JP3444845B2 - 枚葉紙印刷機 - Google Patents
枚葉紙印刷機Info
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- JP3444845B2 JP3444845B2 JP2000216567A JP2000216567A JP3444845B2 JP 3444845 B2 JP3444845 B2 JP 3444845B2 JP 2000216567 A JP2000216567 A JP 2000216567A JP 2000216567 A JP2000216567 A JP 2000216567A JP 3444845 B2 JP3444845 B2 JP 3444845B2
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- JP
- Japan
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- printing
- plate
- printing unit
- plate cylinder
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- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F27/00—Devices for attaching printing elements or formes to supports
- B41F27/12—Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/08—Cylinders
- B41F13/10—Forme cylinders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項１の上位概
念に基づく枚葉紙印刷機に関する。
念に基づく枚葉紙印刷機に関する。
【０００２】
【従来の技術】独国特許第４３４３６１６号公開公報よ
り、表面印刷用の印刷ユニットと、第1の印刷ユニット
に前置された裏面印刷ユニットとを備えたタンデム型式
の枚葉紙オフセット印刷機が公知である。表面印刷用の
印刷ユニット、ならびに裏面印刷ユニットには版胴が配
置されており、版をこの版胴に張り渡し可能である。
り、表面印刷用の印刷ユニットと、第1の印刷ユニット
に前置された裏面印刷ユニットとを備えたタンデム型式
の枚葉紙オフセット印刷機が公知である。表面印刷用の
印刷ユニット、ならびに裏面印刷ユニットには版胴が配
置されており、版をこの版胴に張り渡し可能である。
【０００３】装填時間を短縮するためにこの版胴は固定
装置を有しており、この固定装置によって版を簡単に、
かつ特に自動的に交換することができる。そのために版
の端部は、版の印刷開始部と印刷終了部に割り当てられ
た版胴のそれぞれの固定装置に固定される。欧州特許文
献０６５４３４９号ならびに独国特許第４２１５９６９
号公報より、枚葉紙オフセット印刷機の表面印刷ユニッ
トに配置された版胴であって、その固定装置が版の自動
的な交換のために構成されているものが公知である。こ
の場合、版の印刷開始エッジを受容する役目を果たす固
定装置は胴に固定されて設けられており、特に半径方向
に可動な下側部を備えた、胴固定された上側部として設
けられている。版の印刷終了エッジを受容するため、同
じくクランプレールとして構成されている後側の固定装
置は回動可能に設けられている。このレールを回動させ
ることによって版胴に張り渡された版の印刷終了部を把
持可能であり、挟み込み力を生成した後、帰属のばね部
材によって版のクランプが行われる。固定装置には、有
利には空気圧方式および／または油圧方式で作動する操
作装置が設けられている。特に版胴に配属されていてこ
れに突き当て可能な案内装置によって、開いている印刷
開始部固定装置に新しい版を挿入し、版胴を前方に回す
ことで版胴に張り渡してから、印刷終了部固定装置に固
定してクランプする。
装置を有しており、この固定装置によって版を簡単に、
かつ特に自動的に交換することができる。そのために版
の端部は、版の印刷開始部と印刷終了部に割り当てられ
た版胴のそれぞれの固定装置に固定される。欧州特許文
献０６５４３４９号ならびに独国特許第４２１５９６９
号公報より、枚葉紙オフセット印刷機の表面印刷ユニッ
トに配置された版胴であって、その固定装置が版の自動
的な交換のために構成されているものが公知である。こ
の場合、版の印刷開始エッジを受容する役目を果たす固
定装置は胴に固定されて設けられており、特に半径方向
に可動な下側部を備えた、胴固定された上側部として設
けられている。版の印刷終了エッジを受容するため、同
じくクランプレールとして構成されている後側の固定装
置は回動可能に設けられている。このレールを回動させ
ることによって版胴に張り渡された版の印刷終了部を把
持可能であり、挟み込み力を生成した後、帰属のばね部
材によって版のクランプが行われる。固定装置には、有
利には空気圧方式および／または油圧方式で作動する操
作装置が設けられている。特に版胴に配属されていてこ
れに突き当て可能な案内装置によって、開いている印刷
開始部固定装置に新しい版を挿入し、版胴を前方に回す
ことで版胴に張り渡してから、印刷終了部固定装置に固
定してクランプする。
【０００４】裏面印刷ユニットの版胴は機能的に同一の
役目を果たさなくてはならず、すなわち版を印刷開始エ
ッジと印刷終了エッジで保持して外周に張り渡さなくて
はならない。冒頭に述べた種類の裏面印刷ユニットで
は、裏面印刷ユニットの版胴は表面印刷用の印刷ユニッ
トの回転方向とは反対に回転する。つまり、印刷開始部
と印刷終了部の固定装置がそれぞれ別様に構成されてい
ると、表面印刷ユニットの版胴と裏面印刷ユニットの版
胴とが異なることになる。版胴および／または版胴に設
けられた固定装置の構造が異なっていると、部品の多様
性が生じ、このことは製造コストにマイナスの影響を及
ぼす。
役目を果たさなくてはならず、すなわち版を印刷開始エ
ッジと印刷終了エッジで保持して外周に張り渡さなくて
はならない。冒頭に述べた種類の裏面印刷ユニットで
は、裏面印刷ユニットの版胴は表面印刷用の印刷ユニッ
トの回転方向とは反対に回転する。つまり、印刷開始部
と印刷終了部の固定装置がそれぞれ別様に構成されてい
ると、表面印刷ユニットの版胴と裏面印刷ユニットの版
胴とが異なることになる。版胴および／または版胴に設
けられた固定装置の構造が異なっていると、部品の多様
性が生じ、このことは製造コストにマイナスの影響を及
ぼす。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、請求項１の上位概念に基づく枚葉紙印刷機を改良し
て、部品の多様性に起因する製造コストを大幅に削減で
きるようにすることである。
は、請求項１の上位概念に基づく枚葉紙印刷機を改良し
て、部品の多様性に起因する製造コストを大幅に削減で
きるようにすることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題は請求項１の特
徴部分に記載の構成要件によって解決される。本発明の
発展形態は従属請求項に記載されている。
徴部分に記載の構成要件によって解決される。本発明の
発展形態は従属請求項に記載されている。
【０００７】本発明によれば、裏面印刷ユニットに配置
された版胴が胴本体に関して、ならびに版の端部を把持
する固定装置に関して、表面印刷用の印刷ユニットの版
胴と同一であることが意図されている。このとき裏面印
刷ユニットの版胴は、表面印刷用の印刷ユニットの版胴
と反対方向にのみ回転する。したがって裏面印刷ユニッ
トの版は先行するエッジで固定装置によって保持され、
この固定装置は表面印刷ユニットでは印刷終了エッジを
保持する。逆に、裏面印刷ユニットの版胴上にある印刷
終了エッジは、表面印刷ユニットで印刷開始エッジを保
持する固定装置によって保持される。このとき裏面印刷
ユニットの版胴は、表面印刷ユニットの版胴の回転方向
と逆方向にのみ回転する。
された版胴が胴本体に関して、ならびに版の端部を把持
する固定装置に関して、表面印刷用の印刷ユニットの版
胴と同一であることが意図されている。このとき裏面印
刷ユニットの版胴は、表面印刷用の印刷ユニットの版胴
と反対方向にのみ回転する。したがって裏面印刷ユニッ
トの版は先行するエッジで固定装置によって保持され、
この固定装置は表面印刷ユニットでは印刷終了エッジを
保持する。逆に、裏面印刷ユニットの版胴上にある印刷
終了エッジは、表面印刷ユニットで印刷開始エッジを保
持する固定装置によって保持される。このとき裏面印刷
ユニットの版胴は、表面印刷ユニットの版胴の回転方向
と逆方向にのみ回転する。
【０００８】表面印刷ユニットの版胴と同一に構成され
た版胴を裏面印刷ユニットに使用できることによって、
部品の多様性が招く製造コストを減らすことができる。
印刷作業において裏面印刷ユニットの版胴は表面印刷用
の印刷ユニットの版胴の回転方向と反対に回転するの
で、版の交換も同じやり方で実行できるという利点があ
る。そのためにはまず版の印刷終了エッジを、版胴の相
応の固定装置の開いた把持領域に挿入する。この固定装
置は、表面印刷用の印刷ユニットでは印刷開始部クラン
プレールに相当している。印刷終了部を固定された版を
張設するため、裏面印刷ユニットの版胴を印刷時とは反
対方向に駆動して印刷開始部エッジを相応の固定装置に
挿入して挟持し、次いでクランプすることができる。こ
の固定装置は、表面印刷ユニットの版胴では印刷終了部
クランプレールに相当している。
た版胴を裏面印刷ユニットに使用できることによって、
部品の多様性が招く製造コストを減らすことができる。
印刷作業において裏面印刷ユニットの版胴は表面印刷用
の印刷ユニットの版胴の回転方向と反対に回転するの
で、版の交換も同じやり方で実行できるという利点があ
る。そのためにはまず版の印刷終了エッジを、版胴の相
応の固定装置の開いた把持領域に挿入する。この固定装
置は、表面印刷用の印刷ユニットでは印刷開始部クラン
プレールに相当している。印刷終了部を固定された版を
張設するため、裏面印刷ユニットの版胴を印刷時とは反
対方向に駆動して印刷開始部エッジを相応の固定装置に
挿入して挟持し、次いでクランプすることができる。こ
の固定装置は、表面印刷ユニットの版胴では印刷終了部
クランプレールに相当している。
【０００９】上述したような、表面印刷ユニットの版胴
とは反対の回転方向に適合させられた版交換時のやり方
によって、簡単な自動化が可能となる。表面印刷用の印
刷ユニットの場合と同じように簡素に構成された案内装
置を設けることができ、この案内装置によって、新しく
供給されるべき版が裏面印刷ユニットにある版胴の相応
の固定装置に供給される。このとき本発明のさらに別の
利点として、裏面印刷ユニットでは版をブランケット胴
と湿し装置との間の領域で交換することができる。給紙
装置の搬送台の下側に配置されている裏面印刷ユニット
の場合、これは給紙装置の方を向いている側であり、こ
の側は裏面印刷ユニットにおいて排紙装置の方を向いて
いる部分よりも一般にアクセス性がよい。
とは反対の回転方向に適合させられた版交換時のやり方
によって、簡単な自動化が可能となる。表面印刷用の印
刷ユニットの場合と同じように簡素に構成された案内装
置を設けることができ、この案内装置によって、新しく
供給されるべき版が裏面印刷ユニットにある版胴の相応
の固定装置に供給される。このとき本発明のさらに別の
利点として、裏面印刷ユニットでは版をブランケット胴
と湿し装置との間の領域で交換することができる。給紙
装置の搬送台の下側に配置されている裏面印刷ユニット
の場合、これは給紙装置の方を向いている側であり、こ
の側は裏面印刷ユニットにおいて排紙装置の方を向いて
いる部分よりも一般にアクセス性がよい。
【００１０】本発明は、表面印刷ユニットに後置されて
いて圧胴と協働する版胴を有している塗工ユニットを備
えた印刷機にも適用可能である。
いて圧胴と協働する版胴を有している塗工ユニットを備
えた印刷機にも適用可能である。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。
の実施形態について説明する。
【００１２】図１は、表面印刷用の２つの印刷ユニット
１，２を備えた枚葉紙オフセット印刷機を示している。
表面印刷用の印刷ユニット１，２では、それ自体公知の
やり方でそれぞれ１つの版胴３ならびにブランケット胴
４が圧胴５（２倍サイズ）と協働する。
１，２を備えた枚葉紙オフセット印刷機を示している。
表面印刷用の印刷ユニット１，２では、それ自体公知の
やり方でそれぞれ１つの版胴３ならびにブランケット胴
４が圧胴５（２倍サイズ）と協働する。
【００１３】表面印刷用の第１の印刷ユニット１には裏
面印刷ユニットが前置されており、裏面印刷ユニットは
版胴１０、ならびにブランケット胴９と協働する圧胴７
を具備している。裏面印刷ユニットへの枚葉紙の搬送は
搬送ドラム８を介して行われ、表面印刷用の印刷ユニッ
ト１，２の間ではさらに別の搬送ドラム６によって枚葉
紙が引き渡される。
面印刷ユニットが前置されており、裏面印刷ユニットは
版胴１０、ならびにブランケット胴９と協働する圧胴７
を具備している。裏面印刷ユニットへの枚葉紙の搬送は
搬送ドラム８を介して行われ、表面印刷用の印刷ユニッ
ト１，２の間ではさらに別の搬送ドラム６によって枚葉
紙が引き渡される。
【００１４】表面印刷用の印刷ユニット１，２に属する
版胴３、ならびに表面印刷用の第１の印刷ユニット１に
対して前置された裏面印刷ユニットに属する版胴１０
は、印刷中、図１に示す方向に回転する。版胴１０とは
それ自体公知のやり方で湿し装置１１およびインキ装置
１２の各ローラが協働する。表面印刷用の印刷ユニット
１，２のインキ装置および湿し装置は図示していない。
版胴３、ならびに表面印刷用の第１の印刷ユニット１に
対して前置された裏面印刷ユニットに属する版胴１０
は、印刷中、図１に示す方向に回転する。版胴１０とは
それ自体公知のやり方で湿し装置１１およびインキ装置
１２の各ローラが協働する。表面印刷用の印刷ユニット
１，２のインキ装置および湿し装置は図示していない。
【００１５】図３は、表面印刷用の印刷ユニット１，２
に属する版胴３、ブランケット胴４、ならびにブランケ
ット胴４と協働する圧胴５の詳細を示している。版胴３
は、軸平行の溝の中にそれ自体公知の方式で構成された
固定装置１５，１６を具備しており、この固定装置はク
ランプレールとして構成されている。固定装置１５は、
印刷時に先行し印刷開始部ＤＡに割り当てられる図示し
ない版のエッジ（リーディングエッジ）を受容する役目
をする。固定装置１６は、後続し印刷終了部ＤＥに割り
当てられる版のエッジ（トレーリングエッジ）を受容し
てクランプする役目をする。図示した実施形態では固定
装置１５（印刷開始部ＤＡ）は胴に固定されたレールと
して構成されている。隙間として描かれている版の印刷
開始エッジのための固定装置１５の把持領域は、当該エ
ッジを挟持するために閉じることができる。
に属する版胴３、ブランケット胴４、ならびにブランケ
ット胴４と協働する圧胴５の詳細を示している。版胴３
は、軸平行の溝の中にそれ自体公知の方式で構成された
固定装置１５，１６を具備しており、この固定装置はク
ランプレールとして構成されている。固定装置１５は、
印刷時に先行し印刷開始部ＤＡに割り当てられる図示し
ない版のエッジ（リーディングエッジ）を受容する役目
をする。固定装置１６は、後続し印刷終了部ＤＥに割り
当てられる版のエッジ（トレーリングエッジ）を受容し
てクランプする役目をする。図示した実施形態では固定
装置１５（印刷開始部ＤＡ）は胴に固定されたレールと
して構成されている。隙間として描かれている版の印刷
開始エッジのための固定装置１５の把持領域は、当該エ
ッジを挟持するために閉じることができる。
【００１６】版の印刷終了部ＤＥを受容する役目をする
固定装置１６はレールとして構成されており、全体とし
て軸を中心に回動可能である。版の端部は、固定装置１
６の把持領域を前方回動させて把持することができ、次
いでこれを挟みつけ、図示しないばね部材に打ち勝って
固定装置１６を後方回動させることによって版を張り渡
すことができる。
固定装置１６はレールとして構成されており、全体とし
て軸を中心に回動可能である。版の端部は、固定装置１
６の把持領域を前方回動させて把持することができ、次
いでこれを挟みつけ、図示しないばね部材に打ち勝って
固定装置１６を後方回動させることによって版を張り渡
すことができる。
【００１７】図２は、軸平行な溝とその中に配置された
固定装置１５，１６とを備えた版胴１０を詳細に示して
いる。裏面印刷ユニットの版胴１０の回転方向は、表面
印刷用の印刷ユニット１，２にある版胴３の回転方向に
対して反対である。裏面印刷ユニットに属する胴９，１
０の回転方向、ならびに表面印刷用の印刷ユニット１，
２に属する胴３，４の回転方向は図２および図３に示し
ている。
固定装置１５，１６とを備えた版胴１０を詳細に示して
いる。裏面印刷ユニットの版胴１０の回転方向は、表面
印刷用の印刷ユニット１，２にある版胴３の回転方向に
対して反対である。裏面印刷ユニットに属する胴９，１
０の回転方向、ならびに表面印刷用の印刷ユニット１，
２に属する胴３，４の回転方向は図２および図３に示し
ている。
【００１８】胴本体の構造に関して、および胴本体の溝
に配置された固定装置１５，１６に関して、表面印刷用
の印刷ユニット１，２ないし裏面印刷ユニットにある版
胴３，１０は同一である。図２と図３とを比較すると分
かるように、表面印刷用の印刷ユニット１，２に属する
版胴３の固定装置１５は印刷開始部ＤＡに割り当てられ
ており、すなわち版の印刷開始エッジを受容する役目を
する。これに対応して固定装置１６（回動可能）は、版
の印刷終了部ＤＥに割り当てられたエッジを受容する役
目をする。
に配置された固定装置１５，１６に関して、表面印刷用
の印刷ユニット１，２ないし裏面印刷ユニットにある版
胴３，１０は同一である。図２と図３とを比較すると分
かるように、表面印刷用の印刷ユニット１，２に属する
版胴３の固定装置１５は印刷開始部ＤＡに割り当てられ
ており、すなわち版の印刷開始エッジを受容する役目を
する。これに対応して固定装置１６（回動可能）は、版
の印刷終了部ＤＥに割り当てられたエッジを受容する役
目をする。
【００１９】裏面印刷ユニットの版胴１０に設けられた
固定装置１５，１６の割当ては上記と正反対になってい
る。回転方向が反対であるため（版胴３の回転方向に対
して反対）、この場合には固定装置１５は版の印刷終了
部ＤＥを受容する役目をすることになり、それに対して
回動可能な固定装置１６は版胴１０の印刷開始部ＤＡに
割り当てられており、つまり印刷時に先行する版のエッ
ジ（リーディングエッジ）を受容する。胴に固定された
固定装置１５は版の印刷終了部ＤＥに割り当てられたエ
ッジを受容する役目をするので、まず版の印刷終了エッ
ジをこの固定装置１５に挿入するのが目的に適ってい
る。
固定装置１５，１６の割当ては上記と正反対になってい
る。回転方向が反対であるため（版胴３の回転方向に対
して反対）、この場合には固定装置１５は版の印刷終了
部ＤＥを受容する役目をすることになり、それに対して
回動可能な固定装置１６は版胴１０の印刷開始部ＤＡに
割り当てられており、つまり印刷時に先行する版のエッ
ジ（リーディングエッジ）を受容する。胴に固定された
固定装置１５は版の印刷終了部ＤＥに割り当てられたエ
ッジを受容する役目をするので、まず版の印刷終了エッ
ジをこの固定装置１５に挿入するのが目的に適ってい
る。
【００２０】版胴１０を印刷時の回転方向と反対に（図
２では反時計回りに）回転させることで、版は固定装置
１５で挟持された後で版胴の外周に張り渡される。次い
で印刷開始部ＤＡに割当てられている版の端部を固定装
置１６に挿入し、挟持してクランプする。これと同様
に、版胴１０の上に装着された版を外す際には、まず印
刷開始部ＤＡでの固定装置１６の挟持とクランプを解除
することでリリースを行い、版胴１０を印刷時の回転方
向に回転させることで版胴１０から外される。表面印刷
用の印刷ユニット１，２の版胴３上での版の取付と取外
しはそれ自体公知の方式で行われる。すなわちこの場合
には、まず新しい版を印刷開始部ＤＡのエッジに挿入
し、挟持してから、版胴３を印刷時の回転方向に回転さ
せることによって版胴に張り渡す。これに対応して、版
胴３上に装着された版を外す際には、まず印刷終了部を
緩めてリリースし、印刷終了部ＤＥを先行させて版胴３
を後方回転（図３では時計回り）させることで版胴から
取り外す。
２では反時計回りに）回転させることで、版は固定装置
１５で挟持された後で版胴の外周に張り渡される。次い
で印刷開始部ＤＡに割当てられている版の端部を固定装
置１６に挿入し、挟持してクランプする。これと同様
に、版胴１０の上に装着された版を外す際には、まず印
刷開始部ＤＡでの固定装置１６の挟持とクランプを解除
することでリリースを行い、版胴１０を印刷時の回転方
向に回転させることで版胴１０から外される。表面印刷
用の印刷ユニット１，２の版胴３上での版の取付と取外
しはそれ自体公知の方式で行われる。すなわちこの場合
には、まず新しい版を印刷開始部ＤＡのエッジに挿入
し、挟持してから、版胴３を印刷時の回転方向に回転さ
せることによって版胴に張り渡す。これに対応して、版
胴３上に装着された版を外す際には、まず印刷終了部を
緩めてリリースし、印刷終了部ＤＥを先行させて版胴３
を後方回転（図３では時計回り）させることで版胴から
取り外す。
【図１】 第１の印刷ユニットに前置された裏面印刷ユ
ニットを備えた、タンデム型式の枚葉紙オフセット印刷
機を示す側面図である。
ニットを備えた、タンデム型式の枚葉紙オフセット印刷
機を示す側面図である。
【図２】 裏面印刷ユニットの版胴を示す詳細側面図で
ある。
ある。
【図３】 構造が同一で反対の回転方向に作動する表面
印刷ユニットの版胴を示す側面図である。
印刷ユニットの版胴を示す側面図である。
１ 印刷ユニット（表面印刷）
２ 印刷ユニット（表面印刷）
３ 版胴（表面印刷）
４ ブランケット胴（表面印刷）
５ 圧胴
６ 搬送ドラム
７ 圧胴（裏面印刷）
８ 搬送ドラム
９ ブランケット胴（裏面印刷）
１０ 版胴（裏面印刷）
１１ 湿し装置
１２ インキ装置
１５ 固定装置（挟持用レール）
１６ 固定装置（クランプレール）
１７ 印刷開始部
１８ 印刷終了部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ベルトルト・ザイプ
ドイツ・Ｄ−63110・ロートガウ・フラ
イヘア−フォン−シュタイン−シュトラ
ーセ・35
(72)発明者 ベルント・リントナー
ドイツ・Ｄ−63150・ホイゼンシュタ
ム・ホッヘベルクシュトラーセ・51
(72)発明者 ヘルムート・シルト
ドイツ・61449・シュタインバッハ／テ
ーエス・イム・ヴィンゲルツグルント・
148
(72)発明者 ラインホルト・ハイルマン
ドイツ・Ｄ−63808・ハイバッハ・シュ
ペッサートシュトラーセ・１
(56)参考文献 特開 平６−31901（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B41F 27/12
B41F 7/06
B41F 13/10
B41F 27/06
Claims (6)
- 【請求項１】 表面印刷用の印刷ユニットとさらに別の
印刷ユニットとを備えた枚葉紙オフセット印刷機であっ
て、各印刷ユニットは版胴を有しており、表面印刷ユニ
ットに属する版胴は別の印刷ユニットに属する版胴に対
して反対方向に回転し、前記各版胴は、それぞれ、印刷
開始部と印刷終了部とに割り当てられた固定装置を版の
端部の保持のために具備している形式のものにおいて、 前記表面印刷ユニットならびに前記別の印刷ユニットに
属する版胴（３，１０）は、同一の胴本体と固定装置
（１５，１６）とを有しており、 前 記固定装置（１５）は、前記表面印刷ユニットでは印
刷開始部（ＤＡ）に割り当てられるのに対して、前記別
の印刷ユニットでは印刷終了部（ＤＥ）に割り当てられ
ている一方で、前 記固定装置（１６）は、前記表面印刷ユニットでは印
刷終了部（ＤＥ）に割り当てられているのに対して、前
記別の印刷ユニットでは印刷開始部（ＤＡ）に割り当て
られていることを特徴とする枚葉紙オフセット印刷機。 - 【請求項２】 表面印刷用の印刷ユニット（１、２）に
属する前記版胴（３）では、前記固定装置（１５）は該
版胴の印刷開始部（ＤＡ）に固定され、かつ前記固定装
置（１６）は該版胴の印刷終了部（ＤＥ）に回動可能に
固定されて版を受容してクランプするように構成される
一方で、 前記別の印刷ユニットに属する前記版胴（１０）では、
前記固定装置（１５）は該版胴の印刷終了部（ＤＥ）に
固定され、かつ前記固定装置（１６）は該版胴の印刷開
始部（ＤＡ）に回動可能に固定されて版を受容してクラ
ンプするように構成される ことを特徴とする請求項１に
記載の枚葉紙オフセット印刷機。 - 【請求項３】 前記別の印刷ユニットの前記版胴（１
０）へ新しい版を取り付けるために、印刷終了部（Ｄ
Ｅ）に割り当てられている版のエッジをまず印刷終了部
（ＤＥ）の前記固定装置（１５）へ取り付け、前記版胴
（１０）上への版の張り渡しは、前記版胴（１０）を印
刷時と反対の方向に回転させることで行われることを特
徴とする請求項１または２に記載の枚葉紙オフセット印
刷機。 - 【請求項４】 前記別の印刷ユニットの前記版胴（１
０）上にある版を取外すために、版をまず印刷開始部
（ＤＡ）の前記固定装置（１６）からリリースし、前記
版胴（１０）を印刷時の回転方向に回転させることによ
って取り外すことを特徴とする請求項１から３のいずれ
か１項に記載の枚葉紙オフセット印刷機。 - 【請求項５】 前記別の印刷ユニットは、版胴およびブ
ランケット胴（９，１０）を具備している裏面印刷ユニ
ットであることを特徴とする請求項１から４のいずれか
１項に記載の枚葉紙オフセット印刷機。 - 【請求項６】 前記別の印刷ユニットは、圧胴と協働す
る版胴（１０）を具備していると塗工ユニットであるこ
とを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の
枚葉紙オフセット印刷機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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