JP2612594B2 - 両面多色オフセット印刷機 - Google Patents

両面多色オフセット印刷機

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JP2612594B2
JP2612594B2 JP63148296A JP14829688A JP2612594B2 JP 2612594 B2 JP2612594 B2 JP 2612594B2 JP 63148296 A JP63148296 A JP 63148296A JP 14829688 A JP14829688 A JP 14829688A JP 2612594 B2 JP2612594 B2 JP 2612594B2
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blanket
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blanket cylinder
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Komori Corp
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は両面多色オフセット印刷機に関し、ブランケ
ット洗浄時などにおける機械停止時間を短縮できるよう
企図したものである。
<従来の技術> 銀行券の地紋模様を印刷するには、例えば第2図に示
すような胴配列となっている両面多色オフセット印刷機
1が用いられる。この両面多色オフセット印刷機1で
は、給紙装置10と排紙装置20との間に印刷機本体30(こ
の詳細構造は後述する)が配設されており、給紙部10に
よって一枚づつ分離して供給された紙を見当装置40によ
って位置決めし、この位置決め精度を保ちつつ印刷機本
体30中を通過させて印刷を施し、印刷した紙を排紙装置
20のデリバリ胴21及びチェーン22に備えたチェーングリ
ッパにより一枚づつ搬送して紙積台上へ積載する。
印刷機本体30では、一対のゴム胴31,32が水平に支承
されており、ゴム胴31,32の周面が対接している。そし
てゴム胴31の周面には4つの版胴33が配置され、ゴム胴
32の周面には4つの版胴34が配置されている。インキユ
ニット35,36は版胴33,34に対し接近・離反できるよう移
動可能になっており、版胴33,34に接した状態で版胴33,
34にインクや水の供給を行なう。
この印刷機本体30では、ゴム胴32に紙咥え装置は無
く、ゴム胴31に紙咥え装置を設けている。このため紙は
図中、曲線の矢印で示す経路に沿い送られてゴム胴31,3
2の間を上方から下方に向い通過する。この通過の際
に、版胴33,34からゴム胴31,32に集合した各画像が、一
回の加圧で全て紙に転写する。
かかるオフセット印刷機1において、版の交換・洗
浄、見当合せ、ブランケットの交換・洗浄等の印刷準備
をする場合には、オフセット印刷機1の印刷動作を全て
停止した後、インキユニット35,36を版胴33,34から離反
するよう後退移動させてから、前述した所要の印刷準備
作業をする。
<発明が解決しようとする課題> ところでインキユニット35,36を移動させるときに作
業者を挟むことのないように安全性を確保するため、イ
ンキユニット35,36の移動速度をきわめて遅く設定して
いる。ちなみに、インキユニット35,36が版胴33,34に接
した状態から後退限位置まで移動するのに約30秒を要
し、逆に後退限位置から版胴33,34に接する状態に戻す
のに同じく約30秒を要する。
もちろんブランケット上のわずかな汚れを洗浄すると
きにも、必ず上述した印刷動作の停止及びインキユニッ
ト35,36の移動をしなければならない。よって洗浄等の
印刷準備作業をするたびに印刷作業を停止することとな
りその分印刷稼動率が落ちていた。特にインキユニット
35,36の移動に時間がかかり、これが印刷効率低下の主
原因となっていた。
本発明は、上記従来技術に鑑み、印刷準備作業に要す
る時間を短縮できる両面多色オフセット印刷機を提供す
るものである。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決する本発明の構成は、 給紙装置側のゴム胴と排紙装置側のゴム胴とが双方の
周面を対接させて支承されており、前記双方のゴム胴の
間に紙が上方から下方に向い送られて印刷を行なう両面
多色オフセット印刷機において、 給紙装置から送られてきた紙を非紙装置側のゴム胴に
受け渡す紙渡胴を備えるとともに、排紙装置側のゴム胴
に紙咥え装置を設け、更に排紙装置のデリバリ胴を排紙
装置側のゴム胴下側のほぼ最下部近くの位置でゴム胴か
ら紙を受け取る位置に配置し、一対の前記ゴム胴の対接
部下方に開口部を形成したことを特徴とする。
<実 施 例> 以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。なお従来技術と同一部分には同一番号を付しその部
分の説明は簡略にする。
第1図は本発明の実施例に係る両面多色オフセット印
刷機100を示す。この印刷機100の印刷機本体50では、紙
咥え装置を備えていないゴム胴51と紙咥え装置を備えて
いるゴム胴52とが水平に支承されており、ゴム胴51,52
の周面が対接している。そしてゴム胴51の周面には4つ
の版胴53が配置され、ゴム胴52の周面には4つの版胴54
が配置されている。インキユニット55,56は版胴53,54に
対し接近・離反できるよう移動可能になっており、版胴
53,54に接した状態で版胴53,54にインクや水の供給を行
なう。
また、排紙装置20のデリバリ胴21はゴム胴52の下方
(ゴム胴側)に配置され、チェーン22はゴム胴51,52の
周面が対接する位置の下方空間を横断することなくデリ
バリ胴21よりも左方に配置されることとなる。また紙咥
え装置を有しており、見当装置40からゴム胴52へ紙を渡
す紙渡胴57,58を備えるとともに、紙咥え装置を有して
おり、ゴム胴52からデリバリ胴21へ紙を渡す紙渡胴59を
備えている。よって給紙装置10から供給されて見当装置
40によって位置決めされた紙は、図中曲線の矢印で示す
経路、すなわち紙渡胴57,58→ゴム胴52→紙渡胴59→デ
リバリ胴21の各周面に沿い送られ、ゴム胴51,52の間を
上方から下方に向い通過するときに印刷が施こされる。
更に一対のゴム胴51,52の対接部下方には開口部60を
形成している。この印刷機械本体50では、従来のものと
異なり、ゴム胴51,52の周面が対接する位置の下方空間
にチェーン22が横断していないので、開口部60を介して
前記下方空間に作業者が入ることができる。
かかるオフセット印刷機100において、ブランケット
の洗浄という簡単な作業をする場合には、ゴム胴51,52
の回転等の印刷動作を停止させる必要はあるが、インキ
ユニット55,56を版胴53,54に触媒させた状態にしたまま
で、開口部60を介してゴム胴51,52の下方空間に作業者
が入ってブランケットの洗浄ができる。したがってイン
キユニット55,56の移動という長時間を要する行程が不
要になるため、印刷停止時間を短縮でき印刷稼動率が向
上する。
またデリバリ胴21の調整作業(紙ガイドの移動)は開
口部60を介して容易に行なえるようになるので、デリバ
リ胴21の調整不良に帰因する汚れ、ヤブレ等の印刷故障
が低減する。
<発明の効果> 以上実施例とともに具体的に説明したように本発明に
よれば、ブランケット洗浄時にインキユニットを移動さ
せる必要がなくなったため、短時間で洗浄ができるよう
になった。その結果、機械の停止時間が短かくなり印刷
稼動率が上がる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る両面多色オフセット印刷機を示す
構成図、第2図は従来の両面多色オフセット印刷機を示
す構成図である。 図 面 中、 10は給紙装置、 20は排紙装置、 21はデリバリ胴、 50は印刷機本体、 51,52はゴム胴、 53,54は版胴、 55,56はインキユニット、 57,58,59は紙渡胴、 60は開口部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙装置側のゴム胴と排紙装置側のゴム胴
    とが双方の周面を対接させて支承されており、前記双方
    のゴム胴の間に紙が上方から下方に向い送られて印刷を
    行なう両面多色オフセット印刷機において、 給紙装置から送られてきた紙を排紙装置側のゴム胴に受
    け渡す紙渡胴を備えるとともに、排紙装置側のゴム胴に
    紙咥え装置を設け、更に排紙装置のデリバリ胴を排紙装
    置側のゴム胴下側のほぼ最下部近くの位置でゴム胴から
    紙を受け取る位置に配置し、一対の前記ゴム胴の対接部
    下方に開口部を形成したことを特徴とする両面多色オフ
    セット印刷機。
JP63148296A 1988-06-17 1988-06-17 両面多色オフセット印刷機 Expired - Lifetime JP2612594B2 (ja)

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