JPH0240215Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0240215Y2 JPH0240215Y2 JP1983070210U JP7021083U JPH0240215Y2 JP H0240215 Y2 JPH0240215 Y2 JP H0240215Y2 JP 1983070210 U JP1983070210 U JP 1983070210U JP 7021083 U JP7021083 U JP 7021083U JP H0240215 Y2 JPH0240215 Y2 JP H0240215Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- locking plate
- mounting seat
- plate
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Furniture Connections (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は机等の引出しの施錠装置に関するもの
である。
である。
《従来の技術と問題点》
従来の上記装置は、引出しの前板に装着したシ
リンダー錠に、一端が施錠操作によつて引出しの
側板より外方に突出する押圧杆を取付け、一方、
引出しを収納する筐体の側板内面前部に取付板を
もうけ、該取付片の上下両端に内方に突出する軸
受片が切り起こされ、各軸受片には扇形状の軸受
孔が穿設され、軸受孔に施錠板の上下端に形成さ
れた上下方向を向く突片を嵌合して、施錠板を取
付片内に揺動し得る様に枢設し、シリンダー錠の
施錠操作によつて押圧杆の一端が施錠板を押圧す
る事により、施錠板を揺動せしめ、施錠板に形成
された係合片が引出しの側板に形成された係合孔
に係合する様に構成されていた。(例えば実公昭
57−38531号公報)すなわち、施錠板が取付板の
内部に位置してもうけられているので、取付板に
施錠板を取りつけた状態で、取付板を筐体の側板
内面に固着しなければならず、作業性がよくなか
つた。
リンダー錠に、一端が施錠操作によつて引出しの
側板より外方に突出する押圧杆を取付け、一方、
引出しを収納する筐体の側板内面前部に取付板を
もうけ、該取付片の上下両端に内方に突出する軸
受片が切り起こされ、各軸受片には扇形状の軸受
孔が穿設され、軸受孔に施錠板の上下端に形成さ
れた上下方向を向く突片を嵌合して、施錠板を取
付片内に揺動し得る様に枢設し、シリンダー錠の
施錠操作によつて押圧杆の一端が施錠板を押圧す
る事により、施錠板を揺動せしめ、施錠板に形成
された係合片が引出しの側板に形成された係合孔
に係合する様に構成されていた。(例えば実公昭
57−38531号公報)すなわち、施錠板が取付板の
内部に位置してもうけられているので、取付板に
施錠板を取りつけた状態で、取付板を筐体の側板
内面に固着しなければならず、作業性がよくなか
つた。
また、施錠板が取付板の内部に位置しているの
で、押圧杆は施錠板を単に押圧する構成となつて
おり、この為、施錠板を常に係合片が係合孔から
遠ざかる方向に付勢するバネ等が必要となり、部
品点数が多く、高価となる欠点があつた。
で、押圧杆は施錠板を単に押圧する構成となつて
おり、この為、施錠板を常に係合片が係合孔から
遠ざかる方向に付勢するバネ等が必要となり、部
品点数が多く、高価となる欠点があつた。
《本考案の目的と構成》
本考案は、部品点数が少なく、簡単な構造で、
施錠板の組立が非常に容易で、安価に製作できる
施錠装置を提供する事を目的とし、その構成は、
前端上下端部に前方に突出して形成された下向き
の係止片と、後端所定個所に形成された施錠爪
と、上端に形成された連結杆取付座を有する施錠
板と、前記係止片が係合する係合孔を後方に向か
つて開口せしめた施錠板取付座と、施錠操作に連
動して施錠板を施錠位置と解錠位置に回動せしめ
る、施錠板と連結された連結杆よりなり、係合孔
に係止片を係止せしめて、施錠板取付座の後方に
施錠板が回動自在に支持された状態で、施錠板の
所定寸法上方に変位可能な折り曲げ片が施錠板取
付座に形成されているものである。
施錠板の組立が非常に容易で、安価に製作できる
施錠装置を提供する事を目的とし、その構成は、
前端上下端部に前方に突出して形成された下向き
の係止片と、後端所定個所に形成された施錠爪
と、上端に形成された連結杆取付座を有する施錠
板と、前記係止片が係合する係合孔を後方に向か
つて開口せしめた施錠板取付座と、施錠操作に連
動して施錠板を施錠位置と解錠位置に回動せしめ
る、施錠板と連結された連結杆よりなり、係合孔
に係止片を係止せしめて、施錠板取付座の後方に
施錠板が回動自在に支持された状態で、施錠板の
所定寸法上方に変位可能な折り曲げ片が施錠板取
付座に形成されているものである。
《実施例》
以下、実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図、第2図において、符号1は家具等の本
体Aに取りつけられる施錠板取付座、符号2は施
錠板取付座1に保持される施錠板、符号3は抽斗
4の側板41の外面に取りつけられた施錠突片、
符号5は家具等の本体Aに取りつけられた施錠
部、符号51は施錠部5から、施錠板2側に突出
したスライド杆52と、施錠板2を連結する連結
杆である。
体Aに取りつけられる施錠板取付座、符号2は施
錠板取付座1に保持される施錠板、符号3は抽斗
4の側板41の外面に取りつけられた施錠突片、
符号5は家具等の本体Aに取りつけられた施錠
部、符号51は施錠部5から、施錠板2側に突出
したスライド杆52と、施錠板2を連結する連結
杆である。
施錠板取付座1は、家具等の本体Aに取りつけ
られる取付部11と、該取付部11の端部を外向
きL字形に折り曲げた保持部12よりなり、該保
持部12の上端に折り曲げ片13が形成され、保
持部12の上下端部の所定位置に係合孔14,1
4が形成されている。
られる取付部11と、該取付部11の端部を外向
きL字形に折り曲げた保持部12よりなり、該保
持部12の上端に折り曲げ片13が形成され、保
持部12の上下端部の所定位置に係合孔14,1
4が形成されている。
施錠板2は、上端に前記連結杆51の一端が嵌
入される連結孔21が形成された連結杆取付座2
2がもうけられると共に、前端の上下端部に前記
係合孔14,14に対応して、下向きの係止片1
7,17が形成され、後部に前記施錠突片3の前
端に当接する施錠爪18,18が形成されてい
る。
入される連結孔21が形成された連結杆取付座2
2がもうけられると共に、前端の上下端部に前記
係合孔14,14に対応して、下向きの係止片1
7,17が形成され、後部に前記施錠突片3の前
端に当接する施錠爪18,18が形成されてい
る。
そして、スライド杆52の端部には、前記連結
杆51の他端が取りつけられる取付孔53が形成
されている。
杆51の他端が取りつけられる取付孔53が形成
されている。
上記の如く形成された各部材は次の様にして組
み立てられ本考案を構成する。
み立てられ本考案を構成する。
本体Aの内面に固着された施錠板取付座1の係
合孔14,14の後方より、施錠板2の係止片1
7,17を嵌入した後下方に移動し、係合孔1
4,14に係止片17,17を係合せしめる。
合孔14,14の後方より、施錠板2の係止片1
7,17を嵌入した後下方に移動し、係合孔1
4,14に係止片17,17を係合せしめる。
続いて、施錠板取付座1の折り曲げ片13を本
体A側に押し曲げて、施錠板2の上方に位置せし
めて、施錠板2の浮き上がりを防止する。
体A側に押し曲げて、施錠板2の上方に位置せし
めて、施錠板2の浮き上がりを防止する。
そして、次に本体Aに固定された施錠部5から
施錠板2側に突出したスライド杆52の取付孔5
3と、施錠板2の連結孔21に、連結杆51の両
端部を嵌入した後、抜け止めを行い、施錠部5と
施錠板2を連結する。
施錠板2側に突出したスライド杆52の取付孔5
3と、施錠板2の連結孔21に、連結杆51の両
端部を嵌入した後、抜け止めを行い、施錠部5と
施錠板2を連結する。
上記の如く構成された本考案は、第2図の状態
で、抽斗4側にもうけられた施錠突片3の前端
に、施錠板2の施錠爪18,18が位置している
ので、抽斗4は引き出す事が出来ず施錠された状
態となる。
で、抽斗4側にもうけられた施錠突片3の前端
に、施錠板2の施錠爪18,18が位置している
ので、抽斗4は引き出す事が出来ず施錠された状
態となる。
次に施錠部5を操作して、スライド杆52を第
2図において、2点鎖線に示す位置に移動せしめ
ると、施錠板2は、係合孔14,14に係合され
た係止片17,17を中心として回動し、施錠爪
18,18が施錠突片3の移動スペースよりはず
れた位置に移動し、抽斗4は引出し可能な解錠状
態となる。
2図において、2点鎖線に示す位置に移動せしめ
ると、施錠板2は、係合孔14,14に係合され
た係止片17,17を中心として回動し、施錠爪
18,18が施錠突片3の移動スペースよりはず
れた位置に移動し、抽斗4は引出し可能な解錠状
態となる。
又、抽斗4が抜き出された状態で誤つて施錠さ
れても、施錠板2は、上下端部にもうけられた係
止片17,17で、施錠板取付座1に保持されて
いるだけであるから、中央部分が弓なりにたわむ
事が可能で、抽斗4の施錠突片3が施錠板2の中
央部を弓なりに変形させながら、通過すると施錠
板2は弾性にて元の状態に復帰し、抽斗4を施錠
状態となす。
れても、施錠板2は、上下端部にもうけられた係
止片17,17で、施錠板取付座1に保持されて
いるだけであるから、中央部分が弓なりにたわむ
事が可能で、抽斗4の施錠突片3が施錠板2の中
央部を弓なりに変形させながら、通過すると施錠
板2は弾性にて元の状態に復帰し、抽斗4を施錠
状態となす。
《効 果》
以上の如く本考案は、家具等の本体Aの内面に
取りつられた補強材の機能を兼用する施錠板取付
座と、施錠板取付座に支持される施錠板と、施錠
操作に連動して施錠板を施錠位置と解錠位置に回
動せしめる連結杆よりなる構成であるから部品点
数が少なく、安価に製作出来る。
取りつられた補強材の機能を兼用する施錠板取付
座と、施錠板取付座に支持される施錠板と、施錠
操作に連動して施錠板を施錠位置と解錠位置に回
動せしめる連結杆よりなる構成であるから部品点
数が少なく、安価に製作出来る。
又、施錠板は、前端上下端部に前方に突出して
形成された下向きの係止片を有し、施錠板取付座
は、後方に向かつて開口する係合孔を有している
ので、施錠板は施錠取付座の後方外側の目視出来
る位置で、下向きの係止片を係合孔に係合するだ
けで取付けられるから、作業が非常に簡単で、且
つ容易である。
形成された下向きの係止片を有し、施錠板取付座
は、後方に向かつて開口する係合孔を有している
ので、施錠板は施錠取付座の後方外側の目視出来
る位置で、下向きの係止片を係合孔に係合するだ
けで取付けられるから、作業が非常に簡単で、且
つ容易である。
さらに、施錠板取付座の上端に施錠板の上端に
変位可能な折り曲げ片を形成しているので、施錠
板取付座に施錠板を取付けた後、折り曲げ片を折
り曲げる作業だけで、施錠板は浮き上がる事がな
く、施錠板取付座に確実に保持される。
変位可能な折り曲げ片を形成しているので、施錠
板取付座に施錠板を取付けた後、折り曲げ片を折
り曲げる作業だけで、施錠板は浮き上がる事がな
く、施錠板取付座に確実に保持される。
又、施錠板は施錠板取付座の後方に目視できる
状態でとりつけられるので、その上方に変位する
折り曲げ片も、目視した状態で折り曲げられるの
で、折り曲げ度合の確認が著しく容易である。
状態でとりつけられるので、その上方に変位する
折り曲げ片も、目視した状態で折り曲げられるの
で、折り曲げ度合の確認が著しく容易である。
そして、施錠板は連結杆と連結されて、施錠板
と解錠位置に回動可能に連結されているから、従
来の様にバネ等の部材を必要とせず、安価に製作
出来る。
と解錠位置に回動可能に連結されているから、従
来の様にバネ等の部材を必要とせず、安価に製作
出来る。
図は本考案の実施例の一つを示し、第1図は本
考案の要部分解斜視図を示し、第2図は本考案の
要部横断面図を示している。 A……家具等の本体、1……施錠板取付座、1
3……折り曲げ片、14,14……係合孔、1
7,17……係止片、2……施錠板。
考案の要部分解斜視図を示し、第2図は本考案の
要部横断面図を示している。 A……家具等の本体、1……施錠板取付座、1
3……折り曲げ片、14,14……係合孔、1
7,17……係止片、2……施錠板。
Claims (1)
- 前端上下端部に前方に突出して形成された下向
きの係止片と、後端所定個所に形成された施錠爪
と、上端に形成された連結杆取付座を有する施錠
板と、前記係止片が係合する係合孔を後方に向か
つて開口せしめた施錠板取付座と、施錠操作に連
動して施錠板を施錠位置と解錠位置に回動せしめ
る、施錠板と連結された連結杆よりなり、係合孔
に係止片を係止せしめて、施錠板取付座の後方に
施錠板が回動自在に支持された状態で、施錠板の
所定寸法上方に変位可能な折り曲げ片が施錠板取
付座に形成されている事を特徴とする施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021083U JPS59175569U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021083U JPS59175569U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175569U JPS59175569U (ja) | 1984-11-24 |
JPH0240215Y2 true JPH0240215Y2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=30200364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7021083U Granted JPS59175569U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175569U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017569U (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-25 | ||
JPS5738531U (ja) * | 1980-08-04 | 1982-03-01 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835819Y2 (ja) * | 1978-02-04 | 1983-08-12 | 株式会社伊藤喜工作所 | 施錠装置 |
JPS5840208Y2 (ja) * | 1978-12-19 | 1983-09-09 | 高橋 保元 | ファイリングキャビネットにおける抽斗の安全係止装置 |
-
1983
- 1983-05-11 JP JP7021083U patent/JPS59175569U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017569U (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-25 | ||
JPS5738531U (ja) * | 1980-08-04 | 1982-03-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59175569U (ja) | 1984-11-24 |
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