JPS6314525Y2 - - Google Patents

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JPS6314525Y2
JPS6314525Y2 JP12174680U JP12174680U JPS6314525Y2 JP S6314525 Y2 JPS6314525 Y2 JP S6314525Y2 JP 12174680 U JP12174680 U JP 12174680U JP 12174680 U JP12174680 U JP 12174680U JP S6314525 Y2 JPS6314525 Y2 JP S6314525Y2
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JP
Japan
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pin
lever
transmission
arm
plate
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JP12174680U
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JPS5746356U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、機械式連動機構の構成に用いられ
る伝動レバー装置に関するものであつて、特に、
揺動により作動する2つの作動レバー間を連動さ
せるためのレバー装置に関するものである。
従来の機械式連動機構には、長板で形成された
レバー部材、リンク部材、カム部材等の伝動部材
が用いられていたが、このような固形伝動部材を
介装させた伝動方式においては、部品の成形加工
に費用がかかるために部品の製作費が高くつくほ
か、部品の取付けにねじ等を使うことから、伝動
部材の組付が面倒になり易く、更には、固体接合
部に摩耗が生じ易いなどの欠点があつた。
本考案は、上記欠点を解消するためになされた
ものであつて、すなわち、本考案の目的は、部品
費が安価で、かつ組付けが簡単であり、更には、
伝動作用に緩衝性を有する伝動レバー装置を提供
することにある。
上記の目的を達成するための、本考案の構成を
第1の実施例に対応する第3図aを参照して説明
する。
すなわち、本考案は、2本の作動レバー1,3
を連動させる動力伝達装置において、同装置を形
成する伝動部材4は、両側の各ピンアーム4a,
4bと、不動軸13(この第1の実施例では作動
レバー3の枢軸と兼用)に巻装された中間のピン
コイル4cとが連続する1本の弾性ピン材で形成
されると共に、上記両ピンアーム4a,4b中少
なくとも一方のピンアーム4aは、そのアーム端
がU形に折返し成形されていて、かつ同折返し部
分のピン材に挟まれた長手空間に、対応する一方
の上記作動レバー1の揺動端に突設された係合子
16が挿入嵌合されていることを特徴とする動力
伝達装置にある。
次に上記本考案の作用を説明する。
伝達部材4の取付け作業は、ピンコイル4cを
不動軸13に装着するとともに、ループ状のアー
ム端を作動レバー1の係合子16に係合させるこ
とによつて行なう。
また、ループ状のアーム端と作動レバー1の係
合子16との係合部が作動レバー1の揺動に伴な
つて適宜スライドすることにより、アーム端と作
動レバー1の間に生じる摩擦や撓み応力が軽減さ
れる。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明
するが、第1図および第2図aに示す実施例のレ
バー装置は、公衆電話機のフツク機構部に組付け
られたものである。
ここで、公衆電話機の基本的な構造では、送受
話器が掛脱されるフツクと一体に揺動する起動レ
バーにより、通話回路等を制御するアクチユエー
タスイツチが自動的に操作駆動されるようになつ
ていて、従来の電話機では、起動レバーで直接ア
クチユエータを操作駆動させていた。
しかし、図示実施例におけるフツク機構部の構
造では、機構部のレイアウト改良のために、実施
例のレバー装置を介装することにより、アクチユ
エータを連動的に操作駆動させるようにしたもの
であつて、すなわち、起動レバー1の揺動によ
り、アクチユエータ2を駆動操作させる押動レバ
ー3を伝動レバー4を介して駆動させるようにし
ている。
具体的に、電話機筐体の後板5に、ねじ6によ
つて締着されたブラケツト状のフツクベース7
は、後板5に展着された背板8と、同背板8の第
1図右側端から張出する縦板9と、背板8の左側
端から張出する袖板10と、縦板9の上部にコ形
に折込成形された枠板11とにより形成されてい
て、かつ、縦板9と袖板10の間に枢軸12が横
架されると共に、枠板11の側板間には、支軸1
3が懸架されている。
しかして、枢軸12には、回動可能に起動レバ
ー1の中間基部が軸着されると共に、支軸13に
は、雪掻板形の押動レバー3が軸受けされてお
り、更に、支軸13の突出部分には、弾性ピン材
で形成された伝動レバー4の中間部がコイル巻き
状態で保持されている。
そのほか、押動レバー3の底板の下方至近に対
接するアクチユエータ2は、取付ねじ14によつ
て後板5に締着された回路基板15の上縁隅部に
装着されている。
次で、起動レバー1の上半部には、前方に張出
する水平アーム1aが形成されると共に、同アー
ム1aの先端には、丸胴形の樹脂製係合子16が
内向きに突設されており、また、下方に張出する
レバー1の下半部の突片1bと、縦板9前縁の突
片9aとの間には、引張コイルばね17が掛合わ
されていて、これにより起動レバー1は、第2図
a反時計回りに回動付勢されているが、送受話器
がフツクに掛けられた非通話状態では、起動レバ
ー1は、送受話器の重量により時計回りに駆動さ
れて、その下半部を背板8に衝合させた図示態位
にある。
また、伝動レバー4は、1本の弾性ピン材の折
曲げにより形成されていて、すなわち、前後の各
ピンアーム4a,4bと、不動軸としての支軸1
3に巻装された中間のピンコイル4cとが連通し
て成形されたピン部材である。
しかして、前側のピンアーム4aは、その先端
がループ状に折返されて平行ピンを成すと共に、
ピン材に挟まれた長手空間には、係合子16の環
溝部が挿嵌されており、また、後側のピンアーム
4bは、その中間がL形に折込まれた上で、枠板
11の逃孔11aを貫通し、更にその先端は、押
動レバー3の片側の側板に係止されている。
次に、このように構成された実施例のレバー装
置の伝動作動について説明する。
先ず、第1図および第2図aの非通話状態では
押動レバー3の底板がアクチユエータ2から離れ
ていて、アクチユエータ2は作動していない。
次に、通話のために送受話器がフツクから外さ
れると、起動レバー1にかかつていたフツクのト
ルク負荷が解除され、これにより起動レバー1は
第2図bに示すように、コイルばね17の付勢に
より反時計回りに揺動し、水平アーム1aの後端
が背板8に衝合する位置まで移動する。
この移動間、係合子16がピンアーム4aの長
手空間内を摺動しながら伝動レバー4を反時計方
固に駆動するので、押動レバー3は、ピンアーム
4bの先端に駆動されて反時計方向に揺動し、そ
の結果、レバー3の底板でアクチユエータ2を押
圧して、電話機が通話状態にセツトされる。
また、通話終了により送受話器がフツクに掛け
られると、上述と反対方向に各部が作動して、ア
クチユエータ2の操作作動が解除される。
このように作動する実施例のレバー装置におい
ては、伝動レバー4が弾性ピン材の成形加工によ
つて製作されていることから、その製作費が極め
て安価であり、かつ、嵌合組付けによつて伝動レ
バー4がレバー1,3間に介装されることから、
装置の組立が極めて容易である。
更には、上述した伝動レバー4の作動は、アー
ムが長孔係合する固形レバーのリンク作動や、固
形カム板の伝動作動などと同等な作用特性を有す
るほかに、伝動衝撃を弾性で緩和する作用を行つ
ており、従つて、作動の耐久性が良好な利点があ
る。
ところで、上述した伝動レバー装置の構成で
は、第3図aに模型的に示すように、伝動レバー
4のピンコイル4cを、1方の作動レバー3の支
軸13に巻装させると共に、折返し側のピンアー
ム4aの先端に長手方向の余裕を採らない構造と
したが、これに替え、第3図bに示すように、ピ
ンアーム18の折返しに余裕長を持たせた構造に
しても良く、そのほか第3図cに示すように、伝
動レバー4の中間ピンコイル4cを個有の不動軸
20に巻装させると共に、一方の作動レバー3と
の係合部を、他方の作動レバー1と同様に、U形
ピンアーム4bと係合子21との嵌合により形成
させる構造としても、上述と同様な作動と効果が
得られる。
本考案に係る動力伝達装置によれば、伝動部材
4を弾性ピン材で形成されると共に、伝動部材4
の少なくとも一方のピンアーム4aをU形に折返
し成形し、該折返し部を作動レバー端の係合子1
6に挿入嵌合させて係合させるように構成したの
で、安価でかつ組付容易な動力伝達装置が得られ
るほか、上記ピンアームの折返し部と作動レバー
係合部の係合子のスライドによつて摩擦や応力が
軽減されるので、動力伝達装置の耐久性を向上さ
せる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すレバー装置
の正面図、第2図aは、同側面図、第2図bは、
第2図aの作動図、第3図aは、同レバー装置の
構成模型図、第3図bおよび第3図cは、夫々異
なる実施例の各レバー装置の構成模型図である。 1,3……作動レバーとしての起動レバーと押
動レバー、4……伝動レバー、4a,4b……ピ
ンアーム、4c……ピンコイル、13,20……
不動軸としての支軸、および不動軸、16,21
……揺動部としての係合子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本の作動レバー1,3を連動させる動力伝達
    装置において、同装置を形成する伝動部材4は、
    両側の各ピンアーム4a,4bと、不動軸に巻装
    された中間のピンコイル4cとが連続する1本の
    弾性ピン材で形成されると共に、上記両ピンアー
    ム4a,4b中少なくとも一方のピンアーム4a
    は、そのアーム端がU形に折返し成形されてい
    て、かつ同折返し部分のピン材に挟まれた長手空
    間に、一方の上記作動レバー1の揺動端に突設さ
    れた係合子16が挿入嵌合されていることを特徴
    とする動力伝達装置。
JP12174680U 1980-08-29 1980-08-29 Expired JPS6314525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12174680U JPS6314525Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12174680U JPS6314525Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5746356U JPS5746356U (ja) 1982-03-15
JPS6314525Y2 true JPS6314525Y2 (ja) 1988-04-22

Family

ID=29482393

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JP12174680U Expired JPS6314525Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

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