JP3524466B2 - データ出力装置および方法 - Google Patents

データ出力装置および方法

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JP3524466B2
JP3524466B2 JP2000116340A JP2000116340A JP3524466B2 JP 3524466 B2 JP3524466 B2 JP 3524466B2 JP 2000116340 A JP2000116340 A JP 2000116340A JP 2000116340 A JP2000116340 A JP 2000116340A JP 3524466 B2 JP3524466 B2 JP 3524466B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンサなどの
外部装置にデータを出力するデータ出力装置および方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなデータ出力装置とし
て、シーケンサなどの外部装置にデータを送信するイン
ライン組込用の測定器が知られており、このような測定
器では、一般的にBCDデータを用いてデータ伝送が行
われている。6桁分のBCDデータをパラレルでデータ
伝送する場合、24(=6桁×4ビット)本の信号線が
必要となるので、複数の測定器をシーケンサに接続しよ
うとすると、その配線コストが高くなってしまう。この
ため、従来ではBCDデータをシリアルで伝送すること
も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、BCD
データをシリアルで伝送する場合、1台のシーケンサに
複数の測定器を接続すると、各測定器からのデータ出力
が不規則なタイミングで行われるため、受取り側である
シーケンサのデータ取り込み処理が複雑になってしまう
という問題があった。また、シーケンサに複数の測定器
を接続する設置作業を複雑にすることなく、更に信号線
の数を減らすことが望まれていた。
【0004】そこで、本発明は、シーケンサなどの外部
装置に複数接続してデータ伝送を行う場合、データを受
け取る側の処理の負担を軽減でき、しかも設置作業の簡
素化を図りつつ、省配線を実現できるデータ出力装置お
よび方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のデータ出力装置は、複数
のデータ出力装置の少なくとも1つと外部装置との間に
接続されたタイミング信号線を介して送信されるタイミ
ング信号に従って、シリアルにデータを前記外部装置に
出力するデータ出力装置であって、前記タイミング信号
を出力するタイミング信号出力手段と、前記タイミング
信号線からタイミング信号を入力するタイミング信号入
力手段と、該タイミング信号線から入力したタイミング
信号と前記タイミング信号出力手段から出力されるタイ
ミング信号とを比較し、双方のタイミング信号が一致し
てマスタであると識別された場合、前記タイミング信号
出力手段から出力されるタイミング信号を前記タイミン
グ信号線に出力する一方、前記双方のタイミング信号が
不一致でスレーブであると識別された場合、前記タイミ
ング信号出力手段から前記タイミング信号線への出力を
停止するマスタ・スレーブ識別制御手段と、前記タイミ
ング信号にしたがって前記データを送信するデータ送信
手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、前記タイミング信号は、複数のデー
タ出力装置の少なくとも1つと前記外部装置との間に接
続されたクロック信号線を介して送信されるクロック信
号に同期して出力されるデータの伝送開始を指示するス
トローブ信号であり、前記クロック信号線に向けて前記
クロック信号を出力するクロック信号出力手段と、前記
クロック信号線からクロック信号を入力するクロック信
号入力手段とを備え、前記マスタ・スレーブ識別制御手
段は、前記マスタであると識別された場合、前記クロッ
ク信号出力手段から出力されるクロック信号を前記クロ
ック信号線に出力する一方、前記スレーブであると識別
された場合、前記クロック信号出力手段から前記クロッ
ク信号線への出力を停止することが好ましい。
【0007】さらに、前記タイミング信号出力手段の出
力線が前記タイミング信号線に接続されるコネクタに装
着された場合、前記双方のタイミング信号が一致するこ
とが好ましい。
【0008】また、前記タイミング信号出力手段の出力
線が前記タイミング信号線に接続されないコネクタに装
着された場合、前記双方のタイミング信号が不一致とな
ることが好ましい。
【0009】請求項5に記載のデータ出力方法は、複数
のデータ出力装置の少なくとも1つと外部装置との間に
接続されたタイミング信号線を介して送信されるタイミ
ング信号に従って、前記データ出力装置からシリアルに
データを前記外部装置に出力するデータ出力方法であっ
て、前記タイミング信号を出力する工程と、前記タイミ
ング信号線からタイミング信号を入力する工程と、前記
出力されたタイミング信号と前記タイミング信号線から
入力したタイミング信号とを比較する工程と、該比較の
結果、双方のタイミング信号が一致してマスタであると
識別された場合、前記タイミング信号を前記タイミング
信号線に出力する工程と、前記比較の結果、双方のタイ
ミング信号が不一致でスレーブであると識別された場
合、前記タイミング信号線への前記タイミング信号の出
力を停止する工程と、前記タイミング信号にしたがって
前記データを送信する工程とを有することを特徴とす
る。
【0010】本発明のデータ出力装置が外部装置に複数
接続される場合、データ出力装置はタイミング信号出力
手段から出力されたタイミング信号とタイミング信号線
から入力したタイミングとを比較し、双方のタイミング
信号が一致してマスタであると識別される場合、タイミ
ング信号線にタイミング信号を出力してマスタとして動
作する。一方、双方のタイミング信号が不一致でスレー
ブであると識別される場合、タイミング信号線からタイ
ミング信号を入力してスレーブとして動作する。したが
って、全てのデータ出力装置は同一のタイミング信号に
したがって外部装置にデータを出力する。
【0011】これにより、データを受け取る側の外部装
置のデータ取り込み処理の負担を軽減できる。また、デ
ータ出力装置を予めマスタあるいはスレーブに設定して
おくことなく、単に外部装置に接続するだけでマスタか
スレーブかを自動的に設定できるので、設置作業の簡素
化を図ることができる。さらに、外部装置に接続される
信号線の数を減らすことができ、更なる省配線を実現で
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のデータ出力装置および方
法の実施の形態について説明する。本実施形態のデータ
出力装置は、変位量を測定するゲージから出力されるパ
ルス信号を計数し、シーケンサなどの外部装置に測定デ
ータを出力する測定器(カウンタ)に適用される。
【0013】図1は実施の形態におけるカウンタの構成
を示す図である。このカウンタ11は、ゲージ14、プ
リンタ16あるいはプリセッタ18等の機器に接続され
た信号線に付属のコネクタが着脱自在に装着されるコネ
クタ21、このコネクタ21に接続された機器を識別す
る接続機器識別回路23、識別された機器に応じて入出
力を切り替える入出力切替回路26、ゲージ14から出
力されたパルス信号を計数する計数回路28、その計数
値と目標値との差分を出力値として演算する演算回路3
1、プリンタ16に出力値などのデータを出力するプリ
ンタ出力回路33、同じく出力値などのデータを表示す
る表示器35、計数値および出力値の出力先をプリンタ
出力回路33あるいは表示器35のどちらかに切り替え
る出力セレクタ37、出力値の公差判定を行う公差判定
出力回路38、出力値をBCDデータに変換するBCD
出力回路40、変換されたBCDデータを外部に出力す
るためのコネクタ41、出力値(デジタル出力データ)
のゲインを変更するために分解能を設定する分解能設定
回路44、デジタル出力データをアナログ出力電圧に変
換するD/A変換回路45、複数の目標値がそれぞれ設
定された複数の目標値設定レジスタ47(1〜n)、複
数の目標値設定レジスタ47(1〜n)のいずれかを選
択するセレクタ49、各目標値設定レジスタ47(1〜
n)に設定される目標値を入力する設定値入力回路5
1、および外部装置からの指示(RS232C、外部選
択信号、キー入力)を選択的に受け付ける選択入力回路
54から構成される。
【0014】カウンタ11のコネクタ21に接続される
ゲージ14は、その先端部がワークに当接することによ
り変位する際の変位量をパルス信号として出力するもの
である。このようなゲージとしては、例えば、分解能1
μm、測定範囲10mm、出力パルス数10ヶ/μmの
性能を有するもの等が挙げられる。尚、ゲージとして
は、変位量に相当する数のパルス信号を出力するものに
限らず、変位量に応じた周期のパルス信号を出力するも
の、あるいは変位量そのものをデジタルデータとして出
力するものなど種々使用可能である。
【0015】また、カウンタ11のコネクタ21に接続
されるプリンタ16は、測定データを印刷するものであ
り、熱転写式、ドットインパクト式、インクジェット式
など種々の方式のものが使用可能である。
【0016】さらに、カウンタ11のコネクタ21に接
続されるプリセッタ18は、目標値設定レジスタ47
(1〜n)に目標値を設定するものであり、その前面に
はテンキーなどが配置されている。
【0017】また、カウンタ11のBCD出力回路40
で変換されたBCDデータを出力するためのコネクタ4
1には、自動測定を行うための制御装置であるシーケン
サ等の外部装置が接続される。シーケンサとの接続につ
いては後述する。尚、自動制御を行うための制御装置と
しは、シーケンサの代わりに、パーソナルコンピュータ
を用いてもよい。
【0018】図2はBCD出力回路の構成を示す図であ
る。BCD出力回路40は、クロック信号を生成してク
ロック信号線61に出力するクロック(CK)出力回路
62、クロック信号線61からクロック信号を入力する
クロック(CK)入力回路63、ストローブ信号(ST
B_OUT)を生成してストローブ信号線(STB1)
65に出力するストローブ信号(STB)出力回路6
6、ストローブ信号線(STB2)67からストローブ
信号(STB_IN)を入力するストローブ信号(ST
B)入力回路69、マスタ・スレーブ識別回路71およ
びデータ(DATA)出力回路72を有する。
【0019】CK出力回路62の出力とクロック(C
K)信号線との間、およびCK入力回路63の入力とク
ロック(CK)信号線との間には、それぞれバッファ7
3、74が設けられている。また、STB出力回路66
の出力とストローブ信号線(STB1)65との間に
は、バッファ75が設けられている。同様に、STB入
力回路69の入力とストローブ信号線(STB2)67
との間にも、バッファ76が設けられている。さらに、
DATA回路72の出力とデータ信号線77との間に
も、バッファ78が設けられている。
【0020】マスタ・スレーブ識別回路71は、STB
出力回路66から出力されるストローブ信号(STB_
OUT)と、ストローブ信号線(STB2)67からの
ストローブ信号(STB_IN)とを入力し、これら2
つのストローブ信号(STB_OUT)、(STB_I
N)に基づき、このカウンタ11がマスタであるかスレ
ーブであるかを識別する。
【0021】マスタであると識別した場合、マスタ・ス
レーブ識別回路71は、CK出力回路62およびSTB
出力回路66にアクティブとなるマスタ出力信号を出力
して作動状態とし、CK入力回路63およびSTB入力
回路69をインアクティブとなるスレーブ出力信号を出
力して非作動状態とする。一方、スレーブであると識別
した場合、マスタ・スレーブ識別回路71はCK入力回
路63およびSTB入力回路69にアクティブとなるス
レーブ出力信号を出力して作動状態とし、CK出力回路
62およびSTB出力回路66をインアクティブとなる
マスタ出力信号を出力して非作動状態とする。
【0022】図3はマスタ・スレーブ識別回路71の構
成を示す図である。マスタ・スレーブ識別回路71は、
コンパレータ82およびラッチ回路84から構成されて
いる。コンパレータ82は入力した2つの前述したスト
ローブ信号(STB_OUT)、(STB_IN)を比
較してラッチ回路84に出力し、ラッチ回路84はコン
パレータ82からの比較出力信号に応じてマスタ出力信
号およびスレーブ出力信号を生成する。
【0023】つぎに、以上示した構成を有するカウンタ
をシーケンサに複数接続して設置する場合の動作を説明
する。図4はシーケンサに複数のカウンタが接続された
場合の信号線の結線を示す図である。ここでは、説明を
簡単にするために2つのカウンタがシーケンサに接続さ
れた場合を示す。シーケンサ91の入力端子P0、P
1、P2、P3、……、Pnに接続された信号線群94
の端部には、カウンタ11の数に応じた複数のコネクタ
92a、92bが設けられており、各コネクタ92a、
92bにカウンタ11のコネクタ41を装着することに
より、複数のカウンタ11がシーケンサ91に接続され
る。
【0024】複数のコネクタのうち、マスタ用コネクタ
92aには、クロック信号線、STB1信号線、STB
2信号線およびデータ線が接続されている。マスタ用コ
ネクタ92aでは、STB1信号線およびSTB2信号
線は短絡されている。その他のスレーブ用コネクタ92
bには、マスタ用コネクタ92aのクロック信号線に接
続されるクロック信号線、マスタ用コネクタ92aのS
TB2信号線に接続されるSTB2信号線、およびシー
ケンサ91の入力端子P3に至るデータ線が接続されて
いる。
【0025】したがって、マスタ用コネクタ92aが装
着されたカウンタ11では、クロック信号線、STB1
信号線およびデータ線の3本がシーケンサ91の入力端
子P0、P1、P2にそれぞれ接続されることになる。
一方、スレーブ用コネクタ92bが装着されたカウンタ
11では、データ線の1本だけがシーケンサの入力端子
P3に接続されることになる。
【0026】図5はマスタ用コネクタおよびスレーブ用
コネクタに各カウンタのコネクタが装着された場合のマ
スタ・スレーブ識別回路の信号の変化を示すタイミング
チャートである。マスタ用コネクタ92aにカウンタ1
1が接続された場合、マスタ用コネクタ92aでは、S
TB1信号線およびSTB2信号線は短絡されているの
で、同図(A)に示すように、STB出力回路66から
出力されるSTB1信号(STB_OUT)とストロー
ブ信号線(STB2)から入力されるSTB2信号(S
TB_IN)とは、同相の信号である。したがって、こ
れらの信号が入力されたコンパレータ82の比較出力は
Lレベルとなり、ラッチ回路84のQ端子からアクティ
ブであることを示すLレベルのマスタ出力信号が出力さ
れ、CK出力回路62およびSTB出力回路66に入力
される。一方、ラッチ回路84の*Q端子からインアク
ティブであることを示すHレベルのスレーブ出力信号が
出力され、CK入力回路63およびSTB入力回路69
に入力される。この結果、マスタ用コネクタ92aに接
続されたカウンタ11は、CK出力回路62を作動させ
てクロック信号線61にクロック信号を出力するととも
に、STB出力回路66を作動させてストローブ信号線
65にストローブ信号(STB1)を出力する。
【0027】つぎに、スレーブ用コネクタ92bにカウ
ンタ11が接続された場合、スレーブ用コネクタ92b
では、ストローブ信号(STB1)線65がオープン
(未使用)であり、かつストローブ信号(STB2)線
67はマスタ用コネクタ92aのストローブ信号(ST
B2)線67に接続されているので、同図(B)に示す
ように、STB出力回路66から出力されるSTB1信
号(STB_OUT)とSTB2信号(STB_IN)
とは、位相の異なった信号となる。したがって、これら
の信号が入力されたコンパレータ82は、その比較出力
としてHレベルのパルス信号を生成する。このHレベル
のパルス信号によりラッチ動作が行われ、ラッチ回路8
4のQ端子からインアクティブであることを示すHレベ
ルのマスタ出力信号が出力され、CK出力回路62およ
びSTB出力回路66に入力される。一方、ラッチ回路
84の*Q端子からアクティブであることを示すLレベ
ルのスレーブ出力信号が出力され、CK入力回路63お
よびSTB入力回路69に入力される。この結果、スレ
ーブ用コネクタ92bに接続されたカウンタ11は、C
K入力回路63を作動させてクロック信号線61からク
ロック信号を入力するとともに、STB入力回路69を
作動させてストローブ信号線67からSTB2信号(S
TB_IN)を入力する。
【0028】このようにストローブ信号線67から入力
したSTB2信号(STB_IN)にしたがって、BC
D出力回路40内のデータ出力回路72は、データ伝送
の開始を判断し、クロック信号に同期してデータ線77
にデータを出力する。このとき、全てのカウンタ11は
同一のクロック信号に同期してデータを出力することに
なるので、データの受取り側であるシーケンサ91は、
各データ線の入力端子P0、P3を介して入力したクロ
ック信号に同期して複数のカウンタ11から同時にデー
タを受信することができる。
【0029】図6はBCD出力回路の各部における信号
の変化を示すタイミングチャートである。BCD出力回
路40では、ストローブ信号(STB_IN)の立ち上
がりでデータ伝送の開始が指示されると、ホールド(H
OLD)信号がLレベルとなってデータが保持される。
そして、クロック(CK)信号の立ち上がりに同期して
取得されたデータはデータ信号線77に出力される。6
桁分のBCDデータを含む1組のデータはストローブ信
号(STB_IN)の立ち上がりから次のストローブ信
号(STB_IN)の立ち上がりまでを1サイクルとし
て伝送される。
【0030】図7は伝送される1組のデータのフォーマ
ットを示す図である。本実施形態では、1組のデータは
32ビットで構成されており、そのうち、6桁分のBC
Dデータ(D1〜D6)には24ビット(=4ビット×
6桁)が割り当てられている。また、D7データの4ビ
ットは、バンクメモリ(BANK)の切り替えビットお
よび符号(SIGN)ビットとして使用される。ここ
で、BANKとは、目標値が設定された目標値設定レジ
スタ47を示しており、上位3ビットによって8つのB
ANK、つまり8つの目標値設定レジスタ47の選択が
可能である。例えば、BANK0、つまり目標値設定レ
ジスタ47(1)には、−NG、OK、NGの3つの公
差判定を行うための2つの目標値が設定されている。ま
た、BANK1〜7、つまり目標値設定レジスタ47
(2〜8)には、−−NG、−NG、OK、+NG、+
+NGの5つの公差判定を行うための4つの目標値が設
定されている。さらに、符号(SIGN)ビットによ
り、各目標値のプラス、マイナスの符号が決定される。
【0031】残りのD8データの4ビットは、モード
(MODE1、MODE2)、ホールド(HOLD)信
号の有無、エラー/正常(NOM)を表すビット群であ
る。モード(MODE1、MODE2)を表すビットに
よって、データの種類、つまり現在値、最大値(MA
X)、最小値(MIN)、差分(TIR)が決定され
る。
【0032】以上示したように、本実施形態では、1台
のシーケンサ91に複数台のカウンタ11を接続する設
置作業を行う場合、シーケンサ91に接続された信号線
群94の端部に設けられた複数のコネクタのうち、マス
タ用コネクタ92aにカウンタ11のコネクタ41を装
着した場合、マスタカウンタとして機能し、それ以外の
スレーブ用コネクタ92bにカウンタ11のコネクタ4
1を装着した場合、スレーブカウンタとして機能する。
したがって、オペレータは、予めカウンタをマスタある
いはスレーブに設定しておく必要がなく、簡単に設置す
ることができる。
【0033】また、カウンタ11からシーケンサ91に
接続されるデータ線以外の信号線は、マスタカウンタか
らのクロック信号線61とストローブ信号線(STB
1)65の2本だけで済ますことができ、全てのカウン
タ11からこれらの信号線を配線する場合に比べて省配
線を実現できる。さらに、シーケンサ91は全てのカウ
ンタ11から出力されるデータを同じクロック信号に同
期して一度に取得できるので、シーケンサ側のデータの
取り込み処理の負担を軽減することができる。
【0034】尚、以上が本発明の実施の形態の説明であ
るが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるも
のではなく、クレームで示した機能、または、実施の形
態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよう
なものであっても適用可能である。例えば、上記実施形
態では、スレーブ用コネクタのストローブ信号線(ST
B1)はオープン(未使用)であったが、マスタ用コネ
クタのストローブ信号線(STB1)に接続させてもよ
い。この場合、コネクタにはマスタ用、スレーブ用の区
別が無くなり、最初のコネクタに接続されたカウンタが
マスタカウンタとなってストローブ信号線(STB1)
のストローブ信号を確立させておくことで、次のコネク
タに接続されるカウンタをスレーブとすることも可能で
ある。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、シーケンサなどの外部
装置に接続してデータ伝送を行う場合、データを受け取
る側の処理の負担を軽減でき、しかも、設置作業の簡素
化を図りつつ、省配線を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるカウンタの構成を示す図で
ある。
【図2】BCD出力回路の構成を示す図である。
【図3】マスタ・スレーブ識別回路の構成を示す図であ
る。
【図4】シーケンサに複数のカウンタが接続された場合
の信号線の結線を示す図である。
【図5】マスタ用コネクタおよびスレーブ用コネクタに
各カウンタのコネクタが装着された場合のマスタ・スレ
ーブ識別回路の信号の変化を示すタイミングチャートで
ある。
【図6】BCD出力回路の各部における信号の変化を示
すタイミングチャートである。
【図7】伝送される1組のデータのフォーマットを示す
図である。
【符号の説明】
11 カウンタ 40 BCD出力回路 41、92a、92b コネクタ 62 クロック(CK)出力回路 63 クロック(CK)入力回路 66 ストローブ信号(STB)出力回路 69 ストローブ信号(STB)入力回路 71 マスタ・スレーブ識別回路 72 データ(DATA)出力回路 82 コンパレータ 84 ラッチ回路 91 シーケンサ 94 信号線群
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−59646(JP,A) 特開 平11−242533(JP,A) 特開 平11−125545(JP,A) 特開 平5−282263(JP,A) 特開 平11−328092(JP,A) 特表2002−508645(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/42 350 G06F 3/00 WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ出力装置の少なくとも1つ
    と外部装置との間に接続されたタイミング信号線を介し
    て送信されるタイミング信号に従って、シリアルにデー
    タを前記外部装置に出力するデータ出力装置であって、 前記タイミング信号を出力するタイミング信号出力手段
    と、 前記タイミング信号線からタイミング信号を入力するタ
    イミング信号入力手段と、 該タイミング信号線から入力したタイミング信号と前記
    タイミング信号出力手段から出力されるタイミング信号
    とを比較し、双方のタイミング信号が一致してマスタで
    あると識別された場合、前記タイミング信号出力手段か
    ら出力されるタイミング信号を前記タイミング信号線に
    出力する一方、前記双方のタイミング信号が不一致でス
    レーブであると識別された場合、前記タイミング信号出
    力手段から前記タイミング信号線への出力を停止するマ
    スタ・スレーブ識別制御手段と、 前記タイミング信号にしたがって前記データを送信する
    データ送信手段とを備えたことを特徴とするデータ出力
    装置。
  2. 【請求項2】 前記タイミング信号は、複数のデータ出
    力装置の少なくとも1つと前記外部装置との間に接続さ
    れたクロック信号線を介して送信されるクロック信号に
    同期して出力されるデータの伝送開始を指示するストロ
    ーブ信号であり、 前記クロック信号線に向けて前記クロック信号を出力す
    るクロック信号出力手段と、 前記クロック信号線からクロック信号を入力するクロッ
    ク信号入力手段とを備え、 前記マスタ・スレーブ識別制御手段は、前記マスタであ
    ると識別された場合、前記クロック信号出力手段から出
    力されるクロック信号を前記クロック信号線に出力する
    一方、前記スレーブであると識別された場合、前記クロ
    ック信号出力手段から前記クロック信号線への出力を停
    止することを特徴とする請求項1記載のデータ出力装
    置。
  3. 【請求項3】 前記タイミング信号出力手段の出力線が
    前記タイミング信号線に接続されるコネクタに装着され
    た場合、前記双方のタイミング信号が一致することを特
    徴とする請求項1記載のデータ出力装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング信号出力手段の出力線が
    前記タイミング信号線に接続されないコネクタに装着さ
    れた場合、前記双方のタイミング信号が不一致となるこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ出力装置。
  5. 【請求項5】 複数のデータ出力装置の少なくとも1つ
    と外部装置との間に接続されたタイミング信号線を介し
    て送信されるタイミング信号に従って、前記データ出力
    装置からシリアルにデータを前記外部装置に出力するデ
    ータ出力方法であって、 前記タイミング信号を出力する工程と、 前記タイミング信号線からタイミング信号を入力する工
    程と、 前記出力されたタイミング信号と前記タイミング信号線
    から入力したタイミング信号とを比較する工程と、 該比較の結果、双方のタイミング信号が一致してマスタ
    であると識別された場合、前記タイミング信号を前記タ
    イミング信号線に出力する工程と、 前記比較の結果、双方のタイミング信号が不一致でスレ
    ーブであると識別された場合、前記タイミング信号線へ
    の前記タイミング信号の出力を停止する工程と、 前記タイミング信号にしたがって前記データを送信する
    工程とを有することを特徴とするデータ出力方法。
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