JP2004169476A - 開口部装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】排水弁を取付けるスペースを小さくできて下枠の小型化及びコストの低減が図れる開口部装置を提供する。
【解決手段】建物の開口に設けられる上枠2a、下枠2bおよび左右の縦枠2c,2dからなる枠体2と、該枠体2内に開閉自在に設けられる障子3a,3bとを備え、前記下枠2bに障子閉鎖時に室内と室外を連通する排水口10を形成し、該排水口10に、通常時には付勢手段12により排水口10を略水平状態で塞ぐ弁体13を有し、下枠2b上に水wが溜まるとその水圧で弁体13が下方に開いて排水する排水弁11を設けている。
【選択図】 図4
【解決手段】建物の開口に設けられる上枠2a、下枠2bおよび左右の縦枠2c,2dからなる枠体2と、該枠体2内に開閉自在に設けられる障子3a,3bとを備え、前記下枠2bに障子閉鎖時に室内と室外を連通する排水口10を形成し、該排水口10に、通常時には付勢手段12により排水口10を略水平状態で塞ぐ弁体13を有し、下枠2b上に水wが溜まるとその水圧で弁体13が下方に開いて排水する排水弁11を設けている。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口部装置に係り、特に下枠に設けられる排水弁の構造を改良した開口部装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の開口に設けられる開口部装置としては、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備えた例えば引違いサッシやシャッター付サッシ等が知られている。このようなサッシにおいては、下枠が室内外方向に階段状に形成されている場合には下枠上に溜まる雨水等の排水性に問題は生じにくいが、下枠が略平面状に形成されているような場合には雨水等の水が下枠上に溜まり易く、下枠上の室内側に雨水等の水が溜まると、下枠上から室内に水が溢れて室内を濡らす恐れがある。
【0003】
このような問題を解決するために、下枠に下枠上に溜まった水を外部に排水するための排水弁11’を設けたサッシが提案されている(例えば、特開2000−192749公報参照)。従来のサッシの排水弁11’は、例えば図7に示すように、下枠2bに形成した排水口9に装着される上下方向に長いケース14’を有している。このケース14’の室外側の下側面には排水出口15が形成され、この排水出口15に弁体13’がその上端部を支点に回動開閉自在に設けられている。排水弁11’の弁体13’は、通常時には外部からの虫の侵入を防止すべく自重で垂直状態でケース14’の排水出口14d’を塞いでおり、下枠2b上に水が溜まると、その水圧で弁体13’を室外方向へ押し開けて水を排水するようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−192749公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のサッシにおいては、前記排水弁11’が上下方向に長いケース14’を有し、このケース14’の垂直面に形成した排水出口15に弁体13’を設けた構造になっていたので、下枠2bに前記排水弁11’を取付けるための大きなスペースを確保する必要があり、その分下枠2bが大型化してコストアップを招いている。また、前記排水弁11’においては、ケース14’内にごみが詰まり易く、ケース14’内にごみが詰まっても外からは分からず、また、詰まったごみを取除きにくかった。
【0006】
本発明は、前記事情を考慮してなされたもので、排水弁を取付けるスペースを小さくできて下枠の小型化及びコストの低減が図れる開口部装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠に障子閉鎖時に室内と室外を連通する排水口を形成し、該排水口に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠には、中空部を有し、障子閉鎖時にその室内側に面する部分に室内排水口が、障子閉鎖時にその室外側に面する部分に室外排水口がそれぞれ形成され、これら室内排水口及び室外排水口の少なくとも何れか一方に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基いて詳述する。図1は本発明をシャッター付サッシに適用した実施の形態を示す縦断面図、図2は同シャッター付サッシの横断面図、図3はサッシの正面図、図4は要部拡大断面図、図5は排水弁の拡大断面図、図6は排水弁の概略的平面図である。
【0010】
図1、図2ないし図3において、1は開口部装置として例示したシャッター付サッシで、このサッシ1自体は引違いサッシからなている。サッシ1は、建物の開口に設けられる上枠2a、下枠2bおよび左右の縦枠2c,2dを組立ててなる枠体2と、この枠体2内に開閉自在に設けられる内外の障子3a,3bとを備えている。枠体2を構成する上枠2a、下枠2bおよび左右の縦枠2c,2dは、例えばアルミニウム合金の押出形材からなっている。障子3a,3bは、上框4a、下框4b及び左右の縦框4c,4dを組立ててなる框体4内にガラスパネル5を装着して構成されている。框体2を構成する上框2a、下框2b及び左右の縦框2c,2dは、例えばアルミニウム合金の押出形材からなっている。
【0011】
前記サッシ1の上枠2aの上部にはシャッターカーテン15を巻き上げ下げする巻取部16を収容したシャッターボックス17が設けられ、前記縦枠2c,2dの前部には前記シャッターカーテン15を両側部を上下方向に案内するためのガイドレール18,18が着脱可能に設けられている。また、下枠2bの前部には、シャッターカーテン15の端板19を受けるための受部20が設けられている。
【0012】
前記下枠2bは、室内外方向に階段状に形成されておらず、略平面状に形成されている。下枠2bの上面部には内外の障子3a,3bを左右方向に移動自在に案内する内外のレール6a,6bや網戸7を左右方向に移動自在に案内する網戸用のレール8が突設されている。このような下枠2bにおいては、上面部に雨水等の水が溜まり易いため、排水性を良くするために、排水口9,10が設けられている。図示例の下枠2bは、図4にも示すように中空部25を有する中空(ホロー)構造になっているため、下枠2bの上面部における室内側と面する部分に排水口(室内排水口)9が設けられ、下枠2bの下面部における室外側と面する部分に排水口(室外排水口)10が設けられている。
【0013】
下枠2bの上面部は、閉鎖状態の内外の障子3a,3bにより室外側と室内側に仕切られ、下枠2bの上面部にはその室内側に対応する位置例えば外障子3bの室内側左右両端位置に排水口9が設けられている。前記下枠2bの上面部は閉鎖状態の内外の障子3a,3bにより室外側と室内側に仕切られているが、下枠2b上に突設された障子用の内外のレール6a,6b間が室内外に連通しているため、室内側の上面部にも水が溜まることになる。前記排水口10が常時開口していると、排水口9,10を通して室外側から室内に虫や外気が侵入するため、これらの侵入を阻止しつつ排水を行うために前記排水口10に排水弁11が設けられている。
【0014】
この場合、排水弁11の上下方向の取付けスペースを小さくするために、排水口10には、通常時には付勢手段例えば重り12により排水口11を略水平状態で塞ぐ弁体13を有し、下枠2b上に水が溜まるとその水圧で弁体13が下方に開いて排水する排水弁11が設けられている。この排水弁11は、図5ないし図6に示すように前記排水口10に装着される上下方向の寸法の短い枠状のケース14を有し、このケース14に弁体13が一側を支点に開閉自在に設けられている。前記ケース14は、排水口10にその下方から装着されるようになっており、上端部に排水口10の周縁部に係止される係止部14aが形成されている。前記ケース14及び弁体13は、例えば合成樹脂により形成されている。
【0015】
また、前記ケース14の室内側一側部の下部両端部には断面C形状ないしO形状の軸受部14bが形成され、前記弁体13の基部両端には前記両軸受部14b,14bに回動自在に支持される支軸13aが突設されている。前記弁体13の基部側にはその支軸13aよりも弁体13とは反対側に延出した腕部13bが形成され、この腕部13bにはこれを下方に付勢する重り12が設けられている。前記支軸13aを支点として腕部13bが重り12により下方へ下がるように付勢されているのに対し、反対側の弁体13がいわゆるシーソのようにして略水平状態でケース14の下端開口端に当接して開口端を塞ぐように上方へ付勢されている。ケース14の下端開口端には、弁体13が気密に着座する弁座部14cが形成されている。
【0016】
前記腕部13bは、略水平の閉状態の弁体13に対して支軸部分から斜め下方に曲っていることが、弁体13の開閉移動範囲を確保するために好ましい。すなわち、前記腕部13bが略水平の閉状態の弁体13に対して支軸13a部分から水平に延びていると、弁体13が下方に開移動するときに腕部13bが下枠2bの下面(底面)に当接して弁体13の十分な開状態を確保することができないからである。
【0017】
下枠2bの上面部に水が溜まると、その水圧で弁体13が重り12の付勢力に抗して押し下げられ、排水口10からケース14内を通って水が外部に排水されるようになっている。このとき、腕部13bの重り12が下枠2bの下面に当接して弁体13の回動が規制され、弁体13は室外側に臨んで斜め下方に傾斜した状態になり、この弁13体の傾斜面に沿って水が室外側に円滑に排水されるようになっている。前記重り12は、例えば合成樹脂製の腕部13bの先端部を拡大形成することにより適当な重さの重りとしているが、合成樹脂製の腕部13bに金属部材を取付けて重りとしても良い。
【0018】
以上の構成からなるシャッター付サッシ(開口部装置)1においては、通常時には、下枠2bに設けられた排水弁11の弁体13が重り12による付勢力でケース14の下部開口端(開口面)に当接して排水口10と略平行な略水平状態で排水口10を塞いでおり、排水口10を通って室外から室内への虫や外気の侵入を防止することができる。そして、サッシ1の室外面に雨がかかって下枠2b上に水が溜まると、閉状態の弁体13の上面に水圧がかかり、この水圧が重り12の付勢力に打ち勝つことで弁体13が押し下げられて開き、下枠2b上に溜まった水が排水口10から斜めに下降傾斜した弁体13の上面に沿って室外に排水される。
【0019】
このようにして下枠2b上に溜まる水が自動的に室外に排水されることにより、下枠2b上に水が溜まって室内に溢れ、室内を濡らすのを防止することができる。一方、下枠2b上から水が無くなると、弁体13の上面に水圧がかからなくなるため、重り12の付勢力により弁体13が押し上げられてケース14の下部開口端にほぼ水平状態になって当接し、排水口10を自動的に塞ぐ(閉じる)ようになる。
【0020】
このように前記サッシ1によれば、建物の開口に設けられる上枠2a、下枠2bおよび左右の縦枠2c,2dからなる枠体2と、該枠体2内に開閉自在に設けられる障子3a,3bとを備え、前記下枠2bに障子閉鎖時に室内と室外を連通する排水口10を形成し、該排水口10に、通常時には付勢手段例えば重り12により排水口10を略水平状態で塞ぐ弁体13を有し、下枠2b上に水が溜まるとその水圧で弁体13が下方に開いて排水する排水弁11を設けているため、排水弁11を取付けるスペースを小さくできて下枠2bの小型化及びコストの低減が図れる。
【0021】
具体的には、前記下枠2bには、中空部25を有し、障子閉鎖時にその室内側に面する部分に室内排水口9が、障子閉鎖時にその室外側(屋外側)に面する部分に室外排水口10がそれぞれ形成され、これら室内排水口9及び室外排水口10の少なくとも何れか一方図示例では室外排水口10に、通常時には付勢手段例えば重り12により排水口10を略水平状態で塞ぐ弁体13を有し、下枠2b上に水が溜まるとその水圧で弁体13が下方に開いて排水する排水弁11を設けているため、排水弁11を取付けるスペースを小さくできて下枠2bの小型化及びコストの低減が図れる。前記排水弁11においては、ケース14が排水口10と略同じ大きさで開口しており、且つ上下方向の長さが短いため、ケース14内にごみが詰まりにくく、仮にケース14内にごみが詰まったとしても、詰まったごみを容易に取除くことができる。
【0022】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。例えば、開口部装置としては、シャッター付サッシに限定されず、通常の引違いサッシ、片引きサッシやドアサッシ等であっても良い。また、上枠、下枠、左右の縦枠、上框、下框及び左右の縦框は、金属製の室外形材と室内側形材とを合成樹脂製のブリッジ材を介して結合してなる断熱構造のもの、或いは金属製の室外側形材と合成樹脂製の室内側形材とを結合した複合断熱構造のものであっても良い。下枠は中空構造でなくても良く、その場合、下枠の上面部に設けられた排水口に排水弁が設けられる。付勢手段としては、重り以外に、例えばバネであっても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0024】
(1)請求項1の発明によれば、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠に障子閉鎖時に室内と室外を連通する排水口を形成し、該排水口に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けているため、排水弁を取付けるスペースを小さくできて下枠の小型化及びコストの低減が図れる。
【0025】
(2)請求項2の発明によれば、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠には、中空部を有し、障子閉鎖時にその室内側に面する部分に室内排水口が、障子閉鎖時にその室外側に面する部分に室外排水口がそれぞれ形成され、これら室内排水口及び室外排水口の少なくとも何れか一方に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けているため、排水弁を取付けるスペースを小さくできて下枠の小型化及びコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をシャッター付サッシに適用した実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】同シャッター付サッシの横断面図である。
【図3】サッシの正面図である。
【図4】要部拡大断面図である。
【図5】排水弁の拡大断面図である。
【図6】排水弁の概略的平面図である。
【図7】従来のシャッター付サッシの要部の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 サッシ(開口部装置)
2 枠体
2a 上枠
2b 下枠
2c、2d 縦枠
3a,3b 障子
9 排水口(室内排水口)
10 排水口(室外排水口)
11 排水弁
12 重り
13 弁体
25 中空部
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口部装置に係り、特に下枠に設けられる排水弁の構造を改良した開口部装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の開口に設けられる開口部装置としては、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備えた例えば引違いサッシやシャッター付サッシ等が知られている。このようなサッシにおいては、下枠が室内外方向に階段状に形成されている場合には下枠上に溜まる雨水等の排水性に問題は生じにくいが、下枠が略平面状に形成されているような場合には雨水等の水が下枠上に溜まり易く、下枠上の室内側に雨水等の水が溜まると、下枠上から室内に水が溢れて室内を濡らす恐れがある。
【0003】
このような問題を解決するために、下枠に下枠上に溜まった水を外部に排水するための排水弁11’を設けたサッシが提案されている(例えば、特開2000−192749公報参照)。従来のサッシの排水弁11’は、例えば図7に示すように、下枠2bに形成した排水口9に装着される上下方向に長いケース14’を有している。このケース14’の室外側の下側面には排水出口15が形成され、この排水出口15に弁体13’がその上端部を支点に回動開閉自在に設けられている。排水弁11’の弁体13’は、通常時には外部からの虫の侵入を防止すべく自重で垂直状態でケース14’の排水出口14d’を塞いでおり、下枠2b上に水が溜まると、その水圧で弁体13’を室外方向へ押し開けて水を排水するようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−192749公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のサッシにおいては、前記排水弁11’が上下方向に長いケース14’を有し、このケース14’の垂直面に形成した排水出口15に弁体13’を設けた構造になっていたので、下枠2bに前記排水弁11’を取付けるための大きなスペースを確保する必要があり、その分下枠2bが大型化してコストアップを招いている。また、前記排水弁11’においては、ケース14’内にごみが詰まり易く、ケース14’内にごみが詰まっても外からは分からず、また、詰まったごみを取除きにくかった。
【0006】
本発明は、前記事情を考慮してなされたもので、排水弁を取付けるスペースを小さくできて下枠の小型化及びコストの低減が図れる開口部装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠に障子閉鎖時に室内と室外を連通する排水口を形成し、該排水口に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠には、中空部を有し、障子閉鎖時にその室内側に面する部分に室内排水口が、障子閉鎖時にその室外側に面する部分に室外排水口がそれぞれ形成され、これら室内排水口及び室外排水口の少なくとも何れか一方に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基いて詳述する。図1は本発明をシャッター付サッシに適用した実施の形態を示す縦断面図、図2は同シャッター付サッシの横断面図、図3はサッシの正面図、図4は要部拡大断面図、図5は排水弁の拡大断面図、図6は排水弁の概略的平面図である。
【0010】
図1、図2ないし図3において、1は開口部装置として例示したシャッター付サッシで、このサッシ1自体は引違いサッシからなている。サッシ1は、建物の開口に設けられる上枠2a、下枠2bおよび左右の縦枠2c,2dを組立ててなる枠体2と、この枠体2内に開閉自在に設けられる内外の障子3a,3bとを備えている。枠体2を構成する上枠2a、下枠2bおよび左右の縦枠2c,2dは、例えばアルミニウム合金の押出形材からなっている。障子3a,3bは、上框4a、下框4b及び左右の縦框4c,4dを組立ててなる框体4内にガラスパネル5を装着して構成されている。框体2を構成する上框2a、下框2b及び左右の縦框2c,2dは、例えばアルミニウム合金の押出形材からなっている。
【0011】
前記サッシ1の上枠2aの上部にはシャッターカーテン15を巻き上げ下げする巻取部16を収容したシャッターボックス17が設けられ、前記縦枠2c,2dの前部には前記シャッターカーテン15を両側部を上下方向に案内するためのガイドレール18,18が着脱可能に設けられている。また、下枠2bの前部には、シャッターカーテン15の端板19を受けるための受部20が設けられている。
【0012】
前記下枠2bは、室内外方向に階段状に形成されておらず、略平面状に形成されている。下枠2bの上面部には内外の障子3a,3bを左右方向に移動自在に案内する内外のレール6a,6bや網戸7を左右方向に移動自在に案内する網戸用のレール8が突設されている。このような下枠2bにおいては、上面部に雨水等の水が溜まり易いため、排水性を良くするために、排水口9,10が設けられている。図示例の下枠2bは、図4にも示すように中空部25を有する中空(ホロー)構造になっているため、下枠2bの上面部における室内側と面する部分に排水口(室内排水口)9が設けられ、下枠2bの下面部における室外側と面する部分に排水口(室外排水口)10が設けられている。
【0013】
下枠2bの上面部は、閉鎖状態の内外の障子3a,3bにより室外側と室内側に仕切られ、下枠2bの上面部にはその室内側に対応する位置例えば外障子3bの室内側左右両端位置に排水口9が設けられている。前記下枠2bの上面部は閉鎖状態の内外の障子3a,3bにより室外側と室内側に仕切られているが、下枠2b上に突設された障子用の内外のレール6a,6b間が室内外に連通しているため、室内側の上面部にも水が溜まることになる。前記排水口10が常時開口していると、排水口9,10を通して室外側から室内に虫や外気が侵入するため、これらの侵入を阻止しつつ排水を行うために前記排水口10に排水弁11が設けられている。
【0014】
この場合、排水弁11の上下方向の取付けスペースを小さくするために、排水口10には、通常時には付勢手段例えば重り12により排水口11を略水平状態で塞ぐ弁体13を有し、下枠2b上に水が溜まるとその水圧で弁体13が下方に開いて排水する排水弁11が設けられている。この排水弁11は、図5ないし図6に示すように前記排水口10に装着される上下方向の寸法の短い枠状のケース14を有し、このケース14に弁体13が一側を支点に開閉自在に設けられている。前記ケース14は、排水口10にその下方から装着されるようになっており、上端部に排水口10の周縁部に係止される係止部14aが形成されている。前記ケース14及び弁体13は、例えば合成樹脂により形成されている。
【0015】
また、前記ケース14の室内側一側部の下部両端部には断面C形状ないしO形状の軸受部14bが形成され、前記弁体13の基部両端には前記両軸受部14b,14bに回動自在に支持される支軸13aが突設されている。前記弁体13の基部側にはその支軸13aよりも弁体13とは反対側に延出した腕部13bが形成され、この腕部13bにはこれを下方に付勢する重り12が設けられている。前記支軸13aを支点として腕部13bが重り12により下方へ下がるように付勢されているのに対し、反対側の弁体13がいわゆるシーソのようにして略水平状態でケース14の下端開口端に当接して開口端を塞ぐように上方へ付勢されている。ケース14の下端開口端には、弁体13が気密に着座する弁座部14cが形成されている。
【0016】
前記腕部13bは、略水平の閉状態の弁体13に対して支軸部分から斜め下方に曲っていることが、弁体13の開閉移動範囲を確保するために好ましい。すなわち、前記腕部13bが略水平の閉状態の弁体13に対して支軸13a部分から水平に延びていると、弁体13が下方に開移動するときに腕部13bが下枠2bの下面(底面)に当接して弁体13の十分な開状態を確保することができないからである。
【0017】
下枠2bの上面部に水が溜まると、その水圧で弁体13が重り12の付勢力に抗して押し下げられ、排水口10からケース14内を通って水が外部に排水されるようになっている。このとき、腕部13bの重り12が下枠2bの下面に当接して弁体13の回動が規制され、弁体13は室外側に臨んで斜め下方に傾斜した状態になり、この弁13体の傾斜面に沿って水が室外側に円滑に排水されるようになっている。前記重り12は、例えば合成樹脂製の腕部13bの先端部を拡大形成することにより適当な重さの重りとしているが、合成樹脂製の腕部13bに金属部材を取付けて重りとしても良い。
【0018】
以上の構成からなるシャッター付サッシ(開口部装置)1においては、通常時には、下枠2bに設けられた排水弁11の弁体13が重り12による付勢力でケース14の下部開口端(開口面)に当接して排水口10と略平行な略水平状態で排水口10を塞いでおり、排水口10を通って室外から室内への虫や外気の侵入を防止することができる。そして、サッシ1の室外面に雨がかかって下枠2b上に水が溜まると、閉状態の弁体13の上面に水圧がかかり、この水圧が重り12の付勢力に打ち勝つことで弁体13が押し下げられて開き、下枠2b上に溜まった水が排水口10から斜めに下降傾斜した弁体13の上面に沿って室外に排水される。
【0019】
このようにして下枠2b上に溜まる水が自動的に室外に排水されることにより、下枠2b上に水が溜まって室内に溢れ、室内を濡らすのを防止することができる。一方、下枠2b上から水が無くなると、弁体13の上面に水圧がかからなくなるため、重り12の付勢力により弁体13が押し上げられてケース14の下部開口端にほぼ水平状態になって当接し、排水口10を自動的に塞ぐ(閉じる)ようになる。
【0020】
このように前記サッシ1によれば、建物の開口に設けられる上枠2a、下枠2bおよび左右の縦枠2c,2dからなる枠体2と、該枠体2内に開閉自在に設けられる障子3a,3bとを備え、前記下枠2bに障子閉鎖時に室内と室外を連通する排水口10を形成し、該排水口10に、通常時には付勢手段例えば重り12により排水口10を略水平状態で塞ぐ弁体13を有し、下枠2b上に水が溜まるとその水圧で弁体13が下方に開いて排水する排水弁11を設けているため、排水弁11を取付けるスペースを小さくできて下枠2bの小型化及びコストの低減が図れる。
【0021】
具体的には、前記下枠2bには、中空部25を有し、障子閉鎖時にその室内側に面する部分に室内排水口9が、障子閉鎖時にその室外側(屋外側)に面する部分に室外排水口10がそれぞれ形成され、これら室内排水口9及び室外排水口10の少なくとも何れか一方図示例では室外排水口10に、通常時には付勢手段例えば重り12により排水口10を略水平状態で塞ぐ弁体13を有し、下枠2b上に水が溜まるとその水圧で弁体13が下方に開いて排水する排水弁11を設けているため、排水弁11を取付けるスペースを小さくできて下枠2bの小型化及びコストの低減が図れる。前記排水弁11においては、ケース14が排水口10と略同じ大きさで開口しており、且つ上下方向の長さが短いため、ケース14内にごみが詰まりにくく、仮にケース14内にごみが詰まったとしても、詰まったごみを容易に取除くことができる。
【0022】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。例えば、開口部装置としては、シャッター付サッシに限定されず、通常の引違いサッシ、片引きサッシやドアサッシ等であっても良い。また、上枠、下枠、左右の縦枠、上框、下框及び左右の縦框は、金属製の室外形材と室内側形材とを合成樹脂製のブリッジ材を介して結合してなる断熱構造のもの、或いは金属製の室外側形材と合成樹脂製の室内側形材とを結合した複合断熱構造のものであっても良い。下枠は中空構造でなくても良く、その場合、下枠の上面部に設けられた排水口に排水弁が設けられる。付勢手段としては、重り以外に、例えばバネであっても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0024】
(1)請求項1の発明によれば、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠に障子閉鎖時に室内と室外を連通する排水口を形成し、該排水口に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けているため、排水弁を取付けるスペースを小さくできて下枠の小型化及びコストの低減が図れる。
【0025】
(2)請求項2の発明によれば、建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠には、中空部を有し、障子閉鎖時にその室内側に面する部分に室内排水口が、障子閉鎖時にその室外側に面する部分に室外排水口がそれぞれ形成され、これら室内排水口及び室外排水口の少なくとも何れか一方に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けているため、排水弁を取付けるスペースを小さくできて下枠の小型化及びコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をシャッター付サッシに適用した実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】同シャッター付サッシの横断面図である。
【図3】サッシの正面図である。
【図4】要部拡大断面図である。
【図5】排水弁の拡大断面図である。
【図6】排水弁の概略的平面図である。
【図7】従来のシャッター付サッシの要部の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 サッシ(開口部装置)
2 枠体
2a 上枠
2b 下枠
2c、2d 縦枠
3a,3b 障子
9 排水口(室内排水口)
10 排水口(室外排水口)
11 排水弁
12 重り
13 弁体
25 中空部
Claims (2)
- 建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠に障子閉鎖時に室内と室外を連通する排水口を形成し、該排水口に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けたことを特徴とする開口部装置。
- 建物の開口に設けられる上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠体と、該枠体内に開閉自在に設けられる障子とを備え、前記下枠には、中空部を有し、障子閉鎖時にその室内側に面する部分に室内排水口が、障子閉鎖時にその室外側に面する部分に室外排水口がそれぞれ形成され、これら室内排水口及び室外排水口の少なくとも何れか一方に、通常時には付勢手段により排水口を略水平状態で塞ぐ弁体を有し、下枠上に水が溜まるとその水圧で弁体が下方に開いて排水する排水弁を設けたことを特徴とする開口部装置。
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- 2002-11-21 JP JP2002338488A patent/JP2004169476A/ja active Pending
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