JP2614906B2 - 回線エラー率測定方式 - Google Patents

回線エラー率測定方式

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JP2614906B2 JP24688388A JP24688388A JP2614906B2 JP 2614906 B2 JP2614906 B2 JP 2614906B2 JP 24688388 A JP24688388 A JP 24688388A JP 24688388 A JP24688388 A JP 24688388A JP 2614906 B2 JP2614906 B2 JP 2614906B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 検出単位時間対応にエラー数格納部を用いることなし
にエラー検出形式についての回線エラー率を出力し得る
回線エラー率測定方式に関し、 メモリ容量の大幅な節減の下で回線エラー率の測定を
行なうことを目的とし、 エラーカウンタの値がエラー数の計数初期値であるこ
とを判定する判定手段と、エラー検出形式についての回
線エラー率毎に設けられ、判定手段がエラーカウンタの
値がエラー数の計数初期値でないことを示したときのエ
ラー数を格納するものであって、当該回線エラー率のた
めに予め決められた検出単位時間数当たりのエラー数及
び該予め決められた検出単位時間数のうちのいずれか小
さい数に等しい個数のエラー数格納部と、各エラー数格
納部対応であって、当該エラー数格納部にエラー数を格
納した検出単位時間からの経過時間を格納する経過時間
格納部と、検出単位時間毎に当該検出単位時間からみて
前記当該回線エラー率のために予め決められた検出単位
時間数より前の検出単位時間のエラー数を格納している
エラー数格納部の値をエラー数の格納初期値にし、且つ
前記予め決められた検出単位時間数より前の検出単位時
間までの経過時間を格納している経過時間格納部の値を
経過時間の計数開始値にする第1の更新手段と、前記経
過時間格納部の値を検出単位時間経過毎に更新する第2
の更新手段と、前記エラー数格納部のためのアドレスを
エラー数格納毎に更新して巡回発生するアドレス発生手
段とを設け、前記判定手段の否定判定で前記判定手段が
前記エラーカウンタ4の値がエラー数の計数初期値でな
いことを示した前回の検出単位時間における処理におい
て前記アドレス発生手段により更新されたアドレスの前
記エラー数格納部及び前記経過時間格納部に対応する値
として前記エラーカウンタの値及び経過時間の計数開始
値を書き込み、検出単位時間毎の前記エラー数格納部及
び経過時間格納部の値を当該検出単位時間毎の前記算定
情報として出力するようにして構成した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、検出単位時間対応にエラー数格納部を用い
ることなしにエラー検出形式についての回線エラー率を
出力し得る回線エラー率測定方式に関する。
通信伝送路を介して信号を伝送する場合、その送信側
から伝送した信号が受信側で常に正しく受信されるとは
限らない。従って、信号の伝送を行なう場合に受信側、
例えばPCM回線の中継装置等においてどの程度のエラー
が生じているか否かを測定し、そのエラーが許容限度を
越える場合には、その表示を発生してそれに対する処置
を講じるようにしている。
〔従来の技術〕
第5図は交換機局間を接続するPCM回線にディジタル
ターミナル装置を介設した交換機局間システム構成を示
す。この図において、50は交換機、52はディジタルター
ミナル装置、54はPCM回線(伝送路)である。ディジタ
ルターミナル装置52には、回線エラー率を測定するため
の構成要素として、回線エラー検出回路2及び演算装置
62を有する。演算装置62は第6図に示すように、マイク
ロプロセッサ70、ROM72、RAM74、ハードウェアインタフ
ェイス76がバス78を介して接続可能に構成されている。
そして、ROM72には、第7図に示す処理フローを実行す
るプログラムが格納されており、このプログラムはマイ
クロプロセッサ70で実行されるが、その際にRAM74が用
いられる。
このディジタルターミナル装置52における従来の回線
エラー率測定方式は次の如きものであった。
エラー検出形式(第1表のエラー種別)対応の回線エ
ラー検出回路2で検出単位時間、例えば1秒毎に検出し
た対応エラーカウンタのエラー数がハードウェアインタ
フェイス76を介して読み込まれる(第7図(その1)の
S1)。
第I表中の分数表示の上側はエラー数を表し、下側は
サンプル時間(検出単位時間数)を表す。検出単位時間
は、エラーカウンタからエラー数を取り込んで、従来技
術にあっては第7図及び第3図の処理を、又本願の実施
例にあっては第2図及び第3図の処理を行う期間を意味
しており、検出単位時間数は、エラー検出形式毎であっ
て回線エラー率毎に当該回線エラー率の算定に必要な数
の検出単位時間を意味している。その分数表示が夫々、
異なるのは次の理由による。例えば、バイポーラバイオ
レーションBPVエラーというエラーの発生確率は回線上
に流れるフレームの中のデータに1ビット中1ビット誤
りがあることを示し、CRCエラーというエラーの発生確
率は回線上に流れるフレーム中のデータに4632ビット中
1ビット以上の誤りがあることを示すので、エラー種別
毎に分数表示の値が異なる。
以下の各処理は1秒内に、各エラー検出形式について
の各回線エラー率毎に遂一行なわれるが、共通なのでそ
の1つのみを説明する。
読み取ったエラー数を書き込むためのメモリアドレス
を指すポインタを1つだけ進める(第7図(その1)の
S2)。そのポインタの値がそのエラー検出形式について
の或るエラー率につき予め決められたリング型メモリバ
ッファのうちの最後のメモリアドレスを越えたなら(第
7図(その1)のS3のY)、ポインタをメモリバッファ
の先頭アドレスを指すようにセットし直して、メモリバ
ッファの最後のメモリアドレスを指していない場合と同
様にエラーカウンタから読み取ったエラー数を更新ポイ
ンタが指すアドレスに書き込む(第7図(その1)のS
5)。
エラー検出形式についての回線エラー率毎に毎けられ
ている各メモリバッファに対し回線エラー率算定のため
に決められているサンプル時間経過時刻までの各エラー
数を合計する(第7図(その2)のS7)。
その合計値が回線エラー率算出判定要閾域値(第I表
中のエラー数)を越えている場合には(第7図(その
2)のS8を越えた)、対応回線エラー率用フラグをセッ
トし、超えていない場合には(第7図(その2)のS8を
越えない)、対応回線エラー率用フラグを“0"にセット
してエラー検出形式につき各回線エラー率のエラーを計
算していない場合にはステップS2へ戻る(第3図のS1
1)。
逆に、各回線エラー率を計算している場合には、“1"
となっている回線エラー率用のフラグのうちの最も高い
回線エラー率をその検出単位時間における回線エラー率
として交換機側へ通知する(第3図のS12乃至S20)。
次に1秒になるまで、上記各処理の待機に入る(第3
図のS21)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来方式においては、各エラー検出形式別で、
しかも各回線エラー率毎に第I表に示す検出単位時間数
分のエラー数を格納するリング型メモリバッファを設け
なければ、その所期の目的を達成することができない。
これは、回線エラー率の測定だけでも大きなメモリ容量
を必要とすることになり、それだけにマイクロプロセッ
サで必要とするアドレス空間を大きくする。マイクロプ
ロセッサで取り扱いうるアドレス空間を或る大きさに設
定した場合には、そのディジタルターミナル装置でのエ
ラー測定に支障を来す。
本発明は、斯かる問題点を鑑みて創作されたもので、
メモリ容量の大幅な節減の下で回線エラー率の測定を行
ない得る回線エラー率測定方式を提供することをその目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は請求項1記載の発明の原理ブロック図を示
す。この図に示すように、本発明は、エラー検出形式に
ついてのエラーを検出する回線エラー検出回路2と、検
出単位時間毎のエラー数をカウントするエラーカウンタ
4とを有し、エラーカウンタ4のカウント値に応答して
回線エラー率算定部6へ回線エラー率のための算定情報
を出力することを要する回線処理装置において、次の各
構成要素を設けてその改良を図ったものである。
前記各構成要素は、前記エラーカウンタ4の値がエラ
ー数の計数初期値であることを判定する判定手段8と、
エラー検出形式についての回線エラー率毎に設けられ、
前記判定手段8が前記エラーカウンタ4の値がエラー数
の計数初期値でないことを示したときのエラー数を格納
するものであって、当該回線エラー率のために予め決め
られた検出単位時間数当たりのエラー数及び該予め決め
られた検出単位時間数のうちのいずれか小さい数に等し
い個数のエラー数格納部10と、各エラー数格納部10対応
であって、当該エラー数格納部10にエラー数を格納した
検出単位時間からの経過時間を格納する経過時間格納部
12と、検出単位時間毎に当該検出単位時間からみて前記
当該回線エラー率のために予め決められた検出単位時間
数より前の検出単位時間のエラー数を格納しているエラ
ー数格納部10の値をエラー数の格納初期値にし、且つ前
記予め決められた検出単位時間数より前の検出単位時間
までの経過時間を格納している経過時間格納部12の値を
経過時間の計数開始値にする第1の更新手段14と、前記
経過時間格納部12の値を検出単位時間経過毎に更新する
第2の更新手段16と、前記エラー数格納部10のためのア
ドレスをエラー数格納毎に更新して巡回発生するアドレ
ス発生手段18とを設け、前記判定手段8の否定判定で前
記判定手段8が前記エラーカウンタ4の値がエラー数の
計数初期値でないことを示した前回の検出単位時間にお
ける処理において前記アドレス発生手段18により更新さ
れたアドレスの前記エラー数格納部10及び前記経過時間
格納部12に対応する値として前記エラーカウンタの値及
び経過時間の計数開始値を書き込み、検出単位時間毎の
前記エラー数格納部10及び経過時間格納部12の値を当該
検出単位時間毎の前記算定情報として出力するようにし
て、請求項1記載の発明は構成される。
〔作 用〕
検出単位時間毎に、回線エラー検出回路2から出力さ
れるエラー数がエラーカウンタ4でカウントされ、読み
込まれる。そのとき検出単位時間経過毎に、経過時間格
納部12の値は1つだけカウントアップされる。又、読み
込まれたカウント値が0でないとき、アドレス発生手段
16の示すエラー数格納部10のアドレスに前記カウント値
が格納される。アドレス発生手段16は1つだけアドレス
を進める。それと同時に、その各エラー数格納部10対応
の経過時間格納部12の検出単位時間経過数の中に当該検
出単位時間において予め決められた検出単位時間数を超
えているものがあるならば、当該経過時間格納部の値を
“0"にする。
この動作が各回線エラー率毎に、且つ検出単位時間時
系列内の各検出単位時間毎に順次に行なわれる。
その検出単位時間毎の、エラー数格納部10及び経過時
間格納部12の値が当該検出単位時間毎の回線エラー率算
定のための算定情報として回線エラー率算定部6へ出力
される。
〔実施例〕
第2図は請求項1記載の発明を第5図及び第6図に示
すシステム構成で実施するための処理フローを示す。こ
の処理フローを実行するためのプログラムが第6図のRO
M72に格納されている。又、エラー検出形式(第I表の
エラー種別)についての回線エラー率毎に当該回線エラ
ー率に対して予め決められた検出単位時間数当たりのエ
ラー数及び検出単位時間数のうちのいずれか小さい数だ
けのメモリバッファがRAM74内に設けられる。このメモ
リバッファにはエラー数及び検出単位時間数の各々を各
別に書き込むための格納域があり、その各格納域は夫
々、第1図のエラー数格納部10及び経過時間格納部12に
対応する。
そして、第2図、第6図においてマイクロプロセッサ
70、ステップS33対応のROM72のプログラムが第1図の判
定手段8に対応する。マイクロプロセッサ70、RAM74及
び第2図のステップS31,32対応のROM72のプログラムが
第1図の第1の更新手段14に、又マイクロプロセッサ7
0、RAM74及び第2図のステップS30対応のROM72のプログ
ラムが第1図の第2の更新手段16に対応する。マイクロ
プロセッサ70、RAM74及び第2図のステップS34,S35対応
のROM72のプログラムが第1図のアドレス発生手段18に
対応する。
この構成になる本発明における回線エラー率の測定を
以下に説明する。
回線エラー検出回路60で1秒毎に検出され、計数され
たエラーカウンタの値がハドーウェアインタフェイス76
を介して読み込まれ(第2図(その1)のS1)、当該検
出単位時間までに検出単位時間数のカウントに使用され
ている各経過時間格納部の値を1だけカウントアップす
る(第2図(その1)のS30)。
カウントアップされた各経過時間格納域の値が当該検
出単位時間までにおいて、第I表で定めるサンプル時間
(検出単位時間数)を超えたか否かを調べ、超えている
ものについては対応する各メモリバッファの内容を“0"
に書き替えた後(第2図(その1)のS32)、上述の読
み込んだカウント値が“0"であるか否かの判定(第2図
(その1)のS33)に入るが、超えていないものについ
ては、直に読み込んだカウント値が“0"であるか否かの
該判定に入る。その判定が否定ならば、該否定判定対応
の最古のエラー数を格納しているエラー数格納域(エラ
ーの検出があった前回の検出単位時間(例えば1秒)で
エラー数を書き込んだエラー数格納域の次のエラー数格
納域)(該次のエラー数格納域のアドレスは、前記エラ
ーの検出があった前回の検出単位時間においてアドレス
発生手段によって更新されている。)に、当該検出単位
時間において検出されたカウント値(エラー数)を書き
込むと共に(第2図(その2)のS34)、経過時間格納
域に“0"を書き込む。(第2図(その2)S35)。最古
のエラー数を格納しているメモリバッファのエラー数格
納域に、当該検出単位時間において検出されたエラー数
を書き込んだので、当該エラー数を次の検出単位時間数
内のエラー数として計数する起点の検出単位時間とする
ために、第2図(その2)のステップS35でその経過時
間格納域に“0"の書き込む。そして、従来方式と同様
に、エラー検出形式についての回線エラー率毎に設けら
れている各メモリバッファに対し、回線エラー率算定の
ための予め決められているサンプル時間経過時刻までの
エラー数を合計する等、の処理をして最も高いエラー数
を検出単位時間における回線エラー率として交換機側へ
通知する(第2図(その2)のS7乃至10、第3図のS11
乃至S21)。
本発明の利点を第3図を参照して、説明する。第4図
(A)は第I表のエラー種別Eのうちの回線エラー率を
10-7とする例を示している。この例において、従来方式
によれば、途中にエラー数が0である検出時刻があって
も、それらも含めて各検出時刻毎のエラー数を格納する
バッファメモリを設けなければならないが、本発明によ
れば、エラー数が1であったとき(第1の検出単位時間
t0)そのエラー数1を格納する第1のメモリバッファ
と、その検出単位時間から8099秒の次の検出単位時間、
即ち8099秒の終了時刻から1秒経過するまでの検出単位
時間内に検出されたエラー数が0でない、例えばエラー
数が1である検出単位時間、即ち前記8099秒の終了時刻
から1秒経過するまでの検出単位時間での回線エラー率
算定に供するためよのエラー数1を格納する第2のバッ
ファメモリとを設ければよい。それら両バッファメモリ
の検出単位時間t1における内容は第4図(B)に示すよ
うになる。この関係は各エラー種別の各回線エラー率毎
に当て嵌まる。
従って、第I表の下で必要となるバッファメモリ数は
従来の1367から134へ減らすことができる。
これはマイクロプロセッサによるアクセスアドレス空
間内回線エラー率の算定系を容易に収めることができ
る。
なお、上述実施例はPCM回線の例であったが、他の通
信回線においてもその回線エラー率を問題とする回線な
ら本発明を実施し得る。
〔発明の効果〕
以上述べたように請求項1記載の発明によれば、メモ
リ容量を節減しつつ、所要の回線エラー率の測定を為し
得る。これはアドレス空間の少ないプロセッサの下での
回線エラー率の測定を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1記載の発明の原理ブロック図、 第2図は請求項1記載の発明の実施のための処理フロー
を示す図、 第3図は第2図(その2)及び第7図(その2)に続く
処理フローを示す図、 第4図は請求項1記載の発明の利点の説明図、 第5図は交換機局間システム構成図、 第6図は演算装置を示す図、 第7図は従来方式の処理フローを示す図である。 第1図、第2図及び第5図において、 2は回線エラー検出回路、 4はエラーカウンタ、 6は回線エラー率算定部、 8は判定手段(マイクロプロセッサ70、第2図のステッ
プS33対応のROM72のプログラム)、 10はエラー数格納部(RAM74)、 12は経過時間格納部(RAM74)、 14は第1の更新手段(マイクロプロセッサ70、第2図の
ステップS31,S32対応のROM72のプログラム、RAM74)、 16は第2の更新手段(マイクロプロセッサ70、第2図の
ステップS30対応のROM72のプログラム、RAM74)、 18はアドレス発生手段(マイクロプロセッサ70、第2図
のステップS34,S35対応のROM72のプログラム、RAM74)
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本野 隆平 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通第一通信ソフトウェア株式 会社内 (72)発明者 森田 義雄 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通第一通信ソフトウェア株式 会社内 (72)発明者 高橋 光春 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通第一通信ソフトウェア株式 会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エラー検出形式についてのエラーを検出す
    る回線エラー検出回路2と、検出単位時間毎のエラー数
    をカウントするエラーカウンタ4とを有し、エラーカウ
    ンタ4のカウント値に応答して回線エラー率算定部6へ
    回線エラー率のための算定情報を出力する回線処理装置
    の回線エラー率測定方式において、 前記エラーカウンタ4の値がエラー数の計数初期値であ
    ることを判定する判定手段8と、 エラー検出形式についての回線エラー率毎に設けられ、
    前記判定手段8が前記エラーカウンタ4の値がエラー数
    の計数初期値でないことを示したときのエラー数を格納
    するものであって、当該回線エラー率のために予め決め
    られた検出単位時間数当たりのエラー数及び該予め決め
    られた検出単位時間数のうちのいずれか小さい数に等し
    い個数のエラー数格納部10と、 各エラー数格納部10対応であって、当該エラー数格納部
    10にエラー数を格納した検出単位時間からの経過時間を
    格納する経過時間格納部12と、 検出単位時間毎に当該検出単位時間からみて前記当該回
    線エラー率のために予め決められた検出単位時間数より
    前の検出単位時間のエラー数を格納しているエラー数格
    納部10の値をエラー数の格納初期値にし、且つ前記予め
    決められた検出単位時間数より前の検出単位時間までの
    経過時間を格納している経過時間格納部12の値を経過時
    間の計数開始値にする第1の更新手段14と、 前記経過時間格納部12の値を検出単位時間経過毎に更新
    する第2の更新手段16と、 前記エラー数格納部10のためのアドレスをエラー数格納
    毎に更新して巡回発生するアドレス発生手段18とを設
    け、 前記判定手段8の否定判定で前記判定手段8が前記エラ
    ーカウンタ4の値がエラー数の計数初期値でないことを
    示した前回の検出単位時間における処理において前記ア
    ドレス発生手段18により更新されたアドレスの前記エラ
    ー数格納部10及び前記経過時間格納部12に対応する値と
    して前記エラーカウンタの値及び経過時間の計数開始値
    を書き込み、検出単位時間毎の前記エラー数格納部10及
    び経過時間格納部12の値を当該検出単位時間毎の前記算
    定情報として出力することを特徴とする回線エラー率測
    定方式。
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