JPH0248275Y2 - - Google Patents

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JPH0248275Y2
JPH0248275Y2 JP1984165657U JP16565784U JPH0248275Y2 JP H0248275 Y2 JPH0248275 Y2 JP H0248275Y2 JP 1984165657 U JP1984165657 U JP 1984165657U JP 16565784 U JP16565784 U JP 16565784U JP H0248275 Y2 JPH0248275 Y2 JP H0248275Y2
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JP
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box
lever
console box
protrusions
engagement piece
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JP1984165657U
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JPS6181447U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンソールボツクス本体の凹部に、
アームレスト兼用のリツドを有するボツクスを高
さ調節可能に収納した自動車用コンソールボツク
スに関するものである。
〔従来の技術と考案が解決しようとする問題点〕
この種のコンソールボツクスにおけるボツクス
の上下位置、つまり高さ調節機構としては、レバ
ー操作されるリンクを上下動可能にボツクスに連
結させたもの或はノブ操作される歯形をボツクス
側面の歯形に噛合させるものが周知である。しか
しながら、これらのいずれも操作部がコンソール
ボツクス本体に取付けられているため、リツドに
腕を載せたまま手軽に高さ調整するのは難しかつ
た。
よつて、本考案は簡単な構造で腕を載せたまま
高さ調節できる冒頭に述べた種のコンソールボツ
クスを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段と作用〕
本考案は、この目的を達成するために、ボツク
スには、このボツクスの先端上部に前後方向へ操
作されるように枢着されたレバーと、ボツクスの
底面に前後方向へ進退可能にガイドされると共
に、レバーの下端部に先端部が枢着され、かつ両
側及び後部に板状突起を形成された板状係合片
と、レバーを前方の通常位置へ付勢するように係
合片を後方へ付勢するばねとを設け、一方、コン
ソールボツクス本体の内面には、レバーの通常位
置で突起を係入させるように、両側面及び後面か
ら突出させて上下方向の複数の高さ調整個所に形
成された係合用溝と、ボツクスを上方へ付勢する
ばねとを設けたことを特徴としている。
レバーを後方へ操作すると、板状係合片の突起
は連動して係合用溝から係脱し、ボツクスはばね
力で上方へ移動する。所望の高さの係入位置でレ
バーを離すと、ばね力により係合片が後退し、再
度突起は係合用溝に係合する。
〔実施例〕
第1図において、10は、先端に爪11aを取
付けられるアームレスト兼用のリツド11の後端
部がヒンジされるコンソールボツクスのボツクス
である。このボツクス前面には、上方に指操作部
分12aを含む逆L字型のレバー12が枢着され
るブラケツト13が形成されている。即ち、この
レバーは、これらに形成された孔12b,13a
に装着されてスナツプ止されるピン14を軸とし
て回動可能になる。また、ブラケツト13の上部
には爪11aの爪受13bが形成されている。1
5は、後端及び両側部にコンソールボツクス本体
の係合部(後述)と係合する突起15a,15b
をそして内部に切欠15cを形成された係合片で
ある。この係合片は、その先端に形成された孔1
5d及びレバー12の下端に形成された孔12c
にピン16が装着されることにより、レバー12
の回動に連動可能になつている。17は、ボツク
ス10の底面に設けられた係合片15のガイドで
あり、その切欠15cが嵌入された状態で、フラ
ンジ18a及びストツパ18bを備えたカバー1
8がねじ止される。この状態で、係合片15及び
ボツクス10の底面のビス止用ボスに形成された
係止片15e,17cには引張りばね19が係止
され、したがつて係合片15を後方に、つまり指
操作部分12aを下方へ引張る。また、ガイド1
7の先端曲部17aは、切欠15cの先端15f
に当接することにより係合片15に対する後方へ
のストツパとして機能する。後端曲部17bは、
切欠15の後端15gに当接することにより、指
操作部材12aをリツド11側へ引いた際の前方
へのストツパとして機能する。カバー18のフラ
ンジ18aは、ボツクス10の底面との間で係合
片15の進退移動を許容すると共に、ガイド17
から下方への離脱を防止する。20は、自動車の
フロアに取付けられるコンソールボツクス本体で
あり、ボツクス10及びブラケツト13を収納す
る凹部20a及び20bを形成されている。そし
て凹部20aの後面20c及び両側面20dに
は、突起15a,15bとの係合部として機能す
る溝21a,22a並びにボツクス10の上下動
ガイド10a(後面20cのガイドは図示せず)
を案内する溝21b,22bを備えたブロツク2
1及び22が取付けられる。これらのブロツク2
1,22の高さ位置は、リツド11の下面外周が
コンソールボツクス本体20の上周面に当接する
最下位置において、それぞれの下面21c,22
cが突起15a,15bを下方に潜込ませて凹部
20aの底面との間に溝を形成するように設定さ
れる。そして、このような高さ位置において、ボ
ツクス10のガイド10a等に溝21b,22b
が係合するように取付ける。また、これらの溝の
深さは、レバー12の操作により係合片15が前
進すると突起15a,15bが離脱できるように
設定されている。ブロツク22の切欠22dは、
突起18bが当接することにより、ボツクス10
の上方へのストツパとして機能する。
ボツクス10の両側の係止穴10b及び両ブロ
ツク22の係止穴22eには圧縮ばね25の先端
が装着され、ボツクス10は上方へ押圧される。
第2図〜第4図は、これらが組立てられた状態
を示すもので、リツド11は、腕を載せるアーム
レストとしても使用する(第2図)。突起15a,
15bがブロツク21,22の下面21c,22
cの下方へ潜込んでいる最下位置(第5図)から
リツド11を持上げる場合、先ず腕を載せたまま
指で爪受13bの直下位置の指操作部12aを手
前上方に引く。すると、係合片15は前進してそ
の突起15a,15bがブロツク21,22から
離脱する。したがつて、腕を緩めるとボツクス1
0はばね25の押圧力により上動し、所望の高さ
で指を離すと係合片15はばね19の引張り力に
より後退し、突起15a,15bは再び対応する
高さの溝21a,22aに係合する。手を離した
ときに、突起15a,15bがブロツク21,2
2の前面に衝突して係合しない場合、同様に腕を
緩めると突起15a,15bは前面に接触した状
態でばね力により上方へ滑動して係合する。
尚、レバーの操作される先端上部位置は、腕を
載せたままで指操作できる範囲のリツド自体の先
端部又はその先端側方でも良い。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば、レバーがボツクス自体
に取付けられてこれと連動して上下動するため
に、リツドに腕を載せたままで高さ調節のための
レバー操作できる。また、上方へばね付勢された
ボツクスの高さ調節位置で三方の板状突起が溝で
支持されるために、局部的な荷重が回避され、大
きな荷重にも耐えることができ、しかも簡単な構
成で容易に高さ調節できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるコンソールボツクスの分
解図、第2図はその斜視図、第3図はその底面斜
視図、第4図はその概略縦断面図及び第5図はそ
の動作説明図である。 10……ボツクス、11……リツド、12……
レバー、15……係合片、19,25……ばね、
20……コンソールボツクス本体、21a,22
a……溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンソールボツクス本体に、アームレスト兼用
    のリツドを有するボツクスを上下位置可変に収納
    して成る自動車用コンソールボツクスにおいて、 ボツクスには、このボツクスの先端上部に前後
    方向へ操作されるように枢着されたレバーと、前
    記ボツクスの底面に前後方向へ進退可能にガイド
    されると共に、前記レバーの下端部に先端部が枢
    着され、かつ両側及び後部に板状突起を形成され
    た板状係合片と、前記レバーを前方の通常位置へ
    付勢するように係合片を後方へ付勢するばねとを
    設け、 一方、コンソールボツクス本体の内面には、前
    記レバーの通常位置で前記突起を係入させるよう
    に、両側面及び後面から突出させて上下方向の複
    数の高さ調整個所に形成された係合用溝と、前記
    ボツクスを上方へ付勢するばねとを設けた、こと
    を特徴とする自動車用コンソールボツクス。
JP1984165657U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0248275Y2 (ja)

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JP1984165657U JPH0248275Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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JP1984165657U JPH0248275Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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JPS6181447U JPS6181447U (ja) 1986-05-30
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ID=30723497

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Families Citing this family (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5858951U (ja) * 1981-10-16 1983-04-21 マツダ株式会社 自動車のセンタ−コンソ−ル
JPS59131334U (ja) * 1983-02-24 1984-09-03 池田物産株式会社 コンソ−ルボツクス

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JPS6181447U (ja) 1986-05-30

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