JP4694295B2 - 折畳み式フック装置 - Google Patents

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本発明は、不使用時に掛止部材を収納状態に切換可能な折畳み式フック装置に関し、特に自動車の車室内やラゲージルームに好適な折畳み式フック装置に関するものである。
折畳み式フック装置は、例えば、自動車のラゲージルーム等に埋込み式に取り付けられるケースの内側に略U形の掛止部材を枢止し、必要に応じて掛止部材を指などで起こして使用状態に切り換えられる。そして、使用状態では、紐、ベルト、ネット等の張設部材の端部が直接、或いは端部に連結したフックが掛止部材に引掛けられる。
ところで、以上のフック装置では、ラゲージルームや車室内において、掛止部材を起立したまま放置すると、安全性を損なうだけではなく、周囲にある物品などに干渉し、該物品を傷付けたり、ケース側とは逆側の押圧力を受けた場合に掛止部材が破損する虞もあるため、不要の時にはいちいち元の収納状態に戻さなくてはならない。この対策としては、例えば、特許文献1に記載されているように、掛止部材が巻きばねなどの付勢力により、常にケース内の収納方向に押圧付勢されるようにしている。
特開2003−278735号公報
上記文献1の構造では、掛止部材が巻きばねなどの付勢力によりケース内の収納方向に付勢され、引き出した状態から指を離すだけで収納状態に自動的に戻るため、上記したような安全性の対策として優れ、破損の虞も解消できる。しかし、この構造では、一方の手で掛止部材を起こして使用状態にし、その状態を維持しながら、他方の手で紐などの張設部材の端部、或いはこれに附属するフックを掛止部材に引掛け操作しなければならない。すなわち、この構造では、操作者がケース内から掛止部材を摘んで引き出さなくてはならず、又、手を離すと収納状態に戻ってしまうため両手を使って操作しなければならず、使い勝手が悪かった。
本発明は以上の課題を解決するためになされたものである。その目的は、使用するときに掛止部材を付勢力により収納状態からケース外へ少し前傾(つまり途中状態)させることで片手操作を可能にし、同時に、使用状態から負荷を解放すると掛止部材を付勢力により再び途中状態に切り換えることで破損の虞を解消したり安全性にも優れている折畳み式フック装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、ケース、及び前記ケース内にほぼ収まった収納状態と該ケース内から突出した使用状態とに回動切り換えられる掛止部材を有したフック装置において、前記掛止部材を前記ケース内から所定角だけ外へ前傾した途中状態に切り換える第1の付勢手段と、前記掛止部材を前記途中状態から負荷を加えて更に前傾した使用状態に切り換えた後、該負荷を解放することにより前記掛止部材を再び前記途中状態に切り換える第2の付勢手段と、前記掛止部材を前記第1の付勢手段の付勢力に抗して前記収納状態に保持するロック手段とを備え、前記掛止部材が略U形(コ形も含む)をなし、前記ケースに対しU形の両端側をピンを介して枢支されていると共に、前記ロック手段が前記ケース内にあって前記掛止部材のU形内に位置した状態で昇降可能に設けられたスライダーと、前記スライダーを上昇側に付勢するばね手段と、前記スライダーと前記掛止部材の対向部とに設けられて解除可能に係脱する凸部及び凹部とからなり、また、前記ピンに対し前記掛止部材と共に枢支されて、前記掛止部材の両端側背面に当接する押圧部と、前記ケースの対応部に設けられた受入溝に嵌合する回動制限用のレバー部とを有して、前記第1の付勢手段の付勢力により回動されて前記押圧部を介して前記掛止部材を前記途中状態に切り換え、かつ前記レバー部を介して該途中状態に保持可能にする連動ブロックを有していることを特徴としている。
以上の構造特徴は、掛止部材がケース内に収まった収納状態から所定角だけ前傾した途中状態に自動的に切り換えられることと、掛止部材がケース内から最大まで前傾した使用状態で負荷を解放すると再び自動的に途中状態に切り換えられることにある。ここで、「所定角」は、ケース及び掛止部材の形状などを考慮して設定され、紐などの張設部材の端部、或いはこれに附属するフックを掛止部材に容易に引掛可能な角度で、かつ、邪魔にならない角度である。好ましくは10〜45度の範囲に設定することである。
・請求項1の発明では、掛止部材が第1の付勢手段の付勢力によりケース内に収まった収納状態からケース外に少し前傾した途中状態に切り換えられるため紐などの張設部材の端部、或いはこれに附属するフックを片手操作で容易に引掛けることができ、同時に、掛止部材が最大まで前傾された使用状態から負荷を解放すると、第2の付勢手段の付勢力により再び途中状態に切り換えられるため邪魔にならず安全性も損なわない。
同時に、掛止部材がロック手段により収納状態に保持され、ロック解除操作により途中状態に自動的に切り換えられる。
同時に、掛止部材がU形で、スライダーが該U形内に配置されることで、ケース内の凹凸を極力なくして見栄えを向上したり、スライダーを利用してロック手段を付設可能にして、形態例のごとくスライダーの摺動操作でロック解除するというシンプルな構成を採用可能にする。
同時に、ケースと掛止部材との間に連結ブロックを介在することで、例えば、第1の付勢手段の付勢力をケース及び連結ブロックを介して掛止部材に作用させたり、第2の付勢手段の付勢力を連結ブロックを介して掛止部材に作用させることが可能となり、それにより確実な切換作動が実現される。
本発明の形態例を添付図面を参照して説明する。図1は本発明を適用したフック装置を分解した構成図、図2及び図3はフック装置の組立状態での構成図、図4はフック装置の要部構成図、図5〜図7はフック装置の作用図、図8は使用例を示す説明図である。
(装置構造)形態例のフック装置10は、図8に例示したように、自動車1の車室内やラゲージルーム2に装備するに好適なものとして工夫されたもので、補強兼取付用ベース12と、ケース16と、略U形の掛止部材18と、ケース16に対し掛止部材18の両端を枢支しているピン20と、ケース16内にあって掛止部材18のU形内に配置されているスライダー22と、ケース16の下側を覆うカバー24と、ピン20に掛止部材18と共に枢支される連結ブロック26と、掛止部材18を所定角まで前傾させるための第1巻きばね28と、掛止部材18が所定角を超えて前傾した状態で当該所定角まで戻す側の付勢力を生じさせる第2巻きばね30と、スライダー22を上方へ付勢する圧縮コイルばね32と、スライダー22と掛止部材18との対向部に設けられてロック手段を構成している凸部68及び凹部62とを備えている。
なお、図8のラゲージルーム2は、内部がリアシートバック3と、左右のサイドトリム4と、フロアボード5と、不図示の天井及びリアゲートにて囲われた比較的広い車体後部空間である。ここには、フック装置10がリアシートバック3、サイドトリム4などに埋設状態に固定されている。そして、使用時には、後述するように各フック装置10の掛止部材18を途中状態に突出させ、該掛止部材18に対し紐やベルトなどの張設部材の端部、或いはこれに附属するフックを係止することになる。一例として、物品が同図のような自転車6だと、張設部材をX字形に掛け回し、各端部をフック装置10の掛止部材18に係止して緊縛する。勿論、物品は自転車6に限られず、例えば、大形バッグ、車椅子などでもよい。張設部材は紐やベルトに限られず、ネット、紐付きネット、フック付きネットでもよい。更に、各フック装置10は、フロアに沿ってネットを張設する場合、ラゲージルーム内をネットで区画する場合にも有用である。
フック装置10の主な構成部材のうち、ベース12は金属プレス成形体、ケース16と掛止部材18とスライダー22と連結ブロック26並びにカバー24は樹脂成形体である。但し、材質は必要に応じて変更される。
ここで、ベース12は、概略コ形状をなし、中央の平板36と、平板36の両下側から下方へ延びた両側片40,40とからなる。平板36には、取付用スクリュ14を通す長孔34が設けられている。各側片40には、枢支用ピン20を通す軸孔38が同軸線上に設けられている。
ケース16は、偏平容器状の本体42と、本体42の前側開口を縁取っているフランジ部44とからなる。本体42は、前面を開口し、後面の下半部を開口している。本体42の後面又は内奥部には、スクリュ14を挿通するための孔46が開口され、該孔46の周囲を囲うようにして、スライダー22の昇降ガイドを兼用した枠部48が突出形成され、該枠部48の頂部中央に圧縮コイルばね32を挿通ガイドするポスト50を突設している。枠部48の左右には、掛止部材18のケース収納状態で該掛止部材18の背面に当接する受部52が突出形成されている。この各受部52の前面上側にはクッション材としての不織布54が貼着されている。また、本体42のうち、左右側面にはピン20を通す軸受孔56が同軸線上に設けられている。底面一側部には後述する連結ブロック26のレバー部88を嵌合する受入溝58が設けられ、底面中央には後述するカバー24の突起76と係合する支持溝60が設けられ、底面他側部には第1巻きばね28の一端を受入れるための溝61が設けられている。
以上のケース16には、ベース12が両側片40を本体42の下側開口から本体内に挿入した状態で装着される。そして、例えば、前述したリアシートバック3やサイドトリム4等に対し、図2(b)に例示したように、それぞれの表層パネルFPの取付位置に切抜かれた開口部に本体42を嵌入し、表層パネルFPの内奥部に配置されたインナーパネルIP等に対しスクリュ14をねじ込むことにより、フランジ部44により表層パネルFPの表面を縁取った状態で固定される。
掛止部材18は、ケース本体42内にあって両内側の受部52及び枠部48上に収まる大きさのU形に形成されている。U形の中間片部にはロック手段を構成している下面側の凹部62が形成され、また左右片部にはピン20を挿通する孔64が下側に形成され、また左右片部のうち一方の片部には孔64の近傍に第2巻きばね30の一端を係止するための小孔66が形成されている。
スライダー22は、掛止部材18のU形内に納まる大きさで、後部及び下開口した中空ボックス状をなし、ケース本体42に対し枠部48を覆った状態で上下摺動自在に支持される。上部中央には、ロック手段を構成して掛止部材18側の凹部62に係合する凸部68が突出形成されている。前面には、スライダー22の摺動方向及び押圧箇所を指示するための矢印マークの浮彫り70が形成されている。また、浮彫り70の下部には、押圧用のノブ72が突出形成されている。そして、組立状態では、図3(b)に示されるように、圧縮コイルばね32のばね圧により上昇方向に付勢され、その凸部68を掛止部材18側の凹部62に係合することで、掛止部材18を収納状態に保持している。この状態でノブ72を下方向へ押すと、スライダー22が所定の下降ストローク、つまり同図の拡大図に示したカバー24の段差部74を形成している垂直面74aに沿って下降し、それにより凹部62に対する凸部68の係止を解除する。
カバー24はケース本体42の前下側を覆う部材である。下部中央には上記した支持溝60に係合される突起76が設けられている。上部には、後側に向けてL型の段差部74が設けられると共に、段差部74の後面から更に後方へ突設された突当部を有し、ケース本体42の内壁面に対し前記突当部を当接した状態で位置決めされる。
連動ブロック26は、ピン20に対し掛止部材18と共に枢支されて、第1巻きばね28の付勢力により回動されて掛止部材18を少し突出した途中状態に切り換え、かつ掛止部材18を該途中状態に保持可能にする部材である。形状は、横方向に延びる連結部78と、連結部78の両側に一体化されて掛止部材18の両片下側背面に当接する対の押圧部80と、連結部78の下一端側に一体化され、ピン20の挿通孔82を形成している片部84と、連結部78の下他端側にあって湾曲状に形成された支持部86と、支持部86の下側に突設されてケース本体42側の受入溝58内に突出するレバー部88とからなっている。
図4は以上の連動ブロック26と第1、第2巻きばね28,30及び掛止部材18にピン20を挿通した組立状態を模式的に示している。ピン20は、ピン先端がケース本体42の一方側軸受孔56、掛止部材18の一方側孔64、第2巻きばね30及び第1巻きばね28、連結ブロック26の挿通孔82、掛止部材18の他方側孔64、ケース本体42の他方側軸受孔56を通通した後、ケース本体42の他方側外面において、図4の拡大図に示したようにE−リング90で抜止めされる。
また、組立操作において、第1巻きばね28は、一端28aがケース本体42の溝61に係止され、他端28bが連動ブロック26の対応部に係止され、この状態で巻き締められて付勢圧を生じ、掛止部材18の収納状態では押圧部80が所定の押圧力F1で掛止部材18をピン20を支点として前傾方向へ付勢している。また、レバー部88は、受入溝58内に挿通され、連動ブロック26が所定角回動されると、その後端が受入溝58の対応面に当接して連結ブロック26がそれ以上傾動しないように規制されるようになっている。すなわち、連結ブロック26は、図3(b)に示した設定角度θ1まで掛止部材18と共に前方へ傾動可能となっている。
これに対し、第2巻きばね30は、一端30aが連動ブロック26の対応部に係止され、他端が掛止部材18の一方片部側の小孔66に係止され、掛止部材18の収納状態では付勢力を放出した緩められた状態となり、掛止部材18が設定角度θ1〜θ2の範囲で前傾される過程で付勢力を蓄積するようになっている。
(作動)次に、以上のフック装置10の作動を図5〜図8を参考しながら説明する。まず、フック装置10は、図5の使用態様から推察されるように、掛止部材18が収納されている状態では、矢印マークの浮彫り70が外方から目視され、フック装置10を初めて操作する者でも、フック装置10を使用する場合、ノブ72を下方向へ押し操作しなければならないことが分かる。
そして、図6(a)に示すように、ノブ72を操作者の指で押下げると、スライダー22が前記した圧縮コイルばね32の付勢力に抗して下方向へ摺動され、その結果、図6(b)及び図7(b)に示したように、ロック手段(上記した掛止部材側凹部62とスライダー側凸部68)が係止解除される。すると、掛止部材18は、第1巻きばね28の付勢力で回動される連動ブロック26を介して設定角度θ1まで前方へ傾動し、この途中状態でレバー部88が受入溝58の対応面に当接し、掛止部材18及び連動ブロック26ともにその途中状態に保たれる。なお、この状態では、掛止部材18だけが単独で更に前傾可能な状態である。
以上の角度θ1は、掛止部材18とケース16前面との間に指(具体的には張設部材の端部、或いはこれに附属するフック100)を差し込んだり、引掛けることが許容される範囲に設定されている。このため、以後は、図6(c)に示したように、例えば、張設部材の端部に設けられたフック100を掛止部材18に引掛ける。すると、掛止部材18が図6(c)及び図7(c)に示したように、張設部材から加わる応力により最大設定角度θ2まで前傾させ、その前傾過程で第2巻きばね30が付勢力を蓄積する。このため、フック100を取り去ると、掛止部材18が第2巻きばね30の付勢力により、再び図6(b)及び図7(b)に示す途中状態まで自動的に戻される。
その後、フック装置10を使用しない場合は、掛止部材18を途中状態からケース16側へ第1巻きばね28の付勢力に抗して押し戻すと、掛止部材18のU形の中間部がスライダー22の凸部68に当たった後、スライダー22が掛止部材18側から受ける下向き応力によって圧縮コイルばね32の付勢力に抗して少し下移動され、該下移動を伴って凹部62に凸部68が係合し、スライダー22が軽いクリック音を伴って掛止部材18を収納状態に係止する。なお、掛止部材18を途中状態に放置したとしても、例えば、物品などに干渉して押されると、そのままロック位置、すなわち収納状態まで押戻されることになる。
なお、本発明は、上記形態例に何ら制約されるものではなく、請求項1に特定される要件以外については種々変更可能なものである。一例を挙げれば、上記形態例ではロック手段としてスライダー22(のノブ72)を下方へスライドさせることによってロック解除するようにしたが、例えば、前から後側への押圧操作によって掛止部材側の凹部との係合を解除できるようにしても良い。
本発明に係る折畳み式フック装置の形態例を示す概略分解図である。 (a),(b)は図1のフック装置の正面図及び側面図である。 (a),(b)は図1のフック装置の背面図と図2のA−A線断面図である。 図1のフック装置の要部を示す模式斜視図である。 図1のフック装置の組立状態を示す斜視図である。 (a)〜(c)は上記フック装置の作用を示す模式説明図である。 (a)〜(c)は図6と同じく作用を示す模式説明図である。 上記フック装置の使用した車両のラゲージルームを後方から見た図である。
10…折畳み式フック装置
16…ケース(42は本体、48は枠部、52は受部)
18…掛止部材(62は凹部、64は孔、65は小孔)
20…ピン
22…スライダー(68は凸部、72は押圧用ノブ)
24…カバー(76は突起、74は段差部)
26…連動ブロック(78は連結部、80は押圧部、88はレバー部)
28…第1巻きばね(第1の付勢手段)
30…第2巻きばね(第2の付勢手段)
32…圧縮コイルばね(ばね手段)

Claims (1)

  1. ケース、及び前記ケース内にほぼ収まった収納状態と該ケース内から突出した使用状態とに回動切り換えられる掛止部材を有したフック装置において、
    前記掛止部材を前記ケース内から所定角だけ外へ前傾した途中状態に切り換える第1の付勢手段と、前記掛止部材を前記途中状態から負荷を加えて更に前傾した使用状態に切り換えた後、該負荷を解放することにより前記掛止部材を再び前記途中状態に切り換える第2の付勢手段と、前記掛止部材を前記第1の付勢手段の付勢力に抗して前記収納状態に保持するロック手段とを備え
    前記掛止部材が略U形をなし、前記ケースに対しU形の両端側をピンを介して枢支されていると共に、前記ロック手段が前記ケース内にあって前記掛止部材のU形内に位置した状態で昇降可能に設けられたスライダーと、前記スライダーを上昇側に付勢するばね手段と、前記スライダーと前記掛止部材とに設けられて解除可能に係脱する凸部及び凹部とからなり、
    また、前記ピンに対し前記掛止部材と共に枢支されて、前記掛止部材の両端側背面に当接する押圧部と、前記ケースの対応部に設けられた受入溝に嵌合する回動制限用のレバー部とを有して、前記第1の付勢手段の付勢力により回動されて前記押圧部を介して前記掛止部材を前記途中状態に切り換え、かつ前記レバー部を介して該途中状態に保持可能にする連動ブロックを有していることを特徴とする折畳み式フック装置。
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