JP4482740B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機、特に弾球遊技を制御する遊技制御基板の不正防止構造を備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図13に示すように、パチンコ機で代表される弾球遊技機1は、本体枠としての縦長・額縁状の外枠2と、その外枠2に対して軸支手段3を介して前面側に片開き可能に形成された内枠4と、その内枠4の上端部寄りに形成されて開口部(図示なし)に前面が臨むように取り付けられた遊技盤5とを少なくとも具備している。
【0003】
そして前記弾球遊技機1の裏面において前記内枠4の下部裏側左コーナー寄りには、図14に示すように、前記遊技盤(図14においては太い1点鎖線で示されている)5上の遊技領域Aに弾球を打ち込む発射手段6が取り付けられている。さらに、前記内枠4には、それとほぼ同様の形状を有する樹脂製の裏機構盤(前記同様の図において太い実線と鎖線で示されている)7が前記遊技盤5を介して固定されており、その表面側(前記遊技盤の裏面と対向する側)には、遊技において入賞した入賞球を集めて検知装置に誘導する集合樋が形成されている。また、前記裏機構盤7の裏面側には前記入賞球に相応して遊技者に払い出される景品球の払出装置8やその払出装置8に供給する景品球の貯留するタンク9等が設けられている。
【0004】
前記裏機構盤7の裏側下部寄りには遊技を制御する遊技制御基板10が固定されているとともに、その遊技制御回路、特に遊技制御、表示制御又は遊技時の当たり発生を判定する乱数数等が書き込まれているROMの改竄を防止するために、遊技制御基板10が透明な保護部材11で覆われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように公知の弾球遊技機1にあっては、遊技制御基板10を保護部材11に封入して封止手段12が施されて前記遊技制御基板10を開封できないようすることによりROMの不正操作をかなり抑制できる効果を上げてはいるが、前記遊技制御基板10と保護部材11とを前記裏機構盤7から取り外して、それらの外観と同じ外観を有する改竄済みの別の遊技制御基板を別の保護部材内に封入して、それらをそっくり交換するという不正操作が惹き起される虞がある。
【0006】
この場合、当然、保護部材には開封した形跡が外観上残らないため、遊技制御基板に不正操作がされたか否かは到底容易には判別できない。本発明の課題は弾球遊技機から遊技制御基板そのものを取り外すことができないようにすることにより又は取り外すことを困難にすることにより、遊技制御基板の改竄を防止できる構造の弾球遊技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本請求項1の発明は前記の課題を解決するための、縦長の額縁状外枠と、その外枠に対して軸支手段を介して片開き可能に取り付けられた内枠と、その内枠の中央開口部に前面を臨ませて同内枠に取り付けてなる遊技盤と、前記内枠に対して軸支手段を介して片開き可能に、かつ前記遊技盤を内枠側に押圧可能に取り付けた裏機構盤と、前記遊技盤の前面側に形成される遊技領域に弾球を打ち込むために前記内枠の下部に設けられた発射手段とを少なくとも具備している弾球遊技機において、前記遊技領域における弾球遊技を制御する遊技制御基板が被覆されるカバー部材の一端部を前記裏機構盤の裏側に設けた把持部に把持させるとともに、前記一端部に対向する前記カバー部材の他端部を、前記裏機構盤の表側から操作される結合手段により前記裏機構盤に結合させるという手段を採用する。
【0008】
本請求項2に記載される発明は、前記裏機構盤を前記内枠に対して回動し、前記裏機構盤が最大に拡開したときの回動角が鋭角になるように、前記軸支手段の回動範囲が制限され、前記カバー部材の他端部が前記軸支手段側に配置され、前記カバー部材の一端部が前記軸支手段と反対側に配置されることで、前記結合手段は、前記軸支手段側に設けられるという手段を採用する。
【0009】
他の発明においては、前記他端部を前記裏機構盤に対してはめ殺しにより結合するという手段を採用し、更に他の発明は、前記遊技制御基板のコネクタを前記一端部側に設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら本発明に係る一実施形態(第一の実施態様)について詳述すると、この実施例は従来から一般に使用されている弾球遊技機においても当然実現できるが、好ましくは、図1、図2及び図3に示す弾球遊技機に適用される。すなわち、この実施態様に係る弾球遊技機50は、その遊技機の本体枠である額縁状木製外枠51と、前記外枠51の下部前面に打ち付けられた前面板52と、同前面板52と外枠51とのなす左隅部において前記前面板52に取り付けられた軸支手段53a及びその上下方向において外枠51上に同様に取り付けられた軸支手段53bからなる一対の軸支手段を中心に前面側に片開き可能に取り付けられたほぼ額縁状の内枠54等からなる骨格構造を有している。
【0011】
そして前記内枠54の前面側において上部寄りには、逆U字形の開口部55を中央部に有する前面枠56aが上下一対の軸支手段57b(図1において下部軸支手段は見えない)を介して片開き可能に蝶着されており、軸支手段57bが存在しない側において前記内枠54に装着されている施錠装置58にキー(図示なし)を差し込んで回動させることにより、前記前面枠56aを開閉できるようになっている。
【0012】
他方、前記内枠54の背面側において同内枠54の中央部には開口部(図示なし)が形成されており、その開口部に前面が臨むように遊技盤59が取り付けられている。そしてその遊技盤59と前記前面枠56aの背面側に取り付けられたガラス枠(図示なし)のガラスGとの間において、かつ前記遊技盤59上に円弧状に植設されたガイドレール60の内方側において、弾球遊技機50の遊技領域Aが形成されている。
【0013】
前記前面枠56aの直下位置において内枠54には、前面枠56aと同様に片開き可能な板状の上皿部材56bが取り付けられており、その上皿部材56bに後述する排出樋の排出口61が形成されているとともに、上皿62が取り付けられている。また、上皿62の堤状周縁部には景品球63を抜き取る球抜きボタン64、返却ボタン65、貸球ボタン66等の操作ボタンが設けられている。なお、上皿部材56bは、その上辺部が前面枠56aの閉成時にその下辺部に押圧されているので、前面枠56aを開成しない限り開成できないようになっている。
【0014】
さらに前記上皿部材56bと前面板52との間において内枠54の下部には、下皿67aと灰皿67bとを備えた下皿組立体56cが取り付けられており、その中央部に前記上皿62に貯留しきれなかった景品球63を後述する溢流樋を流下させてその排出口68から下皿67aに受け入れ可能になっている。なお下皿組立体56cには球抜きレバー69と(後述する)発射手段の発射ハンドル70bとが設けられている。
【0015】
次に、前記遊技盤59の中央部にはほぼ四角形の液晶表示部Bを有する特別図柄表示装置71が設けられていて、その上方において周辺に設けられた一対の周縁装飾部72a、72b間には普通図柄表示装置73が設けられているとともに、前記特別図柄表示装置71の下方中央部に僅かな距離をおいて逆ハ字形をなす一対の開閉翼74を備えている始動入賞装置75が設けられている。そしてさらに該始動装置75に続いて下方には入賞装置76が、そしてその左右両側に所定距離をおいて左右の入賞口77a、77bがそれぞれ設けられている。なお、それらの入賞口77a、77bの斜め上方外側には第一図柄作動ゲート78a、78bが設けられている。
【0016】
その他、特別図柄表示装置71の下方コーナー側外方に風車79a、79bが設けられており、それらの上方において前記周縁装飾部72a、72bの中位には第二図柄作動ゲート78c、78dが設けられている。さらに前記周縁装飾部72a、72bの背部には通過樋(図示なし)が設けられており、それらの入球口80a、80bから前記通過樋を通って降下した弾球が前記周縁装飾部72a、72bの下部に形成されている排出口81a、81bより特別図柄表示装置71の下部中央に設けられているベッド状集球部84に集められるようになっている。前記遊技領域A外において前面枠56aの頂部には遊技効果ランプ82が設けられており、弾球遊技機50の左側にはそれと同じ高さを有する幅狭のカードユニット83が併設されている。
【0017】
上記前面構造を有する弾球遊技機50において、発射装置により発射された遊技球は、まず前記遊技領域Aを落下して特別図柄表示装置71の外側を回って風車79a、79bに当たるか、第二図柄作動ゲート78c、78dに入るか、又は特別図柄表示装置71上の入球口80a、80bに入って前記通過樋中を落下して排出口81a、81bから排出され、次いで前記ベッド状集球部84に寄せられて始動装置75の上方付近に至るかのいずれか経路を辿って降下してゆく。そして、遊技球は最終的に前記始動装置75、特別条件下で作動する入賞装置76、入賞口77a、77bに入って入賞してゆくか、又は入賞しないで又は一旦図柄作動ゲート78a、78b、78c、78dを通過後遊技盤59の中央最下部に設けられているアウト球排出口85から機外に排出されていゆく。
【0018】
次に、本発明に係る弾球遊技機50の背面について図4及び図5に基づいて説明すると、前記内枠54に対してその背面側からほぼ正方形をなす板状の遊技盤(図4においては1点鎖線で示されている)59が係止され、さらにその遊技盤59に対してその背面側から下部コーナー部が面取りされたほぼ縦長直方形状をなし、中央部にほぼ横長直方形の開口部86を有する裏機構盤87(図4においては実線と鎖線で示されている)が宛がわれ、その裏機構盤87のほぼ3つのコーナー部付近において設けられた止着部材88の押圧止着作用により前記内枠54と裏機構盤87とは遊技盤59を介して強固に一体化されている。なお、前記開口部86は、遊技盤59に取り付けた特別図柄表示装置71及びそれを制御するために該特別図柄表示装置の後方に重ねて取り付けられた図柄表示制御基板等が後方に突出するのを許容するものである(図4において前記図柄表示制御基板を覆うカバー部材89が描かれている)。
【0019】
前記裏機構盤87は、前面側、すなわち遊技盤59に接する側には主として遊技領域Aにおける遊技の際、弾球としての入賞球を集めて入賞球感知機構に案内する集合樋(図示なし)が設けられており、弾球遊技機50から裏機構盤87だけ分離して示す図5から分るように、背面側においてその上部左側コーナー部には機外から供給される景品球を貯留する貯留タンク90、その貯留タンク90から景品球を順次配列しながら降下させるタンクレール91、そのタンクレール91を通過した景品球63に変位抵抗を与えて降下させるカーブ樋92、そのカーブ樋92から遊技の内容に応じて景品球63を計数しながら払出す払出装置93a等の上部払出経路が前記開口部86の右側板状部94上に順次連結形成されている。
【0020】
しかしながら、本発明に係る前記払出装置93aから景品球63が払い出される下部払出経路は2つに分岐し、一つの分岐樋95aは遊技時の景品球63を払い出すのに使用され、他の分岐樋95bは、非遊技時の球抜きに使用されるようになっている。従ってタンクレール91とカーブ樋92との間には球抜きに使用される独立した球抜き樋が必ずしも必要ではない。なお、前記カーブ樋92の途中に球切れ検知装置93bが装着されており、前記二つの分岐樋95a、96bのいずれか一方にそれらの分岐樋95a、96bを通過する景品球63を計数するための計数手段(図示なし)が装着されている。
【0021】
前記裏機構盤87において前記開口部86の下方には、前記分岐樋95a、95bが再度1本の排出樋(図示なし)となって合流形成されており、払出装置93aから払い出された景品球63は、前記排出樋を通って前記上皿部材56bに開口している排出口61から上皿62に供給されるようになっている(図1、図2参照)。景品球63を排出している過程で上皿62に景品球63が満杯になると、やがて前記排出樋の中にも景品球63が充満するが、排出樋の途中において溢流樋96が設けられているので、前記景品球63は前記溢流樋96から下皿67aに流下するようになっている。
【0022】
前記開口部86の下方において裏機構盤87の厚み方向真ん中には、図5に示すように垂直方向に延展する下部中板97が設けられており、その中板97の裏面側に前記溢流樋96を介して下部外板98が固定されている。そして前記下部中板97の表側に設けられた前記集合樋の下流部99が下部中板97に開口しており、集合樋を落下してきた入賞球が前記下流部99から図示されていない検知装置に検知された後、機外に排出されるようになっているとともに、前記溢流樋96を通って落下した景品球63は下皿67aに排出される。また、前記裏機構盤87の下方において前記内枠54の左側コーナー部に遊技球を遊技領域Aに発射するための発射装置70aが取り付けられている(図4参照)。
【0023】
更に前記の下部外板98の外方側(裏面側)には、図4に示すように、本発明に係る弾球遊技機50の遊技を制御する遊技制御基板100が取り付けられているとともに、その遊技制御基板100が封止手段101aにより封止可能なカバー101により保護されている。従って、遊技制御基板100を改竄するには、カバー101に施されている封止手段101aを解く必要があるので一応前記遊技制御基板100が保護されていると考えられている。
【0024】
ところが、前記したように前記遊技制御基板100が封入されたカバー101を取り外して、別途改竄された遊技制御基板を同様に別に用意されたカバーの中に封入して、両者をそっくり取り替えることができるので、前記遊技制御基板100は完全に保護されているとは言えない。遊技制御基板100を裏機構盤87そのものに取り外すことができないように固定するとか、被覆するとかの手段を講じないと遊技制御基板の100の保護にはならない。
【0025】
そこで本発明では、まず遊技制御基板100を透明樹脂板状体から製作されたカバー部材で被覆して、前記遊技制御基板100を裏機構盤87から取り外すことができないような手段乃至は取り外すことが非常に困難にする手段を講ずることにした。具体的に述べると、図6に示すように、弾球遊技機50における裏機構盤87又はその下部外板98に取り付けられている遊技制御基板100又はそれを封入したカバー101を透明又は半透明樹脂板から製作された横長直方形又は台形状のカバー部材103により被覆する手段を講ずる。そして、前記カバー部材103の一端部103aを前記裏機構盤87又は下部外板98の裏側に設けた把持部としての差込み部104に差し込んで係止させるとともに、前記一端部103aに対向する他端部103bを裏機構盤98又は下部外板98に結合させる。そして、前記カバー部材103の外側から遊技制御基板100を脱着不能する手段とともに、遊技制御基板100は別途裏機構盤87に固着する手段を併せて採用する。
【0026】
この場合、前記カバー部材103の他端部103bを裏機構盤87に結合させる結合手段として、前記裏面側からカバー部材103及び裏機構盤87に同時に穿設した透孔に笠状の頭部105aを有するねじ105を挿通して、その先端部105bを、図7及び図8に示すように、裏機構盤87の表面側に突出させてナット106で締め付ける手段を採用する。
【0027】
しかしながら、前記結合手段としては裏機構盤87の裏面側(弾球遊技機50の背面側)から両者の結合を解くことができないか、又は解くことができても容易に解くことができない手段であれば、いかなる手段でも採用でき、例えば、図9に示すように、裏機構盤87の下部中板97の裏側に一体成形されている箱形のスペーサー兼用リブ109を介して取り付けられる下部外板98に対して、遊技制御基板100入りカバー101を介在させてカバー部材103を重ねるとともに、そのカバー部材103に一体形成されている螺合突起110を、下部外板98を貫通させて、突出させ、次いで前記下部中板97の表面側に突出するねじ105の頭部105に六角形の治具当接部107を当接して前記螺合突起部110に設けられた螺合孔111にねじ込む手段や、図10に示すように、前記ねじ105の六角形の治具当接部107を十字形のそれに変えて、ドライバーにより前記ねじ105を締め付けようとする場合、そのドライバーは前記治具当接部107の係止部107aに引っかかるが、逆にそのねじ105を緩めようとする場合、前記治具が引っかかることなく滑り部107bで滑るような結合手段を採用できる。
【0028】
更に、図8に示すように、弾球遊技機50の内枠54に対して裏機構盤87が上下一対の軸支手段102a、102bを介して回動可能に取り付けられているが、本発明においては、前記内枠54と裏機構盤87が最大に回動して拡開したとき1点鎖線x、yで示される両者の相対的回動角Θが鋭角になるように、前記軸支手段102a、102bの回動範囲を制限している。
【0029】
これは、前記軸支手段102a、102b寄りの裏機構盤87の部位に取り付けられているねじ105を緩めるための作業空間を狭くして、前記結合手段としてのねじ105を緩めることができないか、仮に緩めることができたとしてもその作業に困難を伴うようにし、ひいては、遊技制御基板100を改竄された遊技制御基板の交換ができないようにするためである。このような技術思想を最も典型的に具体化する方法として、本発明においては前述したように、前記内枠54と裏機構盤87とを特定の止着手段88により遊技盤59と裏機構盤87とのなす回動角Θをゼロにすることもできる。
【0030】
次に、第二の実施態様を図11に基づいて説明すると、この実施態様では、カバー部材103の長手方向における端部を直角に曲げ形成してその先端部に前記下部外板98に対する係止部113をつくるとともに、その係止部113を前記下部外板98に設けた係止孔114に圧入するという結合手段が採用される。
【0031】
前記係止部113を係止孔114に圧入すると、その過程で係止部113の最も外方に張り出している部分が狭められながら係止孔114を通過し、やがてそこを通り抜けると、再び元の形状に回復する。従って、カバー部材103は裏機構盤87に係止されて抜けなくなるので、前記係止部113が下部外板98に引っかかって両者の分離が不可能になる。すなわち、この実施態様においては一種のはめ殺し工法が実現されるのである。その結果この実施態様においても遊技制御基板100の改竄ができなくなるという効果が発揮される。
【0032】
ここではめ殺しとは、下部外板98に対してカバー部材103を一旦結合させた後、そのカバー部材103を取り払おうとしても、前記カバー部材103を取り払うことができない、又は前記カバー部材103を取り払うのが非常に困難になるような一部材に対する他の部材の組付け工法を意味する。また、非常に困難とは前記組付け工法に行なった組付け操作を時間的に逆に辿って両部材の結合を解こうする場合、そこに組み付けに要したエネルギー以上の大きなエネルギーを要することを意味する。
【0033】
本発明はその根本的な技術的思想を踏襲し発明の効果を著しく損なわない限度において前記実施態様の一部分を、例えば次にように、変更して実施することは当然許容される。
(1)前記カバー部材103の形状・大きさ及び取付け位置等については必要に応じて任意に設計変更できる。
(2)図12に示すようにカバー部材103が長手方向に撓むのを防止するために、カバー部材103の上下縁部を差し込む把持部104を前記裏機構盤87に対して設けることができる。この態様においては、遊技制御基板100又はそれが封入されたカバー101をスライドさせて前記把持部104に差込み係止させることになるので、遊技制御基板100に接続される配線のコネクタ115をカバー部材103の一端部103a側に設ける。
【0034】
(3)前記カバー部材103の他端部103bは、裏機構盤87からの分離ができない又は困難な手段を採用さえすれば、裏機構盤87の表面から接合する必要がないので、背面側からの結合手段により接合してもよい。
(4)さらに前記接合手段として、前記はめ殺し工法の他に、かしめ工法やロック工法を採用してもよい。ただし、ロック工法のうち施錠装置を利用する態様はキーの管理の煩雑さから好ましくない。
【0035】
(5)遊技制御基板100をカバー101に封入した状態で本発明を採用するか否かは、裏機構盤87、下部中板97、下部外板98並びにカバー部材103、更には遊技制御基板100その他弾球遊技機の制御に必要な制御基板等の形状、構造及び設置空間の取り合い等の設計要因を考慮して任意に選択できる。
【0036】
(6)前記カバー部材103の他端部103bを裏機構盤87又はその下部中板97又は下部外板98から分離できない条件を満たす限度において、前記把持部104はいかなる手段から構成されてもよい。
(7)前記裏機構盤87の下部中板97や下部外板98に対して前記把持部104として蝶番を取付けて、その蝶番に前記カバー部材103の一端部103aを把持させることもできる。この態様においては前記蝶番は外部から取り外すことができないようにその構成要素を前記下部外板98と遊技制御基板100に固定する必要がある。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明は、弾球遊技機から遊技制御基板そのものを取り外すことができない、又は取り外すことを非常に困難にし、ひいては遊技制御基板の改竄を防止するという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾球遊技機の一部破断正面図である。
【図2】同じく一部破断上面図である。
【図3】同じく一部破断側面図である。
【図4】本発明に係る弾球遊技機の背面図である。
【図5】前記遊技機における裏機構盤の一部破断背面図である。
【図6】本発明に係る第一実施態様を示す弾球遊技機の部分破断背面図である。
【図7】裏機構盤に対してカバー部材の他端部を接合する状態を示す裏機構盤の部分破断背面図である。
【図8】同じく、裏機構盤を内枠から開成して示す斜視図である。
【図9】本発明にかかる結合手段について他の態様の要部を示す部分破断斜視図である。
【図10】同様結合手段について他の態様を示す正面図である。
【図11】第二実施態様の要部を示す示す部分破断斜視図である。
【図12】カバー部材の取付け方法について他の態様を示す弾球遊技機の部分破断背面図である。
【図13】従来技術に係る遊技機の正面図である。
【図14】同じく背面図である。
【符号の説明】
50 弾球遊技機
51 外枠
53a 軸支手段
54 内枠
59 遊技盤
87 裏機構盤
70a 発射手段
100 遊技制御基板
102a 軸支手段
102b 軸支手段
103 カバー部材
104 把持部
115 コネクター
A 遊技領域
Θ 回動角
Claims (2)
- 縦長の額縁状外枠と、その外枠に対して軸支手段を介して片開き可能に取り付けられた内枠と、その内枠の中央開口部に前面を臨ませて同内枠に取り付けてなる遊技盤と、前記内枠に対して軸支手段を介して片開き可能に、かつ前記遊技盤を内枠側に押圧可能に取り付けた裏機構盤と、前記遊技盤の前面側に形成される遊技領域に弾球を打ち込むために前記内枠の下部に設けられた発射手段とを少なくとも具備している弾球遊技機において、
前記遊技領域における弾球遊技を制御する遊技制御基板が被覆されるカバー部材の一端部を前記裏機構盤の裏側に設けた把持部に把持させるとともに、前記一端部に対向する前記カバー部材の他端部を、前記裏機構盤の表側から操作される結合手段により前記裏機構盤に結合させることを特徴とする弾球遊技機。 - 前記裏機構盤を前記内枠に対して回動し、前記裏機構盤が最大に拡開したときの回動角が鋭角になるように、前記軸支手段の回動範囲が制限され、
前記カバー部材の他端部が前記軸支手段側に配置され、前記カバー部材の一端部が前記軸支手段と反対側に配置されることで、前記結合手段は、前記軸支手段側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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| JP29275299A JP4482740B2 (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP29275299A JP4482740B2 (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 弾球遊技機 |
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| JP2001070583A JP2001070583A (ja) | 2001-03-21 |
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Family Applications (1)
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| JP4929706B2 (ja) * | 2005-12-19 | 2012-05-09 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1999
- 1999-09-07 JP JP29275299A patent/JP4482740B2/ja not_active Expired - Fee Related
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