JP2016194197A - ドアロック装置及びドアロック装置の製造方法 - Google Patents
ドアロック装置及びドアロック装置の製造方法 Download PDFInfo
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Description
図1A及び図1Bに示すように、ドアロック装置100は、ハウジング110に収容されたラッチ機構200とロック機構300とを備える。図2を併せて参照すると、ラッチ機構200は、車体に設けたストライカ20を係脱可能に係止し、それによって車体に対してドア10を閉状態に保持できる。ロック機構300は、開操作部材であるドアハンドル(図示せず)の操作をラッチ機構200に伝達不可能なロック状態と、伝達可能なアンロック状態とに切換可能である。ドアハンドルは、車内側に配置したインナーハンドルと、車外側に配置したアウターハンドルとを有する。
図1A、図1B及び図2に示すように、サブケース130には、ストライカ20を挿通する挿通凹部131が設けられている。サブケース130の外面側には、金属製のカバープレート140が取り付けられている。カバープレート140には、挿通凹部131に対応する挿通溝141が設けられている。ラッチ機構200は、フォーク210とクロー220とを備える。
図1A、図1B、図4A及び図4Bを参照すると、ロック機構300は、ハウジング本体120の第2配置部122に配置された電動モータ310、ホイールギア320、切換レバー330、及びジョイントレバー340を備える。図1A、図1B、図3A及び図3Bを参照すると、ロック機構300は、サブケース130の内面側に配置されたロックプレート350、リンク360、及び開放レバー370を備える。
図1A及び図1Bに示すように、ドアロック装置100は、ロック機構300を介してラッチ機構200によるストライカ20の係止を解除するドア開放機構400を備える。ドア開放機構400は、ドア10の車外側のアウターハンドルに連結されたアウターレバー410と、ドア10の車内側のインナーハンドルに連結されたインナーレバー420とを備える。図3A及び図3Bに示すように、アウターレバー410は、サブケース130の内面側において、リンク360の下側かつ左側に配置されている。図4A及び図4Bに示すように、インナーレバー420は、ハウジング本体120の第2配置部122において、ジョイントレバー340の下側に配置されている。
図1A、図1B、図4A及び図4Bに示すように、ドアロック装置100は、電動モータ310によりロック作動できない非常時に、機械的にロック作動させるためのエマージェンシ機構500を備える。エマージェンシ機構500は、円柱状のエマージェンシシャフト510を備える。エマージェンシシャフト510は、ジョイントレバー340の上端側に位置するように、ハウジング本体120の第2配置部122に配置されている。ハウジング本体120には、第2配置部122の第1配置部121側端にエマージェンシシャフト510の端部を露出させる露出孔126が設けられている。また、ドア10の先端面11には、露出孔126に対応する露出孔(図示せず)が設けられている。
図5及び図6に示すように、ドアロック装置100は、ラッチ機構200及びロック機構300の状態を検出するための回路基板600を備えている。回路基板600は電動モータ310のZ方向の下側でハウジング本体120に対して固定されている。回路基板600は、樹脂製の外装体620で構成され、その外装体620に、導電性を有する金属材料からなり、板状である複数のバスバー610C〜610Fを一体的に備える構成となっている。また、回路基板600には、車両側に設けられたメイン制御装置(図示せず)に電気的に接続するためのターミナル部611aを収容するコネクタ630が外装体620に一体的に形成されている。コネクタ630は、ハウジングカバー150のコネクタ接続部151から外部へ露出されている。コネクタ630のターミナル部611aは、回路基板600のバスバー610C〜610Fとは別に、電動モータ310に駆動電流を供給するためのバスバー610A,610Bが接続されている。バスバー610A,610Bは、ハウジング本体120に対して直接固定されている。バスバー610A,610Bの端部には、電動モータ310に電気的に接続するためのターミナル部611bがそれぞれ設けられている。
回路基板600は、後述するように樹脂製の外装体620に金属製のバスバー610を一体にインサート成形して構成されている。そして、その外装体620は、ハウジング本体120の第2配置部122に配置された状態で、検出スイッチ640,650が配置され、検出スイッチ640,650の端子643,653とバスバー610C〜610Fのターミナル部611c,611dとが抵抗溶接により電気的に接続可能に構成されている。なお、ハウジング110に収容配置される電気部品は、検出スイッチ640,650及び電動モータ310である。
この際、回路基板600は、下面622が基板配置部127に対向するように配置される。また、図12Aに示すように、回路基板600の取付孔623に基板配置部127の取付用ボス129を貫通させる。また、回路基板600は、図9Aに示すように、検出スイッチ640,650を配置していない状態である。
11 先端面
20 ストライカ
30 ケーブル
100 ドアロック装置
110 ハウジング
120 ハウジング本体
121 第1配置部
122 第2配置部
124 ジョイント保持部
125 回転軸
126 露出孔
127 基板配置部
128 位置決め凸部
129 取付用ボス
129a 先端部
130 サブケース
131 挿通凹部
132 挿通孔
133 回転軸
134 貫通孔
140 カバープレート
141 挿通溝
142 セットプレート
150 ハウジングカバー
151 コネクタ接続部
200 ラッチ機構
210 フォーク
211 回転軸
212 係止溝
213 係止部
214 コイルばね
220 クロー
221 回転軸
222 係止受部
223 レバー連結部
300 ロック機構
310 電動モータ(第2の電気部品)
311 ウォームギア
320 ホイールギア
321 ギア部
322 カム溝
323 リターンスプリング
330 切換レバー
331 回転軸
332 第1アーム部
333 カム受部
334 第2アーム部
335 ジョイント連結部
336 押圧部
340 ジョイントレバー
342 切換レバー連結部
343 ロックプレート連結部
344 引掛部
350 ロックプレート
351 回転軸
352 ジョイント連結部
353 リンク連結部
354 リンク付勢スプリング
360 リンク
361 連結溝
362 アウターレバー連結部
363 開放操作部
370 開放レバー
371 操作受部
372 クロー連結部
373 コイルばね
400 ドア開放機構
410 アウターレバー
411 ハンドル接続部
412 リンク連結部
420 インナーレバー
421 ハンドル接続部
422 リンク当接部
500 エマージェンシ機構
510 エマージェンシシャフト
511 挿入穴
512 ジョイント作動部
513 キックスプリング
600 回路基板
610A〜610F バスバー
610D’ 分岐部
611a〜611d ターミナル部
612 突出部
613 位置決め部
614 位置決め孔
615 接触部
620 外装体
621 上面(第1面)
622 下面(第2面)
623 取付孔
624 溶接支持部
625A〜625C 露出穴
626 バスバー支持部
627 成形穴
628 固定孔
629 凸条部(凸部)
630 コネクタ
640 第1検出スイッチ(電気部品)
641 接点部
642 ボス
643 端子
650 第2検出スイッチ(電気部品)
651 接点部
652 ボス
653 端子
660 検出レバー
661 押圧部
662 検出部
700A,700B 電極
Claims (10)
- 電気部品の端子に電気的に接続されたターミナル部を有するバスバーと、前記バスバーの両面を被覆し第1面から前記ターミナル部を露出させた樹脂製の外装体とを有する回路基板と、前記回路基板を収容したハウジングとを備えたドアロック装置において、
前記ハウジングは、前記外装体の前記第1面とは反対の第2面が対向するように、前記回路基板を配置する基板配置部を備え、
前記回路基板の前記外装体の前記第1面に、前記ターミナル部とは異なる前記バスバーの一部を露出させ、抵抗溶接装置の電極を配置可能な露出穴を設けた、ドアロック装置。 - 前記ハウジングの前記基板配置部に取付用ボスを設け、
前記回路基板の前記外装体に前記取付用ボスを貫通させた取付孔を設けた、請求項1に記載のドアロック装置。 - 前記外装体は、前記ターミナル部の前記基板配置部側に位置し、前記ターミナル部が前記基板配置部側に変形することを防止する溶接支持部を備える、請求項1または請求項2に記載のドアロック装置。
- 前記外装体は、前記露出穴の前記基板配置部側に、前記バスバーを支持するバスバー支持部を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のドアロック装置。
- 前記外装体に、前記電気部品が備えるボスを圧入可能な固定孔を設けた、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のドアロック装置。
- 前記ターミナル部は、前記外装体の前記第1面から離れるように前記バスバーの端部を折り曲げて形成され、
前記露出穴は、前記ターミナル部より前記外装体の前記基板配置部側に位置する部分に形成されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のドアロック装置。 - 前記外装体は、前記第1面から突出し、第2の電気部品が配置される凸部を備える、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のドアロック装置。
- 前記バスバーは、前記露出穴から露出する部分に、前記バスバーの他の部分より幅広の接触部を備える、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のドアロック装置。
- 前記バスバーは、インサート成形により前記外装体内に配置され、
前記接触部は、前記インサート成形時に金型に位置決めするための位置決め部を兼ねる、請求項8に記載のドアロック装置。 - バスバーの両面を樹脂製の外装体によって被覆し、前記外装体の第1面からターミナル部を露出させるとともに、前記外装体に前記ターミナル部とは異なる前記バスバーの一部を露出させた露出穴を設けた回路基板を、前記第1面と反対の第2面が対向するように、ハウジングに設けた基板配置部に配置し、
前記回路基板の前記第1面側に電気部品を配置し、前記電気部品の端子を前記回路基板の前記ターミナル部に重ね合わせ、
前記露出穴から露出した前記バスバーの一部に抵抗溶接装置の第1電極を配置するとともに、重なり合った前記ターミナル部及び前記端子に前記抵抗溶接装置の第2電極を配置し、
前記抵抗溶接装置によって前記ターミナル部と前記端子とを抵抗溶接する、ドアロック装置の製造方法。
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- 2015-03-31 JP JP2015073610A patent/JP6513453B2/ja active Active
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