JPH07289693A - 弾球遊技機の操作ハンドル装置 - Google Patents

弾球遊技機の操作ハンドル装置

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JPH07289693A
JPH07289693A JP10592194A JP10592194A JPH07289693A JP H07289693 A JPH07289693 A JP H07289693A JP 10592194 A JP10592194 A JP 10592194A JP 10592194 A JP10592194 A JP 10592194A JP H07289693 A JPH07289693 A JP H07289693A
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JP
Japan
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handle
mounting
hole
game machine
handle shaft
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Application number
JP10592194A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手首の疲れを減少すると共に回動操作がスム
ーズに伝達される弾球遊技機の操作ハンドル装置を提供
する。 【構成】 回動操作部材100を有する操作ハンドル部
70を弾球遊技機の枠基体2の前面垂直線H1に対して
角度αだけ外側方向に向く斜め直線H2となるように設
けると共に、回動操作部材100の回動操作によって回
転するハンドル軸を操作ハンドル部70の斜設に沿った
第1ハンドル軸74と弾球遊技機の枠基体2に対して垂
直方向に回転自在に設けられる第2ハンドル軸140と
で構成し、それぞれの端部に固着されたかさ歯車75,
141とが噛合するように構成した。 【効果】 手首の折り曲げ度合いを少なくして長時間の
遊技を行って疲れないし、回動操作部材100の回動動
作がかさ歯車75,141の噛合により伝達されること
となり、これによりスムーズな回動操作を確保すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾球遊技機の前面下部
一側に突設され且つ回動操作部材を回動操作することに
より打玉の発射勢を調整し得る弾球遊技機の操作ハンド
ル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機の前面下部一側に突設
される操作ハンドル装置においては、回動操作部材を含
む操作ハンドル部が弾球遊技機の前面に対して垂直方向
に突設されているものがほとんどである。このように操
作ハンドル部が垂直方向に突設されていると、椅子に座
っている遊技者が操作ハンドルを操作する際に右手の手
首を折り曲げた状態で操作しなければならず、しかもこ
の折り曲げた状態で長時間操作するため、操作する手が
疲れるという欠点があった。
【0003】このような欠点を解消するために、例え
ば、特開平3−128076号、特開平5−24525
1号、実開昭57−123180号等のように、操作ハ
ンドル部を弾球遊技機の前面に対して所定角度だけ上方
又は外側に向けて手首を折り曲げ度合いが少なくても操
作し得る操作ハンドル装置が提案されている。このよう
な操作ハンドル部を上方又は外側に向けたものは、手首
の折り曲げる度合いを少なくして疲れを減少させるとい
う効果はあるが、回動操作部材とハンドル軸との連繋又
は斜めに設けられる第1ハンドル軸と垂直に設けられる
第2ハンドル軸との連繋が、所謂ユニバーサルジョイン
トで連結されているので、回動動作における伝達がスム
ーズに行われないという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した事
情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、手
首の疲れを減少すると共に回動操作がスムーズに伝達さ
れる弾球遊技機の操作ハンドル装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、弾球遊技機の前面下部一側
に突設され且つ回動操作部材を回動操作することにより
打玉の発射勢を調整し得る弾球遊技機の操作ハンドル装
置において、前記回動操作部材を有する操作ハンドル部
を弾球遊技機の前面に対して外側方向に向くように斜め
に設けると共に、前記回動操作部材の回動操作によって
回転するハンドル軸を前記操作ハンドル部の斜設に沿っ
た第1ハンドル軸と前記弾球遊技機の正面に対して垂直
方向に回転自在に設けられる第2ハンドル軸とで構成
し、前記第1ハンドル軸の後端と前記第2ハンドル軸の
前端とに相互に噛合する歯車を固着したことを特徴とす
るものである。
【0006】前記相互に噛合する歯車は、合成樹脂製の
かさ歯車で構成することにより、確実な噛合状態を保持
し得る点で有利であると共に、円滑な伝達を達成する点
で有利である。
【0007】前記操作ハンドル装置は、弾球遊技機の枠
基体に取付固定される取付基板の前面に前記第1ハンド
ル軸を含む操作ハンドル部を取付固定する一方、前記第
2ハンドル軸を前記取付基板の裏面側から固定して前記
第1ハンドル軸と連繋させることにより、組み付け作業
の容易化を図る点で有利である。
【0008】
【作用】回動操作部材を有する操作ハンドル部を弾球遊
技機の前面に対して外側方向に向くように斜めに設けた
ので、手首の折り曲げ度合いを少なくして長時間の遊技
を行って疲れない。また、回動操作部材の回動操作によ
って回転するハンドル軸を操作ハンドル部の斜設に沿っ
た第1ハンドル軸と弾球遊技機の正面に対して垂直方向
に回転自在に設けられる第2ハンドル軸とで構成し、第
1ハンドル軸の後端と第2ハンドル軸の前端とに相互に
噛合する歯車を固着したので、回動操作部材の回動動作
が歯車の噛合により伝達されることとなり、これにより
スムーズな回動操作を確保することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、実施例の要部を構成する操作ハン
ドル装置50を有する弾球遊技機1の構成について図1
を参照して説明する。図1は、弾球遊技機1の正面図で
ある。本実施例における弾球遊技機1としては、弾発さ
れた打玉が遊技盤12に形成された入賞口や入賞球装置
に入賞した入賞玉に基づいて所定個数の景品玉を払い出
す形式のパチンコ遊技機を図示したものであるが、弾発
された打玉が遊技盤に設けられる複数の入球口に入球し
て、その入球口の組合せによって得点が与えられ、その
得点に応じた景品玉が払い出される形式の弾球遊技機
(属にアレンジ遊技機と称される)であってもよい。し
かして、弾球遊技機1は、図1に示すように、図示しな
い弾球遊技機設置島に固定される外枠の一側に開閉自在
に軸支され且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべて
が集約して設けられる枠基体2と、該枠基体2の前面上
部に開閉自在に設けられるガラス板保持枠3、枠基体2
の前面下部に開閉自在に設けられる上皿取付板4に装着
される上皿15と、枠基体2の最下部前方に取り付けら
れる下皿17及び操作ハンドル装置50と、から構成さ
れている。
【0010】上記した外枠に開閉自在に取り付けられる
枠基体2は、合成樹脂によって一体成型されるものであ
り、その背面側に遊技盤12が収納固定されると共に、
該遊技盤12の前方をガラス板保持枠3が覆っている。
ガラス板保持枠3は、遊技盤12の遊技領域13を臨む
開口の周囲に窓枠装飾部材5が周設されている。この窓
枠装飾部材5には、図示しないが内部に発光源が設けら
れ、遊技状態に応じて表示駆動されるようになってい
る。また、窓枠装飾部材5には、スピーカ取付部7a,
7bを左右に有する上部装飾部材6、該上部装飾部材6
の上部であって内部にLEDランプを内蔵するLEDカ
バー8、左右の装飾部材9,10、下部の下部装飾部材
11が積層的に設けられている。なお、窓枠装飾部材5
の円形状の開口を通して視認し得る遊技盤12の遊技領
域13には、可変表示装置14や可変入賞球装置15等
の遊技装置や、アウト口16等が設けられている。
【0011】また、上記したガラス板保持枠3は、枠基
体2の横幅寸法とほぼ同じであるため、正面から見たと
きには、ガラス板保持枠3に対応する枠基体2を視認す
ることはできないが、前記上皿15が装着される上皿取
付板4の横幅寸法は、枠基体2の横幅寸法よりも短く形
成されているので、その開放側の端部に枠基体2の一部
が視認できるようになっている。そして、この視認し得
る枠基体2には、ガラス板保持枠3の施錠、及びガラス
板保持枠3の施錠を解錠するためのシリンダー錠16が
臨設されている。なお、上皿取付板4には、遊技者が操
作ハンドル装置50を操作して弾発動作を行っていると
きに点灯する稼働中表示器208が設けられている。
【0012】枠基体2の前面枠部分の下方部分は、板状
に形成されており、その前面に下皿17や本実施例の要
部を構成する操作ハンドル装置50が組付け固定されて
いる。下皿17は、複数の部材を組み立てた状態でセッ
ト化されて枠基体2の下部中央に止着固定されているも
のである。また、下皿17の左側には、灰皿18が設け
られるが、この灰皿18は、枠基体2の下部前面に固着
され且つ灰皿18を収納する凹部が形成された灰皿取付
枠18aに回転自在に取り付けられるものである。ま
た、下皿17の右側には、本実施例の要部を構成する操
作ハンドル装置50が設けられるが、この操作ハンドル
装置50は、枠基体2の前面に取り付けられる取付基板
51に集約して形成されるものであり、その前面に回動
操作部材100を有する操作ハンドル部70が突設され
ている。この操作ハンドル部70は、弾球遊技機1の前
面に対して外側方向に向くように突設されており、操作
ハンドル部70の回動操作部材100を遊技者が時計回
転方向に回動操作することにより、操作ハンドル装置5
0と対面するように枠基体2の裏面側に取り付けられる
打球発射装置20(図3参照)の打球杆23の弾発力を
調整して打玉の発射勢を所望の値に調節するものであ
る。
【0013】そこで、まず、打球発射装置20の構成に
ついて図2及び図3を参照して説明する。図2は、打球
発射装置20と操作ハンドル装置50とを枠基体2に取
り付けた状態での相互の関係を示す断面図であり、図3
は、打球発射装置20と操作ハンドル装置50との関係
を示す斜視図である。図3において、打球発射装置20
は、ほぼ正方形状の取付プレート21に集約して構成さ
れるものである。即ち、取付プレート21の後面側(図
3の奥側)には、発射モータ27と、打球杆23と、玉
送り作動杆25と、ゴム材からなるストッパー26(図
示では、上方前方のものだけを示したが、下部後方にも
設けられている)とが設けられ、一方、取付プレート2
1の前面側には、係合カム28と、該係合カム28と係
脱し且つ前記打球杆23が軸支される回動軸の他端部に
固着される作動部材31と、該作動部材31の作動腕3
2に一端が係止されると共に回動軸の軸受を収納する軸
受筒29に周設される付勢バネ30と、該付勢バネ30
の他端部が係止され且つ上記軸受筒29の基部に回転自
在に設けられる巻取部材34と、該巻取部材34の歯車
部35と噛合する歯車37を有すると共に枠基体2に装
着されたときに後述する操作ハンドル装置50の円形プ
ーリ151の係合穴153と係合する係合突起39を備
えた係合部材38を有する初期弾発力調節器36とが設
けられている。
【0014】前記打球杆23は、その先端に槌先バネ2
4を有し、該槌先バネ24が発射位置に臨むようになっ
ている。また、打球杆23の下方には、玉送り作動杆2
5の下端と当接する当接部(図示しない)が凹状に形成
され、打球杆23の往復動作に伴って玉送り作動杆25
を上下動させるようになっている。玉送り作動杆25
は、図示しない玉送り装置の揺動部材と揺動させ、その
動作毎に打玉を1個ずつ発射位置に供給する。また、初
期弾発力調節器36の歯車37と係合部材38とは、通
常時に同軸で一体的に回動するようにその当接内面で相
互の噛合位置を変更し得るように噛合され、取付プレー
ト21の後面側からその噛合位置を強制的に変更するこ
とにより初期弾発力の値を変更することができる。
【0015】なお、発射モータ27の裏面には、図22
(B)に示すように、発射モータ27からの配線を接続
する端子191、電源線を接続する端子192、稼働中
表示器208からの配線を接続する端子193、タッチ
環95からの配線を接続する端子194、後述する第2
実施例の保持中表示器182a及び保持ソレノイド17
9からの配線を接続する端子195,196が設けられ
る中継端子板190が取り付けられ、この中継端子板1
90と弾球遊技機1の裏面側に設けられる制御回路基板
(図示しない)とが配線によって接続されるようになっ
ている。
【0016】上記のように構成される打球発射装置20
においては、遊技者が後述する回動操作部材100を回
動し且つタッチ環95に接触することにより、発射モー
タ27の駆動回路が閉路されて回転駆動する。それによ
って係合カム28と作動腕32とが間欠的に係脱を行う
ので、打球杆23が往復回動される。打球杆23の弾発
力は、軸受筒29に周設される付勢バネ30の張力を変
化させることにより調節できるため、付勢バネ30の他
端が係止される巻取部材34を回動させることにより行
うことができる。しかして、巻取部材34の回動は、前
記回動操作部材100の回動動作が係合部材38及び歯
車37に伝達されて歯車37を回転せしめるので、巻取
部材34も回転して付勢バネ30の張力を変更すること
ができ、回動操作部材100の回動停止位置を保持する
ことにより所望の弾発力を継続的に維持することができ
る。
【0017】次に、上記した打球発射装置20を駆動し
且つ所定の弾発力を付与せしめる操作ハンドル装置50
の構成について図2乃至図18を参照して説明する。操
作ハンドル装置50は、取付基板51と、該取付基板5
1の前面に突設される操作ハンドル部70とから構成さ
れている。しかして、図2及び図3は、前記した通りで
あり、図4は、操作ハンドル装置50の分解斜視図であ
り、図5は、取付基板51の背面図・正面図・断面図で
あり、図6は、操作ハンドル部70を構成する後部握持
部材71の断面図・背面図・正面図であり、図7は、第
2ハンドル軸140の側方断面図であり、図8は、第1
ハンドル軸74の側方断面図であり、図9は、後部握持
部材71に設けられる単発レバー88の側面図・正面図
であり、図10は、操作ハンドル部70を構成するタッ
チ環95の正面図・中央縦断面図であり、図11は、操
作ハンドル部70を構成する回動操作部材100の正面
図・中央縦断面図であり、図12は、操作ハンドル部7
0を構成する固定部材110の正面図・中央縦断面図で
あり、図13は、操作ハンドル部70を構成する装着部
材121の正面図・中央縦断面図であり、図14は、操
作ハンドル部70を構成する前部握持部材115の正面
図・中央縦断面図であり、図15は、第2ハンドル軸1
40を取付基板51の裏面に止着するための支持板13
5及び固定板130の正面図であり、図16は、第2ハ
ンドル軸140の後端に固着される半円プーリの正面図
・側面図であり、図17は、操作ハンドル装置50の平
面図であり、図18は、回動操作部材100を回動操作
したときのスイッチ86と単発レバー88との関係を示
す断面図である。
【0018】図4において、前記したように操作ハンド
ル装置50は、取付基板51と操作ハンドル部70とか
ら構成されている。操作ハンドル部70は、後部握持部
材71とタッチ環95と回動操作部材100と固定部材
110と前部握持部材115とで構成される。これらの
関係は、取付基板51が前記枠基体2の表面に取り付け
られ、後部握持部材71が取付基板21に取り付けら
れ、回動操作部材100が後部握持部材71と固定部材
110とで挟持され、固定部材110が後部握持部材7
1に取り付けられ、前部握持部材115が固定部材11
0に取り付けられるようになっている。また、これらの
部材は、合成樹脂により成形されている。
【0019】(イ)取付基板 取付基板21は、図4及び図5に示すように、操作ハン
ドル部70が突設される部分がへこんだ凹部51aとな
っている。しかして、その凹部51aには、内部が中空
の円柱状の取付筒52が取付基板51の前面に対して外
側に向かって斜めに突設されている。この取付筒52の
下辺には、後述する後部握持部材71の取付位置を確定
する係合凸部54が一体的に形成され、更に、その周囲
に後部握持部材71を挿入し得る取付溝部53が形成さ
れており、取付溝部53の前面外周縁に補強リブ部55
が隆起形成されている。また、取付溝部53の後端面
は、閉塞されており、その閉塞面に後部握持部材71を
後方からビスで止着するための取付穴56が穿設されて
いる。更に、前記取付筒52の内周面は、図2の断面図
に示すように形成され、後部握持部材71の内部に収納
される軸受部材73の後端を受け止めるようになってい
る。更に、下方の取付溝部53及び補強リブ部55を切
り欠くようにして配線通し穴57が穿設されている。ま
た、凹部51aの上方には、透光カバー挿入穴58が穿
設され、該透光カバー挿入穴58に透光カバー59が装
着される。この透光カバー59の裏面には、必要に応じ
て発光LED182a(保持中表示器182a)が設け
られる発光LED基板182が取り付けられるようにな
っている。
【0020】一方、取付基板21の背面においては、図
5(A)(C)に示すように、複数(3つ)の取付ネジ
60が後方に向かって突設固着されている。この取付ネ
ジ60は、前記枠基体2に穿設された貫通穴(図示しな
い)を貫通して枠基体2の裏面側に当接される前記打球
発射装置20の取付プレート21に形成される取付貫通
穴22を貫通し、取付プレート21の裏面から図示しな
いナットを締着することにより操作ハンドル装置50と
打球発射装置20とを枠基体2の前後から一体的に装着
するようになっている。このように装着することによ
り、操作ハンドル装置50と打球発射装置20の正確な
連繋を達成することができる。なお、取付基板21の裏
面には、複数(2つ)の位置決めボス63も後方に向か
って突設され、該位置決めボス63を枠基体2に形成さ
れる位置決め穴(図示しない)に挿入することにより、
枠基体2に対する操作ハンドル装置50の正確な取付位
置を規制している。
【0021】ところで、取付基板51の周縁には、周縁
リブ61が後方に向かって突設されて全体に凹室を形成
しているが、その凹室内には、縦横の補強リブ62が適
宜に突設形成されている。そして、補強リブ62の交差
点部分や端部等には、各種の取付穴64,66,67,
69や突部68が形成されている。取付穴64は、前記
透光カバー挿入穴58の近傍に形成されて発光LED基
板182を取り付けるための発光LED基板取付穴64
を構成しており、取付穴66は、取付基板51の一側や
や下方に形成されて前記配線通し穴57から引き出され
た配線等を束ねる配線収束部材66a(図4参照)を止
着するための配線収束部材取付穴66を構成するもので
ある。なお、配線通し穴57から引き出された配線は、
下方の周縁リブ61と補強リブ62とによって形成され
る配線処理溝65内を引き通して配線収束部材66aに
まで導かれるようになっている。取付穴67は、取付基
板51のほぼ中央やや上方に形成されて後述する円形プ
ーリ151を止着するための円形プーリ取付穴67を構
成しているものである。取付穴69は、第2実施例にお
ける固定装置160を取り付ける場合の取付用穴を構成
しているものである。更に、突部68は、前記円形プー
リ取付穴67の側方に突設されるものであり、円形プー
リ151を一方向に付勢するためのバネ152の一端を
係止するために突設されるものである。なお、バネ15
2によって付勢される円形プーリ151は、その裏面に
形成される凸部(図示しない)と前記補強リブ62の一
部と係止させて付勢方向への回転を規制している。ま
た、図示の実施例では、図5(A)に示すように、取付
基板51を構成する合成樹脂の種類を表示する記号(図
示の場合には、ABS樹脂)が表示されている。
【0022】(ロ)操作ハンドル部 上記した取付基板51の前方に装着される操作ハンドル
部70は、前記したように、後部握持部材71とタッチ
環95と回動操作部材100と固定部材110と前部握
持部材115とで構成される。そこで、以下操作ハンド
ル部70を構成する各部材毎に分けて説明する。
【0023】(a)後部握持部材 図4及び図6を参照して後部握持部材71について説明
する。後部握持部材71は、筒状の基部71aと椀状の
外周縁部71bとを一体的に成形したものであり、その
中央には、軸受部材73を介して第1ハンドル軸74を
貫通支持する軸支持穴72が段差状に形成されている。
基部71aは、前記取付筒52に沿って取付溝部53内
に挿入されるが、その後端縁は、図6(A)に示すよう
に、取付筒52の斜め方向の突設状態に対応するように
傾斜状となっている。
【0024】ところで、軸支持穴72に貫通される第1
ハンドル軸74は、図8に示すように、その後端に第1
かさ歯車75が固着されると共に、その前端にD型カッ
ト面77が形成され、その中程よりやや前方に係止溝7
6が刻設されている。しかして、図2に示すように、後
部握持部材71の軸支持穴72に軸受部材73を挿入し
た後、第1かさ歯車75を固着した第1ハンドル軸74
を軸支持穴72の後方から挿入する。このとき、第1か
さ歯車75の裏面と軸受部材73の後端面とが当接した
状態で前記係止溝76が軸支持穴72の前端部に臨んで
いるので、その係止溝76にEリング78を挿入するこ
とにより第1ハンドル軸74を軸受部材73を介して軸
支持穴72に回転自在に装着することができる。なお、
軸受部材73は、潤滑性のある合成樹脂、例えば、ジュ
ラコン樹脂やナイロン樹脂で形成することが望ましい。
【0025】また、外周縁部71bの一部には、切欠部
79が形成され、該切欠部79から後述する単発レバー
88の押圧部91が外側に突出するようになっている。
また、外周縁部71bの前面内側には、3本の支持ボス
81が突設されている。この支持ボス81は、基部が先
端部よりもやや太く形成されているが、これは、先端部
は、回動操作部材100の貫通規制穴104を貫通させ
る必要があるのに対して、基部は、後述する固定部材1
10および前部握持部材115を介して遊技者が負荷す
る加重に絶える必要があるため、できるかぎり太く形成
した方が良いからである。また、前記軸支持穴72の下
方には、配線通し穴80が形成されている。この配線通
し穴80は、後述するタッチ環95に接続されるタッチ
検出用の接続線を貫通させるものであると共に、基部7
1aの外側に膨出するように形成されているため、後部
握持部材71を前記取付溝部53に挿入する際に、係合
凸部54と係合溝94(後述する)との係合作用に協働
して配線通し穴57の補強リブ部55の切欠部と係合す
るようになっており、これにより後部握持部材71の取
付基板51への正確な取付を確保している。
【0026】また、外周縁部71bの前面には、後述す
るタッチ環95を止着するための取付穴82及び位置決
め突起83、スイッチ86を止着するためのスイッチ取
付穴84及びスイッチ位置決め突起85、及び単発レバ
ー88を揺動自在に取り付けるための単発レバー取付穴
87が設けられている。まず、スイッチ取付穴84及び
位置決め突起85に取り付けられるスイッチ86は、ア
クチュエータを有するマイクロスイッチによって構成さ
れ、前記発射モータ27駆動のメインスイッチを構成す
るものである。なお、本実施例においては、スイッチ8
6は、軸支持穴72の上部に取り付けられる。また、単
発レバー取付穴87にビスによって揺動自在に取り付け
られる単発レバー88は、図9に示すように、その上端
一側が取付支点89とされ、該取付支点89の前方が前
記スイッチ86のアクチュエータと当接するスイッチ当
接部90として構成され、前記取付支点89から垂下曲
折された下端が押圧部91となっている。そして、取付
支点89がビスによって取付穴87に揺動自在に止着さ
れた状態では、スイッチ86のアクチュエータのバネ力
によりスイッチ当接部90が下方に押圧されるので、押
圧部90が外周縁部71bの前記切欠部79から外に飛
び出した状態(この状態でスイッチ86はON)となっ
ている。しかし、単発レバー88の中程には、係合部9
2が突設されており、該係合部92が回動操作部材10
0の後述する係合突起107と係脱してメインスイッチ
86をON・OFFするようになっている。この点につ
いては、後に詳述する。
【0027】上記のように構成される後部握持部材71
は、以下に説明するタッチ環95、回動操作部材10
0、固定部材110及び前部握持部材115を後部握持
部材71に組み付けた後に取付基板51に止着すること
もできるし(製造時における組み付け態様)、後部握持
部材71を取付基板51に先に止着し、その後、タッチ
環95、回動操作部材100、固定部材110及び前部
握持部材115を順次後部握持部材71に組み付けるこ
ともできる(遊技場等において故障箇所を直した後の組
み付け態様)。
【0028】(b)タッチ環 また、取付穴82及び位置決め突起83に取り付けられ
るタッチ環95は、図10に示すように、リング状に形
成され、その内部の上半分が前記第1ハンドル軸74や
支持ボス81等を貫通する逃げ穴96(図10(A)で
は下方に位置するが、取り付けた状態では逃げ穴96が
上方に位置する)として形成され、下方に前記取付穴8
2に対応する止め穴98や前記位置決め突起83に対応
する位置決め穴99が形成されている。なお、上半分の
逃げ穴96部分にも取付穴82に対する止め穴98が形
成されており、下方にも1つの支持ボス81に対する貫
通穴97が形成されている。しかして、逃げ穴96及び
貫通穴97に支持ボス81を貫通させながらタッチ環9
5を挿入し、位置決め突起83に位置決め穴99を差し
込むことによりタッチ環95の後部握持部材71に対す
る取付位置を一義的に決めることができる。このとき、
止め穴98と取付穴83とが一致しているので、前方よ
りビスを螺着することによりタッチ環95を後部握持部
材71に取り付けることができる。なお、1つの止め穴
98と取付穴83との螺着時に図示しないタッチセンサ
ー用の配線の一端を同時に固定するようにしている。こ
のように接続された配線は、前記スイッチ86の配線と
一緒に前記配線通し穴80を通って取付基板51の裏面
側に導き出される。なお、タッチ環95は、合成樹脂に
導電性メッキを施した部材によって構成されており、従
来品のような合成樹脂環に金属製のタッチ環を合わせた
ものに比べ、生産性を向上させることができると共にコ
ストを低減することもできる。
【0029】(c)回動操作部材 回動操作部材100は、図4及び図11に示されるよう
に、前方が大きくへこんだ凹部101を有するリング形
状をしており、その外周面には、指掛部105が一体的
に形成され、更に、その中心部に軸係合部102が形成
されている。この軸係合部102のD型穴103は、前
記第1ハンドル軸74のD型カット面77に嵌挿される
ようになっていると共に、D型穴103の長さは、D型
カット面77の切欠巾とほぼ同じ長さに設定されてい
る。このように回動操作部材100を相対的に長い軸係
合部102で軸支するようにしたのは、回動操作部材1
00を強固に、かつ確実に第1ハンドル軸74に固着す
るためである。
【0030】また、回動操作部材100の軸係合部10
2の外周には、前記支持ボス81が貫通される貫通規制
穴104が穿設されている。この貫通規制穴104は、
円弧状の長孔であり、この長孔の角度範囲でしか回動操
作部材100を回動することができない。また、回動操
作部材100の外周には、複数の指掛部105が形成さ
れているが、この複数の指掛部105に亘る前後には、
前部握持部材115及びタッチ環95の端部を被覆する
被覆部108が突設されている。そして、この被覆部1
08における径L2と被覆部108が設けられていない
小径部106の径L1とは、L2>L1という関係であ
り、しかも被覆部108の半径L2が前記タッチ環95
の半径とほぼ等しい。このため、遊技者が回動操作部材
100を手前から掴んで操作したときには、遊技者の指
先のうち小径部106に位置する指先がタッチ環95に
接触し易くなっている。即ち、図17(B)に示すよう
に、回動操作部材100を回動していない状態では、被
覆部108が上方に位置して上方部分での指先によるタ
ッチ環95への接触がし難くなっているが、回動操作部
材100を回動した状態では、図17(C)に示すよう
に、小径部106が上方に位置して上方部分での指先に
よるタッチ環95への接触が行い易く、小径部106以
外での接触をし難くしている。このため、回動操作部材
100の回動位置を保持したままでタッチ環95への接
触を止めようとする場合には、上方部分に位置する指だ
けを持ち上げれば良く、それにより発射モータ27の駆
動・停止を容易に行うことができる。
【0031】また、回動操作部材100の裏面側には、
その軸係合部102の側方に係合突起107が突設され
ている。この係合突起107は、回動操作部材100の
回動に伴って前記単発レバー88の係合部92と係脱す
るものである。即ち、図18(B)に示すように、回動
操作部材100を回動していない状態では、係合突起1
07と係合部92とが係合して単発レバー88を反時計
方向に回動している。このため、スイッチ当接部90が
スイッチ86のアクチュエータを押圧してスイッチ86
をOFFにしていると共に、押圧部91が切欠部79の
内側に入り込んで操作できないようになっている。次い
で、回動操作部材100を回動すると、図18(C)に
示すように、係合突起107と係合部92との係合が解
除されて単発レバー88がスイッチ86のアクチュエー
タによって押されて時計方向に回転される。このため、
スイッチ86がONになると共に、押圧部91が切欠部
79から外側に突出する。この押圧部91が外側に突出
した状態(回動操作部材100を回動保持し且つタッチ
環95に手を触れた状態)で押圧部91を押圧すること
により、図18(D)に示すように、単発レバー88が
反時計方向に回動してスイッチ86をOFFにするの
で、発射モータ27の駆動が停止される。つまり、単発
レバー88を操作する毎に発射モータ27の駆動・停止
を行うことができるので、打玉を任意の間隔で間欠的に
弾発することができる。
【0032】(d)固定部材 固定部材110は、前後に凹部を有する円盤状の部材
で、その中心部には、回転操作部材100の前記軸係合
部102が挿入される逃し穴111が開設されている。
また、後面側の凹部には、前記支持ボス81の先端部が
嵌合する嵌合止め穴112が刻設されている。そして、
固定部材110の前方からビスを嵌合止め穴112に螺
着して固定部材110を後部握持部材71に取り付け
る。このように固定部材110には、嵌合止め穴112
を設けたので、支持ボス81に取付位置が一義的に容易
に決められ、且つその連結状態を強固にすることができ
る。一方、固定部材110の前面側の凹部には、後述す
る前部握持部材115の係合片124と係合する係合止
め部113が適宜の数だけ形成されている。この係合止
め部113は、一方を開放した鉤状の形状をしている。
そして、係合片124を有する前部握持部材115を固
定部材110に当接させた状態で時計方向に回動すれば
前部握持部材115を固定部材110に取着することが
できる。なお、回転操作部材100を挾持した状態で固
定部材110を支持ボス81に止着した状態では、固定
部材110は、ほぼ完全に回転操作部材100の前記凹
部101内に収納された状態となっている。
【0033】更に、固定部材110の前面側凹部には、
止着部114が形成されている。この止着部114は、
前部握持部材115側へ突出するように形成されるとと
もに、その止着部114に形成される穴は、下向きにな
っている。止着部114についての説明は、後述する前
部握持部材115の項において説明する。なお、図示の
実施例において、固定部材110に支持ボス81に対応
する嵌合止め穴112を設けたものを示したが、固定部
材110に支持ボスを設け、後部握持部材71にその受
部を設けるように構成しても良い。この場合であっても
支持ボスと受部を止着する止着部材は、固定部材110
の前方から止着する構造とした方が好ましい。
【0034】(e)前部握持部材 前部握持部材115は、前部握持部材115を固定部材
110に取着するための装着部材121を遊技者が握る
ことができる椀状部材の内側に取り付けて構成されるも
のである。まず、装着部材121について図13を参照
して説明すると、装着部材121は、その中心に前記軸
係合部102の侵入を許容し且つ装飾保持部材118の
後面を押圧する押え角筒部122が開設され、その後面
側に前記した固定部材110の係合止め部113と係合
する係合片124がその外周近くに適宜間隔を置いて形
成されている。係合片124の説明は、前記した通りで
あるのでここでは省略する。また、装着部材121に
は、前記固定部材110の止着部114に対応する位置
に中空状の凸部が形成され、その凸部の下方にビス貫通
切欠部125が切り欠けられている。更に、装着部材1
21には、前部握持部材115を螺着するための止め穴
123が穿設され、装着部材121の後方からビスで装
着部材121と前部握持部材115とを一体的に取着し
ている。なお、装着部材121を前部握持部材115に
取着した際には、装着部材121の外周が前部握持部材
115の開口端面を塞ぐように収容される。
【0035】次に、前部握持部材115について説明す
ると、前部握持部材115は、後面が開口した椀状をな
しており、その前面側に装飾窓116が開設され、該装
飾窓116に臨んで装飾部材が配置される。装飾部材
は、図柄を描いた装飾保持部材118と該装飾保持部材
118を保護する透明カバー部材117とからなり、透
明カバー部材117に前記装飾窓116に嵌合する凸部
117aを形成して装飾窓116に臨ませ、その後方か
ら装飾保持部材118を積層して該装飾保持部材118
の外周縁を前記押え角筒部122によって押圧されて前
部握持部材115内に固定されるようになっている。な
お、装飾保持部材118の前面は、凹状に形成された凹
部118aとなっており、この凹部118aに装飾シー
ル等を貼付するようになっている。また、前部握持部材
115には、後方に向って複数の取付ボス119が突設
され、該取付ボス119が装着部材121の前記止め穴
123に対応している。更に、前部握持部材115の下
方には、ビスを止着するための取付穴120が穿設され
ている。この取付穴120は、前記止着部114及びビ
ス貫通切欠部125に対応する下方位置に形成されるも
のである。
【0036】以上説明した装着部材121と前部握持部
材115とをビスで取着した前部握持部材115を固定
部材110に取り付けるには、前部握持部材115を固
定部材110に当接させて係合片124と係合止め部1
13とを係合させ、その後、前部握持部材115の取付
穴120からネジを挿入して固定部材110の止着部1
14に螺着させる。これにより、前部握持部材115の
回転が係止されて、前部握持部材1151が確実に固定
部材110に固定された状態となっている。
【0037】(f)操作ハンドル部の組み立て 以上、操作ハンドル部70について各項目に分けて説明
してきたが、この実施例における操作ハンドル部70
は、前部握持部材115と固定部材110と回動操作部
材100と後部握持部材71とからなり、しかも前部握
持部材115と固定部材110と回動操作部材100と
が前の方から順番に取り外すことができるので、特に、
遊技者によって傷付けられたり、あるいは汚されたりす
る頻度の多い前部握持部材115、固定部材110、お
よび回動操作部材100の交換をきわめて容易に行うこ
とができるとともに、操作ハンドル部70を分解したと
きに少なくとも交換する部材から後方に位置する部材が
バラバラになることなく確実に固定された状態に維持さ
れているので、交換を終えた後に再度組み立てる場合に
手間がかからず素早く行うことができる。例えば、前部
握持部材115を交換する際には、取付穴120からネ
ジを取り外してから前部握持部材115を回転させて固
定部材110との係合を解除するだけで前部握持部材1
15が容易に取り外すことができる。このとき、前部握
持部材115から後方に位置する固定部材110や回動
操作部材100は、確実に後部握持部材71に取着され
ているので、再度交換した前部握持部材115を取り付
ける際には、容易に且つ素早く取り付けることができ
る。同様の効果が、固定部材110や回動操作部材10
0を交換する際にも奏し得るものである。
【0038】(ハ)取付基板の背面構造 取付基板51の前記取付筒52の対応する裏面側には、
円形状の固定板130と第2ハンドル軸140を支持す
る軸受部材136を備えた支持板135とが一体的にビ
スで止着されるようになっている。即ち、図15(B)
に示すように、金属製の固定板130のほぼ中央には、
支持板135の軸受部材136を貫通する貫通穴133
が穿設されると共に、その周囲に止め穴132とネジが
切られたタップ穴131とが設けられる。止め穴132
は、後部握持部材71の前記取付穴93に対応するもの
であり、タップ穴131は、支持板135の止め穴13
7に対応するものである。一方、金属製の支持板135
のほぼ中央には、軸受部材136を固着すると共に、前
記止め穴132,タップ穴131にそれぞれ対応する逃
がし穴138,止め穴137が形成されている。
【0039】しかして、支持板135の軸受部材136
を固定板130の貫通穴133に貫通させて止め穴13
7とタップ穴131とを合致させてビスで螺着すること
により支持板135と固定板130とを積層的に一体化
し、その一体化したものの前方から第2かさ歯車141
を固着した第2ハンドル軸140を軸受部材136に差
し込む。第2ハンドル軸140は、図7に示すように、
前端に第2かさ歯車141が固着されおり、その第2か
さ歯車141の後端面が軸受部材136の前端面と当接
するようになっている。そして、第2ハンドル軸140
を挿入した固定板130及び支持板135を取付基板5
1の前記取付溝部53に形成された取付穴56に止め穴
132を対応させて後方からビスを螺着することによ
り、操作ハンドル部70を取付基板51の前面に固定す
ることができると共に第2ハンドル軸140を内蔵した
支持板135及び固定板130を取付基板51の裏面に
固定することができる。このように固定したとき、取付
基板51に対して斜めとなっている第1ハンドル軸74
の第1かさ歯車75と取付基板51に対して垂直となっ
ている第2ハンドル軸140の第2かさ歯車141とが
相互に噛合した状態となっている。
【0040】上記のようにして取付基板51の裏面に取
り付けられた第2ハンドル軸140の後端には、カラー
142を介して金属板143及び半円プーリ146が嵌
合されてビスで止着される。金属板143は、半円プー
リ146とほぼ同一形状であって半円プーリ146の前
面に当接状態に密着されるものであり、半円プーリ14
6を補強するものである。また、金属板143には、第
2ハンドル軸140の後端が貫通される嵌合穴144と
前記半円プーリ146の位置決め突起146aに対応す
る位置決め穴145とが形成され、半円プーリ146に
も第2ハンドル軸140の後端に嵌合する嵌合穴147
が形成されると共に、その外周に索条150が案内され
る案内溝148が周設され、その一旦の周面に該索条1
50の一端を係止する係止部149が形成されている。
しかして、第2ハンドル軸140の後端に金属板143
及び半円プーリ146のそれぞれの嵌合穴144,14
7を嵌合させて位置決め穴145を位置決め突起146
aに一致させ、その後、第2ハンドル軸140の後端に
ラッシャー付きビスで螺着することにより、第2ハンド
ル軸140の後端に半円プーリ146を固着することが
できる。
【0041】前記第2ハンドル軸140の後端部には、
前記したように半円形状の半円プーリ146がワッシャ
ー付きビスによって固定されるが、この半円プーリ14
6の係止部149に係止される索条150の他端には、
図3に示すように、円形状の円形プーリ151が連結さ
れている。この円形プーリ151は、取付基板51に形
成される前記円形プーリ取付穴67にワッシャー付きビ
スによって回転自在に軸支されている。そして、円形プ
ーリ151には、バネ152が介装され、該バネ152
の一端が取付基板51に突設された前記バネ係止突部6
8に係止され、他端が円形プーリ151に係止されてい
る。このため、円形プーリ151は、図3から見て常に
時計方向に回動付勢されているが、円形プーリ151に
一体的に形成された当接突起(図示しない)が前記補強
リブ62に当接して、その時計方向の回転を規制してい
る。また、円形プーリ151には、前記索条150を案
内する案内溝、及び索条150の他端を係止する係止部
が形成され、更に、軸穴を中心とする扇形状の係合穴1
53が形成されている。係合穴153は、3つ形成され
ており、取付基板51及び前記打球発射装置20を枠基
体2に対向させたとき、打球発射装置20側に設けられ
た初期弾発力調節器36の係合突起39に嵌合されるよ
うになっている。これにより、操作ハンドル部70側の
回動操作部材100の回動運動を打球発射装置20側へ
伝達して弾発力を調節することができる。
【0042】以上、実施例に係る操作ハンドル部70を
有する操作ハンドル装置50の構成について説明してき
たが、本実施例によれば、図2に示すように、回動操作
部材100を有する操作ハンドル部70を弾球遊技機1
の枠基体2の前面垂直線H1に対して角度αだけ外側方
向に向く斜め直線H2となるように設けたので、手首の
折り曲げ度合いを少なくして長時間の遊技を行って疲れ
ない。また、回動操作部材100の回動操作によって回
転するハンドル軸を操作ハンドル部70の斜設に沿った
第1ハンドル軸74と弾球遊技機1の枠基体2に対して
垂直方向に回転自在に設けられる第2ハンドル軸140
とで構成し、第1ハンドル軸74の後端と第2ハンドル
軸140の前端とに相互に噛合する第1かさ歯車75,
第2かさ歯車141を固着したので、回動操作部材10
0の回動動作が第1かさ歯車75,第2かさ歯車141
の噛合により伝達されることとなり、これによりスムー
ズな回動操作を確保することができる。
【0043】また、本実施例においては、相互に噛合す
る歯車を、ジュラコン,ナイロン等の合成樹脂製のかさ
歯車75,141で構成したので、確実な噛合状態を保
持し得る点で有利であると共に、円滑な伝達を達成する
点で有利である。更に、本実施例においては、操作ハン
ドル装置50を、弾球遊技機1の枠基体2に取付固定さ
れる取付基板51の前面に第1ハンドル軸74を含む操
作ハンドル部70を取付固定する一方、第2ハンドル軸
140を取付基板51の裏面側から固定して第1ハンド
ル軸74と連繋させることにより、傾斜方向の取付によ
る第1ハンドル軸74と垂直方向の取付による第2ハン
ドル軸140との組み付け作業の容易化を図ることがで
き、しかも、操作ハンドル部70自体も前方の前部握持
部材115から順次取り外しができるので、故障点検時
等の取り外し・再組付けを容易に行うことができる。
【0044】上記した実施例(以下、第1実施例とい
う)においては、回動した位置で回動操作部材100を
遊技者が保持していなければ、戻ってしまうものであっ
たが、遊技者が回動操作部材100を保持しなくても回
動位置を保持する構成としたものでも良い。そのような
実施例(以下、第2実施例という)について、図19乃
至図23を参照して説明する。図19は、第2実施例に
係る操作ハンドル装置50aの分解斜視図であり、図2
0及び図21は、回動位置を保持する固定装置160の
作用を説明するための操作ハンドル装置50aの背面図
であり、図22は、発射モータ27の側面図と発射モー
タ27の裏面に取り付けられる中継端子板190の概略
図であり、図23は、ハンドル制御回路基板のブロック
図である。
【0045】この第2実施例における操作ハンドル装置
50aは、第1実施例における操作ハンドル装置50と
ほぼ同じであるため、同じ構成要素には、同じ符号を付
してある。しかして、第1実施例と相違する点は、取付
基板51の裏面に取り付けられる固定板130が固定装
置160を取り付けるための固定セット板130aと一
体的に形成されている点、金属板143に代えて幅広の
摩擦板143aが半円プーリ146と一体的に第2ハン
ドル軸140の後端に固着されている点、及び摩擦板1
43aと摩擦接触して第2ハンドル軸140の回動位置
(即ち、回動操作部材100の回動位置)を固定する固
定装置160が設けられている点である。以下、それら
の相違点について説明する。
【0046】まず、固定セット板130aは、第1実施
例の固定板130と方形状の金属板とが一体的に形成さ
れて取付基板51裏面の前記取付穴69に止着されるも
のである。また、摩擦板130aは、カラー142を介
して位置決め穴145aを半円プーリ146の位置決め
突起146aに差し込んだ状態で半円プーリ146と共
に第2ハンドル軸140の後端部に嵌合されるものであ
る。また、摩擦板130aは、金属板143に比較して
肉厚な円盤状の金属によって構成されており、その外周
側面が固定装置160の後述するゴム合成部材167と
摩擦接触して回動操作部材100の回動位置を保持する
ものである。
【0047】また、上記した固定セット板130aに固
着される固定装置160は、そのほぼ中央後端の支点穴
162に植立される支軸ピン163によって回動自在に
軸支される作動金具161と、該作動金具161の上端
と固定セット板130aとの間に掛け渡されるスプリン
グ169と、前記作動金具161の上端とクランク杆1
72を介して連結される保持ソレノイド179と、前記
作動金具161の下端に取り付けられるストッパー部1
66と、から構成されている。作動金具161は、支点
穴162の上方部及び下方部の2か所に形成される案内
長穴164に固定セット板130aに植立される案内ピ
ン165を差し込むことにより、その回動範囲を規制さ
れている。また、ストッパー部166には、金属粉とゴ
ムとを混ぜ合わせた複合材料からなるゴム合成部材16
7が固着され、このゴム合成部材167が前記摩擦板1
43aと摩擦接触するようになっている。更に、スプリ
ング169は、作動金具161の係止部170と固定セ
ット板130aの係止部171との間に掛け渡される
が、作動金具161の係止部170は、複数の欠け止め
部が形成されており、その欠け止め部への欠け止め位置
によって作動金具161の回転付勢力、即ち、ストッパ
ー部166のゴム合成部材167の摩擦板130aへの
押圧力の強弱を設定することができる。なお、ストッパ
ー部166は、ピン168によって作動金具161に対
して揺動自在に軸支されるが、これは、ゴム合成部材1
67の偏摩耗を極力少なくするためである。
【0048】また、作動金具161の上端には、係合ピ
ン176が突設され、該係合ピン176に支点穴173
に軸支ピン174を差し込むことにより固定セット板1
30aに対して揺動自在に軸支されるクランク杆172
の一端部に形成される係合穴175が係合される。クラ
ンク杆172の他端部にも係合穴177が形成され、ク
ランク杆172の他端部を保持ソレノイド179のプラ
ンジャ180先端部に形成された切欠溝に重合した状態
で連結ピン178を差し込むことにより、クランク杆1
72と保持ソレノイド179のプランジャ180とを連
結する。保持ソレノイド179は、取付部材181によ
って固定セット板130aの上部に固着されている。な
お、この第2実施例においては、固定操作160によっ
て回動操作部材100が固定されている旨を表示する保
持中表示器182a(発光LED)を有する発光LED
基板182が取付基板51の前記発光LED基板取付穴
64に取り付けられている。
【0049】また、上記した操作ハンドル装置50aに
設けられる各電気部品からの配線は、図22に示すよう
に、発射モータ27の裏面側に取り付けられる中継端子
板190に一旦接続された後に、図23に示されるハン
ドル制御回路基盤200に接続される。しかして、中継
端子板190には、前記したように、発射モータ27か
らの配線を接続する端子191、電源線を接続する端子
192、稼働中表示器208からの配線を接続する端子
193、タッチ環95(タッチアンテナと表示)からの
配線を接続する端子194、保持中表示器195からの
配線を接続する端子195、保持ソレノイド179から
の配線を接続する端子196、及び符号を付さないが、
前記スイッチ86からの配線を接続する端子等が設けら
れている。
【0050】また、ハンドル制御回路基盤200は、図
23に示すように、カスタムICからなる制御部201
と、該制御部201に直流電流を供給する整流回路20
6と、制御部201内の基準発振器204に所定の周波
パルスを供給する発振器205と、タッチアンテナ94
への接触を検出して制御部201に検出信号を入力する
タッチセンサー回路207と、制御部201からの出力
信号に基づいて、保持中表示器182a及び稼働中表示
器208と表示駆動する表示回路208、保持ソレノイ
ド179を駆動する駆動回路209、発射モータ27を
駆動する駆動回路210とを含んで構成される。また、
制御部201内には、ハンドル保持制御回路部202と
モータ制御回路部203と基準発振器204とが形成さ
れている。
【0051】しかして、上記したハンドル制御回路基盤
200によって制御される動作について説明すると、基
準発振器204は、発振器205からの周波パルスに基
づいてモータ制御回路部203に発射モータ27が所定
の基準回転数(例えば、100rpm)となる周波数を
供給し、また、ハンドル保持制御回路部202にタイマ
の計数パルスとなる周波パルスを供給する。そのような
状況において、遊技者が回動操作部材100を回動操作
してスイッチ86をONすると共にタッチ環94(タッ
チアンテナ)に接触しているときには、タッチセンサー
回路207からハンドル保持制御回路部202、モータ
制御回路部203、及び表示回路208に信号が供給さ
れるので、発射モータ27が回転駆動すると共に保持中
表示器182a及び稼働中表示器208とが点灯する。
なお、回動操作部材100の回動は、固定装置160の
ゴム合成部材167が摩擦板143aに接触したままの
状態で行わなければならないので、僅かに強い力で回動
する必要がある。
【0052】その状態で回動操作部材100からだけ手
を離しても、固定装置160のゴム合成部材167が摩
擦板143aに接触したままの状態であるので、図20
に示すように、半円プーリ146の回動位置、即ち回動
操作部材100の回動位置が保持されたものとなり、ほ
ぼ一定の弾発力で打玉の発射を継続することができる。
ただし、タッチ環94から手を離したときには、直ちに
発射モータ27の駆動が停止されて打玉の発射動作が停
止されるが、更に、その離したときから所定時間(例え
ば、15秒)が経過したときに、ハンドル保持制御回路
202から駆動回路209を介して保持ソレノイド17
9に所定時間(例えば、1秒)だけ駆動信号が導出され
るので、固定装置160の作動金具161がスプリング
169の付勢力に抗して反時計方向に回動して、ゴム合
成部材167と摩擦板143aとの接触が解除される。
このため、半円プーリ146及び回動操作部材100が
バネ152及び打球発射装置20の付勢バネ30によっ
て元の位置に戻り、その元の位置に戻った状態で再度ゴ
ム合成部材167と摩擦板143aとが接触した状態と
なる。なお、回動操作部材100が元の状態に戻ってい
るときには、保持中表示器182aは、点灯されない。
【0053】以上、説明した第2実施例においても第1
実施例と同様に、回動操作部材100を有する操作ハン
ドル部70を弾球遊技機1の枠基体2の前面垂直線H1
に対して角度αだけ外側方向に向く斜め直線H2となる
ように設けたので、手首の折り曲げ度合いを少なくして
長時間の遊技を行って疲れない。また、回動操作部材1
00の回動操作によって回転するハンドル軸を操作ハン
ドル部70の斜設に沿った第1ハンドル軸74と弾球遊
技機1の枠基体2に対して垂直方向に回転自在に設けら
れる第2ハンドル軸140とで構成し、第1ハンドル軸
74の後端と第2ハンドル軸140の前端とに相互に噛
合する第1かさ歯車75,第2かさ歯車141を固着し
たので、回動操作部材100の回動動作が第1かさ歯車
75,第2かさ歯車141の噛合により伝達されること
となり、これによりスムーズな回動操作を確保すること
ができる。更に、一旦回動位置を決めたときには、遊技
者は、タッチ環95に手を触れているだけでほぼ一定の
弾発力を保持することができるので、長時間の遊技を行
ってもほとんど疲れることがない。
【0054】なお、上記した第1実施例及び第2実施例
においては、取付基板51の前面側に第1ハンドル軸7
4を内蔵する操作ハンドル部70を設け、第2ハンドル
軸140を取付基板51の裏面側から取り付けたものを
示したが、第1ハンドル軸74を内蔵する操作ハンドル
部70を枠基体2の前面側に斜めに設け、第2ハンドル
軸140を枠基体2の裏面側又は打球発射装置20の取
付プレート21の前面側に固着して、第1ハンドル軸7
4と第2ハンドル軸140とを噛合させるように構成し
ても良い。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、回動操作部材を有する操作ハン
ドル部を弾球遊技機の前面に対して外側方向に向くよう
に斜めに設けたので、手首の折り曲げ度合いを少なくし
て長時間の遊技を行って疲れない。また、回動操作部材
の回動操作によって回転するハンドル軸を操作ハンドル
部の斜設に沿った第1ハンドル軸と弾球遊技機の正面に
対して垂直方向に回転自在に設けられる第2ハンドル軸
とで構成し、第1ハンドル軸の後端と第2ハンドル軸の
前端とに相互に噛合する歯車を固着したので、回動操作
部材の回動動作が歯車の噛合により伝達されることとな
り、これによりスムーズな回動操作を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る操作ハンドル装置が適用される弾
球遊技機の正面図である。
【図2】打球発射装置と操作ハンドル装置とを枠基体2
に取り付けた状態での相互の関係を示す断面図である。
【図3】打球発射装置と操作ハンドル装置との関係を示
す斜視図である。
【図4】操作ハンドル装置の分解斜視図である。
【図5】取付基板の背面図・正面図・断面図である。
【図6】操作ハンドル部を構成する後部握持部材の断面
図・背面図・正面図である。
【図7】第2ハンドル軸の側方断面図である。
【図8】第1ハンドル軸の側方断面図である。
【図9】後部握持部材に設けられる単発レバーの側面図
・正面図である。
【図10】操作ハンドル部を構成するタッチ環の正面図
・中央縦断面図である。
【図11】操作ハンドル部を構成する回動操作部材の正
面図・中央縦断面図である。
【図12】操作ハンドル部を構成する固定部材の正面図
・中央縦断面図である。
【図13】操作ハンドル部を構成する装着部材の正面図
・中央縦断面図である。
【図14】操作ハンドル部を構成する前部握持部材の正
面図・中央縦断面図である。
【図15】第2ハンドル軸を取付基板の裏面に止着する
ための支持板及び固定板の正面図である。
【図16】第2ハンドル軸の後端に固着される半円プー
リの正面図・側面図である。
【図17】操作ハンドル装置の平面図である。
【図18】回動操作部材を回動操作したときのスイッチ
と単発レバーとの関係を示す断面図である。
【図19】第2実施例に係る操作ハンドル装置の分解斜
視図である。
【図20】回動位置を保持する固定装置の作用を説明す
るための操作ハンドル装置の背面図である。
【図21】同じく回動位置を保持する固定装置の作用を
説明するための操作ハンドル装置の背面図である。
【図22】発射モータの側面図と発射モータの裏面に取
り付けられる中継端子板の概略図である。
【図23】ハンドル制御回路基板のブロック図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 2 枠基体 20 打球発射装置 21 取付プレート 23 打球杆 27 発射モータ 30 付勢バネ 36 初期弾発力調節器 38 係合部材 39 係合突起 50 操作ハンドル装置 51 取付基板 52 取付筒 53 取付溝部 60 取付ネジ 70 操作ハンドル部 71 後部握持部材 73 軸受部材 74 第1ハンドル軸 75 第1かさ歯車 81 支持ボス 86 スイッチ 88 単発レバー 95 タッチ環 100 回動操作部材 105 指掛部 106 小径部 108 被覆部 110 固定部材 115 前部握持部材 121 装着部材 130 固定板 135 支持板 136 軸受部材 140 第2ハンドル軸 141 第2かさ歯車 143 金属板 143a 摩擦板 146 半円プーリ 150 索条 151 円形プーリ 153 係合穴 160 固定装置 161 作動金具 167 ゴム合成部材 169 スプリング 172 クランク杆 179 保持ソレノイド 182a 保持中表示器 200 ハンドル制御回路基盤 201 制御部 208 稼働中表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾球遊技機の前面下部一側に突設され且
    つ回動操作部材を回動操作することにより打玉の発射勢
    を調整し得る弾球遊技機の操作ハンドル装置において、 前記回動操作部材を有する操作ハンドル部を弾球遊技機
    の前面に対して外側方向に向くように斜めに設けると共
    に、前記回動操作部材の回動操作によって回転するハン
    ドル軸を前記操作ハンドル部の斜設に沿った第1ハンド
    ル軸と前記弾球遊技機の正面に対して垂直方向に回転自
    在に設けられる第2ハンドル軸とで構成し、 前記第1ハンドル軸の後端と前記第2ハンドル軸の前端
    とに相互に噛合する歯車を固着したことを特徴とする弾
    球遊技機の操作ハンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記相互に噛合する歯車は、合成樹脂製
    のかさ歯車であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の弾球遊技機の操作ハンドル装置。
  3. 【請求項3】 前記操作ハンドル装置は、弾球遊技機の
    枠基体に取付固定される取付基板の前面に前記第1ハン
    ドル軸を含む操作ハンドル部を取付固定する一方、前記
    第2ハンドル軸を前記取付基板の裏面側から固定して前
    記第1ハンドル軸と連繋させたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の弾球遊技機の操作ハン
    ドル装置。
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