JPS60232957A - 枚葉紙輪転印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発−明は少くとも１つの反転装置と紙のほかカートン
も処理する装置を有する１列配置構造の、片面多色印刷
あるいは両′面印刷用の枚葉紙輪転印刷機に関する。

〔従来の技術〕

この方式の多色枚葉紙輪転印刷機の１つはＤＢ−Ｏ８２
４５２１６７で既に公知である。この機械の各印刷装置
の圧胴および２つの印刷装置の間に配置された反転胴は
２倍径の大きさになっている。これら、２つの胴の点に
おいて、反転胴に設けられた吸引システムが圧胴の平滑
な枚葉紙案内面上にある印刷直後の枚葉紙の後縁部を捕
捉する。吸引システムは反転胴の範囲内で内方に旋回し
た後に、捕捉している枚葉紙後縁部を１つのグリッツヤ
システムに引渡し、そこで、このグリッパシステムは、
反転胴が以後の回転運動を続けている間に再び外に向け
て旋回し、枚葉紙をその後縁部をもって、あとに控えて
いる圧胴のグリッパシステムへと引渡す。見当ずれのな
い枚葉紙引渡しが達成されるよう、吸引システムはセッ
トになったダブルレバーの部分として構成されている。

枚葉紙を導く胴が比較的大きい直径のものであるので、
この公知の多色枚葉紙輪転印刷機は基本的に確かにカー
トンを処理するのに適している。しかし、枚葉紙後縁部
を圧胴の平滑な比表面からはぎ取ることが１つの吸引シ
ステムによって行われなければならないので、反転胴の
グリッパシステムに枚葉紙後縁部が引渡される動作の間
に、ダブルレバー機構を用いてはいるものの、枚葉紙後
部領域での折れ曲シが避けられず、したがって厚いカー
トンを処理できてもそれは極めて低速の範囲内でのこと
である。この枚葉紙後縁部の折れ曲９は、つまりはカー
トンの剛さによるのであるが、高性能の機械であればあ
る程、吸引システムからの枚葉紙の引裂けを生ぜしめる
。

さらに、ＤＢ−Ａｓ　２３０５１３２によって１列配置
構造の輪転印刷機用の枚葉紙反転装置が公知であシ、こ
の機械では、相前後した印刷装置の圧胴がただ１つの紙
渡し胴によって連繋している。

枚葉紙を反転させるため、２つの共に働くクランプグリ
ツノクの列でなるグリッツやシステム２対が、送りの方
向に見て紙渡し胴の次にある圧胴に配置されている。圧
胴および紙渡し胴は２倍径の大きさになっている。紙渡
し胴の上部には吸引ボックス（複数）がちシ、この吸引
ボックスは、後続の圧胴の１つのフランググリッパ列が
枚葉紙後縁部を捕捉したとき直ちに、反転すべき枚葉紙
を紙渡し胴の外套面から少し引上げる。反転の動作の間
、すなわち、枚葉紙後縁部の１つのグリッパシステムか
ら他のグリッパシステムへの引渡しの動作の間、反転す
べき枚葉紙は吸引ボックスによって引張られた状態にさ
れる。吸引ボックスは枚葉紙の印刷されていない方の面
を吸引するのではおるが、反転動作のあとで圧胴のグリ
シ・ぐシステムが枚葉紙のこの時点での後縁を最後の吸
引ボックスから引離すやいなや、枚葉紙の印刷された下
面が紙渡し胴の外表面に、あるいは、このとき既に枚葉
紙を運んでいる圧胴の外套面に打当って、印刷された図
柄の接触汚損が起る、ということが避けられない。この
欠点についてはさておいても、枚葉紙反転の度ごとに動
作をする２つのグリシ・母システムをもってしては、折
れ曲シなしに枚葉紙後縁部が引渡されるものでない。し
たがって、厚いカートンの場合、これの変形が残ること
となる。これは好ましくないことで、また運転の支障を
招くことにもなる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、紙から厚いカートンに至るまでを、接
触汚損を起すことなく処理できるような、当初に述べた
種類の切替え可能の高速の枚８葉紙輪転オフセット印刷
機を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的は特許請求の範囲第１項の特徴環に記すところ
によって解決される。貯留胴および反転胴は望ましくは
２倍径のものとされる。圧胴が貯留胴となっている印刷
装置においては、付属のゴム胴は合目的的に引離される
。

１つの圧胴を貯留胴に変更できることにより、反転動作
に際して枚葉紙後縁部をはぎ取るため吸引システムを用
いる必要は何らない。何とな”　ゎイ、□ｐｏｉ□□っ
ヶヵ８つえ、。。

いので、たとい枚葉紙の長さが種′々であっても、グリ
シ・ぐは反転すべき枚葉紙の後縁部を把握しうるからで
ある。また、反転胴に鉗子形グリッパが用いられている
ことによシ、反転動作の全過程の間において折れ曲シな
く枚葉紙後縁部の送り動作が行われることが保証される
。３つの方策、すなわち、２倍径の胴で枚葉紙の送１行
うこと、圧胴を貯留胴に変更すること、および鉗子形グ
リッツ４を用いること、のすべてによって、厚いカート
ンの見当の合った印刷結果が、片面多色印刷の後でも、
また、両面印刷の後でも、高速運転の下で得られる。個
々の印刷装置の、反転装置の上に載せられうる印刷装置
さえも含めたすべては、同形の側壁を有している。

両面印刷の場合における印刷された紙面の接触汚損を避
けるために、少くとも反転胴のすぐあとの圧胴の紙案内
面にはインキをはじく外被が設けられている。この外被
は構造に組込まれ　′た紙載せ面となっておシ、耐磨耗
性、耐食性をもち、インキをはじくような材料、例えば
ニッケルあるいはクロムで作られている。

、本発明の有利な実施態様として、変更される圧胴の紙
案内面を取外しうる安定した套体をはめ込んだ構造にで
きる。

薄い枚葉紙の場合にそれがずれたシ外れたシすることを
避けるために、套体には１つの負圧発生装置に選択的に
接続されるよう結合された吸引室を設けることができる
。この吸引室は套体、の外面にある吸引孔で外気と続い
ているもので娶って、種々のフォーマットの枚葉紙のそ
の場合々々の後縁部領域を吸引することにょシそれのず
れあるいは外れを防止する。

本発明の１つの有利な実施態様として、圧胴を貯留胴と
して形成する際に、套体の代シに、処理される枚葉紙の
フォーマットに合わせて調整可能な共に働く紙載せセグ
メントの２つのグループが設けられる。この場合、紙載
せセグメントの１つのグループは枚葉紙前線部を保持す
るためのグリツノク棧、他のグループは枚葉紙後縁部を
保持するための吸引システムと結合されていてよい。当
然のこととして、紙載せセグメントの紙載せ直径は圧胴
に組込まれたときの套体の直径と同じくなっているべき
である。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図の枚葉紙輪転印刷機は５色片面あるいは２色両面
印刷用の機械である。この機械にはイル７から取出され
た枚葉紙を、印刷装置１の側壁で支持されている給紙胴
８に供給する。給紙胴８は枚葉紙を、第１の印刷装置の
圧胴９に引渡す。圧胴９は２倍径の大きさになっている
。

ゴム胴１０および版胴１１はこれに反し、１倍径になっ
ている。圧胴９はそれ故、２つの紙案内面を有している
。圧胴９は印刷された枚葉紙をその度ごとに印刷装置２
の紙渡し胴１２に引渡す。

印刷装置２の側壁では４本の胴が支持されている。まず
そこには、印刷装置１と全く同様に版胴１１およびゴム
胴１０がある。紙渡し胴１２は圧胴１３と組になって働
く。紙渡し胴１２も圧胴１６も２倍径の大きさになって
いる。後続の印刷装置３は同様に紙渡し胴１２および当
然のこととしてゴム胴１０と版胴１１を有している。印
刷装置６の圧胴は、しかしながら貯留網１４に入れ替え
られている。ゴム胴１０は貯留網、１４の外套面から引
離されており、貯留網１４の２つの紙案内面は共に、櫛
状で相互間で移動できる紙載せセグメントの２つのグル
ープで寿っている。紙載せセグメントの１つのグループ
はグリッパ棧１５と、そして他のグループは吸引システ
ム１６と、固定的に結合されている。

後者の紙載せセグメントのグループを貯留網１４の同軸
軸を中心として回転移動させることによシ、吸引システ
ム１６が場合々々のフォーマットサイズに合わせられ、
したがって、常に枚葉紙の後端が捕捉され、その特別な
構造により、枚葉紙に張シが与えられるよ、うにできる
。

印刷装置４には前段の印刷装置２および６と同様に、４
つの胴がある。つまり、ゴム胴１０１版胴１１および２
倍径の大きさの圧胴１３があるが、紙渡し胴１２の代υ
に反転胴１Ｂが設けられている。反転胴１８には２つの
鉗子形グリ機設定の仕方に応じて、片面印刷の場合には
枚葉紙前縁部、両面印刷の場合には枚葉紙後縁部を捕捉
する。最終段の印刷装置５は印刷装置２と同様の胴の配
置を有している。すなわち、２倍径の大きさの紙渡し胴
１２とやはり２倍径の大きさの圧胴１３、そして、ゴム
胴１０と版胴１１がある。印刷装置５には排紙装置２０
がつながっており、その装置にある排紙胴２１は２倍径
の大きさを有し、５色片面あるいは２色両面の印刷をさ
れた枚葉紙を印刷装置５の圧胴１３から受取る。チェン
式排紙機構２２が印刷された枚葉紙を排紙・ぐイル２６
に運ぶ。

第１図に示す枚葉紙輪転印刷機は、その貯留網１４およ
び反転胴１８の配置のされ方の故に、枚葉紙の表面にも
裏面にもそれぞれ２回印刷を行う。相前後して並んで紙
を運ぶ胴９　、１２．１３゜１４．１８および２１が比
較的径の大きいものであるので、この機械は厚さの厚い
カートンをよく処理できるが、厚いカートンを処理でき
るのは、鉗子形のグリツｉｅシステム１９が比較的剛さ
の大きいカートンの場合でも折れ曲りが起ら力いような
具合に枚葉紙後縁部を捕捉できるのでなおさらである。

しかし、比較的薄い紙であっても非常によく処理される
。何となれば、貯留網１４の吸引システム１６がこの薄
い枚葉紙を張らせるよう引張シ、枚葉紙後縁部を鉗子形
のグリツ／、ａシステム１９に見当が合うよう引渡すこ
とが確実に行われるからである。この機械で特に有利で
あるのは、印刷装置２，３．４および５を側壁の構造に
おいて同じく形成できることである。

第１図の１部分を取出して示す第２図では印刷装置２，
６および４が対象になっている。これら３つの印刷装置
２，３．４はただ１つの例外があるほかは同様でおる。

その例外とは、貯留網１４が圧胴２５に入替っているこ
とである。

その入替わシとは、前に説明した櫛状の互にかみ合った
紙載せセグメントのグルー７６２つの代シに、それぞれ
安定した套体２６が設けられていることである。両套体
２６の外径は取外された紙載せセグメントの紙載せ面の
直径に相当している。套体２６は安定構造にできてお９
、圧胴２５の芯部に容易に取外しうる形で固定されてい
る。これら套体２６には、図には示されていない負圧発
生装置に選択的に接続されるように結合された吸引室が
設けられる。套体の外套面にある吸引孔が吸引室と外気
をつなげている。

この吸引室に負圧を生せしめることにより、套体２６に
載って度ごと送られる枚葉紙は、印刷された後にその後
部領域を吸引され、したがって枚葉紙前縁部が鉗子形グ
リッパシステム１９によって受取られる際においても枚
葉紙の外れとかずれが防止される。最大寸法のフォーマ
ットを処理する場合、既に貯留網１４に用いられタ、枚
葉紙を捕捉するための吸引システム１６がやはシ使われ
てよい。套体２６を圧胴２５に装着した後に、印刷装置
乙のゴム胴１ｏがあてがわれる。このような接続関係に
することによって、第１図の枚葉紙輪転印刷機で５色印
刷をすることができる。

第３図に示す６色の枚葉紙輪転印刷機では、さ−きに述
べた印刷機と異るのは、２つの反転装置が備えられてい
ることだけである。第１の印刷装置３１は２倍径の大き
さの圧胴９．１倍径の大きさのゴム胴１０、版胴１１を
有している。

給紙胴８は、そこから圧胴９に送られる枚葉紙を給紙装
置６から受取る。次段の印刷装置３２には普通形の紙渡
し胴１２．１つの貯留側１４、ゴム胴１０および版胴１
１が取付けられている。

紙渡し胴１２および貯留側１４は２倍径の大きさになっ
ている。ゴム胴１ｏは当然のこととし；　て引離されて
いる。その次にある印刷装置６６は１つの反転胴１８．
２つの套体２６が取付けられた入替え可能の１つの圧胴
２５、ならびにゴム胴１０、版胴１１を有している。そ
の次の印刷装置６４は、共に２倍径の大きさの反転胴１
８と圧胴１３、そして前段同様にゴム胴１０と版胴１１
を有している。

後段にある印刷装置３５と６６は共に全く同様に、従来
の紙渡し胴１２、圧胴１３、そしてゴム胴１０と網胴１
１で構成されている。排紙装置２０は第１図の実施例と
同様である。すなわち、この場合の排紙装置も２倍径の
排紙胴２１を有している。

図のような実施例では、印刷装置６１で枚葉紙の１面に
１色の印刷がなされ、印刷装置６２では、貯留側１４が
配置されていることによシ、印刷された枚葉紙の反転が
行われる。後続の印刷装置３３，３４．３５および６６
では、反転後に表側となった枚葉紙面に４色の印刷（裏
面印刷）が行われる。第１の印刷装置３１で印刷されて
から下側となった枚葉紙面における接触汚損を防止する
ため、４つの印刷装置６３゜５４．５５および６６の圧
胴２５と１３のすべてにおける紙案内面にインキをはじ
く外被を設けるということができる。これによシ、印刷
装置３１で印刷された図柄の接触汚損が避けられる。急
速乾燥性のインキが用いられる場合には、印刷装置３３
と３４の圧胴２５と１３にだけそのような外被が取付け
られていれば十分であろう。印刷装置６２の貯留側１４
を圧胴２５に入替−え、印刷装置３６の圧胴２５を貯留
側１４に入替えすることによシ、表面に２色、裏面に６
色の印刷が可能となる。表面だけに６色印刷することが
望まれる場合に備えて、両印刷装置３２と３３には圧胴
２５が取付けられるようになっている。第１図から第６
図までで示した実施例では、さらになお、例えば圧胴２
５と圧胴１６あるいは紙渡し胴１２　、１　Ｂ、あるい
は紙渡し胴１２と１８を、６倍径のものとし、それに応
するよう６つの紙案内面を設ける、というように変形す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１つの反転装置を有する、本発明による５色枚
葉紙輪転印刷機の図、第２図は第１図の一部分を示す図
、第３図は２つの反転装置を有する、本発明による６色
枚葉紙輪転印刷機の図である。 １０・・・ゴム胴　１１・・・版胴　′１２・・・紙渡
し胴　１３・・・圧胴 １４・・・貯留側　１５・・グリッパ棧１６・・・吸引
システム　１８・・反転胴１９・・・鉗子形グリッツや
システム ２５・・圧胴　２６・・・套体 特許出願人　クィデルペルガー　ドルックマシーネンア
クチェングゼルシャフト 代理人　若林　忠

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　少くとも１つの反転装置と紙のほかカートンも処
   理する装置を有する１列配置構造の、片面多色印刷ある
   いは両面印刷用の枚葉紙輪転印刷機において、 各印刷装置は、版胴（１１）およびゴム胴へｑのほか、
   小さくとも２倍径の大きさの圧胴（１３゜２５）および
   １つの紙渡し胴（１２，１８）を有すること、 ゴないし幾つかの圧胴（ハ）が、少くとも２つの紙案内
   面を有する貯留側Ｉに取替えられうろこと、および、 取替え可能の圧胴に）のあとにある紙渡し胴は少くとも
   ２つの鉗子形グリッパシステム（１！ｌＩを有する反転
   胴α印として形成されていることを特徴とする枚葉紙輪
   転印刷機。 ２、貯留側Ｉおよび反転胴α槌が２倍径の大きさのもの
   である特許請求の範囲第１項に記載の枚葉紙輪転印刷機
   。 ６、　圧胴Ｑ５１を貯留側Ｉに取替えるときは、付属す
   るゴム胴αＱは引離されている、特許請求の範囲第１項
   あるいは第２項に記載の枚葉紙輪転印刷機。 ４、　反転胴ａ８のすぐあとの圧胴（１５，２５）の少
   なくとも紙案内面にはインキをはじく外被が設けられて
   いる、特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか１
   項に記載の枚葉紙輪転印刷機。 ５、　取替え可能な圧胴（ハ）の紙案内面には取外しう
   る安定した套体（イ）が取付けられている、特許請求の
   範囲第１項ないし第４項のいずれか１項に記載の枚葉紙
   輪転印刷機。 ６、　套体（イ）に、選択的に接続でき、負圧発生装置
   につながっている吸引室が設けられておシ、これら吸引
   室は套体（ハ）の外套面にある吸引孔をもって外気と続
   いている、特許請求の範囲第５項に記載の枚葉紙輪転印
   刷機。 Ｚ　圧胴（２つを貯留胴α荀として形成するとき、套体
   Ｉ２ｅの代シに、処理される枚葉紙のフォーマットに応
   じて相互に位置調整しうる紙載せセグメントの２つのグ
   ループが設けられる、特許請求の範囲第１項ないし第６
   項のいずれか１項に記載の枚葉紙輪転印刷機。 ８、紙載せセグメントのグループの１つは枚葉−紙の前
   線部を保持するためのグリシ・ぐ棧（１句を有し、グル
   ープの他の１つは枚葉紙の後縁部を保持するだめの１つ
   の吸引システムαｅと結合されている、特許請求の範囲
   第７項に記載の枚葉紙輪転印刷機。