JPS60623Y2 - パネル接続装置 - Google Patents
パネル接続装置Info
- Publication number
- JPS60623Y2 JPS60623Y2 JP18196579U JP18196579U JPS60623Y2 JP S60623 Y2 JPS60623 Y2 JP S60623Y2 JP 18196579 U JP18196579 U JP 18196579U JP 18196579 U JP18196579 U JP 18196579U JP S60623 Y2 JPS60623 Y2 JP S60623Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- cam
- fitting
- panel
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Furniture Connections (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、発泡ウレタン等より戊るパネルを接続して冷
凍庫等を構築する際に用いられるパネル接続装置に関す
る。
凍庫等を構築する際に用いられるパネル接続装置に関す
る。
この種接続装置は一般に接続すべき一対のパネルの接続
端面において、一方のパネル端面にケースに内装された
フック金具を装置し、且つ他方のパネル端面に同じくケ
ースに内装且つ固定された係合ピンを装置して、フック
金具を相手側ケース内に突入させて係合ピンに係合させ
たのち、フック金具軸心部に装着せる偏心カム機構によ
りフック金具に上記係合ピンを引き寄せる方向の力を強
制的に付与し、これによって両パネル端面同士の接続を
果すものであるが、本考案は前記パネル接続装置の改良
に係り、その目的は、部材費の節約加工の容易さ、組立
ての容易さ、スムーズな作動のできるパネル接続装置を
提供するにある。
端面において、一方のパネル端面にケースに内装された
フック金具を装置し、且つ他方のパネル端面に同じくケ
ースに内装且つ固定された係合ピンを装置して、フック
金具を相手側ケース内に突入させて係合ピンに係合させ
たのち、フック金具軸心部に装着せる偏心カム機構によ
りフック金具に上記係合ピンを引き寄せる方向の力を強
制的に付与し、これによって両パネル端面同士の接続を
果すものであるが、本考案は前記パネル接続装置の改良
に係り、その目的は、部材費の節約加工の容易さ、組立
ての容易さ、スムーズな作動のできるパネル接続装置を
提供するにある。
以下、本考案の一実施例を従来例との比較において説明
する。
する。
まず、第1図は従来パネル接続装置のフック金具と偏心
カムの取付機構を示し、1はフック金具2は該金具のカ
ム装着孔1aに装着された偏心カム、3は前記金具と偏
心カムとの間に取付けたバネ材であり、該バネ材はバネ
取付溝に係止されている。
カムの取付機構を示し、1はフック金具2は該金具のカ
ム装着孔1aに装着された偏心カム、3は前記金具と偏
心カムとの間に取付けたバネ材であり、該バネ材はバネ
取付溝に係止されている。
4は偏心カムの表裏に一対宛形成されたボス部である。
ところが、上記構成のものにおいては偏心カム2はカム
装着孔1a内においてその直線部2aがバネ材3に当接
状態で圧接支持されることによって取付けられているの
みであり、取付安定性がなく、組立時の脱落、使用時に
おけるカムの回動の不安定さ、板バネの圧接支持のため
のカムの回動に不要な回動力を必要としてスムーズな回
動ができないなどの欠点がある。
装着孔1a内においてその直線部2aがバネ材3に当接
状態で圧接支持されることによって取付けられているの
みであり、取付安定性がなく、組立時の脱落、使用時に
おけるカムの回動の不安定さ、板バネの圧接支持のため
のカムの回動に不要な回動力を必要としてスムーズな回
動ができないなどの欠点がある。
本考案は上記の従来問題点を改良したもので、以下第2
図以後において説明する。
図以後において説明する。
11は金属板からなるフック金具を示し、上方部に鉤部
12下方部にカム装着部13を形成し、カム装着部13
の中央に円形のカム装着孔14、下部にはストッパー1
5、−側辺部には上下一対のバネ係止用折曲片16,1
6を形成している。
12下方部にカム装着部13を形成し、カム装着部13
の中央に円形のカム装着孔14、下部にはストッパー1
5、−側辺部には上下一対のバネ係止用折曲片16,1
6を形成している。
しかして鉤部12の下端に折曲部12aを形成している
。
。
17は板バネて両端折曲片17a、17aが前記バネ係
止用折曲片16,16に係止される。
止用折曲片16,16に係止される。
18は偏心カムを示し、円形状のカムの一周側に直線縁
19、該カムの上方円弧部にストッパー用突起18aを
形成し、さらに該カムの一側面の周面より内側には前記
カム装着孔14に回動可能に内嵌する円形突部20を形
成している。
19、該カムの上方円弧部にストッパー用突起18aを
形成し、さらに該カムの一側面の周面より内側には前記
カム装着孔14に回動可能に内嵌する円形突部20を形
成している。
21はカムの両側面にすなわち、該円形突部20の一側
面とカムの他側面にそれぞれ突設したボス部であり、従
来同様六角形状の貫通孔21aが形成されており該ボス
部は前記ケース外面に露出している。
面とカムの他側面にそれぞれ突設したボス部であり、従
来同様六角形状の貫通孔21aが形成されており該ボス
部は前記ケース外面に露出している。
第3図は上記した部材を組立てた要部断面図を示してい
る。
る。
第4図〜第6図は同じく上記部材をパネル23,23内
に装着された一対のケース22.22内に内挿された状
態において、第4図は取付後の状態、第5図はフック金
具を回動した際の状態、第6図はフック金具を係合ピン
24に係合した際の状態をそれぞれ示している。
に装着された一対のケース22.22内に内挿された状
態において、第4図は取付後の状態、第5図はフック金
具を回動した際の状態、第6図はフック金具を係合ピン
24に係合した際の状態をそれぞれ示している。
尚、第5図は偏心カム18を回動すれば該カムの直線縁
19が板バネ17に衝接し、バネ圧に抗してフック金具
11を同時に回動し、係合ピン24の位置まで回動する
様子を示しており、第6図はさらに偏心カムをバネ圧に
抗して回動するとフック金具11は係合ピンによって回
動が阻止されており、水平方向の右方に移動し、鉤部1
2が係止部24に係合して両パネル23,23の接続固
定を保持する状態を示している。
19が板バネ17に衝接し、バネ圧に抗してフック金具
11を同時に回動し、係合ピン24の位置まで回動する
様子を示しており、第6図はさらに偏心カムをバネ圧に
抗して回動するとフック金具11は係合ピンによって回
動が阻止されており、水平方向の右方に移動し、鉤部1
2が係止部24に係合して両パネル23,23の接続固
定を保持する状態を示している。
さらにケース22.22は従来同様の構造であり、また
ケースへの係合ピンの取付構造、ならびにケースへのフ
ック金具および偏心カムの取付構造は従来同様であるの
でその説明は省略する。
ケースへの係合ピンの取付構造、ならびにケースへのフ
ック金具および偏心カムの取付構造は従来同様であるの
でその説明は省略する。
つぎに両パネルの接続固定を解除する場合には逆の操作
をすればよい。
をすればよい。
さらに又、偏心カムのストッパー18aはフック金具の
鉤部が係合ピンに係合した状態でカム装着部に形成した
ストッパー15に接するように構成されており、かつ前
記ストッパー18aはフック金具が元の解放状態に戻っ
たときに折曲部12aに接するように構成されている。
鉤部が係合ピンに係合した状態でカム装着部に形成した
ストッパー15に接するように構成されており、かつ前
記ストッパー18aはフック金具が元の解放状態に戻っ
たときに折曲部12aに接するように構成されている。
かくすることによりフック金具の回動を正確に保持し、
係合ピンに過大な係合圧力がかかることもなく、また余
計なフック金具の戻りをも防止できる。
係合ピンに過大な係合圧力がかかることもなく、また余
計なフック金具の戻りをも防止できる。
さらに又、折曲部12aの形成はフック金具の鉤部の強
度を保持し、単にカム装着部13と一体の平板状のもの
に比べて強固になる。
度を保持し、単にカム装着部13と一体の平板状のもの
に比べて強固になる。
以上、説明したように本考案のパネル接続装置はフック
金具のカム装着部の一側辺部に上下一対のバネ係止用折
曲片を形成し、これに板バネを係止しているので、板バ
ネは大きく弾力のあるものを採用でき、このことは第1
図に示す如き小さいバネでフック金具と係合するものに
比べて係合力が大きくでき、係合ピンとの固着力も強く
なること、カム装着部に形成した円形のカム装着孔に偏
心カムの円形突部を回動可能に内嵌していることによっ
てこれら部材の組立が容易となり、カムのフック金具へ
の固定が安定し、かつカムならびにフック金具の回動が
スムーズとなり、がたつくことがなく、パネルの接続固
定も強固となる。
金具のカム装着部の一側辺部に上下一対のバネ係止用折
曲片を形成し、これに板バネを係止しているので、板バ
ネは大きく弾力のあるものを採用でき、このことは第1
図に示す如き小さいバネでフック金具と係合するものに
比べて係合力が大きくでき、係合ピンとの固着力も強く
なること、カム装着部に形成した円形のカム装着孔に偏
心カムの円形突部を回動可能に内嵌していることによっ
てこれら部材の組立が容易となり、カムのフック金具へ
の固定が安定し、かつカムならびにフック金具の回動が
スムーズとなり、がたつくことがなく、パネルの接続固
定も強固となる。
さらにまた各部材の形状、構造が簡単であり、部材コス
トが軽減できる等の利点があり、実用性大である。
トが軽減できる等の利点があり、実用性大である。
第1図は従来のフック金具と偏心カムの取付機構の概略
図、第2図から第6図は本考案のパネル接続装置を示し
、第2図は部材の分解斜視図、第3図は第2図の部材を
組立てた要部断面図、第4図はパネル接続装置のフック
金具の回動前の元の状態の取付状態図、第5図はフック
金具を回動した際の取付状態図、第6図はフック金具を
係合ピンに係合した状態の取付状態図である。 11・・・・・・フック金具、13・・・・・・カム装
着部、14・・・・・・カム装着孔、16・・・・・・
バネ係止用折曲片、17・・・・・・バネ、18・・・
・・・偏心カム、19・・・・・・直線縁、20・・・
・・・円形突部、21・・・・・・ボス部、22・・・
・・・ケース、23・・・・・・パネル。
図、第2図から第6図は本考案のパネル接続装置を示し
、第2図は部材の分解斜視図、第3図は第2図の部材を
組立てた要部断面図、第4図はパネル接続装置のフック
金具の回動前の元の状態の取付状態図、第5図はフック
金具を回動した際の取付状態図、第6図はフック金具を
係合ピンに係合した状態の取付状態図である。 11・・・・・・フック金具、13・・・・・・カム装
着部、14・・・・・・カム装着孔、16・・・・・・
バネ係止用折曲片、17・・・・・・バネ、18・・・
・・・偏心カム、19・・・・・・直線縁、20・・・
・・・円形突部、21・・・・・・ボス部、22・・・
・・・ケース、23・・・・・・パネル。
Claims (1)
- 一対のパネルの接続端面において、一方のパネル端面に
ケースに内装されたフック金具を装着し他方のパネル端
面に同じくケースに内装かつ固定された係合ピンを装置
して、フック金具を相手側ケース内に突入させて係合ピ
ンに係合させたのちフック金具に装着せる偏心カム機構
によりフック金具に上記係合ピンを引き寄せる方向の力
を強制的に付与し、これによって両パネル端面同士を接
続するパネル接続装置において、前記フック金具は鉤部
とカム装着部を有し、カム装着部の中央に円形のカム装
着孔を、−側辺部には上下一対のバネ係止用折曲片を形
成し、該折曲片には板バネの両端を係止し、一方偏心カ
ムは円形状カムの一周側に直線縁を形成し、さらに該カ
ムの一側面の周面より内側に円形突部を形成し、前記カ
ム装着孔には前記偏心カムの円形突部を回動可能に内嵌
しかつ一周側に形成した直線縁をバネに対設せしめてな
ることを特徴とするパネル接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18196579U JPS60623Y2 (ja) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | パネル接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18196579U JPS60623Y2 (ja) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | パネル接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56101209U JPS56101209U (ja) | 1981-08-08 |
JPS60623Y2 true JPS60623Y2 (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=29692314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18196579U Expired JPS60623Y2 (ja) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | パネル接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60623Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-31 JP JP18196579U patent/JPS60623Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56101209U (ja) | 1981-08-08 |
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