JPH0729175Y2 - 嵌殺し窓の換気構造 - Google Patents
嵌殺し窓の換気構造Info
- Publication number
- JPH0729175Y2 JPH0729175Y2 JP1987065215U JP6521587U JPH0729175Y2 JP H0729175 Y2 JPH0729175 Y2 JP H0729175Y2 JP 1987065215 U JP1987065215 U JP 1987065215U JP 6521587 U JP6521587 U JP 6521587U JP H0729175 Y2 JPH0729175 Y2 JP H0729175Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- frame
- attached
- front plate
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アルミニウムサツシにおける嵌殺し窓の換気
構造に関する。
構造に関する。
従来の嵌殺し窓の換気構造を第４図を用いて説明する。
図面は断面図であり、図においては１はアルミニウムサ
ツシ枠であつて通常はガラス２が嵌殺しになつている。
ツシ枠であつて通常はガラス２が嵌殺しになつている。
３はブラインド装置であり、上枠1a内に取付けられてい
る。1bは下枠であり、外側に通気口４があり、ブライン
ド装置３の下方に該当する下枠1b内側に換気口５があ
り、換気穴６を連設して換気板７が取付けてあつて、上
記通気口４と連続させて換気構造を形成している。
る。1bは下枠であり、外側に通気口４があり、ブライン
ド装置３の下方に該当する下枠1b内側に換気口５があ
り、換気穴６を連設して換気板７が取付けてあつて、上
記通気口４と連続させて換気構造を形成している。
以上のような従来技術によると、換気が特に必要な場合
には換気板の換気穴だけでは不充分であり、逆に換気を
必要としない場合にも常に換気板より換気が行なわれて
いるために具合が悪く、その弊害をなるたけ少なくする
ために通気口を充分に大きくとることができず、その結
果上記の理由と相俟つて換気の必要な場合に充分な通気
が得られない問題があつた。
には換気板の換気穴だけでは不充分であり、逆に換気を
必要としない場合にも常に換気板より換気が行なわれて
いるために具合が悪く、その弊害をなるたけ少なくする
ために通気口を充分に大きくとることができず、その結
果上記の理由と相俟つて換気の必要な場合に充分な通気
が得られない問題があつた。
そこで本考案は、採光用の嵌殺し窓の下部に中間枠を設
け、この中間枠によって採光部と換気用中空部とに分
け、この換気用中空部をかこむ中間枠、左右両縦枠およ
び下枠の前面を被い、しかもそれら左右両縦枠および下
枠の周囲端面と同一面となるようにがらり板状の前板を
取付け、この前板の内面に網戸を取外し自在に設けると
共に換気用中空部の室内側に開閉可能に蓋体を取付けた
ことを特徴とする。
け、この中間枠によって採光部と換気用中空部とに分
け、この換気用中空部をかこむ中間枠、左右両縦枠およ
び下枠の前面を被い、しかもそれら左右両縦枠および下
枠の周囲端面と同一面となるようにがらり板状の前板を
取付け、この前板の内面に網戸を取外し自在に設けると
共に換気用中空部の室内側に開閉可能に蓋体を取付けた
ことを特徴とする。
以上の構成によると、室内の換気が必要なときには蓋体
を開けることによつて充分な換気を行ない、換気の必要
がないときには蓋体を閉じて換気口をふさぐことにより
外気の侵入を防ぐことができる。
を開けることによつて充分な換気を行ない、換気の必要
がないときには蓋体を閉じて換気口をふさぐことにより
外気の侵入を防ぐことができる。
また、網戸がよごれたり網目が詰つたりした場合には網
戸を外して換気口から取出すことができるために容易に
網戸の清掃を行なうことができて換気性能を良好に保つ
ことができることになる。
戸を外して換気口から取出すことができるために容易に
網戸の清掃を行なうことができて換気性能を良好に保つ
ことができることになる。
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第１図は正面図、第２図は拡大断面図であり、図におい
て、８はアルミニウムサツシ枠であり、上枠９と下枠10
の間の左右両縦枠11,12に中間枠13がわたしてあり、上
枠９の内側にブラインド装置が取付けてあつて中間枠13
との間に張設される。この上枠９と中間枠13の間は採光
部となつており、ガラス等が嵌殺しになつている。
て、８はアルミニウムサツシ枠であり、上枠９と下枠10
の間の左右両縦枠11,12に中間枠13がわたしてあり、上
枠９の内側にブラインド装置が取付けてあつて中間枠13
との間に張設される。この上枠９と中間枠13の間は採光
部となつており、ガラス等が嵌殺しになつている。
また、中間枠13と下枠10との間は換気用中空部14となつ
ている。この換気用中空部14の前面には、がらり板状に
通気口15と打抜いた押出型材による前板16が取付けてあ
り、その取付状態は中間枠13、左右の縦枠11,12および
下枠10のすべての前面を被い、しかも左右縦枠11,12の
前面と同一面となるように取付けてあるもので、内側に
水平に突出させた取付板17,18によつて中間枠13と下枠1
0にそれぞれねじ19,20によつて取付けるようになつてい
る。
ている。この換気用中空部14の前面には、がらり板状に
通気口15と打抜いた押出型材による前板16が取付けてあ
り、その取付状態は中間枠13、左右の縦枠11,12および
下枠10のすべての前面を被い、しかも左右縦枠11,12の
前面と同一面となるように取付けてあるもので、内側に
水平に突出させた取付板17,18によつて中間枠13と下枠1
0にそれぞれねじ19,20によつて取付けるようになつてい
る。
21はこの前板16の内面に取付けた防虫・防塵用の網戸で
あり、この網戸21の１側、本実施例では下枠を前板16に
設けた係止部22に係止し、他側はスプリング23によつて
押圧支持する中間枠13に取付けた支持体24の指掛部24a
を持つて操作することにより係止着脱ができるようにな
つている。
あり、この網戸21の１側、本実施例では下枠を前板16に
設けた係止部22に係止し、他側はスプリング23によつて
押圧支持する中間枠13に取付けた支持体24の指掛部24a
を持つて操作することにより係止着脱ができるようにな
つている。
25、26は水抜き穴であり、浸水した雨水等を流し出す。
27は室内側に設けた換気口であり、上記前板16と換気用
中空部14によつて連通している。
中空部14によつて連通している。
28はこの換気口27の蓋体であり、下側を下枠10にヒンジ
29で回動自在に取付け、上側にハンドル30をつけて例え
ば図示しないが下枠にあけた係止穴にハンドル30と連動
する突起を入出させて蓋体28の施錠・開錠を行なう。31
はハンドル30の当り止めであり、ネオプレンゴム等の弾
性材でできている。32は断熱材である。
29で回動自在に取付け、上側にハンドル30をつけて例え
ば図示しないが下枠にあけた係止穴にハンドル30と連動
する突起を入出させて蓋体28の施錠・開錠を行なう。31
はハンドル30の当り止めであり、ネオプレンゴム等の弾
性材でできている。32は断熱材である。
以上の構成によると、まず、室内の換気が必要でないと
きには、蓋体28を閉じて換気口27をふさぐことにより換
気用中空部14内までは外気が入つてくるが室内への外気
の導入を止めることができる。この状態は第２図に示す
如くハンドル30の操作によつて施錠状態とし、蓋体28の
内面は２個所の戸当り33a,33bによつて支持される。
きには、蓋体28を閉じて換気口27をふさぐことにより換
気用中空部14内までは外気が入つてくるが室内への外気
の導入を止めることができる。この状態は第２図に示す
如くハンドル30の操作によつて施錠状態とし、蓋体28の
内面は２個所の戸当り33a,33bによつて支持される。
次に、室内の換気が必要な場合には、ハンドル30を操作
して係止状態を解除することにより、第３図に示す如く
蓋体28は手前に開き、ハンドル30の当り止め31がエプロ
ンに当接して換気口27は開放状態となつて外気が室内に
導入されて換気を行なう。
して係止状態を解除することにより、第３図に示す如く
蓋体28は手前に開き、ハンドル30の当り止め31がエプロ
ンに当接して換気口27は開放状態となつて外気が室内に
導入されて換気を行なう。
また、長期の使用によつて前板16の網戸21がよごれたり
目詰りが起きた場合には換気効果が非常に悪くなる。そ
こで、網戸21は指掛部24aをスプリング23の発力に対抗
して手前に引くことにより係止部22を支点として手前に
倒して外すことができる。外した網戸21は換気口27から
取出して網を掃除し、再び換気口27から入れて上記と同
様に指掛部24aを手前に引くことにより係止部22と支持
体24の間に網戸21を装着することができる。
目詰りが起きた場合には換気効果が非常に悪くなる。そ
こで、網戸21は指掛部24aをスプリング23の発力に対抗
して手前に引くことにより係止部22を支点として手前に
倒して外すことができる。外した網戸21は換気口27から
取出して網を掃除し、再び換気口27から入れて上記と同
様に指掛部24aを手前に引くことにより係止部22と支持
体24の間に網戸21を装着することができる。
なお、上記実施例は上枠と下枠の間に中間枠を設け、こ
の中間枠と下枠との間に換気用中空部を形成して室外側
に両縦枠間をわたすようにして水平方向に前板を取付け
たが、他の実施例として上枠と下枠の一側の垂直方向に
前板を取付けた構造としてもよい。
の中間枠と下枠との間に換気用中空部を形成して室外側
に両縦枠間をわたすようにして水平方向に前板を取付け
たが、他の実施例として上枠と下枠の一側の垂直方向に
前板を取付けた構造としてもよい。
以上詳細に説明した本考案によると、上枠と下枠の間に
嵌殺しの採光部と換気用中空部を設け、この換気用中空
部の前面にがらり板状の前板を取付け、この前板の内側
面には網戸を取外し可能に設け、さらに換気用中空部の
室内側には蓋体を開閉自在に取付けたことにより、室内
の換気が必要なときには蓋体を開けることによつて充分
な換気を行ない、換気の必要がないときには蓋体を閉じ
て換気口をふさぐことにより外気の侵入を防ぐことがで
きる。
嵌殺しの採光部と換気用中空部を設け、この換気用中空
部の前面にがらり板状の前板を取付け、この前板の内側
面には網戸を取外し可能に設け、さらに換気用中空部の
室内側には蓋体を開閉自在に取付けたことにより、室内
の換気が必要なときには蓋体を開けることによつて充分
な換気を行ない、換気の必要がないときには蓋体を閉じ
て換気口をふさぐことにより外気の侵入を防ぐことがで
きる。
また、網戸がよごれたり網目が詰つたりした場合には網
戸を外して換気口から取出すことができるために容易に
網戸を外して換気口から取出すことができるために容易
に網戸の清掃を行なうことができて換気性能を良好に保
つことができることになる。
戸を外して換気口から取出すことができるために容易に
網戸を外して換気口から取出すことができるために容易
に網戸の清掃を行なうことができて換気性能を良好に保
つことができることになる。
第１図は本考案の一実施例を示す正面図、第２図は換気
口閉止状態の断面図、第３図は換気口開放状態の断面
図、第４図は従来例の断面図である。 ９……上枠、10……下枠、11,12……縦枠、13……中間
枠、14……換気用中空部、16……前板、21……網戸、27
……換気口、28……蓋体
口閉止状態の断面図、第３図は換気口開放状態の断面
図、第４図は従来例の断面図である。 ９……上枠、10……下枠、11,12……縦枠、13……中間
枠、14……換気用中空部、16……前板、21……網戸、27
……換気口、28……蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−33286（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−127291（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】採光用の嵌殺し窓の下部に中間枠を設け、
この中間枠によって採光部と換気用中空部とに分け、こ
の換気用中空部をかこむ中間枠、左右両縦枠および下枠
の前面を被い、しかもそれら左右両縦枠および下枠の周
囲端面と同一面となるようにがらり板状の前板を取付
け、この前板の内面に網戸を取外し自在に設けると共に
換気用中空部の室内側に開閉可能に蓋体を取付けたこと
を特徴とする嵌殺し窓の換気構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987065215U JPH0729175Y2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 嵌殺し窓の換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987065215U JPH0729175Y2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 嵌殺し窓の換気構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63173488U JPS63173488U (ja) | 1988-11-10 |
| JPH0729175Y2 true JPH0729175Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=30902084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987065215U Expired - Lifetime JPH0729175Y2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 嵌殺し窓の換気構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729175Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2511764B2 (ja) * | 1992-02-18 | 1996-07-03 | トステム株式会社 | 開閉式換気装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2000511A (en) * | 1929-08-28 | 1935-05-07 | Syracuse Trust Company | Self contained window structure |
| JPS56127291U (ja) * | 1980-02-28 | 1981-09-28 | ||
| JPS6033286U (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-07 | トステム株式会社 | 窓装置 |
| JPH0438070Y2 (ja) * | 1985-11-26 | 1992-09-07 | ||
| JPH0356826Y2 (ja) * | 1986-09-20 | 1991-12-24 |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP1987065215U patent/JPH0729175Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63173488U (ja) | 1988-11-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0729175Y2 (ja) | 嵌殺し窓の換気構造 | |
| US5307599A (en) | Window grill assembly and method for assembling same | |
| JP2004169476A (ja) | 開口部装置 | |
| JP3911383B2 (ja) | 自動製氷機等の貯氷庫扉組立体 | |
| JP3177910B2 (ja) | 合成樹脂製の窓枠 | |
| JP3417346B2 (ja) | 障 子 | |
| JPS6240067Y2 (ja) | ||
| JPS606156Y2 (ja) | バイパス窓用網戸取付構造 | |
| JPS6316454Y2 (ja) | ||
| KR960003567Y1 (ko) | 조립창문 | |
| JP3227545B2 (ja) | 通気扉における網戸取付け構造 | |
| JPH08246759A (ja) | 換気装置のフィルタ取付構造 | |
| JPS6122156Y2 (ja) | ||
| JPS626240Y2 (ja) | ||
| JPH0752928Y2 (ja) | トップライト窓構造 | |
| JPH11223077A (ja) | 換気框のフィルター取付構造 | |
| JP2005048558A (ja) | 下枠フラットサッシの下枠構造 | |
| JPS6328293Y2 (ja) | ||
| JPH0127001Y2 (ja) | ||
| JPH019904Y2 (ja) | ||
| JP3277322B2 (ja) | 障 子 | |
| JP2000328846A (ja) | 浴室折り戸 | |
| JPS6345508Y2 (ja) | ||
| JPH08260847A (ja) | 通風扉 | |
| JPH0113733Y2 (ja) |