JPH07290690A - 刷版を搬送するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刷版が信頼性をもって版胴に供給またはそこ
から排除されることを可能にするような装置を提供す
る。 【構成】 本発明の刷版の搬送のための装置は、版胴と
軸が平行である２グループの、ローラ、円板状セグメン
ト、またはパッドの形での導き要素９，１０が設けられ
ていて、刷版の供給のためには、導き要素の一方のグル
ープ９が版胴の表面まである決まった距離のところに位
置決めされ、他方のグループはそこから離れており、刷
版の排出のためには、導き要素の他方のグループ１０が
版胴の表面まである決まった距離のところに位置決めさ
れ、さきの一方のグループはそこから離れている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、刷版を印刷機の版胴に
供給またはそこから排除するときの刷版の搬送のための
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】印刷機の分野では、最高度の合理化の要
求に対しては、一つには印刷速度の上昇により、また一
つには印刷機のための準備時間の最小化により、配慮が
なされる。その故に、例えば、印刷機での刷版の交換
は、それが印刷工によって手作業で行われなければなら
ない場合に、比較的に時間を費やすプロセスである。そ
こでは，刷版交換（印刷機の各版胴での古い刷版の取り
出しと新しい刷版の緊張取り付け）の自動化が、大幅な
時間の節約をもたらす。作られるべき印刷物の部数が少
ない印刷ジョブを遂行しなければならない場合には、頻
繁な刷版交換が必要であるので、そういう場合に特に、
自動的刷版交換が有意義である。自動的刷版交換のため
の一つの装置が、DE 41 30 359 A1の中に記述されてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このような現状技術か
ら出発して本発明が目的としているのは、刷版が信頼性
をもって版胴に供給またはそこから排除されることを可
能にするような装置を形成することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この課題は、「特許請求
の範囲」請求項１に記載されているとおりの特徴によっ
て解決される。

【０００５】本発明による装置によれば、刷版の交換の
際の、刷版の問題なしの搬送が達成される。（二つの）
導き要素(Leitelemente)が、（刷版を）一時的に押さえ
ることによって、刷版の表面が機械の部品と接触するこ
とがないようにするので、敏感な印刷面の損傷は有効に
回避される。さらに、この装置は、どんな場合も、二つ
のうちの一方の導き要素は未だ印刷されていない刷版
（板状刷版、フォイル状刷版）のインキのない表面だけ
に接触する一方で、他方の導き要素は既に印刷された刷
版のインキのついた表面だけに接触するように構成され
ているので、未だ印刷されていない刷版の、特には版胴
に緊張取り付けされるときの汚れが、本来的に起こらな
いようにされている。

【０００６】本発明による装置のさらにある一つの実施
態様によれば、二つの導き要素が、ローラの対になって
いる。さらに、長く延びたローラの代わりに（複数の）
ローラ状のセグメントつまりパッドを用いるという構成
が、好都合であり、ある種の実施態様においては必須で
ある。このような実施態様は、一面においてコスト的に
有利であるだけでなく、クランプ／緊張装置のクランプ
バーのくわえ爪との衝突を避けるために、合目的的であ
ると実証されるか、または必須であると知られる。

【０００７】本発明による装置のさらにある一つの実施
態様によれば、実際の構造としてのそれら導き要素は、
一つの横方向材上に偏心して配置されている。この位置
ずれの故に、各旋回位置において、所望の一方の導き要
素だけが、その刷版の表面と接触することになる。

【０００８】この横方向材の旋回のために、本発明によ
る装置のコスト的に有利な一つの形態では、下記のよう
な位置決め機構が設けられている。横方向材の両方の端
部分において各一つの摩擦車が回転自由に支持されてい
る。これら摩擦車には各一つのフリーホイール装置が付
属していて、一方のフリーホイール装置の携行方向は、
他方のフリーホイール装置とは反対になっている。横方
向材自体は、旋回可能に支持されてばね力を受けている
（両側の）レバーの中で支持されている。それら摩擦車
は、一つのカムによる制御によって、刷版の供給または
排出の間には、版胴の胴まくらに押し付けられる。刷版
の供給及び排出の際の版胴の回転方向に合ったフリーホ
イール装置の携行方向に応じて、二つの導き要素を伴っ
た横方向材が、自動的に所望の位置に持ち来される。

【０００９】この種の横方向材の位置決めの仕方と同等
の実施態様が、本発明による装置の有利な発展態様によ
れば、横方向材に、例えば作動位置が二つの位置決めシ
リンダか、電動機か、またはマグネットといった位置決
め要素によって動かされる一つのレバーが固定されてい
る、という例において見られる。

【００１０】本発明による装置のさらにある一つの有利
な発展態様によれば、旋回可能な両側のレバーの間にも
う一つの横方向材が設けられていて、それの上に，少な
くとも一つの案内要素が固定されている。代案として
は、その案内要素を供給台に固定的に取り付けることと
している。この案内要素は、供給台に向けての刷版の排
出を確実にする働きをする。それら案内要素が、クラン
プバーのくわえ爪同志間の空いたところに配置されてい
るのが望ましい。

【００１１】さらに、刷版の供給と排出のための装置
を、旋回可能に支持された、印刷装置の一つの覆い板に
固定する、という実施態様が、有利であると実証されて
いる。印刷装置のローラや胴において作業をする必要が
ある場合には必然的に必要になる上記装置の除去が、覆
いの除去と同時に行われ得る。

【００１２】

【実施例】以降においては、図面を用いて本発明を詳し
く説明する。図１から図５までは、本発明による刷版の
供給と排出の装置の有利な実施態様を、二つの作動位置
において示している。図１から図５までは、本発明によ
る刷版の供給と排出のための装置の有利な実施態様を、
二つの作動位置（位置Ａと位置Ｂ）において示してい
る。相異なる作動位置の両方（Ａ，Ｂ）を制御できるよ
うな諸実施態様を、以降において説明する。

【００１３】図１は、供給台２を経て供給された刷版１
（板状刷版またはフォイル状刷版）が、前縁クランプ装
置３の両方のクランプバー４，５のクランプ面４ａ，５
ａの間に到来した時点における、ローラの対(Rollenpaa
r)８の位置を示している。刷版１の前縁のクランプ固定
は、二つのうちの一方のクランプ面４ａ，５ａが他方の
クランプ面４ａ，５ａに垂直の方向に動かされることに
よって達成される。一般に行われているように、このク
ランプ装置３は、特に図示はしていない印刷機の版胴７
の胴溝６の中に配置されている。この、出発位置と定義
される位置Ａにおいて、二つの導きローラ(Leitrollen)
９，１０で成るローラの対８は、版胴７の表面から離れ
ている。二つの導きローラ９，１０は、旋回可能に支持
された一つの横方向材１１上に取り付けられている。

【００１４】図２と３は、刷版１を版胴７上に緊張取り
付けして行く間のローラの対８の位置（位置Ｂ）を示し
ている。横方向材１１の旋回によって、ローラの対は、
版胴まである決まった距離のところの位置Ｂへと旋回す
る。版胴７がそれの中心軸線の回りで矢印方向に回転す
る間には、導きローラ９が、刷版を押さえる。

【００１５】図３で見られるように、ローラの対８は、
版胴が回転して刷版１の後縁が後縁クランプ／緊張装置
１４の両方のクランプバー１５，１６のクランプ面１５
ａ，１６ａの間で固定されるまで、この位置に止まって
いる。刷版１のクランプ／緊張のための装置は、既に十
分に知られているとおりである。そのような装置のため
の可能な実施態様の例を示すためには、DE 41 28 994 A
1または DE 41 29 831A1を参照するのがよい。クランプ
装置の中への刷版前縁の確実な導入を達成するために、
案内要素１８が設けられていて、それは、供給台２の一
部分になっている。

【００１６】刷版１を版胴７から除去するためには、ロ
ーラの対８が第２の位置（位置Ａ）へと旋回する。クラ
ンプ／緊張装置１４が刷版の後縁を解放するや否や、刷
版後縁は自身の応力の故に保持具から飛び出し、導きロ
ーラ１０の表面に接触する。版胴７の回転と、当然それ
に伴う刷版１の巻きほどきの間に、刷版は導きローラ１
０に案内されて動き、供給台２へと押しやられる。案内
要素１８が刷版１の繰出しを支えるようになっているの
が有利である。

【００１７】この間の模様は、図示的には図４と５にお
いて示されている。

【００１８】図６は、供給／排出位置決め機構の第１の
実施態様を伴った、ローラの対の側面図を示しており、
図７においては、対応するその装置の上面視図が描写さ
れている。導きローラ９，１０は、回転自由に支持され
た一つの横方向材１１（図示の場合、四角形の）の上で
固定的に支持されている。それら導きローラ９，１０の
どちらのものも、偏心して取り付けられた複数のローラ
状のセグメント４９の集合で成っていて、それらローラ
状セグメントは、横方向材１１のある決まった角度の回
転によって前述した両方の位置（位置Ａと位置Ｂ）が実
現され得るように配置されている。ローラ状セグメント
４９同志間の距離は、版胴７にあるクランプ／緊張装置
３，１４のクランプバー４，１５との衝突が起こらない
ように定められている。

【００１９】横方向材１１の端領域５２は、ボックス５
３を介して、両側に配置された軸受レバー５４の中で回
転自由に支持されている。横方向材１１の端領域５２
は、摩擦車４２を担持している。駆動側と運転側の各摩
擦車４２には、携行方向が互いに反対のフリーホイール
装置４３，４４が従属している。軸５５が、軸受レバー
５４の中、及び、印刷装置覆い２９に固定的に結合され
た固定用部品５４の中で回転自由に支持されている。固
定用部品５３上には、駆動側において、一つのボルト５
１が取り付けられていて、そのボルトは一つのカム２８
と組み合って働く。カム２８によって制御されて、ロー
ラの対８を担持している軸受レバー５４が、軸５５の中
心軸線の回りで回転させられる。そこでは、引張りばね
５０の力に反抗する仕事がなされる。

【００２０】軸受レバー５４の旋回運動によって、各々
が周囲においてゴムリング４８を担持している摩擦車４
２が、版胴７の胴まくら３３に押し当たる。フリーホイ
ール装置４３，４４の携行方向は、刷版導入の場合には
導きローラ９、刷版繰出しの場合には導きローラ１０
が、刷版１の近傍に来るように決められている。

【００２１】横方向材１１とそれの上に取り付けられた
ローラの対８の回転運動の制限のため、つまり、ローラ
の対８を両方の端位置（位置Ａ、位置Ｂ）で止めるため
に、両側での外側のローラ状セグメント４９に、制限ピ
ン４５が取り付けられていて、それら制限ピンが、両方
の要求されている角度位置で、対応するように構成され
た固定用部品５６の角部に突き当たる。それら突き当た
り点は、図６において“ｘ”で示されている。

【００２２】図８は、供給／排出位置決め機構の、さら
にある有利な一つの実施態様を伴った、本発明によるロ
ーラの対の側面図を示している。ここでもやはり個別の
ローラ状セグメント４９で成っている導きローラ９，１
０は、回転自由に支持された一つの横方向材１１の上
に、図示の場合には四角の上で、固定取り付けされてい
る。導きローラ９，１０の、どちらのローラ状セグメン
ト４９も、偏心して配置されているので、横方向材１１
の回転によって、両方の所望の位置が設定され得る。

【００２３】横方向材１１は、両側において、軸受２０
を担持していて、それら軸受の各々は、固定用部品２７
の一つの長穴２１の中でばね２２上に支持されている。
ばねを介して支持された、導きローラ９，１０を伴った
横方向材１１には、一つのカム２８によって、ローラの
対８の両方の位置の設定のための力が及ぼされる。図８
で、しかしながら特には図９で見られるように、横方向
材１１上では、摩擦車４２が回転可能に支持されてい
る。それら摩擦車４２のどちらも、周囲において一つの
食み出したゴムリング４８を担持している。もう一つの
横方向材２６が、両側のレバー２４を相互に固定的に結
合している。カムによる制御によって、両側のレバー２
４に、したがって横方向材１１と導きローラ９，１０に
も、力が及んだならば、摩擦車４２が版胴７の胴まくら
３３に押し付けられる。

【００２４】摩擦車４２は、各一つのフリーホイール装
置４３，４４を有していて、運転側のフリーホイール装
置４４は、駆動側のフリーホイール装置４３と、携行方
向が反対になっている。フリーホイール装置４３，４４
の携行方向は、導きローラ９，１０を伴った横方向材１
１が、刷版の導入のときには位置Ｂ、刷版の繰出しのと
きには位置Ａに旋回して来るように選定されている。ロ
ーラの対８の制御された方の端位置における固定を達成
するために、ローラ９の端面、または両側での外側のロ
ーラ状セグメントの端面に、ピン４５が設けられてい
て、そのピンは、対応する固定用部品２７の適切な形状
と組み合って働く。固定用部品２７上の、制限ピン４５
が当たる両方の位置は、図８において“ｘ”でマークし
てある。

【００２５】さらに、側面図である図８と上面図である
図９と１０で見られるように、もう一つの横方向材２６
（四角形）が、両側に配置されたレバー２４の中で固定
支持されている。この横方向材２６上では、案内要素１
８が、両側方に配置されたストップリングを伴って支持
されている。案内要素１８を伴った横方向材２６は、レ
バー２４と固定的に結合されているので、それと共に旋
回運動をする。それら案内要素１８は、刷版の前縁及び
後縁のためのクランプ／緊張装置３，１４のクランプバ
ー４，５，１５，１６と衝突することがないような具合
に、横方向材２６上に配置されている。

【００２６】図９と１０に示されたローラ状セグメント
４９は、互いに対称形に作られた円板状の部品３４で成
っていて、それら円板状の部品は、ピン３６と、そして
なおストップリング３７によって合体させられ、さらに
それらストップリングによって、横方向材１１上に偏心
して固定されている。それら円板状の部品３４の、周方
向に設けられた切欠き部では、一つのリング３５が、回
転可能に支持されている。刷版１が、そのとき位置決め
されているローラ状セグメント４９のリング３５の周囲
面と接触するや否や、それらリングは刷版１上で転動す
る。

【００２７】図８において示されているように、刷版１
の供給／排出のための装置は、両側に配置された直角に
曲がった形の固定用部品２７を介して、印刷装置の覆い
板２９にねじ止めされている。これら固定用部品２９
は、図を見やすくするために、図９と１０の上面図にお
いては省略してある。印刷装置の覆い板２９は、軸３１
の回りで旋回可能なように支持されたレバー３０にねじ
止めされている。印刷装置において作業が行われ得るた
めには、運転工は、覆い板２９を持ち上げなければなら
ない。この洗練された構造によるならば、刷版供給の装
置が同時に動き去るので、印刷装置への、例えば清掃の
目的での、妨害されないアクセスが達成される、という
ことが有利である。

【００２８】図１１においては、ローラの対８のため
の、さらにある一つの供給／排出位置決め機構を示して
いる。この機構以外の要素は、図９と１０における要素
と合致している。横方向材１１を旋回させるために、
（それの）ローラピン軸４１に、一つのレバー４６が結
合されている。そのレバー４６には、一つの位置決め要
素４７が従属していて、その位置決め要素は、レバーに
力Ｆを及ぼすことによって、必要な位置決め過程を、印
刷機の角度位置と関係づけて実行する。この位置決め要
素は、作動位置が二つの位置決めシリンダか、またはマ
グネットである。自明のこととして、電動機も用いられ
得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】出発の位置（位置Ａ）を示す図である。

【図２】刷版の前縁がクランプ装置においてクランプさ
れた後の、ローラの対の位置（位置Ｂ）を示す図であ
る。

【図３】刷版の後縁がクランプ／緊張装置においてクラ
ンプされる直前の、ローラの対の位置を示す図である。

【図４】刷版の後縁がクランプ／緊張装置から解放され
たときの、ローラの対の位置（位置Ａ）を示す図であ
る。

【図５】刷版の排出のときのローラの対の位置を示す図
である。

【図６】供給／排出位置決め機構の第１の有利な実施態
様を伴ったローラの対の側面図である。

【図７】図６の実施態様の上面図である。

【図８】供給／排出位置決め機構の、さらにある一つの
有利な実施態様を伴った、ローラの対の側面図である。

【図９】図８の実施態様の上面図である。

【図１０】図９の部分を拡大して示した図である。

【図１１】供給／排出位置決め機構の、第３の有利な実
施態様の場合のローラの対の側面図である。

【符号の説明】

１ 刷版（板状またはフォイル状の） ２ 供給台 ３ クランプ装置（前縁の） ４，５ クランプバー ４ａ，５ａ クランプ面 ６ 胴溝 ７ 版胴 ８ ローラの対 ９ 導きローラ（刷版導入時の） １０ 導きローラ（刷版繰出し時の） １１ 横方向材 １２ 位置決め装置 １３ 回転軸線 １４ クランプ装置（後縁の） １５，１６ クランプバー １５ａ，１６ａ クランプ面 １７ カム制御 １８ 案内要素 １９ 横方向材 ２０ 軸受 ２１ 長穴 ２２ ばね ２３ レバーの面 ２４ レバー ２５，２６ 横方向材 ２７ 固定用部品 ２８ カム ２９ 覆い板 ３０ 旋回可能なレバー ３１ 回転軸線（覆い板用の） ３２ 軸ピン（版胴の） ３３ 胴まくら ３４ 円板 ３５ リング ３６ ピン ３７ ストップリング ３８ 間隔片 ３９ ストップリング ４０，４１ ピン軸 ４２ 摩擦車 ４３，４４ フリーホイール装置 ４５ 制限ピン ４６ レバー ４７ 位置決め要素 ４８ ゴムリング ４９ ローラ状セグメント ５０ 引張りばね ５１ ボルト ５２ ピン軸 ５３ ボックス ５４ 軸受レバー ５５ 軸 ５６ 固定用部品

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルディ シュテルベルガー ドイツ連邦共和国 76709 クロナウ ベ ンツシュトラーセ ２ (72)発明者 ベルント ルーフ ドイツ連邦共和国 64331 ヴァイターシ ュタット フェルトベルクシュトラーセ 11

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 刷版を印刷機の版胴に供給またはそこか
   ら排除するときの刷版の搬送のための装置において、 版胴（７）と軸が平行である１対の導き要素（８；９，
   １０）が設けられていて、該導き要素（８；９，１０）
   が、位置決め機構（１２）によって、刷版（１）の供給
   の間には導き要素のうちの一方のもの（９）が版胴
   （７）上に接触し（位置Ｂ）、刷版（１）の排出の間に
   は導き要素のうちの他方のもの（１０）が刷版（１）に
   接触する（位置Ａ）ように位置決めされることを特徴と
   する、刷版を搬送するための装置。
2. 【請求項２】 前記導き要素（８）が、一つのローラの
   対（９，１０）である、請求項１記載の装置。
3. 【請求項３】 前記導き要素（８）が、ローラ状のセグ
   メント（４９）つまりパッドとして構成されている、請
   求項１記載の装置。
4. 【請求項４】 前記の二つの導き要素（９，１０）が、
   一つの横方向材（１１）上に偏心して配置されている、
   請求項２または３に記載の装置。
5. 【請求項５】 前記の位置決め機構（１２）が、 前記横方向材（１１）上に回転自由に支持された二つの
   摩擦車（４２）と、 該摩擦車に付属していて携行方向が互いに反対方向であ
   る二つのフリーホイール装置（４３，４４）と、 前記横方向材（１１）を抱いて支持している旋回可能な
   レバー（５４）と、 刷版（１）の交換の間に前記摩擦車（４２）を版胴
   （７）の胴まくら（３３）に押し付けるカムによる制御
   と、 から成っている、請求項１または４記載の装置。
6. 【請求項６】 横方向材（１１）に、一つの位置決め要
   素（４７）で動かされるレバー（４６）が配置されてい
   る、請求項４記載の装置。
7. 【請求項７】 前記の位置決め要素（４７）が、作動位
   置が二つの位置決めシリンダか、マグネットか、または
   電動機である、請求項６記載の装置。
8. 【請求項８】 旋回可能に支持されたレバー（２４）に
   一つの横方向材（２６）が固定的に取り付けされてい
   て、該横方向材上に少なくとも一つの案内要素（１８）
   が固定されている、請求項５記載の装置。
9. 【請求項９】 刷版（１）のための供給／排出装置
   （２，８）が、旋回可能に支持された一つの印刷装置覆
   い板（２９）に固定されている、請求項１記載の装置。