JP2885469B2 - 遠隔保守システム - Google Patents

遠隔保守システム

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JP2885469B2
JP2885469B2 JP8968690A JP8968690A JP2885469B2 JP 2885469 B2 JP2885469 B2 JP 2885469B2 JP 8968690 A JP8968690 A JP 8968690A JP 8968690 A JP8968690 A JP 8968690A JP 2885469 B2 JP2885469 B2 JP 2885469B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、保守センタとこの保守センタと専用線に
よって接続される遠隔地に設けられた複数の端末機とか
らなり、複数の端末機からの障害の状況が保守センタに
出力される遠隔保守システムに関する。
(従来の技術) 保守センタとこの保守センタと専用線によって接続さ
れる遠隔地に設けられた複数の端末機とからなり、複数
の端末機からの障害の状況が保守センタに出力される遠
隔保守システムがある。
このような遠隔保守システムにおいては、端末機側で
障害が発生した場合、その端末機の障害の状況が、保守
センタの設置場所と本端末機の設置場所との時差、障害
の種別に関わりなく、保守センタ側に一律に通知されて
いる。
このため、保守センタのある地域での通常の営業時間
以外にも、保守センタが営業しなければならず、そのた
めの人員の確保が難しい。
また、軽微な障害の情報まで保守センタ側に通知され
るので、保守センタは複数の端末機から通知される情報
を記憶しておくための大量なメモリと、それらを整理す
るための複雑で大きなソフトウエアが必要である。
前者については、保守センタ側のソフトウエアにて、
保守センタ側の営業時間以外に受信した情報を、磁気デ
ィスク等に蓄積することにより解決できるが、後者につ
いては、膨大なメモリエリアが必要となるという欠点が
ある。
したがって、保守センタの要員を時間外に備えて確保
したり、保守センタ側で障害情報蓄積用の大量なメモリ
エリアと、それらを整理するための複雑で大きなソフト
ウエアが必要であるという欠点がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、保守センタの要員を時間外に備えて確
保したり、保守センタ側で障害情報蓄積用の大量なメモ
リエリアと、それらを整理するための複雑で大きなソフ
トウエアが必要であるという欠点を除去するもので、保
守センタの要員を時間外に備えて確保する必要がなく、
保守センタ側のソフトウエアと障害情報蓄積用のメモリ
エリアが小さくて良い遠隔保守システムを提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の遠隔保守システムは、保守センタとこの保
守センタと専用線によって接続される遠隔地に設けられ
た複数の端末機とからなり、複数の端末機からの障害の
状況が保守センタに出力されるものにおいて、上記端末
機が、障害を検知する検知手段と、接続される保守セン
タの利用時間を記憶している記憶手段と、現在の時刻を
計数している計時手段と、上記検知手段で障害を検知し
た際、上記計時手段による現在の時刻が上記記憶手段に
記憶されている保守センタの利用時間内であるか否かを
判定する判定手段と、この判定手段により利用時間内で
あると判定された場合、上記検知手段で検知した障害の
内容を保守センタへ出力する出力手段とを有しているも
のである。
この発明の遠隔保守システムは、保守センタとこの保
守センタと専用線によって接続される遠隔地に設けられ
た複数の端末機とからなり、複数の端末機からの障害の
状況が保守センタに出力されるものにおいて、上記端末
機が、障害を検知する検知手段と、上記障害に対応した
重要度を規程している情報を記憶する第1の記憶手段
と、接続される保守センタの利用時間を記憶している第
2の記憶手段と、現在の時刻を計数している計時手段
と、上記検知手段で障害を検知した際、上記計時手段に
よる現在の時刻が第2の記憶手段に記憶されている保守
センタの利用時間内であるか否かを判定する第1の判定
手段と、上記検知手段で障害を検知した際、上記障害に
対応する重要度を上記記憶手段から読出し、この読出し
た重要度が所定の値以上か否かを判定する第2の判定手
段と、上記第1の判定手段により利用時間内であると判
定され、かつ上記第2の判定手段により重要度が所定の
値以上であると判定された場合、上記検知手段で検知し
た障害の内容を保守センタへ出力する出力手段とを有し
ているものである。
この発明の遠隔保守システムは、保守センタとこの保
守センタに対し専用線を介して接続される遠隔地に設け
られた複数の端末機とからなり、複数の端末機からの障
害の状況が保守センタに出力される遠隔保守システムに
おいて、 前記端末機が、障害を検知する手段と、上記障害に対
応した重要度を規定している情報を記憶する第1の記憶
手段と、接続された保守センタの利用時間を記憶してい
る第2の記憶手段と、現在の時刻を計時している計時手
段と、前記検知手段で障害を検知した際、当該障害に対
する重要度を前記第1の記憶手段から読み出し、この読
み出した重要度が所定の第1の値以上か否かを判定する
第1の判定手段と、この第1の判定手段により重要度が
第1の値以上と判定された場合に、前記検知手段で検知
した障害の内容を保守センタへ即時出力する第1の出力
手段と、前記第1の判定手段により重要度が第1の値未
満と判定された場合に、当該重要度が前記第1の値より
も小さく設定した第2の値以上か否かを判定する第2の
判定手段と、現在時刻が前記第2の記憶手段に記憶され
ている保守センタの利用時間内であるか否かを判定する
第3の判定手段と、前記第2の判定手段により重要度が
前記第2の値以上と判定され、かつ前記第3の判定手段
により現在時刻が利用時間外と判定された場合には、前
記検知手段で検知された障害の内容を遅延出力情報記憶
手段に記憶し、現在時刻が利用時間内になったときに当
該前記遅延手段出力情報記憶手段から前記障害の内容を
読み出して保守センタへ出力する第2の出力手段とを有
するものである。
(作用) この発明は、保守センタとこの保守センタと専用線に
よって接続される遠隔地に設けられた複数の端末機とか
らなり、複数の端末機からの障害の状況が保守センタに
出力されるものにおいて、端末機で障害を検知した際、
現在の時刻が保守センタの利用時間内であるか否かを判
定し、この判定結果が利用時間内であると判定された場
合、上記検知した障害の内容を保守センタへ出力するよ
うにしたものである。
この発明は、保守センタとこの保守センタと専用線に
よって接続される遠隔地に設けられた複数の端末機とか
らなり、複数の端末機からの障害の状況が保守センタに
出力されるものにおいて、端末機で障害を検知した際、
現在の時刻が保守センタの利用時間内であるか否かを判
定し、また障害を検知した際、上記障害に対応する重要
度が所定の値以上か否かを判定し、上記現在の時刻が利
用時間内であると判定され、かつ上記障害の重要度が所
定の値以上であると判定された場合、上記検知した障害
の内容を保守センタへ出力するようにしたものである。
この発明は、障害を検知した際、当該障害に対する重
要度が所定の第1の値以上か否かを判定し、重要度が第
1の値以上と判定された場合に上記検知した障害の内容
を保守センタへ即時出力するようにし、一方重要度が第
1の値未満と判定された場合には、当該重要度が上記第
1の値よりも小さく設定した第2の値以上か否かを判定
し、重要度が第2の値以上と判定され、かつ現在時刻が
利用時間外と判定された場合には、上記検知された障害
の内容を遅延出力情報記憶手段に一旦記憶し、現在時刻
が利用時間内になったときに当該遅延出力情報記憶手段
から前記障害の内容を読み出して保守センタへ出力する
ようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第1図および第2図はこの発明の遠隔保守システムの
構成を示すものである。すなわち、遠隔保守システムは
保守センタCj、…と端末機としての電子交換機A、…に
よって構成されており、保守センタCj、…と電子交換機
A、…とは距離が離れた遠隔地に設けられ、専用線Bに
よって接続されている。たとえば保守センタCjが東京に
設けられ、電子交換機Aが香港に設けられている。
上記保守センタCjは、接続される電子交換機A、…の
障害状況を管理しているものである。
上記交換機A、…は、第1図に示すように、障害検知
部11、障害レベル情報メモリ12、タイマ回路13、障害出
力部14、出力センタ情報メモリ15、遅延出力情報記憶部
16、本体出力部17、および遠隔出力部18によって構成さ
れている。
障害検知部11は、メインパワーの断、ポートプロセッ
サによる通信不能、1つのラインカードの電源断等の種
種の障害を検知し、障害ごとの障害名と障害レベルとを
記憶しているテーブルを有している障害レベル情報メモ
リ12から障害の検知結果に対応した障害名と障害レベル
を読出し、この読出した障害名と障害レベルとを障害検
知終了信号とともに障害出力部14へ出力する。
タイマ回路13は、現在時刻を計数しているとともに、
障害出力部14からの起動登録番号と、所定時間後の起動
要求を受けて、要求ごとに時計を設定し、また時計が所
定時間を経過してタイムアウトとなった際に、起動登録
番号と出力起動要求信号とを障害出力部14へ出力する。
障害出力部14は、障害検知部11から供給される障害名
と障害レベルとに対し、出力センタ情報メモリ15の内容
とタイマ回路13からの現在時刻とを参照し、出力時刻、
出力すべき情報か否かを判定し、保守センタCjとの時差
を計算し、保守センタCjの営業時間に合せて障害情報を
遠隔出力部18、または本体出力部17へ出力要求信号とと
もに送出する。障害出力部14は、保守センタCjの営業時
間外の場合、障害情報を遅延出力情報記憶部16へ記憶す
るとともに、タイマ回路13へ起動登録番号と所定時間後
の起動要求とを登録する。障害出力部14は、タイマ回路
13からの出力起動要求信号が供給された場合、遅延出力
情報記憶部16から障害情報を読出し、本体出力部17、ま
たは遠隔出力部18へ出力要求信号とともに送出する。
障害レベル情報メモリ12は、第3図に示すように、障
害ごとの障害名(eni;en1、〜enn)と障害レベル(li;l
1、〜ln)とを記憶しているテーブルを有しているもの
である。
出力センタ情報メモリ15は、第4図に示すように、接
続される保守センタCjの保守センタ名(Cj;C0、〜C
n)、保守センタCjへ出力すべき障害レベル(Lj;L1〜L
n)、保守センタCjと自交換機Aとの時差(dj;0〜
n)、保守センタCjの現地営業時間(Tj)、保守センタ
Cjへの即時通報障害レベル(Kj;K1〜Kn)とが記憶され
ているメモリである。
遅延出力情報記憶部16は、障害が発生し、その障害が
保守センタにとって、即時通報障害レベルでなく、かつ
保守センタの営業時間中でないとき、保守センタの営業
開始時間まで障害情報を記憶しているメモリである。遅
延出力情報記憶部16は、第5図に示すように、登録番号
(r;1〜m)、接続される保守センタCjの保守センタ名
(C0、〜Cm)、障害名(en1、〜enm)、障害レベル(l
1、〜lm)、および障害補助情報(sub1〜m)が記憶さ
れている。
本体出力部17は、障害出力部14から出力要求信号と障
害情報とが供給された際に、障害情報を図示しない保守
端末としてのテレプリンタへ出力するものである。
遠隔出力部18は、障害出力部14から出力要求信号と障
害情報とが供給された際に、障害情報を専用線Bを介し
て遠隔地の保守センタCjへ出力するものである。
次に、このような構成において、第6図(a)(b)
(c)に示すフローチャートを参照しつつ、障害検知時
の障害情報の出力動作を説明する。たとえば今、電子交
換機A内の障害検知部11により障害名eniが検知され
る。すると、障害検知部11は障害レベル情報メモリ12か
ら上記障害の検知結果に対応した障害名と障害レベルを
読出し、この読出した障害名eniと障害レベルliとを障
害検知終了信号とともに障害出力部14へ出力する。
障害出力部14は、供給される障害名eniと障害レベルl
iとに対し、出力センタ情報メモリ15から即時通報障害
レベルKjを読出し、即時通報障害レベルKjと障害レベル
liとを比較する。
この比較の結果、障害出力部14は障害レベルliが即時
通報障害レベルKjよりも大きい場合(li≧Kj)、保守セ
ンタCjに直ちに障害eniを通報する必要有りと判断し、
障害eniについての補助情報subiを生成する。ついで、
障害出力部14は通報する保守センタCjが本体以外(j≧
1)の時には、遠隔出力部18へ出力要求信号とともに、
障害名eni、障害レベルli、補助情報subiを送出する。
また、障害出力部14は通報する保守センタCjが本体(j
=0)の時には、本体出力部17へ出力要求信号ととも
に、障害名eni、障害レベルli、補助情報subiを送出す
る。これにより、本体出力部17は、供給される障害名en
i、障害レベルli、補助情報subiを図示しない保守端末
としてのテレプリンタへ出力し、遠隔出力部18は、供給
される障害名eni、障害レベルli、補助情報subiを専用
線Bを介して遠隔地の保守センタCjへ出力する。
また、上記比較の結果、障害出力部14は障害レベルli
が即時通報障害レベルKjよりも小さい場合(li<Kj)、
出力センタ情報メモリ15から出力レベルLjを読出し、障
害レベルliと出力レベルLjとを比較する。
この比較の結果、障害出力部14は障害レベルliが出力
レベルLjよりも小さい場合(li<Lj)、保守センタCjに
その障害eniを通報する必要がないので、何の処理もせ
ずに終了する。
また、上記比較の結果、障害出力部14は障害レベルli
が出力レベルLjよりも大きい場合(li≧Lj)、保守セン
タCjに障害eniを通報する必要有りと判断し、障害eniに
ついての補助情報subiを生成する。ついで、障害出力部
14は出力センタ情報メモリ15から読出した時差djとタイ
マ回路13から読出した現在時刻とにより、保守センタCj
の現在時刻tjを算出し、この算出した現在時刻tjが出力
センタ情報メモリ15から読出した現地営業時間Tj内にあ
るか否かをチェックする。このチェックの結果、障害出
力部14は現在時刻tjが現地営業時間Tj内の場合、保守セ
ンタCjに障害eniを通報できると判断し、通報する保守
センタCjが本体以外(j≧1)の時には、遠隔出力部18
へ出力要求信号とともに、障害名eni、障害レベルli、
補助情報subiを送出する。また、障害出力部14は通報す
る保守センタCjが本体(j=0)の時には、本体出力部
17へ出力要求信号とともに、障害名eni、障害レベルl
i、補助情報subiを送出する。これにより、本体出力部1
7は、供給される障害名eni、障害レベルli、補助情報su
biを図示しない保守端末としてのテレプリンタへ出力
し、遠隔出力部18は、供給される障害名eni、障害レベ
ルli、補助情報subiを専用線Bを介して遠隔地の保守セ
ンタCjへ出力する。
また、上記チェックの結果、障害出力部14は現在時刻
tjが現地営業時間Tj外の場合、保守センタCjに障害eni
を通報できないと判断し、障害名eni、障害レベルli、
補助情報subiと保守センタ名Cjを登録番号r順に遅延出
力情報記憶部16に登録する。また、障害出力部14は保守
センタ名Cjの営業開始時刻までの時間kを求め、タイマ
回路13へ遅延出力情報記憶部16へ登録した際の登録番号
rとk時間後の起動要求とを送出する。すると、タイマ
回路13は、要求ごとにタイマを設定する。
上記各処理は、全保守センタCjについて行われ、すべ
ての保守センタCjについての処理が終了した段階で、障
害出力部14は、1つの障害での障害検知終了信号に対す
る処理を終了する。
次に、タイマ回路13で設定したタイマがk時間経過し
た場合の障害出力部14の動作について説明する。この場
合、タイマ回路13は、障害出力部14へ登録番号rと出力
起動信号を出力する。障害出力部14は、登録番号rと出
力起動信号が供給された場合、遅延出力情報記憶部16か
ら登録番号rに対応する保守センタ名Cj、障害名eni、
障害レベルli、補助情報subiを読出し、この読出したデ
ータを通報する保守センタCjが本体以外(j≧1)の
時、遠隔出力部18へ出力要求信号とともに、送出し、ま
た、通報する保守センタCjが本体(j=0)の時、本体
出力部17へ出力要求信号とともに送出する。これによ
り、本体出力部17は、供給される障害名eni、障害レベ
ルli、補助情報subiを図示しない保守端末としてのテレ
プリンタへ出力し、遠隔出力部18は、供給される障害名
eni、障害レベルli、補助情報subiを専用線Bを介して
遠隔地の保守センタCjへ出力する。
次に、具体的な例として、第7図に示すように、香港
に電子交換機Aを設置し、東京に保守センタCjを設置し
た場合について説明する。この場合、障害レベル情報メ
モリ12には、第8図に示すように、障害ごとの障害名en
iとして「en0、en1、en2、…」と障害レベルliとして
「3、4、8、…」とが記憶されている。出力センタ情
報メモリ15には、第9図に示すように、接続される保守
センタCjの保守センタ名として「本体C0」、「東京C
1」、保守センタCjへ出力すべき障害レベルLjとして
「1」、「4」、保守センタCjと自交換機Aとの時差di
として「0」、「1」、保守センタCjの現地営業時間Tj
として「9:00〜21:00」、「8:00〜20:00」、保守センタ
Cjへの即時通報障害レベルKjとして「1」、「8」が記
憶されている。
このような状態において、香港時間「20:00」に、障
害en1が発生した場合、電子交換機A内の障害検知部11
により障害名en1が検知される。すると、障害検知部11
は障害レベル情報メモリ12から上記障害の検知結果に対
応した障害名en1と障害レベル「4」を読出し、この読
出した障害名en1と障害レベル「4」とを障害検知終了
信号とともに障害出力部14へ出力する。
障害出力部14は、供給される障害名en1と障害レベル
「4」とに対し、出力センタ情報メモリ15から即時通報
障害レベル「8」を読出し、即時通報障害レベル「8」
と障害レベル「4」とを比較する。
この比較の結果、障害出力部14は障害レベル「4」が
即時通報障害レベル「8」よりも小さく、出力レベル
「4」と同じであるため、即時通報障害レベルではない
が、保守センタCjに障害en1を通報する必要有りと判断
し、障害en1についての補助情報sub1を生成する。つい
で、障害出力部14は出力センタ情報メモリ15から読出し
た時差「1」とタイマ回路13から読出した現在時刻「2
0:00」とにより、保守センタC1の現在時刻「21:00」を
算出し、この算出した現在時刻「21:00」が出力センタ
情報メモリ15から読出した現地営業時間「8:00〜20:0
0」内にあるか否かをチェックする。このチェックの結
果、障害出力部14は現在時刻「21:00」が現地営業時間
「8:00〜20:00」外であり、保守センタC1に障害en1を通
報できないと判断し、障害名en1、障害レベル「4」、
補助情報sub1と保守センタ名「C1;東京」を、第10図に
示すように、登録番号「1」として遅延出力情報記憶部
16に登録する。また、障害出力部14は保守センタ名「C
1;東京」の営業開始時刻「8:00」までの時間「11時間」
を求め、タイマ回路13へ遅延出力情報記憶部16へ登録し
た際の登録番号1と11時間後の起動要求とを送出する。
そして、11時間経過してタイマ回路13に設定したタイ
マがタイムアウトすると、タイマ回路13は、障害出力部
14へ登録番号1と出力起動信号を出力する。障害出力部
14は、登録番号1と出力起動信号が供給された場合、遅
延出力情報記憶部16から登録番号1に対応する保守セン
タ名「C1;東京」、障害名「en1」、障害レベル「4」、
補助情報「sub1」を読出し、この読出したデータを出力
要求信号とともに遠隔出力部18へ送出する。これによ
り、遠隔出力部18は、供給される障害名「en1」、障害
レベル「4」、補助情報「sub1」を専用線Bを介して東
京の保守センタへ出力する。
この障害情報を受け付けた東京の保守センタは、その
障害情報を表示し、その内容に対応してオペレータが障
害復旧処理を行う。この障害復旧処理としては、上記電
子交換機Aのユーザに障害復旧方法を電話等によって連
絡したり、保守員の詰所に連絡したり、あるいは保守員
を急行させたりする。
上記したように、保守センタCjと本電子交換機Aとが
相当の遠距離にあり、時差があったとしも、必ず保守セ
ンタCjの営業時間内に障害情報が保守センタCjへ送られ
てくるので、保守センタCjの要員を時間外に備えて確保
したり、営業時間外の勤務を強いる必要がなくなり、要
員の確保が容易となる。また、保守センタCj側が、各電
子交換機A、…の時差情報を持たず、各電子交換機A、
…側で持ち、各電子交換機A、…側で障害情報の出力を
制御しているので、保守センタCj側でのソフトウエアの
負担と障害情報記憶エリアを確保する負担とが軽減され
る。さらに、各電子交換機A、…側から保守センタCjへ
送出する障害情報にレベルを設け、そのレベルによって
重要な障害情報だけを送出するようにしたので、保守セ
ンタCj側のソフトウエアと障害情報記憶エリアが小さく
て良い。
なお、前記実施例では、各障害情報に補助情報を付加
しているが、必ずしも付加しなくても良い。また、障害
レベル情報メモリ、出力センタ情報メモリの記憶内容を
コマンド等によって書替えることができたり、着脱可能
なメモリに記憶されているものとしても良い。さらに、
出力センタ情報メモリの時差の欄を廃止し、現地営業時
間を自交換機の時刻に対応した時間に変更して記憶して
おくようにしても良い。この場合、時差換算処理が不要
である。さらに、保守センタの営業開始時刻に障害情報
の送出を行う場合について説明したが、これに限らず、
保守センタの営業時間内に障害情報を送出するようにし
ても良い。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、保守センタの
要員を時間外に備えて確保する必要がなく、保守センタ
側のソフトウエアと障害情報蓄積用のメモリエリアが小
さくて良い遠隔保守システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図、第2
図、および第7図は遠隔保守システムの構成を示すブロ
ック図、第3図および第8図は障害レベル情報メモリの
記憶例を示す図、第4図および第9図は出力センタ情報
メモリの記憶例を示す図、第5図および第10図は遅延出
力情報記憶部の記憶例を示す図、第6図は障害検知時の
障害情報の出力動作を説明するためのフローチャートで
ある。 Cj……保守センタ、A……電子交換機、B……専用線、
11……障害検知部、12……障害レベル情報メモリ、13…
…タイマ回路、14……障害出力部、15……出力センタ情
報メモリ、16……遅延出力情報記憶部、17……本体出力
部、18……遠隔出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−300328(JP,A) 特開 昭60−79495(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04M 3/08 - 3/58 H04M 7/00 - 7/16 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 1/20 - 1/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保守センタとこの保守センタに対し専用線
    を介して接続される遠隔地に設けられた複数の端末機と
    からなり、複数の端末機からの障害の状況が保守センタ
    に出力される遠隔保守システムにおいて、 前記端末機が、障害を検知する手段と、接続される保守
    センタの利用時間を記憶している記憶手段と、現在の時
    刻を計時している計時手段と、前記検知手段で障害を検
    知した際、前記計時手段による現在の時刻が前記記憶手
    段に記憶されている保守センタの利用時間内であるか否
    かを判定する判定手段と、この判定手段により利用時間
    内であると判定された場合に、前記検知手段で検知した
    障害の内容を保守センタへ出力する出力手段とを有して
    いることを特徴とする遠隔保守システム。
  2. 【請求項2】保守センタとこの保守センタに対し専用線
    を介して接続される遠隔地に設けられた複数の端末機と
    からなり、複数の端末機からの障害の状況が保守センタ
    に出力される遠隔保守システムにおいて、 前記端末機が、障害を検知する手段と、上記障害に対応
    した重要度を規定している情報を記憶する第1の記憶手
    段と、接続された保守センタの利用時間を記憶している
    第2の記憶手段と、現在の時刻を計時している計時手段
    と、前記検知手段で障害を検知した際、前記計時手段に
    より現在の時刻が第2の記憶手段に記憶されている保守
    センタの利用時間内であるか否かを判定する第1の判定
    手段と、前記検知手段で障害を検知した際、当該障害に
    対する重要度を前記第1の記憶手段から読み出し、この
    読み出した重要度が所定の値以上か否かを判定する第2
    の判定手段と、前記第1の判定手段により保守センタの
    利用時間内であると判定され、かつ前記第2の判定手段
    により重要度が所定の値以上であると判定された場合
    に、前記検知手段で検知した障害の内容を保守センタへ
    出力する第2の出力手段とを有していることを特徴とす
    る遠隔保守システム。
  3. 【請求項3】保守センタとこの保守センタに対し専用線
    を介して接続される遠隔地に設けられた複数の端末機と
    からなり、複数の端末機からの障害の状況が保守センタ
    に出力される遠隔保守システムにおいて、 前記端末機が、障害を検知する手段と、上記障害に対応
    した重要度を規定している情報を記憶する第1の記憶手
    段と、接続された保守センタの利用時間を記憶している
    第2の記憶手段と、現在の時刻を計時している計時手段
    と、前記検知手段で障害を検知した際、当該障害に対す
    る重要度を前記第1の記憶手段から読み出し、この読み
    出した重要度が所定の第1の値以上か否かを判定する第
    1の判定手段と、この第1の判定手段により重要度が第
    1の値以上と判定された場合に、前記検知手段で検知し
    た障害の内容を保守センタへ即時出力する第1の出力手
    段と、前記第1の判定手段により重要度が第1の値未満
    と判定された場合に、当該重要度が前記第1の値よりも
    小さく設定した第2の値以上か否かを判定する第2の判
    定手段と、現在時刻が前記第2の記憶手段に記憶されて
    いる保守センタの利用時間内であるか否かを判定する第
    3の判定手段と、前記第2の判定手段により重要度が前
    記第2の値以上と判定され、かつ前記第3の判定手段に
    より現在時刻が利用時間外と判定された場合には、前記
    検知手段で検知された障害の内容を遅延出力情報記憶手
    段に一旦記憶し、現在時刻が利用時間内になったときに
    当該遅延出力情報記憶手段から前記障害の内容を読み出
    して保守センタへ出力する第2の出力手段とを有するこ
    とを特徴とする遠隔保守システム。
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