JPH0728691B2 - 甘味剤 - Google Patents
甘味剤Info
- Publication number
- JPH0728691B2 JPH0728691B2 JP63310221A JP31022188A JPH0728691B2 JP H0728691 B2 JPH0728691 B2 JP H0728691B2 JP 63310221 A JP63310221 A JP 63310221A JP 31022188 A JP31022188 A JP 31022188A JP H0728691 B2 JPH0728691 B2 JP H0728691B2
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- JP
- Japan
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- sweetener
- weight
- dry product
- mixture
- synthetic
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/30—Artificial sweetening agents
- A23L27/31—Artificial sweetening agents containing amino acids, nucleotides, peptides or derivatives
- A23L27/32—Artificial sweetening agents containing amino acids, nucleotides, peptides or derivatives containing dipeptides or derivatives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/30—Artificial sweetening agents
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Dairy Products (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は改善された庶糖類似のフレーバーを有する甘
味剤、それから作られた乾燥製品、そのものを生産する
方法およびそれの使用に関する。
味剤、それから作られた乾燥製品、そのものを生産する
方法およびそれの使用に関する。
ダイエットまたは医療目的のために、低栄養価の合成甘
味料がカロリー摂取量を減じるために砂糖の代りに増す
増す使用されている。
味料がカロリー摂取量を減じるために砂糖の代りに増す
増す使用されている。
長期に亘つて知られているサツカリン及びサイクラメー
トは別にして、アスパルテーム（Ｌ−アスパルチル−Ｌ
−フエニルアラニンメチルエステル）及びアセスルフア
ムＫ（６−メチル−1,2,3−オキサチアジン−４（3H）
−オン−2,2−ジオキサイドのカリウム塩）が重要な最
適の合成甘味料である。フラクトース，ソルビトール及
びマンニトールの様な砂糖代替物に対比して、それらは
非エネルギー源であつてそれ故に低カロリー食品におい
て用いられている。
トは別にして、アスパルテーム（Ｌ−アスパルチル−Ｌ
−フエニルアラニンメチルエステル）及びアセスルフア
ムＫ（６−メチル−1,2,3−オキサチアジン−４（3H）
−オン−2,2−ジオキサイドのカリウム塩）が重要な最
適の合成甘味料である。フラクトース，ソルビトール及
びマンニトールの様な砂糖代替物に対比して、それらは
非エネルギー源であつてそれ故に低カロリー食品におい
て用いられている。
これらの甘味料の重要な基準は庶糖との比較で実質的に
より大きい甘味付与力である。しかしながら、サツカリ
ンとサイクラメートは口の中で苦い後味を残すという欠
点を有している。アスパルテームは非常に良い味ではあ
るが、限定的な安定性を有している。アセスルフアムＫ
はアスパルテームと同じ様な甘さは全くないが、より長
期の保存期間を有している。
より大きい甘味付与力である。しかしながら、サツカリ
ンとサイクラメートは口の中で苦い後味を残すという欠
点を有している。アスパルテームは非常に良い味ではあ
るが、限定的な安定性を有している。アセスルフアムＫ
はアスパルテームと同じ様な甘さは全くないが、より長
期の保存期間を有している。
ドイツ特許2560544に述べられている様に、甘味料をお
互いに混合することによつてこれらの不都合な性質を除
くために幾つかの試みがすでになされた。甘味料の混合
物は甘味のフレーバーがその中で相乗作用的にしばしば
増大するという理由のために特に使用されるので、純粋
な甘味料に比較して、ある量の甘味量が節約される。
互いに混合することによつてこれらの不都合な性質を除
くために幾つかの試みがすでになされた。甘味料の混合
物は甘味のフレーバーがその中で相乗作用的にしばしば
増大するという理由のために特に使用されるので、純粋
な甘味料に比較して、ある量の甘味量が節約される。
甘味料の混合物を使用する別な理由は既知の甘味料の幾
つかは舌の上で非常に遅く甘味が広がるが、他のものは
非常に早く甘い味を残す、しかし後者に関しては非常に
早く消滅してしまうということである。この欠点は、も
し望むならばより長く存続する甘味をもつ甘味料と混合
することにより、または天然の糖類と混合することによ
つて大部分補われる。
つかは舌の上で非常に遅く甘味が広がるが、他のものは
非常に早く甘い味を残す、しかし後者に関しては非常に
早く消滅してしまうということである。この欠点は、も
し望むならばより長く存続する甘味をもつ甘味料と混合
することにより、または天然の糖類と混合することによ
つて大部分補われる。
家庭用の調製品におけるアセスルフアムＫのフレーバー
を増進する方法はドイツの特許出願3331517、その中で
は使用に先立つてアセスルファムＫは他の物質と均等に
混合されこの混合物の形で使用される、から知られてい
る。アミノ酸又はアミノ酸、好ましくはグリシンとグル
タミン酸又はグルタミン酸ナトリウム、の混合物が混合
に用いられる。
を増進する方法はドイツの特許出願3331517、その中で
は使用に先立つてアセスルファムＫは他の物質と均等に
混合されこの混合物の形で使用される、から知られてい
る。アミノ酸又はアミノ酸、好ましくはグリシンとグル
タミン酸又はグルタミン酸ナトリウム、の混合物が混合
に用いられる。
更に、ドイツ特許2560544とドイツ特許出2556109は、上
記の甘味料の存続する甘味の後味を修正するための有効
量で、フレーバー改善材としての硫酸アルミニウムカリ
ウム及び／又はナリンギン，ナリンゲニン−５−ラムノ
シド，グルコシドに加えて、アスパルテームを、任意に
サツカリン，サイクラメート又は庶糖を混合してもよい
が、含む甘味が付与された食料品及び改善された甘味料
をそれぞれ記述している。
記の甘味料の存続する甘味の後味を修正するための有効
量で、フレーバー改善材としての硫酸アルミニウムカリ
ウム及び／又はナリンギン，ナリンゲニン−５−ラムノ
シド，グルコシドに加えて、アスパルテームを、任意に
サツカリン，サイクラメート又は庶糖を混合してもよい
が、含む甘味が付与された食料品及び改善された甘味料
をそれぞれ記述している。
ドイツ特許出願3422247は、その中で特定のモノサツカ
ライド又はジサツカライドがグルコオリゴサツカライド
混合物を形成するために水性庶糖溶液と反応させられる
ところの甘味料用の担体を調製する方法を記述してい
る。
ライド又はジサツカライドがグルコオリゴサツカライド
混合物を形成するために水性庶糖溶液と反応させられる
ところの甘味料用の担体を調製する方法を記述してい
る。
特開昭59−154956はアセスルフアムＫとフラクトースと
からなる甘味剤について記述している。
からなる甘味剤について記述している。
それ故に、これまでに知られている全ての甘味料混合物
は限定された化学物質を有する合成甘味料の混合物に関
している。
は限定された化学物質を有する合成甘味料の混合物に関
している。
ドイツ特許出願1255467は、リンゴ類のような果実を細
かく砕くこと、すりつぶしたもの（マツシユ）を加熱す
ること、ジユースを分離、クリーニング及び濃縮するこ
とによつて着色していない甘味剤を製造する方法を記述
している。
かく砕くこと、すりつぶしたもの（マツシユ）を加熱す
ること、ジユースを分離、クリーニング及び濃縮するこ
とによつて着色していない甘味剤を製造する方法を記述
している。
ドイツ特許出願2456924はマトリツクス形成材料中に包
み込まれた合成甘味料としてのアスパルテームを含有す
る甘味料調製品に関する。ジユースの結晶体（crystal
s）であつてもよい所謂溶融剤はマトリツクス形成材料
として使用される。改善された庶糖類似のフレーバーを
有す甘味剤はここでは得られていない。
み込まれた合成甘味料としてのアスパルテームを含有す
る甘味料調製品に関する。ジユースの結晶体（crystal
s）であつてもよい所謂溶融剤はマトリツクス形成材料
として使用される。改善された庶糖類似のフレーバーを
有す甘味剤はここでは得られていない。
甘味料混合物のフレーバーの特に庶糖との類似は、庶糖
の甘味フレーバーが全甘味料の甘味が判定される標準品
となつているために更に改善されることが好ましい。
の甘味フレーバーが全甘味料の甘味が判定される標準品
となつているために更に改善されることが好ましい。
それ故に、この発明の目的は甘味剤及び改善された庶糖
類似のフレーバーを有しそれから製造される乾燥製品を
提供することであり、またそのものを製造する方法を示
すことである。
類似のフレーバーを有しそれから製造される乾燥製品を
提供することであり、またそのものを製造する方法を示
すことである。
この目的は次に示すものを含む上記した種類の甘味剤に
よつて達成される。
よつて達成される。
ａ）少なくとも一種の合成甘味料、及び ｂ）芳香が分離され濃縮されたものであつて、60〜80゜
ブリツクス度の乾燥固形含有量を有する少なくとも一種
の果実調製品 この発明の乾燥製品はそのような甘味剤と少なくとも一
種の担体材料を含有する。
ブリツクス度の乾燥固形含有量を有する少なくとも一種
の果実調製品 この発明の乾燥製品はそのような甘味剤と少なくとも一
種の担体材料を含有する。
この発明の甘味剤中の成分ａ）は好ましくはアスパルテ
ーム，アセスルフアムK,サイクラミン酸ナトリウム又は
サツカリンである。これら甘味料の一種又はそれ以上は
成分ｂ）との混合のために使用することができる。しか
しながら二種の甘味料からなる混合物の使用がむしろ好
まれ、アスパルラームとアセスルフアムＫの混合物に関
しては特にそれが好まれる。
ーム，アセスルフアムK,サイクラミン酸ナトリウム又は
サツカリンである。これら甘味料の一種又はそれ以上は
成分ｂ）との混合のために使用することができる。しか
しながら二種の甘味料からなる混合物の使用がむしろ好
まれ、アスパルラームとアセスルフアムＫの混合物に関
しては特にそれが好まれる。
一種又はそれ以上の芳香が分離され濃縮された果実調製
品は成分ｂ）としても使用可能である。ここで芳香族の
分離は、通常の工業的方法または物理的方法、例えば真
空蒸留、隔膜法、逆浸透法または吸着担体によって、薄
く色付いた果実からすべての芳香成分を分離することを
意味する。果実調製品は薄く色付いた果実と濃く色付い
た果実の両方から作られる。薄く色付いた果実、特にリ
ンゴ，西洋なし，ぶどう，レモン，あんず，パイナツプ
ル及びオレンジから作られた果実調製品が好適に用いら
れる。二種の果実製品の混合物、例えば西洋なしとパイ
ナツプル又はぶどうとオレンジが特に適している。これ
らの果実調製品は60〜80゜ブリツクス度の乾燥固形含有
量を有していなければならない。
品は成分ｂ）としても使用可能である。ここで芳香族の
分離は、通常の工業的方法または物理的方法、例えば真
空蒸留、隔膜法、逆浸透法または吸着担体によって、薄
く色付いた果実からすべての芳香成分を分離することを
意味する。果実調製品は薄く色付いた果実と濃く色付い
た果実の両方から作られる。薄く色付いた果実、特にリ
ンゴ，西洋なし，ぶどう，レモン，あんず，パイナツプ
ル及びオレンジから作られた果実調製品が好適に用いら
れる。二種の果実製品の混合物、例えば西洋なしとパイ
ナツプル又はぶどうとオレンジが特に適している。これ
らの果実調製品は60〜80゜ブリツクス度の乾燥固形含有
量を有していなければならない。
果実調製品は、ジュース濃縮物を例えば濾過により清澄
化し、真空蒸発濃縮により芳香成分を除去し、更に濃縮
し、そして所望により限外濾過または逆浸透法により調
製される。イオン交換体上での得られたその濃縮物の対
応する処理はそのものの酸含有量を望む値に調節する。
もし必要ならばその濃縮物は望む乾燥固体含有量に特別
に適合される。滴定値（10gの果実調製品当りの1N−KOH
のmlによる）として限定された酸の全体量は10gの果実
調製品当り0.01〜6mlの1N−KOHの範囲が適当である。
化し、真空蒸発濃縮により芳香成分を除去し、更に濃縮
し、そして所望により限外濾過または逆浸透法により調
製される。イオン交換体上での得られたその濃縮物の対
応する処理はそのものの酸含有量を望む値に調節する。
もし必要ならばその濃縮物は望む乾燥固体含有量に特別
に適合される。滴定値（10gの果実調製品当りの1N−KOH
のmlによる）として限定された酸の全体量は10gの果実
調製品当り0.01〜6mlの1N−KOHの範囲が適当である。
この発明の甘味剤中の成分ａ）及びｂ）の含有量はその
混合物のそれぞれの意図する目的に依存する。成分ａ）
の重量単位で0.3〜10％が好ましくは使用され、特に重
量単位で1.0〜6.0％が好ましい。二種の甘味料の混合物
が用いられるときは、個々の成分の含有量はそれぞれ重
量単位で0.15〜5.0％の範囲内とすることができる。成
分ｂ）の含有量はその剤に基づき好ましくは重量単位で
40.0〜98.0％である。
混合物のそれぞれの意図する目的に依存する。成分ａ）
の重量単位で0.3〜10％が好ましくは使用され、特に重
量単位で1.0〜6.0％が好ましい。二種の甘味料の混合物
が用いられるときは、個々の成分の含有量はそれぞれ重
量単位で0.15〜5.0％の範囲内とすることができる。成
分ｂ）の含有量はその剤に基づき好ましくは重量単位で
40.0〜98.0％である。
甘味剤へのマルトールの添加はこの発明の甘味剤の庶糖
類似のフレーバーをそれが一層強めるために好ましい。
マルトールはその剤に基づき重量単位で0.005〜1.0％の
含有量で好ましくは用いられるが、重量単位で0.025〜
1.0％が特に好ましい。
類似のフレーバーをそれが一層強めるために好ましい。
マルトールはその剤に基づき重量単位で0.005〜1.0％の
含有量で好ましくは用いられるが、重量単位で0.025〜
1.0％が特に好ましい。
この発明の甘味剤が液状食品，特に飲料の甘味付与に用
いられる場合は、それは水及びアスコルビン酸のような
他の添加剤を含有させることもできる。アスコルビン酸
の含有量は好ましくは重量単位で0.1〜0.2％の範囲であ
る。
いられる場合は、それは水及びアスコルビン酸のような
他の添加剤を含有させることもできる。アスコルビン酸
の含有量は好ましくは重量単位で0.1〜0.2％の範囲であ
る。
意外なことに、この発明の甘味剤が既知の甘味料混合物
と比較して庶糖類似のフレーバーをかなり増進させると
いうことがわかつた。その甘味剤は合成甘味料及び天然
の果実調製品からなる混合物において甘味フレーバーを
相乗作用的に強め、それ故合成甘味料の含有量はかなり
減少させることができる。なぜなら果実調製品は既知の
甘味料混合物よりもはるかに合成甘味料の甘味を強める
からである。庶糖類似の甘味を達成するためには、例え
ばこの発明の甘味剤を重量単位で0.5〜1.8％食料品に添
加することで十分である。
と比較して庶糖類似のフレーバーをかなり増進させると
いうことがわかつた。その甘味剤は合成甘味料及び天然
の果実調製品からなる混合物において甘味フレーバーを
相乗作用的に強め、それ故合成甘味料の含有量はかなり
減少させることができる。なぜなら果実調製品は既知の
甘味料混合物よりもはるかに合成甘味料の甘味を強める
からである。庶糖類似の甘味を達成するためには、例え
ばこの発明の甘味剤を重量単位で0.5〜1.8％食料品に添
加することで十分である。
この発明の甘味剤とそれから作られた乾燥製品は、飲料
のような液状食品、0.3〜10％の脂肪含有量を有する乳
製品、例えばフルーツヨーグルト又はフルーツバターミ
ルク、のような酪農製品、又はアイスクリーム製品に特
に適している。
のような液状食品、0.3〜10％の脂肪含有量を有する乳
製品、例えばフルーツヨーグルト又はフルーツバターミ
ルク、のような酪農製品、又はアイスクリーム製品に特
に適している。
この発明の甘味剤は液状又は固形状で使用することがで
きる。その乾燥製品は、マルトデキストリン又はラクト
ースのような好ましい担体材料を用い、噴霧乾燥及び／
又は真空乾燥及び／又はドラム乾燥及び／又は凍結乾燥
のような通常の技術によつて、液体混合物から得ること
ができる。この発明の乾燥製品はその甘味剤を重量単位
で20〜40％、特に好ましくは重量単位で30％、及び担体
材料を重量単位で60〜80％、特に好ましくは70％を好適
には含有する。
きる。その乾燥製品は、マルトデキストリン又はラクト
ースのような好ましい担体材料を用い、噴霧乾燥及び／
又は真空乾燥及び／又はドラム乾燥及び／又は凍結乾燥
のような通常の技術によつて、液体混合物から得ること
ができる。この発明の乾燥製品はその甘味剤を重量単位
で20〜40％、特に好ましくは重量単位で30％、及び担体
材料を重量単位で60〜80％、特に好ましくは70％を好適
には含有する。
この発明の乾燥製品は粉末状，顆粒状、例えば散布の目
的での低いかさばり密度の甘味料として、または圧縮後
の錠剤の形状で用いることができる。
的での低いかさばり密度の甘味料として、または圧縮後
の錠剤の形状で用いることができる。
錠剤が作られる場合、甘味剤と担体材料の混合物を含む
この発明の乾燥製品は、圧縮補助剤、例えばコーンスタ
ーチ，ソルビトール又は植物性の脂肪、のような種々の
補助剤、又は溶解を促進するために酒石酸又は重炭酸ソ
ーダのような適当な膨張剤（expanding agents）の他
に、更に少なくとも一種の合成甘味料、例えばアスパル
テームとアセスルフアムＫの混合物、をそれに添加して
もよい。このような錠剤は甘味剤と担体材料からなる混
合物を重量単位で10〜40％、特に好ましくは重量単位で
20〜30％、及び追加された合成甘味料を重量単位で10〜
40％、特に好ましくは重量単位で20〜30％、を好適には
含有する。
この発明の乾燥製品は、圧縮補助剤、例えばコーンスタ
ーチ，ソルビトール又は植物性の脂肪、のような種々の
補助剤、又は溶解を促進するために酒石酸又は重炭酸ソ
ーダのような適当な膨張剤（expanding agents）の他
に、更に少なくとも一種の合成甘味料、例えばアスパル
テームとアセスルフアムＫの混合物、をそれに添加して
もよい。このような錠剤は甘味剤と担体材料からなる混
合物を重量単位で10〜40％、特に好ましくは重量単位で
20〜30％、及び追加された合成甘味料を重量単位で10〜
40％、特に好ましくは重量単位で20〜30％、を好適には
含有する。
顆粒、例えば散布する目的のための甘味料を作るために
は、少なくとも一種以上の甘味料をこの発明の乾燥製品
に添加することができる。得られた製品は甘味剤と担体
材料からなる混合物を重量単位で10〜30％、特に好まし
くは重量単位で15〜25％、及び追加の合成甘味料を重量
単位で0.1〜5.0％、特に好ましくは重量単位で0.4〜３
％、を好適には含有する。
は、少なくとも一種以上の甘味料をこの発明の乾燥製品
に添加することができる。得られた製品は甘味剤と担体
材料からなる混合物を重量単位で10〜30％、特に好まし
くは重量単位で15〜25％、及び追加の合成甘味料を重量
単位で0.1〜5.0％、特に好ましくは重量単位で0.4〜３
％、を好適には含有する。
この発明の甘味剤とこの発明の乾燥製品は、食品工業の
ための製品として及び家庭における目的のために直接使
用される製品として適している。
ための製品として及び家庭における目的のために直接使
用される製品として適している。
この発明の甘味剤に良好な溶解性、安定性及び微生物学
的安定性を付与するために、好ましくはその甘味剤の滴
定値は10g混合物当り0.01〜6ml1N−KOHの範囲に、またp
Hは2.8〜4.5の範囲にするのがよい。その甘味剤を製造
するために、任意にマルトール及び／又はアスコルビン
酸と混合される粉末状合成甘味料はこの発明に従つて用
いられる果実調製品中に分散させ溶解させられる。液状
分散物はその後、完全に溶解させられておりそして相当
する微生物学的安定性が達成されている甘味料とともに
低温殺菌される。そしてその製品はもし望むならば乾燥
させられる。
的安定性を付与するために、好ましくはその甘味剤の滴
定値は10g混合物当り0.01〜6ml1N−KOHの範囲に、またp
Hは2.8〜4.5の範囲にするのがよい。その甘味剤を製造
するために、任意にマルトール及び／又はアスコルビン
酸と混合される粉末状合成甘味料はこの発明に従つて用
いられる果実調製品中に分散させ溶解させられる。液状
分散物はその後、完全に溶解させられておりそして相当
する微生物学的安定性が達成されている甘味料とともに
低温殺菌される。そしてその製品はもし望むならば乾燥
させられる。
担体物質が乾燥製品を作るために上記溶液に添加され
る。結果として得られた製品は乾燥後任意に慣用の方法
で粒状にされるか又は錠剤を形成するために乾燥後圧縮
することができる。
る。結果として得られた製品は乾燥後任意に慣用の方法
で粒状にされるか又は錠剤を形成するために乾燥後圧縮
することができる。
次の実施例はこの発明を説明するものである。
実施例１ アスパルテーム0.8gとアセスルフアムK0.8gが粉末状で
アスコルビン酸の重量単位で0.1％と混合され飲料水100
mlがそれに添加される。
アスコルビン酸の重量単位で0.1％と混合され飲料水100
mlがそれに添加される。
西洋ナシとパイナツプルジユース（混合比1:1）からな
る果実調製品の95gがそれに添加され、過，芳香分離
及び濃縮によつて65゜ブリツクス度の乾燥固形物含有量
のものが得られる。
る果実調製品の95gがそれに添加され、過，芳香分離
及び濃縮によつて65゜ブリツクス度の乾燥固形物含有量
のものが得られる。
その混合物は分散させられ低温殺菌される。得られた製
品はpH4.0を有し、甘味剤10g当り4ml1N−KOHの滴定値を
もつ。
品はpH4.0を有し、甘味剤10g当り4ml1N−KOHの滴定値を
もつ。
実施例２ アスパルテーム1gとアセスルフアムK1.5gを水5gに溶解
する。分散物はリンゴと西洋ナシジユース（混合比1:
1）からなる果実調製品92.5gの中にかきまぜられ、そし
て過，芳香分離及び濃縮によつて75゜ブリツクス度の
乾燥固形物含有量のものが得られる。その分散物はその
後低温殺菌し溶解させられる。結果として得られた甘味
料溶液はpH2.8を有し、甘味剤10g当り6.0ml1N−KOHの滴
定値をもつ。
する。分散物はリンゴと西洋ナシジユース（混合比1:
1）からなる果実調製品92.5gの中にかきまぜられ、そし
て過，芳香分離及び濃縮によつて75゜ブリツクス度の
乾燥固形物含有量のものが得られる。その分散物はその
後低温殺菌し溶解させられる。結果として得られた甘味
料溶液はpH2.8を有し、甘味剤10g当り6.0ml1N−KOHの滴
定値をもつ。
実施例３ ａ）アスパルテーム1.5％及びアセスルフアムK6％ ｂ）アスパルテーム0.5％及びアセスルフアムK6％ ｃ）アスパルテーム1.2％，アセスルフアムK1.2％及び
サイクラミン酸ナトリウム4.8％ が水xg（ｘ＝100g−甘味料−果実調製品）中に分散させ
られ、リンゴとレモンジユースからなる果実調製品85g
の中へかきまぜられる。そして、過，芳香分離，酸性
の除去及び濃縮により75゜ブリツクス度の乾燥固形物含
有量になるように調節される。その分散物はその後溶解
させられている甘味料とともに低温殺菌させられる。結
果として得られる溶液はpH3.4を有し、甘味剤10g当り0.
9ml1N−KOHの滴定値をもつ。
サイクラミン酸ナトリウム4.8％ が水xg（ｘ＝100g−甘味料−果実調製品）中に分散させ
られ、リンゴとレモンジユースからなる果実調製品85g
の中へかきまぜられる。そして、過，芳香分離，酸性
の除去及び濃縮により75゜ブリツクス度の乾燥固形物含
有量になるように調節される。その分散物はその後溶解
させられている甘味料とともに低温殺菌させられる。結
果として得られる溶液はpH3.4を有し、甘味剤10g当り0.
9ml1N−KOHの滴定値をもつ。
実施例４ ａ）アスパルテーム0.45％及びアセスルフアムK0.45％ ｂ）アスパルテーム0.3％及びアセスルフアムK0.3％及
びサツカリン0.35％ が水xg（ｘ＝100g−甘味料−果実調製品）中に分散させ
られ、ぶどうと西洋ナシジユース（混合比2:1）からな
る果実調製品60gの中へかきまぜられる。そして過，
芳香分離，酸性の除去及び濃縮によつて75゜ブリツクス
度になるように調節される。
びサツカリン0.35％ が水xg（ｘ＝100g−甘味料−果実調製品）中に分散させ
られ、ぶどうと西洋ナシジユース（混合比2:1）からな
る果実調製品60gの中へかきまぜられる。そして過，
芳香分離，酸性の除去及び濃縮によつて75゜ブリツクス
度になるように調節される。
この分散体は溶解している甘味料とともに低温殺菌され
る。結果として得られる甘味料溶液はpH4.2を有し甘味
剤10g当り0.3ml1N−KOHの滴定値をもつ。
る。結果として得られる甘味料溶液はpH4.2を有し甘味
剤10g当り0.3ml1N−KOHの滴定値をもつ。
実施例５ アスパルテーム0.8gとアセスルフアムK0.8gが粉末状で
アスコルビン酸の重量単位で0.05％と混合させられ、水
の重量単位で3.3％中に懸濁させられる。マニトールの
重量単位で0.05％と西洋なしとパイナツプル（混合比2:
1）からなる果実調製品の95gがそれに加えられ、果実調
製品は過，芳香分離及び濃縮によつて65゜ブリツクス
度乾燥固形含有量のものが得られた。
アスコルビン酸の重量単位で0.05％と混合させられ、水
の重量単位で3.3％中に懸濁させられる。マニトールの
重量単位で0.05％と西洋なしとパイナツプル（混合比2:
1）からなる果実調製品の95gがそれに加えられ、果実調
製品は過，芳香分離及び濃縮によつて65゜ブリツクス
度乾燥固形含有量のものが得られた。
その混合物は分散させられ低温殺菌される。得られた製
品はpH4.0を有し、甘味剤10g当り4ml1N−KOHの滴定値で
ある。
品はpH4.0を有し、甘味剤10g当り4ml1N−KOHの滴定値で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ２３Ｌ 1/236 Ｚ 2/52
Claims (20)
- 【請求項１】次の成分を含み改善された庶糖類似のフレ
ーバーを有する甘味剤： ａ）少なくとも一種の合成甘味料0.3〜10.0重量％、及
び ｂ）薄く色付いた果実から作られ、芳香が分離され濃縮
されたものであって、60〜80゜ブリックス度の乾燥固形
含有量を有する少なくとも一種の果実調製品40.0〜98重
量％。 - 【請求項２】それが0.01〜6mlN−KOH/10g混合物の滴定
値として限定され、pHが2.8〜4.5である酸濃度を有して
いることを特徴とする請求項１記載による甘味剤。 - 【請求項３】それがマルトールをも含むことを特徴とす
る請求項１又は２記載による甘味剤。 - 【請求項４】成分ａ）がアスパルテーム、アセスルフア
ムＫ、サイクラミン酸ナトリウム又はサッカリンである
ことを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項記載によ
る甘味剤。 - 【請求項５】成分ａ）がアスパルテーム及びアセスルフ
アムＫの混合物であることを特徴とする請求項４記載に
よる甘味剤。 - 【請求項６】上記の薄く色付いた果実がリンゴ、西洋ナ
シ、ブドウ、レモン、あんず、パイナップル又はオレン
ジ又はこれらの混合物であることを特徴とする、請求項
１記載による甘味剤。 - 【請求項７】それがマルトールを重量単位で0.005〜0.1
％含むことを特徴とする、請求項１〜６のいずれか１項
記載による甘味剤。 - 【請求項８】それが更にアスコルビン酸を含むことを特
徴とする、請求項１〜７のいずれか１項記載による甘味
剤。 - 【請求項９】それが乾燥製品として存在することを特徴
とする、請求項１〜８のいずれか１項記載による甘味
剤。 - 【請求項１０】請求項１〜８のいずれか１項記載による
甘味剤20〜40重量％と少なくとも一種の担体材料60〜80
重量％とからなる乾燥製品。 - 【請求項１１】それが錠剤形状、顆粒形状又は粉末形状
で存在することを特徴とする、請求項10記載による乾燥
製品。 - 【請求項１２】錠剤形状においてそれが更に少なくとも
一種の合成甘味料及び／又は少なくとも一種の圧縮した
補助剤及び／又は膨張剤を含むことを特徴とする、請求
項11記載による乾燥製品。 - 【請求項１３】それが甘味剤と担体材料の混合物を重量
単位で10〜40％と合成甘味料を重量単位で10〜40％含む
ことを特徴とする、請求項12記載による乾燥製品。 - 【請求項１４】顆粒形状においてそれが更に少なくとも
一種の合成甘味料を含むことを特徴とする、請求項11記
載による乾燥製品。 - 【請求項１５】それが甘味剤と担体材料の混合物を重量
単位で10〜30％と合成甘味料を重量単位で0.1〜5.0％含
むことを特徴とする、請求項14記載による乾燥製品。 - 【請求項１６】マルトール及び／又はアスコルビン酸を
任意に加えてもよい、少なくとも一種の粉末状合成甘味
料0.3〜10.0重量％が60〜80゜プリックス度の乾燥固形
含有量を有する少なくとも一種の芳香が分離され濃縮さ
れている果実調製品40.0〜98重量％中に分散され、そし
て、分散物がその成分の溶解とともに低温殺菌されるこ
とを特徴とする、請求項１〜９のいずれか１項記載によ
る甘味剤を製造する方法。 - 【請求項１７】結果として得られた溶液が乾燥されてい
ることを特徴とする、請求項16記載による方法。 - 【請求項１８】請求項16記載の方法により製造された甘
味剤が担体材料と混合され、そして乾燥され、錠剤を形
成するために任意に圧縮されるか、または任意に乾燥さ
れて、通常の方法で任意に粒状化されるかということを
特徴とする、請求項10〜15のいずれか１項記載による乾
燥製品を製造する方法。 - 【請求項１９】家庭用又は工業的な食品調製のための、
例えば液状食品、特に飲料、酪農製品及びアイスクリー
ム製品に甘味付与するための、請求項１〜９のいずれか
１項記載による甘味剤。 - 【請求項２０】家庭用又は工業的な食品調製のための、
例えば液状食品、特に飲料、酪農製品及びアイスクリー
ム製品に甘味付与するための、請求項10〜15のいずれか
１項記載による乾燥製品。
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-
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