JP4643081B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ機に係り、詳しくは、球の発射装置を操作する発射ハンドルが設けられた開閉体(通称一体皿)に、発射ハンドルを強固に取付けたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、パチンコ機60には、賞球払出装置から払い出された遊技球(貸球)や賞球を貯留して発射装置(図示省略)へ送る球皿部62、発射装置を操作する発射ハンドル66、及び灰皿68が設けられた開閉体64を備えたものがある。
【0003】
ところが、発射ハンドル66は樹脂製の開閉体64の板面部64Aにねじで直接固定されているため、遊技者が興奮して発射ハンドル66を強く押し引きすると、発射ハンドル66の取付部に負担が掛かり、取付部にヒビCが入ったり、又は開閉体64と内枠70との間に生じた隙間からピアノ線Wを挿入されゴト行為をされる恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮して、発射ハンドルの取付部に負担を掛けず、また、内枠と開閉体を強固に固定することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、球の発射装置を操作する発射ハンドルが設けられた開閉体と、遊技盤が設けられると共に、前記開閉体が開閉可能に取付けられる内枠と、を有するパチンコ機において、前記開閉体に固定された金属製の補強板に前記発射ハンドルが固定され、前記補強板が、前記内枠に設けられたロック部材にロックされると共に、前記補強板に形成された前記発射ハンドルの取付面が、前記遊技盤の面に対して右側へ傾斜し、かつ補強板の取付面が開閉体裏面に対して傾斜されることで前記発射ハンドルが右側に傾斜して取り付けられることを特徴としている。
【0006】
上記構成では、開閉体に金属製の補強板が固定されており、この補強板に発射ハンドルが固定されているため、発射ハンドルを強く押し引きしても、従来のように、発射ハンドルの取付部である開閉体の板面に応力が集中せず、破損したり、ヒビが入ることがない。
【0007】
また、上記構成では、発射ハンドルを遊技盤の面に対して右側に傾かせることができるので、右利きの遊技者を考えた場合、身体を捻らないでも、発射ハンドルを楽に把持でき疲れない。
【0009】
上記構成では、補強板が内枠に設けられたロック部材にロックされているので、発射ハンドルを介して一体皿を強く引いても、一体皿と内枠との間に隙間が生じない。このため、ピアノ線等を差し込んでゴト行為を行うことができない。
【0010】
本発明において、前記補強板には、前記内枠に設けられたロック部材にロックされるロック孔、並びに、前記ロック部材を前記ロック孔へ案内するガイド片が設けられていることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(パチンコ機の概略説明)
図1〜図3に示す、本実施形態に係るパチンコ機10は、発射装置22を遊技盤28の左側下方に配置して遊技球を上方に発射する機種である。
【0012】
パチンコ機10は島に取付けるための外枠12を備えている。外枠12の前面には、窓部を有する額縁状の内枠14の一側部が開閉可能に取付けられている。
【0013】
内枠14の窓部には、交換可能とされた遊技盤28が窓部を塞ぐように設置されている。遊技盤28の盤面に、ガイドレール34に囲まれた遊技領域が形成されている。遊技領域には、特別図柄表示装置や大入賞口(変動入賞装置)等の役物、始動口、入賞口、アウト口が配置されている。
【0014】
また、内枠14の縦枠には、ガラス18が嵌め込まれたガラス枠20が開閉可能に取付けられている。このガラス枠20と内枠14は、内枠14の他側部に設けられた施錠装置(シリンダ)16により施錠され、ガラス18で遊技領域が閉塞される。
【0015】
ガラス枠20の下方位置には、パチンコ機本体内の賞球払出装置から払い出された遊技球(貸球)や賞球を貯留して発射装置22へと誘導する球皿部24を備えた開閉体26が内枠14の縦枠に開閉可能に取付けられている。なお、本実施の形態は、上記の如く各機能部品が取り付けられているため、以下、開閉体26を「一体皿26」という。
【0016】
一体皿26の前面には、左側下部に灰皿32が配置され、右側下部には発射装置22から発射する遊技球の飛距離を調整するための発射ハンドル30が設けられている。
(発射ハンドルの固定構造)
図1及び図4に示すように、発射ハンドル30が固定される一体皿26の板面部26Aの左側部には上下に軸受け部36が形成されている。この軸受け部36には、内枠14に設けられたヒンジ受け38を貫通するピン(図示省略)が係合して、一体皿26を内枠14に対して開閉可能に連結する。
【0017】
また、一体皿26の裏面の自由端側には、略L字状の金属製の補強板40がネジ41で固定されている。この補強板40には、発射ハンドル30の胴体部30Aを固定するためのねじ孔42が形成されており、このねじ孔42が、一体皿26の板面部26Aに設けられた円形の取付穴44と対応している。
【0018】
このような構成により、取付穴44へ発射ハンドル30の胴体部30Aを差し込んで、ねじ孔42に貫通したねじ46で胴体部30Aを補強板40に固定する。
【0019】
このように、発射ハンドル30をプラスチック製の一体皿26でなく、金属製の補強板40に固定することで、遊技者がゲームに興奮して発射ハンドル30を押したり引いたり、叩いたりしても、一体皿26の取付部が破損するようなことがなくなる。
【0020】
なお、補強板40の胴体部30Aの取付面40Aは、正面から見て右方へ傾斜しているので、発射ハンドル30の握り部30Bが右斜めに傾斜するので、右利きの遊技者は楽な状態で握り部30Bを把持することができる。
【0021】
一方、補強板40には、上下方向に矩形長状のロック孔48が2つ形成されている。このロック孔48は、一体皿26が閉じられたとき、キャッチ板金(図示省略)に取付けられたフック状のロック部材50に係止され、一体皿26がロックされる。なお、ロック孔48の下縁部には、ロック部材50の下面をロック孔48内へ案内するガイド片52が内側へ折り込まれている。
【0022】
また、キャッチ板金に設けられた複数のロック部材50は、連動作動して一体皿26及びガラス枠20を内枠14にロックする統一錠となっているため、発射ハンドル30を強く引っ張っても内枠12と一体皿26との間に隙間が生じることがない。
【0023】
このため、隙間からピアノ線やセル板等を挿入して不正な操作(ゴト行為)をされる恐れがなくなる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、発射ハンドルの取付部に負担が掛からず、また、内枠と開閉体を強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本形態に係るパチンコ機の内枠、ガラス枠を開放した状態を示す分解斜視図である。
【図2】 本形態に係るパチンコ機の斜視図である。
【図3】 本形態に係るパチンコ機の正面図である。
【図4】 本形態に係るパチンコ機の発射ハンドルの取付部を示す裏面図である。
【図5】 従来のパチンコ機の斜視図である。
【符号の説明】
14 内枠
26 一体皿(開閉体)
30 発射ハンドル
40 補強板
40A 取付面
48 ロック孔
50 ロック部材
Claims (2)
- 球の発射装置を操作する発射ハンドルが設けられた開閉体と、遊技盤が設けられると共に、前記開閉体が開閉可能に取付けられる内枠と、を有するパチンコ機において、
前記開閉体に固定された金属製の補強板に前記発射ハンドルが固定され、前記補強板が、前記内枠に設けられたロック部材にロックされると共に、
前記補強板に形成された前記発射ハンドルの取付面が、前記遊技盤の面に対して右側へ傾斜し、かつ補強板の取付面が開閉体裏面に対して傾斜されることで前記発射ハンドルが右側に傾斜して取り付けられることを特徴とするパチンコ機。 - 前記補強板には、前記内枠に設けられたロック部材にロックされるロック孔、並びに、前記ロック部材を前記ロック孔へ案内するガイド片が設けられていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001277727A JP4643081B2 (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001277727A JP4643081B2 (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | パチンコ機 |
Publications (3)
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JP2003079845A JP2003079845A (ja) | 2003-03-18 |
JP2003079845A5 JP2003079845A5 (ja) | 2007-10-25 |
JP4643081B2 true JP4643081B2 (ja) | 2011-03-02 |
Family
ID=19102206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001277727A Expired - Lifetime JP4643081B2 (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | パチンコ機 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07289693A (ja) * | 1994-04-20 | 1995-11-07 | Sankyo Kk | 弾球遊技機の操作ハンドル装置 |
JP2001000700A (ja) * | 1999-06-17 | 2001-01-09 | Aruze Corp | 遊技機 |
-
2001
- 2001-09-13 JP JP2001277727A patent/JP4643081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07289693A (ja) * | 1994-04-20 | 1995-11-07 | Sankyo Kk | 弾球遊技機の操作ハンドル装置 |
JP2001000700A (ja) * | 1999-06-17 | 2001-01-09 | Aruze Corp | 遊技機 |
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JP2003079845A (ja) | 2003-03-18 |
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