JP3954764B2 - 電気錠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉に設けられた既設のシリンダ錠に代えて扉外面に後付けすることが可能な電気錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドア等に既に設置されているシリンダ錠を、電気的に施解錠できるようにするため、その既設のシリンダ錠を解錠状態に保持するとともに、外部(室外側)から回動操作できるように外部操作部材を連結し、その外部操作部材の回動をソレノイドで規制するように構成した電気錠が知られている(特開平8−189233号公報参照 出願日:平成6年12月31日 出願人:美和ロック株式会社)。
【0003】
また、室内側のサムターンの代わりに電気駆動装置を取り付け、施解錠信号により駆動軸を回動させてデッドボルトを操作するように構成した電気錠も知られている(特許番号第2575389号参照 発明の名称:電気施解錠装置 出願日:昭和62年5月15日 登録日:平成8年10月24日 特許権者:松下電工株式会社)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前者の電気錠にあっては、外部操作部材を手動操作する構成になっていることから、信号の入力によって自動的に施解錠することができなかった。また、シリンダ錠を直接操作することができないため、施錠状態で電気的なトラブルが発生したときには解錠することができなかった。さらに、ドアの外面から、かなり突出する構成の電気錠であった。
【0005】
一方、後者の電気錠にあっては、上記の問題点が解消されるものの、電気駆動装置が駆動軸に連結する構成になっていることから、手動操作の際の操作性が極めて悪く、使い勝手の悪い電気錠であった。また、電気駆動装置を室内側に設けていることから、信号の入力、受信装置を別途室外側等に設けなければならず、取り付け作業に支障を来していた。
【0006】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされるもので、扉外面に後付けすることが可能であって、電気的な施解錠と手動操作による施解錠を各々独立して行うことができる、コンパクトな電気錠を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の電気錠は、室内側となる扉内面に設けたサムターンによって回動するハブを有し、該ハブの回動によりデッドボルトが出没して施解錠する錠本体を電気的に駆動する電気錠であって、室外側となる扉外面に配置され、前記ハブと連動しかつ同軸上で回動可能に扉の既設のシリンダ錠の位置に配設される力軸ジョイントと、該出力軸ジョイントに直結されて前記デッドボルトの出没に応じた施解錠位置に回動され、外周面に外側係合部が、内周面に内側係合部がそれぞれ形成された略円筒状の筒部を有する伝達軸とから構成された施解錠操作伝達手段と、施解錠に応じて中立位置から相反する方向に電気的に回動した後前記中立位置に戻され、該中立位置への戻しを許容する遊びをもって前記伝達軸の前記外側係合部と係合し、前記伝達軸を施解錠位置に電気的に回動させる駆動力伝達手段と、キーによる施解錠に応じてキー抜き取り位置から相反する方向に回動された後前記キー抜き取り位置に戻されるロータを有するキーシリンダ錠と、前記ロータに直結され、かつ前記ロータの戻しを許容する遊びをもって前記伝達軸の前記内側係合部に連結するキージョイントとからなり、キーによる前記キーシリンダ錠の施解錠に応じて前記伝達軸を施解錠位置に機械的に回動させる機械式錠装置とを備えることを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の本発明の電気錠は、請求項1記載の電気錠において、前記伝達軸、前記駆動力伝達手段及び前記キージョイントは錠ユニットとしてまとめられて、前記シリンダ錠が設けられているエスカッションに止着されることを特徴としている。
【0011】
請求項3記載の本発明の電気錠は、請求項1又は2記載の電気錠において、前記駆動力伝達手段は、モータと、該モータの駆動により回動する第一被駆動部と、バネ部材の付勢力により前記第一被駆動部と一体にされ、前記第一被駆動部の回動によって前記第一被駆動部とともに回動し、前記付勢力に抗して前記第一被駆動部と独立に回動する第二被駆動部とからなり、該第二被駆動部が前記戻しを許容する遊びをもって前記伝達軸の前記外側係合部と係合することを特徴としている。
【0013】
請求項1に記載された本発明によれば、電気錠は、室内側となる扉内面に設けたサムターンによって回動するハブを有し、該ハブの回動によりデッドボルトが出没して施解錠する錠本体を電気的に駆動するものであって、施解錠操作伝達手段と、駆動力伝達手段と、機械式錠装置とを備える。
施解錠操作伝達手段は、室外側となる扉外面に配置され、ハブと連動しかつ同軸上で回動可能に扉の既設のシリンダ錠の位置に配設される力軸ジョイントと、該出力軸ジョイントに直結されてデッドボルトの出没に応じた施解錠位置に回動され、外周面に外側係合部が、内周面に内側係合部がそれぞれ形成された略円筒状の筒部を有する伝達軸とから構成されている。
、駆動力伝達手段は、施解錠に応じて中立位置から相反する方向に電気的に回動した後中立位置に戻され、該中立位置への戻しを許容する遊びをもって伝達軸の外側係合部と係合し、伝達軸を施解錠位置に電気的に回動させる。
機械式錠装置は、キーによる施解錠に応じてキー抜き取り位置から相反する方向に回動された後キー抜き取り位置に戻されるロータを有するキーシリンダ錠と、ロータに直結され、かつロータの戻しを許容する遊びをもって伝達軸の内側係合部に連結するキージョイントとからなり、キーによる前記キーシリンダ錠の施解錠に応じて前記伝達軸を施解錠位置に機械的に回動させる。
したがって、駆動力伝達手段と機械式錠装置は、各々独立して施解錠操作伝達手段を駆動する。ハブに連動する施解錠操作伝達手段は、電気的にも機械的にも駆動される。
【0015】
請求項2に記載された本発明によれば、伝達軸、駆動力伝達手段及びキージョイントは錠ユニットとしてまとめられて、シリンダ錠が設けられているエスカッションに止着されるので、出力軸ジョイントとシリンダ錠との間には、これら以外をまとめた錠ユニットが配置され、電気錠はコンパクトな構成になる。
【0017】
請求項3に記載された本発明によれば、駆動力伝達手段は、モータと、該モータの駆動により回動する第一被駆動部と、バネ部材の付勢力により第一被駆動部と一体にされ、第一被駆動部の回動によって第一被駆動部とともに回動し、付勢力に抗して第一被駆動部と独立に回動する第二被駆動部とからなり、第二被駆動部が中立位置への戻しを許容する遊びをもって伝達軸の外側係合部と係合するようになっているので、施錠後第二被駆動部が中立位置に戻されていないとき、シリンダ錠をキーによって解錠操作することで、第二被駆動部のみを付勢力に抗して回動できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は本発明の電気錠の一実施の形態を示す扉の縦断面図である。また、図2は扉の横断面図である。
【0020】
図1又は図2において、扉1には既知構成の箱錠2が設けられている。その箱錠2より扉1の両側には、室内側のハンドル3と、室外側のハンドル4とが設けられている。ハンドル3は、扉内面5に設けられる丸座6を介して突出し、中間で90゜折れ曲がった略L字状に形成されている。また、ハンドル4も同様に形成されている。
【0021】
箱錠2のハンドル3及びハンドル4の間には、ラッチボルト7が設けられている。ラッチボルト7の上方には、施錠を行うデッドボルト8が出没自在に設けられている。デッドボルト8を駆動する図示しない駆動軸の一端には、手動操作で施錠、解錠を行うサムターン9が設けられている。サムターン9と扉内面5との間には、サムターン座10を覆う丸形のキャップ11が設けられている。
【0022】
一方、扉外面12には、本発明に係る電気錠21が設けられている。電気錠21は、上記図示しない駆動軸の他端に設けられる既設のシリンダ錠(不図示)に代えて扉外面12に後付けされる錠装置である。
【0023】
以下、電気錠21について、構成、作用の順に詳細に説明する。
【0024】
電気錠21は、エスカッション22とそのエスカッション22の裏面を閉塞するバックプレート23とを備えている。エスカッション22の上部には、上端近傍のヒンジ部24により開閉自在となる被覆カバー25が設けられている。被覆カバー25の下側には、シリンダ錠カバー26が設けられている。シリンダ錠カバー26は、その一端がヒンジ部27に回動自在に取り付けられている。ハンドル4の下側には、電池収容部28が設けられている。引用符号29は電池収容部28に対して着脱自在となる蓋部を示している。
【0025】
尚、構成の説明において、上下の方向は、図1におけるエスカッション22の長手方向に一致するものとする。
【0026】
バックプレート23には、扉1内に挿し込まれる複数の取り付け部30が設けられている。取り付け部30には、サムターン座10を介してボルト31が螺合するようになっている。電気錠21は、ボルト31により固着されている。
【0027】
尚、バックプレート23と扉外面12との間には、バックプレート23とほぼ同じ大きさのゴムのクッション材32が設けられている。
【0028】
エスカッション22の被覆カバー25を開けると、複数のスイッチを操作して暗証番号を入力する入力設定部33が露出し、シリンダ錠カバー26を手前に倒すとシリンダ錠34の鍵孔77(図8参照、後述する)にキーを挿し込むことができるようになっている。入力設定部33の裏側には、バックプレート23に沿って図示しない制御部を有する基板35が設けられている。入力設定部33と基板35は、特に図示していないが、電気的に接続されている。
【0029】
シリンダ錠34と上記図示しない駆動軸の他端との間には、錠ユニット36と出力軸ジョイント37とが設けられている。錠ユニット36にシリンダ錠34のロータ38と、出力軸ジョイント37の一端とが取り付けられている。また、出力軸ジョイント37の他端は、上記図示しない駆動軸の他端に直結するように取り付けられている。シリンダ錠34と出力軸ジョイント37と上記図示しない駆動軸とサムターン9とが同軸上に配設されている。
【0030】
錠ユニット36は、挿通されるボルト41を介してシリンダ錠34近傍のエスカッション22に取り付けられている。錠ユニット36は、図3(a)ないし図3(e)のいずれかに示される如く、上ケース42と下ケース43とにより直方体状に形成されている。
【0031】
下ケース43には、円形の孔44が穿設されている。孔44からは後述する筒部74(図4参照)の先端が若干突出するようになっている。上ケース42には、孔44と同じ位置に孔45が形成されている。また、長手方向に沿う一側壁46には、U字状のスリット47が形成されている。スリット47からは、基板35(図1参照)に接続されるワイヤハーネス48が導出されている。
【0032】
上ケース42と下ケース43は、下ケース43側から挿通され上ケース42に螺合するボルト49によって固定されている。また、上ケース42と下ケース43とには、上記ボルト41(図1参照)に対する二つの挿通孔50が形成されている。
【0033】
図4又は図5において、錠ユニット36内には、エスカッション22(図1参照)の上記上部側にモータ56が配設されている。モータ56の駆動軸には、ギア57が設けられており、そのギア57がモータ56よりも下側に配設される第一減速ギア58と噛み合っている。また、第一減速ギア58には、さらに下側に配設される第二減速ギア59が噛合するようになっている。
【0034】
第一減速ギア58は、下ケース43内に突接される軸60に挿通されている。軸60は、上ケース42内に突接される軸受け61に挿通されている。第二減速ギア59も第一減速ギア58と同様に、下ケース43内に突接される軸62に挿通されている。軸62は、上ケース42内に突接される軸受け63に挿通されている。第二減速ギア59は、シリンダ錠34等と同軸に配設されるギア66に噛合するようになっている。
【0035】
ギア66よりも上ケース42側には、第一プリント配線基板67が配設されている。その第一プリント配線基板67とギア66との間には、ギア66を下ケース43側に付勢するテンションスプリング68が配設されている。ギア66は、テンションスプリング68により付勢されることで、下ケース43側に配設される第一クラッチ板69をその接触圧で回動させるようになっている。
【0036】
第一クラッチ板69よりも下ケース43側には、一端側の筒部70が第一プリント配線基板67、テンションスプリング68、ギア66及び第一クラッチ板69に挿通される第二クラッチ板71がシリンダ錠34等と同軸に配設されている。
【0037】
筒部70の内側には、上ケース42と第一プリント配線基板67との間に配設されるキージョイント72の軸部73が挿し込まれている。キージョイント72は、ロータ38に直結するようになっている。
【0038】
第二クラッチ板71の他端側には、筒部74が設けられており、その筒部74に第二プリント配線基板75が挿通されている。また、筒部74の内側を介して上記出力軸ジョイント37が直結するようになっている。
【0039】
尚、出力軸ジョイント37及び第二クラッチ板71は、特許請求の範囲に記載した施解錠操作伝達手段に相当するものとする。また、モータ56、ギア57、第一減速ギア58、第二減速ギア59、ギア66及び第一クラッチ板69は、特許請求の範囲に記載した駆動力伝達手段に相当するものとする。さらに、シリンダ錠34及びキージョイント72は、特許請求の範囲に記載した機械式錠装置に相当するものとする。また、上記図示しない駆動軸が特許請求の範囲に記載したハブに、第二クラッチ板71が特許請求の範囲に記載した伝達軸に、ギア66が特許請求の範囲に記載した第一被駆動部に、テンションスプリング68が特許請求の範囲に記載したバネ部材に、第一クラッチ板69が特許請求の範囲に記載した第二被駆動部に相当するものとする。また、第一プリント配線基板67、第二プリント配線基板75、図示しない制御部、及び後述するブラシ83、100、107等が特許請求の範囲に記載した位置検知手段を構成するものとする。
【0040】
図6又は図8において、上記シリンダ錠34は、既知構成のものと同様の構成であるので詳細な説明は省略するが、前面に鍵孔77が開口しており、キーを挿し込んで施錠、解錠の操作をすることができるようになっている。また、施錠、解錠の操作によりロータ38が施錠又は解錠方向に回動するようになっている。ロータ38には、互いに平行な切り欠き面78、78が形成されている。
【0041】
上記キージョイント72は、上記軸部73とその軸部73の外周に周設される円板状のフランジ80とを備えている。軸部73には、シリンダ錠34側の端面から内方へ凹む接続部81が形成されている。また、上記端面の逆側には、突出部82が形成されている。
【0042】
接続部81は、ロータ38の外形に合わせて形成されている。突出部82は、フランジ80の面に沿った方向の断面形状が略リボン状になるように形成されている。即ち、中心が円柱状であり、その円柱状の外周面に一対の断面扇状の柱が連成されている形状に形成されている。フランジ80には、上記第一プリント配線基板67に接触するブラシ83が設けられている。
【0043】
上記第一プリント配線基板67には、第二クラッチ板71(図5参照)の筒部70(図5参照)の直径よりも若干大きい径となる貫通した孔85が形成されている。第一プリント配線基板67のキージョイント72側の面であって孔85の周縁には、ブラシ83が接触、摺動するリング状の導電パターン86とC字状の導電パターン87とが内側から順に設けられている。導電パターン87の二つの端部は、シリンダ錠34の状態を検知するようになっている。
【0044】
第一プリント配線基板67のギア66側の面には、コネクタ88が設けられている。尚、第一プリント配線基板67には、上記以外にボルト41(図1参照)及び49(図1参照)に対する四つの逃がし89等が形成されている。図示しないワイヤハーネス等の接続に関してはその説明を省略する。
【0045】
上記テンションスプリング68は、第一プリント配線基板67の孔85の直径よりも若干大きい径を有する圧縮コイルスプリングであって、一端が第一プリント配線基板67に当接し他端がギア66に係止されるようになっている。
【0046】
テンションスプリング68のギア66に対する付勢力は、その付勢力によって得られるギア66と第一クラッチ板69との接触圧よりも、シリンダ錠34がキージョイント72を回動させる際の駆動力のほうが大きくなるように設定されている。
【0047】
上記ギア66は、略円板状に形成されており、その中央には第二クラッチ板71(図5参照)の筒部70(図5参照)の直径よりも大きい内径を有するリング部91が突出形成されている。リング部91は、第一プリント配線基板67側に形成されており、その内側には、テンションスプリング68の他端を係止するための小孔92が形成されている。
【0048】
リング部91が突出する面に対して逆側となる面には、丸形で高さの低い三つの突起93が等ピッチで形成されている。突起93には、特に図示しないが、テーパが周設されている。
【0049】
ギア66の外周には、第二減速ギア59(図5参照)が噛合する噛合部94が周設されている。噛合部94は、突起93を有する上記逆側の面の側に突出するように形成されている。
【0050】
図7又は図9において、上記第一クラッチ板69は、ギア66の噛合部94の内側に収容されるような円板状に形成されている。その中央には、第二クラッチ板71の筒部70の直径よりも若干大きい径となる貫通した孔97が形成されている。
【0051】
孔97には、先端に円弧を有する突出部98、98が相対向する位置に形成されている。第一クラッチ板69のギア66側の面には、三つの突起93が係入、離脱する略楕円形状の三つの凹部99が形成されている。また、逆側の面には、第二プリント配線基板75に接触するブラシ100が第二クラッチ板71を避けて設けられている。
【0052】
上記第二クラッチ板71は、上記筒部70と、これに連続する上記筒部74と、これらの間に連成される扇状のフランジ103とを備えている。筒部70の外周面には、一対の外側係合部104、104(図10及び図14参照)が形成されている。外側係合部104、104は、第一クラッチ板69の突出部98、98に係合する突起であり、筒部70の外周面及びフランジ103から突出するように形成されている。また、突出する先端側の方が若干幅広になるように形成されている。
【0053】
筒部70の内周面には、相対向する一対の内側係合部105、105(図10及び図14参照)が形成されている。内側係合部105、105は、平面視略三角形状に形成されており、その先端間の間隔が上記突出部82(図6参照)の中心部分の直径よりも若干大きくなるように形成されている。また、内側係合部105、105の斜面の傾きは、上記突出部82(図6参照)の断面扇状の柱の斜面の傾きに一致するように形成されている。内側係合部105、105は、外側係合部104、104の内側となる位置に形成されており、底辺部分の幅が外側係合部104、104の先端幅に略一致するように形成されている。
【0054】
筒部74の内側には、上記出力軸ジョイント37の上記一端が直結する接続部106が形成されている。接続部106は、出力軸ジョイント37の上記一端の外形に合わせて凹むように形成されている。
【0055】
筒部74の外周面は、段付きに形成されている。その大径側には、第二プリント配線基板75が挿通されている。また、小径側は、孔44(図3参照)から突出するようになっている。フランジ103の第二プリント配線基板75側の面には、その第二プリント配線基板75に接触、摺動するブラシ107が設けられている。
【0056】
上記第二プリント配線基板75には、筒部74の大径側の直径よりも若干大きい径となる貫通した孔110が形成されている。第二プリント配線基板75のフランジ103側の面であって孔110の周縁には、ブラシ100及びブラシ107が接触、摺動するリング状の導電パターン111が設けられている。また、導電パターン111の外側には、ブラシ100及びブラシ107が接触、摺動する三つの接点112〜114が設けられている。接点112〜114を有することにより、モータ56を駆動させた場合での施錠、解錠の状態が検知できるようになっている。
【0057】
第二プリント配線基板75には、第一プリント配線基板67(図6参照)のコネクタ88(図6参照)に接続される複数のピン状の端子115が設けられている。
【0058】
尚、第二プリント配線基板75には、上記以外にボルト41及び49に対する四つの逃がし116等が形成されている。導電パターン111等以外の図示しない回路に関してはその説明を省略する。
【0059】
上記出力軸ジョイント37は、上記一端となる第一接続突起部120と、上記他端となる第二接続突起部121と、これらの間に周設されるフランジ123とを備えている。第一接続突起部120は、上記ロータ38の形状に略一致して形成されており、第二接続突起部121には、一対の円弧状の凹み124が形成されている。フランジ123の直径は、上記既設のシリンダ錠(不図示)の直径と同じ寸法に形成されている。
【0060】
次に、電気錠21の作用について図10ないし図14までを参照しながら説明する。
【0061】
尚、ここからの説明は対応する図面を正規に見た場合の上下方向を基準にして説明するものとする。回動に係る右回り左回りも同様。また、図10ないし図14までを参照した際に、説明に係る引用符号がない場合には図1、又は図5ないし図9を参照するものとする。
【0062】
先ず、モータを作動させた場合の作用について説明する。
【0063】
図10(a)において、解錠状態(施錠待ち)では、第一クラッチ板69の突出部98が上下に位置している。また、ギア66の突起93が第一クラッチ板69の凹部99の中央に位置している。ギア66には、テンションスプリング68(図5参照)の付勢力が作用しており、ギア66と第一クラッチ板69とが接触状態にある。
【0064】
第一クラッチ板69の孔97に挿通される第二クラッチ板71の筒部70は、その外側係合部104、104の一方が上側の突出部98の右側に、他方が下側の突部98の左側に当接するように位置している。筒部70に挿通されるキージョイント72の突出部82は、断面扇状の柱の部分が上下方向となるように位置している。筒部70の内側係合部105、105は、その一方が上側の上記柱の部分の右側に、他方が下側の上記柱部分の左側に当接するように位置している。
【0065】
上側の外側係合部104と下側の突出部98との間には、第二クラッチ板71が右回りに90゜、係合の遊びがあるようになっている。これに対して下側の外側係合部104と上側の突出部98との間にも、同じ係合の遊びが形成されている。また、上側の内側係合部105と下側の突出部82の上記柱部分との間には、第二クラッチ板71が右回りに90゜、係合の遊びがあるようになっている。これに対して下側の内側係合部105と上側の突出部82の上記柱部分との間にも、同じ係合の遊びが形成されている。
【0066】
入力設定部33に暗証番号を入力して扉1の施錠をしようとすると、図示しない制御部は、モータ56に対して施錠の操作に係る作動の信号を生成する。その信号によりモータ56が作動し、駆動力が第一減速ギア58、第二減速ギア59を介してギア66に伝達される。モータ56は、ギア66を90゜回動させる分だけ作動する。
【0067】
図10(b)において、ギア66が第一クラッチ板69を伴って右回りに回動を開始する(施錠途中状態)。突出部98、98に外側係合部104、104が当接していることから、第二クラッチ板71も右回りに回動する。
【0068】
図10(c)において、ギア66、第一クラッチ板69、第二クラッチ板71が右回りに90゜回動すると、施錠状態になる。即ち、第二クラッチ板71が右回りに90゜回動することにより、これに直結している出力軸ジョイント37が90゜回動する。そして、図示しない上記駆動軸が施錠方向に回動しデッドボルト8が突出する。
【0069】
施錠状態になると、図示しない制御部は、モータ56に対して第一クラッチ板69を中立点へ戻すための作動の信号を生成する。
【0070】
図10(d)において、その信号によりモータ56が作動し、駆動力が第一減速ギア58、第二減速ギア59を介してギア66に伝達される。モータ56は、ギア66を施錠の完了位置から−90゜回動させる分だけ作動する。ギア66は、第一クラッチ板69を伴って左回りに回動する。
【0071】
図10(e)において、ギア66及び第一クラッチ板69が中立点、即ち元の解錠状態の時の位置に戻ると、扉1の施錠が完全に完了し、解錠待ち状態になる。
【0072】
サムターンを作動させた場合の作用について説明する。
【0073】
図11(a)は、解錠状態(施錠待ち)であり、図10(a)の状態と同じである(説明を省略する)。
【0074】
図11(b)において、サムターン9を摘んで施錠の操作を行う。サムターン9が施錠の方向に回動すると、図示しない上記駆動軸と出力軸ジョイント37も同じ回動量だけ回動する。第二クラッチ板71は、出力軸ジョイント37に直結していることから、第二クラッチ板71のみが図示のように右回りに90゜回動する(施錠途中状態)。
【0075】
図11(c)において、サムターン9、図示しない上記駆動軸、出力軸ジョイント37及び第二クラッチ板71が90゜回動すると、デッドボルト8が突出して施錠状態になる。扉1の施錠が完全に完了し、解錠待ち状態になる。
【0076】
サムターン9を作動させた場合では、ギア66及び第一クラッチ板69が解錠状態(又は、図10のような中立点に位置した状態)のままであり、回動しない。モータ56により駆動されるギア66及び第一クラッチ板69に対しては、上記遊びがあることから作用することはない。
【0077】
キーによりシリンダ錠を操作した場合の作用について説明する。
【0078】
図12(a)は、解錠状態(施錠待ち)であり、図10(a)及び図11(a)の状態と同じである(説明を省略する)。
【0079】
図12(b)において、キーによりシリンダ錠34を操作し施錠を行うと、ロータ38が施錠方向に回動する。これに伴い、ロータ38に直結するキージョイント72も回動する。突出部82の上記柱の部分には、その回動方向に筒部70の内側係合部105、105が当接していることから、第二クラッチ板71も回動する(図示において右回り。施錠途中状態)。
【0080】
図12(c)において、キージョイント72及び第二クラッチ板71が右回りに90゜回動すると、第二クラッチ板71に直結する出力軸ジョイント37が図示しない上記駆動軸を回動した分だけ施錠方向へ回動させる。デッドボルト8が突出し施錠状態になる。
【0081】
図12(d)において、キーをシリンダ錠34から抜き取るために、キーを元の位置まで回動させると、キージョイント72のみが施錠の完了位置から−90゜回動(左回りに回動)する。扉1の施錠が完全に完了し、解錠待ち状態になる。
【0082】
キーによりシリンダ錠34を作動させた場合では、ギア66及び第一クラッチ板69が解錠状態(又は、図10のような中立点に位置した状態)のままであり、回動しない。モータ56により駆動されるギア66及び第一クラッチ板69に対しては、上記遊びがあることから作用することはない。
【0083】
尚、図10ないし図12からも解るように、筒部70の外側係合部104、104間の方向が図14に示される如く水平軸に対して45゜の傾きを有している場合には、施錠状態にあることになる。これに対して135゜の傾きを有している場合には、解錠状態にあることになる。
【0084】
施錠状態から解錠する際の作用については、上述の逆の作用になるので、ここではその説明を省略する。
【0085】
非常時において、キーによりシリンダ錠を操作した場合の作用について説明する。
【0086】
図13(a)において、施錠状態であり且つギア66及び第一クラッチ板69が何らかの要因(例えば電気的なトラブル)で中立点の位置に戻らない場合には、キーによりシリンダ錠34を操作し解錠することができる。図13(a)における構成部材の位置は図10(c)の状態と同じであるので説明を省略する。
【0087】
図13(b)において、キーによりシリンダ錠34を操作し解錠を行うと、ロータ38が解錠方向に回動する。これに伴い、ロータ38に直結するキージョイント72が回動する。第一クラッチ板69及び第二クラッチ板71も回動する(図示において左回り。施錠途中状態)。
【0088】
即ち、突出部82の上記柱の部分には、その回動方向に筒部70の内側係合部105、105が、また、外側係合部104、104には、第一クラッチ板69の突出部98、98が当接していることから、第一クラッチ板69及び第二クラッチ板71が回動する。
【0089】
キーの操作により生じる駆動力は、第一クラッチ板69に掛かる上記接触圧よりも大きいことから、第一クラッチ板69は容易に回動する。
【0090】
図13(c)において、キージョイント72、第二クラッチ板71及び第一クラッチ板69が左回りに90゜回動(−90゜回動)すると、第二クラッチ板71に直結する出力軸ジョイント37が図示しない上記駆動軸を回動した分だけ解錠方向へ回動させる。デッドボルト8が突出し施錠状態になる。
【0091】
図13(d)において、キーをシリンダ錠34から抜き取るために、キーを元の位置まで回動させると、キージョイント72のみが解錠の完了位置から90゜回動(右回りに回動)する。非常時における扉1の解錠が完全に完了する。
【0092】
以上、図1ないし図14までを参照しながら説明してきたように、電気錠21は、扉外面12に後付けすることができ、且つ電気的な施解錠と手動操作による施解錠を各々独立して行うことができるコンパクトな電気錠である。
【0093】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0094】
尚、電気錠21は、後付けだけではなく、初めから扉1に取り付けることも当然に可能である。
また、図15に示されるような、扉131の室内側に突出する面付け錠132に対しても、既設のシリンダ錠に代えて電気錠133(構成は基本的に上記電気錠21と同じであるので説明を省略する)を後付することができるのは当然である。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電気的にも機械的にも駆動できる施解錠操作伝達手段を介してハブを回動させる電気錠を扉の外側に配置したためコンパクトな電気錠を提供することができる。また、本電気錠は、キーによる施解錠に応じてキー抜き取り位置から相反する方向に回動された後前記キー抜き取り位置に戻されるロータを有する既設のシリンダ錠に代えて扉外面に後付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気錠の一実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】扉の横断面である。
【図3】錠ユニットを示す図面であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図、(e)は背面図である。
【図4】上ケースを切り欠いて見た場合の錠ユニットの構成を示す状態図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】シリンダ錠側の錠ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図7】出力軸ジョイント側の錠ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図8】シリンダ錠側の錠ユニットの構成を示す分解斜視図(図6に対して逆方向から見た場合)である。
【図9】出力軸ジョイント側の錠ユニットの構成を示す分解斜視図(図7に対して逆方向から見た場合)である。
【図10】モータを作動させた場合の作用についての説明図であり、(a)は解錠状態、(b)は施錠途中状態、(c)は施錠状態、(d)は中立点戻り途中状態、(e)は施錠状態(解錠待ち状態)である。
【図11】 サムターンを作動させた場合の作用についての説明図であり、(a)解錠状態、(b)は施錠途中状態、(c)は施錠状態である。
【図12】キーによりシリンダ錠を操作した場合の作用についての説明図であり、(a)は解錠状態、(b)は施錠途中状態、(c)は施錠状態、(d)は施錠状態(キー抜き状態)である。
【図13】非常時において、キーによりシリンダ錠を操作した場合の作用についての説明図であり、(a)は施錠状態、(b)はキー操作時の解錠途中状態、(c)は解錠状態、(d)は解錠状態(キー抜き状態)である。
【図14】第二クラッチ板を例にした施錠、解錠状態の位置を示しており、(a)は施錠状態、(b)は解錠状態の断面図である。
【図15】面付け錠を有する扉の扉外面に電気錠を取り付けた場合の説明図である。
【符号の説明】
1 扉
2 箱錠(錠本体)
9 サムターン
21 電気錠
22 エスカッション
23 バックプレート
24 ヒンジ部
25 被覆カバー
26 シリンダ錠カバー
27 ヒンジ部
28 電池収容部
29 蓋部
30 取り付け部
31 ボルト
32 クッション材
33 入力設定部
34 シリンダ錠(機械式錠装置)
35 基板
36 錠ユニット
37 出力軸ジョイント(施解錠操作伝達手段)
38 ロータ
41 ボルト
42 上ケース
43 下ケース
44、45 孔
46 一側壁
47 スリット
48 ワイヤハーネス
49 ボルト
50 挿通孔
56 モータ(駆動力伝達手段)
57 ギア(駆動力伝達手段)
58 第一減速ギア(駆動力伝達手段)
59 第二減速ギア(駆動力伝達手段)
60、62 軸
61、63 軸受け
66 ギア(駆動力伝達手段、第一被駆動部)
67 第一プリント配線基板(位置検知手段)
68 テンションスプリング(バネ部材)
69 第一クラッチ板(駆動力伝達手段、第二被駆動部)
70 筒部
71 第二クラッチ板(施解錠操作伝達手段、伝達軸)
72 キージョイント(機械式錠装置)
73 軸部
74 筒部
75 第二プリント配線基板(位置検知手段)
77 鍵孔
78 切り欠き面
80 フランジ
81 接続部
82 突出部
83 ブラシ(位置検知手段)
85 孔
86、87 導電パターン
88 コネクタ
91 リング部
92 小孔
93 突起
94 噛合部
97 孔
98 突出部
99 凹部
100 ブラシ(位置検知手段)
103 フランジ
104 外側係合部
105 内側係合部
106 接続部
107 ブラシ(位置検知手段)
110 孔
111 導電パターン
112〜114 接点
115 端子
120 第一接続突起部
121 第二接続突起部
123 フランジ
124 凹み

Claims (3)

  1. 室内側となる扉内面に設けたサムターンによって回動するハブを有し、該ハブの回動によりデッドボルトが出没して施解錠する錠本体を電気的に駆動する電気錠であって、
    室外側となる扉外面に配置され、前記ハブと連動しかつ同軸上で回動可能に扉の既設のシリンダ錠の位置に配設される力軸ジョイントと、該出力軸ジョイントに直結されて前記デッドボルトの出没に応じた施解錠位置に回動され、外周面に外側係合部が、内周面に内側係合部がそれぞれ形成された略円筒状の筒部を有する伝達軸とから構成された施解錠操作伝達手段と、
    施解錠に応じて中立位置から相反する方向に電気的に回動した後前記中立位置に戻され、該中立位置への戻しを許容する遊びをもって前記伝達軸の前記外側係合部と係合し、前記伝達軸を施解錠位置に電気的に回動させる駆動力伝達手段と、
    キーによる施解錠に応じてキー抜き取り位置から相反する方向に回動された後前記キー抜き取り位置に戻されるロータを有するキーシリンダ錠と、前記ロータに直結され、かつ前記ロータの戻しを許容する遊びをもって前記伝達軸の前記内側係合部に連結するキージョイントとからなり、キーによる前記キーシリンダ錠の施解錠に応じて前記伝達軸を施解錠位置に機械的に回動させる機械式錠装置とを備え
    ことを特徴とする電気錠。
  2. 請求項1記載の電気錠において、
    前記伝達軸、前記駆動力伝達手段及び前記キージョイントは錠ユニットとしてまとめられて、前記シリンダ錠が設けられているエスカッションに止着される
    ことを特徴とする電気錠。
  3. 請求項1又は2記載の電気錠において、
    前記駆動力伝達手段は、モータと、該モータの駆動により回動する第一被駆動部と、バネ部材の付勢力により前記第一被駆動部と一体にされ、前記第一被駆動部の回動によって前記第一被駆動部とともに回動し、前記付勢力に抗して前記第一被駆動部と独立に回動する第二被駆動部とからなり、該第二被駆動部が前記中立位置への戻しを許容する遊びをもって前記伝達軸の前記外側係合部と係合す
    ことを特徴とする電気錠。
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