JP3007296B2 - 家具の天板昇降装置 - Google Patents

家具の天板昇降装置

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JP3007296B2
JP3007296B2 JP8076174A JP7617496A JP3007296B2 JP 3007296 B2 JP3007296 B2 JP 3007296B2 JP 8076174 A JP8076174 A JP 8076174A JP 7617496 A JP7617496 A JP 7617496A JP 3007296 B2 JP3007296 B2 JP 3007296B2
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佳男 濱田
隆之 浦野
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小泉産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、机の天板下方に移
動自在に収納される袖箱等の家具の天板昇降装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の家具の天板昇降装置では、家具本
体の上面と天板との間で、かつ、前後方向に所定間隔を
隔てた二箇所の各々に、丁番を介して屈曲自在に連結さ
れた一対の木片を、水平方向に沿って折り畳まれた姿勢
と上下方向に一直線状に起立した姿勢とに切換自在に丁
番等で取付けて、天板を家具本体の上面側に接当状態で
重合する下降位置と、その下降位置から直上方に向かっ
て平行又はほぼ平行に移動させた上昇位置とに亘って昇
降させる昇降機構を構成するとともに、起立姿勢にある
前後二対の木片間に対して水平方向から挿抜操作自在
で、かつ、前後二対の木片間に水平方向から挿入操作し
たとき、起立姿勢にある前記二対の木片の折り畳み姿勢
への切換揺動を接当阻止する板状のストッパーを設けて
いた(例えば、特開平6−343518号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の天板昇降装置に
よれば、家具本体の上面の直上方位置において天板が水
平又はほぼ水平姿勢で昇降するから、例えば、前記天板
が上昇に伴って家具本体の前後方向の一側方に突出移動
するように構成されているもの(例えば、特開平6−3
43518号公報に所載の図1参照)に比して、家具本
体が壁際等に配置されている場合でも、天板を邪魔され
ることなくスムーズに昇降させることができ、しかも、
上昇位置にある天板の一端に荷重が加えられても、天板
の傾倒を抑制することができる利点を有する。しかしな
がら、下降位置にある天板を上昇位置に切り換える際、
天板を上昇位置にまで持ち上げて、前後二対の木片をそ
れぞれ起立姿勢に切り換えたのち、ストッパーを、天板
の昇降方向と直交する水平方向からスライド操作して、
該ストッパーを起立姿勢にある前後二対の木片間に挿入
させなければならないため、その切換操作が煩雑で面倒
になっていた。しかも、前記家具本体の上面と天板の下
面との間に、昇降機構を構成する前後二対の木片とスト
ッパーとが配設されているため、昇降機構が外部に露出
して外観意匠を損なうばかりでなく、家具本体の上面と
天板の下面との間の空隙が大きくなり、家具の嵩張りを
招来し易い。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑みて為されたも
のであって、その目的は、家具の嵩張り抑制と外観意匠
の向上とを図りながら、天板の高さ変更作業を迅速、容
易に行うことができる家具の天板昇降装置を提供する点
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の家具の天板昇降装置の特徴
構成は、家具本体内に、天板から下方に延出された支持
部材を昇降自在に保持する保持部を設けるとともに、前
記支持部材を保持部に固定するロック機構のロック解除
具を、前記天板を把持した手指で操作可能な部位に設け
てある点にある。上記特徴構成によれば、天板の支持部
材を昇降自在に保持する保持部を家具本体に設けてある
が故に、従来のように家具本体の上面と天板の下面との
間に存在する昇降関係の部品数を減少することができる
ばかりでなく、家具本体の上面と天板の下面との間の空
隙を任意の大きさに設定し易い。しかも、天板を把持し
た手指でロック解除具の操作を行うことができるから、
ロック機構の切換操作と天板自体の昇降操作とを一連の
操作により行うことができる。それ故に、従来の家具の
天板昇降装置に比して、家具本体の上面と天板の下面と
の間での外観意匠を向上することができるばかりでな
く、家具の嵩張りも抑制することができ、しかも、天板
の高さ変更作業を一連の操作で迅速、容易に行うことが
できる。
【0006】本発明の請求項2記載の家具の天板昇降装
置の特徴構成は、前記支持部材及び保持部が、前記天板
及び家具本体の相対向する複数箇所に設けられていると
ともに、前記ロック機構が、少なくとも一組の支持部材
と保持部との間に設けられている点にある。上記特徴構
成によれば、天板を複数箇所で昇降案内するので、支持
部材及び保持部が、天板及び家具本体の相対向する一箇
所に設けられている場合に比して、昇降操作される天板
の水平又はほぼ水平姿勢を維持し易く、しかも、支持部
材の保持部に対するこじれが生じ難いため、天板の上昇
位置及び下降位置への切換操作をスムースに行うことが
できる。
【0007】本発明の請求項3記載の家具の天板昇降装
置の特徴構成は、前記ロック機構が、前記保持部の上下
方向の複数箇所に形成された係止孔に対して選択的に係
合する係止体と、該係止体を係合方向に移動付勢する付
勢体と、前記ロック解除具のロック解除操作に連動して
前記係止体を係合解除させる連結体とを、前記支持部材
に付設して構成されている点にある。上記特徴構成によ
れば、ロック機構の係止体を、保持部の上下方向の複数
箇所に形成されている係止孔に選択的に係合させること
により、天板を複数の上昇高さ位置で選択的に支持させ
ることができるばかりでなく、天板を所望の高さ位置に
ほぼ位置させた状態でロック解除具の操作を解除する
と、係止体が付勢体によって係合方向に移動付勢される
ため、その状態で天板を若干上下方向に移動させるだけ
で、該係止体が選択された係止孔と係合するから、天板
の昇降移動をラフに行うことができる。しかも、前記ロ
ック機構を構成する前記係止体、付勢体及び連結体が、
天板と一体的に昇降する支持部材に付設されているが故
に、天板の昇降位置に拘らず係止体とロック解除具との
連結長さが変化せず、その分だけ連結体の簡素化を図る
ことができる。
【0008】本発明の請求項4記載の家具の天板昇降装
置の特徴構成は、前記係止体が、前記支持部材に横軸芯
周りで回転自在に付設されているとともに、この係止体
には、該係止体が前記係止孔に係合したときに前記支持
部材と接当して、前記支持部材の下方への移動を阻止す
る荷重受け部が設けられている点にある。上記特徴構成
によれば、支持部材に作用する天板等の荷重を係止体と
係止孔との係合部、及び、係止体の荷重受け部と支持部
材との接当部で分散支持することができるとともに、支
持部材の一部を反力受け部材に兼用することができるか
ら、ロック機構のロック機能の向上と構造の簡素化とを
図ることができる。
【0009】本発明の請求項5記載の家具の天板昇降装
置の特徴構成は、前記支持部材が筒状体から構成されて
いて、該支持部材内に前記連結体が配設されている点に
ある。上記特徴構成では、支持部材の内部空間を連結体
の配設空間として利用するから、連結体が支持部材の外
部に露出状態で突出することがなく、構造のコンパクト
化と家具全体の外観意匠の向上とを図ることができる。
【0010】本発明の請求項6記載の家具の天板昇降装
置の特徴構成は、前記保持部が、家具本体に取付けられ
る筒状又はほぼ筒状のベースの上下両端の各々に、該ベ
ースに挿入された支持部材を摺動案内する摺動案内面を
備えた摺動ガイド部材を嵌合固定して構成されている点
にある。上記特徴構成によれば、支持部材の保持部に対
する昇降移動を、上下2箇所の摺動ガイド部材の摺動案
内面によりスムースに摺動案内できるばかりでなく、支
持部材の昇降操作時の水平方向へのガタツキも規制でき
るので、特別なガタツキ防止部材が不要で、天板昇降構
造の簡素化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1〜図8は、学習机の天板下方に移
動自在に収納される袖箱の天板昇降装置を示し、例えば
図8に示すような、引出しa及びキャスターb等を備え
た家具本体1内に、この家具本体1の上面板1Aの上方
に配置された天板2から下方に延出された支持部材3を
昇降自在に保持する保持部4を設けるとともに、支持部
材3を保持部4に固定するロック機構Bのロック解除具
5を、前記天板2を把持した手指で操作可能な部位であ
る天板2下方で支持部材3の上端側に設けてある。尚、
前記支持部材3は、家具本体1の上面板1Aに形成され
た貫通孔6を通して家具本体1内に挿入されている。
【0012】図8に示すように、前記支持部材3及び保
持部4は、前記天板2及び家具本体1の相対向する2箇
所に設けられていて、保持部4が、家具本体1内のう
ち、該家具本体1を構成する左右両側板1Bの内側面の
各々に設けられているとともに、両支持部材3は、それ
らの上端側を、天板2の下面に固着されているブラケッ
ト7に備えられ、互いに背中合わせ姿勢となるように配
置されている左右一対のコの字状の取付け部7Aの各々
に内嵌状態でビス止め止着して、天板2の下面から下方
に向かって垂下姿勢で延出されている。従って、前記天
板2の支持部材3上端側からの上方への抜け出し移動は
ビスにより規制されるとともに、天板2の水平方向への
移動は支持部材3の外周面と取付け部7Aの内面との接
当により規制され、天板2と支持部材3との取付強度の
向上を図ることができる。
【0013】図4、図5に示すように、前記各支持部材
3は、一対の断面コの字状の分割部材3A,3B同士を
嵌合して形成された水平断面横長矩形状の筒状体から構
成されている。また、図1〜図3及び図6に示すよう
に、前記保持部4は、家具本体1の左右両側板1Bの内
側面に取付けられるベース8の上下両端の各々に、支持
部材3を挿通状態で摺動案内する摺動案内面9Aを備え
たポリアセタール(POM)製の摺動ガイド部材9を嵌
合固定して構成されている。図5に示すように、前記ベ
ース8は、水平断面横長矩形状に形成された角筒の周壁
のうち、一方の長辺側周壁部分に上下方向に沿うスリッ
ト10が形成されたほぼ筒状の部材から構成されてい
て、前記両摺動ガイド部材9間に位置する支持部材3部
分は、ベース8内に挿入された状態で保持されている。
更に、前記ベース8の両短辺側周壁部分の上下両端側の
各々には、前記各摺動ガイド部材9の嵌合部分9Bに形
成されている一対の係合爪13と係合して、該摺動ガイ
ド部材9の抜け出しを規制する係合孔14が貫通形成さ
れている。尚、前記ベース8は、前記家具本体1の側板
1B内側面に、スリット10を形成してある周壁部分と
相対向する周壁部分を沿わせ、その上下方向の3箇所
を、ベース8内側から木ネジ12にて止着して取付けら
れている。また、前記木ネジ12をねじ込み操作するド
ライバー等の工具は、前記スリット10を通してベース
8内に差し込むことができる。
【0014】図2に示すように、前記支持部材3の周壁
のうち、下方側の摺動ガイド部材9から下方に突出する
一方の長辺側周壁部分には、横方向に一対のビス11が
螺着されていて、該両ビス11の頭部11Aが、この下
方側の摺動ガイド部材9の下端面との接当との接当によ
り、支持部材3が保持部4から上方に抜け出すことを規
制するための規制部に構成されている。
【0015】図5、図6に示すように、前記ロック機構
Bは、天板2の上昇位置で、保持部4を構成するベース
8の周壁のうち、一方の短辺側周壁部分の上下方向の6
箇所に等ピッチを隔てて形成された係止孔15に対して
選択的に係合する係止体16と、該係止体16を係合方
向に移動付勢する付勢体の一例であるコイルスプリング
17と、前記ロック解除具5のロック解除操作に連動し
て前記係止体16を係合解除させる連結体の一例である
一枚の連結プレート18とを、前記支持部材3に付設し
て構成されている。前記係止体16は、支持部材3内
に、その短辺方向に沿う横軸芯P周りで回転自在に軸支
されていて、係止体16の係止爪部分16Aが、図3、
図6に示すように、支持部材3の一方の短辺側周壁部分
に形成されている貫通孔19を通して支持部材3の外方
に突出して前記係止孔15と係合する係合位置と、図7
に示すように、前記貫通孔19側に引退して係止孔15
との係合が解除される係合解除位置とに、前記横軸芯P
周りでの往復回動により切換え自在に構成され、かつ、
前記コイルスプリング17により、係合方向である係合
位置側に向かって移動付勢されている。図6に示すよう
に、前記係止体16には、該係止体16が係止孔16に
係合したときに、支持部材3の他方の短辺側周壁部分の
内面と接当して、この支持部材3の下方への移動を阻止
する荷重受け部20が設けられていて、支持部材3に作
用する天板2等の荷重を係止体16と係止孔15との係
合部、及び、係止体16の荷重受け部20と支持部材3
との接当部で分散支持することができるように構成され
ている。
【0016】図1〜図3に示すように、前記連結プレー
ト18は、支持部材3内を通して、係止体16と天板2
の下面側近傍位置とに亘って配設されているとともに、
該連結プレート18の上端側は、天板2の下面に沿う姿
勢で、天板2の側縁のうち近接する側縁部分に向かって
折り曲げ加工され、この折曲げ部分が支持部材3の上端
側に形成されている切欠き部21を通して外方に延出さ
れている。そして、前記折曲げ部分にポリプロピレン
(PP)製のツマミ部材22を外嵌装着して前記ロック
解除具5が構成されている。また、図5、図6に示すよ
うに、前記係止体16と連結プレート18とは、係止体
16に貫通形成されている長孔23に、連結プレート1
8の下端側に止着されている係止ピン24を係合させて
連結されていて、前記ロック解除具5の上方への引上げ
操作、つまり、ロック解除操作に連れて連結プレート1
8が一体的に上方に相対移動し、係止ピン24及び長孔
23を介して係止体16が、前記コイルスプリング17
の付勢力に抗して前記横軸芯P周りで係合解除方向に回
転し、該係止体16の係止爪部分16Aが係止解除位置
側に向かって回動操作されて、係止孔15と係止爪部分
16Aとの係合、換言すれば、ロック機構Bのロックが
解除されるように構成されている。尚、前記横軸芯Pと
水平方向で直交する方向への前記連結プレート18の横
触れは、該連結プレート18の下端側に一体形成されて
いる上下一対の半円状の突起25の先端と、支持部材3
の他方の短辺側周壁部分の内面との接触、及び、係止体
16の長孔23の内周面と係止ピン24との接当により
規制されている。
【0017】図2に示すように、前記天板2の下面の四
隅には、天板2が最も下方に押し下げられた下降位置に
ある状態で、家具本体1の上面板1Aと天板2との間に
手指を差し込み、この天板2を把持することができるス
ペースSを確保するための合成ゴム製の脚状のスペーサ
26が各々付設されている。また、前記家具本体1の上
面板1Aの形成されている両貫通孔6には、支持部材3
の昇降移動を許容する状態で、該貫通孔6の内周面と支
持部材3の外周面との間に形成される環状の隙間を目隠
しする化粧キャップ27が嵌着されている。
【0018】このように構成された天板昇降装置を備え
た袖箱は、図1に示すように、天板2の家具本体1に対
する高さ位置を、該天板2の上面を水平又はほぼ水平姿
勢に保持した状態で、下降位置を含む上下7段の高さに
切換えることができ、前記天板2が下降位置にある状態
では、図3に2点鎖線で示すように、係止体16の係止
爪部分16Aが、下方側の摺動ガイド部材9の嵌合部分
9Bの先端に形成されている傾斜カム面9Cに接当し
て、コイルスプリング17の付勢力に抗して係合解除位
置側に押し込まれ、ロック機構Bはロック解除状態とな
るが、前記スペーサ26の存在により天板2がそれ以上
下降することはない。また、前記係止体16の係止爪部
分16Aを、保持部4の上下方向の6箇所に形成されて
いる係止孔15に選択的に係合させることにより、天板
2を上昇位置で上下6段の高さ位置に選択的に切換える
ことができ、この状態では、係止体16の係止爪部分1
6Aと係止孔15との係合により支持部材3の下方への
移動が規制されるから、天板2が、上昇位置のうち選択
された高さ位置から下降することがない。尚、前記天板
2が最上昇位置に位置する状態では、この天板2の上側
面と前記学習机の天板の上側面とが面一又はほぼ面一状
態となるように構成されている。
【0019】更に、図6に示すように、前記係止体16
の係止爪部分16Aの上面は、先端側ほど下方に向かう
傾斜カム面16aに形成されているので、この係止爪部
分16Aは、天板2の上方への持ち上げ操作に連れて、
係止孔15の内周面上面と押圧接当し、コイルスプリン
グ17の付勢力に抗して係合解除位置側に回動して、自
動的に係合が解除されるように構成されているので、天
板2を上方に持ち上げる際には、ロック解除具5を一々
ロック解除操作する必要がない。
【0020】前記上昇位置にある天板2を下降させる場
合には、図7に示すように、天板2を少し上方に持ち上
げ、その状態でロック解除具5を天板2を把持した手指
でロック解除操作すると、係止体16の係止爪部分16
Aと係止孔15との係合が解除されて、保持部4に対す
る支持部材3の下方への移動が許容され、天板2を下降
位置まで押し下げ操作することができる。更に、前記天
板2の押し下げ操作途中で、ロック解除具5のロック解
除操作を解除すると、解除直後に最初に係止体16の係
止爪部分16Aが対応する係止孔15に、該係止爪部分
16Aが係合して、それ以上の天板2の下降が阻止され
る。
【0021】また、当該第1実施形態では、上下方向で
隣接する係止孔15のピッチが20mmに設定されてい
るので、何らかの不具合で、一方の支持部材3の係止体
16の係止爪部分16Aと保持部4の係止孔15とが係
合された状態で、他方の支持部材3の係止体16の係止
爪部分16Aと保持部4の係止孔15とが係合されない
ことがあったとしても、この他方の支持部材3の係止体
16の係止爪部分16Aは、係合されなかった係止孔1
5の下方に隣接する係止孔15に対応する位置まで下降
すると該係止孔15と係合して、それ以上の他方の支持
部材3の下降移動が抑制されるので、この他方の支持部
材3の一方的な下降移動による天板昇降装置の破損を抑
制することができる。
【0022】〔第2実施形態〕図8は、前記第1実施形
態の袖箱の天板昇降装置の別実施形態を示し、前記係止
体16とロック解除具5とを連結する連結体18を操作
ワイヤーから構成し、該操作ワイヤーの一端を係止体1
6に連結するとともに、他端を支持部材3の内部及び上
端側の切欠き部21を通して天板2の下面側に導出し、
この操作ワイヤーの他端を、天板2の下面で、この天板
2を把持した手指でロック解除操作可能な部位に設けて
あるロック解除具5としての操作レバーに連結してあ
る。その他の構成は、前記第1実施形態と同様に構成さ
れている。
【0023】〔第3実施形態〕一般に、学習机において
は、机本体を共用しながら厚みの異なる天板31が取り
付けられる関係上、学習机の種類によっては床面から天
板31の上側面までの高さが異なる。そのため、前記各
実施形態の袖箱の天板昇降装置において、床面から天板
31の上側面までの高さが異なる複数種類の何れの学習
机に対しても、その学習机の天板31の下方から引き出
した袖箱の天板2を上昇操作したときには、袖箱の天板
2の上側面が学習机の天板31の上側面と面一又はほぼ
面一となるように、袖箱の天板2を複数種類の学習机の
天板31の厚みの差分に相当するピッチで昇降させる板
厚差調整可能な調整手段を設けてもよい。具体的に、床
面から天板31の上側面までの高さが異なる2種類の学
習机に対応する袖箱の天板昇降装置としては、例えば、
図10〜図12に示すように、前記ロック機構Bを構成
する上下方向の8箇所に形成された係止孔15のうち、
最上部に位置する係止孔15Aとそれの直下に位置する
係止孔15との間のピッチを、前記2種類の学習机の各
天板31の厚みの差に相当する寸法のピッチ(以下、差
ピッチと称する。)に形成するとともに、前記係止体1
6が最上部に位置する係止孔15Aに係合する状態で
は、袖箱の天板2の上側面と、天板31の厚みが厚い学
習机の該天板31の上側面とが面一又はほぼ面一とな
り、前記係止体16が最上部に位置する係止孔15Aの
直下に位置する係止孔15に係合する状態では、袖箱の
天板2の上側面と、天板31の厚みが薄い学習机の該天
板31の上側面とが面一又はほぼ面一となるように構成
する。更に、前記支持部材3の周壁のうち、下方側の摺
動ガイド部材9から下方に突出する一方の長辺側周壁部
分の下端には、上下方向で前記差ピッチを隔てて形成さ
れた左右一対からなる計4つのビス孔(図示せず)を形
成し、図10に示すように、上側に位置する両ビス孔に
ビス11を螺合した状態では、上側のビス孔に螺合され
たビス11の頭部11Aと下方側の摺動ガイド部材9の
下端面との接当により、前記支持部材3の最上昇位置
が、係止体16が最上部の次に位置する係止孔15と係
合可能な位置に規制されるとともに、図11に示すよう
に、下側のビス孔にのみビス11を螺合した状態では、
前記支持部材3の最上昇位置が、係止体16が最上部に
位置する係止孔15Aと係合可能な位置に規制される。
従って、図10に示すように、上側のビス孔にビス11
を螺合することにより、天板31の厚みの薄い学習机に
おいて、その学習机の天板31の下方から引き出した袖
箱に天板2を、前記ビス11による規制作用が働く最上
昇位置にまで上昇操作するだけで、該袖箱の天板2の上
側面を学習机の天板31の上側面と面一又はほぼ面一に
することができ、また、図11に示すように、下側のビ
ス孔にビス11を螺合することにより、天板31の厚み
の厚い学習机において、その学習机の天板31の下方か
ら引き出した袖箱の天板2を、前記ビス11による規制
作用が働く最上昇位置にまで上昇操作するだけで、該袖
箱の天板2の上側面を学習机の天板31の上側面と面一
又はほぼ面一にすることができる。つまり、前記ビス孔
とビス11及び下方側の摺動ガイド部材9の下端面とを
もって、学習机の天板31の種類に応じて袖箱の天板2
の最上昇位置を規制する規制手段32が構成され、更
に、該規制手段32とロック機構Bとをもって前記調整
手段を構成する。このように構成された袖箱の天板昇降
装置では、前記学習机の天板31の厚み等に起因して、
床面から該天板31の上側面までの高さが異なる複数種
類の学習机の何れに対しても、前記規制手段32による
最上昇規制位置を選択して、ロック機構Bを操作すると
いう簡単な操作で、袖箱の天板2の上側面と学習机の天
板31の上側面とを面一又はほぼ面一にすることができ
るから、複数種類の天板昇降装置を準備する必要がな
く、製造コストの低廉化を図ることができる。
【0024】また、当該第3実施形態では、図12、図
13に示すように、前記袖箱の天板2の下面に対する支
持部材3の取付け構造として、該天板2の下面の四隅に
配設されるスペーサ26のうち、天板2の前後方向で対
をなす両スペーサ26に亘ってブラケット33を配置
し、該ブラケット33の長手方向複数箇所を袖箱の天板
2の下面にビス止め固定するとともに、このブラケット
33の長手方向両端部には、前記両スペーサ26の外周
面に沿って接当する位置決め用の弧状凹部33Bを形成
してある。そして、前記ブラケット35の長手方向中間
部に形成されているコの字状の取付け部33Aに支持部
材3の上端を内嵌状態でビス止め止着して、該支持部材
3を天板2の下面から下方に向かって垂下姿勢で延出し
てある。この場合、前記ブラケット33は天板2の前後
方向の両隅部に位置するスペーサ26にまで及ぶ長さに
構成されているため、前記袖箱の天板2に作用する外力
を分散して受け止めることができ、天板2の支持強度の
向上を図ることができるとともに、この長いブラケット
33の端面を利用してスペーサ26の取付けの容易化を
図ることができる。その他の構成は、前記第1実施形態
と同様に構成されている。
【0025】尚、床面から天板31の上側面までの高さ
が異なる3種類以上の学習机に対応する袖箱の天板昇降
装置としては、最上部に位置する係止孔15Aからこれ
ら学習机の種類の数だけ下方に位置する係止孔15まで
の上下方向で隣接する係止体15A,15同士のピッチ
を、学習机の天板31の厚みの差分に相当するピッチに
形成すればよい。この場合、前記ビス孔は、学習机の種
類数に相当する数だけ上下方向で前記学習机の天板31
の厚みの差分に相当する差ピッチを隔てて形成する。
【0026】また、前記係止孔15を保持部4側に、係
止体16を支持部材3側に設けたが、この構造に限定さ
れるものではなく、係止孔15を支持部材3側に、係止
体16を保持部4側に設けて実施してもよい。
【0027】更に、前記規制手段32をビス孔とビス1
1とにより構成したが、支持部材3に対して出退自在に
構成されているピン等から構成してもよい。
【0028】〔その他の実施形態〕 前記各実施形態では、前記ロック機構Bにより支持
部材3を保持部4に係止固定しているが、この構成に限
定されるものではなく、例えば、支持部材3を保持部4
に摩擦保持させる機構をロック機構Bに構成してもよ
く、また、支持部材3を保持部4に対して昇降自在にガ
スシリンダで連結し、該ガスシリンダを前記ロック機構
Bに構成してもよい。 前記各実施形態では、前記支持部材3及び保持部4
を、天板2及び家具本体1の相対向する2箇所に設けた
が、この構成に限定されるものではない。要するに、天
板2を昇降操作できるならば、支持部材3及び保持部4
を、天板2及び家具本体1の相対向する1箇所、又は、
3箇所以上に設けて実施してもよい。 前記各実施形態では、前記ロック機構Bを、天板2
及び家具本体1の相対向する2箇所に設けられた二組の
支持部材3と保持部4との間の各々に設けたが、一組の
支持部材と保持部との間にのみ、ロック機構Bが設けら
れていてもよい。 前記各実施形態では、保持部4を、家具本体1に取
付けられるほぼ筒状のベース8の上下両端の各々に、該
ベース8に挿入された支持部材3を摺動案内する摺動案
内面9Aを備えた摺動ガイド部材9を嵌合固定して構成
したが、この構成に限定されるものではない。要する
に、支持部材3を昇降自在に保持できるものであるなら
ばよい。 前記保持部4を構成するベース8及び支持部材3を
共に円筒部材から構成してもよい。この場合、ベース8
を家具本体1の側板に取付けるための工具を、該支持部
材3内に差し込むためのスリット10に換えて、複数の
挿通孔を形成して実施してもよい。 前記各実施形態では、前記保持部4の上下方向の6
箇所に係止孔15を形成して実施したが、この構成に限
定されるものではなく、係止孔15は、天板2の上昇位
置における高さ位置の切換え段数に応じて形成すればよ
く、例えば、天板2の上昇位置における高さ位置を一段
しか設けない場合には、保持部4の上下方向の一箇所に
形成すればよい。 前記各実施形態では、前記天板2の下降位置におい
て、ロック機構Bがロック解除状態となるように構成さ
れているが、天板2の下降位置でも、ロック機構Bがロ
ック状態となるように構成してもよい。 前記各実施形態では、ロック機構Bが、天板2の持
ち上げ操作時に自動的にロック解除されるように構成さ
れているが、天板2を持ち上げ操作する場合にも、天板
2を押し下げ操作する時と同様に、ロック解除具5をロ
ック解除操作しなければ持ち上げ操作できないように構
成して実施してもよい。 前記各実施形態では、本発明の技術を袖箱の天板昇
降装置に適用した場合について説明したが、袖箱以外の
家具、例えば、ワゴン、テーブル、レンジ台或いは学習
机等の他の家具の天板昇降装置に適用することもでき
る。
【0029】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す袖箱上部の正面断
面図
【図2】天板を下降位置に切換操作した状態の袖箱上部
の正面断面図
【図3】天板昇降装置の側断面図
【図4】支持部材の水平断面図
【図5】ロック機構の水平断面図
【図6】ロック機構の側断面図
【図7】ロック機構をロック解除操作した状態の側断面
【図8】袖箱の斜視図
【図9】本発明の第2実施形態の天板昇降装置を示す側
断面図
【図10】本発明の第3実施形態を示す袖箱上部の正面
【図11】本発明の第3実施形態を示す袖箱上部の正面
【図12】本発明の第3実施形態を示す袖箱上部の側断
面図
【図13】本発明の第3実施形態を示すブラケットの平
面図
【符号の説明】
1 家具本体 2 天板 3 支持部材 4 保持部 5 ロック解除具 8 ベース 9 摺動ガイド部材 9A 摺動案内面 15 係止孔 16 係止体 17 付勢体 18 連結体 20 荷重受け部 B ロック機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−95330(JP,U) 特公 昭56−15887(JP,B2) 実公 昭58−6348(JP,Y2) 実公 昭56−41546(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 9/14 A47B 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具本体(1)内に、この家具本体
    (1)の上面板(1A)の上方に配置された天板(2)
    から下方に延出され、かつ、前記上面板(1A)に形成
    された貫通孔(6)を通して前記家具本体(1)内に挿
    入された支持部材(3)を昇降自在に保持する保持部
    (4)を設けるとともに、前記支持部材(3)を保持部
    (4)に固定するロック機構(B)のロック解除具
    (5)を、前記天板(2)を把持した手指で操作可能な
    部位である前記支持部材(3)の上端側に設け、前記ロ
    ック機構(B)を、前記保持部(4)の上下方向の複数
    箇所に形成された係止孔(15)に対して選択的に係合
    する係止体(16)と、該係止体(16)を係合方向に
    移動付勢する付勢体(17)と、前記ロック解除具
    (5)のロック解除操作に連動して前記係止体(16)
    を係合解除させる連結体(18)とを前記支持部材
    (3)内に付設して構成してある家具の天板昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック機構(B)を構成する係止体
    (16)、付勢体(17)、連結体(18)が、前記支
    持部材(3)を構成する両分割部材内に設けられている
    請求項1記載の家具の天板昇降装置。
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