JPH07281964A - パラレルデータ検査装置 - Google Patents

パラレルデータ検査装置

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JPH07281964A
JPH07281964A JP6074879A JP7487994A JPH07281964A JP H07281964 A JPH07281964 A JP H07281964A JP 6074879 A JP6074879 A JP 6074879A JP 7487994 A JP7487994 A JP 7487994A JP H07281964 A JPH07281964 A JP H07281964A
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JP
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signal
processing time
reception
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JP6074879A
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Toru Nagaike
徹 長池
Masashi Kuriwaki
真史 栗脇
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタやパソコンのデータ処理時間の計測
精度を上げる。 【構成】 パソコンから転送されるストローブ信号ST
B及びプリンタから転送されるビジィ信号BSYに基づ
いて、パソコンやプリンタのデータ処理時間を計測す
る。プリンタがストローブ信号STBを取り込んで動作
するまでの時間T1と、プリンタがパソコンから取り込
んだ信号を処理している間の時間T2との和がプリンタ
のデータ処理時間となり、パソコンがビジィ信号BSY
を取り込んで動作するまでの時間T3とストローブ信号
STBの出力時間T4との和がパソコンのデータ処理時
間となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ等のデータ
受信装置とパソコン等のデータ送信装置との間で互いに
確認(ハンドシェイク)しながらデータの授受を行うセ
ントロニクス仕様準拠の通信システムに用いて好適なパ
ラレルデータ検査装置に係り、詳しくは、データ送信装
置やデータ受信装置のデータ処理時間を検査するパラレ
ルデータ検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の検査装置としては、例え
ば特願平4−145563号公報記載のものが存在す
る。同検査装置は、データの取り込み・保持をするモニ
タ機能やデータを転送するシュミレーション機能等を有
し、データ送信装置、データ受信装置及び通信回線等の
検査をするのためのものである。ところで、同検査装置
を用いて、パソコン等のデータ送信装置やプリンタ等の
データ受信装置のデータ処理能力を測定することは、新
しく開発したパソコンやプリンタが設計通りに動作して
いるのかを確かめたり、設置したパソコンやプリンタが
正常に動作しているのかを確かめたりするときに必要で
ある。この目的で使用する場合、上記検査装置はパソコ
ンやプリンタが接続されている通信回線に分岐接続して
使用する。このとき、パソコン側からは、データがある
ことを知らせるストローブ信号が送出され、一方、プリ
ンタ側からは、データを受け取りパソコン側に対して動
作中を知らせるビジィ信号が送出されるとともに、この
ビジィ信号に続いて、処理終了を知らせるアクノリッジ
信号(ACKNLG)が送出される。
【0003】図6は、通信回線を介して授受される上述
した各種信号のタイミングを示す図であり、同図(a)
はデータDAT、同図(b)はストローブ信号STB、
同図(c)はビジィ信号BSYである。なお、アクノリ
ッジ信号(ACKNLG)については、データ処理時間
の計測に関係する信号でないので、図示していない。上
記検査装置でパソコンやプリンタのデータ処理時間を検
査する場合、同図のストローブ信号STBからT6の時
間を計測するとともに、ビジィ信号BSYからT7の時
間を計測し、T7をプリンタのデータ処理時間として表
示部に表示するとともに、T6からT7の時間を引いた
算出結果をパソコンのデータ処理時間として表示部に表
示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパラレルデータ検査装置では、プリンタやパソコン
のデータ処理時間を計測する場合、T7をプリンタのデ
ータ処理時間、T6からT7の時間を引いた算出結果を
パソコンのデータ処理時間として表示してるため、表示
されたデータ処理時間の値の精度が悪いという不都合が
ある。すなわち、上記のプリンタのデータ処理時間T7
は、プリンタが反応してからの時間を示しており、プリ
ンタが反応する前の時間(パソコンからデータを取り込
み、この取り込んだデータの処理を開始するまでの時
間)が含まれていないため、その処理開始前の時間が含
まれない分、算出されたデータ処理時間の値の精度が落
ちる。また、パソコンのデータ処理時間(T6−T7)
の値の精度についても、データ処理時間T7が関係して
いるため同様である。特に、近年では、パソコンやその
周辺機器のデータ処理速度が著しく向上しているため、
パソコンやその周辺機器のデータ処理時間を計測する精
度を上げることは非常に重要である。
【0005】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、パソコン等のデータ送信装置やプリンタ等のデ
ータ受信装置のデータ処理時間を精度良く計測できるパ
ラレルデータ検査装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、制御用通信線を経由してデ
ータ送信装置からデータ受信装置へ供給される受信タイ
ミング信号の到来タイミングに合わせて、パラレルデー
タ通信線を経由して上記データ送信装置から上記データ
受信装置へ供給されるパラレルデータを当該データ受信
装置が取り込むと共に、取り込んだパラレルデータを上
記データ受信装置が処理している間、他のパラレルデー
タの取り込み不可を示す受信不可信号を上記データ受信
装置からデータ送信装置へ上記制御用通信線を経由して
送出し続けるハンドシェイク方式の通信システムの検査
のために用いられるパラレルデータ検査装置であって、
上記制御用通信線に接続され、上記受信タイミング信号
及び受信不可信号を取り込む信号入力手段と、データ送
信処理時間及び/又はデータ受信処理時間の計測指示の
操作を行う操作手段と、該操作手段の操作による計測指
示に基づいて、上記信号入力手段に対する上記受信不可
信号の供給が終了する時点までの経過時間を上記データ
受信処理時間として計測し、かつ/又は、上記信号入力
手段に対する上記受信不可信号の供給が終了した時点か
ら、上記信号入力手段が次の受信タイミング信号を取り
込む時点までの経過時間を上記データ送信処理時間とし
て計測するデータ処理計時手段とを備えてなることを特
徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のパ
ラレルデータ検査装置であって、該検査装置に、上記デ
ータ処理計時手段が計測を完了した後、当該計測結果を
表示出力する表示手段、及び/又は当該計測結果を印字
出力する印字手段を付加してなることを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】この発明の構成において、上記データ受信装置
のデータ受信処理時間を、上記信号入力手段に対する上
記受信不可信号の供給が終了する時点までの経過時間を
計測することによって求めるとともに、上記データ送信
装置のデータ送信処理時間を、上記信号入力手段に対す
る上記受信不可信号の供給が終了した時点から、上記信
号入力手段が次の受信タイミング信号を取り込む時点ま
での経過時間を計測することによって求める。
【0009】この発明の構成によれば、計測された上記
データ受信処理時間及びデータ送信処理時間には、デー
タ送信装置やデータ受信装置が処理を行う時間だけでな
く、各装置が処理動作するまでの時間も含まれているた
め、各装置のデータ処理時間を精度良く算出することが
できる。したがって、算出されたデータ処理時間の精度
が良くなることから、開発されたデータ送信装置やデー
タ受信装置が設計どうりに動作するか否かを確かめた
り、メンテナンスの際に設置されたデータ送信装置やデ
ータ受信装置の動作を確かめたりするのに最適である。
また、データ受信処理時間やデータ送信処理時間を表示
手段に表示することにより、それらの時間のディスプレ
イ装置での確認ができ、また、データ受信処理時間やデ
ータ送信処理時間を紙に印字させることにより、それら
の時間を記録保存できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1は、この発明の一実施例であるパ
ラレルデータ検査装置の概略構成を示す回路ブロック
図、図2は同パラレルデータ検査装置の計時機能部分の
構成を示す回路ブロック図、また、図3は同パラレルデ
ータ検査装置をパソコンとプリンタからなる通信システ
ムに接続した状態を示す図である。これらの図に示すよ
うに、この例のパラレルデータ検査装置1は、表示回路
(表示手段)11と、操作回路(操作手段)12と、記
憶回路13と、検査回路14と、制御回路15とから構
成され、パソコン(データ送信装置)2とプリンタ(デ
ータ受信装置)3とを接続するケーブル等の通信線4に
分岐接続されて用いられる。なお、この通信線4は、8
ビットのパラレルデータ通信線と、制御用通信線とから
なり、上記パラレルデータ検査装置1は、制御用通信線
にのみ分岐接続されていれば良い。
【0011】また、パソコン2とプリンタ3とは、セン
トロニクス仕様準拠によるデータの授受を行っており、
非同期による8ビットの並列転送により、パソコン2側
からプリンタ3側に、1バイト(1文字)毎に印字情報
を転送している。このとき、パソコン2側とプリンタ3
側とが互いに相手の状態を確認(ハンドシェイク)しな
がら、通信線(パラレルデータ通信線、以下、同じ)を
介してデータDATの授受を行っているため、パソコン
2からプリンタ3に転送される1文字と次の1文字との
時間間隔は必要に応じて自由に変化する。この際、パソ
コン2からは、データDATとともに、データがあるこ
とを知らせるストローブ信号(受信タイミング信号)S
TBが通信線(制御用通信線、以下、同じ)4を経由し
てプリンタ3に送出される。一方、プリンタ3は、パソ
コン2からストローブ信号STBの立ち上がりのタイミ
ングでデータDATを取り込むとともに、データDAT
を取り込むして処理している間、パソコン2に対して、
データの取り込み動作中を知らせるビジィ信号(受信不
可信号)BSYを通信線(制御用通信線、以下、同じ)
4を経由して転送する。そして、プリンタ3は、取り込
んだデータの処理が終了したら処理終了を知らせる図示
しないアクノリッジ信号(ACKNLG)を通信線(制
御用通信線、以下、同じ)4を経由し転送する。パソコ
ン2は、ビジィ信号BSYがプリンタ3から供給されて
いる間、次のデータDATを転送しないが、アクノリッ
ジ信号が来たら次に転送するデータDATの準備をす
る。パラレルデータ検査装置1は、パソコン2から転送
されてきたデータや制御信号のうち、データ処理時間を
計測するのに必要なストローブ信号STBを取り込むと
ともに、プリンタ3から転送されてきた制御信号のう
ち、ビジィ信号BSYを取り込む。
【0012】パラレルデータ検査装置1において、上記
表示回路11は、例えば、液晶ディスプレイを有し、制
御回路15から入力したパソコン2やプリンタ3のデー
タ処理時間の値を液晶ディスプレイに表示する。上記操
作回路12は、スイッチやキーボードを有し、スイッチ
やキーボードからパソコン2やプリンタ3のデータ処理
時間を表示させる指示をする。上記記憶回路13は、制
御回路15から入力したパソコン2やプリンタ3のデー
タ処理時間を記憶する。また、上記検査回路14は、入
力ポート(信号入力手段)140と、基準信号発生回路
141と、スタート/ストップ回路(データ処理計時手
段)142と、計時回路(データ処理計時手段)143
からなり、パソコン2やプリンタ3のデータ処理時間を
通信線4から取り込んだストローブ信号STBやビジィ
信号BSYに基づいて計測する。入力ポート140は、
通信線4を介してパソコン2やプリンタ3からストロー
ブ信号STBやビジィ信号BSYを取り込むとともに、
スタート/ストップ回路142及び計時回路143に出
力する。
【0013】基準信号発生回路141は、パソコン2や
プリンタ3のデータ処理時間を計測する基準となるクロ
ック信号、例えば周期が数μsecからなるクロック信
号を計時回路143に出力する。スタート/ストップ回
路142は、入力ポート140から入力したストローブ
信号STBやビジィ信号BSYに基づいて、計時の開始
や計時の終了を計時回路143に指示する。計時回路1
43は、スタート/ストップ回路142の指示により、
基準信号発生回路141から入力したクロック信号に基
づいて、時間の計測を行う。制御回路15は、操作回路
12からパソコン2やプリンタ3のデータ処理時間を計
測する指示を受けると、計時回路143で得られたパソ
コン2やプリンタ3のデータ処理時間値を、記憶回路1
3に記憶するとともに、記憶回路13から読み出したデ
ータ処理時間値を表示回路11に表示する。
【0014】次に、図2において、スタート/ストップ
回路142は、パルス立上り検出回路142aと、パル
ス立下り検出回路142bとからなり、計時回路143
は、カウンタ143a〜143dと、選択回路143e
とからなる。ストローブ信号STBは、パルス立上り検
出回路142a及びパルス立下り検出回路142bの入
力端子(ST1)に入力されるとともに、ビジィ信号B
SYは、パルス立上り検出回路142a及びパルス立下
り検出回路142bの入力端子(BY1)に入力され
る。パルス立上り検出回路142aの出力端子(ST
2)は、カウンタ143aの入力端子(S1)及びカウ
ンタ143dの入力端子(S2)に接続され、また、出
力端子(BY2)は、カウンタ143aの入力端子(S
2)及びカウンタ143bの入力端子(S1)に接続さ
れている。パルス立下り検出回路142bの出力端子
(ST2)は、カウンタ143bの入力端子(S2)、
カウンタ143cの入力端子(S2)及びカウンタ14
3dの入力端子(S2)に接続され、また、出力端子
(BY2)は、カウンタ143cの入力端子(S1)に
接続されている。
【0015】カウンタ143a〜143dの入力端子
(CK)は、基準信号発生回路141と接続されるとと
もに、出力端子(Q)は選択回路143eと接続されて
いる。また、選択回路143eは制御回路15と接続さ
れている。パルス立上り検出回路142aは、ストロー
ブ信号STB及びビジィ信号BSYのパルスの立ち上が
りを検出し、パルス立下り検出回路142bは、ストロ
ーブ信号STB及びビジィ信号BSYのパルスの立ち下
がりを検出する。カウンタ143a〜143dは、パル
ス立上り検出回路142a及びパルス立下り検出回路1
42bにより、入力端子(S1)に信号が入力される
と、基準信号発生回路141から入力したクロック信号
に基づいて時間のカウントを開始し、入力端子(S2)
に信号が入力されると時間のカウントを終了する。ま
た、カウントした結果(計測値)は、選択回路143e
に出力する。選択回路143eは、制御回路15の指示
により、カウンタ143a〜143dを選択し、これら
カウンタの計測値を制御回路15に出力する。
【0016】図4は、パソコンやプリンタから出力され
る信号のタイムチャートである。図4において、同図
(a)はパソコン2(図3)から転送されるデータDA
T、同図(b)はパソコン2から転送されるストローブ
信号STB、同図(c)はプリンタ3から転送されるビ
ジィ信号BSYである。同図(c)において、T1は、
プリンタ3がパソコン2から通信線4を介してストロー
ブ信号STBを取り込み動作するまでの時間であり、ス
トローブ信号STBの「L」レベルから「H」レベルへ
のレベル変化位置から、ビジィ信号BSYの「L」レベ
ルから「H」レベルへのレベル変化開始位置までの時間
である。T2は、プリンタ3のビジィ信号BSYの出力
時間であり、ビジィ信号BSYの「L」レベルから
「H」レベルへのレベル変化開始位置から、「H」レベ
ルから「L」レベルへのレベル変化終了位置までの時間
である。
【0017】T3は、パソコン2がプリンタ3のビジィ
信号BSYを確認して動作するまでの時間であり、ビジ
ィ信号BSYの「H」レベルから「L」レベルへのレベ
ル変化終了位置から、ストローブ信号STBの「H」レ
ベルから「L」レベルへのレベル変化位置までの時間で
ある。T4は、パソコン2のストローブ信号STBの出
力時間であり、ストローブ信号STBの「H」レベルか
ら「L」レベルへのレベル変化位置から、「L」レベル
から「H」レベルへのレベル変化位置までの時間幅であ
る。また、T1〜T4は、上述のカウンタ143a〜1
43dによりそれぞれ計測され、T1+T2の時間の和
がプリンタ3のデータ処理時間、T3+T4の時間の和
がパソコン2のデータ処理時間となる。これらの時間
は、制御回路で演算された後、表示回路に表示される。
【0018】次に、このパラレルデータ検査装置の動作
について説明する。図5は、同パラレルデータ検査装置
の動作を説明するフローチャートである。まず、使用者
は、図3で示すように、パラレルデータ検査装置1をパ
ソコン2とプリンタ3との間の通信線4に接続する。パ
ラレルデータ検査装置1には、パソコン2から転送され
たストローブ信号STBが取り込まれるとともに、プリ
ンタ3から転送されたビジィ信号BSYが取り込まれ、
操作回路12からデータ処理時間の計測が指示される。
この指示は、操作回路12から制御回路15に伝えらえ
る。制御回路15は、操作回路12からデータ処理時間
の計測の指示を受けると(ステップS10)、計時回路
143のカウンタ143a〜143dを初期設定して
(ステップS11)、カウント値を「0」にする。次
に、パルス立上り検出回路142a及びパルス立下り検
出回路142bは、ストローブ信号STBやビジィ信号
BSYからパルスの立ち上がりや立ち下がり(図5のス
トローブ信号STBの立ち上がりや立ち下がり、ビジィ
信号BSYの立ち上がりや立ち下がり)を検出する。そ
して、パルス立上り検出回路142a及びパルス立下り
検出回路142bは、検出した信号を計時回路143に
出力して、計時のスタート/ストップを指示する。
【0019】例えば、図4のT1の時間を計測する場
合、ストローブ信号STBの立ち上がりをパルス立上り
検出回路142aで検出して、その検出した信号をカウ
ンタ143aの入力端子(S1)に入力することによ
り、カウンタの計測をスタートする。さらに、ビジィ信
号BSYの立ち下がりをパルス立下り検出回路142b
で検出して、その検出した信号をカウンタ143aの入
力端子(S2)に入力することにより、カウンタの計測
をストップする。このようにして、T2、T3、T4に
ついても、時間の計測を行う。そして、制御回路15
は、T1〜T4の時間の計測値を選択回路143eで選
択して入力して記憶回路13に順次記憶する(ステップ
S12,S13)。次に、記憶回路13に記憶されたT
1〜T4の時間の計測値に基づき、T1+T2の時間や
T3+T4の時間の演算を行う(ステップS14)。そ
して、T1+T2をプリンタのデータ処理時間、T3+
T4をパソコンのデータ処理時間として、表示回路に表
示する(ステップS15)。
【0020】この実施例の構成によれば、このパラレル
データ検査装置で計測されるパソコンやプリンタのデー
タ処理時間には、パソコンやプリンタが通信線からデー
タを取り込んでから動作する時間も含まれるため、精度
の高い計測ができる。
【0021】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述の実
施例では、データ処理時間を測定する対象機器は、パソ
コン(データ送信装置)が1台で、プリンタ(データ受
信装置)が1台の場合について述べたが、これに限ら
ず、パソコンやプリンタは複数台あっても良い。この場
合、計測する各装置のデータ処理時間は、記憶装置に格
納しておき、計測終了後に表示回路に表示させる。ま
た、この実施例では、パソコンやプリンタのデータ処理
時間を、ストローブ信号の立ち上がり(エッジ)やビジ
ィ信号の立ち下がり(エッジ)の時点を基準に計測する
ことについて述べたが、これに限らず、ストローブ信号
やビジィ信号の所定の時点を予め定めておき、その所定
の時点に基づいてパソコンやプリンタのデータ処理時間
を計測しても良い。
【0022】さらに、この実施例では、データ処理時間
の計測結果をディスプレイ装置(表示回路)に表示出力
させることについて説明したが、これに限らず、プリン
タに印字出力させても良い。また、ディスプレイ装置と
プリンタの両方を用いても良い。加えて、実施例では、
パソコンとプリンタの両方の装置のデータ処理時間を計
測することについて説明したが、パソコンのみのデータ
処理時間やプリンタのみのデータ処理時間も計測でき
る。また、上述の実施例では、パラレルデータ検査装置
でデータ処理時間を検査する対象として、パソコンやプ
リンタについて述べたが、これらの装置に限らず、スト
ローブ信号やビジィ信号と同じようなタイミングで回線
に信号を転送するコンピュータ周辺機器すべてについて
適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、上記構成の発明に
よれば、上記データ受信装置のデータ受信処理時間を、
上記信号入力手段に対する上記受信不可信号の供給が終
了する時点までの経過時間を計測することによって求め
るとともに、上記データ送信装置のデータ送信処理時間
を、上記信号入力手段に対する上記受信不可信号の供給
が終了した時点から、上記信号入力手段が次の受信タイ
ミング信号を取り込む時点までの経過時間を計測するこ
とによって求めるような構成にしたのでデータ処理時間
を精度良く算出することができる。また、データ受信処
理時間やデータ送信処理時間を表示手段に表示すること
により、それらの時間のディスプレイ装置での確認がで
き、また、データ受信処理時間やデータ送信処理時間を
紙に印字させることにより、それらの時間を記録保存で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるパラレルデータ検査
装置の概略構成を示す回路ブロック図である。
【図2】同パラレルデータ検査装置における計時機能部
分の構成を示す回路ブロック図である。
【図3】同パラレルデータ検査装置をパソコンとプリン
タからなるシステムに接続したときの状態を示す図であ
る。
【図4】パソコンやプリンタから出力される信号のタイ
ムチャートである。
【図5】同パラレルデータ検査装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図6】通信回線を介して授受される従来の検査装置で
検査される各種信号のタイミングを示す図である。
【符号の説明】
1 パラレルデータ検査装置 2 パソコン(データ送信装置) 3 プリンタ(データ受信装置) 11 表示回路(表示手段) 12 操作回路(操作手段) 14 検査回路 140 入力ポート(信号入力手段) 141 基準信号発生回路(データ処理計時手段) 142 スタート/ストップ回路(データ処理計時
手段) 143 計時回路(データ処理計時手段) STB ストローブ信号(受信タイミング信号) BSY ビジィ信号(受信不可信号)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御用通信線を経由してデータ送信装置
    からデータ受信装置へ供給される受信タイミング信号の
    到来タイミングに合わせて、パラレルデータ通信線を経
    由して前記データ送信装置から前記データ受信装置へ供
    給されるパラレルデータを当該データ受信装置が取り込
    むと共に、取り込んだパラレルデータを前記データ受信
    装置が処理している間、他のパラレルデータの取り込み
    不可を示す受信不可信号を前記データ受信装置からデー
    タ送信装置へ前記制御用通信線を経由して送出し続ける
    ハンドシェイク方式の通信システムの検査のために用い
    られるパラレルデータ検査装置であって、 前記制御用通信線に接続され、前記受信タイミング信号
    及び受信不可信号を取り込む信号入力手段と、 データ送信処理時間及び/又はデータ受信処理時間の計
    測指示の操作を行う操作手段と、 該操作手段の操作による計測指示に基づいて、 前記信号入力手段に対する前記受信不可信号の供給が終
    了する時点までの経過時間を前記データ受信処理時間と
    して計測し、かつ/又は、 前記信号入力手段に対する前記受信不可信号の供給が終
    了した時点から、前記信号入力手段が次の受信タイミン
    グ信号を取り込む時点までの経過時間を前記データ送信
    処理時間として計測するデータ処理計時手段とを備えて
    なることを特徴とするパラレルデータ検査装置。
  2. 【請求項2】 前記データ処理計時手段が計測を完了し
    た後、当該計測結果を表示出力する表示手段、及び/又
    は当該計測結果を印字出力する印字手段を付加してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のパラレルデータ検査装
    置。
JP6074879A 1994-04-13 1994-04-13 パラレルデータ検査装置 Pending JPH07281964A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133752A (ja) * 2010-11-29 2012-07-12 Denso Corp マイクロコンピュータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133752A (ja) * 2010-11-29 2012-07-12 Denso Corp マイクロコンピュータ

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