JP3117168B2 - 計算機装置 - Google Patents

計算機装置

Info

Publication number
JP3117168B2
JP3117168B2 JP36162392A JP36162392A JP3117168B2 JP 3117168 B2 JP3117168 B2 JP 3117168B2 JP 36162392 A JP36162392 A JP 36162392A JP 36162392 A JP36162392 A JP 36162392A JP 3117168 B2 JP3117168 B2 JP 3117168B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen input
computer device
input device
battery
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36162392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06202768A (ja
Inventor
敦 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP36162392A priority Critical patent/JP3117168B2/ja
Publication of JPH06202768A publication Critical patent/JPH06202768A/ja
Priority to US08/466,331 priority patent/US5478976A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3117168B2 publication Critical patent/JP3117168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を電源とする計算
機装置に関し、特にペン入力装置等の小型入力装置を入
力部とする計算機装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電池を電源とする装置において、
電源電池の残電池エネルギ量を報知する場合には、LE
Dを設けて残電池エネルギ量に応じて点灯パタンを変え
たり、残電池エネルギ量の情報を小型の液晶表示装置に
よって表示することが一般的であった。
【0003】また、上記のような残電池エネルギ量の報
知装置は比較的大型の装置に組み込まれる場合が多かっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペン入
力装置等の小型入力装置を入力部とする計算機装置で
は、入力部内に設けた電源電池の残電池エネルギ量の報
知装置が装備されておらず、そのために電池が寿命切れ
になるまで電池エネルギ量の低下を知ることはできず、
突然に、電池エネルギ切れを起こすことになり、使用者
に対する利便性を欠いていた。
【0005】また、上述の技術を用いて残電池エネルギ
量を表示させようとすると、装置自体が大型化し、通常
手に持って使用するペン入力装置に適用した場合には、
使いづらいものになる虞れがあった。
【0006】仮に、残電池エネルギ量の報知装置を小型
化して計算機装置に装備しても、コストアップを免れ
ず、また、ペン入力装置は紛失する可能性が比較的高い
ことを考えると、できるだけ部品点数を増やさず、問題
を解決することが望まれる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、突然の電池切れによる不便性を解消し、低コストで
且つ使用者の使い勝手が向上した計算機装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の計算機装置は、ペン入力装置を有す
る計算機装置において、前記ペン入力装置に電源を供給
する電池と、前記電池の残容量を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果に応じた前記ペン入力装置によ
る軌跡を表示画面に表示する制御手段とを有することを
特徴とする。請求項2記載の計算機装置は、請求項1記
載の計算機装置において、前記制御手段は、前記検知手
段の検知結果に応じて前記軌跡の色を異ならせることを
特徴とする。請求項3記載の計算機装置は、請求項1記
載の計算機装置において、前記制御手段は、前記検知手
段の検知結果に応じて前記軌跡の太さを異ならせること
を特徴とする。請求項4記載の計算機装置は、請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の計算機装置において、前
記電池と前記検知手段とが前記ペン入力装置内に設けら
れていることを特徴とする。請求項5記載の計算機装置
は、請求項4記載の計算機装置において、前記ペン入力
装置は、前記検知手段の検知結果を所定のビット列に変
換する変換手段と、前記変換手段で変換したビット列を
前記計算機装置本体に送信する送信手段とを有すること
を特徴とする。上記目的を達成するため、請求項記載
の計算機装置は、ペン入力装置により入力を行う計算機
装置であって、前記ペン入力装置から送られてくる前記
ペン入力装置の電源の残容量を示す情報を受信する受信
手段と、前記受信手段で受信した前記情報が示す残容量
に応じた前記ペン入力装置による軌跡を表示画面に表示
する制御手段とを有することを特徴とする。請求項
載の計算機装置は、請求項記載の計算機装置におい
て、前記制御手段は、前記情報が示す残容量に応じて前
記軌跡の色を異ならせることを特徴とする。請求項
載の計算機装置は、請求項記載の計算機装置におい
て、前記制御手段は、前記情報が示す残容量に応じて前
記軌跡の太さを異ならせることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】本発明の計算機装置は、電池の残容量を検出
し、該検出結果に応じてペン入力装置による軌跡を表示
画面に表示する。本発明のペン入力装置は、電池の残容
量を検出し、該検出結果を所定のビット列に変換し、こ
の変換されたビット列を計算機装置に送信する。さら
に、本発明の他の計算機装置は、ペン入力装置の電源の
残容量を受信し、該受信した残容量に応じてペン入力装
置による軌跡を表示画面に表示する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る計算機装
置の概略構成を示すブロック図である。この計算機装置
は、ペン入力部10と、装置本体20とから構成され
る。
【0013】図1において、ペン入力部10は、演算、
判断、処理を実行する第1CPU(判別手段、ビット列
変換手段)101と、ビットパターン(ビット列)や第
1CPU101の処理手順等を記憶する第1ROM10
2と、電源状態を検出するための電圧センサ(検出手
段)103と、ペン入力部10の各部への電源供給を行
う電源電池104と、ペン先に設けられたペン先スイッ
チ105と、磁気信号を生成するための送信コイル10
6aを有し、第1CPU101によって電源状態に応じ
て変換されたビットパターンを磁気信号に変換し、送信
する送信部106と、第1CPU101と各周辺部とを
接続するシステムバス108とにより構成されている。
【0014】一方、装置本体20は、送信コイル106
aからの磁気信号を受ける受信コイル201aを有し、
受信された磁気信号をビットパターンに変換する受信部
201と、ビットパターンからペン入力部10の残電池
エネルギ量の判別等、演算、判断、処理を行う第2CP
U202(第2の判別手段)、電源電池104の残電池
エネルギ量の情報や第2CPU202の演算結果等を格
納する第2RAM(記憶手段)203と、第2CPU2
02の処理手順やデータを格納する第2ROM204
と、第2CPU202と各周辺部を接続するシステムバ
ス205とにより構成されている。
【0015】ペン入力部10内に設けられた電源電池1
04の残電池エネルギ量を電圧センサ部103が電源電
池104の出力電圧値により検出し、その電圧値に応じ
て、第1CPU101(判別手段)が電池エネルギの状
態を複数段階、例えば、“5,4.9,4.8…
[V]”や、“優良可”のように段階分けする。その分
けられた段階に応じて第1ROM102にあらかじめ記
憶されている複数のビットパターンから、第1CPU1
01(ビット列変換手段)が、他のペン入力部10の状
態、例えばタップ状態等の情報を含んだビットパターン
を形成し、送信部106を介して、装置本体20に対し
送出する。
【0016】送出された信号は装置本体20に装備され
た受信部201によって受信され、ビットパターンに変
換される。変換されたビットパターンは第2CPU20
2へ送出され、ペン入力部10の電池エネルギの状態が
判断される。
【0017】判断された電源電池104の残電池エネル
ギ量の情報は第2RAM203に格納され、ペン入力部
10の電池エネルギの状態を報知するためのプログラム
処理、例えばペン軌跡の色を変更する等のプログラム処
理に利用される。
【0018】図2は、図1の電源電池104の残電池エ
ネルギ量の状態とビットパターンとの関係を示す図であ
る。
【0019】本実施例では初期電源電圧を5Vとし、
4.4V以上であれば正常な動作を保証可能な電圧とし
て、電源電池104の残電池エネルギ量の状態を優、
良、可、低の順で4段階で判別する。各段階は、4.9
V以上を優、4.9V〜4.7Vを良、4.7V〜4.
4Vを可、4.4V未満を低と設定してある。
【0020】この優、良、可、低に対応するビットパタ
ーンは2ビット幅を用い、図2に示すようにそれぞれ設
定される。上記ビットパターンはあらかじめ、第1RO
M102に記憶されており、第1CPU101による
優、良、可、低の判断結果に応じて読み出される。
【0021】図3は、本実施例装置の制御動作を示すフ
ローチャートである。
【0022】まず、ステップS1で、第1CPU101
は、電圧センサ部103が検出した電源電池104の出
力電圧値を読みとる。本実施例では残電池エネルギ量を
測定するために電源電池104の出力電圧値を用いてい
るが、電気量を積算する方法を用いてもよい。次のステ
ップS2からステップS4までは、測定した電圧値に応
じて優良可低の4通りの処理に分岐するものである。即
ち、ステップS2で4.9V以上のときステップS5
に、4.9V未満のときステップS3に進む。ステップ
S3では4.9V〜4.7VであればステップS6に、
4.7V未満であればステップS4に進む。ステップS
4では4.7V〜4.4VであればステップS7に、
4.4V未満であればステップS8に進む。
【0023】このようにして、電源電圧値により優、
良、可、低と判断された場合、ステップS5,S6,S
7,S8にそれぞれ進み、例えば、優と判断された場合
にはステップS5で、第1ROM102から優のビット
パターン(0,0)を読み出す。他のステップS6,S
7,S8でも同様に、それぞれ良、可、低に対応するビ
ットパターンを読み出す。次のステップS9では、他の
情報を含んだビットパターンと、上記電源電圧値に応じ
て読み出されたビットパターンとから、図4に示したよ
うな転送ビットパターンを形成する。
【0024】図4は、第1CPU101で形成される転
送ビットパターンの構成を示す図である。このビットパ
ターンは、図4に示したように、有信号部分と無信号部
分とからなり、該有信号部分と無信号部分とを合わせて
1サイクルとするものである。この1サイクルのビット
パターンは1秒間に数回繰り返され、第1CPU101
から送信部106に送出される。
【0025】送信部106に送出された転送ビットパタ
ーンは、ステップS10で、図5に示したような磁気信
号に変換され、装置本体20の受信部201に送出され
る。なお、図5は図4のビットパターンと送信部106
で変換した磁気信号との関係を示す図であり、説明の便
宜上、磁気信号の周波数等は実際の装置のものとは異な
っている。
【0026】次のステップS11では送出された磁気信
号を受信部201内に設けた受信コイル201aによっ
てとらえ、受信部201内で図4に示すビットパターン
に再び変換する。そしてステップS12で、変換された
ビットパターンは第2CPU202により、その有信号
部分から残電池エネルギ量の情報が取り出され、取り出
された残電池エネルギ量の情報は第2CPU202内レ
ジスタまたは第2RAM203に記憶され、本制御動作
を終了する。第2RAM203に記憶された残電池エネ
ルギ量の情報は、残電池エネルギ報知プログラムに利用
される。
【0027】このような報知プログラム処理としては、
例えば、図6(a),(b)に示すようなペン電池能力
低下のメッセージを表示することや、ペンの移動軌跡の
色や太さを変更することが考えられる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の計
算機装置によれば、電池の残容量を検出し、該検出結果
に応じてペン入力装置による軌跡を表示画面に表示する
ので、突然の電池切れによる不便性を解消し、低コスト
で且つ使用者の使い勝手が向上する。請求項6記載の計
算機装置によれば、ペン入力装置の電源の残容量を受信
し、該受信した残容量に応じてペン入力装置による軌跡
を表示画面に表示するので、突然の電池切れによる不便
性を解消し、低コストで且つ使用者の使い勝手が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る計算機装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の電源電池の残電池エネルギ量の状態とビ
ットパターンとの関係を示す図である。
【図3】図1の装置の制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】図1の第1CPUで形成される転送ビットパタ
ーンの構成を示す図である。
【図5】図4のビットパターンと磁気信号との関係を示
す図である。
【図6】図1の第2CPUで処理される残電池エネルギ
報知プログラムの実行結果を示す表示画面である。
【符号の説明】
10 ペン入力部 20 装置本体 101 第1CPU(判別手段、ビット列変換手段) 103 電圧センサ部(検出手段) 104 電源電池 106 送信部 201 受信部 202 第2CPU(第2の判別手段) 203 第2RAM(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/28 G06F 3/03 310 G06F 3/033 360

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン入力装置を有する計算機装置におい
    て、 前記ペン入力装置に電源を供給する電池と、 前記電池の残容量を検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に応じた前記ペン入力装置によ
    る軌跡を表示画面に表示する制御手段とを有することを
    特徴とする計算機装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検知手段の検知結
    果に応じて前記軌跡の色を異ならせることを特徴とする
    請求項1記載の計算機装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記検知手段の検知結
    果に応じて前記軌跡の太さを異ならせることを特徴とす
    る請求項1記載の計算機装置。
  4. 【請求項4】 前記電池と前記検知手段とが前記ペン入
    力装置内に設けられていることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1項に記載の計算機装置。
  5. 【請求項5】 前記ペン入力装置は、前記検知手段の検
    知結果を所定のビット列に変換する変換手段と、 前記変換手段で変換したビット列を前記計算機装置本体
    に送信する送信手段とを有することを特徴とする請求項
    4記載の計算機装置。
  6. 【請求項6】 ペン入力装置により入力を行う計算機装
    置であって、 前記ペン入力装置から送られてくる前記ペン入力装置の
    電源の残容量を示す情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した前記情報が示す残容量に応じた
    前記ペン入力装置による軌跡を表示画面に表示する制御
    手段とを有することを特徴とする計算機装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記情報が示す残容量
    に応じて前記軌跡の色を異ならせることを特徴とする請
    求項記載の計算機装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記情報が示す残容量
    に応じて前記軌跡の太さを異ならせることを特徴とする
    請求項記載の計算機装置。
JP36162392A 1992-08-31 1992-12-28 計算機装置 Expired - Fee Related JP3117168B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36162392A JP3117168B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 計算機装置
US08/466,331 US5478976A (en) 1992-08-31 1995-06-06 Information processing method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36162392A JP3117168B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 計算機装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06202768A JPH06202768A (ja) 1994-07-22
JP3117168B2 true JP3117168B2 (ja) 2000-12-11

Family

ID=18474322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36162392A Expired - Fee Related JP3117168B2 (ja) 1992-08-31 1992-12-28 計算機装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3117168B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014174666A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Ricoh Co Ltd 画像処理システム、及び画像処理装置
JP6690272B2 (ja) * 2016-02-05 2020-04-28 セイコーエプソン株式会社 位置検出システム、自発光指示体、および固有情報取得方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06202768A (ja) 1994-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0684580A2 (en) Position transducer, and method for eliminating noise therefrom
US7034806B2 (en) Virtual keyboard
AUPQ131399A0 (en) A method and apparatus (NPAGE02)
JP3117168B2 (ja) 計算機装置
JP2788680B2 (ja) 電子機器及びそのデータ入出力制御方法
JP3319310B2 (ja) 故障診断回路
CN114816139B (zh) 一种电容屏、电容屏与触控笔的交互方法及存储介质
JPH07264263A (ja) シリアル通信インターフェース装置
JP3288114B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2587918Y2 (ja) 携帯端末装置
JP3690858B2 (ja) 測定データの表示方法
JPH0398189A (ja) Icカード
JP3524466B2 (ja) データ出力装置および方法
JP2973665B2 (ja) プロセス量の表示方法
JPH07253841A (ja) 操作パネル
JP2021175096A (ja) ネットワーク装置
JP2527586B2 (ja) 測走デ―タ収集処理システム
JPS59146398A (ja) 多目的計測装置
JP2797756B2 (ja) 被制御装置の接続判別方式
JPH0523311A (ja) 電子血圧計
JP2791153B2 (ja) 通信装置及び通信方法
JP2589091Y2 (ja) 情報入力装置
EP0616282A1 (en) Display with means for detecting data entry
JPS6186830A (ja) デ−タ処理方式
JPH04358244A (ja) バス使用率測定方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees