JPH0415554Y2 - - Google Patents

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JPH0415554Y2
JPH0415554Y2 JP1986078823U JP7882386U JPH0415554Y2 JP H0415554 Y2 JPH0415554 Y2 JP H0415554Y2 JP 1986078823 U JP1986078823 U JP 1986078823U JP 7882386 U JP7882386 U JP 7882386U JP H0415554 Y2 JPH0415554 Y2 JP H0415554Y2
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JP
Japan
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lid
container
locking hole
rotating body
armrest
Prior art date
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JP1986078823U
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JPS62189954U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用座席に備えられるアームレス
ト、詳しくはアームレストが物品収納体としても
利用できるものである。
(従来の技術とその問題点) 第6図は従来のこの種のアームレストを示し、
斯る従来品は上面解放状の容体A′の後端側に蓋
体B′の一端を回動可能に枢着し、その容体B′の
前端側において、蓋体のB′の他端を着脱自在に
係止する構造であり、その容体A′の前面側に設
けたレバーaを操作することにより容体Bが外
れ、その蓋体B′に設けたストラツプbを引くこ
とにより、前記枢着部を中心に回動して開蓋する
構造である。
ところで、斯る構造のアームレストはアームレ
ストの前部側にコントロールユニツト(座席の傾
動角度、自動車の窓の開閉操作などを収納したユ
ニツト)を配設したものにおいては操作レバーが
前面側に位置しているため、コントロールユニツ
トが邪魔により前記操作レバーを装着することが
できない。
なお、このアームレストはシートバツクに前傾
可能に後端部側が取付けられているので、アーム
レストの後面側には操作レバーを配設することが
できない。
(目的) そこで、本考案は使用状態において前部側の一
部にコントロールユニツトを内蔵し後部側に容体
を埋設したアームレストにおいて、その容体を被
う蓋体を簡単に開閉できるようにすることを目的
とする (構成) 斯る目的を達成するための本考案の要旨とする
ところは容体に、係止孔と、この係止孔内に上下
方向に摺動自在且つばねにより上方に付勢されて
いる押圧子とを設け、一方蓋体のその容体の係止
孔に対応する位置に、回動可能に軸着して一端に
設けた鉤部が係止孔の孔縁に係止する回動体と、
この回動体の他端に連結し一部が蓋体の表面側に
露出する操作子とを設けたものである。
従つて、蓋体の表面より露出する操作子を下方
に押動すると、回動体が回動してその鉤部が係止
孔に対する係止状態を解除すると同時に鉤部が容
体側の押圧子によつて上方に押出されそれに伴な
つて蓋体が容体上面より上方に押し上げられて、
容体の上面との間に隙間が生じる。そのため、こ
の隙間に指先を挿し込み蓋体を持ち上げれば、容
体の上面は解放される。
また、容体側の押圧子の弾発力に抗して蓋体を
下方に押圧すれば鉤部が係止孔内に挿入して係止
孔の孔縁に係合しロツク状態になる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案に係るアームレストAを示し、
このアームレストAは第4図に示すように、自動
車用シートのシートバツクC,Cに後端側が回動
可能に取付けられ、両シートバツクC,C間に設
けた格納空間部Dに、非使用時は格納されてシー
トバツクC,Cの一部として利用できるようにな
つている。
そして、このアームレストAは使用状態(第4
図の状態)において、その前部側には、コントロ
ールユニツト10が装着されている。
このコントロールユニツト10の後方は合成樹
脂材からなる上面解放状の容体1が埋設され、こ
の容体1の上面には蓋体2が開閉自在に取付けら
れる。
以下、容体1と蓋体2との形状及びこれらに備
える部品について第5図により説明する。
前記容体1は前記コントロールユニツト10と
共にアームレストの外形形状を形成するフレーム
(不図示)に固定され、略上面解放状の箱形状に
合成樹脂で成形されており、その口縁周囲にはフ
ランヂが直角状に延設されその前部フランヂ15
には係止孔12が設けてあり、この係止孔12内
には有底の筒体12a(第2図、第3図参照)が
前部フランヂ15と一体に成形され、その筒体1
2a内に圧縮コイルバネ14が押圧子13と共に
装着されている。以上の圧縮コイルバネ14はそ
の弾性によつて押圧子13の頂面が前部フランヂ
15の上面と同一平面となるように付勢してい
る。また後部フランヂ16には前記蓋体2の後端
を回動可能に枢着する取付軸17,17を突設し
て、該取付軸17,17を中心に蓋体2が開閉す
るようになつている。図中18,18は容体1を
フレームに固定するための取付孔である。
蓋体2は表板21と裏板22とからなり裏板2
2の上面に設けた多数の係止爪22a……が表体
21の下面に設けた係合凹部(不図示)に係合す
ることにより、両板21,22が一体になり蓋体
2を構成する。
そして、裏板22はその後端部が前記容体1の
取付軸17,17に回動可能に取付けられて、前
端部における容体1の係止孔12に対応する位置
には通孔22bが開孔され、その通孔22bに回
動体23がピン27によつて回動自在に軸着さ
れ、その回動体23は上部にアーム23b,23
b、下部に鉤部23aを一体に有し、その鉤部2
3aが通孔22bより下方に突出し容体1の係止
孔12に挿入するように、またアーム23b,2
3bはピン25によつて表板21の表面より頭部
24aが露出する操作子24の脚部24bに連結
されている。更に、この回動体23はピン27に
巻装されているねじりコイルバネ26によつて鉤
部23aが係止孔12の一孔縁に係合するように
付勢すると共に、アーム23b,23bを介して
操作子24を上方に付勢している。図中28,2
8はピン27の軸受、28aは操作子23を上下
移動させるための案内筒である。
操作子23は前述の如く表板21の表面より露
出する頭部24aと、前記アーム23b,23b
を連結する長孔付の脚部24b,24bと、裏板
22側の案内筒28a内に上下摺動自在に挿通す
る案内軸24cとから構成され、表板21に設け
たガーニツシユ29内に上下方向に摺動可能に装
着されている。
斯して、前記回動体23、操作子24を蓋体に
組付けてその蓋体2の後端部を容体1に取付後、
蓋体2を下方に押圧すると、蓋体2の底面より下
方に突出する鉤部23aが圧縮コイルバネ14の
弾力に抗して係止孔12内に押し込まれて係止孔
12の孔縁に係止しロツクされる(第2図)。
このロツク状態を解除して開蓋するのには、蓋
体2の操作子13を指先で押すれば、回動体23
はねじリコイルバネ26の弾性に抗してピン27
を中心に回動する。そのため係止状態の鉤部23
aも回動するため、係止孔12の孔縁から離脱し
ロツク状態が解除する。すると同時に、鉤部23
aは通孔22bによつて、一定範囲内にその回動
範囲を規制されているため、圧縮コイルバネ14
の弾性によつて、上方に弾発され係止孔12内よ
り上方に押し上げられ、第3図に示すように鉤部
23aの突出部の長さ分h蓋体2が容体1の上面
より突出し、その間に間隙が生じる。従つて、こ
の間隙に指先を挿し込んで蓋体2を引き上げれ
ば、蓋体2はその後端部を中心に回動して、容体
1は解放され物品等の容体1内への取り入れ、取
り出しが可能となる。
第2図、第3図において、図中30は容体1の
上面を除く周囲に配設した発砲体製のクツシヨン
材である。
(効果) 本考案によれば、前部側にコントロールユニツ
トなどを配設したアームレストにおいても、ロツ
ク解除用の操作部を設けることができる。しか
も、その操作部はいわゆる押ボタンタイプのもの
であるので外観が良好であり、外部に突出しない
ので安全性も向上する。加えて、ロツク解除後、
蓋体は自動的に上方に持ち上がるため開蓋操作が
行ない易く、また開蓋する際、単に蓋体を押圧す
れば自動的にロツクされるので、その操作が簡単
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は斜視図、第2図は第1図における−
線断面図、第3図は第2図に示す状態においてロ
ツク解除した状態の断面図、第4図は使用状態の
斜視図、第5図は分解斜視図、第6図は従来品の
斜視図である。 図中、1は容体、2は蓋体、12は係止孔、1
3は押圧子、23は回動体、23aは鉤部、24
は操作子を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面解放状の容体と、この容体の上面を被う蓋
    体とからなり、前記容体の口縁に係止孔を設ける
    と共に、この係止孔内には上下方向に摺動自在且
    つばねにより上方に付勢されている押圧子とを装
    着し、前記蓋体の容体の係止孔に対応する位置に
    は、回動可能に回動体を軸着すると共に、その一
    端に前記係止孔の孔縁に係止する鉤部を設け、更
    に回動体の他端に、一部が蓋体の表面側に露出す
    る操作子を連結して、操作子を押動することによ
    り回動体の鉤部が係止孔より離脱すると共に係止
    孔内の押圧子によつて鉤部を上方に弾発して蓋体
    を容体より上方に押上げることを特徴とするアー
    ムレスト。
JP1986078823U 1986-05-27 1986-05-27 Expired JPH0415554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986078823U JPH0415554Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

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JP1986078823U JPH0415554Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

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JPS62189954U JPS62189954U (ja) 1987-12-03
JPH0415554Y2 true JPH0415554Y2 (ja) 1992-04-08

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