JPS62173258A - 輪転印刷機の印刷部間に配置される渡しドラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 ゛　本発明は輪転印刷機のインキ装置間に配置される渡
しドラムであって、周面に対称的に配置された複数のグ
リッパ列を備えた形式のものに関する。

従来技術 この種の渡しドラムではげラム周面な構成するために閉
じられた薄板セグメント片（これらは （太グリツ・ぐ列間に設けられる）が利用されるか、ま
たはウェブ状のセグメント片が配置され、該セグメント
片は同様に余り硬質ではない枚葉紙を支持し、かつ搬送
する目的を有し℃いる（西ドイツ国特許３４４７５９６
．６−２７号明細書）。かかる枚葉紙印刷機でより硬質
の材料を印刷する場合にはより大きなドラム直径を設け
る方法があり、そのために例えば３つの枚葉紙支持面が
グリッパ列と一緒に設けられる。しかしこの手段は硬質
の厚紙を印刷する場合には十分ではない。それというの
も厚紙枚葉紙の端部カ彎曲せずに胴から突出し、そのた
めに特にドラムから胴へ引渡す際に印像が汚れる危険が
ある。この場合、このような硬質の枚葉紙も例えば包装
材料の製造で必要であるような最高品質の印刷を行ない
、したがって印像の破損が受入れられないことから出発
する。

発明が解決すべき問題点 本発明の課題は、通常の紙厚のものから厚紙までの材料
を汚れおよびブレのな℃・処理を可能にする渡しドラム
を提供することである。

問題点を解決するための手段 上記の課題乞解決するための本発明の手段は、冒頭に記
載の形式の渡しドラムにおいてグリッパ列相互間のドラ
ム周面の内部にドラム周面に向かってほぼ割線として延
びる案内面が設けられていることである。′ 上記の課題を解決するための本発明のも５１つの手段は
冒頭に記載の形式の渡しドラムにおいて渡しドラムのド
ラム本体がグリノ・ξ列間に案内面を有しており、該案
内面がほぼ割線として延びていて、しかもドラム中上・
に向かつて屈曲部を有しており、そのために硬質の枚葉
紙を処理する際に案内面が後続の圧胴によって受取られ
た枚葉紙の後縁を支持し、かつ枚葉紙端部と一緒になっ
て、空気堰を構成するためのくさび形の中空間を形成す
るようになっていることである。

発明の効果 ドラム体内のグリノ・ξ列間に設けられた案内面の使用
によって自由空間か形成され、この自由空間内で硬質の
枚葉紙の後端が解放することができ、しかも印刷された
面が損なわれることはない、枚葉紙は次の胴に引渡され
た後所定通りに後縁でもって案内薄板に沿って導かれろ
。

したがって本発明のように構成された渡しドラムは硬質
厚紙枚葉紙の印刷も可能であり、しかも印像の破損の心
配はない。

実施態様 特許請求の範囲第２項から第９項には本発明の有利な実
施態様が記載されており、これらの実施態様は取扱いを
簡単にし、かつ枚葉紙の搬送を助けろものである。案内
薄板はエアブレードとして働き、該エアブレードはくさ
び形の自由空間内に形成される空気堰と結合して枚葉紙
の印刷面乞案内薄板から遠ざけるようになっている。

実施例 第１図によれば、水平に配置された輪転印刷機のインキ
装置間に渡しドラム１が配置されている。渡しドラムは
印刷された枚葉紙２を圧胴３から受取り、かつ後続の、
次のインキ装置の圧胴４にへ引渡す。枚葉紙を搬送する
ためには渡しドラムにグリッツξ列５、６．７が設けら
れており、グリッパ列は圧胴３のグリノ・Ｓから枚葉紙
乞受取り、かつ次の圧胴牛のグリノ・８８へ引渡す。胴
とドラムは公知の形式で側方機枠に支承され、かつ平歯
車伝動装置を介して電動結合されている。

渡しドラム１は側方機枠（図示せず）に回転可能に支承
された軸９かも成っており、該軸には両側に各１つの支
持体１０が固定されている。

同様にして支持体１０を軸ビンを備えたドラム体として
構成することもできる。支持体１０にはグリッツξ列５
’、６．７のためのグリノ・ｑ当てレール１１がブラケ
ット１２？：介して固定されている。グリノ・ξの制御
は公知の形式で、例えばカムとカムローラとを介して行
なわれ、その結果供給された枚葉紙は圧胴３と渡しドラ
ム１との間の中央部内で受取られかつ渡しドラム１と圧
胴４との間の中央部内で引渡される。

第１図による実施例ではグリノ・８列５、６゜７間のド
ラム周面内には案内薄板１４が設けられており、案内薄
板はドラム中心・へ向かつて内向きに変形せしめられて
いるので、案内薄板は、空気堰を形成するための自由空
間を構成する。

案内薄板１４の案内面はほぼ割線としてドラム周面へ向
かって延びており、かつドラム中心に向いた前曲部を有
している。案内薄板１４はブラケット１２か、もしくは
、枚葉紙支持部材ノためのホルダ１５に固定されている
。この場合固定は例えばねじ１６を用いて行なうことが
できろ。

このように構成された渡しドラムでは、比較的厚い紙の
枚葉紙または硬質の厚紙枚葉紙に印刷される場合に枚葉
紙の後部は案内薄板１４によって形成された自由空間内
で解放することができ、かつ次の圧胴牛へ引渡した後に
所定通りに後縁でもって案内薄板１４に沿って案内され
る。これによって印刷されたばかりの枚葉紙面の汚れが
回避される。更に’ｆＰｉインキ性の枚葉紙支持部材（
これは定期的に洗わなければならない）を必要と（−な
し・。また印刷作業員は枚葉紙支持部材を印像内の印像
のなし・箇所へ合わせて調節する必要ないしは高価な特
殊インキを使用する必要がない。

ドラム幅にわたって延びる案内薄板１４は枚葉紙受取り
後エアブレードとして作用し、その際に空気が渡しドラ
ム１の外部に配置された枚葉紙案内装置１７へ枚葉紙の
印刷されていない面を接触させ、すなわち安定にする。

枚葉紙の支持は不必要となり、かつ汚れる危険は回避さ
れる。枚葉紙案内装置１７は公知の形式で両側で側方機
枠に固定されてし・ろ。

案内薄板１４は印刷された枚葉紙２を次の圧胴生へ引渡
した後枚葉紙２の後端とともに細くなる（さび形の中空
間１８Ｙ形成し、中空間内には空気堰が形成される。こ
の空気堰は枚葉紙の印刷面が案内薄板１４へ接触￥るの
を阻止する。枚葉紙後縁のみが渡しドラムと圧胴の回転
運動によって案内薄板１４′Ｊて沿って導かれる。

案内薄板１４を固定するためのねじ１６の領域内にスリ
ットが形成されてＬ・ると、案内薄板？移動させ、かつ
そのようにして種々の紙材に適合させろことができろ。

第２図による実施例では渡しドラムと圧胴牛との間の外
部に吹込み管１９が配置されている。

吹込み管の空気流２０はくさび形の中空間に向けられて
いて、空気堰を補強な（・しは例えばきわめて硬質の厚
紙のみが処理される場合には案内薄板１４の代わりに案
内彎曲部材または案内舌片を使用してもよい。くさび形
の中空間１８内の所定の除圧のために案内薄板１４に開
口を設けろこともでき、これによって空気堰の圧力を種
々の材料に適合せしめろことができる。

第３図では薄くて、軟質の枚葉紙２を処理するために渡
しドラム１のグリッパ列５．６．７間に枚葉紙支持部材
１３が挿入されている。枚葉紙支持部材は支持面でもっ
て周面馨構成する。

支持面を、これが印刷されたばかりの枚葉紙からインキ
を受取らなし・ように構成することができる。案内薄板
１４はこの印刷作業では渡しドラム１の枚葉紙支持部材
の下方に位置している。

枚葉紙支持部材１３はドラムの長さにわたって貫通して
いるかまたはウェブとして構成することができ、かつ片
側においてスリットを有するホルダ２２にビン２１を介
して留められている。っ他の側にお（・て枚葉紙支持部
材１３はホルダ１５のフォーク形に構成された受容部内
に同様にビン２３を介して留められ、かつフック２４に
よって確保されている。　フック２４はスピンドル２８
に固定されていて、しかもばね力の下でその保持位置へ
旋回せしめられている。　更にスピンドル２８の片側で
旋回し・ζ−２９が固定されており、旋回レバーはばね
付きビン２５を支持している。　枚葉紙支持部材１３を
挿入する際にビン２３＆！フツク２４の開放と係止を自
動的に行なう。　閉鎖位置では付加的な安全装置として
、ばね付きビン２５は枚葉紙支持部材１３の孔に係止す
るようになっている。　枚葉紙支持部材１３を迅速に交
換するためにはばね付きビン２５が外され、かつ旋回レ
バー２９を介し℃フック２４が開けられ、その結果枚葉
紙支持部材１３を取出すことができる。このよ５に円形
に構成された渡しドラム１を用いて、きわめて薄くて不
安定な枚葉紙を静かな紙走行で見当正しく引渡すことが
できる。取外し可能な枚葉紙支持部材は機械外部で次の
印刷指示のために準備され、そのために機械への交換時
間は比較的少ない。

第十図に示された構成に上記の実施例とは、渡しドラム
１がドラム本体２６を備えていて、該ドラム本体がグリ
ノ・ξ列５、６．７間に案内薄板１４に相当する案内面
２７を有している点で異なってし・る。この構成によっ
て案内薄板１牛を用いた場合と同様の利点と作用が達成
され、かつ付加的に、印刷作業員が相応する印刷指示を
展開した（・場合には同様にして枚葉紙支持部材１３を
挿入することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は不発明てより（λ成された渡しドラムの側面図
、第２図は付加的な吹込み空気流を有する渡しドラムの
側面図、第３図は周面を構成する枚葉紙支持部材を備え
た渡しドラムを示した図、第牛図はドラム本体が内側に
設けることのできる案内薄板の形を有している渡しドラ
ムを示した図である。 １・・・渡しドラム、２・・・枚葉紙、３．牛・・・圧
胴、５．６．７・・・グリノ・９列、８・・・グリノ・
ξ、９・・・軸、１０・・・支持体、１１・・・グリノ
・ξ当てレール、１２・・・ブラケット、１３−・・枚
葉紙支持部材、１４・・・案内薄板、１５・・・ホルダ
、１６・・・ねじ、１７・・・枚葉紙案内装置、１８・
・・中空間、１９・・・吹込み管、２０・・・空気流、
２１・・・ビン、２２・・・ホルダ、２３・・・ビン、
２４・・・フック、２５・・・ばね付きビン、２６・・
・ドラム本体、２７・・・案内面、２８・・・スピンド
ル、２９・・・旋回レバー。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、輪転印刷機のインキ装置間に配置される渡しドラム
   であつて、周面に対称的に配置された複数のグリッパ列
   を備えた形式のものにおいて、グリッパ列（５、６、７
   ）相互間のドラム周面の内部にドラム周面に向かつてほ
   ぼ割線として延びる案内面が設けられていることを特徴
   とする、輪転印刷機のインキ装置間に配置される渡しド
   ラム。 ２、グリッパ列（５、６、７）相互間にほぼ割線として
   延びる案内面を有する案内薄板（１４）が設けられてお
   り、かつ案内薄板（１４）がドラム中心に対して内向き
   の彎曲部を有しており、そのために案内薄板が、硬質の
   枚葉紙（２）を処理する際に後続の圧胴（４）によつて
   受取られた枚葉紙の後縁を支持し、かつ該枚葉紙端部と
   一緒に空気堰を構成するためのくさび形の中空間（１８
   ）を形成するようになつている、特許請求の範囲第１項
   記載の渡しドラム。 ３、渡しドラム（１）の外部に吹込み管（１９）が設け
   られており、吹込み管の空気流（２０）が枚葉紙（２）
   、案内面（１４、２７）および中空間（１８）内に向け
   られるようになつている、特許請求の範囲第１項記載の
   渡しドラム。 ４、案内面（１４、２７）がエアブレードとして構成さ
   れており、該エアブレードが枚葉紙（２）を、渡しドラ
   ム（１）の外部に渡しドラムの周面から僅かな距離を置
   いて配置された枚葉紙案内装置（１７）へ当付けるよう
   に構成されている、特許請求の範囲第１項記載の渡しド
   ラム。 ５、案内薄板（１４）がねじ（１６）を介して調節可能
   に渡しドラム（１）の支持体（１０）に固定されている
   、特許請求の範囲第１項記載の渡しドラム。 ６、案内薄板（１４）内に空気スリットが形成されてお
   り、該空気スリットの開口がせき止め圧を調整するため
   に調節可能である、特許請求の範囲第１項記載の渡しド
   ラム。 ７、案内薄板が案内彎曲部材もしくは案内舌片として構
   成されている、特許請求の範囲第１項記載の渡しドラム
   。 ８、ドラム周面を構成する枚葉紙支持部材（１３）がグ
   リッパ列（５、６、７）間に懸吊可能に固定されており
   、かつホルダ（１５、２２）に迅速閉鎖部材（２３、２
   ４、２５）を用いて支承されている、特許請求の範囲第
   １項記載の渡しドラム。 ９、輪転印刷機のインキ装置間に配置される渡しドラム
   であつて、周面に対称的に配置された複数のグリッパ列
   を備えた形式のものにおいて、渡しドラム（１）のドラ
   ム本体（２６）がグリッパ列（５、６、７）間に案内面
   （２７）を有しており、該案内面がほぼ割線として延び
   ていて、しかもドラム中心に向かつて屈曲部を有してお
   り、そのために硬質の枚葉紙（２）を処理する際に案内
   面が後続の圧胴（４）によつて受取られた枚葉紙の後縁
   を支持し、かつ枚葉紙端部と一緒になつて、空気堰を構
   成するためのくさび形の中空間（１８）を形成するよう
   になつていることを特徴とする、輪転印刷機のインキ装
   置間に配置される渡し胴。