JP3466905B2 - 印刷機の咥え装置 - Google Patents

印刷機の咥え装置

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JP3466905B2
JP3466905B2 JP03059598A JP3059598A JP3466905B2 JP 3466905 B2 JP3466905 B2 JP 3466905B2 JP 03059598 A JP03059598 A JP 03059598A JP 3059598 A JP3059598 A JP 3059598A JP 3466905 B2 JP3466905 B2 JP 3466905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧胴の外周部に
印刷用紙等のシートを装着するために使用される印刷機
の咥え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、オフセット印刷機においては、
版胴に装着された印刷版からその表面にインキを転写さ
れたブランケット胴と、その外周部に印刷用紙を装着し
た圧胴とを、互いに当接させた状態で回転させることに
より、圧胴の外周部に装着された印刷用紙上にインキに
よる画像を転写して印刷を行っている。
【0003】このような印刷機において、圧胴の外周部
に印刷用紙を装着するためには、咥え機構が使用され
る。この咥え機構は、台座と、この台座における挟持部
と印刷用紙を介して当接する咥え爪とを有し、挟持部と
咥え爪との間に印刷用紙の端部を挟持することにより、
印刷用紙を圧胴の外周部に装着するように構成されてい
る。
【0004】一方、このような咥え機構を備えた印刷機
において、圧胴を自動的に洗浄するための圧胴洗浄装置
が使用される場合がある。このような圧胴洗浄装置は、
圧胴を洗浄するための洗浄布を圧胴の表面に当接させた
状態で圧胴を回転させ、洗浄布を圧胴の表面に対して摺
動させることにより圧胴の表面を洗浄する構成を有す
る。
【0005】このとき、圧胴の表面には上述した咥え爪
が配設されていることから、上記圧胴洗浄装置により圧
胴の表面を洗浄する場合に、洗浄布が咥え爪と接触する
ことにより損傷を受けるという問題が生ずる。
【0006】このため、例えば特公平7−39175号
公報においては、洗浄布を圧胴に対して押しつけるため
のブレードを、咥え機構の近傍においては圧胴の表面か
ら離間させることにより、洗浄布と咥え爪との接触を防
止し、これにより洗浄布の損傷を防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
7−39175号公報に記載されたように、洗浄布を圧
胴に対して押しつけるためのブレードを咥え機構の近傍
においては圧胴の表面から離間させる構成を採用した場
合においては、ブレードを移動させるための構造が複雑
となる。
【0008】また、版胴の表面における咥え機構の近傍
において、版胴の表面と洗浄布とが接触しない部分が生
じ、版胴の表面の洗浄が不十分となるという問題を生ず
る。
【0009】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、簡易な構成でありながら圧胴洗浄装置
により圧胴の外周を確実に洗浄することが可能となる印
刷機の咥え装置を提供することを目的とする。
【0010】さらに、例えば本出願人が先に出願した特
願平7−283894号等に記載されているように、圧
胴上にて製版を行う印刷機においては、印刷用紙を咥え
る咥え装置を用いて圧胴の外周部にシート状の感光材料
を装着し、このシート状の感光材料に対して、処理液を
含んだローラを接触させることにより処理を実行してい
る。このように、圧胴の外周部に装着したシート状の感
光材料に対してローラを接触させて処理を行う場合にお
いては、咥え装置にローラが接触して当該ローラが損傷
しやすいという問題が生ずる。
【0011】この発明は、圧胴の外周部に装着したシー
ト状の感光材料に対して処理液を含んだローラを接触さ
せることによりシート状の感光材料に対して処理を行う
場合において、ローラと咥え装置との接触によるローラ
の損傷の発生を防止することができる印刷機の咥え装置
を提供することを他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、圧胴の表面と略同一面となるように形成された挟持
部を有する台座と、この台座における挟持部とシートを
介して当接することにより当該挟持部との間でシートの
端部を挟持する爪手段とを有する咥え機構と、前記咥え
機構を前記圧胴の表面からその内部に向けて退避させる
退避機構とを備えた印刷機の咥え装置であって、前記台
座は、前記挟持部における前記爪手段側に前記挟持部と
隣接して形成された退避用凹部を有し、前記退避機構
は、前記爪手 段の先端部が前記退避用凹部と当接するよ
うに前記爪手段を移動させることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、圧胴の表面と略
同一面となるように形成された挟持部を有する台座と、
この台座における挟持部とシートを介して当接すること
により当該挟持部との間でシートの端部を挟持する爪手
段とを有する咥え機構と、前記咥え機構を前記圧胴の表
面からその内部に向けて退避させる退避機構とを備えた
印刷機の咥え装置であって、前記台座は前記狭持部の前
記圧胴の軸方向における側方に形成された退避用凹部を
有し、前記退避機構は前記爪手段の先端部が前記退避用
凹部と当接するように前記台座を移動させることを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る咥え装置
83を適用する印刷機の側面概要図である。
【0015】この印刷装置は、第1、第2の版胴11、
12に保持された画像が記録されていない印刷版に画像
を記録して製版した後、この印刷版に供給されたインキ
を第1、第2のブランケット胴13、14を介して圧胴
15に保持された印刷用紙Sに転写することにより印刷
を行うものである。
【0016】この印刷装置は、図1において実線で示す
第1の印刷位置と二点鎖線で示す画像記録位置との間を
移動可能な第1の版胴11と、図1において実線で示す
第2の印刷位置と上記画像記録位置との間を移動可能な
第2の版胴12とを有する。
【0017】第1の印刷位置に移動した第1の版胴11
の周囲には、印刷版に例えばブラック(K)のインキを
供給するためのインキ供給装置20aと、印刷版に例え
ばマゼンタ(M)のインキを供給するためのインキ供給
装置20bと、印刷版に湿し水を供給するための湿し水
供給装置21とが配置されている。また、第2の印刷位
置に移動した第2の版胴12の周囲には、印刷版に例え
ばシアン(C)のインキを供給するためのインキ供給装
置20cと、印刷版に例えばイエロー(Y)のインキを
供給するためのインキ供給装置20dと、印刷版に湿し
水を供給するための湿し水供給装置22とが配置されて
いる。さらに、画像記録位置に移動した第1の版胴11
または第2の版胴12の周囲には、給版部23と、排版
部24と、画像記録装置25と、現像処理装置26とが
配置されている。
【0018】また、この印刷装置は、第1の版胴11と
当接可能に設けられた第1のブランケット胴13と、第
2の版胴12と当接可能に設けられた第2のブランケッ
ト胴14と、第1、第2のブランケット胴13、14に
対して互いに異なる位置で当接可能に設けられた圧胴1
5と、給紙部27から供給された印刷用紙Sを圧胴15
に渡すための給紙胴16と、圧胴15から受け取った印
刷済の印刷用紙Sを排紙部28に排出するためのチェー
ン19を巻回した排紙胴17と、胴洗浄装置29とを有
する。
【0019】上記第1、第2の版胴11、12は、それ
ぞれ図示しない版胴移動機構と連結されており、この版
胴移動機構の駆動により、上述した第1または第2の印
刷位置と画像記録位置との間を往復移動する。また、第
1の版胴11は、第1の印刷位置において第1のブラン
ケット胴13と同期して回転し、第2の版胴12は、第
2の印刷位置において第2のブランケット胴14と同期
して回転するよう構成されている。さらに、画像記録位
置近傍には、図示しない版胴回転機構が配設されてお
り、第1、第2の版胴11、12は、いずれも、画像記
録位置に移動した状態において、この版胴回転機構の駆
動により回転するよう構成されている。
【0020】画像記録位置に移動した第1の版胴11ま
たは第2の版胴12の周囲には、給版部23と排版部2
4とが配置されている。
【0021】給版部23から引き出された印刷版の先端
部は、ガイドローラおよびガイド部材により案内され、
第1の版胴11または第2の版胴12の一方のくわえ爪
にくわえられる。そして、第1の版胴11または第2の
版胴12が版胴回転機構の駆動により回転し、印刷版が
第1の版胴11または第2の版胴12の外周部に巻き付
けられる。そして、カッターで切断された印刷版の後端
部は、他方のくわえ爪によりくわえられる。この状態に
おいて、第1の版胴11または第2の版胴12を低速で
回転させながら、画像記録装置25により第1の版胴1
1または第2の版胴12の外周部に保持された印刷版の
表面に変調されたレーザビームを照射し、画像を記録す
る。
【0022】なお、第1の版胴11の外周部に装着され
た印刷版Pには、画像記録装置25により、図2(a)
に示すように、ブラックのインキで印刷を行うための画
像領域67aと、マゼンタのインキで印刷を行うための
画像領域67bとが記録される。また、第2の版胴12
の外周部に装着された印刷版Pには、画像記録装置25
により、図2(b)に示すように、シアンのインキで印
刷を行うための画像領域67cと、イエローのインキで
印刷を行うための画像領域67dとが記録される。画像
領域67aと画像領域67bとは、第1の版胴11の外
周部に装着された状態において、均等に振り分けられた
状態(すなわち互いに180度離隔した状態)となる位
置に記録される。同様に、画像領域67cと画像領域6
7dとは、第2の版胴12の外周部に装着された状態に
おいて、均等に振り分けられた状態(すなわち互いに1
80度離隔した状態)となる位置に記録される。
【0023】再度図1を参照して、上述したように、第
1の印刷位置に移動した第1の版胴11の周囲には、イ
ンキ供給装置20aとインキ供給装置20bとが、ま
た、第2の印刷位置に移動した第2の版胴12の周囲に
は、インキ供給装置20cとインキ供給装置20dとが
配置されている。これらのインキ供給装置20a、20
b、20cおよび20d(これらを総称する場合には
「インキ供給装置20」という)は、各々、複数のイン
キローラ68とインキつぼ69とを有する。
【0024】インキ供給装置20a、20bのインキロ
ーラ68は、図示しないカム等の作用で揺動動作を行
う。そして、この揺動動作により、第1の版胴11の外
周部に保持した印刷版Pに形成された2個の画像領域6
7a、67bのうちの任意の画像領域に、インキ供給装
置20aまたは20bのインキローラ68が接触するこ
とにより、必要な画像領域にのみインキを供給しうる構
成となっている。また、同様に、インキ供給装置20
c、20dのインキローラ68も、図示しないカム等の
作用で揺動動作を行う。そして、この揺動動作により、
第2の版胴12の外周部に保持した印刷版Pに形成され
た2個の画像領域67c、67dのうちの任意の画像領
域に、インキ供給装置20cまたは20dのインキロー
ラ68が接触することにより、必要な画像領域にのみイ
ンキを供給しうる構成となっている。
【0025】湿し水供給装置21、22は、上記インキ
供給装置20により印刷版Pにインキを供給する前に、
印刷版Pに湿し水を供給するものである。これらの湿し
水装置21、22のうち、湿し水供給装置21は印刷版
Pにおける画像領域67a、67bに、湿し水供給装置
22は印刷版Pにおける画像領域67c、67dに、各
々湿し水を供給する。
【0026】画像記録位置に移動した第1の版胴11ま
たは第2の版胴12の下方には、現像処理装置26が配
設されている。この現像処理装置26は、現像部、定着
部および絞り部を有し、図1において実線鎖線で示す待
機位置と二点鎖線で示す現像処理位置との間を昇降可能
に構成されている。
【0027】この現像処理装置26によって画像記録装
置25により画像が記録された印刷版Pを現像処理する
場合においては、第1の版胴11または第2の版胴とと
もに回転する印刷版Pに対して、現像部、定着部および
絞り部を順次接触させる。
【0028】第1、第2の版胴11、12と当接可能に
設けられた第1、第2のブランケット胴13、14は、
第1、第2の版胴11、12と同一の直径を有し、その
外周部にはインキ転写用のブランケットが装着されてい
る。そして、この第1、第2のブランケット胴13、1
4は、第1、第2の版胴11、12および圧胴15に対
し、図示しない胴入れ機構により接離自在な構成となっ
ている。
【0029】第1、第2のブランケット胴13、14の
間に配設された胴洗浄装置29は、巻き出し軸から押圧
ローラを介して巻き取り軸に至る経路に展張された長尺
の洗浄布に洗浄液を供給し、この洗浄布を第1、第2の
ブランケット胴13、14および圧胴15に対して当接
させた上、摺動させることにより、第1、第2のブラン
ケット胴13、14および圧胴15の表面を洗浄するも
のである。
【0030】第1、第2のブランケット胴13、14と
当接可能に設けられた圧胴15は、第1、第2の版胴1
1、12および第1、第2のブランケット胴13、14
の直径の1/2の直径を有する。また、圧胴15は、印
刷用紙Sの先端を保持して搬送するためのこの発明に係
る咥え装置83を有する。
【0031】なお、この咥え装置83の構成について
は、後程詳細に説明する。
【0032】また、圧胴15に隣接して配設された給紙
胴16は、圧胴15と同一の直径を有する。この給紙胴
16は、往復移動する吸着盤74により給紙部27から
1枚ずつ供給された印刷用紙Sの先端部を咥え装置84
により保持して搬送する。咥え装置84により保持され
た印刷用紙Sの先端部は、給紙胴16から圧胴15への
印刷用紙Sの受け渡し時に、圧胴15の咥え装置83に
より保持される。
【0033】また、圧胴15に隣接して配設された一対
の排紙胴17は、圧胴15と同一の直径を有する。この
一対の排紙胴17は、その両端部に一対のチェーン19
を巻回した構造を有し、この一対のチェーン19を連結
する図示しない連結部材上に、各々咥え装置85が配設
されている。圧胴15の咥え装置83により保持された
印刷用紙Sの先端部は、圧胴15から排紙胴17への印
刷用紙Sの受け渡し時に、いずれかの咥え装置85によ
り保持される。そして、この印刷用紙Sは、チェーン1
9の移動に伴って排紙部28上に搬送されて排出され
る。
【0034】前記給紙胴16は、ベルト132を介して
駆動モータ133と連結されている。そして、給紙胴1
6、圧胴15、排紙胴17、第1、第2のブランケット
胴13、14は、各々その端部に付設された歯車により
連結されている。さらに、第1のブランケット胴13と
第1の印刷位置に移動した第1の版胴11、および、第
2のブランケット胴14と第2の印刷位置に移動した第
2の版胴12とは、その端部に付設された歯車により各
々連結されている。従って、駆動モータ133の駆動に
より、これらの給紙胴16、圧胴15、排紙胴17、第
1、第2のブランケット胴13、14、第1、第2の版
胴11、12は、互いに同期して回転する。
【0035】図3は、この印刷装置の主要な電気的構成
を示すブロック図である。この印刷装置は、装置の制御
に必要な動作プログラムが格納されたROM141と、
制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM142
と、論理演算を実行するCPU143とからなる制御部
140を備える。この制御部は140は、インタフェー
ス144を介して、インキ供給装置20、画像記録装置
25、現像処理装置26、胴洗浄装置29、第1、第2
のブランケット胴13、14の胴入れ機構等における駆
動部等の駆動信号を発生させる駆動回路145と接続さ
れている。印刷装置はこの制御部140により制御さ
れ、後述する製版動作および印刷動作を実行する。
【0036】次に、この印刷装置による製版および印刷
動作について説明する。図4は、この印刷装置による製
版および印刷動作の概要を示すフローチャートである。
なお、この印刷および製版動作は、印刷用紙Sにイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のインキで多色
印刷を行う場合のものである。
【0037】まず、第1、第2の版胴11、12上にお
いて印刷版Pに画像を記録し、現像処理を行う製版工程
を実行する(ステップS1)。この製版工程は、サブル
ーチンとしての図5のフローチャートに示す工程に従っ
て実行される。
【0038】すなわち、最初に第1の版胴11を、図1
において二点鎖線で示す画像記録位置に移動させる(ス
テップS11)。
【0039】次に、第1の版胴11の外周に印刷版Pを
供給する(ステップS12)。この印刷版Pの供給は、
給版部23から引き出した印刷版Pの先頭部とカッター
で切断された印刷版Pの後端部とを図示しない一対のく
わえ爪でくわえることにより実行される。
【0040】続いて、第1の版胴11の外周に保持され
た印刷版Pに画像を記録する(ステップS13)。この
画像の記録は、第1の版胴11を低速で回転させるとと
もに、画像記録装置25から第1の版胴11の外周に保
持された印刷版Pに変調されたレーザビームを照射する
ことにより実行される。
【0041】次に、画像が記録された印刷版Pを現像処
理する(ステップS14)。この現像処理は、現像処理
装置26を図1において実線で示す待機位置から二点鎖
線で示す現像処理位置まで上昇させた後、第1の版胴1
1とともに回転する印刷版Pに対して、現像部、定着部
および絞り部を順次接触させることにより実行される。
【0042】上記現像処理が終了すれば、第1の版胴1
1を図1において実線で示す第1の印刷位置まで移動さ
せる(ステップS15)。
【0043】続いて、上記ステップS11〜15と同様
の動作により、第2の版胴12の外周に保持される印刷
版Pに対する製版工程を実行する(ステップS16〜2
0)。 そして、第1、第2の版胴11、12の外周に
保持される印刷版Pへの製版が終了すれば、製版工程を
終了する。
【0044】再度図4を参照して、製版工程が完了すれ
ば、第1、第2の版胴11、12上の印刷版Pを用いて
印刷用紙Sに印刷を行う印刷工程を実行する(ステップ
S2)。この印刷工程は、次のようにして実行される。
【0045】すなわち、先ず、各湿し水供給装置21、
22および各インキ供給装置20を第1、第2の版胴1
1、12上に保持された印刷版Pのうちの対応する画像
領域とのみ当接させる。これにより、各画像領域67
a、67b、67c、67dには対応する各湿し水供給
装置21、22および各インキ供給装置20から湿し水
とインキとが供給される。そして、印刷版Pに供給され
たインキは、第1、第2のブランケット胴13、14の
対応する領域に転写される。
【0046】そして、印刷用紙Sを給紙胴16に供給す
る。この印刷用紙Sは、給紙胴16から圧胴15に渡さ
れる。この状態で、圧胴15が回転を続けると、圧胴1
5は、第1、第2の版胴11、12および第1、第2の
ブランケット胴13、14の1/2の直径を有すること
から、圧胴15の外周部に保持された印刷用紙Sには、
その1回転目においてブラックとシアンのインキが、ま
た、その2回転目においてマゼンタとイエローのインキ
が転写される。
【0047】このようにして、4色の印刷が終了した印
刷用紙Sの先端部は、圧胴15から排紙胴17に渡され
る。そして、4色の印刷が終了した印刷用紙Sは、一対
のチェーン19の駆動により、排紙胴17の咥え装置1
7とともに排紙部28上まで搬送されて排出される。
【0048】印刷工程が終了すれば、印刷に使用した印
刷版Pを排出する(ステップS3)。この印刷版Pの排
出を行うためには、最初に第1の版胴11を、図1にお
いて二点鎖線で示す画像記録位置に移動させる。そし
て、第1の版胴11を反時計回りに回転させるととも
に、第1の版胴11上に保持された印刷版Pの端部を剥
がした後、この印刷版Pを排版部24内に排出する。そ
して、第1の版胴11を第1の印刷位置に復帰させた
後、第2の版胴12を第2の印刷位置から画像記録位置
に移動させ、上記同様の動作を実行することにより、第
2の版胴12上に保持された印刷版Pを排版部24に排
出する。
【0049】印刷版Pの排出工程が完了すれば、胴洗浄
装置29により第1、第2のブランケット胴13、14
および圧胴15を洗浄する(ステップS4)。なお、こ
の圧胴15の洗浄時には、後述するように、圧胴15の
咥え装置83が退避する構成となっている。
【0050】第1、第2のブランケット胴13、14お
よび圧胴15の洗浄が終了すれば、さらに別の印刷物の
印刷作業を行うか否かを確認する(ステップS5)。他
の印刷作業を行う場合には、ステップ1〜4の動作を繰
り返す。
【0051】印刷作業が終了した場合には、インキの洗
浄を行う(ステップS6)。このインキの洗浄は、各イ
ンキ供給装置20に配設された図示しないインキ洗浄装
置により、各インキ供給装置20におけるインキローラ
68やインキつぼ69に付着するインキを除去および洗
浄することにより実行される。
【0052】インキの洗浄工程が終了すれば、全ての工
程を完了する。
【0053】次に、上述した圧胴15における咥え装置
83の構成について説明する。図6および図7は、この
発明の第1実施形態に係る咥え装置83の構成を示す側
面概要図である。
【0054】この咥え装置83は、台座153と咥え爪
154とを有する咥え機構と、この咥え機構における咥
え爪154を圧胴15の表面からその内部に向けて退避
させる退避機構とから構成される。
【0055】咥え機構における台座153は、圧胴15
の表面と略同一面となるように形成された挟持部151
と、この挟持部151と隣接する傾斜面として形成され
た退避用凹部152とを有する。また、咥え機構におけ
る咥え爪154は、台座153における挟持部151と
印刷用紙Sを介して当接することにより当該挟持部15
1との間で印刷用紙Sの端部を挟持するための爪部15
5と、軸156を中心に揺動可能な支持部157と、そ
の先端に当たり部158を備え軸156に連結されたレ
バー159とを有する。
【0056】また、前記退避機構は、モータ161の駆
動により回転する駆動ギヤ162と、この駆動ギヤ16
2と噛合する従動ギヤ163とを備える。そして、上述
した咥え爪154における軸156は、従動ギヤ163
に対し、従動ギヤ163の軸芯から偏芯した位置に付設
されている。
【0057】このため、モータ161の駆動により駆動
ギヤ162を介して従動ギヤ163が回転した場合にお
いては、従動ギヤ163の回転により咥え爪154にお
ける軸156が従動ギヤ163の軸芯を中心として移動
し、これに伴って、咥え爪154全体が、図6に示す圧
胴15の表面付近の位置から、図7に示すように、圧胴
15の内部に向けて退避する。この咥え爪154の移動
に伴い、爪部155の先端は、図6に示す台座153の
挟持部151と当接する位置から、図7に示す台座15
3の退避用凹部152と当接する位置まで移動すること
になる。
【0058】このような構成を有する咥え装置83にお
いては、圧胴15を使用して印刷作業を行う場合には、
圧胴15の回転に伴い咥え爪154のレバー159にお
ける当たり部158を図示しないカムに当接させ、爪部
155を台座153における挟持部151に対して開閉
させることにより、印刷用紙Sの端部を必要な位置で挟
持しあるいは開放する。
【0059】また、上述した胴洗浄装置29により圧胴
15の表面を洗浄する場合においては、モータ161の
駆動により駆動ギヤ162を介して従動ギヤ163を回
転させ、咥え爪154を図6に示す位置から図7に示す
位置まで移動させる。これにより、爪部155の先端
が、台座153の挟持部151と当接する位置から退避
用凹部152と当接する位置まで移動する。
【0060】このため、胴洗浄装置29において、圧胴
15を洗浄するための洗浄布を圧胴15の表面に当接さ
せたままの状態で圧胴15を回転させ、洗浄布を圧胴1
5の表面に対して摺動させた場合においても、洗浄布が
咥え爪154の爪部155と接触して損傷を受けること
を防止することができる。
【0061】従って、例えば特公平7−39175号公
報に記載されたように、洗浄布を圧胴15に対して押し
つけるためのブレード等を咥え装置83の近傍において
圧胴15の表面から離間させる構成を採用する必要はな
いことから、構造が複雑となることはなく、また、版胴
15の表面における咥え装置83の近傍において、版胴
15の表面と洗浄布とが接触しない部分が生じて版胴1
5の表面の洗浄が不十分となるという問題が生ずること
もない。
【0062】なお、この発明に係る咥え装置83を適用
する印刷装置は、上述したように、第1、第2の版胴1
1、12に保持された画像が記録されていない印刷版に
画像を記録して製版した後、この印刷版に供給されたイ
ンキを第1、第2のブランケット胴13、14を介して
圧胴15に保持された印刷用紙Sに転写することにより
印刷を行うものである。そして、上述したように、製版
時において、現像処理装置26によって画像記録装置2
5により画像が記録された印刷版Pを現像処理する場合
においては、第1の版胴11または第2の版胴とともに
回転する印刷版Pに対して、現像部、定着部および絞り
部を順次接触させる構成となっている。
【0063】このような現像処理時においても、爪部1
55の先端を台座153の挟持部151と当接する位置
から退避用凹部152と当接する位置まで移動させるこ
とにより、現像部、定着部および絞り部を印刷版Pに順
次接触させる際に、これらの部材が咥え爪154と干渉
することを防止することが可能となる。
【0064】図8は、図6および図7に示すこの発明の
第1実施形態に係る咥え装置83の変形例を示す側面概
要図である。なお、この図において、図6および図7に
示す咥え装置83と同一の部材については同一の符号を
付している。
【0065】図6および図7に示す圧胴15は、その外
周部に1枚の印刷用紙Sを保持する構成となっており、
圧胴15の周囲には単一の咥え装置83が配設されてい
る。一方、図8に示す圧胴115は、その外周部に3枚
の印刷用紙Sを保持する構成となっており、圧胴115
の周囲には3個の咥え装置83が配設されている。
【0066】この変形例に係る咥え装置83において
は、駆動ギヤ162は、エアシリンダ164の駆動によ
り圧胴115の軸芯を中心として回転する回転板166
に形成された3ヶ所のギヤ部165と、各々噛合してい
る。このため、エアシリンダ164の駆動により図8に
おいて矢印で示すように回転板166を回転させた場合
においては、各従動ギヤ163は各駆動ギヤ162を介
して互いに同期して回転し、これに伴って、図7に示す
場合と同様、各咥え装置83における咥え爪154が図
8に示す位置から圧胴115の内部に向けて移動する。
【0067】次に、この発明の第2実施形態について説
明する。図9および図11はこの発明の第2実施形態に
係る咥え装置183の構成を示す側面概要図であり、図
10および図12はその正面概要図である。なお、これ
ら図において、図6および図7に示す咥え装置83と同
一の部材については同一の符号を付している。
【0068】この第2実施形態に係る咥え装置183
は、台座173と咥え爪154とを有する咥え機構と、
この咥え機構における台座173を圧胴15の軸芯方向
(図10および図12に示す左右方向)に往復移動させ
るエアシリンダ175とを有する。
【0069】咥え機構183における台座173は、圧
胴15の表面と略同一面となるように形成された挟持部
171と、この挟持部の側方に形成された退避用凹部1
72とを有する。また、咥え機構183における咥え爪
154は、この台座173における挟持部171と印刷
用紙Sを介して当接することにより当該挟持部171と
の間で印刷用紙Sの端部を挟持するための爪部155を
有し、軸174を中心に揺動可能な構成となっている。
【0070】このような構成を有する咥え装置183に
おいて印刷作業を行う場合においては、図9および図1
0に示すように、咥え爪154の爪部155と台座17
3の挟持部171とが各々対向するように台座173を
配置する。そして、圧胴15の回転に伴い咥え爪154
を図示しない当たり部材等により駆動させ、爪部155
を台座173における挟持部171に対して開閉させる
ことにより、印刷用紙Sの端部を必要な位置で挟持しあ
るいは開放する。
【0071】また、上述した胴洗浄装置29により圧胴
15の表面を洗浄する場合においては、図11および図
12に示すように、エアシリンダ175の駆動により台
座173を図12に示す左右方向に移動させる。これに
より、爪部155の先端は、台座173の退避用凹部1
72と当接することになり、咥え爪154が圧胴15の
内部に向けて移動することになる。
【0072】このため、上述した第1実施形態の場合と
同様、胴洗浄装置29において、圧胴15を洗浄するた
めの洗浄布を圧胴15の表面に当接させたままの状態で
圧胴15を回転させ、洗浄布を圧胴15の表面に対して
摺動させた場合においても、洗浄布が咥え爪154の爪
部155と接触して損傷を受けることを防止することが
できる
【0073】お、上述した実施の形態においては、咥
え装置によりシートとしての印刷用紙を圧胴の外周に装
着する場合について説明したが、咥え装置を用いて圧胴
の外周部にシート状の感光材料を装着し、このシート状
の感光材料に対して、処理液を含んだローラを接触させ
ることにより処理を実行する印刷装置にこの発明を適用
することも可能である。
【0074】
【発明の効果】請求項1および請求項2に記載の発明に
よれば、圧胴の表面と略同一面となるように形成された
挟持部を有する台座と、この台座における挟持部とシー
トを介して当接することにより当該挟持部との間でシー
トの端部を挟持する爪手段とを有する咥え機構と、咥え
機構を圧胴の表面からその内部に向けて退避させる退避
機構とを備えたことから、洗浄布を圧胴の表面に対して
摺動させることにより圧胴の表面を洗浄する場合に、洗
浄布と爪手段との接触を防止しつつ、洗浄布により圧胴
の表面全体を確実に洗浄することが可能となる。
【0075】また、圧胴の外周部に装着したシート状の
感光材料に対して処理液を含んだローラを接触させるこ
とによりシート状の感光材料に対して処理を行う場合に
おいても、ローラと咥え装置との接触によるローラの損
傷の発生を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る咥え装置83を適用する印刷機
の側面概要図である。
【図2】印刷版P上における画像領域67の配置を示す
説明図である。
【図3】印刷装置の主要な電気的構成を示すブロック図
である。
【図4】印刷装置による製版および印刷動作の概要を示
すフローチャートである。
【図5】製版行程を示すフローチャートである。
【図6】この発明の第1実施形態に係る咥え装置83の
構成を示す側面概要図である。
【図7】この発明の第1実施形態に係る咥え装置83の
構成を示す側面概要図である。
【図8】この発明の第1実施形態に係る咥え装置83の
変形例を示す側面概要図である。
【図9】この発明の第2実施形態に係る咥え装置183
の構成を示す側面概要図である。
【図10】この発明の第2実施形態に係る咥え装置18
3の構成を示す正面概要図である。
【図11】この発明の第2実施形態に係る咥え装置18
3の構成を示す側面概要図である。
【図12】この発明の第2実施形態に係る咥え装置18
3の構成を示す側面概要図である
【符号の説明】
15 圧胴 29 胴洗浄装置 83 咥え装置 115 圧胴 151 挟持部 152 退避用凹部 153 台座 154 咥え爪 155 爪部 161 モータ 162 駆動ギヤ 163 従動ギヤ 171 挟持部 172 退避用凹部 173 台座 175 エアシリンダ 183 咥え装 印刷版 S 印刷用紙
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 21/00 - 21/10 B41F 35/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧胴の表面と略同一面となるように形成
    された挟持部を有する台座と、この台座における挟持部
    とシートを介して当接することにより当該挟持部との間
    でシートの端部を挟持する爪手段とを有する咥え機構
    と、前記咥え機構を前記圧胴の表面からその内部に向け
    て退避させる退避機構とを備えた印刷機の咥え装置であ
    って、 前記台座は、前記挟持部における前記爪手段側に前記挟
    持部と隣接して形成された退避用凹部を有し、 前記退避機構は、前記爪手段の先端部が前記退避用凹部
    と当接するように前記爪手段を移動させる ことを特徴と
    する印刷機の咥え装置。
  2. 【請求項2】 圧胴の表面と略同一面となるように形成
    された挟持部を有する台座と、この台座における挟持部
    とシートを介して当接することにより当該挟持部との間
    でシートの端部を挟持する爪手段とを有する咥え機構
    と、前記咥え機構を前記圧胴の表面からその内部に向け
    て退避させる退避機構とを備えた印刷機の咥え装置であ
    って、 前記台座は前記狭持部の前記圧胴の軸方向における側方
    に形成された退避用凹部を有し、 前記退避機構は前記爪手段の先端部が前記退避用凹部と
    当接するように前記台座を移動させることを特徴とする
    印刷機の咥え装置。
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