JP2661583B2 - クロック信号分配装置及び方法 - Google Patents

クロック信号分配装置及び方法

Info

Publication number
JP2661583B2
JP2661583B2 JP7063634A JP6363495A JP2661583B2 JP 2661583 B2 JP2661583 B2 JP 2661583B2 JP 7063634 A JP7063634 A JP 7063634A JP 6363495 A JP6363495 A JP 6363495A JP 2661583 B2 JP2661583 B2 JP 2661583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
receiving
circuit
side selector
selector circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7063634A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08263165A (ja
Inventor
典之 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP7063634A priority Critical patent/JP2661583B2/ja
Publication of JPH08263165A publication Critical patent/JPH08263165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2661583B2 publication Critical patent/JP2661583B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単一のクロック信号を
複数箇所へ同時に送信するクロック信号分配装置に関
し、詳しくは、冗長構成により信頼性を高めたクロック
信号分配装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のクロック信号分配装置を
示す機能ブロック図である。以下、この図面に基づき説
明する。
【0003】従来のクロック信号分配装置は、クロック
信号CLK を送信するクロック信号送信部52,54と、
クロック信号送信部52,54からクロック信号CLK を
受信するクロック信号受信部56とから構成されてい
る。クロック信号受信部56には、クロック信号送信部
52,54から送信されるクロック信号CLK の異常を検
出する異常検出回路58と、異常検出回路58での検出
結果に基づき,正常なクロック信号送信部52,54か
ら送信されたクロック信号CLK を選択する受信側セレク
タ回路60とが設けられている。クロック信号受信部5
6は図示しないが多数設けられており、それぞれの箇所
でクロック信号CLK が例えばマイクロコンピュータ等に
用いられる。
【0004】クロック信号送信部52,54は、それぞ
れ図示しない発振回路等からクロック信号CLK を入力バ
ッファ520,540を介して入力し、出力バッファ5
21,…,541,…を介して複数箇所へ同時に送信す
る。クロック信号受信部56は、入力バッファ561,
562を介して、クロック信号送信部52,54からク
ロック信号CLK を受信する。ここで、受信側セレクタ回
路60がクロック信号送信部54から送信されたクロッ
ク信号CLK を選択しているとする。そして、何らかの理
由によりクロック信号送信部54から正常なクロック信
号CLK が入力されなくなると、異常検出回路58でクロ
ック信号送信部54の異常が検出される。すると、受信
側セレクタ回路60がクロック信号送信部54からクロ
ック信号送信部52に切り換えて、クロック信号CLK を
入力する。このように、従来のクロック信号分配装置に
よれば、信頼性の高いクロック信号CLK の分配が可能と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロック信号分
配装置では、受信側セレクタ回路60で選択されていな
くても常に、クロック信号CLK を送信している。一方、
クロック信号CLK は、極めて高速である。したがって、
出力バッファ521,…,541,…,入力バッファ5
61,562,異常検出回路58等が選択されていない
クロック信号CLKにも同期して動作することにより、無
駄な消費電力が大きいという問題があった。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、無駄な消費電
力を低減できるクロック信号分配装置及び方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、クロック信号を送信
する複数のクロック信号送信部と、これらのクロック信
号送信部からクロック信号を受信するクロック信号受信
部とから構成され、このクロック信号受信部には、前記
複数のクロック信号送信部から送信されるクロック信号
の異常を検出する異常検出回路と、この異常検出回路で
の検出結果に基づき,正常な前記クロック信号送信部か
ら送信されたクロック信号を選択する受信側セレクタ回
路とが設けられた、クロック信号分配装置を改良したも
のである。
【0008】すなわち、前記クロック信号送信部には、
クロック信号を分周する分周回路と、前記受信側セレク
タ回路で当該クロック信号送信部が選択されている場合
はクロック信号をそのまま送信するとともに,前記受信
側セレクタ回路で当該クロック信号送信部が選択されて
いない場合はクロック信号を前記分周回路を介して送信
する送信側セレクタ回路とが設けられたことを特徴とす
るものである。
【0009】また、本発明に係るクロック信号分配方法
は、クロック信号を送信する複数のクロック信号送信部
と、これらのクロック信号送信部からクロック信号を受
信するクロック信号受信部とから構成され、このクロッ
ク信号受信部には、前記複数のクロック信号送信部から
送信されるクロック信号の異常を検出する異常検出回路
と、この異常検出回路での検出結果に基づき,正常な前
記クロック信号送信部から送信されたクロック信号を選
択する受信側セレクタ回路とが設けられた、クロック信
号分配装置に使用されるものである。すなわち、前記受
信側セレクタ回路で選択されている前記クロック信号送
信部は前記クロック信号をそのまま送信するとともに,
前記受信側セレクタ回路で選択されてないクロック信号
送信部は前記クロック信号を分周した後に送信すること
を特徴とするものである。
【0010】
【作用】始めに、受信側セレクタ回路が、複数のクロッ
ク信号送信部のうちのある一つを選択して、そこから送
信されたクロック信号を入力しているとする。このと
き、選択されているクロック信号送信部では、送信側セ
レクタ回路がクロック信号をそのまま送信している。一
方、選択されてないクロック信号送信部では、送信側セ
レクタ回路がクロック信号を分周回路を介して分周した
後に送信している。また、何らかの理由により、選択さ
れているクロック信号送信部から正常なクロック信号が
入力されなくなると、異常検出回路で選択されているク
ロック信号送信部の異常が検出される。すると、受信側
セレクタ回路が他のクロック信号送信部に切り換えて、
クロック信号を入力する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係るクロック信号分配装置
の一実施例を示す機能ブロック図である。以下、この図
面に基づき説明する。ただし、図3と同一部分は同一符
号を付すことにより重複説明を省略する。
【0012】本発明のクロック信号分配装置は、クロッ
ク信号CLK を送信するクロック信号送信部12,14
と、クロック信号送信部12,14からクロック信号CL
K を受信するクロック信号受信部56とから構成されて
いる。クロック信号受信部56には、クロック信号送信
部12,14から送信されるクロック信号CLK の異常を
検出する異常検出回路58と、異常検出回路58での検
出結果に基づき,正常なクロック信号送信部12,14
から送信されたクロック信号CLK を選択する受信側セレ
クタ回路60とが設けられている。クロック信号送信部
12には、クロック信号CLK を分周する分周回路16
と、受信側セレクタ回路60でクロック信号送信部12
が選択されている場合はクロック信号CLK をそのまま送
信するとともに,受信側セレクタ回路60でクロック信
号送信部12が選択されていない場合はクロック信号CL
K を分周回路16を介して送信する送信側セレクタ回路
20とが設けられている。クロック信号送信部14に
は、クロック信号CLK を分周する分周回路18と、受信
側セレクタ回路60でクロック信号送信部14が選択さ
れている場合はクロック信号CLK をそのまま送信すると
ともに,受信側セレクタ回路60でクロック信号送信部
14が選択されていない場合はクロック信号CLK を分周
回路18を介して送信する送信側セレクタ回路22とが
設けられている。
【0013】図2は、本実施例におけるクロック信号分
配装置の要部を74シリーズICを用いて構成した例を
示す回路図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0014】異常検出回路58は、例えば‘74123(Dual
Retriggerable Single Shot) ’と、RSFF(RSフ
リップフロップ)とから構成されている。74123 は単安
定マルチバイブレータ(図示せず)を二個有しており、
この単安定マルチバイブレータは、外付けの抵抗器及び
コンデンサ(図示せず)よって定められた時間内に、ト
リガパルスを入力すれば‘H’レベルを出力し、トリガ
パルスを入力しなければ‘L’レベルを出力する。した
がって、これらの二個の単安定マルチバイブレータの入
力端子1B,2Bに、それぞれ入力バッファ561,5
62の出力端子を接続することにより、クロック信号送
信部12,14から送信されるクロック信号CLK の異常
を検出できる。74123 の反転出力端子1Qバー,2Qバ
ーは、それぞれRSFFの入力端子R,Sに接続されて
いる。
【0015】クロック信号送信部12,14がどちらも
正常であれば、反転出力端子1Qバー,2Qバーはどち
らも‘L’となり、RSFFの出力端子Qは不変であ
る。クロック信号送信部12が正常でクロック信号送信
部14が異常であれば、反転出力端子1Qバー,2Qバ
ーはそれぞれ‘L’,‘H’となり、RSFFの出力端
子Qは‘H’となる。クロック信号送信部12が異常で
クロック信号送信部14が正常であれば、反転出力端子
1Qバー,2Qバーはそれぞれ‘H’,‘L’となり、
RSFFの出力端子Qは‘L’となる。
【0016】送信側セレクタ回路22及び受信側セレク
タ回路60は、例えば‘74157(2 to1 Data Selector
s)’によって構成されている。74157 は、セレクト入力
の‘H’又は‘L’に応じて、データA又はデータBを
出力する機能を有している。
【0017】受信側セレクタ回路60の74157 におい
て、入力端子SELECTにはRSFFの出力端子Qが接続さ
れ、入力端子1A,1Bにはそれぞれ入力バッファ56
1,562の出力端子が接続されている。したがって、
RSFFの出力端子Qが‘H’であれば、入力端子1A
のCLK が出力端子1Yから出力され、RSFFの出力端
子Qが‘L’であれば、入力端子1Bのクロック信号CL
K が出力端子1Yから出力される。
【0018】分周回路18は、例えば‘7490(Decade Co
unter)’によって構成されている。7490は、入力バッフ
ァ540から出力されたクロック信号CLK を入力端子A
から入力して、1/10に分周して出力端子QD から出力す
る。なお、前述した74123 の外付けの抵抗器の抵抗値及
びコンデンサの容量値は、クロック信号CLK を1/10に分
周した信号に対しても、正常と判断するように設定され
ている。
【0019】送信側セレクタ回路22の74157 におい
て、入力端子SELECTにはRSFFの出力端子Qが接続さ
れ、入力端子1Aには7490の出力端子QD が接続され、
入力端子1Bには入力バッファ540の出力端子が接続
されている。したがって、RSFFの出力端子Qが
‘H’であれば、クロック信号CLK を1/10に分周した入
力端子1Aの信号が出力端子1Yから出力され、RSF
Fの出力端子Qが‘L’であれば、入力端子1Bのクロ
ック信号CLK が出力端子1Yから出力される。
【0020】次に、図1及び図2に基づき本発明のクロ
ック信号分配装置の動作を説明する。
【0021】始めに、受信側セレクタ回路60が、クロ
ック信号送信部12を選択して、そこから送信されたク
ロック信号CLK を入力しているとする。このとき、選択
されていなるクロック信号送信部12では、送信側セレ
クタ回路20がクロック信号CLK をそのまま送信してい
る。一方、選択されてないクロック信号送信部14で
は、送信側セレクタ回路22がクロック信号CLK を分周
回路18を介して1/10に分周した後に送信している。し
たがって、出力バッファ541,…,入力バッファ56
2,異常検出回路58等の消費電力は、1/10に低速化さ
れた信号に同期して動作することにより、従来よりも減
少する。
【0022】また、何らかの理由により、選択されてい
るクロック信号送信部12から正常なクロック信号CLK
が入力されなくなると、異常検出回路58でクロック信
号送信部12の異常が検出される。すると、受信側セレ
クタ回路60がクロック信号送信部14に切り換えて、
クロック信号CLK を入力する。
【0023】なお、本発明は、いうまでもなく、上記実
施例に限定されるものではない。例えば、クロック信号
送信部は三個以上としてもよい。また、分周回路は、1/
10に分周するものに限らず、1/N(N>1)に分周す
るものであればどのようなものでもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、選択されてないクロッ
ク信号送信部においてクロック信号を分周した後に送信
するようにしたので、不必要な高周波動作を解消でき、
これにより消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロック信号分配装置の一実施例
を示す機能ブロック図である。
【図2】本実施例におけるクロック信号分配装置の要部
を74シリーズICを用いて構成した例を示す回路図で
ある。
【図3】従来のクロック信号分配装置を示す機能ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
12,14 クロック信号送信部 16,18 分周回路 20,22 送信側セレクタ回路 56 クロック信号受信部 58 異常検出回路 60 受信側セレクタ回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号を送信する複数のクロック
    信号送信部と、これらのクロック信号送信部からクロッ
    ク信号を受信するクロック信号受信部とから構成され、
    このクロック信号受信部には、前記複数のクロック信号
    送信部から送信されるクロック信号の異常を検出する異
    常検出回路と、この異常検出回路での検出結果に基づ
    き,正常な前記クロック信号送信部から送信されたクロ
    ック信号を選択する受信側セレクタ回路とが設けられ
    た、クロック信号分配装置において、 前記クロック信号送信部には、クロック信号を分周する
    分周回路と、前記受信側セレクタ回路で当該クロック信
    号送信部が選択されている場合はクロック信号をそのま
    ま送信するとともに,前記受信側セレクタ回路で当該ク
    ロック信号送信部が選択されていない場合はクロック信
    号を前記分周回路を介して送信する送信側セレクタ回路
    とが設けられたことを特徴とする、クロック信号分配装
    置。
  2. 【請求項2】 前記クロック信号送信部が二個であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のクロック信号分配装置。
  3. 【請求項3】 クロック信号を送信する複数のクロック
    信号送信部と、これらのクロック信号送信部からクロッ
    ク信号を受信するクロック信号受信部とから構成され、
    このクロック信号受信部には、前記複数のクロック信号
    送信部から送信されるクロック信号の異常を検出する異
    常検出回路と、この異常検出回路での検出結果に基づ
    き,正常な前記クロック信号送信部から送信されたクロ
    ック信号を選択する受信側セレクタ回路とが設けられ
    た、クロック信号分配装置において、 前記受信側セレクタ回路で選択されている前記クロック
    信号送信部は前記クロック信号をそのまま送信するとと
    もに,前記受信側セレクタ回路で選択されてないクロッ
    ク信号送信部は前記クロック信号を分周した後に送信す
    ることを特徴とする、クロック信号分配方法。
JP7063634A 1995-03-23 1995-03-23 クロック信号分配装置及び方法 Expired - Lifetime JP2661583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7063634A JP2661583B2 (ja) 1995-03-23 1995-03-23 クロック信号分配装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7063634A JP2661583B2 (ja) 1995-03-23 1995-03-23 クロック信号分配装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08263165A JPH08263165A (ja) 1996-10-11
JP2661583B2 true JP2661583B2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=13234988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7063634A Expired - Lifetime JP2661583B2 (ja) 1995-03-23 1995-03-23 クロック信号分配装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2661583B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08263165A (ja) 1996-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0281307B1 (en) Asynchronous interface and method for coupling data between a data module and a serial asynchronous peripheral
JPH0612905B2 (ja) 通信インターフェイス
JP2661583B2 (ja) クロック信号分配装置及び方法
US20060242472A1 (en) Received data compensating device
JP2958601B2 (ja) データ通信方式
CN111104361B (zh) 串口的端口号查询方法、装置、计算机设备和存储介质
JPS6125348A (ja) デ−タ通信網の通信速度決定通知方法
JP3792556B2 (ja) 通信回線テスト方法
JPS63164555A (ja) 伝送ラインモニタ装置
JPH0546535A (ja) データ転送インタフエース装置
JP2591173B2 (ja) 車両用通信装置
KR100613305B1 (ko) 1비트 직렬 통신용 동기코드 선별 방법 및 장치
JP2623816B2 (ja) 信号伝送方式
KR100242691B1 (ko) 업/다운 카운터의 카운트제어회로
US7515554B2 (en) Half-duplex communication control method
JPH0934810A (ja) 信号送受用集積回路及び半導体集積回路
CN115412392A (zh) Rs-485电路与通信系统
JPH11205396A (ja) シリアル通信装置
JPS60185444A (ja) ステ−タス信号検出方式
JPH0637843A (ja) データ伝送装置
JPS6024750A (ja) 多重信号伝送装置
JPH0991067A (ja) インターフェイス
JPH11284689A (ja) 終端装置および終端装置用集積回路
JP2001325216A (ja) 通信方式切換装置および通信方式切換方法
JPH06236348A (ja) データ伝送方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970513