JP3284459B2 - 棚板のダボ嵌合用溝の構造 - Google Patents

棚板のダボ嵌合用溝の構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚板のダボ嵌合用
溝の構造に関し、特に下向きに働く力に対してばかりで
なく前後更に上向きに働く力に対しても棚板のズレや外
れを効果的に防止し、従って運送時や地震等の揺れその
他の振動或は棚板をはね上げるような不用意な取扱いに
対しても良好な位置安定性が得られる棚板のダボ嵌合用
溝の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にキッチン用吊り戸棚、食器棚、収
納家具、事務用戸棚などに用いられる可動棚は、高さ位
置が調整できることを特徴とするものである。この調整
とは支持ダボの上下位置をかえ、その上に棚板を載せる
態様である。このように基本的に支持ダボに上から載せ
るという態様であることから、まず第一に、下からの上
向きの力には無防備であり、強い震動とか、不用意な取
扱いに際して、外れるという不安が残る。また、梱包荷
姿としても、運送などの時、単に戸棚にセットした状態
では、外れて危険なため、通常は戸棚にセットせず、別
に梱包材を施して固定している。このような問題を抱え
ている現状から、簡易に固定でき、かつ上下調整も簡便
にできる態様の可動棚が望まれている。
【0003】一方、従来の棚板の支持ダボによる支持態
様を具体的に示せば次の通りである。まず、従来最も多
く用いられている可動棚の基本的態様は、図10に示す
ように棚板100の小口端面110に簡単なダボ嵌合用
切欠部500を設け、支持ダボ600の上に載置するも
のである。また、図11に示す他の態様は、図10に示
した態様の前後のダボ嵌合用切欠部を幅広な一つの切欠
部500で代用するものである。つまり、2つの支持ダ
ボ600を幅広な一つのダボ嵌合用切欠部500の前後
両端で挟み込むか、或は背板700と支持ダボ600で
棚板100を挟み込んで棚板100の前後方向を固定し
ようとするものである。
【0004】しかし乍ら、これら従来のいずれの態様
も、棚板100の下側から負荷される上向きの外力に対
しては全く無防備であり、このため運送時や地震等の振
動或いは不用意な取扱いなどによる上向きの成分を内在
する外力に対しては、棚板のズレや外れなどの不都合が
度々生じているのが現状である。
【発明が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
発明は、棚板が支持ダボに簡便に固定できると共に、取
りはずしも容易であって、このため棚板の上下の位置調
節が自由にできる可動棚としての機能を保持しながら、
下向きの働く力に対してばかりでなく前後更に上向きに
働く力に対しても棚板のズレや外れを効果的に防止し、
従って運送時や地震等の揺れその他の振動或いは棚板を
はね上げるような不用意な取扱いに対しても棚板の良好
な位置安定性が得られ利便性と安全性の両面に優れる棚
板のダボ嵌合用溝の構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題解決について
種々検討を加えた結果、特定のダボ嵌合用溝を設けるこ
とにより、効果的に目的を達成し得ることを見出した。
即ち、本発明は、棚板の左右小口端面の夫々に、棚板の
裏面に開口部を有し、該開口部から上側斜め方向に傾斜
し、且つ前記小口端面側が開放された態様で延設されて
なるダボ嵌合用溝が少なくとも1つ設けられていること
を特徴とする棚板である。
【0006】上側斜め方向に傾斜した態様で設けられる
ダボ嵌合用溝の代表的態様としては、ダボ嵌合用溝を形
成する上下辺部の両者が、棚板の裏面の開口部の位置か
ら直ちに上側斜め方向に傾斜した態様で形成されるもの
以外に、上下辺部のうち一方のみは上記と同様な態様に
形成され、他方は、棚板の裏面の開口部の位置から一
且、上側にほぼ垂直に延びた後に、次いで上側斜め方向
に傾斜した態様で形成されるダボ嵌合用溝も好ましい形
態として挙げられる。
【0007】また、ダボ嵌合用溝の上側斜め方向に傾斜
して延設される態様としては、上側に向かうほど漸次、
棚奥から棚手前に位置するように延設される態様が特に
推奨される。また、ダボ嵌合用溝には、嵌合された支持
ダボの位置安定性を良好にするための後記する位置固定
用突起部が付設されることが望ましい。
【0008】更に、本発明の別の態様として、棚板の左
右小口端面の夫々に、棚板の裏面に所定の間隔で開口さ
れた2つの開口部を連通し、且つ上記小口端面側が開放
された態様の略逆U字状のダボ嵌合用溝が少なくとも1
つ設けられてなる棚板のダボ嵌合用溝の構造も提供す
る。略逆U字状のダボ嵌合用溝の2つの開口部を仕切る
隔壁の上辺部の形状は上向きに凹状に形成されることが
好ましく、また該略逆U字状のダボ嵌合用溝の上辺部の
頂部中央部分にはダボ位置決め用の下向きの凹部が形成
される態様が望ましく採用される。また、いずれのダボ
嵌合用溝も、棚板の左右小口端面に取付けられる部品に
設けられていてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に準じて本発明を
詳細に説明する。図1は、本発明の棚板のダボ嵌合用溝
の構造の代表的態様を示す斜視図である。棚板100の
左右小口端面110(但し、図1においては、棚板は一
部波断された部分図を示し左小口端面は図示されていな
い)の夫々に、本発明特有のダボ嵌合用溝200が設け
られている。即ち当該ダボ嵌合用溝200は、棚板10
0の裏面120に開口部210を有し、該開口部210
から上側斜め方向に傾斜し、且つ前記小口端面110側
が開放された態様で延設されている。またその頂部は棚
板100の表面130には貫通されておらずその手前の
位置で停止する態様で延設されている。またダボ嵌合用
溝200の棚板左右方向の深さは、支持ダボ600の嵌
合部分の長さに応じて適宜の寸法とすればよい。このよ
うにダボ嵌合用溝200を上側斜め方向に傾斜して設け
ることにより、棚板100を支持ダボ600に支持させ
る場合、棚板100の裏面110に設けられたダボ嵌合
用溝の開口部210を支持ダボ600の位置に合わせ、
次いでダボ嵌合用溝200の傾斜方向に沿って棚板を少
しずらすことにより容易にダボ嵌合用溝200に支持ダ
ボ600を嵌合させて棚板100を支持ダボ600によ
って支持させることができる。
【0010】またダボ嵌合用溝200が棚板100の裏
面120の開口部210から上側斜め方向に傾斜して延
設される態様としては、上側に向かうほど漸次棚奥Mか
ら棚手前Nに位置するように延設される態様が好しく採
用される。一般に不用意な取扱い等によって棚板100
に負荷される下側から上側向きへの外力は、その大半が
不注意による棚板の手前部分におけるはね上げ等であ
る。従って、ダボ嵌合用溝200の傾斜方向を前記のよ
うに上側に向かうほど漸次、棚奥Mから棚手前Nに位置
するように構成することにより、棚板100の手前部分
において下側から上側向きの外力が負荷された場合に、
棚板100は瞬間的に極くわずかつまり支持ダボ600
の下端部とダボ嵌合用溝200の下辺部220との両者
間の遊び間隙寸法だけはね上げられるが、次の瞬間、当
該両者が当接し、棚側板に固定された支持ダボ600の
抵抗によって、棚板100は反作用の力を受け、棚板1
00の外れやズレを有効に防止することができる。更に
詳述すれば、大半のケースである棚板100の手前部分
のはね上げの場合、棚板100は、端奥端部を支点に棚
手前が上側向きに回転し、該回転の際に多少のズレをと
もない棚板100の外れの原因となる。
【0011】従って、棚板100の外れを防止するに
は、前記の棚板100の回転を阻止すればよい。このた
めには、ダボ嵌合用溝200の傾斜方向を前記のように
上側に向かうほど漸次、棚奥Mから棚手前Nに位置する
ように構成することにより、ダボ嵌合用溝200を形成
する下辺部220に作用する支持ダボ600からの反作
用の力を、該下辺部220にできるだけ垂直方向に作用
させて棚板100の回転を有効に阻止し、棚板100の
外れを効果的に防止することができる。この観点から、
ダボ嵌合用溝200が延設される傾斜角度は、一般に仰
角が25〜60度、就中30〜45度の範囲であること
が特に好ましい。この範囲の上限を越える場合は、棚板
100の有効な回転阻止や単純な上向きのはね上げ阻止
に問題があり、また下限未満の場合は、棚板100を支
持ダボ600に嵌合支持させる作業が面倒になる傾向が
みられる。
【0012】本発明におけるダボ嵌合用溝200は、棚
板100の左右小口端面110の夫々に、少なくとも1
つ設けられる。本発明の一態様を棚板100の小口端面
110に対向して示す図4に図示するように、棚板10
0の棚手前端部近傍に本発明のダボ嵌合用溝200を設
け、棚奥端部近傍には、従来と同様な上側にほぼ垂直に
延びるダボ嵌合用溝400を設ける態様でも棚板100
の棚手前の回転阻止に有効である。この態様の場合の棚
板100の支持ダボ600への嵌合支持の作業は、まず
最初に本発明特有のダボ嵌合用溝200に棚手前側の支
持ダボを嵌合させ、次いで上側にほぼ垂直に延びるダボ
嵌合用溝400に棚奥側の支持ダボを嵌合させる。
【0013】また、図1に図示するように、棚板の左右
小口端面110の夫々に、2つずつ即ち夫々の小口端面
の棚手前端部近傍と棚奥端部近傍に1つずつ本発明特有
のダボ嵌合用溝200を設ける態様では、棚板100の
棚手前のみならず比較的棚奥側におけるはね上げに対し
ても効果的に防止することができる。図2は、図1にお
けるダボ嵌合用溝200の部分を拡大して図示したもの
である。また、図3は、他の態様を示す参考図面であり
図4に対応する図面である。
【0014】本発明における上側斜め方向に傾斜して延
設されるダボ嵌合用溝は、図3に示すように、ダボ嵌合
用溝200を形成する下辺部220及び上辺部230が
共に、棚板100の裏面120の開口部210の位置か
ら直ちに上側斜め方向に傾斜した態様で形成される態様
以外に、代表的なものとして図2に示す態様が挙げられ
る。即ち、ダボ嵌合用溝200を形成する上下辺部のう
ち下辺部220は棚板の裏面120の開口部210の位
置から直ちに上側斜め方向に傾斜した態様で形成される
と共に、上辺部230が棚板の裏面の開口部210の位
置から、一且上側にほぼ垂直に延びた後に、次いで上側
斜め方向に傾斜した態様で形成される形態である。かか
る形態のダボ嵌合用溝200は、該ダボ嵌合用溝が延設
される傾斜方向の抑角を小さく設計した場合に、ダボ嵌
合用溝200への支持ダボ600の嵌合支持作業が容易
となる利点がある。
【0015】一般に本発明において傾斜方向に延設され
るダボ嵌合用溝は、該ダボ嵌合用溝の長さ方向の中心軸
が実質的に上側斜め方向に傾斜した態様で延設されてい
ればよい。
【0016】図5及び図6は、本発明におけるダボ嵌合
用溝200の部分を拡大して図示するものである。これ
らの図面に示すように、ダボ嵌合用溝200の上端近傍
に支持ダボ600を嵌合位置させた状態における該支持
ダボの位置安定性を良好にするために、ダボ嵌合用溝2
00を形成する上辺部230又は/及び下辺部220に
支持ダボ600の下方への無用な位置移動を阻止する位
置固定用突起部240が付設された態様は、必要に応じ
て特に好しく採用される。図5は上辺部230に、図6
は下辺部220に夫々、位置固定用突起部240が付設
された態様を示す。これらの位置固定用突起部240
は、支持ダボ600をダボ嵌合用溝200の上端近傍に
位置させる際に、該位置固定用突起部240が存在する
部分を乗り越えて通過可能な高さの突起であって、且つ
支持ダボ600の下方への無用な位置移動を阻止する程
度の高さを有することが必要である。
【0017】また、図7は、ダボ嵌合用溝200の部分
を拡大して示す別態様の参考図面である。図示するよう
に、 ダボ嵌合用溝200は、棚板100の裏面120
の開口部210から上側斜め方向に傾斜して延設され、
次いでその上端近傍が上側にほぼ垂直に延びた態様とな
っている。かかる態様は、棚板のはね上げ防止と共に横
方向のズレ防止にも一層有効に作用する。
【0018】更に本発明は、図1〜図7において説明し
たものとは発想の異なる図8に示す態様の棚板のダボ嵌
合用溝の構造も提供する。即ち、棚板100の左右小口
端面110の夫々に、棚板の裏面120に所定の間隔で
開口された2つの開口部310a,310bを連通し、
且つ前記小口端面側が開放された態様の略逆U字状のダ
ボ嵌合用溝300が設けられている棚板のダボ嵌合用溝
の構造である。2つの開口部310a,310bは、該
両開口部間に存在する隔壁320によって仕切られる。
【0019】かかる略逆U字状のダボ嵌合用溝300が
設けられた態様は、両開口部間の隔壁320の存在によ
って棚板100のはね上げが有効に防止される。即ち、
支持ダボ600を隔壁320の上側に位置させることに
より、隔壁320には支持ダボ600からの反作用の力
が下向きに作用し、棚板100のはね上げが防止され
る。隔壁320の上辺部321は、その形状を上向きに
凹状に形成することにより、支持ダボ600の位置安定
性が良好となり、棚板100のはね上げの防止に一層有
効に作用する。
【0020】図9は、略逆U字状のダボ嵌合用溝300
の更に好しい態様を示し、図示するように、ダボ嵌合用
溝300の上辺部330の頂部中央部にダボ位置決め用
の下向きの凹部331が形成された態様を示し、棚板1
00のはね上げ防止と共にズレ防止にも有用である。横
長な略逆U字状のダボ嵌合用溝300は、図8に示すよ
うに棚板100の左右小口端面110の夫々の、棚手前
端部近傍に1つ設け、棚奥端部近傍に、上側にほぼ垂直
に延びるダボ嵌合用溝400を設ければ、棚板100の
棚手前側におけるはね上げ防止には充分に効果的に作用
する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、特有の
ダボ嵌合用溝を設けたことにより、支持ダボからの反作
用の力が、棚板に働く上向きや前後方向の外力に対して
抵抗するように作用する。従って棚板をはね挙げるよう
な不用意な取扱い、更には運送時や地震等の揺れその他
の振動に対しても、棚板のはね上がりやズレを有効に防
止し良好な位置安定性を得ることができる。また、特に
ダボ嵌合用溝を、上側斜め方向に傾斜して延設する態様
は、例えばダボ嵌合用溝を逆L字状に設ける態様に比較
して、支持ダボをダボ嵌合用溝に嵌合させて棚板を支持
する際の作業が優れて容易となる利点も併せ有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的実施態様を示す斜視図である。
【図2】図1におけるダボ嵌合用溝の部分を拡大した図
面である。
【図3】他の態様を示す参考図面である。
【図4】本発明の他の態様を示す図面である。
【図5】本発明における他の態様のダボ嵌合用溝を示す
図面である。
【図6】本発明における他の態様のダボ嵌合用溝を示す
図面である。
【図7】他の態様のダボ嵌合用溝を示す参考図面であ
る。
【図8】本発明の他の態様を示す図面である。
【図9】本発明における他の態様のダボ嵌合用溝を示す
図面である。
【図10】従来の技術の態様を示す図面である。
【図11】従来の技術の態様を示す図面である。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棚板(100)の左右小口端面(110)
    の夫々に、棚板の裏面(120)に開口部(210)を
    有し、該開口部から上側斜め方向に傾斜し、かつ前記小
    口端面側が開放された態様で延設されてなるダボ嵌合用
    溝(200)が少なくとも1つ設けられるとともに、前
    記ダボ嵌合用溝(200)が、棚板の裏面の開口部(2
    10)から上側斜め方向に傾斜して延設される態様とし
    て、上側に向かうほど漸次棚奥から棚手前に位置するよ
    うに延設されていることを特徴とする棚板のダボ嵌合用
    溝の構造。
  2. 【請求項2】ダボ嵌合用溝(200)が、棚板(10
    0)の左右小口端面(110)に取付けられる部品に設
    けられてなることを特徴とする請求項1に記載の棚板の
    ダボ嵌合用溝の構造。
  3. 【請求項3】ダボ嵌合用溝(200)が、上側斜め方向
    に傾斜して延設される傾斜角度の仰角が25−60度で
    ある請求項1又は請求項2に記載の棚板のダボ嵌合用溝
    の構造。
  4. 【請求項4】上側斜め方向に傾斜した態様で設けられる
    ダボ嵌合用溝(200)を形成する上下辺部のうち、下
    辺部(220)は棚板(100)の裏面(120)の開
    口部(210)の位置から直ちに上側斜め方向に傾斜し
    た態様で形成されるとともに、上辺部(230)が棚板
    の裏面の開口部(210)の位置から、一旦上側にほぼ
    垂直に延びた後に、次いで上側斜め方向に傾斜した態様
    で形成されているダボ嵌合用溝(200)が設けられて
    なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棚
    板のダボ嵌合用溝の構造。
  5. 【請求項5】棚板(100)の左右小口端面(110)
    の夫々に、棚板の裏面(120)に開口部(210)を
    有し、該開口部から上側斜め方向に傾斜し、かつ前記小
    口端面側が開放された態様で延設されてなるダボ嵌合用
    溝(200)が少なくとも1つ設けられるとともに、前
    記ダボ嵌合用溝(200)の上端近傍に支持ダボ(60
    0)を嵌合位置させた状態における該支持ダボの位置安
    定性を良好にするために、ダボ嵌合用溝を形成する上辺
    部(230)叉は/及び下辺部(220)に支持ダボの
    下方への無用な位置移動を阻止する位置固定用突起部
    (240)が付設されていることを特徴とする棚板のダ
    ボ嵌合用溝の構造。
  6. 【請求項6】棚板の左右小口端面の夫々に、棚板の裏面
    に所定の間隔で開口された2つの開口部(310a,3
    10b)を連通し、かつ前記小口端面側が開放された態
    様の略逆U字状のダボ嵌合用溝(300)が少なくとも
    1つ設けられていることを特徴とする棚板のダボ嵌合用
    溝の構造。
  7. 【請求項7】略逆U字状のダボ嵌合用溝(300)が、
    棚板(100)の左右小口端面(110)に取付けられ
    る部品に設けられてなることを特徴とする請求項6記載
    に記載の棚板のダボ嵌合用溝の構造。
  8. 【請求項8】略逆U字状のダボ嵌合用溝(300)の2
    つの開口部(310a,310b)を仕切る隔壁(32
    0)の上辺部(321)の形状が上向きに凹状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載
    の棚板のダボ嵌合用溝の構造。
  9. 【請求項9】略逆U字状のダボ嵌合用溝(300)の上
    辺部(330)の頂部中央部分にダボ位置決め用の下向
    きの凹部(331)が形成されていることを特徴とする
    請求項6又は請求項7に記載の棚板のダボ嵌合用溝の構
    造。
  10. 【請求項10】請求項6又は請求項7に記載の略逆U字
    状のダボ嵌合用溝(300)が棚板の左右小口端面に夫
    々の棚手前側に設けられ、棚奥側には棚板の裏面に開口
    を有し、上側にほぼ垂直に延びるダボ嵌合用溝(40
    0)が設けられていることを特徴とする棚板のダボ嵌合
    用溝の構造。
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