JP2977427B2 - ドアロック駆動装置 - Google Patents

ドアロック駆動装置

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JP2977427B2
JP2977427B2 JP29328693A JP29328693A JP2977427B2 JP 2977427 B2 JP2977427 B2 JP 2977427B2 JP 29328693 A JP29328693 A JP 29328693A JP 29328693 A JP29328693 A JP 29328693A JP 2977427 B2 JP2977427 B2 JP 2977427B2
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高史 小林
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博司 竹山
和弘 中尾
二郎 井上
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドアロック本体の施
錠時のノブの手動操作による解錠を阻止することが可能
なドアロック駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドアロック駆動装置として、
手動操作により機械的にドアロック本体の施錠、解錠を
行うノブと、プッシュロッドを介してドアロック本体の
施錠、解錠を行うアクチュエータと、キーシリンダ内に
入れたキーの回動位置に応じてアクチュエータを駆動す
る第1の電動モータと、ドアロック本体を施錠した時に
プッシュロッドを固定する第2の電動モータとを備え、
ドアロック本体を施錠した時のノブを手動操作すること
によるドアロック本体の解錠を阻止するようにした技術
(特開昭58−176374号公報や特開平3−841
81号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
においては、アクチュエータによりドアロック本体を施
錠し、第2の電動モータによりプッシュロッドを固定し
ている時に大荷重をかけてノブを引いてドアロック本体
を無理やり解錠しようとするとドアロック本体、アクチ
ュエータや第2の電動モータ等が損傷するという問題点
があった。
【0004】この発明は、アクチュエータによりドアロ
ック本体を施錠した時の手動操作による解錠を阻止し、
且つこの時の手動操作によるドアロック本体の損傷を防
止することが可能なドアロック駆動装置の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ドアを施
錠、解錠するドアロック本体と、このドアロック本体を
作動させるアクチュエータと、手動操作により前記ドア
ロック本体を機械的に作動させる手動操作手段とを備え
たドアロック駆動装置において、前記アクチュエータ
は、回転出力を発生する出力軸を有するアクチュエータ
本体と、前記出力軸と連動して前記出力軸を中心にして
回動する第1レバーと、この第1レバーに重ね合わさ
れ、前記出力軸に回動自在に支持され、前記手動操作手
段と連動して前記出力軸を中心にして回動する第2レバ
ーと、前記第1レバーと前記第2レバーとの間で前記出
力軸の径方向に進退自在に保持され、前記出力軸の径方
向へ前進すると前記第1レバーと前記第2レバーとを係
合させ、後退すると前記第1レバーと前記第2レバーと
を解放する係合手段と、この係合手段を前進する方向に
付勢する弾性手段と、前記アクチュエータ本体により前
記ドアロック本体を施錠したときのみ、前記弾性手段の
弾性力に抗して前記係合手段を後退する方向に変位させ
る解放手段と、内部に、前記アクチュエータ本体、前記
第1レバー、前記第2レバー、前記係合手段、前記弾性
手段および前記解放手段を収納するケースと、このケー
スの外側に配置され、且つ前記第2レバーとは別体で構
成され、前記手動操作手段と前記第2レバーとを連結す
る連結手段とを備えた技術手段を採用した。
【0006】
【作用】この発明によれば、アクチュエータのアクチュ
エータ本体によりドアロック本体を施錠したときに解放
手段によって弾性手段の弾性力に抗して係合手段を後退
する方向に変位させることにより、係合手段がアクチュ
エータ本体の出力軸の径方向へ後退する。これにより、
アクチュエータ本体の出力軸と連動する第1レバーと手
動操作手段と連動する第2レバーとが解放されるので、
ドアロック本体と手動操作手段との連動状態が解除され
る。このため、連結手段を介して手動操作手段を使用し
てドアロック本体を無理やり解錠しようとしても、ドア
ロック本体が解錠することはなく、またドアロック本体
が損傷することもない。
【0007】また、手動操作手段を手動操作することに
より移動し、且つ手動操作手段と第2レバーとを連結す
る連結手段を、アクチュエータのケースの外側に配置し
たため、アクチュエータ本体、第1レバー、第2レバ
ー、係合手段、弾性手段および解放手段を、アクチュエ
ータのケース内に収納することが可能になる。したがっ
て、アクチュエータ周りに侵入してくる雨水や泥、ある
いは埃がアクチュエータ本体、第1レバー、第2レバ
ー、係合手段、弾性手段および解放手段に付着すること
確実に防げる。これにより、第1レバーと第2レバー
との間の摺動抵抗が増大して第1レバーと第2レバーと
が作動不良となることを防げる。
【0008】
【実施例】
〔実施例の構成〕次に、この発明のドアロック駆動装置
を図1ないし図7に示す一実施例に基づいて説明する。
図1および図2はドアロック駆動装置を示した図であ
る。
【0009】ドアロック駆動装置1は、自動車の運転席
側ドアの施錠、解錠を行うドアロック本体2と、ドアロ
ック本体2を自動車の車室内より施錠、解錠するときに
手動操作されるノブ3と、ドアロック本体2を自動車の
車室外から施錠、解錠するときにキー(図示せず)を差
し込むためのキーシリンダ(図示せず)や集中ドアロッ
クスイッチ(図示せず)等の指示手段からの施錠、解錠
の指示に従ってドアロック本体2を作動させるアクチュ
エータ4とを備えている。
【0010】ドアロック本体2は、運転席側ドアのアウ
タパネル(図示せず)とインナパネル(図示せず)との
間に固定されている。このドアロック本体2は、車体側
に固定されたストライカ(図示せず)と噛み合う。
【0011】キーシリンダや集中ドアロックスイッチ
は、ドアロック本体2の施錠、解錠を指示する指示手段
として働く。すなわち、キーシリンダは、差し込まれた
キーを回すことにより、ドアロック本体2の解錠、ドア
ロック本体2の施錠およびドアロック本体2のスーパー
ロックを電気信号を用いてアクチュエータ4に指示す
る。また、集中ドアロックスイッチは、施錠(ロック)
側または解錠(アンロック)側を押すことにより、自動
車の全てのドアあるいは運転席側ドアを除くドアのドア
ロック本体2の解錠、ドアロック本体2の施錠を電気信
号を用いてアクチュエータ4に指示する。
【0012】なお、キーは、ドアロック本体2が解錠さ
れている時にキーシリンダ内にキーを差し込んでから1
回回すことにより施錠位置、スーパーロック位置の順に
指示させるようにしても良く、キーシリンダ内にキーを
差し込んでから1回回して施錠位置を指示し、その後に
1度キーを戻してから再度回してスーパーロック指示す
るようにして良い。
【0013】また、キーシリンダは、ドアロック本体2
をキーの操作に応じて機械的に作動させるようになって
いる。そして、自動車の運転席側ドアを除く他のドア
(例えば助手席側ドア、後席側ドア、スライドドア、バ
ックドア)のドアロック本体2とキーシリンダとは機械
的に連結されておらず、これらはキーシリンダからの解
錠、施錠およびスーパーロックの指示に従って各々のア
クチュエータにより作動させるようになっている。な
お、助手席側ドアのキーシリンダからの解錠、施錠およ
びスーパーロックの指示に従って各々のドア(例えば運
転席側ドア、後席側ドア、スライドドア、バックドア)
のアクチュエータにより作動させるようにしても良い。
【0014】ノブ3は、この発明の手動操作手段であっ
て、運転席側ドアのインナパネルに形成された穴(図示
せず)を挿通した状態でドアトリムに昇降自在に取り付
けられている。すなわち、ノブ3は、ドアロック本体2
を解錠するアンロック(解錠)位置、ドアロック本体2
を施錠するロック(施錠)位置の2つのポジションを持
つ。このノブ3の下方からは、ノブ3より小さい径の丸
棒状のリンクロッド(以下ロッドと略す)5が延びてい
る。ロッド5は、この発明の連結手段であって、運転席
側ドアのアウタパネルとインナパネルとの間に昇降自在
に取り付けられ、下端部がL字状に曲げられており、そ
のL字状に曲げられた部分がノブアウタレバー(以下ノ
ブレバーと略す)36の穴36a内に嵌め合わされてい
る。そのノブレバー36は、この発明の連結手段であっ
て、ノブ3を手動操作することにより移動し、ロッド5
を介してノブ3とアクチュエータ4のノブインナレバー
10とを連結するリンクレバーである。そして、ノブレ
バー36は、アクチュエータ4のケース6の外側に一部
(円筒部34の先端部)が突出したノブインナレバー1
0の円筒部34の外周に固定されて、ノブインナレバー
10と共に出力軸21を中心に回動する。
【0015】次に、アクチュエータ4の構造を図1ない
し図7に基づいて詳細に説明する。ここで、図3ないし
図7はアクチュエータ4の主要部を示した図である。こ
のアクチュエータ4は、ドアロック本体2を施錠した
り、解錠したりする手段であって、運転席側ドアのアウ
タパネルとインナパネルとの間に取り付けられている。
アクチュエータ4のケース6は、図1および図2に示し
たように、アッパーケース6aとロアケース6bから構
成されている。なお、アッパーケース6aとロアケース
6bとの間には、ケース6の内部に水等が浸入すること
を防止するためのパッキン60が装着されている。そし
て、ケース6内部には、駆動源としての1個の電動モー
タ7、アクチュエータ本体8、ニュートラルレバー9、
ノブインナーレバー10、ボール11、スプリング1
2、解錠側ゴムクッション13、施錠側ゴムクッション
14およびマイクロスイッチ15等が収められている。
【0016】電動モータ7は、キーシリンダからの指示
や、車速検知式または手動操作式の集中ドアロックスイ
ッチあるいはリモコンドアロック等の指示手段の設定位
置(解錠位置、施錠位置またはスーパーロック位置)に
応じた指示に基づいて、解錠側、施錠側またはスーパー
ロック側に、アクチュエータ本体8を駆動するように通
電される。この電動モータ7は、駆動軸16の外周にピ
ニオン17を圧入している。
【0017】アクチュエータ本体8は、電動モータ7の
ピニオン17に噛み合うギヤ18、このギヤ18に一体
形成されたピニオン19、このピニオン19に噛み合う
セクタギヤ20、およびニュートラルレバー9を介して
セクタギヤ20に連結した出力軸21等から構成されて
いる。
【0018】セクタギヤ20は、出力軸21を中心にし
て回動するもので、ドアロック本体2を解錠するアンロ
ック(解錠)位置、ドアロック本体2を施錠するロック
(施錠)位置およびドアロック本体2の施錠時にノブ3
の手動操作による解錠を阻止するスーパーロック位置と
いう3つのポジション(回動位置)を持つ。このセクタ
ギヤ20の一端面には、円弧状の取付溝20aが形成さ
れている。この取付溝20a内には、セクタギヤ20を
中立復帰させ、手動操作力を軽減させるためのスプリン
グ23が装着されている。このスプリング23は、セク
タギヤ20の一端面にねじ24により締結された押さえ
プレート25によって取付溝20aからの飛び出しが防
止されている。また、セクタギヤ20に伝達される電動
モータ7の駆動力は、セクタギヤ20の嵌合凹部26と
ニュートラルレバー9の嵌合凸部27との嵌め合いによ
って出力軸21に伝達される。
【0019】アクチュエータ本体8の出力軸21は、ニ
ュートラルレバー9にインサート成形されており、セク
タギヤ20の各ポジションに応じて回動する。この出力
軸21は、ケース6に回転自在に支持されており、アッ
パーケース6aより突出した端部にロッキングレバー2
2が固定されている。このロッキングレバー22の開放
端には、穴22aが形成されており、この穴22a内に
はドアロック本体2に連結するジョイント28が嵌め合
わされている。
【0020】ニュートラルレバー9は、この発明の第1
レバーであって、樹脂により一体形成されており、ドア
ロック本体2を解錠するアンロック(解錠)位置、ドア
ロック本体2を施錠するロック(施錠)位置およびドア
ロック本体2の施錠時にノブ3の手動操作による解錠を
阻止するスーパーロック位置という3つのポジション
(回動位置)を持つ。
【0021】そして、ニュートラルレバー9は、図3な
いし図7に示したように、アクチュエータ本体8の出力
軸21と一体的に回動動作を行うものである。このニュ
ートラルレバー9は、軸心部分に出力軸21がインサー
ト成形される円筒状のボス部29を有し、且つこのボス
部29より扇状に広がった扇状部30を有している。そ
して、扇状部30の外周縁のノブインナーレバー10と
の対向面には、円弧状壁31がノブインナーレバー10
側に突出するように形成されている。
【0022】さらに、円弧状壁31の内周面には、ボー
ル11が係合する係合溝32、およびこの係合溝32に
隣設して略円弧状面33が形成されている。そして、扇
状部30の解錠側端縁は、ニュートラルレバー9が回転
してアンロック位置に到達した際に解錠側ゴムクッショ
ン13に接触して係止される。また、扇状部30の施錠
側端縁は、ニュートラルレバー9が回転してスーパーロ
ック位置に到達した際に施錠側ゴムクッション14に接
触して係止される。
【0023】ノブインナーレバー10は、この発明の第
2レバーであって、樹脂により一体形成されており、ド
アロック本体2を解錠するアンロック(解錠)位置、ド
アロック本体2を施錠するロック(施錠)位置という2
つのポジション(回動位置)を持つ。
【0024】そして、ノブインナーレバー10は、図3
ないし図7に示したように、アクチュエータ本体8の出
力軸21の外周に回転自在に支持される円筒部34、お
よびこの円筒部34より扇状に広げられ、ニュートラル
レバー9の扇状部30と重なり合う扇状部35を有して
いる。なお、円筒部34のアッパーケース6aより突出
した部分には、ノブ3のロッド5に連結するノブレバー
36が固定されている。
【0025】また、扇状部35は、ニュートラルレバー
9の扇状部30より周方向にて大型化しているので、ノ
ブインナーレバー10の回動範囲はニュートラルレバー
9より小さい。そして、扇状部35には、ニュートラル
レバー9の扇状部30側に膨出形成された扇状の肉厚部
37が形成されている。この肉厚部37のニュートラル
レバー9の円弧状壁31の内周面に対向した対向面(外
周面)には、ボール11およびスプリング12を収納保
持する収納溝38が形成されている。
【0026】さらに、扇状部35の外周面には、マイク
ロスイッチ15のピンボタン39を押すことが可能な張
出片40が形成されている。また、扇状部35のアッパ
ーケース6a側面には、ノブ3の設定位置を検出するた
めの複数の接点41が取り付けられており、これらの接
点41はアッパーケース6aに固定された基板42に摺
接するようになっている。そして、ノブインナーレバー
10がアンロック位置に設定されているとき、複数の接
点41に摺接された基板42は、図示しないコンピュー
タにオン信号を出力し、ロック位置に設定されていると
き、コンピュータにオフ信号を出力する。コンピュータ
は、オン信号を入力しているとき、例えば自動車の車速
が所定の車速(例えば20km/h)以上になった際に電
動モータ7を通電してアクチュエータ本体8を作動させ
てドアロック本体2を施錠するように自動制御する。
【0027】扇状部35の解錠側端縁は、ノブインナー
レバー10が回転してアンロック位置に到達した際に解
錠側ゴムクッション13に接触して係止される。また、
扇状部35の施錠側端縁は、ノブインナーレバー10が
回転してロック位置に到達した際に施錠側ゴムクッショ
ン14に接触して係止される。
【0028】ボール11は、この発明の係合手段であっ
て、金属または樹脂により球状に形成されており、ニュ
ートラルレバー9とノブインナーレバー10との間、す
なわち収納溝38内でアクチュエータ本体8の出力軸2
1の径方向に進退自在に収納保持されている。このボー
ル11は、出力軸21の径方向に前進してニュートラル
レバー9の係合溝32に係合すると、ニュートラルレバ
ー9とノブインナーレバー10とを駆動連結するように
働く。また、ボール11は、出力軸21の径方向に後退
してニュートラルレバー9の係合溝32より離脱して円
弧状壁31の略円弧状面33に当接すると、ニュートラ
ルレバー9とノブインナーレバー10とを駆動連結を解
除するように働く。
【0029】スプリング12は、この発明の弾性手段で
あって、ボール11をニュートラルレバー9の円弧状壁
31の係合溝32または略円弧状面33へ押し当てる方
向に付勢する。このスプリング12は、一端がボール1
1に保持され、他端がノブインナーレバー10の収納溝
38の底壁面に保持されている。なお、ニュートラルレ
バー9、ノブインナーレバー10、ボール11およびス
プリング12によりスーパーロック機構が構成される。
【0030】解錠側ゴムクッション13および施錠側ゴ
ムクッション14は、ケース6のロアケース6bの内壁
面に固定され、ニュートラルレバー9、ノブインナーレ
バー10およびセクタギヤ20を係止する際の衝撃を吸
収する働きをする。なお、施錠側ゴムクッション14
は、この発明の解放手段であって、ノブインナーレバー
10の扇状部35の施錠側端縁を係止した状態で、ニュ
ートラルレバー9がスーパーロック位置側に回動した際
に、スプリング12の弾性力に抗してボール11を係合
溝32から略円弧状面33へ離脱させる働きをする。
【0031】マイクロスイッチ15のピンボタン39
は、ノブインナーレバー10の張出片40により押され
ると、回路の切替により電動モータ7への通電を停止す
るようになっている。電動モータ7への通電停止は、例
えば端子間ショートによりなされる。
【0032】〔実施例の作用〕次に、この実施例の作用
を図1ないし図7に基づいて簡単に説明する。ここで、
図4ないし図7はドアロック駆動装置1の各作動状態を
示した図である。
【0033】(ドアロック本体2のアンロック時) ドアロック本体2が解錠しているときには、図4に示し
たように、ノブ3がアンロック位置に設定されること
で、ロッド5を介してノブレバー36もアンロック位置
に設定される。そして、ニュートラルレバー9とノブイ
ンナレバー10もアンロック位置に設定されて各々の扇
状部30、35の解錠側端縁が解錠側ゴムクッション1
3に接触して係止されている。
【0034】(車室外からのドアロック本体2のロック
時)次に、ドアロック本体2を自動車の車室外から施錠
する場合には、キーシリンダ内にキーを差し込んでキー
を回してドアロック本体2の施錠を指示する。すると、
電動モータ7が解錠状態から施錠側に通電されることに
より、アクチュエータ本体8がロック位置側に駆動され
る。これにより、ニュートラルレバー9がロック位置側
に回転し、且つこのニュートラルレバー9に一体形成さ
れた出力軸21と一体的に回転するロッキングレバー2
2にジョイント28を介して連結しているドアロック本
体2が施錠側に作動する。
【0035】このとき、スプリング12の弾性力によっ
て、ニュートラルレバー9の係合溝32とボール11と
が係合しているので、ニュートラルレバー9の動きにノ
ブインナーレバー10も追随し、ノブインナーレバー1
0がアクチュエータ本体8の出力軸21を中心にロック
位置側に回転する。そして、図5に示したように、ノブ
インナーレバー10の扇状部35の施錠側端縁が施錠側
ゴムクッション14に接触して係止される。
【0036】また、このとき、マイクロスイッチ15の
ピンボタン39がノブインナーレバー10の張出片40
により押されるため電動モータ7の施錠側への通電も一
旦停止する。これにより、アクチュエータ本体8の出力
軸21、ニュートラルレバー9およびノブインナーレバ
ー10の回転が停止して、ドアロック本体2が施錠さ
れ、ノブ3が下降してロック位置に設定される。したが
って、自動車の運転席側のドアが施錠され、これと連動
してその他のドアも施錠される。
【0037】(車室内によるドアロック本体2のロック
時) 次に、ドアロック本体2を自動車の車室内で施錠する場
合には、ノブ3を手動操作によりロック位置側に下げ
る。すると、ノブ3にロッド5を介して連結している
ブレバー36がアクチュエータ本体8の出力軸21を中
心にしてロック位置側に回転する。このとき、アクチュ
エータ4のケース6から円筒部34が突出しており、そ
の円筒部34の端部の外周にノブレバー36が固定され
ているノブインナレバー10も、ノブレバー36と一緒
に出力軸21を中心にしてロック位置側に回転する。
のとき、スプリング12の押圧力によって、ニュートラ
ルレバー9の係合溝32とボール11とが係合している
ので、ノブインナレバー10の動きにニュートラルレバ
ー9も追随し、ニュートラルレバー9がアクチュエータ
本体8の出力軸21を中心にロック位置側に回転する。
【0038】そして、図5に示したように、ノブインナ
ーレバー10の扇状部35の施錠側端縁が施錠側ゴムク
ッション14に接触して回転が停止する。これにより、
ニュートラルレバー9に一体形成された出力軸21と一
体的に回転するロッキングレバー22にジョイント28
を介して連結しているドアロック本体2が施錠側に作動
して、自動車の運転席側のドアが施錠され、これと連動
してその他のドアも施錠される。
【0039】(ドアロック本体2のスーパーロック時)
次に、ドアロック本体2をスーパーロックする場合に
は、キーシリンダ内にキーを差し込んでキーを回してド
アロック本体2のスーパーロックを指示する。すると、
電動モータ7が施錠状態からスーパーロック側に通電さ
れることにより、アクチュエータ本体8がスーパーロッ
ク位置側に駆動される。これにより、ニュートラルレバ
ー9がスーパーロック位置側に回転するので、ニュート
ラルレバー9に一体形成された出力軸21と一体的に回
転するロッキングレバー22にジョイント28を介して
連結しているドアロック本体2がスーパーロック側に作
動する。
【0040】ここで、ニュートラルレバー9が余裕回転
角θ(図5参照)分だけスーパーロック位置側に回転す
ると、ノブインナーレバー10のスーパーロック位置側
への回転が施錠側ゴムクッション14によって規制され
ているため、スプリング12が撓んで、ボール11がニ
ュートラルレバー9の係合溝32の斜面を乗り越えて略
円弧状面33へ離脱することにより、係合溝32とボー
ル11との係合状態が外れる。これにより、ニュートラ
ルレバー9とノブインナーレバー10との連動状態が解
除され、ニュートラルレバー9の扇状部30の施錠側端
縁が施錠側ゴムクッション14に接触して係止されるこ
とによって、図6に示したように、アクチュエータ本体
8の出力軸21とニュートラルレバー9がスーパーロッ
ク位置に設定される。
【0041】したがって、出力軸21に固定されたロッ
キングレバー22にジョイント28を介して連結してい
るドアロック本体2がスーパーロック状態となるため、
自動車の運転席側のドアがスーパーロックされ、これと
連動してその他のドアもスーパーロックされる。なお、
ノブ3はノブインナーレバー10が回転しないため、ロ
ック位置に止まる。
【0042】(ドアロック本体2のスーパーロック状態
時のノブ3の手動操作時) 次に、ドアロック本体2がスーパーロック状態のとき
に、ノブ3を手動操作することによりドアロック本体2
を無理やり解錠させようとしても、すなわち、ノブレバ
ー36およびノブインナレバー10を出力軸21を中心
にしてアンロック位置側に回転させても、図7に示した
ように、ボール11がニュートラルレバー9の円弧状壁
31の略円弧状面33を滑るだけで、ニュートラルレバ
ー9は回転しないので、ドアロック本体2を解錠できな
い。また、ドアロック本体2、電動モータ7、アクチュ
エータ本体8およびアクチュエータ本体8の出力軸21
に過大な荷重が加わらないので、ドアロック本体2やア
クチュエータ4の構成部品が損傷することはない。
【0043】次に、キーをキーシリンダ内に差し込んで
操作してアクチュエータ4を作動させることにより、ニ
ュートラルレバー9をアンロック方向に回転させると、
再度ニュートラルレバー9の係合溝32とボール11と
が係合することによりニュートラルレバー9とノブイン
ナーレバー10は連動状態となり通常の施錠や解錠が可
能となる。
【0044】〔実施例の効果〕 以上のように、この実施例のドアロック駆動装置1は、
ドアロック本体2がスーパーロック状態のときに、ドア
ロック本体2およびアクチュエータ4とノブ3との連動
状態を解除することができる。これにより、ドアロック
本体2およびアクチュエータ4の損傷を防止することが
できると共に、ノブ3の手動操作によるドアロック本体
2の解錠を阻止することができ、自動車の盗難等を防止
することができる。また、ロッド5を介してノブ3とノ
ブインナレバー10とを連結するノブレバー36を、ア
クチュエータ4のケース6の外側に配置したため、アク
チュエータ本体8、ニュートラルレバー9、ノブインナ
レバー10、ボール11、スプリング12、解錠側ゴム
クッション13および施錠側ゴムクッション14を、ア
クチュエータ4のケース6内に収納することが可能とな
る。したがって、アクチュエータ4周りに侵入してくる
雨水や泥または埃が、アクチュエータ本体8、ニュート
ラルレバー9、ノブインナレバー10、ボール11、ス
プリング12、解錠側ゴムクッション13および施錠側
ゴムクッション14に付着することを確実に防止するこ
とができる。これにより、ニュートラルレバー9とノブ
インナレバー10との間の摺動抵抗が増大してニュート
ラルレバー9とノブインナレバー10ととが作動不良と
なることを防止することができる。
【0045】そして、アクチュエータ本体8の駆動する
電動モータ7によって、ノブ3とアクチュエータ本体8
およびドアロック本体2との連動と連動状態の解除を行
うようにしているので、電動モータ7が複数個必要とな
らず、製品コストを低下させることができる。その上、
アクチュエータ4のケース6内に他の電動モータを収納
するスペースが不要となるので、ケース6の体格をコン
パクト化することができ、取付スペースを縮小化するこ
とができる。さらに、バッテリー上がりや電動モータ7
が故障しても、キー操作によりドアロック本体2のスー
パーロック状態を解除できるので、バッテリー上がりや
電動モータ7の故障時にもドアロック本体2の解錠、施
錠を行うことができる。
【0046】そして、ドアロック本体2のアクチュエー
タ4は、ドアロック本体2を施錠するロック(施錠)位
置とスーパロック位置との切り替え時に、動かないニュ
ートラルレバー9の円弧状壁31の略円弧状面33を摺
動するものは球形状のボール11のみである。すなわ
ち、動くノブレバー36およびノブインナレバー10
は、動かないニュートラルレバー9と摺動しないため、
その切り替え時の摩擦抵抗は非常に小さいものとなり、
アクチュエータ4のロック(施錠)状態とスーパロック
状態との切り替えをスムーズに行うことができる。そし
て、ニュートラルレバー9とノブインナレバー10とを
係合させることにより、ドアロック本体2とノブ3とを
連動状態にするボール11をニュートラルレバー9の係
合溝32側に付勢するスプリング12を設けている。ま
た、係合手段としてのボール11が、球形状で、しかも
アクチュエータ本体8の出力軸21の径方向へ進退自在
に移動するように構成されている。このため、ボール1
1とスプリング12とがこじれることはなく、ニュート
ラルレバー9とノブインナレバー10とが確実に作動す
るため、ドアロック駆動装置1として信頼性に優れてい
る。
【0047】そして、マイクロスイッチ15や基板42
がケース6のアッパーケース6aの内壁面に取り付けら
れており、しかもマイクロスイッチ15のピンボタン3
9を押す張出片40や基板42に摺接する複数の接点4
1が共に最もアッパーケース6a側に回動自在に取り付
けられたノブインナーレバー10に一体的に設けられて
いる。このため、アッパーケース6a付近に電気部品を
集中的に設けることができ、且つ接点41や張出片40
の被接触部品までの長さを短縮することができるので、
アクチュエータ4をコンパクト化することができる。
【0048】〔変形例〕この実施例では、キーシリンダ
内にキーを差し込んでドアロック本体2の解錠、施錠、
スーパーロックを指示したが、リモートコントローラを
用いてドアロック本体2の解錠、施錠、スーパーロック
を指示しても良い。また、施錠位置とスーパーロック位
置とが同じ回動位置でも良い。なお、この発明を自動車
のトランクリッドの施錠、解錠に用いても良い。この実
施例では、係合手段としてボール11を用いたが、係合
手段として先端が球面に形成された棒状の部材を用いて
も良い。
【0049】この実施例では、弾性手段としてスプリン
グ12を用いたが、弾性手段として合成ゴムやプラスチ
ック等の弾性変形可能な樹脂、板ばね等の弾性変形可能
な金属等を用いても良い。また、第1レバーとしてのニ
ュートラルレバー9と第2レバーとしてのノブインナー
レバー10の形状は扇状に限られるものではない。
【0050】そして、係合手段を第2レバーとしてのノ
ブインナーレバー10側で保持し、被係合部を第1レバ
ーとしてのニュートラルレバー9に設けても良い。ま
た、弾性手段は、係合手段に固定して一体的に形成して
も良く、第1レバーまたは第2レバーのいずれかのレバ
ーに一体的に形成しても良い。
【0051】この実施例では、解放手段として1個の施
錠側ゴムクッション14を設けたが、解放手段として第
1レバーとしてのニュートラルレバー9と第2レバーと
してのノブインナーレバー10との回転停止時期が異な
るように回転を規制する2個の規制手段を設けても良
い。
【0052】
【発明の効果】この発明は、アクチュエータによりドア
ロック本体を施錠したときにドアロック本体と手動操作
手段との連動状態が解除されるので、手動操作手段を手
動操作することによりドアロック本体を無理やり解錠し
ようとしても、ドアロック本体の解錠を阻止することが
でき、且つドアロック本体の損傷を防止することができ
る。
【0053】そして、アクチュエータ周りに侵入してく
る雨水や泥、あるいは埃がアクチュエータ本体、第1レ
バー、第2レバー、係合手段、弾性手段および解放手段
に付着することを確実に防止できる。また、ドアロック
本体の施錠時に手動操作手段の手動操作による解錠を阻
止するためのスーパーロック機構を、アクチュエータの
ケース内に収納することができるので、スーパーロック
機構の防水性も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるドアロック駆動装置
を示した平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の一実施例にかかるアクチュエータの主
要部を示した分解図である。
【図4】本発明の一実施例のアンロック時の作動状態を
示した説明図である。
【図5】本発明の一実施例のロック時の作動状態を示し
た説明図である。
【図6】本発明の一実施例のスーパーロック時の作動状
態を示した説明図である。
【図7】本発明の一実施例のスーパーロック時のノブ手
動操作時の作動状態を示した説明図である。
【符号の説明】
1 ドアロック駆動装置 2 ドアロック本体 3 ノブ(手動操作手段) 4 アクチュエータ 6 ケース 7 電動モータ 8 アクチュエータ本体 9 ニュートラルレバー(第1レバー) 10 ノブインナレバー(第2レバー) 11 ボール(係合手段) 12 スプリング(弾性手段) 13 解錠側ゴムクッション 14 施錠側ゴムクッション(解放手段) 21 アクチュエータ本体の出力軸 31 円弧状壁 32 係合溝36 ノブレバー(連結手段) 38 収納溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹山 博司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 中尾 和弘 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 井上 二郎 山梨県韮崎市大草町下条西割1200番地 三井金属鉱業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−346644(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 65/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアを施錠、解錠するドアロック本体と、
    このドアロック本体を作動させるアクチュエータと、手
    動操作により前記ドアロック本体を機械的に作動させる
    手動操作手段とを備えたドアロック駆動装置において、 前記アクチュエータは、回転出力を発生する出力軸を有
    するアクチュエータ本体と、前記出力軸と 連動して前記出力軸を中心にして回動する
    第1レバーと、 この第1レバーに重ね合わされ、前記出力軸に回動自在
    に支持され、前記手動操作手段と連動して前記出力軸を
    中心にして回動する第2レバーと、 前記第1レバーと前記第2レバーとの間で前記出力軸の
    径方向に進退自在に保持され、前記出力軸の径方向へ前
    進すると前記第1レバーと前記第2レバーとを係合さ
    せ、後退すると前記第1レバーと前記第2レバーとを解
    放する係合手段と、 この係合手段を前進する方向に付勢する弾性手段と、 前記アクチュエータ本体により前記ドアロック本体を施
    錠したときのみ、前記弾性手段の弾性力に抗して前記係
    合手段を後退する方向に変位させる解放手段と、内部に、 前記アクチュエータ本体、前記第1レバー、前
    記第2レバー、前記係合手段、前記弾性手段および前記
    解放手段を収納するケースと、 このケースの外側に配置され、且つ前記第2レバーとは
    別体で構成され、前記手動操作手段と前記第2レバーと
    を連結する連結手段と を備えたことを特徴とするドアロ
    ック駆動装置。
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DE202012002853U1 (de) * 2012-03-20 2013-06-21 Kiekert Ag Kraftfahrzeugtürverschluss
DE202012002858U1 (de) * 2012-03-20 2013-06-24 Kiekert Ag Kraftfahrzeugtürverschluss
JP6442757B2 (ja) * 2014-05-21 2018-12-26 三井金属アクト株式会社 バックドアロック装置

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