JP3144223B2 - ループ状ネットワークの状態監視方法 - Google Patents

ループ状ネットワークの状態監視方法

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JP3144223B2
JP3144223B2 JP15315394A JP15315394A JP3144223B2 JP 3144223 B2 JP3144223 B2 JP 3144223B2 JP 15315394 A JP15315394 A JP 15315394A JP 15315394 A JP15315394 A JP 15315394A JP 3144223 B2 JP3144223 B2 JP 3144223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送装置を有する複数
の局がループ状の伝送路に接続されるLAN(Local Ar
ea Network) における、ループ状ネットワークの状態監
視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LANにおいては、伝送路に接続する各
局の伝送路上での物理的な位置を局の監視装置のモニタ
ー画面に表示し、伝送路や各局の状態を監視し、異常発
生時の速やかな対処を可能にすることが要求されるの
で、監視装置には各局の伝送路上での接続順序を表すデ
ータを記憶させておく必要がある。このために従来は、
LANの運転開始前に設計仕様に従って監視装置の記憶
部に接続順序を表すデータを入力し、また局の増設や切
り離しなどの変更が生ずる都度、監視装置の記憶部に格
納されている接続順序データの書換えを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は複数の局がルー
プ状の伝送路に接続されたLANにおいても、LANの
監視装置に格納すべき伝送路に接続する各局の接続順序
を表すデータは、前述のとおりに、LANの運用開始時
に接続順序データを入力し、伝送路に接続する局の接続
順序に変更が生ずる都度、新たに接続されたり分離され
た局のループ上の位置を現場で確認し、各局の接続順序
データを書き換える必要があった。ところがLANが進
歩して様々な場所で多数のネットワークが使用されるよ
うになり、また一つのネットワークについてもネットワ
ークを構成する局数が増加し、また運転の都合上、局の
接続や切り離しも比較的頻繁に行われる場合もでてきた
ので、更新に要する手間がネットワークの運営上、無視
できないものとなってきた。さらに従来の方法によると
接続順序データに誤りがあったとしても直ちには判明し
難い欠点があった。
【0004】上述の事情に鑑み、本発明は、ループ状の
伝送路に接続された各局の伝送路上の位置を容易に検知
し、現場での確認を不要とする方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、請求項1の発明の方法によれば、下手、即ち送信方
向と上手、即ち受信方向とが一定の一つのループ状の伝
送路を介して接続された複数個の、それぞれ送信手段と
受信手段とを有する局からなるループ状ネットワークに
おいて、それぞれの局には自局がデータを送信しない状
態の場合は伝送路の上手からのデータを受信させるとと
もに該データを中継して下手に送信させ、自局がデータ
を送信する状態の場合は伝送路の上手からのデータは受
信させるのみで中継させないようにループ状ネットワー
クを構成し、任意に選定した基準位置の局を送信の状態
にし、次いで基準位置局以外の全ての局に予め定められ
た形式の応答フレームを順次送信させて、該応答フレー
ムの受信の有無を応答フレーム送信中以外の局に記録さ
せ、該記録結果から伝送路上における各局の接続順序を
特定する。
【0006】
【作用】請求項1に記載の発明の方法においては、上述
のとおりにループ状ネットワークを構成するので、伝送
路上基準位置局の下手に最も近い位置にある局では、他
局から送信される応答フレームを、基準位置局が送信状
態にあるためにこの局で止められ、受信することができ
ない。基準位置局の下手に2番目に近い位置にある局
は、基準位置局の下手に最も近い位置にある局から送信
される応答フレームのみを受信することができる。以
下、基準位置局の下手に数えて離れた順番にある局程、
受信できる応答フレームの数が1ずつ増大するので、基
準位置局を送信状態にしておき基準位置局以外の全ての
局に順次所定形式の応答フレームを送信させて、そのフ
レームの受信の有無を各局に記録させれば、全ての局の
応答フレームの送信が終わった段階での応答フレームの
受信回数を示す数値が、基準位置局を起点とするループ
状伝送路上での各局の接続順序を表す。
【0007】
【実施例】図1に本発明の方法を適用したループ状ネッ
トワークの一実施例を示す。図において、1はループ状
伝送路、2i(iは2桁目の数値、1〜5)は伝送路1に接
続された#i局(iは番号を表す数1〜5)であり、各
局は、データの送受信に関しては同一の構造と機能とを
有する。
【0008】図1の(b) は一つの局、#i局2iの内部を
表すブロック図である。図において2iは#1局21〜#5
局25を代表する一つの局、3は入出力制御部、4は送受
信の管理や演算を行う制御演算部、5は送受信データや
演算結果を格納する記憶部、6は記憶部に格納されてい
るデータを制御演算部からの制御によって入出力制御部
3を介して送信する送信制御部、7は入出力制御部3を
介して入力したデータを制御演算部からの制御によって
記憶部に格納する受信制御部である。
【0009】入出力制御部3は送信制御部6および受信
制御部7と伝送路1との間のデータの入出力を切り換え
る回路部分であり、図1においてスイッチの図記号で示
されるaの状態(送信状態a)に切り換えられている場
合は、送信制御部からのデータを下手(送信方向)に送
信するとともに、下手(受信方向)からのデータは受信
制御部7を介して記憶部5に記録し、内部での処理に可
能にするのみで下手への中継はしない。スイッチの図記
号で示されるbの状態(受信状態b)に切り換えられて
いる場合は、上手からのデータを受信し受信制御部7を
介して記憶部5に記録し内部での処理可能にすると同時
に受信したデータを下手に中継する。
【0010】図1の(a) により伝送路1に接続する各局
の接続順序を検知する方法を、#3局23を伝送路上の基
準位置局として選定した場合を例として説明する。基準
位置局として選定された#3局23は入出力制御部を送信
状態aにし、図2に示す形式の接続位置確認フレームを
送信する。図2においてFPは伝送フレームの一般的な形
式を表し、接続位置確認フレームと接続位置確認フレー
ムに対する応答フレームもこの形式による。伝送フレー
ムは符号DA,SA,CF,D,FCSで示される複数のビットから構
成され、DAはこのフレームを送信する相手先の局番を表
す送信先局番、SAはフレームを送信した局の局番を表す
送信元局番、CFはこのフレームの種類、例えば接続位置
確認フレーム、応答フレームや一般データを表すコード
等の制御部であり、D はこのフレームの本体に当たるデ
ータ、FCS はフレームの正否を検査するための検査用ビ
ットからなるフレーム検査部である。
【0011】再び図1の(a) において、#3局23が最初
に送信した接続位置確認フレームが#1局宛のフレーム
であったとする。このフレームは#3局23より下手にあ
る全局即ち#3局を除く全ての局によって受信され、そ
れぞれの局の記憶部に記録される。#1局はこのフレー
ムが自局宛のものであることが、このフレームの送信先
局番DAから分かるので、この接続位置確認フレームに対
する応答フレームの送信をする。#1局21が送信する応
答フレームは、#1局21より下手にある全局、即ち#1
局21を除く全局において受信され各局の記憶部に#1局
21からの応答フレームとして記録される。次いで、#3
局23は、#1局21からの応答フレームの受信が完了する
と、#2局22へ接続位置確認フレームを送信する。この
場合は、図から明らかなとおり、接続位置確認フレーム
は全局で受信され、#2局22からの応答フレームは、#
3局が送信状態aにあり中継されないので#3局23に到
達するのみで他の局には到達しない。以上に説明の様に
して、#3局は以下#4局24、#5局25までの接続位置
確認フレームを順次送信し、これらのフレームに対する
それぞれの局からの応答フレームを受信した各局におい
て記憶部に記録させる。
【0012】図3は各局の記憶部内に設けられた、接続
位置確認フレームに対する応答フレームの受信の有無を
記録する記憶領域の様式を示す。図においてDi(iは番
号)は#i局2i(iは局番とその局を表す符号の2桁
目)からの応答信号の有無を記録する為の領域で、各局
において接続位置確認フレームを受信し、そのフレーム
が局番iに対するものであることがフレームの送信先局
番DA(図2参照)から認識されるので、このフレームに
続いて受信されるべき応答フレームを待ち、応答フレー
ムが受信される場合は領域Diに1を、応答フレームが受
信されない場合は0を記録する。
【0013】上述のとおりにして#3局23を基準位置局
とし、#3局23から各局毎に送信された接続位置確認フ
レームに対する応答フレームの、全局の送信が終了した
段階での、各局の応答フレームの有無を表1にまとめて
示す。
【0014】
【表1】
【0015】表では左端の欄に応答フレームを送信した
局番が示され、最上欄に左欄に示された送信局からの応
答フレームの受信局が示されている。例えば表の2行目
の#1局の行と縦の#2,#4,#5局の欄の交点の欄
にはそれぞれ1が記入され、#1局が送信した応答フレ
ームは#2,#4,#5局において受信さることが表さ
れている。最下欄は、この欄に対応する欄の最上欄に記
入されている局での応答フレームの受信数を表し、この
数値は図1の(a) の接続の場合の#3局23を起点とし、
信号の流れの下流方向に数える各局の伝送路1への接続
順序に一致する。即ち#3局21を起点とし、下流に向か
って#1局21, #4局24, #5局25,#2局22, の順に
各局が接続されていることを現している。
【0016】#3局23では、各局での応答フレームの受
信結果を伝送路1を経由して集め、表1に示すデータが
容易に得られるのでこのデータから各局の伝送路上の位
置を抽出し、監視装置に登録し監視用データとして使用
することができる。他の局においても#3からのデータ
を受信することによってループ状ネットワーク全体の各
局の接続位置を知ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したとおり、請求項1の発明
は、それぞれの局には自局がデータを送信しない状態の
場合は伝送路の上手からのデータを受信させるとともに
該データを中継して下手に送信させ、自局がデータを送
信する状態の場合は伝送路の上手からのデータは受信さ
せるのみで中継させないようにループ状ネットワークを
構成し、任意に選定した基準位置の局を送信の状態に
し、次いで基準位置局以外の全ての局に予め定められた
形式の応答フレームを順次送信させて、該応答フレーム
の受信の有無を伝送フレーム送信中以外の局に記録さ
せ、該記録結果から伝送路上における各局の接続順序を
特定することを特徴とするので、伝送フレームの伝送処
理のみで現場での確認作業をしなくても伝送路上の各局
の位置を知りうる効果がもたらされる。さらに理論的に
接続位置を示すデータに誤りが入る余地がないので、接
続位置データの信頼性が向上する効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の方法を適用したループ状ネットワー
クの一実施例を示す図であって、(a) はループ状ネット
ワークの全体を示す図、(b) はループ状ネットワークを
構成する一つの局の内部を示すブロック図
【図2】本願発明の方法において使用される伝送フレー
ムの一例を示す図
【図3】接続位置確認フレームに対する応答フレームの
有無を記録するための記憶部内の記憶領域を現す図
【符号の説明】
1 伝送路 21〜25 #1局〜#5局 3 入出力制御部 4 制御演算部 5 記憶部 6 送信制御部 7 受信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−189345(JP,A) 特開 昭57−69954(JP,A) 特開 昭60−10940(JP,A) 特開 平1−190148(JP,A) 特開 平4−38034(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/437

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下手、即ち送信方向と上手、即ち受信方向
    とが一定の一つのループ状の伝送路を介して接続された
    複数個の、それぞれ送信手段と受信手段とを有する局か
    らなるループ状ネットワークにおいて、 それぞれの局には自局がデータを送信しない状態の場合
    は伝送路の上手からのデータを受信させるとともに該デ
    ータを中継して下手に送信させ、自局がデータを送信す
    る状態の場合は伝送路の上手からのデータは受信させる
    のみで中継させないようにループ状ネットワークを構成
    し、 任意に選定した基準位置の局を送信の状態にし、次いで
    基準位置局以外の全ての局に予め定められた形式の応答
    フレームを順次送信させて、該応答フレームの受信の有
    無を応答フレーム送信中以外の局に記録させ、該記録結
    果から伝送路上における各局の接続順序を特定すること
    を特徴とするループ状ネットワークの状態監視方法。
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