JPH07286461A - 引出しのロック装置 - Google Patents

引出しのロック装置

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JPH07286461A
JPH07286461A JP6077684A JP7768494A JPH07286461A JP H07286461 A JPH07286461 A JP H07286461A JP 6077684 A JP6077684 A JP 6077684A JP 7768494 A JP7768494 A JP 7768494A JP H07286461 A JPH07286461 A JP H07286461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
drawer
side wall
locking mechanism
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP6077684A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Minato
正人 湊
Hiroshi Takato
博史 高戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP6077684A priority Critical patent/JPH07286461A/ja
Publication of JPH07286461A publication Critical patent/JPH07286461A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】袖部等に簡単に組み込むことができ、しかも適
切なロック機能を発揮し得るようにした引出しのロック
装置を提供する。 【構成】袖部を構成する側壁1の内面に、昇降位置に応
じて選択的に引出し5、6にロックを掛けるバー91を
配設し、そのバー91を、側壁1の外部から操作可能な
施錠機構92の昇降杆92aに接続するようにした引出
しのロック装置である。そして、施錠機構92を側壁1
の内面に取付ける動作に伴って、バー91と昇降杆92
aとを解離不能な状態で係合させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組み込みの簡略化を図
った引出しのロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、机に固設された袖部や、移動式
の袖部を構成するワゴン等においては、貴重品の保管
や、移動時における便宜のために、引出しにロックを掛
け得るようにしているのが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のロッ
ク装置は、施錠機構を袖部の前面に設ける一方、引出し
の後端部を選択的に拘留し得る位置にラッチ機構を構成
し、施錠機構とラッチ機構との間を、連結バーやリンク
機構など種々の中間伝達要素を介して連結しているのが
通例である。そのため、取付工数が多く、極めて作業効
率が悪いという問題がある。
【0004】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであって、袖部を始めとして各種の引出し付近
に簡単に組み込むことができ、しかも適切なロック機能
を発揮し得るようにした引出しのロック装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0006】すなわち、本発明に係る引出しのロック装
置は、側壁の内面に、昇降位置に応じて選択的に引出し
にロックを掛けるバーを配設し、そのバーを、側壁外部
から操作可能な施錠機構の昇降杆に接続してなるものに
おいて、施錠機構を側壁内面に取付ける動作に伴って、
バーと昇降杆とを解離不能な状態で係合させるようにし
ていることを特徴とする。
【0007】バーと、引出しを支承するレールとの干渉
を避けるためには、側壁の内面に鉛直方向に伸びる溝を
形成し、その溝にバーを収容していることが望ましい。
【0008】具体的な実施の態様としては、バーの内面
における引出しに対応する位置に、内面側に突出する係
合要素を固設するとともに、引出しの側板であって前記
係合要素に前後方向から係合し得る位置に被係合要素を
突設してなるものが挙げられる。
【0009】
【作用】このような構成のものであれば、バーを側壁内
面の所定取付位置に位置づけ、しかる後、施錠機構を側
壁内面に取付けると、施錠機構の取付動作に伴ってその
昇降杆とバーとが解離不能に係合し、施錠機構の取付け
と同時にバーの取付けが完了することになる。そして、
施錠機構の昇降杆に連動してバーが昇降し、その昇降位
置に応じて引出しに対するロック/ロック解除を行うも
のとなる。したがって、適正なロック機能を損なうこと
なく、組立工数を必要最少限度に抑えることができ、従
来に比べて作業効率を大巾に向上させることが可能にな
る。
【0010】また、バーを溝に収容した場合には、レー
ルとの干渉を避けるためにレールを側壁内面から浮かせ
る等といった格別の工夫を凝らす必要がなく、しかも、
引出しがバーに係止された際にバーの横ズレが溝の壁に
よって禁止されるため、格別の押え部材等が不要にな
る。そのため、前述した構造の簡略化、取付工数の削減
の効果が更に促進されるものとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0012】図1〜図3は移動式の袖部たるワゴンを示
している。このワゴンは、木製のもので、一対の側壁1
と、天壁2と、底壁3とを枠体状に組付け、背面開口部
を後壁4によって蓋封している。そして、前面開口部
に、上部引出し5および下部引出し6を挿脱可能に収容
するようにしている。
【0013】正面視左側の側壁1には、開口端近傍にお
ける内面に一定幅の溝11が鉛直方向に沿って上端から
下端まで刻設されており、また、後述する施錠機構92
が取付けられる位置には、貫通孔12が穿設されてい
る。底壁3は、下面四隅部にキャスタ31が取着され、
床上を滑動自在に走行し得るようになっている。上部引
出し5は、一対の側板51、底板52、鏡板53および
背板54から構成され、レール機構7を介して側壁1間
に支持されている。レール機構7は、側壁1の内面に取
着され前端側にガイドローラ71aを軸着した部分チャ
ンネル状のレール本体71と、引出し5の下面および側
面のコーナー部に添設されたブラケット72とからな
り、このブラケット72を前記レール本体71のガイド
ローラ71a等にスライド可能に支持させている。ま
た、下引出し6は、一対の側板61、底板62、鏡板6
3および背板64から構成され、レール機構8を介して
側壁1間に支持されている。このレール機構8について
の説明は省略する。
【0014】このような構成において、本実施例は、前
記レール機構7を構成するレール本体71の取付前に、
バー91および施錠機構92から構成されるロック装置
9を組み込むようにしている。バー91は、図4および
図5に示すように、前述した側壁1の溝11に収容され
る幅寸法を有した長尺な板状のもので、上下2箇所に係
合要素たるL字形のストッパ91a、91bをスポット
溶接により固設し、その先端を内面に向けて突設してい
る。また、このバー91の上端には、尖端を内面側に突
出させたコネクタ91cがスポット溶接により固設して
ある。一方、施錠機構92は、キーKの回転操作を昇降
杆92aの昇降動作に変換し得るように構成されたもの
で、図6に示すように、前記側壁1の貫通孔12に内面
側から挿入され、その挿入端において該側壁1にブラケ
ット92bを介してねじ止めされるようになっている。
そして、その取付動作に伴って、バー91の上端と昇降
杆92aとを解離不能に係合させるようにしている。具
体的には、前記昇降杆92aの下端には前記バー91の
コネクタ91cの尖端を嵌挿する孔92cが穿設してあ
り、施錠機構92を孔12の所定位置にまで装入したと
きに、昇降杆92aの孔92cがバー91のコネクタ9
1cの尖端に外嵌して、そのまま昇降杆92aがバー9
1を側壁1に向かって押し付け、コネクタ91cと孔9
2cとの解離を禁止するようになっている。この状態
で、バー91は溝11から外れることはなくなるが、本
実施例ではバー91の上端近傍および下端近傍を押え板
93を介して前記側壁1の内面に押し付けるようにして
いる。なお、このようにバー91を溝11内に埋没させ
ているため、前述したレール本体71はその後に不都合
なく側壁1の内面に添設させて止着することが可能にな
る。
【0015】以上において、前記施錠機構92にキーK
を差し込んで回転操作すると、昇降杆92aを介してバ
ー91が溝11内において昇降することになるが、本実
施例では、バー91に突設したストッパ91aを図2に
示す位置に保持したときに、引出し5の側板51の外面
に突設しているピン51aをこのストッパ91aに前後
方向から当接させて、引出し5の前方へのスライド動作
を禁止し得るようになっている。また、逆に、その位置
からキーKを反対側へ回すと、ストッパ91aが上昇し
てロックが解除され、ピン51aは引出し5のスライド
動作に伴ってストッパ91aの下方を途中干渉すること
なく通過して前方に移動し得るようになっている。な
お、このバー91の下方に固設されているストッパ91
bと、下部引出し6の側板61に突設されているピン6
1aとの関係も上記と同様である。
【0016】このように、本実施例においては、バー9
1を側壁1の内面の所定取付位置に位置づけ、しかる
後、施錠機構92を側壁内面に取付けるだけで、その取
付動作に伴って昇降杆92aとバー91とが解離不能に
係合し、バー91の取付けが完了することになる。そし
て、上述した所期のロック機能を有効に発揮し得るもの
となる。そのため、適正なロック機能を損なうことな
く、組立工数を必要最少限度に抑えることができ、従来
のロック機構に比べて作業効率を大巾に向上させること
が可能になる。
【0017】また、バー91を溝11に収容しているた
め、レール本体71を普通に取付けてもバー91との干
渉を起こすことがなく、しかも、引出し5等がバー91
に係止された際にバー91の横ズレが溝11の壁によっ
て禁止されるため、バー91のガタつきを格別の手段を
用いずに防止できるものとなる。したがって、これらの
点においても、ロック装置取付けに係る作業の簡略化を
更に促進することが可能になる。
【0018】なお、前記押え板93は必ずしも本発明の
必須構成要件ではない。また、係合要素や被係合要素を
始めとして、各部の具体的な構成や断面形状なども、上
述した実施例のみに限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る引出しのロック機構は、以
上説明したように、側壁の内面に、昇降位置に応じて選
択的に引出しにロックを掛けるバーを配設し、そのバー
を、側壁外部から操作可能な施錠機構の昇降杆に接続し
てなるものにおいて、施錠機構を側壁内面に取付ける動
作に伴って、バーと昇降杆とを解離不能な状態で係合さ
せるように構成したものである。そのため、バーを施錠
機構とともにワンタッチで側壁に取付けることができ、
取付工数の削減を通じて作業効率を従来に比べて確実に
向上させることが可能になる。そして、これに伴って、
生産性の向上やコストダウンの効果を期することができ
る。また、バーを側壁内面の溝に収容することによっ
て、レールとの干渉を有効に避けることができ、その溝
によってバーのガタつきも有効に防止することができる
など、施錠機構の取付操作を通じて様々な効果を随伴し
て生じさせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部分解斜視図。
【図2】同実施例の袖部を一部破断して示す正面図。
【図3】同側断面図。
【図4】同実施例のバーおよび施錠機構を示す側面図。
【図5】同正面図。
【図6】同実施例の要部を組立てた状態で示す斜視図。
【符号の説明】
1…側壁 5、6…引出し 9…ロック装置 11…溝 51、61…側板 51a、61a…被係合要素(ピン) 91…バー 92…施錠機構 92a…昇降杆 91a、91b…係合要素(ストッパ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側壁の内面に、昇降位置に応じて選択的に
    引出しにロックを掛けるバーを配設し、そのバーを、側
    壁外部から操作可能な施錠機構の昇降杆に接続してなる
    引出しのロック装置であって、 施錠機構を側壁内面に取付ける動作に伴って、バーと昇
    降杆とを解離不能な状態で係合させるようにしているこ
    とを特徴とする引出しのロック装置。
  2. 【請求項2】側壁の内面に鉛直方向に伸びる溝を形成
    し、その溝にバーを収容していることを特徴とする請求
    項1記載の引出しのロック装置。
  3. 【請求項3】バーの内面における引出しに対応する位置
    に、内面側に突出する係合要素を固設するとともに、引
    出しの側板であって前記係合要素に前後方向から係合し
    得る位置に、被係合要素を突設してなることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の引出しのロック装置。
JP6077684A 1994-04-15 1994-04-15 引出しのロック装置 Pending JPH07286461A (ja)

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JP6077684A JPH07286461A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 引出しのロック装置

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JP6077684A JPH07286461A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 引出しのロック装置

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ID=13640730

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JP6077684A Pending JPH07286461A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 引出しのロック装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7455289B2 (en) 2003-03-28 2008-11-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Paper feeder and image forming apparatus having the same
JP2019206442A (ja) * 2015-06-29 2019-12-05 沖電気工業株式会社 媒体処理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848505A (ja) * 1981-09-18 1983-03-22 Yagi Antenna Co Ltd 抵抗付折返し空中線
JPS60175648A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 ナショナル住宅産業株式会社 内装材

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