013】そこで、スイングアーム13が所定状態ま
で回動したことを示す状態信号に応じて、制御装置側で
電源の供給を停止して、モータ10を停止させるものが
ある。この場合には、ドアロック電動操作装置側には、
接点ホルダ18、可動接点19、及び可動接点19で短
絡,開放される一対の導電板20からなるスイッチ部を
設けるだけで済み、構成を簡素化できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記導電板
20のボディ1aへの取付は、一般的には、ボディ1a
の底面からボスを突設すると共に、このボスを挿通する
挿通孔を導電板20に形成し、挿入孔を挿通したボスの
先端を熱溶融させて固定するいわゆる熱かしめにより行
われる。しかし、このような熱かしめで導電板20をボ
ディ1aに取り付けると、導電板20の組付時に導電板
20を変形させたり、熱かしめの不良による導電板20
の浮きや位置ずれなどを生じるという問題があった。し
かも、導電板20をボディ1aの底面に敷設すると、他
部材との絶縁を施す必要があるため、ドアロック電動操
作装置の厚みが厚くなるという問題もあった。
【0015】なお、制御装置側で電源の供給を制御して
モータ10の回転を制御するドアロック電動操作装置と
しては、導電板20の代わりに電線を用いて内部配線を
行うものもある。この種のドアロック電動操作装置で
は、可動接点19で短絡,開放される導電板20に対応
する部分を、プリント基板の銅箔パターンを用いて形成
していた。なお、上記プリント基板の出力は電線でコネ
クタ端子21に接続していた。
【0016】しかしながら、このようなドアロック電動
操作装置の構造であると、プリント基板の取付作業及び
電線の線処理が必要であるために、組立性が悪いという
問題があった。また、電線の配線スペースが必要になる
ため、ドアロック電動操作装置の厚みが厚くなるという
問題もあった。本発明は上述の点に鑑みて為されたもの
であり、組立性を良くし、且つ薄型化を可能とすること
を目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、アームの回動と共に連動する
導電性を有する可動部と、この可動部で短絡,開放され
る少なくとも一対の導電板とで、アームの回動状態を示
す状態信号を発生するスイッチ部を構成し、上記スイッ
チ部の導電板と、モータに電源供給を行う一対の導電板
とを合成樹脂製のハウジングにインサートして一体形成
してある。
【0018】導電板をハウジングにインサート成形する
具体的な方法としては、請求項2に示すように、各導電
板をハウジングにインサートする状態で一体的に連結し
て導電板ブロックを形成し、その導電板ブロックを合成
樹脂でモードルして1次成形し、その1次成形後に導電
板ブロックの各導電板の連結部を切断し、さらに合成樹
脂でモールドして2次成形してハウジングを形成するよ
うにすればよい。
【0019】
【作用】請求項1の発明は、上述のように構成すること
により、導電板をハウジング内に埋設し、導電板の取付
作業を無くし、組立性を良くする。また、他部材との絶
縁処理を不要とし、ドアロック電動操作装置を薄く形成
することを可能とする。請求項2の発明では、各導電板
をハウジングにインサートする状態で一体的に連結して
導電板ブロックを形成し、その導電板ブロックを合成樹
脂でモードルして1次成形し、その1次成形後に導電板
ブロックの各導電板の連結部を切断し、さらに合成樹脂
でモールドして2次成形してハウジングを形成すること
により、複数の導電板間の相対位置精度が成形時の位置
決め精度で決まるようにし、導電板の位置精度を高くす
る。
【0020】
【実施例】図1及び図2に本発明の一実施例のハウジン
グ1の構造を示す。本実施例のハウジング1は、図1及
び図2に示すボディ1aと、このボディ1aに被着され
るカバー(図示せず)とで構成されている。本実施例の
ドアロック電動操作装置は、基本的には、図6で説明し
た従来のものと同様の構造になっているので、全体構成
は図示せず、簡単な説明に止める。モータは図1(a)
における上部に出力軸を右側にして横向きにして配置さ
れる。そのモータの出力軸にはウォームが取り付けら
れ、そのウォームに噛合するウォームホィールがボディ
1aに植設された軸6に取り付けられ、ウォームホィー
ル上にはピニオンが取り付けられる。ここで、ウォーム
ホィールには、モータの停止時に回動開始位置に復帰さ
せる復帰手段を設けてある。セクタギアは凹部5に取り
付けられ、ギア部がピニオンに噛合される。なお、本実
施例の場合には、ハウジング外部でセクタギアと連結さ
れるスイングアームはカバー側に取り付けらる。本実施
例のドアロック電動操作装置は基本的には従来技術の項
で説明したと同様に動作し、ドアロック装置をロックオ
ン及びロックオフさせる。
【0021】以下に、本実施例の特徴とする点について
説明する。ボディ1aは合成樹脂製であり、このボディ
1aには、モータに電源を供給する電源供給用の導電板
1,22 と、スイッチ部の導電部を構成する導電板3
1 ,32 とをインサートして一体的に形成してある。ボ
ディ1aの図1(a)における下部には接続部4を形成
し、この接続部4で各導電板21 ,22 ,31 ,32
図1(b)あるいは図2(c)に示すように上方に立上
げ(折曲し)、電源入力端子2aと、制御装置に状態信
号を出力する出力端子3aとを形成してある。つまり、
電源入力端子2a及び出力端子3aで制御装置との間の
配線接続をコネクタ方式で行えるようにしてある。
【0022】導電板31 ,32 は、円弧状に形成した部
分をボディ1aの底面から露出させる形でボディ1aに
インサートしてある。これら導電板31 ,32 の円弧部
は、上記セクタギアを軸着する凹部5を中心とする円弧
に形成してあり、導電板32の円弧部の長さを短くして
ある。なお、夫々の露出する円弧部の先端は従来同様に
熱かしめにより固定するようにしてある。
【0023】この導電板31 ,32 の円弧部は、セクタ
ギアの軸部に取り付けられた導電性を有する二股状の可
動片(図示せず)と共にスイッチ部を構成し、セクタギ
アの回動に応じて可動片を夫々の導電板31 ,32 に摺
接させ、回動位置に応じて導電板31 ,32 間を短絡,
開放するようにしてある。導電板21 ,22 の先端はボ
ディ1aの図1(a)における上部まで至り、図1
(b)あるいは図2(b)に示すように先端を上方に立
上げ(折曲し)、この立上げ部をモータの電源端子に接
続される接続端子2bとしてある。
【0024】上記ボディ1aの製造方法について説明す
る。まず、図3(a)に示すように、板金を打ち抜き、
曲げ加工を加えることにより端子部2a,2b,3aを
形成する(部材イ)。つまりは、各導電板21 ,22
1 ,32 をボディ1aにインサートする状態で一体的
に連結して導電板ブロックを形成する。次に、1次成形
により、図3(b)に示すように必要部分を合成樹脂で
モールドする。次いで、図3(c)に示すように、不要
部分を切断する。つまりは、各導電板21 ,22
1 ,32 の連結部を切断する。このとき、図3
(a),(b)に示す外側に形成された枠状の補強部分
も同時に切断することは言うでもない。このように一次
成形して不要箇所を切断した部材ロの表裏の構造を図4
及び図5に示す。
【0025】そして、最後に2次成形により、部材ロを
合成樹脂でモールドしてボディ1a全体を形成する。こ
のようにまず導電部のみからなる部分を1次成形し、そ
れを2次成形してボディ1aを形成することにより、図
3(a)に示す不要箇所の切断部が外部に露出すること
がなく、絶縁性能を向上させ、且つ切断部に錆を生じる
という問題が生じない。しかも、導電板21 ,22 ,3
1 ,32 をボディ1aにインサートする状態で一体的に
連結して導電板ブロックを1次成形し、その後に連結部
分を切断するので、導電板21 ,22 ,31 ,32 の相
対位置精度が高くなる。
【0026】なお、上述の説明ではボディ1aに導電板
1 ,22 ,31 ,32 を設ける場合について説明した
が、カバー側に導電板21 ,22 ,31 ,32 を設けて
も良く、またボディ1a及びカバーに夫々導電板21
2 ,31 ,32 を分散させてインサート成形するよう
にしてもよいことは言うでもない。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明では、上記目的を達成す
るために、アームの回動と共に連動する導電性を有する
可動部と、この可動部で短絡,開放される少なくとも一
対の導電板とで、アームの回動状態を示す状態信号を発
生するスイッチ部を構成し、上記スイッチ部の導電板
と、モータに電源供給を行う一対の導電板とを合成樹脂
製のハウジングにインサートして一体形成してあるの
で、導電板をハウジング内に埋設し、導電板の取付作業
が不要となり、組立性が良くなる。また、導電板がハウ
ジング内に埋設されるので、他部材との絶縁処理が不要
となり、ドアロック電動操作装置を薄く形成することが
できる。さらに、導電板がハウジング内に埋設されるこ
とにより、構成部材の配置設計の自由度が高くなる。
【0028】請求項2の発明では、各導電板をハウジン
グにインサートする状態で一体的に連結して導電板ブロ
ックを形成し、その導電板ブロックを合成樹脂でモード
ルして1次成形し、その1次成形後に導電板ブロックの
各導電板の連結部を切断し、さらに合成樹脂でモールド
して2次成形してハウジングを形成してあるので、複数
の導電板間の相対位置精度が成形時の位置決め精度で決
まり、導電板の位置精度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)はボディの平面図、同図(a)
のA1−A4線断面図、同図(a)のB1−B4線断面
図である。
【図2】(a)〜(c)は、ボディの底面図、図1
(a)のC1−C2線断面図、図1(a)のD1−D4
線断面図である。
【図3】(a)〜(d)はボディの製造工程を示す説明
図である。
【図4】(a)〜(c)は、図3(c)に示す製造段階
で形成された部材の平面図、側面図及び正面図である。
【図5】(a),(b)は、図3(c)に示す製造段階
で形成された部材の底面図、及び図4(a)のA1−A
2線断面図である。
【図6】(a),(b)は従来のドアロック電動操作装
置のカバーを取り外した状態を示す平面図、及びカバー
取付状態における断面図である。
【符号の説明】
1a ボディ 21 ,22 ,31 ,32導電板
フロントページの続き (72)発明者 早川 茂 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 大橋 正夫 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆回転可能なモータの回転をギア部を
    介してアームに伝達し、アームの回動によりドアロック
    装置でドアのロック及びロック解除を行わせるドアロッ
    ク電動操作装置であって、アームの回動と共に連動する
    導電性を有する可動部と、この可動部で短絡,開放され
    る少なくとも一対の導電板とで、アームの回動状態を示
    す状態信号を発生するスイッチ部を構成し、上記スイッ
    チ部の導電板と、モータに電源供給を行う一対の導電板
    とを合成樹脂製のハウジングにインサートして一体形成
    して成ることを特徴とするドアロック電動操作装置。
  2. 【請求項2】 上記各導電板をハウジングにインサート
    する状態で一体的に連結して導電板ブロックを形成し、
    その導電板ブロックを合成樹脂でモードルして1次成形
    し、その1次成形後に導電板ブロックの各導電板の連結
    部を切断し、さらに合成樹脂でモールドして2次成形し
    てハウジングを形成して成ることを特徴とするドアロッ
    ク電動操作装置のハウジングの製造方法。
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